JP4507134B2 - 鎖延長オルガノポリシロキサンの製造方法 - Google Patents

鎖延長オルガノポリシロキサンの製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鎖延長オルガノポリシロキサン、特に鎖延長オルガノシロキシを末端基とする(以後、オルガノシロキシ末端)オルガノポリシロキサンの製造方法に関する。本発明はさらに、機能性オルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
オルガノポリシロキサンの製造方法は、当業界で十分公知である。例えば、触媒存在下で、低粘度オルガノシロキサン、特に環状オルガノシロキサン、低粘度シロキサノールまたはその混合物を縮合させることにより、オルガノポリシロキサンを調製することは公知である。例えば、オルガノポリシロキサンは、末端ケイ素原子に反応性基、例えばケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノシロキサンの縮合により調製し得る。オルガノポリシロキサンはさらに、直鎖および/または環状オルガノポリシロキサンの平衡により作られる。
【0003】
オルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンは、普通は、環状および/または直鎖オルガノポリシロキサンとジオルガノシラノールまたはオルガノシロキシ基を含有する低分子オルガノシロキサンとの縮合および平衡により調製される。しかしながら、このような方法により製造されるオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンは、縮合可能な残留ケイ素結合ヒドロキシル基を有し、そのため分子量の増大が、例えば時間とともに起きる。この行動は、オルガノポリシロキサンのクレープ硬化として公知である。
【0004】
残存するケイ素結合ヒドロキシル基をオルガノシロキシ基に転換する方法に関して、種々の提案がなされてきた。例えば、米国特許第3,133,110号は、トリオルガノシロキシ末端オルガノシロキサンを生成するためのシラノールとN−アルキル−シリルアミンとの間の反応を記載する。
米国特許第4,725,643号は、本質的に、塩化ホスホニトリル触媒の存在下で各末端ユニット中に1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有する直鎖オルガノシロキサンを縮合し、その後ヘキサオルガノジシラザンと反応させる工程からなる直鎖トリオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンの製造方法を記載する。この方法では、ヘキサオルガノジシラザンはケイ素結合ヒドロキシル基のためのシリル化剤であり、したがって1個のシリルユニットがオルガノポリシロキサンの各末端ユニットに付加される。したがって、シリル化剤は、エンドキャッパーの機能を実行する。
【0005】
米国特許第4,725,643号に記載された方法はさらに、末端基として官能基を有するトリオルガノシロキシ末端オルガノシロキサンを生成するために、ビニル基のような官能基を有するジシラザンを用いて実行されてきた。したがって、本方法を用いて、機能性トリオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサン、例えば水素またはビニルシロキシ末端オルガノポリシロキサンを生成し得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような方法は、シラザン上に利用可能な官能基により限定される。本方法はさらに、異なるジシラザンの混合物を必要とする部分的機能性オルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンの製造に特に適していない。
オルガノポリシロキサンを鎖延長しおよびシリル化し得る窒素含有シリル化剤を付加することにより分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンから鎖延長オルガノポリシロキサンを製造するための方法を提供することが、本発明の目的である。
【0007】
本発明の別の目的は、1種類のみのシリル化剤を用いることにより、部分的機能性オルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンを調製することである。
本発明のさらに別の目的は、低粘度のオルガノポリシロキサンから非常に高粘度の鎖延長オルガノポリシロキサンを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、その局面の1つにおいて、以下の:
A)分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンを重合触媒と混合して混合物を生成し;
B)いくつかが分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有する重合化オルガノポリシロキサンを包含する反応生成物を生成するように工程Aの混合物を、50℃〜220℃の温度で反応させ;そして
C)工程Bの反応生成物のケイ素結合ヒドロキシル基含有オルガノポリシロキサンをシリルカルバメート、シリルアセトアミドおよびシクロシラザンから選択される窒素含有シリル化剤と反応させて鎖延長オルガノポリシロキサンを生成する工程を含み、
工程Aの混合物および/または工程Bの反応生成物と平衡し得る少なくとも1つの付加的オルガノポリシロキサンが工程Cの前に導入され、該付加的オルガノポリシロキサンが、一般式(III)
【化2】
Figure 0004507134
