JP4509243B2 - 積層被加工物の切削方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、セラミックス積層コンデンサーのような表面に切削すべき領域が現れない積層被加工物を個々のチップ状に分割する切削方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
このような表面に切削すべき領域が現れない積層被加工物を個々のチップに分割するには、例えば、側面に現れた積層領域を光学的手段で検出し、切削すべき領域を間接的に割り出して切削を行っていた。そのために、光学的手段が複雑になると共に側面に積層領域が現れていないか、または部分的にしか現れないような被加工物においては、切削加工ができないという問題点を有している。
【0003】
そこで、積層被加工物を簡単に個々のチップに分割する方法として、表面にV溝等の傾斜溝を形成して上面から積層領域を視認または認識できるようにし、その積層領域を検出して切削すべき領域を割り出して切削する方法が提案された。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような切削方法を実施するためには、V溝等を形成するための切削装置と、個々のチップに分割するための切削装置の2台を使用しなければならず不経済であると共に、被加工物を第1の装置から第2の装置へと搬送しなければならず、搬送の手間が余分に掛かるという問題点が生じた。
また、溝を形成した後に、その溝形成用の切削装置から被加工物をピックアップし、分割するための切削装置に乗せ換える際に、V溝を形成したときの位置合わせ精度が崩れるため、改めてチャックテーブル上において位置あわせをしなければならず、作業が繁雑になって作業性が悪いという問題点が生じた。
【0005】
従って、積層被加工物の切削において、傾斜溝の形成から個々のチップに分割するまでの一連の作業を効率よく円滑に遂行することに解決しなければならない課題を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記従来例の課題を解決する具体的手段として本発明は、少なくとも、被加工物を保持して切削送り割り出し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を光学的手段で撮像し切削すべき領域を検出する光学的手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物に傾斜溝を形成する溝用ブレードが装着された第1の切削手段と該被加工物を切削する切断用ブレードが装着された第2の切削手段とを備えた切削装置によって遂行される積層被加工物の切削方法であって、該積層被加工物を保持手段に保持させる保持工程と、該積層被加工物の少なくとも向かい合う一組の辺それぞれの近傍に、第1の切削手段に装着された切削ブレードによって第1及び第2の傾斜溝を形成して積層物が検出できる状態にする傾斜溝形成工程と、該傾斜溝形成工程によって形成された第1の傾斜溝と第2の傾斜溝とを光学的手段で撮像して、該第1の傾斜溝及び第2の傾斜溝の積層物を検出する検出工程と、該検出工程によって検出された各対応する積層物を結ぶ線が切削方向と平行となるように位置合わせを遂行するアライメント工程と、該検出工程によって検出された各積層物の間隔を認識して演算する間隔演算工程と、各隣接する積層物間を第2の切削手段に装着された切削ブレードによって切削するとともに積層被加工物に形成された傾斜溝を含んだ外側は廃材とし、廃材となる部分は切削工程において切削しないように第2の切削手段に装着された切削ブレードを制御する切削工程とから少なくとも構成され、切削手段と光学的手段との間に、または光学的手段の直下に、エアーを吹き出すエアー吹き出し手段が配設され、該エアー吹き出し手段によって、傾斜溝形成工程の後で且つアライメント工程の前に、傾斜溝形成工程によって形成された傾斜溝にエアーを吹き付けるエアー吹き付け工程が遂行されることを特徴とする積層被加工物の切削方法を提供するものである。
【0007】
