JPH06113533A - 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置 - Google Patents
電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置Info
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- JPH06113533A JPH06113533A JP26249192A JP26249192A JPH06113533A JP H06113533 A JPH06113533 A JP H06113533A JP 26249192 A JP26249192 A JP 26249192A JP 26249192 A JP26249192 A JP 26249192A JP H06113533 A JPH06113533 A JP H06113533A
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- voltage
- current
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Abstract
(57)【要約】
【目的】負荷が軽い場合におけるスイッチング素子のオ
ン,オフの周波数を低くする。 【構成】昇圧チョッパ回路10は、流れる電流によりイ
ンダンタンスが高いレベルと低いベルに切換わる非線形
チョーク3を用いている。非線形チョーク3は、小さい
電流が流れている場合にはインダンタンスが高いレベル
となり、大きい電流が流れている場合にはインダンタン
スが低いレベルとなる。これにより、負荷が軽い場合に
は、スイッチング素子であるところのFET15のオン
状態における負荷30に加わる電圧の降下率が低下し、
電圧V8が低い値となるが、非線形チョーク3に流れる
電流の上昇率及び降下率が低下し、スイッチング制御回
路21のオン、オフ切換え周期が増大するので、FET
15のオン、オフ周波数を低くすることができる。
ン,オフの周波数を低くする。 【構成】昇圧チョッパ回路10は、流れる電流によりイ
ンダンタンスが高いレベルと低いベルに切換わる非線形
チョーク3を用いている。非線形チョーク3は、小さい
電流が流れている場合にはインダンタンスが高いレベル
となり、大きい電流が流れている場合にはインダンタン
スが低いレベルとなる。これにより、負荷が軽い場合に
は、スイッチング素子であるところのFET15のオン
状態における負荷30に加わる電圧の降下率が低下し、
電圧V8が低い値となるが、非線形チョーク3に流れる
電流の上昇率及び降下率が低下し、スイッチング制御回
路21のオン、オフ切換え周期が増大するので、FET
15のオン、オフ周波数を低くすることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は直流電源からの電圧の昇
圧を行い負荷に電源を供給する電源装置、放電灯点灯装
置及び照明装置に係り、特に負荷が軽い場合にも安定し
て電源を供給することができる電源装置、放電灯点灯装
置及び照明装置に関する。
圧を行い負荷に電源を供給する電源装置、放電灯点灯装
置及び照明装置に係り、特に負荷が軽い場合にも安定し
て電源を供給することができる電源装置、放電灯点灯装
置及び照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放電灯としては、蛍光ランプ等が
商品化されている。このような放電灯を点灯させる放電
灯点灯装置は、放電灯起動時と定格使用時と点灯時で負
荷が変動する。
商品化されている。このような放電灯を点灯させる放電
灯点灯装置は、放電灯起動時と定格使用時と点灯時で負
荷が変動する。
【0003】図7はこのような変動する負荷に電源を供
給する電源装置を示す回路図である。
給する電源装置を示す回路図である。
【0004】図7において、商用交流電源51からの交
流電源電圧は、整流回路52及び平滑コンデンサC11
によって整流及び平滑されて、昇圧チョッパ回路60に
与えられる。昇圧チョッパ回路60は、不連続モードの
昇圧チョッパであり、入力された直流電圧の昇圧を行い
正極性出力端子61と負極性出力端子62による出力端
子対から出力する。正極性出力端子61と負極性出力端
子62の間には負荷80が接続さており、昇圧チョッパ
回路60の出力は、負荷80に供給される。
流電源電圧は、整流回路52及び平滑コンデンサC11
によって整流及び平滑されて、昇圧チョッパ回路60に
与えられる。昇圧チョッパ回路60は、不連続モードの
昇圧チョッパであり、入力された直流電圧の昇圧を行い
正極性出力端子61と負極性出力端子62による出力端
子対から出力する。正極性出力端子61と負極性出力端
子62の間には負荷80が接続さており、昇圧チョッパ
回路60の出力は、負荷80に供給される。
【0005】昇圧チョッパ回路60は、正極性入力端子
がチョーク63の一次巻線L11及びダイオードD11
のアノード・カソード路を介して正極性出力端子61に
接続される。チョーク63の二次巻線L12は、一端が
基準電位点に接続され他端が電流検出回路64に接続さ
れている。電流検出回路64は、二次巻線L12の電圧
の立ち下がりを検出することにより、一次巻線L11に
流れる電流が0になったことを検出するものであり、二
次巻線L12の電圧の立ち下がりを検出した場合には一
次巻線L11に流れる電流が0になったものとしてハイ
レベルの電圧V11をスイッチング制御回路71に供給
し、二次巻線L12の電圧の立ち下がりを検出しなかっ
たた場合にはローレベルの電圧V11をスイッチング制
御回路71に供給する。ダイオードD11のカソードは
出力コンデンサC12を介して負極性出力端子62に接
続される。また昇圧チョッパ回路60は、正極性入力端
子が負極性出力端子62に接続される。
がチョーク63の一次巻線L11及びダイオードD11
のアノード・カソード路を介して正極性出力端子61に
接続される。チョーク63の二次巻線L12は、一端が
基準電位点に接続され他端が電流検出回路64に接続さ
れている。電流検出回路64は、二次巻線L12の電圧
の立ち下がりを検出することにより、一次巻線L11に
流れる電流が0になったことを検出するものであり、二
次巻線L12の電圧の立ち下がりを検出した場合には一
次巻線L11に流れる電流が0になったものとしてハイ
レベルの電圧V11をスイッチング制御回路71に供給
し、二次巻線L12の電圧の立ち下がりを検出しなかっ
たた場合にはローレベルの電圧V11をスイッチング制
御回路71に供給する。ダイオードD11のカソードは
出力コンデンサC12を介して負極性出力端子62に接
続される。また昇圧チョッパ回路60は、正極性入力端
子が負極性出力端子62に接続される。
【0006】チョーク63の一次巻線L11とダイオー
ドD11の接続点は、スイッチング素子であるところの
電界効果トランジスタ(以下FETと呼ぶ)65のドレ
インD・ソースS路及び抵抗R11を介して昇圧チョッ
パ回路60の負極性入力端子に接続される。FET65
のソースSの電圧V12は、スイッチング制御回路71
に供給されるようになっている。
ドD11の接続点は、スイッチング素子であるところの
電界効果トランジスタ(以下FETと呼ぶ)65のドレ
インD・ソースS路及び抵抗R11を介して昇圧チョッ
パ回路60の負極性入力端子に接続される。FET65
のソースSの電圧V12は、スイッチング制御回路71
に供給されるようになっている。
【0007】昇圧チョッパ回路60の正極性入力端子
は、入力電圧検出用の抵抗R12,R13の直列接続を