(式中、R''は同一であっても異なっていてもよく、1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基または1〜18個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素基を示し、R'''は各々同一であっても異なっていてもよく、水素原子、1〜8個の炭素原子を有する炭化水素基または1〜8個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素基を示し、nは少なくとも1の値を有する整数である。)を有するオルガノポリシロキサンであることを特徴とする、鎖延長オルガノポリシロキサンの製造方法が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
「包含する」という用語は、本明細書中で用いられる場合、「含む」、「含蓄する」および「〜からなる」の概念を意味しそして包含するためにその最も広い意味で用いられる。
「鎖延長が可能な薬剤」という用語は、ポリマー鎖長の増大を示すシロキサンポリマーを生成するように2つのシロキサンポリマーと反応し得る化合物を意味するために本明細書中で用いられる。
【0010】
本発明の方法により生成される鎖延長オルガノポリシロキサンとしては、オルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンが挙げられる。オルガノシロキシ末端基オルガノポリシロキサンは当業界で十分公知であり、多数の特許出願に記載されている。したがって、すべてのオプションの十分な説明は含まれないが、しかし付加的詳細は、例えば米国特許第4,725,643号および米国特許第4,835,237号に見出される。鎖延長オルガノポリシロキサンは、好ましくは一般式(I):
【0011】
(I) R'Si(OSiROSiR'
【0012】
を有するオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンである。式(I)中では、Rは各々同一であっても異なっていてもよく、水素、1〜18個の炭素原子を有する一価炭化水素、1〜18個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素、またはシアノアルキル基を示し;各R’は同一であっても異なっていてもよく、ヒドロキシル基、水素、1〜8個の炭素原子を有する一価の炭化水素、1〜8個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素または2〜8個の炭素原子を有するアルケニル基であり;pは1〜2,500の値を有する整数である。好ましくは、Rは1〜8個の炭素原子を有するアルキル基、またはフェニル基であり、さらに好ましくはメチル基である。好ましくは、R’は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、水素原子、フェニル基または2〜6個の炭素原子を有するアルケニル基であり、さらに好ましくは水素原子、メチル基またはビニル基である。
【0013】
本発明の方法により作られる鎖延長オルガノポリシロキサンの例は、トリアルキルシロキシ、例えばトリメチルシロキシ、アルケニルジアルキルシロキシ、例えばビニルジアルキルシロキシ、例えばビニルジメチルシロキシ、水素ジアルキルシロキシ基、例えば水素ジメチルシロキシまたはその混合物を末端基とするオルガノポリシロキサンである。本発明の方法は、1種類以上のオルガノシロキシ末端基を有するオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサン、例えば水素ジアルキルシロキシ基を一部末端基とし、トリアルキルシロキシ基を一部末端基とするオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサン、並びにビニルジアルキルシロキシ基を一部末端基とし、トリアルキルシロキシ基を一部末端基とするオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンを調製するのに特に適している。
【0014】
本発明の方法の工程Aでは、分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンは、重合触媒と混合されて混合物を形成する。末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンは、本発明の方法の工程Aに用いるのに特に適している。これらの例としては、例えば一般式(II):
【0015】
【化3】
Figure 0004507134
【0016】
を有するオルガノポリシロキサンが挙げられる。式(II)では、R’’は同一であっても異なっていてもよく、好ましくは1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基または好ましくは1〜18個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素基を示し、そしては少なくとも2の値を有する整数である。好ましくは、R”は、1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、さらに好ましくはメチル基を示す。の値は、好ましくは、触媒と混合する前のオルガノポリシロキサンの平均粘度が25℃で200mPa.sを超えないような値である。
【0017】
末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンは当業界で十分公知であり、市販されている。それらは、当業界で公知の技術、例えばクロロシランの加水分解、加水分解により生成される直鎖および環状物質の分離、並びにその後の直鎖物質の重合により製造され得る。
本発明の方法は、好ましくは、各末端基に1個のケイ素結合ヒドロキシ基を有するオルガノポリシロキサンを用いるが、この場合、R’’基の少なくとも80%はメチル基を示す。
【0018】
