JP4510491B2 - ラッチおよびこれを使用した位相同期化回路 - Google Patents

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    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • H04L7/0338Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals the correction of the phase error being performed by a feed forward loop

Description

本発明は、ラッチおよびこれを使用した位相同期化回路に関するものである。
従来、テレビジョン信号の例えばシリアル・デジタル・インターフェース(SDI)信号を、外部基準信号に位相同期させるための方法として、本願出願人製造の波形モニタ(LV5700 MULTI SDI MONITOR )に組み込まれたジッタ検出回路がある。このジッタ検出回路は、本願出願人の先願に係る特願平2003−41273号明細書に記載されており、この回路は、SDI信号を外部基準信号、例えば外部基準フレーム同期信号に位相同期させるのに使用している。詳しくは、このジッタ検出回路は、外部基準フレーム同期信号を基準とするフレーム同期信号を発生するため、ラッチを備えている。このラッチは、その外部基準フレーム同期信号から得る外部フレーム同期信号を、SDI信号から得たパラレルクロックに応答してラッチする。ラッチの誤動作すなわちラッチの有する不安定領域での動作に起因して生じる、外部フレーム同期信号とパラレルクロックとの位相差は、このジッタ検出回路によりジッタとして検出し、そして外部フレーム同期信号とパラレルクロックとの位相ジッタがなくなる方向に、外部フレーム同期信号を遅延させる。これにより、最終的に得られる外部フレーム同期信号は、パラレルクロックに位相同期したものとなる。
しかし、上記のジッタ検出回路は、ジッタをキャンセルする方向に外部フレーム同期信号を遅延させるフィードバック制御を採用している。また、そのフィードバック部分においては、遅延素子が使用されている。このため、ジッタが検出される度に、位相同期化のためのフィードバック動作が関与する。さらにまた、フィードバック制御のため、位相同期化に、ある程度の遅れが生じてしまう。
したがって、本発明の目的は、ラッチ動作の安定化をより高速化させたラッチおよびラッチ方法を提供することである。
本発明の別の目的は、より簡単な回路でラッチ動作の安定化を実現したラッチおよびラッチ方法を提供することである。
また、本発明の別の目的は、上記のラッチを備えた位相同期化回路および位相同期化方法を提供することである。
本発明のさらに別の目的は、上記の位相測定回路を備えた波形表示装置を提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明による、ラッチ方法は、イ)第1信号を、第2信号の第1の部分に応答してラッチして第1ラッチ信号を発生するラッチ・ステップと、ロ)前記第1ラッチ信号におけるラッチエラーを補償して、補償済みのラッチ信号を発生するラッチエラー補償ステップと、から成る。
本発明によれば、前記ラッチエラー補償ステップは、イ)前記第1信号を、前記第2信号の第2の部分に応答してラッチして第2ラッチ信号を発生するラッチ・ステップと、ロ)前記第1と第2のラッチ信号を受け、これら信号の一方を、前記補償済みラッチ信号として選択する選択ステップと、を含むことができる。前記選択ステップは、イ)前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号の各々における、ラッチ位置におけるエラーを検出してラッチエラー信号を発生するラッチエラー検出ステップと、ロ)前記ラッチエラー信号に基づき、前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号のいずれか一方を選択する最適出力選択ステップと、を含むことができる。
本発明によれば、前記ラッチエラー検出ステップは、イ)前記第1ラッチ信号におけるラッチエラーを検出して、第1のラッチエラー信号を発生する第1ラッチエラー検出ステップと、ロ)前記第2ラッチ信号におけるラッチエラーを検出して、第2のラッチエラー信号を発生する第2ラッチエラー検出ステップと、を含むことができる。また、前記第1と第2のラッチエラー検出ステップの各々は、イ)前記第1と第2のラッチ信号のうちの関連するラッチ信号と前記第2信号とを受け、前記第2信号の所定の基準位置から、前記関連するラッチ信号の前記ラッチ位置までの長さを表すラッチ状態信号を発生するラッチ状態検出ステップと、ロ)前記第1信号の第1の周期的部分に対する前記ラッチ状態信号を、前記第1信号の前記第1周期的部分に隣接する第2の周期的部分に対する前記ラッチ状態信号と比較して、この比較結果に応じて前記関連するラッチ信号におけるラッチエラー信号を発生するラッチ状態比較ステップと、を含むことができる。
本発明によれば、前記最適出力選択ステップは、イ)前記第1ラッチ信号に関する第1の前記ラッチエラー信号と、ロ)前記第2ラッチ信号に関する第2の前記ラッチエラー信号とを受け、前記第1ラッチエラー信号と前記第2ラッチエラー信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方の選択を示す選択信号を発生する最適出力判断ステップと、ロ)前記選択信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方を出力するステップと、
を含むことことができる。
また、本発明は、上記のラッチ方法を備えた、前記第1信号を前記第2信号に位相を同期化させる位相同期化方法を提供する。
さらにまた、本発明による、ラッチは、イ)第1信号を、第2信号の第1の部分に応答してラッチした第1ラッチ信号を発生する第1のラッチ回路と、ロ)該第1ラッチ回路の前記第1ラッチ信号におけるラッチエラーを補償して、補償済みのラッチ信号を発生するラッチエラー補償器と、から成る。
本発明によれば、前記ラッチエラー補償器は、イ)前記第1信号を、前記第2信号の第2の部分に応答してラッチした第2ラッチ信号を発生する第2のラッチ回路と、ロ)前記第1と第2のラッチ信号を受け、これら信号の一方を、前記補償済みラッチ信号として選択する選択回路と、を含むことができる。
