JP2009106129A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができ、ノイズの影響も受けにくく、複数のアナログ信号を同時に検出してデジタルデータに変換できる電子装置を提供する。
【解決手段】本発明の制御装置6は、電力変換部60と、信号変換IC61と、マイクロコンピュータ62とから構成されている。信号変換IC61は、各相電流に相当するアナログ電圧を同時にデジタルデータに変換しマイクロコンピュータ62に順次送信する。マイクロコンピュータ62は、順次送信される各相電流のデジタルデータを受信し電力変換部60制御する。デジタルデータへの変換は、信号変換IC61で行われるため、マイクロコンピュータ62にA/D変換器を内蔵する必要もなく、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを使用できる。また、マイクロコンピュータ62には、デジタルデータが送信されるため、アナログ電圧を配線する必要がなく、ノイズの影響も受けにくい。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数のアナログ信号を同時に検出してデジタルデータに変換し、変換した複数のデジタルデータに基づいて処理を行う電子装置に関する。
近年、モータとして、ブラシレスモータが広く用いられている。ブラシレスモータは、相電流を制御することで所定のトルクを発生する。そのため、各相電流の検出が必要となる。一般的に、相電流は、アナログ信号として検出される。しかし、ブラシレスモータの制御は、デジタルデータに基づいてソフト的に行われるため、検出したアナログ信号をデジタルデータに変換する必要がある。また、各相電流を同時に検出することができず、検出タイミングのずれたデジタルデータに基づいて制御すると、トルクリプルを発生する可能性がある。従って、各相電流を同時に検出してデジタルデータに変換しなければならない。このような理由から、ブラシレスモータの制御装置には、各相電流を同時に検出可能な相数分のA/D変換器を内蔵した高価なマイクロコンピュータが必要とされていた。
これに対し、内蔵されるA/D変換器を減らし、安価なマイクロコンピュータを用いることができる制御装置として、例えば特許文献1に開示されているモータ制御装置がある。このモータ駆動装置は、駆動回路と、A/D変換器を内蔵したマイクロコンピュータとから構成されている。マイクロコンピュータは、基準タイミングに対して所定時間前後する2点のアナログ信号を順次デジタルデータに変換する。そして、これらの平均値から基準タイミングにおける相電流のデジタルデータを推測する。これにより、A/D変換器が相数分内蔵されていなくても、同一タイミングにおける各相電流のデジタルデータを求めることができる。
特開2006−6076号公報
しかし、この相電流の推定方法は、基準タイミングに対して所定時間前後する2点間において、制御状態を変えずに相電流が時間にほぼ比例する場合にしか用いることができないという問題があった。また、マイクロコンピュータに内蔵されたA/D変換器にアナログ信号を配線しなければならず、外部からのノイズの影響を受けやすいという問題もあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができ、ノイズの影響も受けにくく、複数のアナログ信号を同時に検出してデジタルデータに変換できる電子装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
そこで、本発明者は、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、複数のアナログ信号を同時にデジタルデータに変換して順次送信する変換手段を設けることで、マイクロコンピュータの構成を簡素化できるとともに、耐ノイズ性も向上できることを思いつき、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の電子装置は、複数のアナログ信号を同時にデジタルデータに変換するとともに、変換した複数のデジタルデータを順次送信する変換手段と、順次送信される複数のデジタルデータを受信するとともに、受信した複数のデジタルデータに基づいて処理を行うマイクロコンピュータとを有することを特徴とする。