また、本発明の切削方法においては、積層被加工物は矩形であり、向かい合う辺が2組あって、それぞれ向かい合う辺について、傾斜溝形成工程と、積層物検出工程と、アライメント工程と、間隔演算工程と、切削工程とが遂行されること;アライメント工程においては、検出工程によって検出された全ての積層物について、対をなす積層物を結ぶ線が切削方向と平行となるように位置合わせが遂行されてアライメント情報として記憶手段に記憶され、間隔演算工程においては、検出工程によって検出された全ての積層物の間隔が演算されて間隔情報として記憶手段に記憶され、切削工程においては、該記憶手段に記憶されているアライメント情報と間隔情報とに基づいて切削が遂行されるようにしたこと;積層被加工物の表面には傾斜溝を形成すべき領域を示すマークが形成されており、該マークを光学的手段で検出して傾斜溝形成工程が遂行されるようにしたこと;光学的手段は、少なくとも光学系と、複数の画素からなる撮像素子と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、デジタル信号を画像処理する画像処理手段とを含み、検出工程においては、光学的手段によって撮像された全体形状及び積層物が画像処理手段によるパターンマッチングによってアライメントされること、を付加的な構成要件としている。
【0008】
本発明に係る切削方法は、一つの切削装置にV溝等の傾斜溝の第1の切削手段と、個々のチップに分割する第2の切削手段とを設けてあり、積層被加工物の所定位置の表面に傾斜溝の切削後に、その傾斜溝に露出した積層物を検出して個々のチップに分割する領域が設定(アライメント)でき、それによって積層被加工物を他の切削装置への移し替え作業(搬送作業)を必要とせずに、一つの切削装置で適正に且つ速やかな切削が遂行できるので、経済的であると共に作業性が著しく向上するのである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明を図示の実施の形態により更に詳しく説明する。まず、図1に示した切削方法を実施するための切削装置は、所謂ダイシング装置1であり、該ダイシング装置1は、Y軸方向に前進後退及びZ軸方向に上下動が精密且つ任意に行える第1の切削手段2と第2の切削手段3とを備えると共に、これら第1の切削手段2及び第2の切削手段3に対して相対的にX軸方向に移動するチャックテーブル4とを備えている。
【0010】
第1の切削手段2と第2の切削手段3は、図2及び図3に示したように、それぞれスピンドルユニット5、6とそれらの先端に設けた切削ブレード7、8とから構成されており、これら切削ブレード7、8を含むスピンドルユニット5、6の先端部がダイシング装置1の切削エリアAに臨んで配設され、それぞれの切削ブレード7、8に近接して切削水の供給手段9が設けられている。また、チャックテーブル4は、被加工物を保持し360度回転できると共に、切削エリアAから、アライメントエリアB及び被加工物の載置エリアCに移動可能な状態に配設されている(図1参照)。
【0011】
第1の切削手段2に取り付けられている切削ブレード7は、所謂V字状の溝ををカット形成するものであって、比較的肉厚に形成されると共にその切削刃先部分がV字状に形成されたものである。また、第2の切削手段3に取り付けられている切削ブレード8は、被加工物をチップ状に切削分離するものであって、その切削刃先部分が薄く形成されたものが使用され、切削領域の精密切削が遂行できるものである。
【0012】
被加工物は、例えば、セラミックス積層コンデンサー等の矩形状を呈する積層被加工物10であって、図1に示したように、適宜のフレーム11に接着テープ12を介して定着させた状態で切削加工が遂行されるものである。
【0013】
このような積層被加工物10は、その表面に切削すべき領域が現れていないためにチップ状に切削できない。従って、積層被加工物10の内部の状態、即ち積層物(電極等)を検出するためにV溝、即ち傾斜溝を形成して、その傾斜溝に現れた積層物の間隔を認識し、その中間部を切削領域として設定しチップ状の切削が遂行される。その傾斜溝を形成する領域を示すために、図4に示したように、積層被加工物10の表面には、例えば、印刷技術で使用されるトンボ等のマーク13が所定の位置(各コーナ部近傍)に表示されている。