本発明によれば、前記選択回路は、イ)前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号の各々における、ラッチ位置におけるエラーを検出してラッチエラー信号を発生するラッチエラー検出器と、ロ)前記ラッチエラー信号に基づき、前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号のいずれか一方を選択する最適出力選択回路と、を含むことができる。前記ラッチエラー検出器は、イ)前記第1ラッチ信号におけるラッチエラーを検出して、第1のラッチエラー信号を発生する第1のラッチエラー検出器と、ロ)前記第2ラッチ信号におけるラッチエラーを検出して、第2のラッチエラー信号を発生する第2のラッチエラー検出器と、を含むことができる。前記第1と第2のラッチエラー検出器の各ラッチエラー検出器は、イ)前記第1と第2のラッチ信号のうちの関連するラッチ信号と前記第2信号とを受け、前記第2信号の所定の基準位置から、前記関連するラッチ信号の前記ラッチ位置までの長さを表すラッチ状態信号を発生するラッチ状態検出器と、ロ)前記第1信号の第1の周期的部分に対する前記ラッチ状態信号を、前記第1信号の前記第1周期的部分に隣接する第2の周期的部分に対する前記ラッチ状態信号と比較して、この比較結果に応じて前記関連するラッチ信号におけるラッチエラー信号を発生するラッチ状態比較器と、を含むことができる。
本発明によれば、前記ラッチ状態検出器は、イ)前記関連するラッチ信号を受けて、ラッチ状態を検出するためのラッチ状態検出期間信号を発生するラッチ状態検出タイミング発生器と、ロ)前記第2信号を受け、該第2信号の前記所定基準位置からの基準クロック数を発生するラッチ状態検出基準クロック発生器と、を備え、前記第1信号の1つの周期的部分に関して、1つの前記ラッチ状態検出期間における前記基準クロック数を表すラッチ状態信号を発生するようにできる。
また、前記ラッチ状態比較器は、前記第1信号の第1の前記周期的部分に関する第1の前記ラッチ状態信号と、前記第1信号の前記第1周期的部分と隣接した第2の前記周期的部分に関する第2の前記ラッチ状態信号とを受け、前記第1と第2のラッチ状態信号を互いに比較して前記ラッチエラー信号を発生するコンパレータ、を含むことができる。
前記最適出力選択回路は、イ)前記第1ラッチエラー検出器からの第1の前記ラッチエラー信号と前記第2ラッチエラー検出器からの第2の前記ラッチエラー信号とを受け、これら信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方の選択を示す選択信号を発生する最適出力判断回路と、ロ)前記選択信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方を、前記補償済みラッチ信号として出力するセレクタと、を含むことができる。
また、本発明は、上記のラッチを備えた、前記第1信号を前記第2信号に位相を同期化させる位相同期化回路を提供する。
本発明によれば、ラッチ回路を2系統設けることにより、フィードバック回路を不要とすることができる。このフィードバック回路を不要とできることにより、ラッチ動作安定化を、より高速化することができる。さらにまた、このフィードバック回路を不要とできることにより、遅延素子が不要となり、これにより回路構成を簡単化することができる。
以下、本発明の種々の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の1実施形態によるラッチAを示すブロック図である。図示のように、このラッチAは、信号Xと信号Yの2つの入力を受ける入力をもつ第1のラッチ回路1と、このラッチ回路1のラッチエラーを補償するラッチエラー補償器2とを備えている。ここで、ラッチエラーとは、ラッチ回路1の例えば不安定領域での動作、すなわちラッチ回路の誤動作に起因して生じるラッチ出力におけるエラーを指すものとする。詳しくは、ラッチ回路1は、2つの入力信号XおよびYを受け、そして信号Xを、信号Yに応答して、例えば信号Yの所定の部分、例えば立ち上がりエッジあるいは立ち下がりエッジのような一定の波形部分に応答してラッチして、そのラッチ信号LT1を出力に発生する。一方、ラッチエラー補償器2は、このラッチ信号を受ける入力と、2つの信号XおよびYを受ける入力とを有し、そしてラッチ回路1のラッチエラーを補償した補償済みのラッチ信号LTCを出力に発生する。また、ラッチとは、Dラッチ、Dフリップフロップのような種々の回路構成のラッチも含まれる。
本発明の1実施形態によれば、ラッチエラー補償器2は、図示のように、第2のラッチ回路3と選択回路4とで構成している。すなわち、ラッチ回路3は、ラッチ回路1と同様の回路構成のものであって、ラッチ回路1と同じ入力である信号XおよびYを受ける入力を有し、そして、ラッチ回路1と同様に、信号Xを、信号Yに応答して、例えば信号Yの所定の部分、例えば立ち上がりエッジあるいは立ち下がりエッジのような一定の波形部分に応答してラッチして、そのラッチ信号LT2を出力に発生する。ただし、ラッチ回路3では、ラッチ回路1が応答する波形部分とは異なった波形部分に応答して動作するようにする。例えば、ラッチ回路1が信号Yの立ち上がりエッジに応答して動作する場合には、ラッチ回路3は、信号Yの立ち下がりエッジに応答して動作するようにする。次に、選択回路4は、ラッチ回路1とラッチ回路3とからの2つのラッチ信号を受ける入力を有し、そしてそれら2つのラッチ信号のうちのいずれか一方を選択して出力に発生することにより、ラッチ回路1のラッチエラーを補償するようにする。
次に、本発明の1実施形態によれば、図1に示したように、選択回路4は、ラッチエラー検出器5と最適出力選択回路6とで構成する。ラッチエラー検出器5は、回路1と回路3からの2つのラッチ信号LT1,LT2を受ける入力を有し、そして受けたラッチ信号におけるラッチエラーの有無を検出し、そして検出結果を出力に発生する。この検出結果を表す信号を受ける入力をもつ次の最適出力選択回路6は、さらに、回路1および回路3からの2つのラッチ信号も受ける入力をもち、そして、ラッチエラー検出器5における検出結果に基づいて2つのラッチ信号のいずれか一方を選択し、そしてラッチエラー補償済みのラッチ信号として出力に供給する。ここで、最適出力選択回路6は、ラッチ回路1のラッチエラーを除去することができる任意の選択方法を採用することができる。
次に、図2を参照して、ラッチエラー検出器5と最適出力選択回路6の1実施形態の回路について説明する。図示のように、ラッチエラー検出器5は、2つのラッチエラー検出器、すなわち第1のラッチエラー検出器50と第2のラッチエラー検出器52とを備えている。詳しくは、第1の検出器50は、ラッチ状態検出器500とラッチ状態比較器502とを備えている。ラッチ状態検出器500は、ラッチ回路1からのラッチ信号LT1を受ける入力を有し、そしてこのラッチ信号からそのラッチ状態を検出し、そしてこれを表すラッチ状態信号を出力に発生する。ここで、ラッチ状態とは、ラッチ回路の誤動作に関する情報を含み得る状態を指す。例えば、ラッチ状態には、ラッチ位置に関するものが含まれる。尚、ラッチ位置に関する情報を得る方法としては、所定の基準位置からの時間的長さを計測する方法があるが、この長さ計測方法としては、種々の方法が可能である。次のラッチ状態比較器502は、そのラッチ状態信号を入力に受け、そして受けたラッチ状態信号が表すラッチ状態を、基準のラッチ状態と比較し、そして比較の結果として、ラッチエラーの有無を表すラッチエラー信号LE1を出力に発生する。次に、第2のラッチエラー検出器52は、ラッチ状態検出器520とラッチ状態比較器522とを備えていて、ラッチ信号LT2を受けそしてラッチエラー信号LE2を発生するものである。このラッチエラー検出器52は、第1のラッチエラー検出器50と同じ回路構成のものであるため、詳細な説明を省略する。