本発明の方法の工程Aでは、重合触媒は、少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンと混合される。工程Aに用いるのに適した触媒は、例えば硫酸、塩酸、リン酸、トリフルオロメタンスルホン酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化テトラメチルアンモニウム、テトラブチルホスホニウムシラノエート、アミンおよびホスホニトリルハロゲン化物、例えば一般式:
【0019】
[X(PX=N)PX・[MX(v−t+1)
【0020】
(式中、Xはハロゲン原子、好ましくは塩素を示し、Mは好ましくはポーリングのスケールにしたがって1.0〜2.0の電子陰性度を有する元素であり、R’は12個までの炭素原子を有するアルキル基であり、は1〜6の値を有し、はMの原子価または酸化状態であり、v<t≧0である)のホスホニトリルである。Mに関する適切な元素は周期表のIb、IIa、IIb、IIIa、IVa、IVb、Va、Vb、VIIbおよびVIII族に見出され、例えばAl、B、Be、Mg、SbおよびSiである。
【0021】
ホスホニトリル触媒およびそれらの調製方法は、米国特許第4,725,643号、欧州特許第319,978号および英国特許第2,252,969号に記載されている。好ましくは、触媒は酸性重合触媒、さらに好ましくは触媒は酸性ホスファザン重合触媒、最も好ましくは触媒はClP(NPClNPCl ・PCl (ここで、は1〜6,好ましくは1または2,さらに好ましくは1である)である。触媒は、好ましくは、工程Aの混合物中に存在する少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンの総重量を基礎にして5〜100ppmの濃度で付加される。
【0022】
本発明の方法の工程Bでは、工程Aの混合物はいくつか分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有する重合化オルガノポリシロキサンを包含する反応生成物を生成するように反応させられる。反応は、好ましくは縮合および/または平衡反応を介し、好ましくはその結果生じるオルガノポリシロキサンの混合物は工程Aの混合物の初期粘度より高い粘度を有する。
【0023】
本発明の方法の工程Cでは、工程Bの反応生成物のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンを鎖延長し得る窒素含有シリル化剤と反応させて、鎖延長オルガノポリシロキサンを生成する。「窒素含有シリル化剤」という用語は、本明細書中で用いられる場合、化学化合物、好ましくはポリマーに付加し得る窒素含有有機ケイ素化合物を意味する。窒素含有シリル化剤は、好ましくはケイ素−窒素結合を有する。したがって、鎖延長し得る窒素含有シリル化剤は、2つのシロキサンポリマーと反応して、前記のシリル化剤から生じるケイ素含有基を介してそれらを一緒に結合させることができなければならない。
【0024】
本発明に必要な適切なシリル化剤の例としては、シリルカルバメート、シリルアセトアミドおよびシクロシラザンが挙げられる。シリル化剤は、好ましくはシクロシラザン、例えばヘキサメチルシクロトリシラザン、オクタメチルシクロテトラシラザンまたはデカメチルシクロペンタシラザンであって、さらに好ましくはヘキサメチルシクロシラザンである。このようなシクロシラザンは当業界で十分公知であり、単量体アミノシランから縮合により調製される。
【0025】
鎖延長し得る窒素含有シリル化剤を工程Bの反応生成物に付加することにより、我々はシリル化反応により反応生成物上に残存するヒドロキシル基を排除し、さらに工程Bの反応生成物の鎖延長を生じさせて、それにより生成物の粘度を増大させる、ということを我々は発見した。さらに、シクロシラザン、例えばヘキサメチルシクロトリシラザンを本発明の方法に用いた場合、NHが生成され、これは特に触媒が酸性ホスファゼン重合触媒である場合には、工程Aで用いられる重合触媒を中和し得る。
【0026】
本方法は、バッチ方式で、半連続的に、または連続工程として実施される。連続工程として反応を実行するのが好ましい。例えば50〜220℃の範囲内の温度で、好ましくは150〜200℃で実行するのが有益である。さらに、例えば米国特許第5,504,150号に記載されているように、加熱および噴霧装置を装備した重合反応器中で反応を実行するのが好ましい。
【0027】
本発明の方法では、ケイ素結合ヒドロキシル基以外の末端基を有し、工程Aの混合物および/または工程Bの反応生成物と平衡し得る少なくとも1つの付加的オルガノポリシロキサンが、工程Cの前に任意に導入される。適切なオルガノポリシロキサンとしては、一般式(III):
【0028】
【化4】
Figure 0004507134
【0029】
(式中、R’’は前記と同様であり、R’’’は各々同一であっても異なっていてもよく、例えば水素原子、1〜8個の炭素原子を有する炭化水素または1〜8個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素を示し、好ましくはR’’’は1〜6個の炭素原子を有するアルキル基または2〜6個の炭素原子を有するアルケニル基、水素原子またはフェニル基であり、さらに好ましくは水素原子、メチル基またはビニル基であり、は少なくとも1の値を有する整数である。好ましくは、少なくとも1つでは、R’’’基は水素原子である)を有するオルガノポリシロキサンが挙げられる。本発明の方法での少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンと組合せた末端基当たり少なくとも1個のケイ素結合水素原子を有するオルガノポリシロキサンの使用により、ケイ素結合水素原子で末端ブロックされた鎖延長オルガノポリシロキサンが、工程Cで提供される。好ましくは、付加的オルガノポリシロキサンは、ケイ素結合水素原子、ケイ素結合ビニル基およびケイ素結合メチル基から選択される末端基を有する。
