JP4509703B2 - 配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラム - Google Patents

配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラム Download PDF

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Description

この発明は、上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラムに関し、特に、容量値テーブルを小さくし、精度を低下させることなく配線容量を効率的に算出することができる配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラムに関するものである。
LSI設計時、LSIが想定した速度で動作することを確認するため、信号がトランジスタや配線を伝播する速度を計算する。その際、配線は抵抗、容量のモデルで表わされ、抵抗値は信号伝播時間を計算する対象となる配線(以下、着目配線と呼ぶ)の形状のみで決まるが、容量値は着目配線以外に、上下左右、斜め上下方向の配線(以下、隣接配線と呼ぶ)の配置状況により左右される。
このため、従来は、上下左右、斜め上下方向の隣接配線の配置パターンに基づく容量値を容量値テーブルとして記憶し、着目配線の容量値は隣接配線の配置情報をもとに容量値テーブルの配置パターンと一致した配線容量を使用していた(例えば、特許文献1および非特許文献1参照。)。
米国特許第6185722号明細書 Peter Habitz、Bill Livingstone、Laura Darden、Paul Zuchowski、「寄生情報抽出の性能標準を塗り替えるIBMのASIC」、IBM Microelectronics、Vol. 7、No. 4
しかしながら、着目配線の容量値に影響がある隣接配線の配置パターンは膨大な数となるため、容量値テーブルを作成する時間がかかり、また、作成される容量値テーブルのサイズが大きなものとなるという問題がある。今後、より高機能なLSIを作成するために配線層数が増えると、容量値テーブルはさらに大きくなることが予想される。
これに対し、着目配線の斜め上下方向に存在する隣接配線のパターンを無視することで配置パターンの数を小さくし、容量値テーブルを小さくすることができるが、隣接配線のパターンを無視することによって精度が犠牲となるという問題がある。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、容量値テーブルを小さくし、精度を低下させることなく配線容量を効率的に算出することができる配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明に係る配線容量算出装置は、上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出装置であって、前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出手段と、前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正手段と、前記斜め容量算出手段により算出された斜め容量と前記基本容量補正手段により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出手段と、を備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出し、上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正し、算出した斜め容量と補正した基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出するよう構成したので、斜め上下方向の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量を容量値テーブルに記憶する必要をなくすことができる。
また、請求項2の発明に係る配線容量算出装置は、請求項1の発明において、前記斜め容量算出手段は、真上の隣接配線に基づく配線容量を補正して斜め上方向の隣接配線に基づく配線容量を算出することを特徴とする。
この請求項2の発明によれば、真上の隣接配線に基づく配線容量を補正して斜め上方向の隣接配線に基づく配線容量を算出するよう構成したので、真上の隣接配線に対する配線容量を記憶した容量値テーブルを用いて斜め上方向の隣接配線に基づく配線容量を算出することができる。
また、請求項3の発明に係る配線容量算出装置は、請求項1の発明において、前記基本容量補正手段は、斜め上方向の隣接配線を仮想的に真上に移動した場合の第1の仮想配線容量と斜め上方向の隣接配線を仮想的になくした第2の仮想配線容量とを算出し、該算出した第1の仮想配線容量と第2の仮想配線容量との補間により前記基本容量を補正することを特徴とする。