【0014】
ダイシング装置1におけるアライメントエリアBには、積層被加工物10の切削領域を検出するための光学的手段が設けられている。この光学的手段は、図5に示したように、例えば、所定の光量を照射できる光源、即ち光学系と多数の画素からなる撮像素子とを備えたCCDカメラ等の撮像手段14と、該撮像手段14で撮像した映像を画面に表示して処理できる画像処理手段15とから概ね構成されており、撮像手段で撮像されたアナログ信号はA/D変換手段16によってデジタル信号に変換されると共に適宜の増幅手段17によって増幅されて画像処理手段15に入力される。なお、この画像処理手段15には、記憶手段、演算手段及び制御手段等が装備されており、ダイシング装置1の全体の動作を制御すると共に、撮像手段で撮像された情報を記憶すると共に表示することができ、その情報に基づいてチャックテーブル4、第1及び第2の切削手段2、3等の駆動を制御することができるものである。
【0015】
また、アライメントエリアBにおける撮像手段14の近傍には、エアー吹き出し手段18が設けられている。このエアー吹き出し手段18の一例としては、概ねエアータンク19と、エアーパイプ20と、電磁バルブ21と、エアー吹き出し口22とから構成されており、エアー吹き出し口22が撮像手段14と隣接または並設状態に設けられている。そして、適宜手段により電磁バルブ21を開くことにより、エアー吹き出し口22から所定圧のエアーが噴射される。なお、エアー吹き出し手段としては、例えば、エアー吹き出し口が所定の長さに渡るスリット状のエアーカーテンの構成であっても良い。
【0016】
更に、ダイシング装置1においては、載置エリアCに位置しているチャックテーブル4に対して積層被加工物10を順次供給載置するために、その積層被加工物10はフレーム11に定着させた状態で、多数枚が所定のケース23に収納された状態で所定の位置にセットされ、そのケース23から積層被加工物10を取り出しまたは収納するため出し入れ手段24と、取り出された積層被加工物10をチャックテーブル4に載置するための搬送用アーム25と、加工後の積層被加工物10をチャックテーブル4からピックアップして洗浄部26に搬送するピックアップアーム27とを装備してある。この構成は一般的なダイシング装置において既に装備されているものである。
【0017】
そこで、このようなダイシング装置1を用いて積層被加工物10をチップ状に切削切断する方法について説明すると、まず、ケース23から取り出された積層被加工物10は、搬送用アーム25によってチャックテーブル4上に載置され、吸着保持される。そして、積層被加工物10を保持したチャックテーブル4は、アライメントエリアBに移動し、撮像手段14によって積層被加工物10の表面を撮影し、画像処理手段15において積層被加工物10の表面に表示されているマーク13を認識し、切削すべき傾斜溝、即ちV溝加工のためのアライメントを行う。
【0018】
次に、チャックテーブル4は切削エリアAに移動し、該切削エリアAにおいて前記アライメント情報に基づき、積層被加工物10の一つの向かい合う辺に沿って且つそれらの辺に近接した位置に、第1の切削手段2によって切削水供給手段9から切削水を供給しながら一組の第1の傾斜溝31aと第2の傾斜溝31bを形成し、次にチャックテーブル4を90°回転させて、他方の向かい合う辺に沿って同じようにして切削水を供給しながら一組の第3の傾斜溝32aと第4の傾斜溝32bを形成する。
【0019】
このように第1及び第2の傾斜溝31a、31bと第3及び第4の傾斜溝32a、32bとを形成した状態は、第6図に示した通りである。このように第1第2の傾斜溝31a、31b及び第3第4の傾斜溝32a、32bを形成することによって、それぞれ各傾斜溝内に積層物(電極等)33a、33b、34a、34bの一部が表出する(図7〜8参照)。
