JP4507736B2 - ランフラットタイヤ - Google Patents

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本発明は、サイドウォール部に補強ゴム層が配されたランフラットタイヤに関する。
ランフラットタイヤとは、パンク等の障害によりタイヤ内部の空気圧が低下した場合であっても、ある程度の距離を安全に走行することができるタイヤを言う。このようなランフラット走行を可能にするためのタイヤ構造の1つとして、サイドウォール部に補強ゴム層を備えた、いわゆるサイド補強タイプのランフラットタイヤが知られている。係るランフラットタイヤによれば、タイヤ内部の空気圧が低下した状態において、補強ゴム層がタイヤを支持して完全に偏平化することを防止し、ランフラット走行が可能となる。
ところが、タイヤ内部の空気圧が低下した状態(ランフラット状態)では、ビード部のリムへの押圧が弱まっているため、リムとの嵌合力が低下し、ビード部がリムから外れ易くなるという問題があった。このリム外れの問題に対して本発明者らが鋭意研究したところ、ランフラット状態で接地する際にリムとの嵌合力が顕著に低下することが分かった。これは、図4に示すように、接地時にサイドウォール部2が撓んでリムフランジ8a側に押し付けられる際、リムフランジ8aの外周側湾曲面と接触する領域14に支点を有するモーメントが発生し、そのモーメントがビード部1をリム8から浮き上がらせるものと考えられる。
従来、リム外れ対策として、補強ゴム層のボリュームを増加したり、トレッド剛性を高めたりすることが行われていたが、これらはタイヤ重量の増加や乗心地性の悪化を引き起こすものであった。また、下記特許文献1には、ランフラット状態での走行性能を高める目的で、ビード補強部にリムずれ防止層を設けたランフラットタイヤが開示されている。しかしながら、かかるランフラットタイヤでは、リムずれ防止層がリムフランジ上部と対向する部分に配されるものであるため、上述のビード部を浮き上がらせるモーメントの発生を抑制するものではなかった。
特開平11−157311号公報
そこで、本発明の目的は、サイドウォール部に補強ゴム層が配されたランフラットタイヤにおいて、優れた耐リム外れ性を発揮するランフラットタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き構成の本発明により達成することができる。即ち、本発明のランフラットタイヤは、環状のビードを有する一対のビード部と、前記ビード部から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部に配設された補強ゴム層と、を備えるランフラットタイヤにおいて、少なくとも一方の前記ビード部のタイヤ幅方向外側に設けられ、規定リム装着時にリムフランジの外周側湾曲面に対向する内周側面を有する環状膨出部と、その環状膨出部の内周側面に配された軟質ゴム層とを備え、その軟質ゴム層が、規定リム装着時に、前記ビードの中心よりタイヤ径方向内側に引いた直線とリムベースの外周側面との交点から、リムフランジの外周側湾曲面に対して引くことができる接線の接点付近に配され、前記軟質ゴム層は、前記環状膨出部の内周側面を形成する他のゴム層よりも、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)による硬さが5°以上低く、前記環状膨出部の内周側面において前記接点に対向する点を基準点とし、その基準点から前記ビードの中心までのタイヤ幅方向距離をL、前記軟質ゴム層のタイヤ内周側端から前記基準点までの前記接線方向の距離をa、前記軟質ゴム層のタイヤ外周側端から前記基準点までの前記接線方向の距離をbとするとき、0.2L≦a≦0.5Lおよび0.3L≦b≦0.5Lを満たすものである。
タイヤの撓み変形に伴って、リムフランジの外周側湾曲面と接触する領域に支点を有するモーメントが発生することは既述のとおりであるが、かかるモーメントは、ビードの中心よりタイヤ径方向内側に延びる直線とリムベースの外周側面との交点から、リムフランジの外周側湾曲面に対して引くことができる接線の接点を支点とするときに、ビード部を浮き上がらせる作用が顕著となる。従って、本発明の構成によれば、環状膨出部の内周側面の上記接点付近に軟質ゴム層が配されていることにより、その接点を支点とするモーメントを分散することができる。その結果、ビード部の浮き上がりを効果的に抑制して、リムとの嵌合力を確保し、優れた耐リム外れ性を発揮することができる。ここで、規定リムとは、タイヤサイズに対応してJATMAで決められた標準となるリムを指し、規定リム装着時とは、規定リムに空気圧180kPaで装着した状態を指す。また、軟質ゴム層とは、環状膨出部の内周側面に配された他のゴム層よりも軟質のゴム層を指す。