この請求項3の発明によれば、斜め上方向の隣接配線を仮想的に真上に移動した場合の第1の仮想配線容量と斜め上方向の隣接配線を仮想的になくした第2の仮想配線容量とを算出し、算出した第1の仮想配線容量と第2の仮想配線容量との補間により基本容量を補正するよう構成したので、斜め上方向に隣接配線がある場合の基本容量を算出することができる。
また、請求項4の発明に係る配線容量算出方法は、上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出方法であって、前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出工程と、前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正工程と、前記斜め容量算出工程により算出された斜め容量と前記基本容量補正工程により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出工程と、を含んだ、上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量の算出をコンピュータが有するCPUにより実行することを特徴とする。
この請求項4の発明によれば、斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出し、上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正し、算出した斜め容量と補正した基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出するよう構成したので、斜め上下方向の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量を容量値テーブルに記憶する必要をなくすことができる。
また、請求項5の発明に係る配線容量算出プログラムは、請求項1の発明において、上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出プログラムであって、前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出手順と、前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正手順と、前記斜め容量算出手順により算出された斜め容量と前記基本容量補正手順により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
この請求項5の発明によれば、斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出し、上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正し、算出した斜め容量と補正した基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出するよう構成したので、斜め上下方向の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量を容量値テーブルに記憶する必要をなくすことができる。
請求項1、4および5の発明によれば、斜め上下方向の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量を容量値テーブルに記憶する必要がないので、容量値テーブルを小さくし、精度を低下させることなく配線容量を効率的に算出することができるという効果を奏する。
また、請求項2の発明によれば、真上の隣接配線に対する配線容量を記憶した容量値テーブルを用いて斜め上方向の隣接配線に基づく配線容量を算出するので、斜め上方向の隣接配線の配線容量を容量値テーブルに記憶する必要をなくすことができるという効果を奏する。
また、請求項3の発明によれば、斜め上方向に隣接配線がある場合の基本容量を算出するので、斜め上方向の隣接配線の組合せパターンに対する基本容量を容量値テーブルに記憶する必要をなくすことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラムの好適な実施例を詳細に説明する。なお、本実施例では、着目配線の容量値を求める際に着目配線を適当に決めた単位長さの配線要素(以下、配線要素と呼ぶ)に区切り、各配線要素に対して隣接配線の配置条件を調べて容量値を求める。そして、最終的な着目配線の容量は、配線要素の容量値を足しあわせるか、もしくは、回路として組み合わせることによって求める。
まず、本実施例に係る配線容量算出装置の構成について説明する。図1は、本実施例に係る配線容量算出装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この配線容量算出装置100は、容量値テーブル110と、配線データ記憶部120と、斜め隣接配線探索部130と、斜め容量算出部140と、基本容量補正部150と、容量算出制御部160とを有する。