介して負極性入力端子に接続されており、抵抗R12,
R13の接続点の電圧V13がスイッチング制御回路7
1に供給されるようになっている。
は、入力電圧検出用の抵抗R12,R13の直列接続を
介して負極性入力端子に接続されており、抵抗R12,
R13の接続点の電圧V13がスイッチング制御回路7
1に供給されるようになっている。
【0008】昇圧チョッパ回路60の正極性出力端子6
1は、出力電圧検出用の抵抗R14,R15の直列接続
を介して負極性出力端子62に接続されており、抵抗R
14,R15の接続点の電圧V14がスイッチング制御
回路71に供給されるようになっている。
1は、出力電圧検出用の抵抗R14,R15の直列接続
を介して負極性出力端子62に接続されており、抵抗R
14,R15の接続点の電圧V14がスイッチング制御
回路71に供給されるようになっている。
【0009】スイッチング制御回路71は、電流検出回
路64の電圧V11、FET65のソースSの電圧V1
2、抵抗R12,R13の接続点の電圧V13、抵抗R
14,R15の接続点の電圧V14の検出を行い、この
検出結果に基づいてFET65のゲートGにスイッチン
グ制御信号a11を供給している。
路64の電圧V11、FET65のソースSの電圧V1
2、抵抗R12,R13の接続点の電圧V13、抵抗R
14,R15の接続点の電圧V14の検出を行い、この
検出結果に基づいてFET65のゲートGにスイッチン
グ制御信号a11を供給している。
【0010】スイッチング制御回路71をさらに詳細に
説明すると、抵抗R14,R15の接続点から導かれる
電圧V14は、差動増幅器72の反転入力端子(−)に
供給されている。差動増幅器72の非反転入力端子
(+)には基準電圧V15の基準電圧源E11が接続さ
れている。差動増幅器72の出力端子は、抵抗R16を
介して反転入力端子(−)に接続される。これにより、
差動増幅器72は、電圧V14と基準電圧V15の差の
電圧を増幅して電圧V16として出力する。差動増幅器
72からの電圧V16は乗算器73の一方の入力端子に
供給される。乗算器73の他方の入力端子には、抵抗R
12,R13の接続点の電圧V13が供給される。乗算
器73は、電圧V13と電圧V16との乗算を行い電圧
V17として差動増幅器74の反転入力端子(−)に供
給する。差動増幅器74の非反転入力端子(+)には、
FET65のソースSの電圧V12が供給される。差動
増幅器74は、電圧V12と電圧V17の差の電圧を増
幅して電圧V18としてフリップフロップ75のセット
端子Sに供給する。フリップフロップ75のリセット端
子Rには、電流検出回路64からの電圧V11が供給さ
れる。フリップフロップ75の反転出力端子は、FET
65のゲートGに接続されており、フリップフロップ7
5の反転出力端子からのスイッチング制御信号a11は
FET65のゲートGに供給される。このような接続に
より、スイッチング制御回路71は、FET65に流れ
る電流IF11を制御して、チョーク63の一次巻線L
12に流れる電流IL11を制御している。
説明すると、抵抗R14,R15の接続点から導かれる
電圧V14は、差動増幅器72の反転入力端子(−)に
供給されている。差動増幅器72の非反転入力端子
(+)には基準電圧V15の基準電圧源E11が接続さ
れている。差動増幅器72の出力端子は、抵抗R16を
介して反転入力端子(−)に接続される。これにより、
差動増幅器72は、電圧V14と基準電圧V15の差の
電圧を増幅して電圧V16として出力する。差動増幅器
72からの電圧V16は乗算器73の一方の入力端子に
供給される。乗算器73の他方の入力端子には、抵抗R
12,R13の接続点の電圧V13が供給される。乗算
器73は、電圧V13と電圧V16との乗算を行い電圧
V17として差動増幅器74の反転入力端子(−)に供
給する。差動増幅器74の非反転入力端子(+)には、
FET65のソースSの電圧V12が供給される。差動
増幅器74は、電圧V12と電圧V17の差の電圧を増
幅して電圧V18としてフリップフロップ75のセット
端子Sに供給する。フリップフロップ75のリセット端
子Rには、電流検出回路64からの電圧V11が供給さ
れる。フリップフロップ75の反転出力端子は、FET
65のゲートGに接続されており、フリップフロップ7
5の反転出力端子からのスイッチング制御信号a11は
FET65のゲートGに供給される。このような接続に
より、スイッチング制御回路71は、FET65に流れ
る電流IF11を制御して、チョーク63の一次巻線L
12に流れる電流IL11を制御している。
【0011】図8は図7の従来の電源回路の動作を示す
説明図であり、図8(a)は負荷80として通常の負荷
を用いた場合のFET65に流れる電流IF11を示
し、図8(b)は負荷80として通常の負荷を用いた場
合のチョーク63の一次巻線L12に流れる電流IL1
1を示し、図8(c)は負荷80として重い負荷を用い
た場合の電流IF11を示し、図8(d)は負荷80と
して重い負荷を用いた場合の電流IL11を示し、図8
(e)は負荷80として軽い負荷を用いた場合の電流I
F11を示し、図8(f)は負荷80として軽い負荷を
用いた場合の電流IL11を示している。
説明図であり、図8(a)は負荷80として通常の負荷
を用いた場合のFET65に流れる電流IF11を示
し、図8(b)は負荷80として通常の負荷を用いた場
合のチョーク63の一次巻線L12に流れる電流IL1
1を示し、図8(c)は負荷80として重い負荷を用い
た場合の電流IF11を示し、図8(d)は負荷80と
して重い負荷を用いた場合の電流IL11を示し、図8
(e)は負荷80として軽い負荷を用いた場合の電流I
F11を示し、図8(f)は負荷80として軽い負荷を
用いた場合の電流IL11を示している。
【0012】先ず、負荷80として通常の負荷を用いた
場合について説明する。
場合について説明する。
【0013】図8(a)において、期間T11では、フ
リップフロップ75がハイレベルの出力を行い、FET
65がオン状態になるので、FET65に流れる電流I
F11は、図8(b)に示すチョーク63の一次巻線L
11に流れる電流IL11と同じ電流が流れる。この場
合、チョーク63には逆起電力が発生するので、電流I
F11,IL11は0から所定の傾きで上昇する。この
後、FET65のソースSの電圧V12は、抵抗R11
に流れる電流IF11が上昇することにより上昇し、電
圧V12が乗算器73の電圧V17より大きくなると差
動増幅器74の出力はハイレベルとなる。この状態にお
いて、電流検出回路64の電圧V11はローレベルにな
っているので、フリップフロップ75はセットされ、電
圧a11はローレベルとなり、FET65はオフ状態と
なり、図8(a)の期間T12に示すように、電流IF
11は0となる。電流IF11が0に切換わると、チョ
ーク63の一次巻線L11には、期間T11とは逆の起
電力が発生し、一次巻線L11に蓄積されていたエネル
ギーが放出され、電流IL11は所定の傾きで降下す
る。とすると、期間T12において、出力端子61,6
2間に生じる電圧は一旦上昇してから降下するので、こ
れを検出した電圧V14は、同様に一旦上昇してから降
下する。電流IL11は所定の傾きで降下してから0に
なった時点では、電圧V14は基準電圧V15を下回
り、差動増幅器72からの電圧V16はハイレベルとな
り、差動増幅器74からの電圧V18はローレベルとな
る。この状態において、電流検出回路64は、電流IL
11が0になったことを検出するので、電圧V11はハ
イレベルとなり、フリップフロップ75はリセットさ
れ、電圧a11はハイレベルとなり、FET65はオン
状態となり、電流IF11,IL11は期間T11に示
