JP2003531231A - ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する化合物の縮合方法 - Google Patents

ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する化合物の縮合方法

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    • C08G77/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
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    • C08G77/08Preparatory processes characterised by the catalysts used

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Abstract

(57)【要約】 本明細書は、選択したホウ素陰イオンを含む物質の調製、およびそれらを触媒として用いた、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する化合物の縮合反応プロセスについて記載する。好ましい陰イオン化合物は、四置換ホウ素を含むボレート(ここで、置換基としては、高度にハロゲン化された炭化水素基、たとえば、五フッ化フェニル基またはビス(トロフルオロメチル)フェニル基が挙げられる)を含む。好ましい陰イオンは、{B(C654}-および{B(C6(CF3234}-である。本明細書は、一般式(I):R0 a1 b2 cSiO(4-(a+b+c)/2)(式中、R0はそれぞれ、同じであるか、または異なり、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルコキシまたは10個以下の炭素原子を有するハイドロカーボンオキシを表し、R1はそれぞれ、同じであるか、または異なり、水素または一価の置換もしくは無置換の炭化水素基を表し、R2はそれぞれ、同じであるか、または異なり、二価の置換もしくは無置換のアルキレンまたはオキシアルキレン基を表し、aは、1、2、3または4の値を有し、bは、0、1、2または3の値を有し、cは、0、1、2または3の値を有する)に従う少なくとも1つのユニットを有する化合物のこれらの物質の存在下での縮合について記載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、縮合反応によるケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有す
る化合物の化学反応に関する。
【0002】 ケイ素含有化合物の鎖伸長および架橋反応は、化合物中に存在するかまたは例
えば縮合過程中に化合物中に形成されるケイ素結合ヒドロキシ基、アルコキシ基
または他の縮合可能な基の縮合を介して容易に達成され得ることが知られている
。これらの反応は、例えば、以下のスキームに従ってもよい: 2 〜SiR2OH −> 〜SiR2OSiR2O〜 +H2O、または、 〜SiR2OH + ROSiR2OR −> 〜SiR2OSiR2OR +
ROH (式中、Rは、置換もしくは無置換の飽和または不飽和炭化水素基を表す)。
【0003】 かかる反応は、特に、高分子量のポリジオルガノシロキサンの製造にて、また
化合物がその場で架橋状態に硬化することが必要な広範囲の使用のための一部分
または複数部分の形態で使用される様々なシリコーン化合物の配合にて、商業用
途で使用される。縮合により高分子量(すなわち、nは、1,000を超える値
を有する)のシリコーンポリマーを形成するための、シラノール含有オリゴマー
HO(SiMe2O)nH(ここで、Meは、メチル基CH3を表し、nは、例
えば約4〜約40の値を有する)の重合は、液体の粘度からゴムの粘度までの様
々な粘度を有するシリコーンポリマー材料の製造プロセスの非常に重要な部分で
ある。この鎖伸長プロセスは、バッチ式にて、または連続的に実施してもよいこ
とは既知である。典型的には、反応は、1つ以上の触媒物質の存在下にて行われ
る。
【0004】 様々な酸性および塩基性物質、例えば水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、
