JP2012032359A - 配線状態検出回路及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】制御装置内の信号の品質を損なうことなく、早期に配線の導通状態を検出できる配線状態検出回路及び制御装置を提供する。
【解決手段】制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段42に設けられる抵抗(46)の入出力電位差を増幅する増幅器62と、この増幅器62の出力値に基づいて配線(UH〜WL)の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を制御装置(10)に通知する判定部63とを備えるようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置とパワードライブユニットとを接続する配線の導通状態を検出可能な配線状態検出回路及びこの回路を具備する制御装置に関する。
電気自動車等の電力車両には、制御信号を出力する制御装置と、電力駆動源であるモーターを実際に駆動するパワードライブユニットとをハーネス(配線)を介して接続したものがある。このハーネスが断線若しくはフレーム等と短絡すると、正常にモーターに通電できなくなり、モーター能力を損なうことになる。
この種のハーネスの導通状態(非導通状態を含む)を検出するために、パワードライブユニットからモーターへ出力される相電流をみる方法が採られている。
また、ハーネスの下流側装置内にA/D変換回路や、ハーネスの断線や短絡に応じてA/D変換回路の入力電圧を変動させる分圧回路を設ける方法も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−133502号公報
しかし、モーターへ出力される相電流をみる方法は、モーターを動作させて初めて導通状態が検出されるため、検出までに時間を要する。特に、パワードライブユニットがスイッチング素子を用いた電流制御で駆動源を駆動する構成の場合には、スイッチング動作でモーター駆動電流を生成するのに時間を要するため、検出までにさらに時間がかかってしまう。
一方、特許文献1記載の方法では、A/D変換回路や分圧用の抵抗を設ける必要があり、部品点数の増加でコストアップを招き、正常時は2.75〜3.15Vの動作範囲にするため、ノイズの影響で誤動作が生じたり、A/D変換回路以外(例えば、ロジックIC)に入力すると不定電圧のため誤動作が生じたりする可能性がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、制御装置内の信号の品質を損なうことなく、早期に配線の導通状態を検出できる配線状態検出回路及び制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段を有し、この出力段が、前記パワードライブユニットの信号入力部に配線を介して接続される制御装置に設けられ、前記出力段に設けられる抵抗の入出力電位差を増幅する増幅器と、この増幅器の出力値に基づいて前記配線の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を前記制御装置に通知する判定部とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段に設けられる抵抗の入出力電位差を増幅する増幅器と、この増幅器の出力値に基づいて配線の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を制御装置に通知する判定部とを備えるので、制御装置内の信号の品質を損なうことなく、出力段から制御信号を出力する段階で配線の短絡又は配線を検出でき、早期に配線の導通状態を検出することができる。
上記構成において、前記判定部は、前記増幅器の出力値が短絡時の範囲内か否かを判定する短絡判定部と、前記増幅器の出力値が断線時の範囲内か否かを判定する断線判定部とを有するようにしてもよい。この構成によれば、短絡か断線かを個別に判定することができる。
また、上記構成において、前記判定部は、判定結果を示す信号を、前記制御装置が備える、前記制御信号の出力停止機能を具備する回路構成部品に出力し、判定結果に応じて前記回路構成部品に前記制御信号を出力停止させるようにしてもよい。この構成によれば、配線の導通状態の変化時に直ちに制御信号の出力を停止させることができる。