す状態に切換わる。期間T11及び期間T12では、電
流IL11から電流IF11を引いた電流がダイオード
D11と出力コンデンサC12より成る平滑回路により
平滑及び整流が行われて、負荷80に供給される。これ
により、負荷80に昇圧された直流電流が供給されるこ
とになる。
リップフロップ75がハイレベルの出力を行い、FET
65がオン状態になるので、FET65に流れる電流I
F11は、図8(b)に示すチョーク63の一次巻線L
11に流れる電流IL11と同じ電流が流れる。この場
合、チョーク63には逆起電力が発生するので、電流I
F11,IL11は0から所定の傾きで上昇する。この
後、FET65のソースSの電圧V12は、抵抗R11
に流れる電流IF11が上昇することにより上昇し、電
圧V12が乗算器73の電圧V17より大きくなると差
動増幅器74の出力はハイレベルとなる。この状態にお
いて、電流検出回路64の電圧V11はローレベルにな
っているので、フリップフロップ75はセットされ、電
圧a11はローレベルとなり、FET65はオフ状態と
なり、図8(a)の期間T12に示すように、電流IF
11は0となる。電流IF11が0に切換わると、チョ
ーク63の一次巻線L11には、期間T11とは逆の起
電力が発生し、一次巻線L11に蓄積されていたエネル
ギーが放出され、電流IL11は所定の傾きで降下す
る。とすると、期間T12において、出力端子61,6
2間に生じる電圧は一旦上昇してから降下するので、こ
れを検出した電圧V14は、同様に一旦上昇してから降
下する。電流IL11は所定の傾きで降下してから0に
なった時点では、電圧V14は基準電圧V15を下回
り、差動増幅器72からの電圧V16はハイレベルとな
り、差動増幅器74からの電圧V18はローレベルとな
る。この状態において、電流検出回路64は、電流IL
11が0になったことを検出するので、電圧V11はハ
イレベルとなり、フリップフロップ75はリセットさ
れ、電圧a11はハイレベルとなり、FET65はオン
状態となり、電流IF11,IL11は期間T11に示
す状態に切換わる。期間T11及び期間T12では、電
流IL11から電流IF11を引いた電流がダイオード
D11と出力コンデンサC12より成る平滑回路により
平滑及び整流が行われて、負荷80に供給される。これ
により、負荷80に昇圧された直流電流が供給されるこ
とになる。
【0014】次に負荷80として重い負荷を用いた場合
について説明する。
について説明する。
【0015】負荷80として重い負荷を用いた場合に
は、図8(c)に示す期間T13において、出力端子6
1,62間に生じる電圧は降下率が高く、これを検出し
た電圧V14は、同様に降下率が高く、期間T13から
期間T14に切換わる場合の乗算器73の電圧V17が
高くなる。一方、この場合の電流IF11は、図8
(a)における電流IF11の上昇率と同じなので、F
ET65がオンされる期間T13が図8(a)における
期間T11よりも長くなる。このため、電流IF11
は、図8(a)よりも最大値が大きくなり、図8(d)
に示すように、期間T14が図8(b)における期間T
12より長くなる。これにより、電流IL11から電流
IF11を引いた電流の最大値が大きくなり、負荷80
に供給される電流も大きくなる。
は、図8(c)に示す期間T13において、出力端子6
1,62間に生じる電圧は降下率が高く、これを検出し
た電圧V14は、同様に降下率が高く、期間T13から
期間T14に切換わる場合の乗算器73の電圧V17が
高くなる。一方、この場合の電流IF11は、図8
(a)における電流IF11の上昇率と同じなので、F
ET65がオンされる期間T13が図8(a)における
期間T11よりも長くなる。このため、電流IF11
は、図8(a)よりも最大値が大きくなり、図8(d)
に示すように、期間T14が図8(b)における期間T
12より長くなる。これにより、電流IL11から電流
IF11を引いた電流の最大値が大きくなり、負荷80
に供給される電流も大きくなる。
【0016】次に負荷80として軽い負荷を用いた場合
について説明する。
について説明する。
【0017】負荷80として軽い負荷を用いた場合に
は、図8(e)に示す期間T15において、出力端子6
1,62に生じる場合の電圧の降下率が低く、期間T1
5から期間T16に切換わる場合の乗算器73の電圧V
17は低くなる。この場合の電流IF11は、図8
(a)における電流IF11の上昇率と同じなので、F
ET65がオンされる期間T13が図8(a)における
期間T11よりも短くなる。このため、電流IF11
は、図8(a)よりも最大値が小さくなり、図8(f)
に示すように、期間T14が図8(b)における期間T
12より短くなる。これにより、電流IL11から電流
IF11を引いた電流の最大値が小さくなり、負荷80
に供給される電流も小さくなる。
は、図8(e)に示す期間T15において、出力端子6
1,62に生じる場合の電圧の降下率が低く、期間T1
5から期間T16に切換わる場合の乗算器73の電圧V
17は低くなる。この場合の電流IF11は、図8
(a)における電流IF11の上昇率と同じなので、F
ET65がオンされる期間T13が図8(a)における
期間T11よりも短くなる。このため、電流IF11
は、図8(a)よりも最大値が小さくなり、図8(f)
に示すように、期間T14が図8(b)における期間T
12より短くなる。これにより、電流IL11から電流
IF11を引いた電流の最大値が小さくなり、負荷80
に供給される電流も小さくなる。
【0018】このように従来の電源回路では、負荷80
に対応して、FET65のオン,オフの周波数を制御し
て、負荷80に電源を供給している。ここで負荷80と
して放電灯を点灯させる放電灯点灯装置を用いた場合
に、放電灯起動時には軽い負荷となり、定格使用時では
通常の負荷となる。ところが、放電灯起動時の負荷が軽
すぎた場合には、FET65のオン,オフの周波数がス
イッチング制御回路71の応答速度に限界を生じる程高
くなり、安定動作を行えなくなって間欠動作を起こし、
負荷80に供給される電圧に異常を生じさせる。このた
め、従来の電源装置は、広い範囲で変動する負荷に電源
を供給することができなかった。
に対応して、FET65のオン,オフの周波数を制御し
て、負荷80に電源を供給している。ここで負荷80と
して放電灯を点灯させる放電灯点灯装置を用いた場合
に、放電灯起動時には軽い負荷となり、定格使用時では
通常の負荷となる。ところが、放電灯起動時の負荷が軽
すぎた場合には、FET65のオン,オフの周波数がス
イッチング制御回路71の応答速度に限界を生じる程高
くなり、安定動作を行えなくなって間欠動作を起こし、
負荷80に供給される電圧に異常を生じさせる。このた
め、従来の電源装置は、広い範囲で変動する負荷に電源
を供給することができなかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電源装
置では、負荷が軽すぎる場合には、スイッチング素子の
オン,オフの周波数がスイッチング制御回路の応答速度
に限界を生じる程高くなり、安定動作を行えなくなって
間欠動作を起こし、負荷に供給される電圧に異常を生じ
させる。このため、従来の電源装置は、広い範囲で変動
する負荷に電源を供給することができなかった。
置では、負荷が軽すぎる場合には、スイッチング素子の
オン,オフの周波数がスイッチング制御回路の応答速度
に限界を生じる程高くなり、安定動作を行えなくなって
間欠動作を起こし、負荷に供給される電圧に異常を生じ
させる。このため、従来の電源装置は、広い範囲で変動
する負荷に電源を供給することができなかった。
【0020】そこで本発明は、負荷が軽い場合における