次に、最適出力選択回路6は、図2に示したように、最適出力判断回路64と、セレクタ66とを備えている。先ず、最適出力判断回路64は、ラッチ状態比較器502からの出力LE1を受ける入力と、ラッチ状態比較器522からの出力LE2を受ける入力とを有し、そしてこれら双方のラッチエラー信号に基づき、ラッチ回路1とラッチ回路3のいずれのラッチ信号がラッチエラーを除去するのに最適か判断し、そして最適な方のラッチ信号を表す選択信号SELを出力に発生する。次のセレクタ66は、選択信号SELを受ける制御入力を備え、そしてさらに、ラッチ回路1からのラッチ信号LT1とラッチ回路3からのラッチ信号LT2とをそれぞれ受ける入力を有している。このセレクタ66は、それら受けたラッチ信号のうちの一方を、選択信号SELに基づいて選択し、そしてこの選択したラッチ信号を、補償済みラッチ信号LTCとして出力に発生する。
次に、図3および図4〜図11を参照して、本発明の1実施形態による位相同期化回路Bについて説明する。この位相同期化回路Bは、本発明によるラッチを使用して実現したものである。尚、図3においては、図1および図2に示した要素と対応する要素には、同じ参照番号の後に記号“B”を付して示している。また、図4〜図8、図10〜図11は、図3の回路の各部における波形のタイミング図を示している。図3に示した位相同期化回路Bは、外部から受ける基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCを、パラレルクロックP_CLKに位相同期化させて、出力にその位相同期化させた結果の外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCを発生するように機能するものである。尚、パラレルクロックP_CLKは、シリアル・デジタル・インターフェース(SDI)信号から復元したものである。また、SDI信号としては、HD(高品位)−SDIまたはSD(標準品位)−SDIが含まれる。
ここで、図4は、HD−SDIおよびSD−SDI信号に関して、種々のフォーマットと、そのデジタル・ビデオクロック周波数と、1フレームのドット数の関係を示している。例えば、日本で一般的なHD−SDIのフォーマットは、1920×1080i/59.94であり、このフォーマットでは、フレーム周波数は、59.94Hzの1/2であり、そしてパラレルクロックP_CLKの周波数は、図示のデジタル・ビデオクロック周波数74.25MHz/1.001に等しく、そして1フレームのドット数は2475000、1水平ラインのドット数は2200である。
図3に戻って説明すると、図示のように、位相同期化回路Bは、図1および図2に示したラッチの構成に対応して、主ラッチ1Bと、副ラッチ3Bと、ラッチエラー検出器5Bと、最適出力選択回路6Bとを備えている。ラッチエラー検出器5Bは、主ラッチ1B用の主ラッチエラー検出器50Bと、副ラッチ3B用の副ラッチエラー検出器52Bとを備えている。詳しくは、主ラッチ1Bは、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNC(図5(a)、図6と、図7(a)、図8参照)をパラレルクロックP_CLK(図6、図8参照)の立ち上がりエッジ(Rising edge)に応答してラッチして、そのラッチ出力であるフレーム同期信号FRM_Rを発生する(図5(b)、図6)。尚、図5および図7のタイミング図では、図示を簡単にするため、1フレームを10ドットで示していることに注意されたい。同様に、副ラッチ3Bも、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCとパラレルクロックP_CLKを受ける入力を有しているが、ただし、この副ラッチ3Bは、パラレルクロックP_CLKの立ち下がりエッジ(Falling edge)に応答してラッチ動作を行い、これによって、出力にラッチ出力であるフレーム同期信号FRM_Fを発生する(尚、これら信号については、図7および図8に示している)。尚、本実施形態では、フレーム同期信号FRM_Rではなく、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rのような形態の信号を、位相同期化回路が出力する外部フレーム同期信号の形態として使用する。
先ず、図5および図6を特に参照して主ラッチエラー検出器50Bについて説明する。尚、図5および図6は、副ラッチ3B側にはラッチエラーの発生がない場合のタイミングである。検出器50Bは、1/5分周カウンタ5000と、立ち上がりエッジ検出器5002と、2つのレジスタすなわちレジスタ5004(レジスタA)およびレジスタ5006(レジスタB)と、コンパレータ5008(コンパレータA)とを備えている。エッジ検出器5002は、例えばフリップフロップで構成することができ、そしてこれは、フレーム同期信号FRM_RとパラレルクロックP_CLKを入力に受け、そして信号FRM_Rの立ち上がりエッジを検出したときに1パラレルクロックの期間中ハイとなるフレーム・パルス信号FRM_PS_R(図5(c)および図6参照)を発生する。これは、フレーム同期信号FRM_Rの立ち上がりエッジ、すなわち、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCを実際に主ラッチ1Bがラッチした位置を表している。一方、分周カウンタ5000は、パラレルクロックP_CLKを入力に受け、そしてパラレルクロックを1/5に分周したものをカウントしたカウンタ出力COUNT(図5(d))を発生する。次のレジスタAは、入力にカウンタ出力COUNTを受け、イネーブル(ENB)入力にフレーム・パルス信号FRM_PS_Rを受け、そしてまたクロック入力にP_CLKを受けるように接続している。このレジスタAは、イネーブルされている期間中にカウンタ出力COUNTの値を取り込み、そして1フレーム期間の間記憶する(図5(e)参照)。同様に、次のレジスタBも、同様の入力を受けるイネーブル入力とクロック入力を有しているが、ただしこのレジスタBでは、入力にレジスタAのQ出力を受けるように接続していて、レジスタAの記憶値を1フレーム期間の間格納する(図5(f))。このため、レジスタAとレジスタBとは、互いに隣接するフレームにおけるカウンタ出力COUNT値を記憶することになる。コンパレータAは、レジスタAに格納されている値を受けるデータ入力D_Aと、レジスタBに格納されている値を受けるデータ入力D_Bとを有し、またクロック入力にパラレルクロックP_CLKを受けるように接続し、そしてこのコンパレータは、それら2つのデータ入力に受けるCOUNT値を互いに比較して、ラッチエラー信号LER1(図5(g))を出力に発生する。このラッチエラー信号LER1は、隣接するフレーム間で、COUNT値が一致しているときにはハイそして不一致のときにはローとなる。