この構成によれば、複数のアナログ信号を同時にデジタルデータに変換することができる。アナログ信号からデジタルデータへの変換は、変換手段によって行われる。そのため、従来のように、マイクロコンピュータにA/D変換器を内蔵する必要がない。従って、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができる。また、マイクロコンピュータには、変換されたデジタルデータが順次送信される。そのため、従来のように、マイクロコンピュータにアナログ信号を配線する必要がない。従って、ノイズの影響も受けにくい。
請求項2に記載の電子装置は、請求項1に記載の電子装置において、変換手段は、変換タイミング信号に基づいて、複数のアナログ信号をそれぞれデジタルデータに変換する複数のA/D変換手段と、変換した複数のデジタルデータを順次送信する送信手段とを有し、マイクロコンピュータは、順次送信される複数のデジタルデータを受信する受信手段と、複数のA/D変換手段に同一の変換タイミング信号を出力するとともに、受信した複数のデジタルデータに基づいて処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。この構成によれば、複数のアナログ信号を確実にデジタルデータに変換して送信することができる。また、送信される複数のデジタルデータを確実に受信して処理することができる。
請求項3に記載の電子装置は、請求項2に記載の電子装置において、送信手段及び受信手段は、デジタルデータをシリアル送受信することを特徴とする。この構成によれば、変換手段とマイクロコンピュータとの間の配線数を抑えることができる。
請求項4に記載の電子装置は、請求項1に記載の電子装置において、複数のアナログ信号は、多相ブラシレスモータの各相電流に対応する信号であり、マイクロコンピュータは、各相電流に基づいて多相ブラシレスモータを制御するための処理を行うことを特徴とする。この構成によれば、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができ、ノイズの影響も受けにくく、複数の相電流を同時に検出してデジタルデータに変換できる多相ブラシレスを制御する電子装置を構成することができる。
請求項5に記載の電子装置は、請求項2又は3に記載の電子装置において、複数のアナログ信号は、多相ブラシレスモータの各相電流に対応する信号であり、処理手段は、各相電流に基づいて多相ブラシレスモータを制御するための処理を行うことを特徴とする。この構成によれば、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができ、ノイズの影響も受けにくく、複数の相電流を同時に検出してデジタルデータに変換できる多相ブラシレスモータを制御する電子装置を構成することができる。
請求項6に記載の電子装置は、請求項4又は5に記載の電子装置において、多相ブラシレスモータは、車両においてステアリングホイールの操舵を補助するためのトルクを発生することを特徴とする。この構成によれば、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができ、ノイズの影響も受けにくく、複数の相電流を同時に検出してデジタルデータに変換できるステアリングホイールの操舵を補助する電子装置を構成することができる。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係る電子装置を、ステアリングホイールの操舵を補助するためのトルクを発生する電動パワーステアリング装置に適用した例を示す。
まず、図1及び図2を参照して電動パワーステアリング装置の構成について説明する。ここで、図1は、本実施形態における電動パワーステアリング装置の構成図である。図2は、ブラシレスモータ及び制御装置のブロック図である。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置1は、トルクセンサ2と、車速センサ3と、モータ4と、減速装置5と、制御装置6(電子装置)とから構成されている。ステアリングホイール7は、ステアリングシャフト8の一端部に固定されている。ステアリングシャフト8の他端部には、ピニオンギア(図略)が形成されている。ピニオンギアは、ステアリングギアボックス9内に収容されるラック10と噛合している。ラック10の両端部には、タイロッド11及びナックルアーム12を介して、タイヤ13の装着された車輪14が回転可能に固定されている。
トルクセンサ2は、ステアリングホイール7の操舵トルクを検出するセンサである。トルクセンサ2は、ステアリングシャフト8に設置されている。車速センサ3は、車両速度を検出するセンサである。車速センサ3は、車輪14の近傍に設置されている。