スイッチング素子のオン,オフの周波数を低くすること
ができる電源装置の提供することを目的とするものであ
る。
スイッチング素子のオン,オフの周波数を低くすること
ができる電源装置の提供することを目的とするものであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明に
よる電源装置は、直流電源からの電圧の昇圧を行い負荷
に供給する電源装置であって、前記直流電源から前記負
荷に電流を供給する経路に設けられ、通流する電流が小
さくなることによりインダンタンスが高いレベルに切換
わるインダクタと、このインダクタを介して前記直流電
源の出力端子間を短絡可能に設けられたスイッチング素
子と、ダイオードを介して前記スイッチング素子に並列
的に設けられたコンデンサと、前記インダクタに流れる
電流及びスイッチング素子に流れる電流の検出を行うと
ともに、前記負荷に加わる電圧を検出し、該負荷に加わ
る電圧から電流基準値を作成し、該スイッチング素子に
流れる電流がこの基準値を越えた場合には、該スイッチ
ング素子をオフに切換えるとともに、該インダクタに流
れる電流が0になった場合には、該スイッチング素子を
オン状態に切換えるスイッチング制御回路とを具備した
ことを特徴とする。
よる電源装置は、直流電源からの電圧の昇圧を行い負荷
に供給する電源装置であって、前記直流電源から前記負
荷に電流を供給する経路に設けられ、通流する電流が小
さくなることによりインダンタンスが高いレベルに切換
わるインダクタと、このインダクタを介して前記直流電
源の出力端子間を短絡可能に設けられたスイッチング素
子と、ダイオードを介して前記スイッチング素子に並列
的に設けられたコンデンサと、前記インダクタに流れる
電流及びスイッチング素子に流れる電流の検出を行うと
ともに、前記負荷に加わる電圧を検出し、該負荷に加わ
る電圧から電流基準値を作成し、該スイッチング素子に
流れる電流がこの基準値を越えた場合には、該スイッチ
ング素子をオフに切換えるとともに、該インダクタに流
れる電流が0になった場合には、該スイッチング素子を
オン状態に切換えるスイッチング制御回路とを具備した
ことを特徴とする。
【0022】
【作用】このような構成によれば、負荷が軽い場合に
は、スイッチング素子のオン状態における負荷に加わる
電圧の降下率が低下し、スイッチング制御回路が作成す
る電流基準値が低い値となるが、負荷が軽いためにイン
ダクタに流れる電流が小さいので、インダクタのインダ
クタンスが高いレベルとなり、インダクタに流れる電流
の上昇率及び降下率が低下し、スイッチング制御回路の
オン、オフ切換え周期が増大する。これにより、スイッ
チング素子のオン、オフ周波数を低くすることができ
る。
は、スイッチング素子のオン状態における負荷に加わる
電圧の降下率が低下し、スイッチング制御回路が作成す
る電流基準値が低い値となるが、負荷が軽いためにイン
ダクタに流れる電流が小さいので、インダクタのインダ
クタンスが高いレベルとなり、インダクタに流れる電流
の上昇率及び降下率が低下し、スイッチング制御回路の
オン、オフ切換え周期が増大する。これにより、スイッ
チング素子のオン、オフ周波数を低くすることができ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0024】図1は本発明に係る電源装置の一実施例を
放電灯点灯装置に適用した場合を示す回路図である。
放電灯点灯装置に適用した場合を示す回路図である。
【0025】図1において、商用交流電源1からの交流
電源電圧は、整流回路2及び平滑コンデンサC1によっ
て整流及び平滑されて、昇圧チョッパ回路10に与えら
れる。昇圧チョッパ回路10は、不連続モードの昇圧チ
ョッパであり、入力された直流電圧の昇圧を行い正極性
出力端子11と負極性出力端子12による出力端子対か
ら出力し、負荷30に供給する。
電源電圧は、整流回路2及び平滑コンデンサC1によっ
て整流及び平滑されて、昇圧チョッパ回路10に与えら
れる。昇圧チョッパ回路10は、不連続モードの昇圧チ
ョッパであり、入力された直流電圧の昇圧を行い正極性
出力端子11と負極性出力端子12による出力端子対か
ら出力し、負荷30に供給する。
【0026】昇圧チョッパ回路10は、インダクタとし
て流れる電流によりインダンタンスが高いレベルと低い
ベルに切換わる非線形チョーク3を用いている。非線形
チョーク3は、小さい電流が流れている場合にはインダ
ンタンスが高いレベルとなり、大きい電流が流れている
場合にはインダンタンスが低いレベルとなる。昇圧チョ
ッパ回路10の正極性入力端子は、非線形チョーク3の
一次巻線L1及びダイオードD1のアノード・カソード
路を介して正極性出力端子11に接続される。電流検出
回路14は、チョーク3の二次巻線L2の電圧を検出す
ることにより、一次巻線L1に流れる電流が0になった
ことを検出するものであり、一次巻線L1に流れる電流
が0になったことを検出した場合にはハイレベルの電圧
V1をスイッチング制御回路21に供給し、それ以外の
場合にはローレベルの電圧V1をスイッチング制御回路
21に供給する。ダイオードD1のカソードは出力コン
デンサC2を介して負極性出力端子に接続される。昇圧
チョッパ回路10の負極性入力端子は負極性出力端子1
2に接続される。
て流れる電流によりインダンタンスが高いレベルと低い
ベルに切換わる非線形チョーク3を用いている。非線形
チョーク3は、小さい電流が流れている場合にはインダ
ンタンスが高いレベルとなり、大きい電流が流れている
場合にはインダンタンスが低いレベルとなる。昇圧チョ
ッパ回路10の正極性入力端子は、非線形チョーク3の
一次巻線L1及びダイオードD1のアノード・カソード
路を介して正極性出力端子11に接続される。電流検出
回路14は、チョーク3の二次巻線L2の電圧を検出す
ることにより、一次巻線L1に流れる電流が0になった
ことを検出するものであり、一次巻線L1に流れる電流
が0になったことを検出した場合にはハイレベルの電圧
V1をスイッチング制御回路21に供給し、それ以外の
場合にはローレベルの電圧V1をスイッチング制御回路
21に供給する。ダイオードD1のカソードは出力コン
デンサC2を介して負極性出力端子に接続される。昇圧
チョッパ回路10の負極性入力端子は負極性出力端子1
2に接続される。
【0027】非線形チョーク3の一次巻線L1とダイオ
ードD1の接続点は、FET15のドレインD・ソース
S路及び抵抗R1を介して昇圧チョッパ回路10の負極
性入力端子に接続される。
ードD1の接続点は、FET15のドレインD・ソース
S路及び抵抗R1を介して昇圧チョッパ回路10の負極
性入力端子に接続される。
【0028】昇圧チョッパ回路10の正極性入力端子
は、入力電圧検出用の抵抗R2,R3の直列接続を介し
て負極性入力端子に接続されている。昇圧チョッパ回路
10の正極性出力端子11は、出力電圧検出用の抵抗R
4,R5の直列接続を介して負極性出力端子12に接続
されている。
は、入力電圧検出用の抵抗R2,R3の直列接続を介し
て負極性入力端子に接続されている。昇圧チョッパ回路
10の正極性出力端子11は、出力電圧検出用の抵抗R
4,R5の直列接続を介して負極性出力端子12に接続
されている。
【0029】スイッチング制御回路21をさらに詳細に
説明すると、抵抗R4,R5の接続点は差動増幅器22
の反転入力端子(−)に接続されている。差動増幅器2
2の非反転入力端子(+)には基準電圧V5の基準電圧
源E1が接続されている。差動増幅器22の出力端子
は、抵抗R6を介して反転入力端子(−)に接続され
る。このように接続により差動増幅器22は、抵抗R