また、上記構成において、前記判定部は、判定結果を示す信号を、前記制御装置が備える、前記出力段に制御信号を出力する機能と警告を外部に報知する報知機能とを具備するマイコンに出力し、判定結果に応じて前記マイコンにより警告を報知させるようにしてもよい。この構成によれば、配線の導通状態の変化時に直ちに外部に報知することができる。
また、上記構成において、前記制御装置の出力段と前記パワードライブユニットとは複数の配線で接続され、前記配線毎に、前記増幅器と前記判定部とを設け、各判定部の出力をワイヤードOR接続するようにしてもよい。この構成によれば、一相の導通変化に対して全相の信号出力を停止させる構成を簡易に実現することができる。
また、上記構成において、前記パワードライブユニットは、スイッチング素子を用いた電流制御により駆動源を駆動するユニットであり、前記制御装置は、前記スイッチング素子にスイッチングを行わせる制御信号を出力するようにしてもよい。この構成によれば、パワードライブユニットからの出力信号が立ち上がるまでに時間を要する構成において、出力段から制御信号を出力する段階で配線の短絡又は配線を検出できるから、早期に配線の導通状態を検出することができる。
また、本発明は、制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段を有し、この出力段が、前記パワードライブユニットの信号入力部に配線を介して接続される制御装置において、前記出力段に設けられる抵抗の入出力電位差を増幅する増幅器と、この増幅器の出力値に基づいて前記配線の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を前記制御装置に通知する判定部とを備える配線状態検出回路を設けたことを特徴とする。
この構成によれば、制御装置内の信号の品質を損なうことなく、出力段から制御信号を出力する段階で配線の短絡又は配線を検出でき、早期に配線の導通状態を検出することができる。
上記構成において、前記制御装置は、前記駆動信号の出力停止機能を具備する回路構成部品を備え、前記判定部の判定結果に応じて、前記回路構成部品により、前記駆動信号の出力を停止するようにしてもよい。この構成によれば、配線の導通状態の変化時に直ちに制御信号の出力を停止させることができる。
また、上記構成において、前記制御装置は、前記出力段に制御信号を出力する機能と警告を外部に報知する報知機能とを具備するマイコンを備え、前記判定部の判定結果に応じて、前記マイコンにより、警告を報知するようにしてもよい。この構成によれば、配線の導通状態の変化時に直ちに外部に報知することができる。
本発明では、制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段に設けられる抵抗の入出力電位差を増幅する増幅器と、この増幅器の出力値に基づいて配線の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を制御装置に通知する判定部とを備えるので、制御装置内の信号の品質を損なうことなく、早期に配線の導通状態を検出することが可能になる。
本発明の実施形態を適用したモーター駆動装置の概要構成図である。 電子制御ユニットの構成を周辺構成と共に示す図である。 配線状態検出回路の全体構成を示す図である。 電流制限抵抗に流れる電流値に関する図である。 配線状態検出回路でのハーネス導通状態(短絡/断線)の検出タイミングを模式的に示す図である。 変形例に係る配線状態検出回路を有する電子制御ユニットを周辺構成と共に示す図である。 変形例に係る配線状態検出回路を有する電子制御ユニットを周辺構成と共に示す図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態を適用したモーター駆動装置の概要構成図である。
このモーター駆動装置100は、電気自動車或いはハイブリッド自動車に搭載される車載装置であり、制御装置(能動部)として機能する電子制御ユニット(Electronic Control Unit:ECU)10と、実際に、車両駆動用のモーター30を駆動する能動部として機能するパワードライブユニット(Power Drive Unit:PDU)20とを備え、電子制御ユニット10とパワードライブユニット20との接続は、複数本(本構成では6本)のハーネス(配線)UH,UL,VH,VL,WH,WLで行われる。