【0030】
本発明の鎖延長オルガノポリシロキサンの製造方法の例は、加熱、冷却および噴霧乾燥設備を装備した重合反応器の使用を含む。反応器は、試薬入口手段、反応器小室および出口手段を包含する。試薬手段はさらに、必要な割合で触媒を添加するための混合装置を含む。末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサン、および任意にオルガノポリシロキサンと平衡し得る末端基を有するオルガノポリシロキサンは、反応器小室中に供給される(噴霧装置を介して)前に、触媒と混合される。触媒は、好ましくは、例えば末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンの総重量を基礎にして5〜100ppm、好ましくは15〜50ppmの濃度で付加される。
【0031】
加圧ガスは加熱手段を介して供給され、例えば50〜220℃、好ましくは約200℃の温度で反応器中に供給される。加圧ガスは、あらゆる不活性ガス、例えば空気または窒素であって、例えば10〜2,000kPaの間で変化する圧力で、好ましくは約300kPaで供給される。反応小室の出口では、オルガノポリシロキサン/触媒混合物から生じる反応生成物が鎖延長し得る窒素含有シリル化剤と混合されて、その結果生じた混合物は次に反応して鎖延長オルガノポリシロキサンを生成する。
【0032】
本発明の方法は、工程Bで低混合エネルギーで中等度の粘度のオルガノポリシロキサン(例えば、25℃で300〜300,000mPa.s、好ましくは2,000〜80,000mPa.s)を、その後工程Cで高粘度の鎖延長オルガノポリシロキサンを生成する、という利点を有する。さらに、工程Cの方法は、鎖延長可能な窒素含有シリル化剤の付加により、広範囲の粘度(例えば、25℃で500〜3,000,000mPa.s)を有する鎖延長オルガノポリシロキサンを生成し得る。
【0033】
本発明により調製される鎖延長オルガノポリシロキサンは、従来の方法により生成されるオルガノシロキシ末端オルガノポリシロキサンに関してこれまでに公知のすべての目的に有用である。本発明の方法により生成されるオルガノポリシロキサンは、例えば、縮合反応によりまたはケイ素結合ビニル基のケイ素結合水素基への付加反応により架橋されるオルガノポリシロキサンエラストマーの生成において、糸滑剤として用い得る。
【0034】
【実施例】
以下の実施例は説明のためのものであって、本発明を限定するものではなく、本発明は添付の請求の範囲に適正に記述されている。部はすべて重量で表され、粘度はすべて25℃で測定された。
実施例1:ビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンの製造方法
工程1
上記のように、そして170℃の温度で下記の試薬を重合反応器中に連続的に供給した。末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有し、200kg/時間の速度で70mPa.sの粘度を有するポリジメチルシロキサン、4.38kg/時間の速度で5mPa.sの粘度を有するビニル末端ポリジメチルシロキサン、および20ppmのClP(NPCl)NPCl ・PCl 触媒。温度200℃で250Nm/時間の空気流量が重合反応器内で保持された。試薬は反応してビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンを生成した。
【0035】
工程2
ヘキサメチルシクロトリシラザンを、4ml/分の付加率で、重合反応器の出口で工程1の反応生成物(即ち、ビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサン)に付加し、次に、再循環ループによりその結果生じた混合物を重合反応器にフィードバックして、さらに重合させて、37,747mPa.sの粘度を有するビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンを生成した。工程2のビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサン中のケイ素結合ヒドロキシル基の非存在は、OH指数試験により確定した。
OH指数試験は、下記の比の測定として採用された:
OH指数 = 反応前の混合物Iの粘度 / 反応後の混合物Iの粘度
(式中、混合物I=20mPa.sの粘度を有するメチル水素シロキサン0.25gとジ−n−ブチルスズジラウレート1.25gを用いて工程2で生成されたビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサン118.5gである)。混合物Iを100℃で30分間反応させた。
【0036】
混合物は0.73のOH指数を示し、エラストマーを生成しなかったが、これは、工程2のビニルジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサン中に残存するヒドロキシル基が50ppm未満であったことを示す。
【0037】
実施例2:水素ジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンの製造方法
下記の反応条件を用いて、実施例1に記載したのと同様の手順を反復した:
1.末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有し、300kg/時間の速度での粘度が70mPa.sであるポリジメチルシロキサン、
2.0.16%ケイ素−水素結合を有し、5.9kg/時間の速度での粘度が10mPa.sである水素末端ポリジメチルシロキサン、
3.20ppmのClP(NPCl)NPCl ・PCl 触媒、
6ml/時間の速度でのヘキサメチルシクロトリシラザン、並びに
200℃で258Nm/時間の速度での空気流。