上記において、前記軟質ゴム層は、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)による硬さが50〜65°であるものが好ましい。
軟質ゴム層の硬さを上記範囲に設定することにより、ビード部の耐久力を確保するとともに、上述したようにビード部を浮き上がらせるモーメントを分散して、耐リム外れ性を高めることができる。
軟質ゴム層を配する領域を上記範囲に設定することにより、ビード部の耐久力を確保するとともに、上述したようにビード部を浮き上がらせるモーメントを分散して、耐リム外れ性を高めることができる。ここで、接点に対向する点とは、その接点から引いた法線と環状膨出部の内周側面との交点を指す。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、規定リムに装着した本発明のランフラットタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図である。図2は、図1に示すランフラットタイヤのビード部の要部断面図である。
図1に示すランフラットタイヤは、一対のビード部1と、ビード部1から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部2と、サイドウォール部2の各々の外周側端同士をショルダ部3を介して連ねるトレッド部4とを備える。
ビード部1には、例えば鋼線等のビードワイヤの収束体がタイヤ周方向に環状をなすビード1aと、ビードフィラー1bとが配設され、このビード1aによりカーカス層5の端部を巻き返して係止することで、ビード部1間がカーカス層5で補強された状態で、タイヤがリム8上に強固に嵌着される。そして、正常内圧時には、ビード部1が、リム8のリムベース8bのタイヤ外周側に配されるとともに、タイヤ内部の空気圧によりリムフランジ8aに押付けられる。
カーカス層5の内周側には、空気圧保持のためのインナーライナー層6が配される。また、カーカス層5の外周側には、たが効果による補強を行うためのベルト層7が配されるとともに、ベルト層7の外周表面には、トレッドゴムによりトレッドパターンが形成される。カーカス層5やベルト層7の構成材料としては、スチールや、ポリエステル、レーヨン、ナイロン、アラミド等の有機繊維等が使用される。これらの材料は、いずれもゴムとの接着性を高めるべく、通常、表面処理や接着処理等がなされている。
サイドウォール部2のカーカス層5内側には、タイヤ子午線断面が略三日月状をなす補強ゴム層9が配される。これにより、タイヤ内部の空気圧が低下した際、タイヤの撓み変形が抑制され、ランフラット走行が可能となる。補強ゴム層9は、例えば、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)による硬さが65〜90°のゴムにより構成される。なお、本発明のランフラットタイヤが備える補強ゴム層9は、従来のサイド補強タイプのランフラットタイヤに用いられる補強ゴム層であれば、硬さや厚みなど特に制限されることなく何れも適用することができる。また、補強ゴム層9は、単一のゴム層からなるものに限られず、硬さ等の物性の異なる複数のゴム層から構成されるものでもよい。
上述したゴム層等の原料ゴムとしては、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、イソプレンゴム(IR)、ブチルゴム(IIR)等が挙げられ、これらは1種単独で又は2種以上混合して使用される。また、これらのゴムはカーボンブラックやシリカ等の充填材で補強されると共に、加硫剤、加硫促進剤、可塑剤、老化防止剤等が適宜配合される。
ビード部1のタイヤ幅方向外側には、リムフランジ8aの外周側湾曲面に対向する内周側面11を有する環状膨出部10が形成されている。本実施形態では、環状膨出部10の内周側面11がリムフランジ8aの外周側湾曲面から徐々に離間しており、外周側端からサイドウォール部2になだらかに連なっている。環状膨出部10は、両側のビード部1にそれぞれ形成されていることが好ましいが、少なくとも一方のビード部1に形成されていればよく、例えば装着時に車両外側となる側にのみ形成するものでも構わない。また、環状膨出部10は、本実施形態で示す形状のものに限られず、例えばタイヤ子午線断面が半円状や台形状等をなすものや、タイヤ幅方向外側に大きく膨出してリムフランジ8aを抱持可能に構成されたものなどでもよい。