次に、特に図7および図8を参照して、副ラッチエラー検出器52Bについて説明する。尚、図7および図8は、主ラッチ1B側にはラッチエラーの発生が無い場合のタイミング図を示している。検出器52Bは、図示のように、検出器50Bとほぼ同じ回路構成を備えていて、立ち上がりエッジ検出器5202と、レジスタ5204(レジスタC)と、レジスタ5206(レジスタD)と、コンパレータ5208(コンパレータB)とを備えている。尚、分周カウンタ5000は、検出器50Bと検出器52Bとで共通の要素として使用している。これにより、立ち上がりエッジ検出器5202は、フレーム同期信号FRM_Fを入力に受け、そしてこの立ち上がりを検出してからパラレルクロックの1クロックの間ハイとなるフレーム・パルス信号FRM_PS_Fを出力に発生する。これも、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCを実際に副ラッチ3Bがラッチした位置を表している。残りの回路部分であるレジスタCとレジスタDとコンパレータBは、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rではなくフレーム・パルス信号FRM_PS_Fを受ける点を除いて検出器50Bのものと同じである。したがって、レジスタCの出力(7(e)参照)およびレジスタDの出力(図7(f))を受けて、コンパレータBは、ラッチエラー信号LER2(図7(g))を出力に発生する。図示のように、このラッチエラー信号LER2は、隣接するフレーム間でCOUNT値が一致しているときにはハイ、そして不一致のときにはローとなる。
図3に示す次の最適出力選択回路6Bは、図示のように、最適出力判断回路64Bと、セレクタ66Bとを備えている。
図9も参照して、最適出力判断回路64Bについて説明する。図示のように、この最適出力判断回路64Bは、本実施形態では、デコーダ640により構成している。このデコーダ640は、2つのデータ入力は、コンパレータAのQ出力と、コンパレータBのQ出力に接続し、そしてそれらコンパレータからのラッチエラー信号LER1,LER2を受けると伴に、クロック入力にパラレルクロックを受けるように接続しており、そして選択すべきラッチ信号を示す選択信号SELを出力に発生する。このデコーダ640は、従来のロジック回路で構成することができ、そしてこのロジックにより実現されるデコーダ機能は、図9に示している。尚、図9においては、ラッチエラー信号の“ハイ(HI)”はラッチエラー無し、“ロー(LOW)”はラッチエラー有りを示し、また、選択信号の“ハイ(HI)”は、主ラッチ1Bから出力されるラッチ信号を選択すべきことを示し、“ロー(LOW)”は、副ラッチ3Bから出力されるラッチ信号を選択すべきことを示し、そして“=”は、直前に選択されたのと同じラッチ信号を選択すべきことを示している。
詳細には、図9が示すデコーダ640におけるデコード・ロジックの真理値表に示すように、図9の(2)に示すように主ラッチ1B側に、ラッチエラーが有る(LER1=LOW)場合、反対側の副ラッチのラッチ出力の選択を示す(SEL=LOW)。また、図9の(3)に示すように副ラッチ3B側にラッチエラーの発生が有る(LER2=LOW)場合、主ラッチのラッチ出力の選択を示す(SEL=HI)。このように、主ラッチと副ラッチのいずれか一方の側にラッチエラーが検出された場合、他方のラッチの出力を選択する。次に、図9の(1)、((4)に示したように、主ラッチと副ラッチの双方において、ラッチエラーが存在する場合(LER1,LER2=HI)あるいは存在しない場合(LER1,LER2=LOW)は、直前のフレームにおいて選択したのと同じラッチ信号の選択を示す(SEL=“=”)。
次に、デコーダ640からの選択信号SELを受ける制御入力を有するセレクタ66Bは、さらに、主ラッチ側のエッジ検出器5002からのフレーム・パルス信号FRM_PS_Rを受ける入力と、副ラッチ側の立ち上がりエッジ検出器5202からのフレーム・パルス信号FRM_PS_Fを受ける入力を有し、またパラレルクロックP_CLKを受ける入力を有している。これにより、このセレクタ66Bは、信号SELが示す方のフレーム・パルス信号、すなわちSEL=HIのときには主ラッチ側のラッチ出力、そしてSEL=LOWのときには副ラッチ側のラッチ出力を、Q出力に発生することにより、補償済みの外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCを生成する。
ここで、図5に示した、主ラッチ1B側にラッチエラーが発生ししかも副ラッチ3B側にラッチエラーが発生していない場合の実際の動作を参照すると、図示の最初のフレームにおいては、コンパレータAの出力はハイであるため、図9の(4)のケースに該当して、このフレームの直前に選択されたラッチ信号の選択を示す。この場合、仮に図5の(h)に示すように、副ラッチ側出力を選択していたとする(SEL=LOW)。このとき、次の第2フレームでは、ラッチエラー信号LER1がローになるため、図9のケース(2)に該当し、したがって、SELはローとなって、副ラッチ側出力の選択を示す。したがって、図5の(h)の選択信号SELは、ローに留まる。一方、最初のフレームにおいて、仮に図5(i)に示すようにSELがハイで主ラッチ側出力が選択されていた場合、2番目のフレームでラッチエラー信号LER1がローになったとき、このときは、SELがハイからローになって、主ラッチ出力の選択から副ラッチ出力の選択にシフトする。