パワードライブユニット20は、電子制御ユニット10の制御の下、スイッチング素子(トランジスタ31H,31L)を用いた電流制御により駆動源であるモーター30を駆動する電力変換ユニットであり、入力側の高圧側入力端子13と低圧側入力端子14とに、車載バッテリーである外部電源12が接続され、出力側のU相出力端子15、V相出力端子16及びW相出力端子17に、三相交流式のモーター30が接続される。
このパワードライブユニット20は、高圧側入力端子13と低圧側入力端子14との間に設けられ、外部電源12から供給された直流電源の平滑化を行う平滑コンデンサ22と、外部電源12から供給される直流電流を、交流のモーター駆動電流に変換し、モーター30に出力するインバーター回路23と、インバーター回路23のトランジスタ31H,31Lを各々駆動するゲート駆動回路24を配置したゲート駆動基板25とを備えている。
インバーター回路23は、パルス幅変調(PWM)によるPWMインバーターであり、U相、V相、W相の相毎に対をなす高電位側トランジスタ31Hと低電位側トランジスタ31Lとをブリッジ接続し、複数(本構成では6個)のトランジスタ31H,31Lを、ゲート駆動回路24によってオン/オフする。
各トランジスタ31H,31Lには、パワー半導体である絶縁ゲート型トランジスタ(IGBT)、MOSFETなどのスイッチングトランジスタ(スイッチング素子)が用いられる。
各相の高電位側トランジスタ31Hは、高電位側に接続されてハイサイドアームを構成し、各相の低電位側トランジスタ31Lは、低電位側に接続されてローサイドアームを構成する。
各トランジスタ31H,31Lのコレクタ−エミッタ間には、転流ダイオード32Hが接続され、転流ダイオード32Hには、トランジスタ31H,31Lがオフの間にトランジスタ31H,31Lのエミッタ側からコレクタ側に電流が流れるように構成される。
ゲート駆動回路24には、電子制御ユニット10からの制御信号(後述する制御信号SB(SB1〜SB2)が入力される。より具体的には、ゲート駆動回路24は、U相、V相、W相の相毎に対で設けられており、U相のゲート駆動回路24には、ハーネスUH,ULを介してU相の制御信号(図2中、U相上段ゲート信号SB1、U相下段ゲート信号SB2)が入力され、V相のゲート駆動回路24には、ハーネスVH,VLを介してV相の制御信号(図2中、V相上段ゲート信号SB3、V相下段ゲート信号SB4)が入力され、W相のゲート駆動回路24には、ハーネスWH,WLを介してW相の制御信号SB(図2中、W相上段ゲート信号SB5、W相下段ゲート信号SB6)が入力される。
各ゲート駆動回路24は、トランジスタ31H,31Lの各々にゲート電圧を供給可能であり、入力された制御信号により各トランジスタ31H,31Lのゲート電圧をオン(Hiレベル)/オフ(Lowレベル)に制御することで、各トランジスタ31H,31Lをスイッチングさせ、U相出力端子15からU相電流を出力させ、V相出力端子16からV相電流を出力させ、W相出力端子17からW相電流を出力させる。
つまり、パワードライブユニット20には、相毎に2本のハーネスUH〜WLが接続され、これらハーネスUH〜WLを介して、相毎に対の制御信号SBが入力されて各相の電流が生成出力されるようになっている。
図2は、電子制御ユニット10の構成を周辺構成と共に示す図である。
電子制御ユニット10は、マイクロコンピューター(マイコン)41と、マイコン41から出力される制御信号(本構成では二値のデジタル信号)を外部に出力する出力段42とを備え、この出力段42にコネクタ35を介して複数本(6本)のハーネスUH〜WLの一端が接続され、これらハーネスUH〜WLの他端が、コネクタ36を介してパワードライブユニット20の信号入力部27に接続される。
これらハーネスUH〜WLは、柔軟性を有する電気配線であり、互いにまとめられて車体フレームに沿って配索され、互いに離間して配置される電子制御ユニット10とパワードライブユニット20とを電気的に接続させる。
マイコン41は、CPU、ROM及びRAM等を有し、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、出力段42に制御信号(本構成では二値のデジタル信号)SAを出力する信号出力機能や、制御信号SAの出力遮断用の信号(遮断信号と言う)SSを出力する遮断機能や、このモーター駆動装置100が搭載される車両が具備する不図示の警告装置(例えば、警告ランプ)を介して警告を外部に報知する警告機能等を具備する。
