JP4508072B2 - シリアル通信回路及びa/d変換システム - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロコンピュータとの間で全二重シリアル通信を行うためのシリアル通信回路、及び前記シリアル通信回路と、マイクロコンピュータと、A/D変換装置とで構成されるA/D変換システムに関する。
特許文献1には、図9に示す構成が開示されている。即ち、マイコン1とIC2からなるシリアル伝送送受信回路であって、IC2は、シフトレジスタ4及び6、処理回路5、カウンタ7、タイマ9で構成される。タイマ9は、マイコン1が出力するシリアルクロック信号SCLKの最初のビットで動作を開始し、伝送頻度時間より短く且つシリアル入力信号のデータ長より長い時間Tでカウンタ7をクリアする信号を発生させる。従って、シリアルクロック信号SCLKのビット数が変化してカウンタ7がカウント途中で停止した場合でも、カウンタ7をクリアして正常な状態にリセットすることができる。
特開2001−77800号公報
特許文献1に開示されている技術を、例えばIC2側から一定処理時間毎に、マイコン1にシリアルデータを送信するシステムに適用した場合、上記のように、ノイズ等の影響でシリアルクロック信号のクロックパルスが欠落したケースやパルスの挿入が発生したケースでは、その状態をクリアして正常状態に復帰することが可能となる。
しかしながら、例えばマイコン1において割り込み処理が発生したことにより、マイコン1が出力するシリアルクロック信号の出力タイミングに遅れが生じた場合を想定すると、それに伴いタイマ9のカウント動作の開始タイミングも遅延するが、送信用のシフトレジスタ6については一定処理時間毎にデータがセットされるため、IC2は誤ったデータを送信し続けることになるという問題がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外部より供給されるシリアルクロック信号の出力タイミングに遅れが生じた場合でも、誤動作状態を解消することができるシリアル通信回路、及びそのシリアル通信回路と、マイクロコンピュータと、A/D変換装置とで構成されるA/D変換システムを提供することにある。
請求項1記載のシリアル通信回路によれば、データカウンタは、マイクロコンピュータが出力するシリアル通信用クロック信号のクロックパルス数をカウントし、そのカウント値が予め設定された受信データのビット数に一致すると受信データのロード信号を出力する。また、タイマは、前記ロード信号が最初に出力された後に計時動作を開始し、以降は受信データの転送時間よりも長く且つ前記転送の間隔よりも短い周期で繰り返し計時動作を行なう。そして、タイマの計時周期に基づいて同期信号の出力とデータカウンタのゼロクリアとが行なわれ、更に、マイクロコンピュータに送信するためのデータが送信レジスタにロードされる。
従って、シリアルクロック信号にパルスの欠落や挿入があった場合は、タイマの作用により、従来技術と同様にデータカウンタをゼロクリアすることができる。また、マイクロコンピュータ側の処理状況などによりシリアルクロック信号の出力タイミングが遅延した場合でも、タイマの周期的な計時動作によって送信データが順次送信レジスタにロードされるので、次回以降には正常なデータをマイクロコンピュータに送信することが可能となる。
請求項2記載のA/D変換システムによれば、マイクロコンピュータは、A/D変換装置に対するA/D変換指令をシリアル通信回路に送信し、シリアル通信回路は、A/D変換指令を受信すると、その指令内容に応じた制御信号をA/D変換装置に出力する。また、シリアル通信回路は、A/D変換装置によってA/D変換されたデータをマイクロコンピュータに送信する。
斯様なA/D変換システムにおいて、例えばマイクロコンピュータが監視対象の状態を継続的に監視する必要があり、その監視に必要なA/D変換データが連続的にマイクロコンピュータに送信され続ける場合も想定される。その様な状況下でシリアル通信がノイズの影響などを受け、データが正常に送受信できなくなった場合には、迅速に正常なデータを送受信できる状態に復帰させる必要がある。従って、請求項1記載のシリアル通信回路を有効に適用することができる。
以下、本発明のシリアル通信回路を、車両のエンジンに配置されている各種センサ信号をA/D変換するためのシステムに適用した場合の一実施例について図1乃至図8を参照して説明する。図2は、A/D変換システムの構成を示すものである。A/D変換システムは、マイクロコンピュータ11,シリアル通信回路12,A/D変換装置13及びマルチプレクサ(MPX)14で構成されている。