図6を参照して、この図5の動作例における位相同期化回路Bのラッチエラー補償動作について、さらに詳細に説明する。位相同期化回路Bが受ける基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCとパラレルクロックP_CLKの時間的関係が図示のような関係にあった場合、主ラッチ1Bにおいて、図6(a)に示すように、パラレルクロックの立ち上がりエッジX0で実際にラッチが生じたとき、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rは、1クロック後にハイになる。一方、図6(b)に示すように、パラレルクロックの立ち上がりエッジX1で実際にラッチが生じたとき、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rは、それから1クロック後にハイになるため、このパルス信号FRM_PS_Rは、図6(a)の場合と比べ、パラレルクロックの1クロック分遅れたものとなる。このように、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCとパラレルクロックP_CLKの立ち上がりエッジが近傍にある場合、主ラッチの誤動作によって、ラッチ出力である信号FRM_PS_Rは、図6(a)と(b)に示したように、1クロック分時間的に変動する。すなわち、ラッチ位置が、X0の位置からX1の位置へ変化したり、あるいはX1の位置からX0の位置に変化したりする。この結果として、セレクタ66Bから出力される外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCは、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rから1クロック遅れた信号となるため、図6(d)または図6(e)のような波形となる。特に、図6(b)のフレーム・パルス信号FRM_PS_Rからは、図6(d)に示した外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCが生じてしまう。このようなラッチの誤動作によるラッチエラーを補償するため、図6(c)に示したように、パラレルクロックの立ち下がりエッジでラッチを行う副ラッチ3Bを設けることにより行う。すなわち、副ラッチ3Bは、Y0でラッチを行うことにより、フレーム同期信号FRM_Fは、Y0で立ち上がり、そして副ラッチの出力であるフレーム・パルス信号FRM_PS_Fは、その立ち上がりからパラレルクロックの1/2周期後にハイとなる。この信号FRM_PS_Fは、図6(a)で示したフレーム・パルス信号FRM_PS_Rと同じものとなる。
詳しくは、先ず初めに、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rが、X1の位置からX2の位置へずれた場合について説明する。この場合、ずれを生ずるまでの間は、FRM_PS_R、FRM_PS_F共に、X1の位置で出力されている。このずれを生ずるまでの間は、主ラッチ側および副ラッチ側双方は、ラッチエラーを検出していない、と仮定しているため、デコーダ640は、前回の選択状態の保持を行う(SEL=“=”)。このとき、主ラッチ側または副ラッチ側のどちらを選択していたとしても、外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCは、X2の位置で出力されていることになる。この状態で、FRM_PS_RがX1からX2の位置へずれた場合、主ラッチ側においてラッチエラーを検出する。その結果、デコーダ640は、副ラッチ側のFRM_PS_Fを選択する。このため、信号EXT_FRM_SYNCは、ずれる前と同じX2の位置のままとなる。つまり、ラッチエラーが検出され選択信号SELが切り替わったとしても、EXT_FRM_SYNCの位置がずれることはない。
逆に、X2の位置に出力されていたFRM_PS_RがX1の位置へずれた場合は、ずれを生ずるまでの間は、上記とは異なり、FRM_PS_RはX2で、FRM_PS_FはX1で出力されている。このずれを生じるまでの間、すなわち前回の選択状態が、例えばハイであるとすれば、主ラッチ側を選択している。この状態で、現在のフレームで、上記のX2からX1へのラッチエラーを検出した場合、副ラッチ側を選択する。これにより、外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCは、図6(d)から図6(e)へと1クロックずれてから安定することになる。尚、前回の選択状態がローであった場合、すなわち副ラッチ側が選択されていた場合には、現在のフレームにおいて主ラッチ側にラッチエラーが検出されたとしても、副ラッチ側の選択が続くことになり、この結果、外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCは、図6(e)に示したものが出力され続ける。これにより、主ラッチの不安定領域における動作から生じるラッチ位置の変動によるエラーを補償することができる。
次に、図7に示した、副ラッチ3B側にラッチエラーが発生ししかも主ラッチ1B側にラッチエラーが発生していない場合の実際の動作を参照すると、図示の最初のフレームにおいては、コンパレータBの出力はハイであるため、図9の(4)のケースに該当して、このフレームの直前に選択されたラッチ信号の選択を示す。この場合、仮に図7の(h)に示すように、副ラッチ側出力を選択していたとする(SEL=LOW)。このとき、次の第2フレームでは、ラッチエラー信号LER2がローになるため、図9のケース(3)に該当し、したがって、SELはハイとなって、主ラッチ側出力の選択を示す。一方、最初のフレームにおいて、仮に図5(i)に示すようにSELがハイで主ラッチ側出力が選択されていた場合、2番目のフレームでラッチエラー信号LER2がローになったとき、このときは、SELがハイの留まって、主ラッチ出力の選択を続行する。
ここで、図8を参照して、この図7の動作例における位相同期化回路Bのラッチエラー補償動作について、さらに詳細に説明する。尚、図8は、図6と同様の図であるが、ただし、パラレルクロックP_CLKは、図6とは反転した位相関係にあり、しかも基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCの立ち上がりエッジとパラレルクロックP_CLKの立ち下がりエッジとが近傍にあるため、副ラッチ側にラッチエラーが発生する。このため、図8では、(a)と(b)には、副ラッチ側の信号を示し、(c)には主ラッチ側の信号を示している点で、図6とは異なっている。尚、主ラッチ側では、フレーム同期信号FRM_RのパラレルクロックP_CLKの1周期後にフレーム・パルス信号FRM_PS_Rが立ち上がるのに対し、副ラッチ側では、フレーム同期信号FRM_Fの立ち上がりからパラレルクロックP_CLKの1/2周期遅れでフレーム・パルス信号FRM_PS_Fが立ち上がる。したがって、詳細な説明は省略するが、フレーム・パルス信号FRM_PS_FがY0とY1との間で動くことにより、図8(a)、(b)に示すような1クロック分のずれが生じるラッチエラーが発生した場合でも、補償を行うことができる。この補償動作が安定状態となったときには、図8(c)に示す主ラッチ側のフレーム・パルス信号FRM_PS_Rを使用することにより、図8(e)に示す外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCを発生する。