従って、第1第2の傾斜溝31a、31b及び第3第4の32a、32bの深さは、各積層物33a、33b、34a、34bが視認できる程度で良いので、それほど深く切削加工する必要はないのである。そして、各傾斜溝に表出した積層物33a、33b、34a、34bは略一定の間隔をもって横方向に隣接状態で形成されており、しかも、第1第2の傾斜溝31a、31bに表出している積層物33a、33bと第3第4の傾斜溝32a、32bに表出している積層物34a、34bとは内部においてはクロスした状態で積層されているのである。
【0020】
そこで、そのクロスしている部分を中心に一つのチップとして切削加工するために、各積層物33a、33b、34a、34b間における切削すべき領域を設定しなければならないのである。そのために、第1第2の傾斜溝31a、31b及び第3第4の傾斜溝32a、32bを切削形成した後に、チャックテーブル4をアライメントエリアBに戻し、該アライメントエリアBにおいて撮像手段14により積層被加工物10を撮影し、画像処理手段15において第1〜第4の傾斜溝31a、31b、32a、32bと、これら傾斜溝に表出した積層物33a、33b、34a、34bとを認識し、切削すべき領域のアライメントを行う。
【0021】
この場合に、切削水または切削屑等が第1〜4の傾斜溝31a、31b、32a、32b内に溜まっていたりすると、正確にアライメントできないことがあるので、撮影前にエアー吹き出し手段18の電磁バルブ21を開き、エアー吹き出し口22からこれら第1〜4の傾斜溝31a、31b、32a、32bに向けて所定圧のエアーを噴射させて、水滴及び切削屑等を除去する。
【0022】
チップ状に切削するためのアライメントは、まず、最初に撮像手段14をマクロ倍率にして積層被加工物10の全体における表面のパターンをアライメントする。この場合には、画像処理手段15において、予め記憶されている正確なパターンとパターンマッチング等の画像処理によって、チャックテーブル4上に載置されている積層被加工物10の角度的な位置関係と、切削された第1の傾斜溝31a、31b及び第2の傾斜溝32a、32bの位置関係とをアライメントして記憶させる。
【0023】
次に、撮像手段14をミクロ倍率にして第1第2の傾斜溝31a、31b及び第3第4の傾斜溝32a、32bにそれぞれ表出している各積層物33a、33b、34a、34bの状態をアライメントする。この場合には、まず、第1の傾斜溝31aに表出している積層物33aを撮像して座標位置を確認し、その後にチャックテーブル4をX軸方向に移動して対向する第2の傾斜溝31bに表出している積層物33bを撮像して座標位置を認識する。この二つの座標を比較して切削方向と平行になるようにY座標値に基づいて調整角度を算出しアライメント情報として画像処理手段15の記憶部に記憶させる。
【0024】
また、第1の傾斜溝31aに表出している各積層物33aの隣接間隔と、第2の傾斜溝31bに表出している各積層物33bの隣接間隔とを演算し、画像処理手段15の記憶部に記憶させながら全ての積層物について前述と同様に調整角度を算出してアライメント情報として記憶させる。
【0025】
その後、チャックテーブル4を90°回転させて第3第4の傾斜溝32a、32bについても前記同様にアライメントを遂行して隣接する各積層物34a、34bの間隔と全ての積層物についてアライメント情報を画像処理手段15の記憶部にそれぞれ記憶させる。
尚、全ての積層物33a、33b、34a、34bについてアライメント情報を記憶する理由として、特にセラミックス積層コンデンサーにあっては多少の歪みがあり、積層物が平行に整列していない場合に対応するためである。
従って、全ての積層物が平行に整列している場合は、第1〜4の傾斜溝について、それぞれ一方の第1傾斜溝31aと第3の傾斜溝32aにおける各積層物33a、34aについてのみ調整角度を算出しアライメント情報として記憶すると共に、隣接する各積層物の間隔を演算し記憶すれば良い。
【0026】
このように積層被加工物10の全体のアライメントと、第1第2の傾斜溝31a、31b及び第3第4の傾斜溝32a、32bに表出した各積層物33a、33b、34a、34b毎のアライメントとに基づいて、画像処理手段15の演算部でカット開始位置と各積層物33a、33b、34a、34b毎のカットインデックスとを割り出し、次の工程において第2の切削手段3によりチップ状の切削工程を開始するのである。