マイコン11は、CPU15,ROM16,RAM17,DSP/デジタルフィルタ18などで構成されていると共に、図示しないシリアルインターフェイス回路を備えている。そして、マイコン11は、シリアル通信回路12に対して、チップセレクト信号CS,シリアルクロック信号SCLK,シリアルデータSINを送信し、また、シリアル通信回路12から、通信用同期信号SYNCO,シリアルデータSOUTを受信するようになっている。このマイコン11は、A/D変換装置13によって行われるA/D変換を制御するためのデータを、シリアル通信回路12に対してシリアルに送信し、A/D変換装置13によってA/D変換されたデータをシリアルに受信する。
マルチプレクサ14には、エンジンに配置された各種センサより、例えばノック信号,CPS(筒内圧)信号,エンジンの燃焼状態を検出するためのイオン電流信号などのアナログ信号が与えられており、それらの入力を、シリアル通信回路12を介して与えられる制御データに応じて切り替え、A/D変換装置13に出力する。また、これらのアナログ信号は、エンジンが有しているシリンダ毎に出力される。
また、各アナログ信号の電圧範囲は異なっているため、A/D変換装置13に入力される前段に配置される増幅回路(図示せず)により、信号の種類に応じて増幅ゲインが切り替えられ、入力電圧範囲が適切になるように調整される。そのゲインの設定も、シリアル通信回路12を介して与えられる制御データによって行われる。A/D変換装置13における変換時間は例えば9μsである。尚、シリアル通信回路12,A/D変換装置13及びマルチプレクサ14は、1つのICとして構成されている。また、A/D変換装置13は周知の構成であり、その一例は特開2005−223818号公報などに開示されている。
図1は、シリアル通信回路12の詳細構成を示すものである。マイコン11より出力されるチップセレクト信号CSは、ORゲート19を介してリセット信号CSRESとして出力される。そのORゲート19のもう1つの入力端子には、シリアル通信回路12内部で生成されるリセット信号RESが与えられている。尚、チップセレクト信号CSはロウアクティブ,リセット信号CSRESはハイアクティブである。
また、マイコン11より出力されるシリアルデータSINは、受信シフトレジスタ20に入力されており、シリアルクロック信号SCLKは、受信シフトレジスタ20並びに送信シフトレジスタ21,データカウンタ22に与えられている。受信シフトレジスタ20は、シリアルデータSINをパラレルに変換して受信レジスタ23に出力し、受信レジスタ23は、データカウンタ22より受信ロード信号が出力されるタイミングで受信データをロードするようになっている。データカウンタ22は、シリアルクロック信号SCLKの入力パルス数をカウントしており、そのカウント値が規定のデータビット数(例えば、16ビット)に一致すると受信ロード信号を出力する。
受信データは、受信レジスタ23を介して処理回路24に出力される。処理回路24はA/D変換装置13とのインターフェイスとして機能するハードロジック回路であり、受信データに含まれるマイコン11のコマンドをデコードして、A/D変換装置13に出力すべき制御指令を出力するようになっている。また、A/D変換装置13によってA/D変換されたデータをラッチして保持する機能も備えている。
また、処理回路24は、受信レジスタ23を介して最初にデータを受信すると、タイマ25に対して起動信号STARTを出力する。タイマ25は、起動信号STARTが与えられると計時動作を開始し、以降はシリアルデータの送受信期間より若干長く且つ前記送受信の間隔よりも短い周期(例えば10μs)で繰り返し計時を行うようになっている。そして、タイマ25は、上記の計時周期に基づき送信ロード信号を送信レジスタ26に出力する。また、その送信ロード信号は、データカウンタ22に対してはリセット信号RESETとして出力され、ORゲート27を介して与えられている。
処理回路24は、A/D変換装置13によってA/D変換されたデータを送信レジスタ26に出力し、送信レジスタ26は、送信ロード信号が出力されたタイミングで送信データをロードすると、送信シフトレジスタ21にデータを出力する。そして、送信シフトレジスタ21は、シリアルクロック信号SCLKに同期して、シリアルデータSOUTをマイコン11に順次送信する。