4,R5の接続点の電圧V4と基準電圧V5の差の電圧
を増幅して電圧V6として出力する。差動増幅器22か
らの電圧V6は乗算器23の一方の入力端子に供給され
る。乗算器23の他方の入力端子には、抵抗R2,R3
の接続点の電圧V3が供給される。乗算器23は、電圧
V3と電圧V6との乗算を行い電圧V7として差動増幅
器24の反転入力端子(−)に供給する。差動増幅器2
4の非反転入力端子(+)には、FET15のソースS
の電圧V2が供給される。差動増幅器24は、電圧V2
と電圧V7の差の電圧を増幅して電圧V8としてフリッ
プフロップ25のセット端子Sに供給する。フリップフ
ロップ25のリセット端子Rには、電流検出回路14の
二次巻線L2の電圧V1が供給される。フリップフロッ
プ25の反転出力端子は、FET15のゲートGに接続
されており、フリップフロップ25の反転出力端子から
のスイッチング制御信号a1はFET15のゲートGに
供給される。
説明すると、抵抗R4,R5の接続点は差動増幅器22
の反転入力端子(−)に接続されている。差動増幅器2
2の非反転入力端子(+)には基準電圧V5の基準電圧
源E1が接続されている。差動増幅器22の出力端子
は、抵抗R6を介して反転入力端子(−)に接続され
る。このように接続により差動増幅器22は、抵抗R
4,R5の接続点の電圧V4と基準電圧V5の差の電圧
を増幅して電圧V6として出力する。差動増幅器22か
らの電圧V6は乗算器23の一方の入力端子に供給され
る。乗算器23の他方の入力端子には、抵抗R2,R3
の接続点の電圧V3が供給される。乗算器23は、電圧
V3と電圧V6との乗算を行い電圧V7として差動増幅
器24の反転入力端子(−)に供給する。差動増幅器2
4の非反転入力端子(+)には、FET15のソースS
の電圧V2が供給される。差動増幅器24は、電圧V2
と電圧V7の差の電圧を増幅して電圧V8としてフリッ
プフロップ25のセット端子Sに供給する。フリップフ
ロップ25のリセット端子Rには、電流検出回路14の
二次巻線L2の電圧V1が供給される。フリップフロッ
プ25の反転出力端子は、FET15のゲートGに接続
されており、フリップフロップ25の反転出力端子から
のスイッチング制御信号a1はFET15のゲートGに
供給される。
【0030】負荷30は、インバータ301と、バラス
ト用コイルL30と、始動用コンデンサC30と、放電
灯302からから成る。
ト用コイルL30と、始動用コンデンサC30と、放電
灯302からから成る。
【0031】インバータ301は、出力端子11,12
間に電源電圧が供給されることにより出力端子対から周
波数電圧を出力する。インバータ301の出力端子対の
間には始動用コンデンサC30と放電灯302との直列
接続が接続されている。放電灯302には始動用コンデ
ンサC30が並列に接続される。このような接続により
インバータ301は放電灯302を点灯させる。
間に電源電圧が供給されることにより出力端子対から周
波数電圧を出力する。インバータ301の出力端子対の
間には始動用コンデンサC30と放電灯302との直列
接続が接続されている。放電灯302には始動用コンデ
ンサC30が並列に接続される。このような接続により
インバータ301は放電灯302を点灯させる。
【0032】図2は図1の非線形チョーク3を示す断面
図である。
図である。
【0033】図2において、非線形チョーク3は、磁芯
101の中足部102に巻線部111を取付けた構造に
なっている。
101の中足部102に巻線部111を取付けた構造に
なっている。
【0034】磁芯101は、ケイ素鋼板を積層すること
により、枠状の外側部103と、この外側部103を左
右に分割する四角柱状の中足部102を形成したもので
ある。中足部102は、一端側が外側部103と接続
し、他端側が外側部103との間に隙間を形成する。中
足部102の他端側のは、左右両側に切欠き部105,
106を形成することにより幅の狭い突起部104を形
成している。
により、枠状の外側部103と、この外側部103を左
右に分割する四角柱状の中足部102を形成したもので
ある。中足部102は、一端側が外側部103と接続
し、他端側が外側部103との間に隙間を形成する。中
足部102の他端側のは、左右両側に切欠き部105,
106を形成することにより幅の狭い突起部104を形
成している。
【0035】巻線部110は、ボビン体111に図示し
ない一次コイルL1を巻き付け、まきその外側に絶縁部
112を介して二次コイルL2を巻き付けたものであ
る。
ない一次コイルL1を巻き付け、まきその外側に絶縁部
112を介して二次コイルL2を巻き付けたものであ
る。
【0036】図3はこのような非線形チョーク3のイン
ダクタンスLと電流IL1の関係を示すグラフであり、
縦線にインダクタンスを取り、横線に電流IL1を取っ
ている。
ダクタンスLと電流IL1の関係を示すグラフであり、
縦線にインダクタンスを取り、横線に電流IL1を取っ
ている。
【0037】図3において非線形チョーク3の一次巻線
に流れる電流IL1がIa以下の場合には、一次巻線L
1が形成する磁束が小さく、中足部102の磁束が突起
部104のみを通って外側部101に向かうので、イン
ダクタンスLが高いレベルLaとなるが、この状態か
ら、一次巻線L1に流れる電流IL1がIaより大きく
なると、一次巻線L1が形成する中足部102の磁束
が、突起部104で飽和し、突起部104に加えて切欠
き部105,106を通って外側部102に向かうの
で、インダクタンスLが低下する。一次巻線L1に流れ
る電流IL1がIbより大きくなると、中足部102の
磁束が切欠き部105,106を完全に通るようになる
ので、インダクタンスLが低いレベルLbで一旦安定す
る。一次巻線L1に流れる電流IL1がIcより小さく
なると、中足部102の磁束が飽和するので、インダク
タンスがレベルLbよりも低下する。
に流れる電流IL1がIa以下の場合には、一次巻線L
1が形成する磁束が小さく、中足部102の磁束が突起
部104のみを通って外側部101に向かうので、イン
ダクタンスLが高いレベルLaとなるが、この状態か
ら、一次巻線L1に流れる電流IL1がIaより大きく
なると、一次巻線L1が形成する中足部102の磁束
が、突起部104で飽和し、突起部104に加えて切欠
き部105,106を通って外側部102に向かうの
で、インダクタンスLが低下する。一次巻線L1に流れ
る電流IL1がIbより大きくなると、中足部102の
磁束が切欠き部105,106を完全に通るようになる
ので、インダクタンスLが低いレベルLbで一旦安定す
る。一次巻線L1に流れる電流IL1がIcより小さく
なると、中足部102の磁束が飽和するので、インダク
タンスがレベルLbよりも低下する。
【0038】図4は図1の電源回路の動作を示す説明図
であり、図4(a)は負荷30として通常の負荷を用い
た場合のFET15に流れる電流IF1を示し、図4
(b)は負荷30として通常の負荷を用いた場合の非線
形チョーク3の一次巻線L1に流れる電流IL1を示
し、図4(c)は負荷30として重い負荷を用いた場合
負荷が大きい場合の電流IF1を示し、図4(d)は負
荷30として重い負荷を用いた場合の電流IL1を示
し、図4(e)は負荷30として軽い負荷を用いた場合
の電流IF1を示し、図4(f)は負荷30として軽い
負荷を用いた場合の電流IL1を示している。
であり、図4(a)は負荷30として通常の負荷を用い
た場合のFET15に流れる電流IF1を示し、図4
(b)は負荷30として通常の負荷を用いた場合の非線
形チョーク3の一次巻線L1に流れる電流IL1を示
し、図4(c)は負荷30として重い負荷を用いた場合
負荷が大きい場合の電流IF1を示し、図4(d)は負