ここで、マイコン41からは、制御信号SAとして、ハーネスUHに対応するU相上段ゲート信号SA1、ハーネスULに対応するU相下段ゲート信号SA2、ハーネスVHに対応するV相上段ゲート信号SA3、ハーネスVLに対応するV相下段ゲート信号SA4、ハーネスWHに対応するW相上段ゲート信号SA5、ハーネスWLに対応するW相下段ゲート信号SA6が出力される。
出力段42は、マイコン41からの制御信号SA(SA1〜SA6)が入力される単一のバッファ43と、このバッファ43の後段に設けられ、ハーネスUH〜WLにつながる複数の信号ラインに各々設けられるトランジスタ(スイッチング素子)45と、トランジスタ45の後段にて信号ラインに直列に設けられる電流制限抵抗46とを備える。そして、出力段42は、バッファ43を介してトランジスタ45を駆動させ、マイコン41からの制御信号SA(SA1〜SA6)を増幅して制御信号SB(SB1〜SB6)を出力する。なお、図2中、符号47は、トランジスタ45に電力を供給する電源である。
ここで、出力段42からは、制御信号SBとしては、U相上段ゲート信号SA1、U相下段ゲート信号SA2、V相上段ゲート信号SA3、V相下段ゲート信号SA4、W相上段ゲート信号SA5及びW相下段ゲート信号SA6をそれぞれ増幅したデジタル信号であるU相上段ゲート信号SB1、U相下段ゲート信号SB2、V相上段ゲート信号SB3、V相下段ゲート信号SB4、W相上段ゲート信号SB5及びW相下段ゲート信号SB6が出力される。
バッファ43は、3ステートインバータバッファであり、マイコン41からの制御信号SA(SA1〜SA6)の信号レベルを反転して出力する。また、このバッファ43は、遮断信号(本構成ではHレベルの信号)SSが入力される遮断信号入力部43Aを備え、この入力部43Aに遮断信号(本構成ではHレベルの信号)SSが入力されると、出力段42からの制御信号SBの出力を遮断する遮断機能を有している。この遮断信号入力部43Aには、バッファ43に設けられるイネーブル端子等を用いればよい。
トランジスタ45は、PチャンネルMOSFETであり、バッファ43からの信号を反転して出力する。これによって、マイコン41からの二値のデジタル信号である制御信号SA(SA1〜SA6)が増幅されてトランジスタ45から各々出力される。
電流制限抵抗46は、出力段42のトランジスタ45を保護するためにトランジスタ45に流れる電流を制限する抵抗素子であり、各トランジスタ45とハーネスUH〜WLとの間に直列に設けられ、ハーネス短絡時にトランジスタ45を流れる電流を許容範囲内に制限する。なお、ハーネス短絡時とは、ハーネスUH〜WLがフレーム等の車体の金属部品に短絡した状態である。
また、この電子制御ユニット10には、マイコン41の制御信号(SA1〜SA6)を監視してアーム短絡を防止するアーム短絡防止回路51が設けられている。このアーム短絡防止回路51は、U相に対応する対の制御信号SA1,SA2を入力してU相アーム短絡検出部として機能するANDゲート回路52と、V相に対応する対の信号SA3,SA4を入力してV相アーム短絡検出部として機能するANDゲート回路53と、W相に対応する対の信号SA5,SA6を入力してW相アーム短絡検出部として機能するANDゲート回路54と、これらANDゲート回路52〜54の出力信号が入力されるロジックORゲート回路(遮断信号出力部)55とを備えている。
このため、各ANDゲート回路52〜54によって、マイコン41から、各相で対のトランジスタ31H,31Lを同時にオンさせる信号が出力されていないか否か、つまり、アーム短絡を招く状態か否かが監視され、いずれかの相のアーム短絡を生じさせる状態の場合に、その相に対応するANDゲート回路52〜54の出力がLレベルからHレベルに切り替わり、このHレベルの信号がアーム短絡検出信号SRとして出力される。このアーム短絡検出信号SRは、ロジックORゲート回路55に入力されるので、ロジックORゲート回路55の出力もHレベルに切り替わり、このHレベルの信号が、遮断信号SSとして、バッファ43に入力される。
バッファ43においては、遮断信号SSが入力されるとハイインピーダンス状態となり、これによって、アーム短絡を生じさせる状態になると、出力段42からの制御信号SB(SB1〜SB6)の出力が強制遮断される。
図2に示すように、このロジックORゲート回路55には、全てのANDゲート回路52〜54からのアーム短絡検出信号SRに加え、マイコン41から出力される遮断信号(Hレベルの信号)SSも入力される。このため、マイコン41から遮断信号SSが出力された場合も、ロジックORゲート回路55を介してバッファ43に入力され、出力段42からの制御信号SBの出力が強制遮断される。