容量値テーブル110は、隣接配線の配置パターンに基づいて配線容量を記憶するテーブルである。ただし、この容量値テーブル110は、着目配線に対し、上、下、左、右の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量のみを記憶し、斜め上や斜め下の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量を記憶しない。
この容量値テーブル110が、上下左右の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量のみを記憶し、斜め上や斜め下の隣接配線の組合せパターンに対する配線容量を記憶しないことによって、テーブルのサイズを小さくし、テーブルの作成を効率良く行うことができる。
図2は、容量値テーブル110を説明するための説明図である。同図に示すように、この容量値テーブル110は、三つの容量値テーブル「容量値テーブル1」、「容量値テーブル2」および「容量値テーブル3」から構成される。
「容量値テーブル1」は上層配線との配線容量Caを記憶し、「容量値テーブル2」は下層配線との配線容量Cbを記憶し、「容量値テーブル3」は左配線との配線容量Clと、右配線との配線容量Crと、基板との配線容量Csとの和を記憶する。
図3は、容量値テーブルの一例を示す図である。なお、「容量値テーブル1」、「容量値テーブル2」および「容量値テーブル3」は、全て同様の形式であるので、ここでは、「容量値テーブル1」を例として示す。
図3に示すように、隣接配線の配置パターンとしては、上下層配線の配置条件と左右配線の配置条件の組合せがある。ここで、上下層配線の配置条件を構成する「***1X1」などの文字列は、各文字が各配線層の配線状態を表わし、左から順に6層、5層、・・・、1層の配線状態を表わす。なお、ここでは、配線層は6層であるとしている。
また、各文字は、「*」が、その層に配線が合ってもなくてもよい(それより着目層に近い層に配線があるため見えない)ことを表わし、「1」が、その層に配線があることを表わし、「0」が、その層に配線が無いことを表わし、「X」が、着目配線層であることを表わす。
また、左右配線の配置条件を構成する二つの数字は、それぞれが左右いずれかの配置条件を表わし、左右を入れ替えて同じ配置条件になる場合は、同一の配置条件とする。それぞれの数字は、「1」が1グリッド隣に配線が存在することを表わし、「2」が2グリッド隣に配線が存在することを表わし、「3」が3グリッド隣に配線が存在することを表わす。また、「*」は、3グリッド以内に配線が存在しないことを表わす。なお、ここでは、隣接配線が3グリッドより遠い位置にある場合には容量値にほとんど影響を与えないものとしている。
このように、上層配線との配線容量Caは、他の隣接配線の状況に影響され、他の隣接配線の状況によって異なる値となる。他の隣接配線の状況に影響される点は、他の配線容量Cb、Cl、Cr、Csについても同様である。
配線データ記憶部120は、LSIの配線状態に関するデータを記憶する記憶部である。この配線データ記憶部120に記憶されているデータに基づいて、着目配線に対する隣接配線のパターンを特定することができる。
斜め隣接配線探索部130は、配線データ記憶部120に記憶された配線状態に関するデータを検索し、着目配線の斜め上方向または斜め下方向に隣接する配線があるか否かを判定する処理部である。
斜め容量算出部140は、斜め隣接配線探索部130が着目配線の斜め上方向または斜め下方向に隣接する配線があると判定した場合に、斜め上方向または斜め下方向の隣接配線に対する配線容量である斜め容量を算出する処理部である。なお、この斜め容量算出部140による斜め容量算出処理の詳細については後述する。
基本容量補正部150は、着目配線の上下左右の隣接配線および基板による配線容量である基本容量を、斜め容量による影響を考慮して補正する処理部である。なお、この基本容量補正部150による補正処理の詳細についても後述する。
容量算出制御部160は、配線容量算出装置100全体の制御をおこなう処理部であり、斜め容量算出部140や基本容量補正部150を用いて各配線要素の配線容量を求める。また、この容量算出制御部160は、配線要素の容量値を足しあわせて着目配線の配線容量を求める。
次に、斜め容量算出部140による斜め容量算出処理の詳細について説明する。図4は、斜め容量算出部140が斜め容量算出に用いる仮想モデルを示す図である。同図において、Na、Nbはそれぞれ斜め上、斜め下に位置する隣接配線を示し、Cfa、Cfbはそれぞれ着目配線要素とNa、Nbとの間の配線容量を示す。また、斜め容量Cf=Cfa+Cfbとし、着目配線要素の総配線容量をCtとして、Ct=Cf+Cgとする。
ここで、Cgは、着目配線要素の総配線容量から斜め容量を除いた配線容量であり、斜め方向の隣接配線以外の隣接配線および基板による基本容量である。この基本容量Cgは、斜め方向の隣接配線がある場合と無い場合では値が異なる。すなわち、この基本容量Cgは、斜め方向の隣接配線がある場合には、その影響によって値が小さくなるため、値を補正する必要がある。