荷30として重い負荷を用いた場合の電流IL1を示
し、図4(e)は負荷30として軽い負荷を用いた場合
の電流IF1を示し、図4(f)は負荷30として軽い
負荷を用いた場合の電流IL1を示している。
【0039】先ず、負荷30として通常の負荷を用いた
場合について説明する。
場合について説明する。
【0040】図4(a)において、この場合に非線形チ
ョーク3に流れる電流IL1の最大値ImaxはIb<
Imax≦Icとする。
ョーク3に流れる電流IL1の最大値ImaxはIb<
Imax≦Icとする。
【0041】図4(a)及び図4(b)において、FE
T15がオン状態となる期間T1では、まず、非線形チ
ョーク3には図3のインダクタンスL=Laによる逆起
電力が発生するので、電流IF1と電流IL1がインダ
クタンスL=Laにより設定された傾きA1で上昇す
る。この後、非線形チョーク3には図3のインダクタン
スL=Lbによる逆起電力が発生するので、電流IF1
と電流IL1がインダクタンスL=Lbにより設定され
た傾きB1(A1<B1)で上昇する。電流IL1がI
maxに到達すると、FET15のソースSの電圧V2
が乗算器23の電圧V7より大きくなり、差動増幅器2
4の出力はハイレベルとなる。この状態において、電流
検出回路14の電圧V1はローレベルになっているの
で、フリップフロップ25はセットされ、FET15は
オフ状態となり、期間T1から期間T2に切換わり、図
4(a)に示すように、電流IF1は0となる。とする
と、非線形チョーク3の一次巻線L1には、期間T1と
は逆の起電力が発生し、電流IL1は、まずインダクタ
ンスL=Lb、出力コンデンサC2及び負荷30により
により設定された傾きB2で降下してから、インダクタ
ンスL=La、出力コンデンサC2及び負荷30により
により設定された傾きA2で降下する。電圧V4は、電
流IL1が傾きA2で降下してから0になった時点で
は、電圧V4は基準電圧V5を下回り、差動増幅器22
からの電圧V6はハイレベルとなり、差動増幅器24か
らの電圧V8はローレベルとなる。この状態において、
電流検出回路14の電圧V1はハイレベルになっている
ので、フリップフロップ25はリセットされ、FET1
5はオン状態となり、電流IF1,IL1は期間T1に
示す状態に切換わる。 次に負荷30として重い負荷を
用いた場合について説明する。但しのこ場合には電流I
L1の最大値は図3のIcを越えないようなに負荷30
を設定する。
T15がオン状態となる期間T1では、まず、非線形チ
ョーク3には図3のインダクタンスL=Laによる逆起
電力が発生するので、電流IF1と電流IL1がインダ
クタンスL=Laにより設定された傾きA1で上昇す
る。この後、非線形チョーク3には図3のインダクタン
スL=Lbによる逆起電力が発生するので、電流IF1
と電流IL1がインダクタンスL=Lbにより設定され
た傾きB1(A1<B1)で上昇する。電流IL1がI
maxに到達すると、FET15のソースSの電圧V2
が乗算器23の電圧V7より大きくなり、差動増幅器2
4の出力はハイレベルとなる。この状態において、電流
検出回路14の電圧V1はローレベルになっているの
で、フリップフロップ25はセットされ、FET15は
オフ状態となり、期間T1から期間T2に切換わり、図
4(a)に示すように、電流IF1は0となる。とする
と、非線形チョーク3の一次巻線L1には、期間T1と
は逆の起電力が発生し、電流IL1は、まずインダクタ
ンスL=Lb、出力コンデンサC2及び負荷30により
により設定された傾きB2で降下してから、インダクタ
ンスL=La、出力コンデンサC2及び負荷30により
により設定された傾きA2で降下する。電圧V4は、電
流IL1が傾きA2で降下してから0になった時点で
は、電圧V4は基準電圧V5を下回り、差動増幅器22
からの電圧V6はハイレベルとなり、差動増幅器24か
らの電圧V8はローレベルとなる。この状態において、
電流検出回路14の電圧V1はハイレベルになっている
ので、フリップフロップ25はリセットされ、FET1
5はオン状態となり、電流IF1,IL1は期間T1に
示す状態に切換わる。 次に負荷30として重い負荷を
用いた場合について説明する。但しのこ場合には電流I
L1の最大値は図3のIcを越えないようなに負荷30
を設定する。
【0042】負荷30として重い負荷を用いた場合に
は、図4(c)に示す期間T3において、出力端子1
1,12間に生じる電圧は降下率が高く、これを検出し
た電圧V4は、同様に降下率が高く、期間T3から期間
T4に切換わる場合の乗算器23の電圧V7は高くな
り、一方、この状態では非線形チョーク3には図4
(a)と同様のレベルまで図3のインダクタンスL=L
aによる逆起電力が発生してから図3のインダクタンス
L=Lbによる逆起電力が発生するので、電流IF1
は、図4(a)における傾きA1と同じ傾きA1で同じ
レベルまで上昇してから図4(a)における傾きB1と
同じ傾きB1で上昇するので、FET15がオンされる
期間T3が図4(a)における期間T1よりも長くな
る。このため、電流IF1は、図4(a)よりも最大値
が大きくなる。一方、期間T4において、電流IF1
は、図4(b)における傾きB2と同じ傾きB2で同じ
レベルまで降下してから図4(b)における傾きA2と
同じ傾きA2で降下するので、図4(d)に示すよう
に、期間T4が図4(b)における期間T2より長くな
る。しかしながら、傾きB1は、十分が大きいので、期
間T3(T4)と期間T1(T2)間の差を十分小さく
することができる。
は、図4(c)に示す期間T3において、出力端子1
1,12間に生じる電圧は降下率が高く、これを検出し
た電圧V4は、同様に降下率が高く、期間T3から期間
T4に切換わる場合の乗算器23の電圧V7は高くな
り、一方、この状態では非線形チョーク3には図4
(a)と同様のレベルまで図3のインダクタンスL=L
aによる逆起電力が発生してから図3のインダクタンス
L=Lbによる逆起電力が発生するので、電流IF1
は、図4(a)における傾きA1と同じ傾きA1で同じ
レベルまで上昇してから図4(a)における傾きB1と
同じ傾きB1で上昇するので、FET15がオンされる
期間T3が図4(a)における期間T1よりも長くな
る。このため、電流IF1は、図4(a)よりも最大値
が大きくなる。一方、期間T4において、電流IF1
は、図4(b)における傾きB2と同じ傾きB2で同じ
レベルまで降下してから図4(b)における傾きA2と
同じ傾きA2で降下するので、図4(d)に示すよう
に、期間T4が図4(b)における期間T2より長くな
る。しかしながら、傾きB1は、十分が大きいので、期
間T3(T4)と期間T1(T2)間の差を十分小さく
することができる。
【0043】次に負荷30として軽い負荷を用いた場合
について説明する。
について説明する。
【0044】負荷30として軽い負荷を用いた場合に
は、図4(e)に示す期間T5において、電流IF1と
電流IL1は、インダクタンスL=Laにより設定され
た緩やかな傾きA1(A1<B1)で上昇する。この
後、図4(e)に示す期間T5において、出力端子1
1,12間に生じる電圧は降下するのが、この場合の電
圧の降下率が低く、期間T5から期間T6に切換わる場
合の乗算器23の電圧V7は低くなる。しかしながら、
期間T5における電流IF1と電流IL1の傾きA1
は、傾きB1より小さいので、FET15のソースSの
電圧V2が乗算器23の電圧V7より大きくなるのに時
間がかかり、差動増幅器24の出力は0となるのに時間
がかかる。これにより、期間T5を従来例に比べて長く
設定することができる。また、図4(f)において、電
流IL1は、インダクタンスにより設定された緩やかな