【0027】
即ち、チャックテーブル4を切削エリアAに移動させ、該切削エリアAにおいて、第2の切削手段3における薄い切削ブレード8により、割り出されたカット開始位置と各チャンネル毎のカットインデックスとに基づいて、まず、第1第2の傾斜溝31a、31b間において狭い幅の第1のスリット状溝35の切削加工が遂行される。次に、チャックテーブル4を90°回転させて第3第4の傾斜溝32a、32b間において第2のスリット状溝36の切削加工が順次遂行される。なお、これらの切削加工において、切削水を供給しながら切削加工が遂行される。
【0028】
このように第1のスリット状溝35と第2のスリット状溝36との切削加工がなされた積層被加工物10は、図9に示したとおりであり、第1第2の傾斜溝31a、31b及び第3第4の傾斜溝32a、32bで囲まれた内側部分が第1及び第2のスリット状溝35、36によってチップ状に区画された状態になり、これらの第2の切削手段3による狭い幅の第1及び第2のスリット状溝35、36は積層被加工物10の底部にまで達するように切削加工されることから、チップ状部分が個々に分離できるようになっている。従って、第1の切削手段2による両傾斜溝31a、31b、32a、32bはあまり深く切削されていないので分離不可であり、内側のチップ状部分が全部ピックアップされた後においては、外側部分がフレーム状(額縁状)に残って廃材となるものであり、その廃材を廃棄処分する際に接着テープ12を剥がし易く、且つ分別等の取り扱いも容易であるので、廃棄処分の作業が速やかに行われるのである。
【0029】
切削エリアAで切削加工済みの積層被加工物10は、チャックテーブル4が載置エリアCに戻ったところで、ピックアップアーム27により、ピックアップされて洗浄部26に搬送され、該洗浄部26で洗浄された後に搬送用アーム25によって最初の取り出し位置まで戻し、出し入れ手段24によりケース23の元の位置に収納するのである。その間に、次の切削加工する積層被加工物10を載置用アーム25でチャックテーブル4に載置して、前記同様のアライメント工程、傾斜溝の切削加工工程、アライメント工程及びチップ状の切削加工工程等を順次行うのである。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように本発明に係る積層被加工物の切削方法によれば、一台の切削装置によって傾斜溝の形成からアライメント工程を含むチップ状の切削工程までの一連の作業がスムーズに遂行されるので、二台の切削装置を必要とせずに経済的であると共に、積層被加工物の装置から装置への搬送が不要となり生産性が著しく向上するという優れた効果を奏する。
【0031】
また、積層被加工物をチャックテーブルに保持させた状態で、2本のスピンドルを備えた切削手段によって傾斜溝の形成工程と、切断工程とを連続して遂行できるので、傾斜溝形成時の状態がそのまま維持されて切断工程のためのアライメントが精度良く遂行できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切削方法を実施する切削装置の斜視図である。
【図2】同切削装置に装備されている第1の切削手段を示す側面図である。
【図3】同切削装置に装備されている第2の切削手段を示す側面図である。
【図4】同切削装置によって切削される積層被加工物を示す斜視図である。
【図5】同切削装置に装備されている撮像手段、画像処理手段及びエアー吹き出し手段を略示的に示した説明図である。
【図6】第1の切削手段によって傾斜溝が切削加工された積層被加工物を示す斜視図である。
【図7】同傾斜溝の一部を拡大して示した斜視図である。
【図8】同傾斜溝の一部を拡大して示した平面図である。
【図9】第2の切削手段によってチップ状に切削加工された積層被加工物を示す斜視図である。
【符号の説明】
1……切削装置、 2……第1の切削手段、 3……第2の切削手段、
4……チャックテーブル、 5、6……スピンドルユニット、
7……傾斜溝用の切削ブレード、 8……チップ状に切断する切削ブレード、