更に、送信ロード信号は、ラッチ28にセット信号SETとして与えられており、ラッチ28はセット状態でマイコン11に対して出力する同期信号SYNCOをアクティブにする。また、タイマ25は、上記セット信号を出力する周期の1/2で、ラッチ28のリセット信号RESも出力するようになっている。従って、同期信号SYNCOは、タイマ25の計時周期でデューティ50%の矩形波として出力される。
マイコン11は、シリアル通信回路12を介して与えられるシリアルデータSOUTを受信すると、内部のDSP/デジタルフィルタ18により信号波形の解析処理などを行ない、その解析結果に基づいて車両のエンジンの動作状態を監視するようになっている。そして、マイコン11が起動して、最初にシリアル通信回路12にデータを送信する場合は、マイコン11がシリアル通信を主導するマスタとして機能するが、それ以降は、シリアル通信回路12によって出力される同期信号SYNCOによってシリアル通信の開始が制御される。従って、以降はシリアル通信回路12がマスタとして機能するようになる。
次に、本実施例の作用について図3乃至図8も参照して説明する。図3は、マイコン11が起動して、最初にシリアル通信回路12にデータを送信する場合のタイミングチャートである。マイコン11は、チップセレクト信号CSをハイからロウに変化させて、シリアル通信を開始する(a)。そして、チップセレクト信号CSがハイとなっている間は、シリアル通信回路12はリセットされ続けている。
続いて、マイコン11は、シリアルクロック信号SCLKの出力を開始すると共に(b)、そのクロックの立ち上がりに同期してシリアルデータSIN:D15〜D0をMSBファーストで送信する(c)。シリアル通信回路12側では、データカウンタ22がシリアルクロック信号SCLKのカウントを行ない、入力されるクロックパルスがデータビット数の「16」即ちFH→0Hになると、受信ロード信号をワンショットパルスで出力する(i)。すると、その時点で受信シフトレジスタ20に格納されている16ビットデータは(h)受信レジスタ23にロードされ(j)、処理回路24に受信データが入力される。また、マイコン11は、16ビットのデータを送信した時点で、シリアルクロック信号SCLKの出力を一旦停止する(b)。
そして、処理回路24に最初の受信データが入力されると、図3では図示しないが、処理回路24は、タイマ25に対する起動信号STARTを出力し、タイマ25は計時動作を開始する。尚、タイマ25のカウント周期は、例えば1μsに設定されている。タイマ25が起動してそのカウント値が「0」から「1」に変化すると(g)、そのタイミングで送信ロード信号が出力され(k)、データカウンタ22はゼロクリアされる(e)。同時に、ラッチ28がセットされ、同期信号SYNCOがロウからハイに変化する(f)。
マイコン11は、同期信号SYNCOがハイに変化したことを認識すると、シリアルクロック信号SCLKの出力を再開して次のシリアルデータの送信を開始する(a)。また、送信ロード信号が出力された時点で処理回路24が出力していたデータが送信レジスタ26にロードされているので(l)、シリアルクロック信号SCLKの出力が再開されると、送信シフトレジスタ21よりシリアルデータSOUTがMSBファーストでマイコン11に送信される(d)。
以上に説明した図3は正常なケースであるが、図4は、初回の通信時においてシリアルクロック信号SCLKにパルスの欠落が生じた場合を示す。この場合、受信データD13,D11に同期して出力されるべきクロック信号SCLKのパルスが欠落したとする((b),(c))。すると、データカウンタ22のカウント値はEHまでしかカウントされないため(e)、受信ロード信号は出力されず(i)、受信データは受信レジスタ23にロードされない(j)。
また、タイマ25は計時動作を開始せず同期信号SYNCOは出力されないので(f)、マイコン11は次のデータを送信するためのSCLK,SINを出力しない。この場合はマイコン11側の処理により、シリアル通信回路12側の応答がないことを認識してチップセレクト信号CS(a)をインアクティブにすれば、シリアル通信回路12はリセットされ、正常化される。
図5は、初回の通信時においてシリアルクロック信号SCLKにパルスの挿入が生じた場合を示す。この場合、受信データD13に同期して出力されるべきクロック信号SCLKのパルスが重複して2回出力されたとする((b),(c))。すると、データカウンタ22のカウント値がFH→0Hに達した場合(e)、受信レジスタ23には受信データD15〜D1(D13が2ビット重複)ロードされる(j)。また、その時同期信号SYNCOが出力されて(f)データカウンタ22はゼロクリアされるので(e)、次回の通信は正常化される。