水酸化バリウム、酸性クレー、スルホン酸、およびホスファゼン塩基が、シラノ
ール縮合反応を介した有機ケイ素物質の反応の触媒としての使用のために知られ
ている。しかしながら、これらの触媒は、縮合反応のほかに、同時に他の反応を
触媒する傾向にあり、生成物中にかなりの割合の環状シロキサンが存在するとい
う結果となり得る。また、触媒は、一貫して機能する必要があり、生成物から(
他の望ましくない残留物とともに)除去可能であるべきであり、連続生産プロセ
スにおける使用のための触媒は、迅速に機能する必要がある。高分子量のシリコ
ーンの製造における使用のために提唱される1つの型の物質は、塩化ホスホニト
リルである。この物質は、有機ケイ素物質の重合用の触媒として多くの利点を有
するが、それは塩素化溶媒中で生産および使用され、それは潜在的に環境に有害
であるとみなされ、したがって特殊な取り扱いを要する。またポリマー生産にお
いて一貫して中和することがかなり困難でもある。さらに、塩化ホスホニトリル
は、加水分解を受けやすく、水に長い間さらされると、触媒活性を失う。
【0005】 したがって、かかる縮合反応用の触媒物質に関する多くの提唱にもかかわらず
、単純なプロセスにより調製することができ、反応生成物のバルク内に、中和ま
たは除去することが困難な残留物を残さない効果的な触媒として作用することが
できる物質を提供することが依然として望まれている。
【0006】 驚くべきことに、本発明者等は、ケイ素結合ヒドロキシル基またはアルコキシ
ル基を有する化合物の縮合が、少なくとも1つのシラノール基と相互作用するこ
とが可能な、少なくとも1つの四置換ホウ素原子を含む陰イオンおよびプロトン
の供給源を提供する1つ以上の物質の触媒量の存在下にて達成され得ることを見
出した。
【0007】 本発明は、その態様の1つでは、ケイ素結合ヒドロキシまたはアルコキシ基を
有する化合物を、上記ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基の少なくとも
1つと相互作用することが可能な少なくとも1つの四置換ホウ素原子を含む陰イ
オンおよびプロトンを反応混合物中に提供する1つ以上の物質の触媒量の存在下
にて縮合する方法を提供する。
【0008】 本発明による方法では、ホウ素含有陰イオンがそれ自体が、ケイ素原子に直接
的に共有結合を形成しないこと、またケイ素原子に直接的に共有結合を形成する
陰イオンを生産するように分解または再配列しないことが重要である。適切な物
質としては、各ホウ素原子に結合した原子団および幾つかの(例えば10個以上
の)ハロゲン原子内に配置される1つ以上のホウ素原子を含むものが挙げられる
。かかる化合物中のハロゲン原子は、少なくとも1つの炭素原子を含む連結によ
りホウ素原子に結合されてもよい。ハロゲン原子は好ましくは、フッ素、塩素、
および臭素から選択され、最も好ましいのはフッ素である。好ましい陰イオンは
、その上に4つの有機置換基を有する1つ以上のホウ素原子を含み、最も好まし
いのは、四置換ボレートである。有機置換基は適切には、炭化水素基である。こ
れらの炭化水素基の3つ、好ましくは4つが、好ましくは芳香族基であり、好ま
しくは高度にフッ素化される。好ましいハロゲン化された炭化水素は、五フッ化
フェニル基およびビス(トリフルオロメチル)フェニル基であり、好ましい物質
は、各ホウ素原子に結合した4つのかかる基を有する。1つの有効な物質は、テ
トラキス(ペンタフルオロフェニル)ボレート陰イオン(別の言い方をすると、
本明細書中で過フッ化アリールボレートイオンと呼ぶ)であり、物質は好ましく
は、この陰イオンの酸として(すなわち、H+{(C654B}-として用いら
れる。他の有効な物質としては、2つの四置換ホウ素原子を有する陰イオン、例
えば二過フッ化アリールボレートイオン(例えば、H+{B(C653CNB(
653-)が挙げられる。好ましい物質は、無害性溶媒、例えば水またはア
ルコール中で単純なイオン交換技術により、市販の化合物から容易に調製するこ
とができる。反応混合物に、触媒量の酸を導入する前に酸を調製することが好ま
しい。
【0009】 本発明の方法における使用のための他の適切なホウ素含有陰イオンとしては、
例えば、式 {CB910-、{CB955-、{CB1112-、および{
CB1166-(式中、Xは、フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を表す)を有