以上のようにして、本発明の1実施形態による位相同期化回路Bでは、ラッチ回路を2系統設けることによって、一方のラッチ回路のラッチエラーを他方のラッチ出力を使用することによって補償することができる。
次に、図10と図11を参照して、図3の位相同期化回路Bにおいて、主ラッチ1Bと副ラッチ3Bの双方においてラッチエラーが起きない場合の動作について説明する。図10は、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCのエッジがパラレルクロックP_CLKの立ち下がりエッジと立ち上がりエッジとの間に存在する場合の図6、図8と同様の図である。図示のように、主ラッチ側および副ラッチ側の双方ともラッチエラーを発生していないので、主ラッチあるいは副ラッチのいずれかのラッチ出力が選択される。この場合、図10(a)のフレーム・パルス信号FRM_PS_Rと図10(b)のフレーム・パルス信号FRM_PS_Fとは、互いに一致しているため。このため、一方から他方へと選択が切り替わったとしても、結果として出力される外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCは、同じ波形となる。このような選択の切り替わりは、外部からの基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCのオン/オフ(例えば、信号の有り無し、信号の抜き差し)、SDI信号のオン/オフ(信号の有り無し、信号の抜き差し)時に生ずることがある。
これに対し、図11に示す場合、すなわち、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCのエッジがパラレルクロックP_CLKの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの間に存在する場合の図6、図8と同様の図である。この場合も、主ラッチ側および副ラッチ側の双方ともラッチエラーを発生していないため、デコーダ640は、以前の選択状態を保持して、主ラッチあるいは副ラッチのいずれかのラッチ出力を選択する。しかし、図11のタイミング関係の場合、図10の場合と異なり、図11(a)のフレーム・パルス信号FRM_PS_Fと図11(b)のフレーム・パルス信号FRM_PS_Rとは、互いに1クロックずれているため、その一方から他方へと選択が切り替わったときには、フレーム・パルス信号FRM_PS_Fから生ずる図11(c)の外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCと、図11(d)のフレーム・パルス信号FRM_PS_Rから生ずる外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCとは、互いに1クロックずれたものとなる。上記のように、このような選択の切り替わりは、外部からの基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCのオン/オフ(例えば、信号の有り無し、信号の抜き差し)、SDI信号のオン/オフ(信号の有り無し、信号の抜き差し)時に生ずることがある。
図12は、図11で説明した問題を解消するための1実施形態の最適出力選択回路6Cを示している。この最適出力選択回路6Cは、基準同期信号FRM_SYNCのオン/オフまたはSDI信号のオン/オフを検出した時に、選択信号SELを固定するよう機能するものであり、図示のように、デコーダ640に対応するデコーダ640Cと、外部信号(EXT SIGNAL)検出器642と、SDI信号検出器644と、OR回路646とを備えている。詳細には、外部信号検出器642は、外部基準同期信号が、位相同期化回路Bまたはこの回路Bを含む装置に入力された場合に、一定時間“ハイ(HI)”となる外部検出信号 EXT_DETECTを出力するよう動作する。尚、図3の基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCは、その外部基準同期信号から導出したものである。この検出器642は、信号の有無を検出するための任意の在来設計の回路で構成することができる。同様に、SDI信号検出器644は、SDI信号が、位相同期化回路Bまたはこの回路Bを含む装置に入力された場合に、一定時間“ハイ(HI)”となるSDI検出信号SDI_DETECTを出力するよう動作する。尚、図3のパラレルクロックP_CLKは、そのSDI信号から得たものである。この検出器644もまた、検出器642と同様に在来の回路で構成することができる。これら検出器642,644からの信号を受けるOR回路646は、デフォルト信号DEFAULTを出力に発生する。このデフォルト信号DEFAULTは、検出信号 EXT_DETECTまたは検出信号SDI_DETECTのいずれかまたは双方がハイの期間中ハイとなって、デフォルト状態を示す。このデフォルト信号DEFAULTを受ける入力を有するデコーダ640Cは、図3のデコーダ640と同様に、コンパレータ5008および5208からのラッチエラー信号LER1およびLER2を受ける入力を有している。
図13には、このデコーダ640Cのデコード・ロジックの真理値表を示している。図13から分かるように、デフォルト信号DEFAULTがハイの時、すなわちデフォルト状態のとき、ラッチエラー信号LER1およびLER2の状態にかかわらず、SELは“HI”の状態を取る。このことは、デフォルト状態では、主ラッチ側からのラッチ信号を常に選択することを意味しており、図11の例では、フレーム・パルス信号FRM_PS_Rを常に選択する。これにより、フレーム・パルス信号FRM_PS_Fとフレーム・パルス信号FRM_PS_Rとの間で選択が切り替わることによる問題を解消することができる。一方、デフォルト信号DEFAULTがローの時、すなわち非デフォルト状態のときは、図9に示したのと同じ動作をする。この時の動作は、図9で既に説明した。例えば、このデフォルト状態の終了直後において、主ラッチ1Bおよび副ラッチ3Bが誤動作していない場合には、ラッチエラー信号LER1およびLER2は双方ともハイでSEL=“=”となって、前回の選択状態を保持する。このため、デフォルト時に行った主ラッチ側の選択が続行されることになる。尚、図13の図表では、デフォルト状態のときに選択信号SELで主ラッチ側を選択するとしたが、いずれか一方のラッチ信号の選択に固定されれば十分であるため、デフォルト状態において副ラッチ側を常に選択するように変更することもできる。