モータ4は、ステアリングホイール7の操舵を補助するためのトルクを発生する装置である。具体的には、図2に示すように、Y結線されたU相コイル40、V相コイル41及びW相コイル42を有する三相ブラシレスモータである。モータ4には、ロータの回転角を検出するための回転角センサ43が設けられている。図1に示すように、減速装置5は、モータ4の回転を減速し、発生したトルクをステアリングシャフト8に伝達する装置である。モータ4は、減速装置5を介して、ステアリングシャフト8に噛合されている。
制御装置6は、トルクセンサ2及び車速センサ3の出力に基づいてモータ4を制御する装置である。制御装置6には、直流電圧を供給するバッテリ15が接続されている。図2に示すように、制御装置6は、電力変換部60と、信号変換IC61(変換手段)と、マイクロコンピュータ62とから構成されている。
電力変換部60は、図1のバッテリ15から供給される直流電力を三相の交流電力に変換してモータ4に供給するブロックである。具体的には三相インバータ回路である。電力変換部60は、MOSFET60a〜60fによって構成されている。MOSFET60a〜60fは、三相ブリッジ接続されている。上側にある3つのMOSFET60a〜60cのドレインは、バッテリの正極端子に接続されている。下側にある3つのMOSFET60d〜60fのソースは、抵抗60g〜60iを介して接地され、結果的にバッテリの負極端子に接続されることとなる。ここで、抵抗60g〜60iは、モータ4に流れる相電流、具体的にはU相電流、V相電流及びW相電流に相当する電流を検出し、アナログ電圧として出力するための素子である。また、MOSFET60a〜60fのゲートは、信号変換IC61にそれぞれ接続されている。さらに、MOSFET60a、60dの接続点、MOSFET60b、60eの接続点、及び、MOSFET60c、60fの接続点は、モータ4のU相コイル40、V相コイル41及びW相コイル42にそれぞれ接続されている。
信号変換IC61は、抵抗60g〜60iによって検出された各相電流に相当する3つのアナログ電圧を同時にデジタルデータに変換するとともに、マイクロコンピュータ62に順次送信する素子である。また、後述するマイクロコンピュータ62の出力するPWM信号を、MOSFET60a〜60fを駆動するための駆動信号に変換する素子でもある。信号変換IC61は、増幅回路61a〜61cと、A/D変換器61d〜61fと、変換タイミング生成回路61gと、シリアル通信回路61hと、MOSFET駆動回路61iとからなり、1つのICとして構成されている。
増幅回路61a〜61cは、抵抗60g〜60iの出力する各相電流に相当するアナログ電圧を増幅する回路である。増幅回路61a〜61cの入力端子は、抵抗60g〜60iの両端にそれぞれ接続されている。
A/D変換器61d〜61fは、変換タイミング生成回路61gの出力する変換タイミング信号に基づいて、増幅回路61a〜61cによって増幅されたアナログ電圧を、パラレルのデジタルデータに変換する回路である。A/D変換器61d〜61fの入力端子は、増幅回路61a〜61cの出力端子にそれぞれ接続されている。また、変換タイミング信号入力端子は、変換タイミング生成回路61gに接続されている。
変換タイミング生成回路61gは、マイクロコンピュータ62の出力するPWM信号から、A/D変換器61d〜61fの変換タイミングを指示する変換タイミング信号を生成する回路である。変換タイミング生成回路61gの入力端子は、マイクロコンピュータ62に接続されている。また、出力端子は、A/D変換器61d〜61fの変換タイミング信号入力端子に接続されている。
シリアル通信回路61hは、A/D変換器61d〜61fによって変換された各相電流に相当するパラレルのデジタルデータを、シリアルのデジタルデータに変換して、マイクロコンピュータ62に順次送信する回路である。シリアル通信回路61hの入力端子は、A/D変換器61d〜61fの出力端子にそれぞれ接続されている。また、出力端子は、マイクロコンピュータ62に接続されている。
MOSFET駆動回路61iは、マイクロコンピュータ62の出力するPWM信号を、MOSFET60a〜60fを駆動するための駆動信号に変換する回路である。MOSFET駆動回路61iの入力端子は、マイクロコンピュータ62に接続されている。また、出力端子は、MOSFET60a〜60fのゲートにそれぞれ接続されている。
マイクロコンピュータ62は、図1のトルクセンサ2の検出した操舵トルク、及び、車速センサ3の検出した車両速度に基づいて、モータ4の出力すべきトルクに相当するトルク指令を演算する素子である。また、算出したトルク指令、回転角センサ43の検出したロータの回転角、及び、抵抗60g〜60iの検出した各相電流に基づいて、電力変換部60を制御するためのPWM信号を出力する素子でもある。マイクロコンピュータ62は、シリアル通信回路62aと、演算処理部62bとからなり、1つのICとして構成されている。