このように、電子制御ユニット10では、パワードライブユニット20でアーム短絡が生じる前に、制御信号SBの出力を強制遮断するので、アーム短絡を防止でき、また、マイコン41の制御の下、制御信号SBの出力を強制遮断することができる。
さらに、本構成の電子制御ユニット10には、出力段42の下流端(コネクタ35の直前)に位置する電流制限抵抗46の入出力電位差からハーネスUH〜WLの導通状態(短絡/断線)を検出する配線状態検出回路61が設けられている。
この配線状態検出回路61は、電流制限抵抗46毎に設けられており、図2では、ハーネスWLの電流制限抵抗46に対応する回路部分を示している。
ここで、図3は、配線状態検出回路61の全体構成を示している。この図に示すように、電流制限抵抗46毎の回路部分は同じ構成であり、以下、この配線状態検出回路61について説明する。
図2及び図3に示すように、配線状態検出回路61は、電流制限抵抗46毎に、電流制限抵抗46の入出力電位差を増幅する増幅器62と、増幅器62の出力レベル(出力値)に基づいて各ハーネスUH〜WLの短絡判定と断線判定とを行う判定部63とを備えている。
増幅器62は、差動増幅器であり、電流制限抵抗46の入力電位と出力電位とを入力して入出力電位差に比例する信号レベルの出力信号STを出力する。
判定部63は、出力信号STの信号レベルに基づいてハーネスUH〜WLの短絡判定を行う短絡判定部として機能する第1比較器63Aと、出力信号STの信号レベルに基づいてハーネスUH〜WLの断線判定を行う断線判定部として機能する第2比較器63Bとを備えている。
図4は、電流制限抵抗46に流れる電流値Iに関する図である。
通常時(ハーネスUH〜WLの短絡や断線等の異常が生じていない場合)には、出力段42内のトランジスタ45の出力が電流制限抵抗46を通ってパワードライブユニット20に入力される。このため、通常時の電流値Iaは、以下の式(1)で表すことができる。
Ia=出力電圧/(電流制限抵抗+PDU側抵抗)・・・式(1)
ここで、PDU側抵抗は、パワードライブユニット20側の抵抗である。
一方、ハーネス短絡時には、電流制限抵抗46とパワードライブユニット20との間でフレーム短絡(GND(グラウンド)とショート状態)を起こすため、トランジスタ45の出力がパワードライブユニット20には流れ込まず、電流制限抵抗46のみを介してGNDに流れる。このため、短絡時の電流値Isは、以下の式(2)で表すことができる。
Is=出力電圧/電流制限抵抗・・・式(2)
また、ハーネス断線時には、電流が流れないため、電流値Io=0(零)であり、電流制限抵抗46間に電位差は生じない。
従って、図4に示すように、Io(断線時)<Ia(通常時)<Is(短絡時)の関係が成立する。
この場合、電流制限抵抗46の電位差Vは、(電流値Io,Ia,Is)×(抵抗46の抵抗値)で表すことができるため、通常時の電位差を基準電圧Vaとし、短絡時の電位差を電圧Vsとし、断線時の電位差を電圧Voとすると、Vo(断線時)<Va(通常時)<Vs(短絡時)の関係が成立する。従って、電位差に基づけば、断線時、通常時及び短絡時を判別可能であることが判る。
本実施形態では、上記第1比較器(短絡判定部)63Aが、出力信号STの信号レベル(電圧)が短絡時の範囲内(電圧Vsの範囲内)か否かを判定すべく、出力信号ST(電圧値)と予め設定した短絡判定基準値Vs1とを比較する。ここで、短絡判定基準値Vs1は、短絡時の電圧Vsの下限値に対応する電圧値、といったような通常時の電圧Vaよりも高い範囲か否かを判定可能な電圧値にしておくことで、短絡か否かを判定できる。
また、第2比較器(断線判定部)63Bは、出力信号STの信号レベル(電圧)が断線の範囲内(電圧Voの範囲内)か否かを判定すべく、出力信号ST(電圧値)と予め設定した断線判定基準値Va1とを比較する。ここで、断線判定基準値Va1は、断線時の電圧Voの上限値に対応する電圧値、といったような通常時の電圧Vaよりも低い範囲か否かを判定可能な電圧値にしておくことで、断線か否かを判定できる。
本実施形態の第1比較器63Aは、出力信号STが短絡時の範囲内であれば(ST>Vs1)、出力をHレベルに立ち上げて遮断信号SSとして出力し、それ以外であれば出力をLレベルとし、これによって、短絡か否かの判定結果を示す信号を出力可能である。
また、第2比較器63Bは、出力信号STが断線時の範囲内であれば(ST<Va1)、出力をHレベルに立ち上げて遮断信号SSとして出力し、それ以外であれば出力をLレベルとし、断線か否かの判定結果を示す信号を出力可能である。