するカルボランが挙げられる。カルボランは、四置換よりも高度に置換された、
例えば五置換および六置換のホウ素原子を含有してもよく、明瞭性のために、本
明細書中で使用する場合の「四置換」は、四置換およびより高度に置換されたホ
ウ素原子を含有する陰イオンを包含すると意図される。
【0010】 本発明の方法によれば、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
如何なる適切な化合物も使用してもよい。好ましい物質は、下記一般式に従う少
なくとも1つのユニットを有するシランおよびシロキサン化合物である: (i) R0 a1 b2 cSiO(4-(a+b+c)/2) 式中、R0はそれぞれ、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルコキシまた
はハイドロカーボンオキシ基であって10個以下の炭素原子を有するものを表し
、R1はそれぞれ、水素原子または一価の置換もしくは無置換の炭化水素基を表
し、R2はそれぞれ、二価の置換もしくは無置換のアルキレンまたはオキシアル
キレン基(それは、以下に参照するように、例えば式(i)の別のユニットまた
は高分子物質の原子に結合される)を表し、aは、1、2、3または4の値を有
し、bは、0、1、2または3の値を有し、cは、0、1、2または3の値を有
し、a+b+cは、1、2、3または4の値を有する。適切なR0基としては、
例えば、ヒドロキシ、メトキシ、エトキシ、ブトキシ、フェノキシ、およびメト
キシエトキシが挙げられる。適切なR1としては、例えば、水素、アルキル基(
例えば、メチル、エチル、プロピル、イソブチル、ヘキシル、ドデシル、または
オクタデシル)、アルケニル(例えば、ビニル、アリル、ブテニル、ヘキセニル
またはデセシル)、アルキニル(例えば、プロパルギル)、アリール(例えば、
フェニル)、アラルキル(例えば、トリルまたはキシリル)、置換炭化水素基(
例えば、トリフルオロプロピル、クロロプロピルまたはクロロフェニル)が挙げ
られる。適切なR2基としては、例えば、−(CH2n−(ここで、nは1、2
、3またはそれを超える値を有する)、および−(OCH2CHR3m−(ここ
で、R3は、Hまたは−CH3を表し、mは、約5よりも大きい値を有する)が挙
げられる。一般式(i)に従う少なくとも1つのユニットを有する化合物は、モ
ノマー、オリゴマーまたはポリマーであってもよい。モノマー物質は好ましくは
、cが0の値を有し、a+bが4の値を有するシランである。ポリマー物質とし
ては、大部分が有機物質または大部分がシロキサン物質であってもよい。大部分
が有機物質の適切な例は、式(i)を有する1つ以上のユニットが、その二価基
2を介して有機ポリマーに組み込まれるものである。大部分がシロキサン物質
の例は、下記一般式(ii) R1 sSiO(4-s)/2)(式中、R1は、上述の通り
であり、sは、0、1、2、または3の値を有する)に従うユニットを含むポリ
マーである。好ましくは、これらのユニットの大部分(好ましくは、80%より
多い)は、sが2の値を有するものである。望ましい場合には、これらのポリマ
ーは、ポリマーのケイ素原子に、それらの二価の連結R2を介して結合される式
(i)を有する1つ以上のユニットを有してもよい。
【0011】 本発明による方法では、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
化合物は、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する同じ、別のまた
は幾つか他の化合物と縮合させてもよい。a、bおよびcの値ならびに基R0
1、R2の適切な変更により、反応は様々な分子の大きさ、官能性および反応性
を有する、したがって広範囲の使用に適した生成物を提供し得る。上述のように
、一般式 R0 a1 b2 cSiO(4-(a+b+c)/2)に従う化合物は、1つ以上のR0
を有してもよい。本発明によるプロセスでは、これらの第1の化合物を、化合物
それぞれのR0基の縮合により、これらの第2の化合物と合わせてもよい。この
方法では、これらの第1の化合物は、第2の化合物のR0基を消費して、第2の
化合物に所望の原子団を導入するために使用され得る。例えば、第1の化合物が
式(i)を有するシランであり、第2の化合物が式(i)を有するユニットを有