「仮想モデル1」は、Na、Nbがそれぞれ着目配線要素の真上、真下に位置するとした場合のモデルであり、このとき、着目配線要素とNa、Nbとの間の配線容量をそれぞれCfa1、Cfb1とし、着目配線要素の総配線容量をCt1とする。また、Cf1=Cfa1+Cfb1、Cg1=Ct1−Cf1とする。
「仮想モデル2」は、Na、Nbが存在しないとした場合のモデルである。このとき、着目配線要素の総配線容量をCt0=Cf0+Cg0とすると、Cf0=0であり、Ct0=Cg0である。
図5は、仮想モデルの別の配置例と容量値テーブルの値との関係を示す図である。同図に示すように、この配置例では、斜め上の隣接配線Na、上下左右の隣接配線による配線容量をそれぞれCfa、Ca、Cb、Cl、Crとし、「仮想モデル1」での配線容量をそれぞれCfa1、Cb1、Cl1、Cr1とし、「仮想モデル2」での配線容量をそれぞれCa0、Cb0、Cl0、Cr0としている。なお、「仮想モデル1」において、Naにより上層配線との容量は見えないため、Ca1=0とする。
このとき、「仮想モデル1」より
f1=「容量値テーブル1」の値
=Cfa1
g1=「容量テーブル2」の値+「容量テーブル3」の値
=Cb1+Cl1+Cr1+Cs1
であり、「仮想モデル2」より
t0=容量テーブル1+容量テーブル2+容量テーブル3
=Ca0+Cb0+Cl0+Cr0+Cs0
である。
また、図6、図7は、Cfa計算に使用する係数を示す図である。ここで、図6は、Naが着目配線と平行している場合を示し、図7は、Naが着目配線とねじれの位置にある場合を示す。また、図8、図9は、Cfb計算に使用する係数を示す図である。ここで、図8は、Nbが着目配線と平行している場合を示し、図9は、Nbが着目配線とねじれの位置にある場合を示す。図6〜図9において、各係数の定義は以下の通りである。
w:着目配線要素の幅。
l:着目配線要素の長さ。
a:Naの端と着目配線要素の中心との距離の水平方向成分。
a:Naと着目配線要素との間の距離の垂直方向成分。
a:Naが着目配線と平行している場合pa=w。Naが着目配線と平行している場合pa=l。
b:Nbの端と着目配線要素の中心との距離の水平方向成分。
b:Nbと着目配線要素との間の距離の垂直方向成分。
b:Nbが着目配線と平行している場合pb=w。Nbが着目配線と平行している場合pb=l。
これらの係数を用いて、
Figure 0004509703
とすると
fa=Cfa1・g(aa,da,pa)
fb=Cfb1・g(ab,db,pb)
f=Cfa+Cfb
となる。ここで、Cfa1およびCfb1は、容量値テーブルより求める。
また、g(a,d,p)は、以下のようにして導くことができる。図10に示すように、斜め上配線との配線容量をCf、斜め上配線が真上にあるとした場合の配線容量をCf1とし、図11に示すように、配線上面に沿ってx軸をとる。
ここで、着目配線と上層配線との距離が十分遠い(s>>x)として、着目配線は斜め上方向配線の下角に対し容量ができるものとする。また、x=0から上層配線の下角に対して引いた配線とx=xの位置から上層配線の下角に対して引いた線とは平行とみなせるとする。
以上の仮定よりx=xから上層配線の下角との距離は、図10の三角形10と図11の三角形20の相似から
Figure 0004509703
となる。
よって、x=xの位置での微小要素における平行平板容量dCfは図10の奥行きをwとして
Figure 0004509703
となる。
よって、着目配線と斜め上方向にある配線との容量CfはdCfをx=−p/2からx=p/2まで積分して、
Figure 0004509703
となる。
ここで、斜め上にある配線が仮に着目配線の真上に来た時の配線容量Cf1は、Cf1=εwp/dであるから、この式と
Figure 0004509703
より
Figure 0004509703
となる。
なお、d、p、aはLSI設計において定義域を決められる値であるため、計算高速化のために関数gの計算値をd、p、aを変数としたテーブルとして持ち、d、p、aがテーブル上当てはまらない組み合わせにおいては補完により値を求めてもよい。以下に、関数gのテーブル例を示す。
<関数gのテーブル内容例>
着目配線層(pの値)
[NaもしくはNbの配線層]
(aの値, gの値) (aの値, gの値) …
[NaもしくはNbの配線層]
<関数gのテーブル数値例>
LD(900)
[LA]
(900,950) (1800,900) (2700,850) (3600,800) (4500,750) (5400,700)
[LB]

なお、上記テーブル例においては、dの値が配線層により決まることから、dの値は明示されていない。
次に、基本容量補正部150による補正処理の詳細について図12を用いて説明する。図12は、上層配線の位置によるその他の配線容量への影響を説明するための説明図である。図12に示すように、着目配線に対する上層配線が異なる場合、上層配線の配線容量Caは当然変化するが、Caの影響によりCl、Cr、Cbの値も変化する。