図3に示すように、全ての比較器63A,63Bの出力は並列に接続されてワイヤードOR接続され、このワイヤードOR接続された信号ラインは、プルアップ抵抗65を介して電源(電源電圧)66に接続されている。このため、いずれかの比較器63A,63Bから遮断信号SSが出力されると、配線状態検出回路61から遮断信号SSが出力される。
図2に示すように、この配線状態検出回路61からの遮断信号SSは、バッファ43の遮断信号入力部43Aとマイコン41とに出力される。このため、配線状態検出回路61から遮断信号SSが出力されると、バッファ43によって出力段42からの制御信号SB(SB1〜SB6)の出力が強制遮断される。また、マイコン41は、配線状態検出回路61から遮断信号SSを入力すると、車両が具備する不図示の警告装置(例えば、警告ランプ)を介して、ハーネスに不具合(短絡/断線)が生じている旨の警告を外部に報知する。
このように配線状態検出回路61によってハーネスUH〜WLの不具合(短絡/断線)が検出された場合に、マイコン41を経由せずに制御信号SB(SB1〜SB6)の出力を遮断するので、マイコン41を経由する場合に比して検出時点から短時間で出力を遮断することができる。しかも、マイコン41にも通知することで、車両にて警告を報知することができる。
また、本構成では、配線状態検出回路61の比較器63A,63Bの出力をワイヤードOR接続しているので、全ての相の異常検出を共通出力でき、一相の異常検出に対して全相の信号出力を遮断する構成を簡易に実現することができる。
図5は、配線状態検出回路61(検出方法(1))でのハーネス導通状態(短絡/断線)の検出タイミングを模式的に示す図である。
図5に示すように、モーター駆動装置100の正常時の動作順序は、マイコン41から制御信号SAを出力(図5中、A段階)→出力段42から制御信号SBを出力(図5中、B段階)→パワードライブユニット20からモーター駆動信号(駆動電流)が出力(図5中、C段階)→モーター30が動作開始(図5中、D段階)→モーター30が動作中(図5中、E段階)、という段階を経る。
本構成では、電流制限抵抗46の入出力電位差でハーネス導通状態(短絡/断線)を検出できるため、図5に示すように、出力段42から制御信号SBを出力するB段階で、ハーネス導通状態(短絡/断線)を正しく判定することが可能になる。
これに対し、モーター電流(相電流)をモニタしてハーネス導通状態を検出する方法(図5中、検出方法(2))では、モーター駆動信号の電流レベルが十分に立ち上がらなければハーネス導通状態を正しく判定できないため、上記B段階の時点ではハーネス導通状態を正しく判定することができず、実際にモーター30が回転動作した後、つまり、E段階にならなければ正しく判定することができない。
すなわち、パワードライブユニット20が、スイッチング素子を用いた電流制御により駆動源を駆動するユニットであり、電子制御ユニット10が、スイッチング素子にスイッチングを行わせる制御信号を出力する構成では、モーター駆動信号の電流レベルが十分に立ち上がるまでにある程度の時間を要し、上記検出方法(2)では検出までに時間を要してしまう。
このような構成においても、ハーネス導通状態(短絡/断線)を迅速に検出することが望まれるのは明らかである。
上記したように、本構成では、パワードライブユニット20からのモーター駆動信号(出力信号)が立ち上がるまでに時間を要する構成においてモーター駆動前の早い段階(出力段42から制御信号SBを出力する段階)でハーネス導通状態を正しく判定できるから、ハーネス導通状態(短絡/断線)を迅速に検出でき、短絡/断線の場合は直ぐに対応処理を開始できる。
これによって、本構成では、ハーネスUH〜WLの短絡或いは断線のいずれかが生じると、早期に電子制御ユニット10からの信号出力を遮断でき、かつ、その旨を早期にユーザー(運転者)等に報知することができる。
以上説明したように、本実施の形態では、電子制御ユニット10の出力段42にて信号ラインに直列に設けられる電流制限抵抗46の入出力電位差に基づいてハーネス導通状態(短絡/断線)を検出する配線状態検出回路61を備えるので、早期にハーネス導通状態を検出することができる。しかも、この構成は、一般に設けられる電流制限抵抗46を利用し、かつ、その入出力電位差を検出する構成であるため、H及びLレベルの制御信号SBの品質を損なうことがない。