本発明では、図2に示すように、環状膨出部10の内周側面11に、その内周側面11に配された他のゴム層12よりも軟質である軟質ゴム層13が配される。軟質ゴム層13は、前記他のゴム層12よりも、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)による硬さが5°以上低い。また、軟質ゴム層13の上記試験による硬さは好ましくは50〜65°であり、より好ましくは55〜60°である。軟質ゴム層13の硬さが50°未満であると、リムフランジ8aとの接触による摩滅の問題が生じやすくなる。一方、65°を越えると、軟質ゴム層13に支点を有するモーメントを分散する効果に乏しく、耐リム外れ性の向上効果が小さくなる傾向にある。
軟質ゴム層13は、ビード1aの中心よりタイヤ径方向内側に延びる直線sとリムベース8bの外周側面との交点cから、リムフランジ8aの外周側湾曲面に対して引くことができる接線Tの接点P付近の領域に配される。タイヤの撓み変形に伴って発生するモーメントは、接点Pを支点とするときにビード部1を浮き上がらせる作用が顕著となるが、かかる構成によりそのモーメントの支点を効果的に分散することができる。
ここで、環状膨出部10の内周側面11において接点Pに対向する点を基準点P´とする。本実施形態では、軟質ゴム層13が接点Pにおいてリムフランジ8aの外周側湾曲面に接触しているため、接点Pが基準点P´と同位置となっている。本発明では、図2に示すように、軟質ゴム層13が、基準点P´を略中央とする領域に配されるものが好ましい。
更に、ビード1aの中心から基準点P´までのタイヤ幅方向距離をL、軟質ゴム層13のタイヤ内周側端13aから基準点P´までの接線T方向の距離をa、軟質ゴム層13のタイヤ外周側端13bから基準点P´までの接線T方向の距離をbとするとき、0.2L≦a≦0.5Lおよび0.3L≦b≦0.5Lを満たし、0.3L≦a≦0.4Lおよび0.3L≦b≦0.4Lを満たすものがより好ましい。a<0.2Lまたはb<0.3Lであると、軟質ゴム層13が配される領域が小さすぎるため、モーメントの支点を分散する効果が小さくなる傾向にある。一方、a>0.5Lまたはb>0.5Lであると、軟質ゴム層13が配される領域が大きすぎるため、ビード部1の耐久力が低下する傾向にある。
内周側面11を基準とする軟質ゴム層13の厚みtは、1.5mm以上であることが好ましく、1.8〜2.5mmであることがより好ましい。厚みtが1.5mm未満であると、軟質ゴム層13が薄すぎるため、モーメントを分散する効果が小さくなる傾向にある。また、本実施形態では、軟質ゴム層13がタイヤ子午線断面で略三日月状をなす例を示したが、本発明はこれに限られず、例えばシート状や半円状、台形状等を成すものでもよい。
図2に示す状態からタイヤ内部の空気圧が低下すると、タイヤの撓み変形に伴って、環状膨出部10の内周側面11がリムフランジ8aの外周側湾曲面に接触する。その際、リムフランジ8aの外周側湾曲面と接触する領域に支点を有するモーメントが発生するが、本発明では、上述のように接点P付近に軟質ゴム層13が配されていることにより、ビード部1を浮き上がらせる作用が顕著なモーメントを分散し、ビード部1のリム8からの浮き上がりを効果的に抑制することができる。
[別実施形態]
前述の実施形態では、規定リム装着時に、軟質ゴム層13が接点Pにおいてリムフランジ8aの外周側湾曲面に接触する例を示したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、図3に示すように、規定リム装着時に環状膨出部10の内周側面11がリムフランジ8aの外周側湾曲面から離間するものでもよい。かかる構成によっても、上述のビード部1の浮き上がりを抑制する効果が奏される。また、軟質ゴム層13は、接点P付近に配されるものであれば、ランフラット走行時にリムフランジ8aの外周側湾曲面に緊密接触しなくても構わない。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例について説明する。
(1)耐リム外れ性
テストタイヤを、実車(国産3000ccクラスFR車)の左側前方に装着し、直進から半径20mの円形コースを右回りに旋回する、いわゆるJターン走行を行った。各テストタイヤは、内圧0kPaのランフラット状態とし、リム外れが発生したときの走行速度(横Gに比例)により耐リム外れ性を評価した。走行速度は、25km/hからスタートし、5km/h増分する方式でリム外れが発生するまで走行を行った。比較例1を100として指数評価し、数値が大きいほどリム外れが発生したときの走行速度が大きい、即ち耐リム外れ性に優れていることを示す。