するポリマーである場合には、値aの適切な選択により鎖伸長、鎖分岐または鎖
終結縮合反応を生じさせてもよく、この過程でR0基の対が消費される。また、
aの値およびbの値の適切な選択により、R1基は、鎖中に、あるいはその末端
に導入され得る。この様式でのアルケニル基の導入は、それらの不飽和を介した
反応に対するルートを提供するため興味深い。
【0012】 ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する特に適切な化合物として
は、例えば、一般式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約40の値
を有する)に従うジヒドロキシまたはアルコキシα,ω−ジヒドロキシ−ポリジ
オリガノシロキサンおよびジエトキシメチルビニルシラン、および一般式 Me3 SiO(SiMe2O)nSiMe3(式中、Meは、メチル基CH3を表し、n
は、0〜100の値を有する)に従うモノアルコキシ物質、エトキシジメチルビ
ニルシラン、およびメトキシジメチルヘキセニルシラン、ならびにそれらの2つ
またはそれ以上の混合物が挙げられる。
【0013】 本発明による方法では、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
化合物(単数または複数)は、物質塊(mass)として提供される。ポリマーの製造
が行われる場合、その塊は、バッチまたは連続型の反応容器に収容される。他の
基、例えばClまたはCNの変換により化合物上にR0基を提供したい場合には
、これは、別個の工程として、あるいはあまり好ましくはないが物質の反応塊中
でなされてもよい。ケイ素結合ヒドロキシル基またはアルコキシル基を有する1
つより多い化合物が使用される場合、化合物は、任意の所望の程度で反応容器に
導入され得る。触媒は、任意の所望の程度で反応塊に導入され、任意の所望の温
度および圧力にて縮合反応が行われる。反応は、減圧ありまたはなしで、室温あ
るいはより高温で実施してもよい。触媒は、全反応物に基づいて、1〜500重
量ppmの濃度で使用してもよい。使用量は、反応に用いられる温度に従って変
更してもよい。室温では、100〜500ppmを使用するのが好ましいが、8
0℃での反応に関しては、1〜30ppmを使用するのが好ましい。
【0014】 望ましい場合、様々な物質、例えば、溶媒、補強充填剤または増量充填剤、共
触媒、顔料、可塑剤、増量剤、またはそれらの任意の2つまたはそれ以上の混合
物は、それらが反応に逆効果を常に与えない場合に、反応混合物中に存在しても
よい。
【0015】 本発明は、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する物質の同種縮
合(homo-condensation)または共縮合(co-condensation)用の触媒の供給、特にバ
ッチまたは連続プロセスによる、シラノール由来の所望のペンダント基もしくは
末端基を有する高分子量の線状または分岐状高分子有機ケイ素の製造に特に有効
なもの(しかし、排他的でない)に関する。本発明に用いられる触媒物質は、縮
合成の共反応物が存在する場合、または存在する限りは、縮合反応を触媒するよ
うである。かかる共反応物が十分な量で存在しない場合、これらの触媒物質は、
形成したポリマーの再平衡を触媒して、環状シロキサンと混合した低分子量ポリ
マーを生じ得る。触媒活性は、それはもはや必要でない場合には、例えば有機ア
ミンのような塩基性物質を用いて物質を中和することにより、あるいは加熱して
触媒を分解することにより、終結され得る。これは、プロセスのどの段階におい
ても、例えば所望の粘度が達成された際、およびかなりの再平衡が起り得る前に
、実施され得る。
【0016】 本発明による方法は、既知のプロセスを上回る様々な利点を提供する。触媒物
質は、水およびアルコールに対して安定であり、それらへの曝露により、その触
媒活性は有意に減少しない。塩素化溶媒を用いない触媒の調製および重合反応へ
の触媒の導入は、触媒の生産および使用をより環境に許容可能にする。塩化物イ
オンが存在しないことだけでなく、触媒の中和の簡易性にも起因して、望ましく
ない残留触媒の反応生成物、およびそれから誘導される化合物の存在は減少され
る。したがって、例えば、少なくとも実質的に線状のポリジオルガノシロキサン
は、触媒に起因する塩素化溶媒がないため、より清浄な形態で生産することがで