その結果生じた水素ジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンは120,000mPa.sの粘度および0.85のOH指数を有した。
【0038】
実施例3:部分的水素ジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンの製造方法実施例1に記載されたような手順を下記の条件を用いて反復した:
1.末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有し、300kg/時間の速度での粘度が70mPa.sであるポリジメチルシロキサン、
2.2.4/0.6の比率で、9kg/時間の速度で、0.16%ケイ素−水素結合を有し、粘度が10mPa.sである水素ジメチル末端ポリジメチルシロキサンと粘度が10mPa.sであるトリメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンの配合物、
3.20ppmのClP(NPCl)NPCl ・PCl 触媒、および
6ml/分の速度でのヘキサメチルシクロトリシラザン。
その結果生じた部分的水素ジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンは、混合物中に存在する総末端基の78%の活性水素ジメチルシロキシ末端基を有し、粘度は20,000mPa.sであった。
【0039】
実施例4:水素ジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンの製造方法
ヘキサメチルシクロトリシラザンの付加時の、工程1で得られた水素ジメチルシロキシ末端ポリジメチルシロキサンの粘度増大を説明するために、実施例1に記載した方法を反復した。
下記の反応条件を用いて、実施例1の手順を反復した:
1.末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有し、100kg/時間の速度での粘度が70mPa.sであるポリジメチルシロキサン、
2.0.15%ケイ素−水素結合を有し、2.63kg/時間の速度での粘度が11mPa.sである水素ジメチル末端シロキサン、
3.20ppmのClP(NPCl)NPCl ・PCl 触媒、
4.350Nm/時間の速度での空気流。
工程1の完了後、粘度54,600mPa.sの水素ジメチル末端ポリジメチルシロキサンが生成された。1ml/分のヘキサメチルシクロトリシラザンの付加後、水素ジメチル末端ポリジメチルシロキサンの粘度は79,000mPa.sに増大し、OH指数は0.56であった。

Claims (6)

  1. 以下の:
    A)分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンを重合触媒と混合して混合物を生成し;
    B)いくつかが分子当たり少なくとも1個のケイ素結合ヒドロキシル基を有する重合化オルガノポリシロキサンを包含する反応生成物を生成するように工程Aの混合物を、50℃〜220℃の温度で反応させ;そして
    C)工程Bの反応生成物のケイ素結合ヒドロキシル基含有オルガノポリシロキサンをシリルカルバメート、シリルアセトアミドおよびシクロシラザンから選択される窒素含有シリル化剤と反応させて鎖延長オルガノポリシロキサンを生成する工程を含み、
    工程Aの混合物および/または工程Bの反応生成物と平衡し得る少なくとも1つの付加的オルガノポリシロキサンが工程Cの前に導入され、該付加的オルガノポリシロキサンが、一般式(III)
    Figure 0004507134
    (式中、R''は同一であっても異なっていてもよく、1〜18個の炭素原子を有する一価の炭化水素基または1〜18個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素基を示し、R'''は各々同一であっても異なっていてもよく、水素原子、1〜8個の炭素原子を有する炭化水素基または1〜8個の炭素原子を有するハロゲン化炭化水素基を示し、nは少なくとも1の値を有する整数である。)を有するオルガノポリシロキサンであることを特徴とする、鎖延長オルガノポリシロキサンの製造方法。
  2. クロシラザンが、ヘキサメチルシクロトリシラザン、オクタメチルシクロテトラシラザン又はデカメチルシクロペンタシラザンであることをさらに特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 付加的オルガノポリシロキサンがケイ素結合水素原子、ケイ素結合ビニル基またはケイ素結合メチル基から選択される末端基を有するオルガノポリシロキサンを含むことをさらに特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. 末端ケイ素結合ヒドロキシル基を有するオルガノポリシロキサンが工程Aの混合物中に存在することをさらに特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 重合触媒がClP(NPClNPCl ・PCl (式中、は1〜6の値を有する)であることをさらに特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 鎖延長オルガノポリシロキサンが水素ジアルキルシロキシ末端オルガノポリシロキサン、ビニルジアルキルシロキシ末端オルガノポリシロキサン、トリアルキルシロキシ基を一部末端基とするおよび水素ジアルキルシロキシ基を一部末端基とするオルガノポリシロキサン、またはトリアルキルシロキシ基を一部末端基とするおよびビニルジアルキルシロキシ基を一部末端基とするオルガノポリシロキサンを含むことをさらに特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
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