(2)ビード耐久性
ISOドラフトに準拠する方法に基づき、直径1700mmのドラム上を、空気圧0kPa、速度80km/hにて、JATMA65%荷重を負荷して走行させ、ビード部にクラックやセパレーション、摩滅による故障等の不具合が確認されるまでの試験時間を測定した。比較例1を100として指数評価し、当該数値が高いほど試験時間が長い、すなわちビード耐久性に優れていることを示す。
従来例、実施例及び参考例
図1、2に示す構造を有し、タイヤサイズが225/45ZR17のテストタイヤを作製した。但し、従来例は、軟質ゴム層13を備えず、環状膨出部10の内周側面11にはゴム層12のみを配する構成とした。実施例及び参考例において、軟質ゴム層13の各寸法(L、a、bおよびt)、ゴム層12および軟質ゴム層13の硬さは、それぞれ表1に示す値とした。なお、上記項目を評価する際、各テストタイヤをホイールサイズ17×7.5−JJのリムに装着して試験を行った。結果を表1に示す。
Figure 0004507736

表1の結果に示すように、各実施例は、環状膨出部の内周側面に軟質ゴム層を備えることによって、ビード部を浮き上がらせるモーメントを分散することができ、従来例に比べて耐リム外れ性に優れていることがわかる。ここで、実施例3では軟質ゴム層が軟らかすぎるために、また、実施例5では軟質ゴム層の寸法が大きすぎるために、環状膨出部の内周側面とリムフランジとの接触による摩滅の問題が生じやすく、ビード耐久性が比較的低くなる傾向にあった。そして、参考例では軟質ゴム層が硬すぎるために、また、実施例4および6では、軟質ゴム層の寸法が小さすぎるために、モーメントの分散効果が小さく、耐リム外れ性の向上効果が小さくなる傾向にあった。これに対して、実施例1および実施例2では、ビード耐久性を確保しながら耐リム外れ性を大きく改善できており、軟質ゴム層の各寸法(L、a、bおよびt)および硬さを、上述した範囲内とすることが好ましいことがわかる。
規定リムに装着した本発明に係るランフラットタイヤの一例を示すタイヤ子午線断面図 図1に示すランフラットタイヤのビード部を示す要部断面図 本発明の別形態に係るランフラットタイヤのビード部を示す要部断面図 従来のランフラットタイヤのビード部を示す要部断面図
符号の説明
1 ビード部
1a ビード
1b ビードフィラー
2 サイドウォール部
5 カーカス層
8 リム
8a リムフランジ
8b リムベース
9 補強ゴム層
10 環状膨出部
11 内周側面
12 ゴム層
13 軟質ゴム層
a 軟質ゴム層のタイヤ内周側端から基準点までの距離
b 軟質ゴム層のタイヤ外周側端から基準点までの距離
c 交点
s 直線
t 軟質ゴム層の厚み
L 基準点から交点までのタイヤ幅方向距離
P 接点
P´ 基準点
T 接線

Claims (2)

  1. 環状のビードを有する一対のビード部と、前記ビード部から各々タイヤ径方向外側に延びるサイドウォール部と、前記サイドウォール部に配設された補強ゴム層と、を備えるランフラットタイヤにおいて、
    少なくとも一方の前記ビード部のタイヤ幅方向外側に設けられ、規定リム装着時にリムフランジの外周側湾曲面に対向する内周側面を有する環状膨出部と、その環状膨出部の内周側面に配された軟質ゴム層とを備え、
    その軟質ゴム層が、規定リム装着時に、前記ビードの中心よりタイヤ径方向内側に引いた直線とリムベースの外周側面との交点から、リムフランジの外周側湾曲面に対して引くことができる接線の接点付近に配され、
    前記軟質ゴム層は、前記環状膨出部の内周側面を形成する他のゴム層よりも、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)による硬さが5°以上低く、
    前記環状膨出部の内周側面において前記接点に対向する点を基準点とし、その基準点から前記ビードの中心までのタイヤ幅方向距離をL、前記軟質ゴム層のタイヤ内周側端から前記基準点までの前記接線方向の距離をa、前記軟質ゴム層のタイヤ外周側端から前記基準点までの前記接線方向の距離をbとするとき、0.2L≦a≦0.5Lおよび0.3L≦b≦0.5Lを満たすことを特徴とするランフラットタイヤ。
  2. 前記軟質ゴム層は、JISK6253のデュロメータ硬さ試験(Aタイプ)による硬さが50〜65°である請求項1記載のランフラットタイヤ。
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