9……切削水供給手段、 10……積層被加工物、 11……フレーム、
12……接着テープ、 13……マーク、 14……撮像手段、
15……画像処理手段、 16……A/D変換手段、 17……増幅手段、
18……エアー吹き出し手段、 19……エアータンク、 20……パイプ、
21……電磁弁、 22……吹き出し口、 31a……第1の傾斜溝、
31b……第2の傾斜溝、 32a……第3の傾斜溝、
32b……第4の傾斜溝、
33a、33b、34a、34b……積層物(電極)、
35……第1のスリット状溝、 36……第2のスリット状溝、
A……切削エリア、 B……アライメントエリア、 C……載置エリア。
Claims (5)
- 少なくとも、被加工物を保持して切削送り割り出し回転可能なチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物を光学的手段で撮像し切削すべき領域を検出する光学的手段と、該チャックテーブルに保持された被加工物に傾斜溝を形成する溝用ブレードが装着された第1の切削手段と該被加工物を切削する切断用ブレードが装着された第2の切削手段とを備えた切削装置によって遂行される積層被加工物の切削方法であって、
該積層被加工物を保持手段に保持させる保持工程と、
該積層被加工物の少なくとも向かい合う一組の辺それぞれの近傍に、第1の切削手段に装着された切削ブレードによって第1及び第2の傾斜溝を形成して積層物が検出できる状態にする傾斜溝形成工程と、
該傾斜溝形成工程によって形成された第1の傾斜溝と第2の傾斜溝とを光学的手段で撮像して、該第1の傾斜溝及び第2の傾斜溝の積層物を検出する検出工程と、
該検出工程によって検出された各対応する積層物を結ぶ線が切削方向と平行となるように位置合わせを遂行するアライメント工程と、
該検出工程によって検出された各積層物の間隔を認識して演算する間隔演算工程と、
各隣接する積層物間を第2の切削手段に装着された切削ブレードによって切削するとともに、該積層被加工物に形成された傾斜溝を含んだ外側は廃材とし、該廃材となる部分は切削工程において切削しないように第2の切削手段に装着された切削ブレードを制御する切削工程と、から少なくとも構成され、
切削手段と光学的手段との間に、または光学的手段の直下に、エアーを吹き出すエアー吹き出し手段が配設され、
該エアー吹き出し手段によって、傾斜溝形成工程の後で且つアライメント工程の前に、傾斜溝形成工程によって形成された傾斜溝にエアーを吹き付けるエアー吹き付け工程が遂行される積層被加工物の切削方法。 - 積層被加工物は矩形であり、向かい合う辺が2組あって、それぞれ向かい合う辺について、傾斜溝形成工程と、積層物検出工程と、アライメント工程と、間隔演算工程と、切削工程とが遂行される
請求項1に記載の積層被加工物の切削方法。 - アライメント工程においては、検出工程によって検出された全ての積層物について、対をなす積層物を結ぶ線が切削方向と平行となるように位置合わせが遂行されてアライメント情報として記憶手段に記憶され、
間隔演算工程においては、該検出工程によって検出された全ての積層物の間隔が演算されて間隔情報として記憶手段に記憶され、
切削工程においては、該記憶手段に記憶されているアライメント情報と間隔情報とに基づいて切削が遂行されるようにした
請求項1または2に記載の積層被加工物の切削方法。 - 積層被加工物の表面には傾斜溝を形成すべき領域を示すマークが形成されており、
該マークを光学的手段で検出して傾斜溝形成工程が遂行されるようにした
請求項1、2または3に記載の積層被加工物の切削方法。 - 光学的手段は、
少なくとも光学系と、複数の画素からなる撮像素子と、アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、デジタル信号を画像処理する画像処理手段とを含み、
検出工程においては、光学的手段によって撮像された全体形状及び積層物が画像処理手段によるパターンマッチングによってアライメントされる
請求項1、2、3または4に記載の積層被加工物の切削方法。
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