また、この配線状態検出回路61は、電流制限抵抗46の入出力電位差を増幅する増幅器62と、この増幅器62の出力値に基づいてハーネスUH〜WLの短絡/断線を判定し、判定結果をマイコン41に通知する判定部63とで簡易に構成することができる。
従って、本構成では、電子制御ユニット10内の信号の品質を損なうことなく、早期にハーネス(配線)UH〜WLの導通状態を検出することが可能になる。
また、本構成の判定部63は、増幅器62の出力信号STの信号レベルが短絡時の範囲内か否かを判定する第1比較器(短絡判定部)63Aと、出力信号STの信号レベルが断線時の範囲内か否かを判定する第2比較器(断線判定部)63Bとを有しているので、短絡か断線かを個別に精度良く判定することができる。
また、この判定部63は、判定結果を示す信号(遮断信号SS)を、制御信号出力停止機能を具備する回路構成部品であるバッファ43に出力し、判定結果に応じてバッファ43に制御信号を出力停止させるので、ハーネス導通状態の変化時(短絡/断線時)に直ちに制御信号SBの出力を停止させることができる。
しかも、この判定部63は、判定結果を示す信号を、警告を外部に報知する報知機能を具備するマイコン41に出力し、判定結果に応じてマイコン41により警告を報知させるので、ハーネス導通状態の変化時(短絡/断線時)に直ちにユーザー(運転者)等に報知することができる。
また、本構成では、ハーネス(配線)UH〜WLの各々に個別に設けられた電流制限抵抗46毎に、増幅器62と判定部63とを設け、各判定部63の出力をワイヤードOR接続したので、一相の導通変化に対して全相の信号出力を停止させる構成を簡易に実現することができる。
また、この配線状態検出回路61を電子制御ユニット10内に設けているので、この種の検出回路をパワードライブユニット20側に設け、電子制御ユニット10内のマイコン41に通知する構成にする場合に比して、構成を簡易にでき、かつ、電子制御ユニット10からの信号出力の停止タイミングを早くすることができる。
なお、上述した実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形可能である。
図6及び図7は、配線状態検出回路61の変形例をそれぞれ示している。
図6は、配線状態検出回路61の出力信号(図中、SS1,SS2)をマイコン41だけに出力する構成を示している。図6の構成では、配線状態検出回路61によってハーネスUH〜WLの短絡/断線が検出されると、マイコン41が遮断信号SSを出力してバッファ43により制御信号SBの出力を遮断させると共に、警告を外部に報知させる。この構成においても、ハーネスUH〜WLの短絡/断線が早期に検出されるので、マイコン41を経由しても十分に早いタイミングで信号出力停止及び報知が可能である。
図6では、配線状態検出回路61内の第1比較器63Aの出力信号SS1と、第2比較器63Bの出力信号SS2とを別々にマイコン41が入力する構成にしている。この構成によれば、マイコン41が短絡/断線を判別することが可能になり、短絡/断線を個別に報知することが可能になる。
図7は、配線状態検出回路61内の比較器63A,63Bにオープンコレクタ若しくはオープンドレインの比較器を用い、これら比較器63A,63Bの出力(出力ライン)を、これら比較器63A,63Bが検出する相の信号ライン(マイコン41とバッファ43との間の信号ライン)に電気的に接続した構成を示している。
この図7の構成では、配線状態検出回路61によってハーネスUH〜WLの短絡/断線が検出されると、マイコン41とバッファ43との間の信号ラインをGNDに接続し、マイコン41を介さずに制御信号SBの出力を停止させる。この構成では、マイコン41を介さなくなることで、その分、信号出力停止(信号遮断)するまでの時間を短縮することができる。
また、上述の実施形態では、出力段42の電流制限抵抗46の入出力電位差に基づいてハーネス導通状態(短絡/断線)を検出する場合を説明したが、これに限らず、出力段42に設けられる抵抗(制御信号SBの信号ラインに直列に設けられる他の抵抗、抵抗素子ではないが抵抗成分を有する素子等)の入出力電位差に基づいて検出してもよい。
また、上述の実施形態では、短絡と断線のいずれも検出する場合を説明したが、これに限らず、短絡又は断線の少なくともいずれかを検出するようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、バッファ43に制御信号の出力を停止させる場合を説明したが、バッファ43に限らず、制御信号の出力停止機能を具備する回路構成部品(例えば、イネーブル端子付き集積回路(Integrated Circuit))を備える場合、その回路構成部品によって制御信号の出力を停止させてもよい。