尚、データD15〜D1を受信した処理回路24では、当該データが使用されているコマンドコードに一致しないものとなっていれば、受信データにエラーが生じていることが認識できる。
図6は、2回目以降の通信途中においてシリアルクロック信号SCLKにパルスの欠落が生じた場合であり、受信データD13,D11に同期して出力されるべきクロック信号SCLKのパルスが欠落したとする((b),(c))。すると、図4のケースと同様にデータカウンタ22のカウント値はEHまでしかカウントされないため(e)受信ロード信号は出力されず(i)、受信データは受信レジスタ23にロードされない(j)。また、送信データSOUTは、2ビット分のパルスが欠落したことでD2までしか送信されない(d)。
但し、タイマ25は周期的に計時動作を行っているので、同期信号SYNCOは出力されて(f)データカウンタ22をクリアする(e)。従って、次回以降の通信は正常化される。そして、上記エラーが発生した通信に関しては、正常化された以降の通信において、例えば処理回路24が所定時間内にデータを受信しなかったことを以ってエラーが発生したことを認識し、エラーメッセージをマイコン11に送信することが可能である。そして、マイコン11は、前回受信したデータが誤っていたことを認識できる。
図7は、2回目以降の通信時においてシリアルクロック信号SCLKにパルスの挿入が生じた場合であり、受信データD13に同期して出力されるべきクロック信号SCLKのパルスが重複して2回出力されたとする((b),(c))。すると、図5のケースと同様にデータカウンタ22のカウント値がFH→0Hに達した場合(e)、受信レジスタ23には受信データD15〜D1(D13が2ビット重複)ロードされる(j)。この場合の処理回路24における受信データの取扱いは、図5のケースと同様である。
また、送信データSOUTは、やはりD13が2ビット重複したことによりMSBのD15がはじき出され、最下位ビットには無意味なデータ「×」が挿入される。但し、やはりタイマ25が周期的に計時を行っているので、同期信号SYNCOが出力されて(f)データカウンタ22はゼロクリアされ(e)、次回の通信は正常化される。この場合も図6のケースと同様に、エラーの発生を認識した処理回路24がエラーメッセージをマイコン11に送信すれば、マイコン11は受信したデータの誤りを認識できる。
図8は、同期信号SYNCOの出力時点(立上がりエッジ)を基準として、マイコン11によって出力されるシリアルクロック信号SCLK及びデータSINの出力タイミングが遅れた場合を示す。この場合、クロック信号SCLKの出力タイミングが遅れたことで、データカウンタ22のカウント値がCHになった後に(e)タイマ25のカウント値が「1」となり、同期信号SYNCOが出力されて(f)データカウンタ22はリセットされる(e)。従って、受信ロード信号は出力されず(i)、受信レジスタ23の内容は前回の受信データのままとなる(j)。
一方、送信データSOUTは、データ[n]の送信途中で同期信号SYNCOが出力されるため(f)、データ[n]のD2〜D0に替わってデータ[n+1]のD15〜D13が送信されるが、その次からはタイマ25の作用により同期信号SYNCOが出力されると、データカウンタ22がリセットされて正常な通信が可能となる。
以上のように本実施例によれば、シリアル通信回路12のデータカウンタ22は、マイコン11が出力するシリアル通信用クロック信号SCLKのクロックパルス数をカウントし、そのカウント値が予め設定された受信データのビット数に一致すると受信ロード信号を出力する。また、タイマ25は、受信ロード信号が最初に出力された後に計時動作を開始し、以降は周期的な計時動作を行なう。そして、タイマ25の計時周期に基づいて、通信開始を指示する同期信号SYNCOをマイコン11に出力すると共に、データカウンタ22をゼロクリアし、マイコン11に送信するデータを送信レジスタ26にロードするようにした。
従って、シリアルクロック信号SCLKにパルスの欠落や挿入があった場合は、タイマ25の作用によりデータカウンタ22をゼロクリアすることができる。また、マイコン11側の処理状況などにより、同期信号SYNCOの出力に対してシリアルクロック信号SCLKの出力タイミングが遅延した場合でも、タイマ25の計時周期に基づいて送信データSOUTが送信レジスタ26にロードされるので、シリアル通信回路12は、次回以降に正常なデータをマイコン11に送信することが可能となる。