シリアル通信回路62aは、シリアル通信回路61hから送信される各相電流に相当するシリアルのデジタルデータを、パラレルのデジタルデータに変換して演算処理部62bに出力する回路である。シリアル通信回路62aの入力端子は、シリアル通信回路61hの出力端子に接続されている。また、出力端子は、演算処理部62bに接続されている。
演算処理部62bは、回路及びプログラムによって構成され、操舵トルク及び車両速度に基づいて、トルク指令を演算するブロックである。また、算出したトルク指令、検出したロータの回転角及び各相電流に基づいて、電力変換部60を制御するためのPWM信号を出力するブロックでもある。演算処理部62bの入力端子は、図1のトルクセンサ2及び車速センサ3にそれぞれ接続されている(図略)。また、シリアル通信回路62a及び回転角センサ43にそれぞれ接続されている。さらに、出力端子は、変換タイミング生成回路61g及びMOSFET駆動回路61iに
それぞれ接続されている。
次に、図1〜図3を参照して電動パワーステアリング装置の動作について説明する。ここで、図3は、PWM信号と変換タイミング信号の関係を示すタイムチャートである。
図1において、電圧が供給されると、電動パワーステアリング装置1は作動を開始する。図2において、演算処理部62bがPWM信号を出力すると、変換タイミング生成回路61gは、PWM信号から変換タイミング信号を生成する。具体的には、図3に示すように、PWM信号のオン期間又はオフ期間の中央において変換タイミング信号を出力する。なお、オン期間又はオフ期間の中央は、それ以前のオン期間又はオフ期間の時間に基づいて求めることができる。抵抗60g〜60iは、モータ4に流れる各相電流を検出し、各相電流に相当するアナログ電圧を出力する。抵抗60g〜60iの出力するアナログ電圧は、増幅回路61a〜61cによって増幅される。A/D変換器61d〜61fは、増加回路61a〜61cによって増幅されたアナログ電圧を、変換タイミング信号に同期して同時にパラレルのデジタルデータに変換する。変換されたパラレルのデジタルデータは、シリアル通信回路61hによって、シリアルのデジタルデータに変換され、マイクロコンピュータ62に順次送信される。
マイクロコンピュータ62に送信されたシリアルのデジタルデータは、シリアル通信回路62aによってパラレルのデジタルデータに変換され、演算処理部62bに出力される。演算処理部62bは、操舵トルク及び車両速度に基づいてトルク指令を演算する。また、算出したトルク指令、検出したロータの回転角、及び、シリアル通信回路62aから出力された各相電流のデジタルデータに基づいて、電力変換部60を制御するための
PWM信号を出力する。演算処理部62bの出力するPWM信号は、MOSFET駆動回路61iによってMOSFET60a〜60fの駆動信号に変換される。電力変換部60は、駆動信号に基づいてMOSFET60a〜60fをスイッチングさせ、図1において、バッテリ15から供給される直流電力を三相の交流電力に変換してモータ4に供給する。三相の交流電力が供給されることで、モータ4は、ステアリングホイール7の操舵を補助するためのトルクを発生する。これにより、ステアリングホイール7の操舵が適切に補助され、操舵時の負荷が軽減される。
最後に、効果について説明する。本実施形態によれば、モータ4の各相電流に相当する3つのアナログ電圧を同時にデジタルデータに変換することができる。アナログ電圧からデジタルデータへの変換は、信号変換IC61によって行われる。そのため、従来のように、マイクロコンピュータ62にA/D変換器を内蔵する必要がない。従って、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができる。また、マイクロコンピュータ62は、信号変換IC61によって変換されたデジタルデータが順次送信される。そのため、従来のように、マイクロコンピュータ62に各相電流に相当する3つのアナログ電圧を配線する必要がない。従って、ノイズの影響も受けにくい。これにより、簡素な構成の安価なマイクロコンピュータを用いることができ、ノイズの影響も受けにくく、モータ4の各相電流を同時に検出してデジタルデータに変換できる電動パワーステアリング装置1を構成することができる。