傾きA2(0>A2>B2)で下降するので、0になる
までに時間がかかり、期間T6を従来例に比べて長く設
定することができる。
は、図4(e)に示す期間T5において、電流IF1と
電流IL1は、インダクタンスL=Laにより設定され
た緩やかな傾きA1(A1<B1)で上昇する。この
後、図4(e)に示す期間T5において、出力端子1
1,12間に生じる電圧は降下するのが、この場合の電
圧の降下率が低く、期間T5から期間T6に切換わる場
合の乗算器23の電圧V7は低くなる。しかしながら、
期間T5における電流IF1と電流IL1の傾きA1
は、傾きB1より小さいので、FET15のソースSの
電圧V2が乗算器23の電圧V7より大きくなるのに時
間がかかり、差動増幅器24の出力は0となるのに時間
がかかる。これにより、期間T5を従来例に比べて長く
設定することができる。また、図4(f)において、電
流IL1は、インダクタンスにより設定された緩やかな
傾きA2(0>A2>B2)で下降するので、0になる
までに時間がかかり、期間T6を従来例に比べて長く設
定することができる。
【0045】このような実施例によれば、負荷が軽い場
合における電界効果トランジスタのオンオフ期間である
ところの期間T5,T6を長く設定することができるの
で、電界効果トランジスタのオン,オフの周波数を低く
するこことができ、放電灯点灯装置のような起動時に軽
負荷で定格使用時に通常の負荷となる装置に電源を供給
する場合の動作不良の発生を防止することができる。
合における電界効果トランジスタのオンオフ期間である
ところの期間T5,T6を長く設定することができるの
で、電界効果トランジスタのオン,オフの周波数を低く
するこことができ、放電灯点灯装置のような起動時に軽
負荷で定格使用時に通常の負荷となる装置に電源を供給
する場合の動作不良の発生を防止することができる。
【0046】図5は図1の実施例を適用した放電灯点灯
装置による照明装置を示す斜視図である。
装置による照明装置を示す斜視図である。
【0047】図5において、照明装置401は、ソケッ
ト402,403の間に放電灯302を取り付け、内部
に放電灯点灯装置41を内蔵し、放電灯点灯装置41に
より放電灯302の点灯を行うようにしたものである。
ト402,403の間に放電灯302を取り付け、内部
に放電灯点灯装置41を内蔵し、放電灯点灯装置41に
より放電灯302の点灯を行うようにしたものである。
【0048】このような構造により図1の実施例を照明
装置に適用できる。
装置に適用できる。
【0049】図6は本発明に係る電源装置の他の実施例
を示す回路図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号
を付して説明を省略している。
を示す回路図であり、図1と同じ構成要素には同じ符号
を付して説明を省略している。
【0050】図6において、本実施例で図1の実施例で
異なるのは、チョーク回路として非線形チョーク3を用
いる代わりに、可過飽チョーク4と通常のチョーク5の
直列接続を用いたことである。
異なるのは、チョーク回路として非線形チョーク3を用
いる代わりに、可過飽チョーク4と通常のチョーク5の
直列接続を用いたことである。
【0051】昇圧チョッパ回路40の正極性入力端子
は、可飽和チョーク4の巻線L41と通常のチョーク5
の一次巻線L51の直列接続を介してダイオードD1の
アノードに接続される。電流検出回路44は、チョーク
5の二次巻線L52の電圧を検出することにより、チョ
ーク5の一次巻線L51に流れる電流が0になったこと
を検出するものであり、一次巻線L51に流れる電流が
0になったことを検出した場合にはハイレベルの電圧V
1をスイッチング制御回路21に供給し、それ以外の場
合にはローレベルの電圧V1をスイッチング制御回路2
1に供給する。過飽和チョーク4は、小さい電流が流れ
ている場合には通常のインダンタンスとなり、大きい電
流が流れている場合には0に近い低いインダンタンスと
なる。これにより、過飽和チョーク4の巻線L31との
チョーク5の一次巻線L31の直列接続は、小さい電流
が流れている場合には高いインダンタンスとなり、大き
い電流が流れている場合には約半分の低いインダンタン
スとなる。
は、可飽和チョーク4の巻線L41と通常のチョーク5
の一次巻線L51の直列接続を介してダイオードD1の
アノードに接続される。電流検出回路44は、チョーク
5の二次巻線L52の電圧を検出することにより、チョ
ーク5の一次巻線L51に流れる電流が0になったこと
を検出するものであり、一次巻線L51に流れる電流が
0になったことを検出した場合にはハイレベルの電圧V
1をスイッチング制御回路21に供給し、それ以外の場
合にはローレベルの電圧V1をスイッチング制御回路2
1に供給する。過飽和チョーク4は、小さい電流が流れ
ている場合には通常のインダンタンスとなり、大きい電
流が流れている場合には0に近い低いインダンタンスと
なる。これにより、過飽和チョーク4の巻線L31との
チョーク5の一次巻線L31の直列接続は、小さい電流
が流れている場合には高いインダンタンスとなり、大き
い電流が流れている場合には約半分の低いインダンタン
スとなる。
【0052】このような実施例によれば、可過飽チョー
ク4と通常のチョーク5の直列接続は、流れる電流IL
1が大きくなることにより、先に可過飽チョーク4が飽
和するので、図1の非線形チョーク3とおなじ電流とイ
ンダクタンスの関係を有し、図1の実施例と同様の効果
がある。
ク4と通常のチョーク5の直列接続は、流れる電流IL
1が大きくなることにより、先に可過飽チョーク4が飽
和するので、図1の非線形チョーク3とおなじ電流とイ
ンダクタンスの関係を有し、図1の実施例と同様の効果
がある。
【0053】尚、図1及び図6の実施例においては、ス
イッチング素子としてFETを用いたが、FET以外の
スイッチング素子、例えば通常のトランジスタを用いる
ように構成してもよい。また、図6の実施例において
は、飽和レベルがそれぞれ異なる複数のチョークの組合
わせとして可過飽チョークと通常のチョークを1つづつ
設けたが、必要に応じて他の組合わせ例えば、可過飽チ
ョーク1個と通常のチョーク2個の組合わせ等各種用い
ることができる。
イッチング素子としてFETを用いたが、FET以外の
スイッチング素子、例えば通常のトランジスタを用いる
ように構成してもよい。また、図6の実施例において
は、飽和レベルがそれぞれ異なる複数のチョークの組合
わせとして可過飽チョークと通常のチョークを1つづつ
設けたが、必要に応じて他の組合わせ例えば、可過飽チ
ョーク1個と通常のチョーク2個の組合わせ等各種用い
ることができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、スイッチング素子のオ
ン、オフ周波数を低くすることができるので、放電灯点
灯装置のような起動時に軽負荷で定格使用時に通常の負
荷となる装置に電源を供給する場合の動作不良の発生を
防止することができる。
ン、オフ周波数を低くすることができるので、放電灯点
灯装置のような起動時に軽負荷で定格使用時に通常の負
荷となる装置に電源を供給する場合の動作不良の発生を
防止することができる。
【0055】
【0056】
【図1】本発明に係る電源装置の一実施例を示す回路
図。
図。
【0057】
【図2】図1の非線形チョークを示す断面図。
【0058】
【図3】図1の非線形チョークのインダクタンスと電流
との関係を示すグラフ。
との関係を示すグラフ。
【0059】
【図4】図1の電源回路の動作を示すタイミングチャー
ト。
ト。
【0060】
【図5】図1の実施例を適用した放電灯点灯装置による