次に、図14を参照して、本発明の別の実施形態の位相同期化回路Dについて説明する。この位相同期化回路Dは、図3に示した位相同期化回路Bまたは図12の変更を加えた位相同期化回路Bとは、ほぼ同じである。したがって、図14では、異なっている部分について図示しており、その他の部分の図示は省略している。また、図14では、図3の要素と対応する要素には、同じ参照番号の後に記号“D”を付している。詳細には、相違点は、この位相同期化回路Dでは、主ラッチ1Dと副ラッチ3Dの出力であるラッチ信号を、セレクタ66Dのデータ入力に直接供給し、そして立ち上がりエッジ検出器5002Dと5202Dの出力を関係するレジスタA,BとレジスタC,Dのみにそれぞれ供給していることである。この点は、図3においては、エッジ検出器5002と5202の出力をセレクタ66Bに供給しているのと異なっている。この図14の位相同期化回路Dは、ラッチ出力を、そのままの形態で外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCとして用いる場合に適している。
以上に説明した本発明の実施形態による位相同期化回路BおよびDは、図4に示した種々のフォーマットのテレビジョン信号、すなわち各種のフォーマットのHD−SDI信号並びにいくつかのフォーマットのSD−SDI信号にも同様に適用することができる。これに関連して、図3の回路図では、1/5分周カウンタ5000を、ラッチ位置の計測のためのクロックの生成に使用したが、この5という分周比としたのは、図4に示した各種のフォーマットのSDI信号の1フレームのドット数が5で割り切れるからである。このため、5以外の値であっても、その他の任意の割り切れる値を分周比として使用することもできる。さらに、この分周比は、本位相同期化回路を適用する種々のフォーマットの特定の組み合わせに対して決めることもできる。さらにまた、図3の回路では、外部基準信号として、フレーム同期信号を使用したが、位相同期化という観点からは、水平同期信号を受けるようにすることもできる。この場合でも、同様の回路構成で位相同期化回路を構成することができる。
次に、図15を参照して、本発明の1実施形態による位相同期化回路Eを組み込んだテレビジョン信号処理装置Fについて説明する。図示のように、この信号処理装置Fは、シンクセパレータ7と、位相同期化回路Eと、波形表示部8とを備えている。シンクセパレータ7は、外部基準信号EXT_REF_SIGNALを受ける入力を有し、そしてその外部基準信号から基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCを分離して出力する。このシンクセパレータは、従来公知の任意の回路で構成することができる。次の位相同期化回路Eは、図3、図12または図14に示した本発明の1実施形態の位相同期化回路のいずれかであって、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCと、そしてSDI信号(波形表示すべきテレビジョン信号)から分離されたパラレルクロックP_CLKとを受け、そして出力に上述の通り外部フレーム同期信号EXT_FRM_SYNCを発生する。この信号EXT_FRM_SYNCを受ける波形表示部8は、波形表示すべきSDI信号を受ける入力を有する。これにより、波形表示部8は、受けたSDI信号の波形表示を、このSDI信号に位相同期させた信号EXT_FRM_SYNCを基準として行う。この結果、SDI信号の波形表示における位相ジッタをキャンセルすることができ、表示されたテレビジョン信号波形の時間方向のずれを実質上除去することができる。このテレビジョン信号処理装置Fの例としては、ウェーブフォーム・モニタ、オシロスコープ、CRT等の任意の波形表示装置が含まれる。さらにまた、本発明は、波形表示装置だけでなく、SDI信号のようなテレビジョン信号を処理するその他の任意の信号処理装置にも適用することができる。
図1は、本発明の1実施形態によるラッチを示すブロック図。 図2は、図1に示したラッチエラー検出器と最適出力選択回路の1実施形態を示すブロック図。 図3は、本発明の1実施形態による位相同期化回路を示すブロック図。 図4は、テレビジョン信号のHD−SDI信号およびSD−SDI信号に関して、種々のフォーマットと、そのデジタル・ビデオクロック周波数と、1フレームのドット数の関係を示す図表。 図5は、図3の位相同期化回路の各部における波形のタイミング図であって、主ラッチ側にのみラッチエラーが存在する場合のタイミング関係を示す。 図6は、この図5の動作例の場合において、図3の位相同期化回路のラッチエラー補償動作を示すタイミング図。 は、図3の位相同期化回路の各部における波形のタイミング図であって、副ラッチ側にのみラッチエラーが存在する場合のタイミング関係を示す。 は、この図7の動作例の場合において、図3の位相同期化回路のラッチエラー補償動作を示すタイミング図。 図9は、図3のデコーダのデコード・ロジックの真理値表を示す図表。 図10は、図3の主ラッチと副ラッチの双方においてラッチエラーが起きない場合であって、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCのエッジがパラレルクロックP_CLKの立ち下がりエッジと立ち上がりエッジとの間に存在するときにおける、図3の回路の動作を示すタイミング図。 図11は、図3の主ラッチと副ラッチの双方においてラッチエラーが起きない場合であって、基準フレーム同期信号REF_FRM_SYNCのエッジがパラレルクロックP_CLKの立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの間に存在するときにおける、図3の回路の動作を示すタイミング図。 図12は、図3に示した最適出力選択回路とは代替の実施形態の最適出力選択回路を示すブロック図。 図13は、図12のデコーダのデコード・ロジックの真理値表を示す図表。 図14は、本発明の別の実施形態の位相同期化回路を示すブロック図。 図15は、本発明の1実施形態による位相同期化回路を組み込んだテレビジョン信号処理装置を示すブロック図。
符号の説明
1 第1ラッチ回路
2 ラッチエラー補償器
3 第2ラッチ回路
4 選択回路
5 ラッチエラー検出器
6 最適出力選択回路
B 位相同期化回路
1B 主ラッチ
3B 副ラッチ
5B ラッチエラー検出器
6B 最適出力選択回路
640 デコーダ
640C デコーダ
D 位相同期化回路
F テレビジョン信号処理装置
REF_FRM_SYNC 基準フレーム同期信号
P_CLK パラレルクロック
EXT_FRM_SYNC 外部フレーム同期信号
FRM_R フレーム同期信号
FRM_F フレーム同期信号
FRM_PS_R フレーム・パルス信号
FRM_PS_F フレーム・パルス信号
COUNT カウンタ出力
LER1 ラッチエラー信号
LER2 ラッチエラー信号
SEL 選択信号

Claims (11)

  1. ラッチ方法であって、
    イ)第1信号を、第2信号の第1の部分に応答してラッチして第1ラッチ信号を発生するラッチ・ステップであって、前記第1部分は、前記第2信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのうちの一方である、前記のラッチ・ステップと、