また、上述の実施形態では、電気自動車或いはハイブリッド自動車に搭載される装置(モーター駆動装置100、電子制御ユニット(制御装置)10、配線状態検出回路61)に本発明を適用する場合を説明したが、これに限らず、電動アシスト自転車や電動バイク等の他の車両に搭載される装置、或いは、車両に限定されず、モーター等の駆動源を駆動する装置(産業設備を含む)に本発明を適用してもよい。
10 電子制御ユニット(制御装置)
20 パワードライブユニット
27 信号入力部
31H,31L トランジスタ(スイッチング素子)
41 マイコン
42 出力段
43 バッファ(回路構成部品)
46 電流制限抵抗
61 配線状態検出回路
62 増幅器
63 判定部
63A 第1比較器(短絡判定部)
63B 第2比較器(断線判定部)
UH〜WL ハーネス(配線)

Claims (9)

  1. 制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段を有し、この出力段が、前記パワードライブユニットの信号入力部に配線を介して接続される制御装置に設けられ、
    前記出力段に設けられる抵抗の入出力電位差を増幅する増幅器と、この増幅器の出力値に基づいて前記配線の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を前記制御装置に通知する判定部とを備えることを特徴とする配線状態検出回路。
  2. 前記判定部は、前記増幅器の出力値が短絡時の範囲内か否かを判定する短絡判定部と、前記増幅器の出力値が断線時の範囲内か否かを判定する断線判定部とを有することを特徴とする請求項1に記載の配線状態検出回路。
  3. 前記判定部は、判定結果を示す信号を、前記制御装置が備える、前記制御信号の出力停止機能を具備する回路構成部品に出力し、判定結果に応じて前記回路構成部品に前記制御信号を出力停止させることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線状態検出回路。
  4. 前記判定部は、判定結果を示す信号を、前記制御装置が備える、前記出力段に制御信号を出力する機能と警告を外部に報知する報知機能とを具備するマイコンに出力し、判定結果に応じて前記マイコンにより警告を報知させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の配線状態検出回路。
  5. 前記制御装置の出力段と前記パワードライブユニットとは複数の配線で接続され、
    前記配線毎に、前記増幅器と前記判定部とを設け、各判定部の出力をワイヤードOR接続したことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の配線状態検出回路。
  6. 前記パワードライブユニットは、スイッチング素子を用いた電流制御により駆動源を駆動するユニットであり、前記制御装置は、前記スイッチング素子にスイッチングを行わせる制御信号を出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の配線状態検出回路。
  7. 制御信号をパワードライブユニットに外部出力する出力段を有し、この出力段が、前記パワードライブユニットの信号入力部に配線を介して接続される制御装置において、
    前記出力段に設けられる抵抗の入出力電位差を増幅する増幅器と、この増幅器の出力値に基づいて前記配線の短絡又は断線の少なくともいずれかを判定し、判定結果を前記制御装置に通知する判定部とを備える配線状態検出回路を設けたことを特徴とする制御装置。
  8. 前記制御装置は、前記駆動信号の出力停止機能を具備する回路構成部品を備え、前記判定部の判定結果に応じて、前記回路構成部品により、前記駆動信号の出力を停止することを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御装置は、前記出力段に制御信号を出力する機能と警告を外部に報知する報知機能とを具備するマイコンを備え、前記判定部の判定結果に応じて、前記マイコンにより警告を報知することを特徴とする請求項7又は8に記載の制御装置。
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