照明装置を示す斜視図。
照明装置を示す斜視図。
【0061】
【図6】本発明に係る電源装置の他の実施例を示す回路
図。
図。
【0062】
【図7】従来の電源装置を示す回路図。
【0063】
【図8】図7の電源回路の動作を示すタイミングチャー
ト。
ト。
【0064】
1 商用交流電源 2 整流回路 3 非線形チョッパ 10 昇圧チョッパ回路 15 FET 21 スイッチング制御回路 30 負荷 C1 平滑コンデンサ C2 出力コンデンサ D1 ダイオード
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 41/30 Z 9032−3K
Claims (5)
- 【請求項1】 直流電源からの電圧の昇圧を行い負荷に
供給する電源装置であって、 前記直流電源から前記負荷に電流を供給する経路に設け
られ、通流する電流が小さくなることによりインダンタ
ンスが高いレベルに切換わるインダクタと、 このインダクタを介して前記直流電源の出力端子間を短
絡可能に設けられたスイッチング素子と、 ダイオードを介して前記スイッチング素子に並列的に設
けられたコンデンサと、 前記インダクタに流れる電流及びスイッチング素子に流
れる電流の検出を行うとともに、前記負荷に加わる電圧
を検出し、該負荷に加わる電圧から電流基準値を作成
し、該スイッチング素子に流れる電流がこの基準値を越
えた場合には、該スイッチング素子をオフに切換えると
ともに、該インダクタに流れる電流が0になった場合に
は、該スイッチング素子をオン状態に切換えるスイッチ
ング制御回路とを具備したことを特徴とする電源装置。 - 【請求項2】 前記インダクタとして非線形チョークを
用いたことを特徴とする請求項1記載の電源装置。 - 【請求項3】 前記インダクタとして飽和レベルがそれ
ぞれ異なる複数のチョークの直列接続を用いたことを特
徴とする請求項1記載の電源装置。 - 【請求項4】 前記負荷は周波数電圧を発生するインバ
ータと、このインバータの出力にて点灯される放電灯を
有するものであって、前記インバータの入力電源として
請求項1乃至3のいすぜれか1つに記載の電源装置を用
いたことを特徴とする放電灯点灯装置。 - 【請求項5】 器具本体と、 この器具本体に装着された放電灯と、 この放電灯を点灯する請求項4記載の放電灯点灯装置と
を具備したことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26249192A JPH06113533A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26249192A JPH06113533A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06113533A true JPH06113533A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17376538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26249192A Pending JPH06113533A (ja) | 1992-09-30 | 1992-09-30 | 電源装置、放電灯点灯装置及び照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06113533A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10125484A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置 |
JP2006014580A (ja) * | 2004-05-25 | 2006-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源装置およびこれを用いた空気調和機 |
JP2006087194A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP2006087261A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP2006087192A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
WO2020039579A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、モータ駆動制御装置、送風機、圧縮機及び空気調和機 |
-
1992
- 1992-09-30 JP JP26249192A patent/JPH06113533A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10125484A (ja) * | 1996-10-16 | 1998-05-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置 |
JP2006014580A (ja) * | 2004-05-25 | 2006-01-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電源装置およびこれを用いた空気調和機 |
JP4722541B2 (ja) * | 2004-05-25 | 2011-07-13 | パナソニック株式会社 | 電源装置およびこれを用いた空気調和機 |
JP2006087194A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP2006087192A (ja) * | 2004-09-15 | 2006-03-30 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP4510568B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2010-07-28 | ダイヤモンド電機株式会社 | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP4510566B2 (ja) * | 2004-09-15 | 2010-07-28 | ダイヤモンド電機株式会社 | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP2006087261A (ja) * | 2004-09-17 | 2006-03-30 | Diamond Electric Mfg Co Ltd | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
JP4510569B2 (ja) * | 2004-09-17 | 2010-07-28 | ダイヤモンド電機株式会社 | デジタルコンバータ及びその制御方法 |
WO2020039579A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2020-02-27 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、モータ駆動制御装置、送風機、圧縮機及び空気調和機 |
JPWO2020039579A1 (ja) * | 2018-08-24 | 2021-02-15 | 三菱電機株式会社 | 直流電源装置、モータ駆動制御装置、送風機、圧縮機及び空気調和機 |
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