一般的に、Caが大きくなるとCl、Cr、Cbは減少する。図12でCf=Ca、Cg=Cl+Cr+Cbとした場合、CfとCgは次の式の関係があることが実際に容量抽出を行うことでわかる。
Figure 0004509703
ここで、α、β、γは定数である。
図12の上層配線無しの状態でCg=Cg0、Cf=0とし、上層配線真上の状態でCg=Cg1、Cf=Cf1とすると、
Figure 0004509703
であり、上層配線無しの状態からCfが増えていく初期段階では総配線容量Ct=Cf+Cg
はほとんど変化しないはずであるから
Figure 0004509703
である。
よって、(8)、(9)の3式を連立して解くと
Figure 0004509703


となる。
したがって、Ct0(Cg0)、Cf1およびCg1の値から式(10)を用いてα、β、γを求め、α、β、γおよびCfの値から式(7)を用いて基本容量の補正値Cgを求めることができる。
次に、本実施例に係る配線容量算出装置100による着目配線要素に対する配線容量算出処理の処理手順について説明する。図13は、本実施例に係る配線容量算出装置100による着目配線要素に対する配線容量算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
同図に示すように、配線容量算出装置100は、容量算出制御部160が容量値テーブル110から基本容量Ct0を取得する(ステップS101)。そして、斜め隣接配線探索部130が斜め上下方向の隣接配線を探索し、斜め上下方向の隣接配線があるか否かを判定する(ステップS102)。
その結果、斜め上下方向の隣接配線がある場合には、斜め容量算出部140が「仮想モデル1」よりCfa1およびCfb1を容量値テーブル110から取得し(ステップS103)、斜め容量Cfを計算する(ステップS104)。なお、Na、Nbが複数ある場合は、全てのNa、Nbに対してCfa1、Cfb1を求めて、Cfを計算する。
そして、基本容量補正部150がCf1、Cg1を容量値テーブル110から取得し(ステップS105)、Cf1、Cg1およびCt0を用いて基本容量の補正値Cgを計算する(ステップS106)。そして、容量算出制御部160が、CfとCgを用いて着目配線要素に対する総配線容量Ctを計算する(ステップS107)。
一方、斜め上下方向の隣接配線が無い場合には、基本容量Ct0をそのまま着目配線要素に対する総配線容量Ctとする(ステップS108)。
上述してきたように、本実施例では、容量値テーブル110に上下左右の隣接配線および基板による配線容量を記憶し、斜め隣接配線探索部130が斜め上下方向の隣接配線があるか否かを判定し、斜め上下方向の隣接配線がある場合には、斜め容量算出部140が斜め容量Cfを計算し、基本容量補正部150が基本容量の補正値Cgを計算し、容量算出制御部160が斜め容量Cfと補正値Cgを加えて着目配線要素の総配線容量Ctを算出することとしたので、容量値テーブル110に斜め方向の配置パターンの組合せに対する容量値を記憶することなく、配線容量を精度良く算出することができる。
なお、本実施例では、配線容量算出装置について説明したが、この配線容量算出装置が有する構成をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する配線容量算出プログラムを得ることができる。そこで、この配線容量算出プログラムを実行するコンピュータシステムについて説明する。
図14は、本実施例に係る配線容量算出プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。同図に示すように、このコンピュータシステム200は、本体部201と、本体部201からの指示により表示画面202aに情報を表示するディスプレイ202と、このコンピュータシステム200に種々の情報を入力するためのキーボード203と、ディスプレイ202の表示画面202a上の任意の位置を指定するマウス204と、LAN206または広域エリアネットワーク(WAN)に接続するLANインタフェースと、公衆回線207に接続するモデムとを有する。ここで、LAN206は、他のコンピュータシステム(PC)211、サーバ212、プリンタ213などとコンピュータシステム200とを接続している。
また、図15は、図14に示した本体部201の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この本体部201は、CPU221と、RAM222と、ROM223と、ハードディスクドライブ(HDD)224と、CD−ROMドライブ225と、FDドライブ226と、I/Oインタフェース227と、LANインタフェース228と、モデム229とを有する。
そして、このコンピュータシステム200において実行される配線容量算出プログラムは、フロッピィディスク(FD)208、CD−ROM209、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体に記憶され、これらの記憶媒体から読み出されてコンピュータシステム200にインストールされる。