また、本実施形態によれば、信号変換IC61は、A/D変換器61d〜61fと、シリアル通信回路61hとを備えている。そのため、各相電流に相当するアナログ電圧を確実にデジタルデータに変換して送信することができる。また、マイクロコンピュータ62は、シリアル通信回路62aと、演算処理部62bとを備えている。そのため、信号変換IC61から送信される各相電流に相当するデジタルデータを確実に受信して処理することができる。
さらに、本実施形態によれば、信号変換IC61はシリアル通信回路61hを、マイクロコンピュータ62はシリアル通信回路62bを備えている。そのため、信号変換IC61とマイクロコンピュータ62の間でデジタルデータをシリアル送受信することができる。従って、信号変換IC61とマイクロコンピュータ62との間の配線数を抑えることができる。
なお、本実施形態では、信号変換IC61側で、PWM信号に基づいて変換タイミング信号を生成する例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、マイクロコンピュータ62側から直接変換タイミング信号を出力するようにしてもよい。
また、本実施形態では、電力変換部60に設けられた抵抗60g〜60iによって、各相電流に相当する電流を検出している例を挙げているが、これに限られるものではない。例えば、電力変換部60とU相コイル40、V相コイル41及びW相コイル42との間にそれぞれ抵抗を設け、直接各相電流を検出するようにしてもよい。
本実施形態における電動パワーステアリング装置の構成図である。 ブラシレスモータ及び制御装置のブロック図である。 PWM信号と変換タイミング信号の関係示すタイムチャートである。
符号の説明
1・・・電動パワーステアリング装置、2・・・トルクセンサ、3・・・車速センサ、4・・・モータ、40・・・U相コイル、41・・・V相コイル、42・・・W相コイル、43・・・回転角センサ、5・・・減速装置、6・・・制御装置(電子装置)、60・・・電力変換部、60a〜60f・・・MOSFET、60g〜60i・・・抵抗、61・・・信号変換IC(変換手段)、61a〜61c・・・増幅回路、61d〜61f・・・A/D変換器(A/D変換手段)、61g・・・変換タイミング生成回路、61h・・・シリアル通信回路(送信手段)、61i・・・MOSFET駆動回路、62・・・マイクロコンピュータ、62a・・・シリアル通信回路(受信手段)、62b・・・演算処理部(処理手段)、7・・・ステアリングホイール、8・・・ステアリングシャフト、9・・・ステアリングギアボックス、10・・・ラック、11・・・タイロッド、12・・・ナックルアーム、13・・・タイヤ、14・・・車輪、15・・・バッテリ

Claims (6)

  1. 複数のアナログ信号を同時にデジタルデータに変換するとともに、変換した前記複数のデジタルデータを順次送信する変換手段と、
    順次送信される前記複数のデジタルデータを受信するとともに、受信した前記複数のデジタルデータに基づいて処理を行うマイクロコンピュータと、
    を有することを特徴とする電子装置。
  2. 前記変換手段は、変換タイミング信号に基づいて、前記複数のアナログ信号をそれぞれデジタルデータに変換する複数のA/D変換手段と、変換した前記複数のデジタルデータを順次送信する送信手段と、を有し、
    マイクロコンピュータは、順次送信される前記複数のデジタルデータを受信する受信手段と、前記複数のA/D変換手段に同一の変換タイミング信号を出力するとともに、受信した前記複数のデジタルデータに基づいて処理を行う処理手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記送信手段及び前記受信手段は、デジタルデータをシリアル送受信することを特徴とする請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記複数のアナログ信号は、多相ブラシレスモータの各相電流に対応する信号であり、 前記マイクロコンピュータは、各相電流に基づいて前記多相ブラシレスモータを制御するための処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  5. 前記複数のアナログ信号は、多相ブラシレスモータの各相電流に対応する信号であり、 前記処理手段は、各相電流に基づいて前記多相ブラシレスモータを制御するための処理を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の電子装置。
  6. 前記多相ブラシレスモータは、車両においてステアリングホイールの操舵を補助するためのトルクを発生することを特徴とする請求項4又は5に記載の電子装置。
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