    ロ)前記第1信号を、前記第2信号の第2の部分に応答してラッチして第2ラッチ信号を発生するラッチ・ステップであって、前記第2部分は、前記第2信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのうちの他方である、前記のラッチ・ステップと、
    ハ)前記第1と第2のラッチ信号の一方をラッチ信号出力として選択する選択ステップと、
    を含み、
    前記選択ステップは、
    イ)前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号の各々における、ラッチ位置におけるエラーを検出して該エラーを表すラッチエラー信号を発生するラッチエラー検出ステップと、
    ロ)前記ラッチエラー信号に基づき、前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号のいずれか一方を選択する最適出力選択ステップと、
    を含む、ラッチ方法。
  2. 請求項記載の方法において、前記ラッチエラー検出ステップは、
    イ)前記第1ラッチ信号においてラッチ位置における前記エラーを検出して、第1の前記ラッチエラー信号を発生する第1ラッチエラー検出ステップと、
    ロ)前記第2ラッチ信号においてラッチ位置における前記エラーを検出して、第2の前記ラッチエラー信号を発生する第2ラッチエラー検出ステップと、
    を含むラッチ方法。
  3. 請求項記載の方法において、前記第1と第2のラッチエラー検出ステップの各々は、
    イ)前記第1と第2のラッチ信号のうちの関連するラッチ信号と、前記第2信号とを受け、前記第2信号の所定の基準位置から、前記関連するラッチ信号の前記ラッチ位置までの長さを表すラッチ状態信号を発生するラッチ状態検出ステップと、
    ロ)前記第1信号の第1の周期的部分に対し生成された前記ラッチ状態信号を、前記第1信号の前記第1周期的部分に隣接する第2の周期的部分に対し生成された前記ラッチ状態信号と比較して、この比較結果に応じて前記関連するラッチ信号における前記ラッチエラー信号を発生するラッチ状態比較ステップと、
    を含むラッチ方法。
  4. 請求項記載の方法において、前記最適出力選択ステップは、
    イ)前記第1ラッチ信号に関する第1の前記ラッチエラー信号と、前記第2ラッチ信号に関する第2の前記ラッチエラー信号とを受け、前記第1ラッチエラー信号と前記第2ラッチエラー信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方の選択を示す選択信号を発生する最適出力判断ステップと、
    ロ)前記選択信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方を出力するステップと、
    を含むラッチ方法。
  5. 請求項1からのいずれかに記載のラッチ方法において、該ラッチ方法が前記第1信号を前記第2信号に位相を同期化させるのに使用される、ラッチ方法。
  6. ラッチであって、
    イ)第1信号を、第2信号の第1の部分に応答してラッチした第1ラッチ信号を発生する第1のラッチ回路であって、前記第1部分は、前記第2信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのうちの一方である、前記の第1ラッチ回路と、
    ロ)前記第1信号を、前記第2信号の第2の部分に応答してラッチして第2ラッチ信号を発生する第2のラッチ回路であって、前記第2部分は、前記第2信号の立ち上がりエッジおよび立ち下がりエッジのうちの他方である、前記の第2ラッチ回路と、
    ハ)前記第1と第2のラッチ信号を受け、これら信号の一方を、ラッチ信号出力として選択する選択回路と、
    を含み、
    前記選択回路は、
    イ)前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号の各々における、ラッチ位置におけるエラーを検出して該エラーを表すラッチエラー信号を発生するラッチエラー検出器と、
    ロ)前記ラッチエラー信号に基づき、前記第1ラッチ信号と前記第2ラッチ信号のいずれか一方を選択する最適出力選択回路と、
    を含む、ラッチ。
  7. 請求項記載のラッチにおいて、前記ラッチエラー検出器は、
    イ)前記第1ラッチ信号においてラッチ位置における前記エラーを検出して、第1の前記ラッチエラー信号を発生する第1のラッチエラー検出器と、
    ロ)前記第2ラッチ信号においてラッチ位置における前記エラーを検出して、第2の前記ラッチエラー信号を発生する第2のラッチエラー検出器と、
    を含むラッチ。
  8. 請求項記載のラッチにおいて、前記第1と第2のラッチエラー検出器の各ラッチエラー検出器は、
    イ)前記第1と第2のラッチ信号のうちの関連するラッチ信号と前記第2信号とを受け、前記第2信号の所定の基準位置から、前記関連するラッチ信号の前記ラッチ位置までの長さを表すラッチ状態信号を発生するラッチ状態検出器と、
    ロ)前記第1信号の第1の周期的部分に対し生成された前記ラッチ状態信号を、前記第1信号の前記第1周期的部分に隣接する第2の周期的部分に対し生成された前記ラッチ状態信号と比較して、この比較結果に応じて前記関連するラッチ信号における前記ラッチエラー信号を発生するラッチ状態比較器と、
    を含むラッチ。
  9. 請求項記載のラッチにおいて、前記ラッチ状態検出器は、
    イ)前記関連するラッチ信号を受けてラッチ状態検出期間信号を発生するラッチ状態検出タイミング発生器と、
    ロ)前記第2信号を受け、該第2信号の前記所定基準位置と同時に開始する基準クロック数を発生するラッチ状態検出基準クロック発生器と、
    を備え、前記ラッチ状態検出器は、前記第1信号の前記第1と第2の周期的部分の各々に関して前記ラッチ状態検出期間に生成される前記基準クロック数を表す前記ラッチ状態信号を発生するラッチ。
  10. 請求項記載のラッチにおいて、前記最適出力選択回路は、
    イ)前記第1ラッチエラー検出器からの第1の前記ラッチエラー信号と前記第2ラッチエラー検出器からの第2の前記ラッチエラー信号とを受け、これら信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方の選択を示す選択信号を発生する最適出力判断回路と、
    ロ)前記選択信号に基づき、前記第1と第2のラッチ信号のいずれか一方を、前ラッチ信号出力として出力するセレクタと、
    を含むラッチ。
  11. 請求項から10のいずれかに記載のラッチにおいて、記ラッチ前記第1信号を前記第2信号に位相を同期化させるのに使用される、ラッチ。
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