あるいは、この配線容量算出プログラムは、LANインタフェース228を介して接続されたサーバ212のデータベース、他のコンピュータシステム(PC)211のデータベースなどに記憶され、これらのデータベースから読み出されてコンピュータシステム200にインストールされる。
そして、インストールされた配線容量算出プログラムは、HDD224に記憶され、RAM222、ROM223などを利用してCPU221により実行される。
(付記1)上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出装置であって、
前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出手段と、
前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正手段と、
前記斜め容量算出手段により算出された斜め容量と前記基本容量補正手段により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出手段と、
を備えたことを特徴とする配線容量算出装置。
(付記2)前記斜め容量算出手段は、真上の隣接配線に基づく配線容量を補正して斜め上方向の隣接配線に基づく配線容量を算出することを特徴とする付記1に記載の配線容量算出装置。
(付記3)前記斜め容量算出手段は、真上の隣接配線に基づく配線容量を記憶した上方向容量値テーブルから真上の隣接配線に基づく配線容量を取得することを特徴とする付記2に記載の配線容量算出装置。
(付記4)前記基本容量補正手段は、斜め上方向の隣接配線を仮想的に真上に移動した場合の仮想配線容量を算出し、該算出した仮想配線容量を用いて前記基本容量を補正することを特徴とする付記1に記載の配線容量算出装置。
(付記5)前記基本容量補正手段により算出され、前記基本容量の補正に用いられる仮想配線容量は、斜め上方向の隣接配線を仮想的に真上に移動した仮想上方向隣接配線に基づく仮想上方向配線容量と、下方向および左右方向の隣接配線に基づく配線容量を該仮想上方向隣接配線に基づいて補正した仮想基本容量とであることを特徴とする付記4に記載の配線容量算出装置。
(付記6)前記基本容量補正手段は、真上の隣接配線に基づく配線容量を記憶した上方向容量値テーブルと、真下の隣接配線に基づく配線容量を記憶した下方向容量値テーブルと、左右の隣接配線に基づく配線容量を記憶した左右方向容量値テーブルとを用いて前記仮想配線容量を算出することを特徴とする付記4に記載の配線容量算出装置。
(付記7)前記斜め上下方向の隣接配線があるか否かを判定する斜め隣接配線判定手段をさらに備え、
前記斜め隣接配線判定手段により斜め上下方向の隣接配線がないと判断された場合には、算出する配線容量として上下左右の隣接配線に基づく配線容量を用いることを特徴とする付記1に記載の配線容量算出装置。
(付記8)前記斜め隣接配線判定手段により斜め上下方向の隣接配線がないと判断された場合に、上下左右の隣接配線に基づく配線容量を記憶した容量値テーブルを用いて配線容量の算出を行うことを特徴とする付記7に記載の配線容量算出装置。
(付記9)上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出方法であって、
前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出工程と、
前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正工程と、
前記斜め容量算出工程により算出された斜め容量と前記基本容量補正工程により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出工程と、
を含んだことを特徴とする配線容量算出方法。
(付記10)上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出プログラムであって、
前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出手順と、
前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正手順と、
前記斜め容量算出手順により算出された斜め容量と前記基本容量補正手順により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする配線容量算出プログラム。
以上のように、本発明に係る配線容量算出装置、配線容量算出方法および配線容量算出プログラムは、LSIの設計に有用であり、特に、LSIの動作速度の確認のために配線容量を算出する場合に適している。