また、マイコン11は、A/D変換装置13に対するA/D変換指令をシリアル通信回路12に送信し、シリアル通信回路12は、A/D変換指令を受信すると、その指令内容に応じた制御信号をA/D変換装置13に出力する。そして、シリアル通信回路12は、A/D変換装置13によってA/D変換されたデータをマイコン11に送信する。
即ち、マイコン11が車両のエンジンの状態を継続的に監視する必要があり、その監視に必要なA/D変換データが連続的にマイコン11に送信され続ける状況下で、シリアル通信がノイズの影響などを受けてデータが正常に送受信できなくなった場合には、迅速に正常なデータを送受信できる状態に復帰させる必要がある。従って、本発明のシリアル通信回路12を有効に適用することができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
送信データのビット数は適宜変更すれば良い。
通信レートやA/D変換時間も、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
車両のエンジンを監視対象とするものに限らない。
マイコン11は、A/D変換装置13を制御するものに限ることはない。
本発明の一実施例であり、シリアル通信回路の詳細構成を示す図 A/D変換システムの構成を示す図 マイコンが起動して、最初にシリアル通信回路にデータを送信する場合のタイミングチャート シリアルクロック信号SCLKにパルスの欠落が生じた場合の図3相当図 シリアルクロック信号SCLKにパルスの挿入が生じた場合の図3相当図 2回目以降の通信の途中においてシリアルクロック信号SCLKにパルスの欠落が生じた場合のタイミングチャート シリアルクロック信号SCLKにパルスの挿入が生じた場合図6相当図 同期信号SYNCOの出力時点を基準として、シリアルクロック信号SCLK及びデータの出力タイミングが遅れた場合を示すタイミングチャート 従来技術を示す図1相当図
符号の説明
図面中、11はマイクロコンピュータ、12はシリアル通信回路、13はA/D変換装置、14はマルチプレクサ、22はデータカウンタ、23は受信レジスタ、25はタイマ、26は送信レジスタを示す。

Claims (2)

  1. シリアル通信用のクロック信号を出力するマイクロコンピュータが、前記クロック信号に同期して送信するシリアルデータを受信するとその受信データに基づく処理を実行し、以降は自身が通信開始を指示するための同期信号を前記データの受信時間よりも長い周期で出力して前記マイクロコンピュータから次のシリアルデータを送信させると共に、自身も前記処理の実行結果に基づいて発生するシリアルデータを前記マイクロコンピュータに送信して全二重シリアル通信を行うためのシリアル通信回路において、
    前記クロック信号のクロックパルス数をカウントし、そのカウント値が予め設定された受信データのビット数に一致すると、受信データを受信レジスタにロードするための信号を出力するデータカウンタと、
    前記ロード信号が最初に出力された後に計時動作を開始して、以降は、前記受信データの転送時間よりも長く且つ前記転送の間隔よりも短い周期で繰り返し計時動作を行なうタイマとを備え、
    前記タイマの計時周期に基づいて、前記同期信号の出力と前記データカウンタのゼロクリアとが行なわれ、更に、前記マイクロコンピュータに送信するためのデータが送信レジスタにロードされるように構成されていることを特徴とするシリアル通信回路。
  2. 請求項1記載のシリアル通信回路と、前記マイクロコンピュータと、複数のアナログ信号が与えられ、それらの信号入力を切り替えてA/D変換可能なA/D変換装置とで構成され、
    前記マイクロコンピュータは、前記A/D変換装置に対するA/D変換指令を前記シリアル通信回路に送信し、
    前記シリアル通信回路は、前記A/D変換指令を受信すると、その指令内容に応じた制御信号を前記A/D変換装置に出力すると共に、前記A/D変換装置によってA/D変換されたデータを前記マイクロコンピュータに送信するように構成されることを特徴とするA/D変換システム。

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