本実施例に係る配線容量算出装置の構成を示す機能ブロック図である。 容量値テーブルを説明するための説明図である。 容量値テーブルの一例を示す図である。 斜め容量算出部が斜め容量算出に用いる仮想モデルを示す図である。 仮想モデルの別の配置例と容量値テーブルの値との関係を示す図である。 fa計算に使用する係数を示す図(Naが着目配線と平行している場合)である。 fa計算に使用する係数を示す図(Naが着目配線とねじれの位置にある場合)である。 fb計算に使用する係数を示す図(Nbが着目配線と平行している場合)である。 fb計算に使用する係数を示す図(Nbが着目配線とねじれの位置にある場合)である。 斜め上配線との配線容量および斜め上配線が真上にあるとした場合の配線容量を示す図である。 配線容量計算時の位置とサイズの関係を示す図である。 上層配線の位置によるその他の配線容量への影響を説明するための説明図である。 本実施例に係る配線容量算出装置による着目配線要素に対する配線容量算出処理の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例に係る配線容量算出プログラムを実行するコンピュータシステムを示す図である。 図14に示した本体部の構成を示す機能ブロック図である。
符号の説明
10 三角形
20 三角形
100 配線容量算出装置
110 容量値テーブル
120 配線データ記憶部
130 斜め隣接配線探索部
140 斜め容量算出部
150 基本容量補正部
160 容量算出制御部
200,211 コンピュータシステム
201 本体部
202 ディスプレイ
202a 表示画面
203 キーボード
204 マウス
206 LAN
207 公衆回線
208 フロッピィディスク
209 CD−ROM
212 サーバ
213 プリンタ
221 CPU
222 RAM
223 ROM
224 ハードディスクドライブ
225 CD−ROMドライブ
226 フロッピィディスクドライブ
227 I/Oインタフェース
228 LANインタフェース
229 モデム

Claims (5)

  1. 上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出装置であって、
    前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出手段と、
    前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正手段と、
    前記斜め容量算出手段により算出された斜め容量と前記基本容量補正手段により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出手段と、
    を備えたことを特徴とする配線容量算出装置。
  2. 前記斜め容量算出手段は、真上の隣接配線に基づく配線容量を補正して斜め上方向の隣接配線に基づく配線容量を算出することを特徴とする請求項1に記載の配線容量算出装置。
  3. 前記基本容量補正手段は、斜め上方向の隣接配線を仮想的に真上に移動した場合の第1の仮想配線容量と斜め上方向の隣接配線を仮想的になくした第2の仮想配線容量とを算出し、該算出した第1の仮想配線容量と第2の仮想配線容量との補間により前記基本容量を補正することを特徴とする請求項1に記載の配線容量算出装置。
  4. 上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出方法であって、
    前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出工程と、
    前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正工程と、
    前記斜め容量算出工程により算出された斜め容量と前記基本容量補正工程により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出工程と、
    を含んだ、上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量の算出をコンピュータが有するCPUにより実行することを特徴とする配線容量算出方法。
  5. 上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する配線容量算出プログラムであって、
    前記斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量である斜め容量を算出する斜め容量算出手順と、
    前記上下左右の隣接配線に基づく配線容量である基本容量を前記斜め上下方向の隣接配線に基づいて補正する基本容量補正手順と、
    前記斜め容量算出手順により算出された斜め容量と前記基本容量補正手順により補正された基本容量とを加えて上下左右および斜め上下方向の隣接配線に基づく配線容量を算出する総容量算出手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする配線容量算出プログラム。
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