き、そのプロセスは、少量の環状シリコーンを含む少なくとも実質的に線状のポ
リジオルガノシロキサンの生産が可能なように制御され得る。
【0017】 本明細書中で使用する場合の「含む(comprising)」という語は、包含する(inc
lusing)という概念、ならびに構成される(consisting of)という概念を包括する
と意図される。
【0018】 本発明がより明確になり得るために、例を挙げて本発明を説明するために選択
された実施例の記述を以下に示す。これらの実施例では、別記しない限りは、E
tの記号はエチル基を表し、Heはヘキセニル基を表し、Meはメチル基を表し
、Phはフェニル基を表し、Viはビニル基を表し、すべての部は、重量に基づ
き、すべての粘度は、25℃で測定され、センチポアズで表される(1ポアズ=
0.1Pa・s)。
【0019】 実施例1 (a)少なくとも1つのシラノール基と相互作用することが可能なプロトン、
および(b)ホウ素含有陰イオンの供給源を提供するための様々な物質を以下の
ように調製した。 酸H+{B(C654}-を含む物質を2つの異なる方法により調製し、そのど
ちらもハロゲン化溶媒を使用しなかった。第1の方法では、0.204gのアニ
リニウム塩{PhNHMe2+{B(C654}-を、50:50の容量比のエタ
ノールと水の混合物4cc中に溶解させ、1gのアンバーリスト15イオン交換
樹脂を添加した。混合物を5分間穏やかに振とうした後、時折振とうしながら室
温にて2時間静置した。イオン交換樹脂を濾別し、エタノール水混合物(50:
50の容量比)で洗浄して、全容量10ccの濾液および洗液を得た。滴定によ
り、この液体は、アニリニウム塩の酸H+{B(C654}-への完全な変換に相
当する量で酸を含有することがわかった。この混合物を、以下の実施例にて、例
証的触媒物質1として使用した。
【0020】 第2の方法では、0.205gのトリチル塩CPh3 +{B(C654}-を、5
0℃にて30分間、水45cc中で加熱し、その間に黄色いトリチル塩は徐々に
溶解して、不溶性の白色析出物および無色の液体を生じた。混合物を冷却し、水
で総計50ccにした。滴定により、この液体は、トリチル塩の酸H+{B(C6
54}-への完全な変換に相当する量で酸を含有することがわかった。この液体
を、以下の実施例にて、例証的触媒物質2として使用した。
【0021】 酸H+{B(C63234}-を含む物質を、50:50の容量比のメタノー
ルと水の混合物2cc中に0.204gのナトリウム塩{Na}+{B(C6(CF3234}-を溶解させることにより調製し、1gのアンバーリスト15イオン
交換樹脂を添加した。混合物を5分間穏やかに振とうした後、時折振とうしなが
ら室温にて2時間静置した。イオン交換樹脂を濾別し、メタノールと水の混合物
(50:50の容量比)で洗浄して、全容量5ccの、濾液および洗液を得た。
滴定により、この液体は、ナトリウム塩の酸H+{B(C6(CF3234}-
の完全な変換に相当する量で酸を含有することがわかった。この液体を、以下の
実施例にて、例証的触媒物質3として使用した。
【0022】 実施例2 過フッ化アリールボレート触媒H+{B(C654}-の存在下での線状ポリジ
オルガノシロキサンの重合を実証するために、一連の実験を行い、その際、研究
室バッチ反応器に、ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する化合物
、すなわち式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約40の値を有す
る)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン1500部と、式
Me3SiO(SiMe2O)nSiMe3(式中、nは、0〜100の値を有す
る)の10センチポアズのシリコーン液体44部とを入れて、60℃〜100℃
の範囲内の所望の温度及び所望の圧力で加熱しながら攪拌した。混合物が安定化
したら、実施例1にて調製された例証的触媒物質1を、反応混合物の1ppm〜
30ppm(すなわち、反応混合物1リットル当たり1.1168 10-6〜3
.23872 10-5モルの陰イオン)の所望の濃度内で導入した。反応を進行
させて、時間の経過に対して、攪拌機のトルク、シラノール含量および粘度を連
続的にプロットすることによりモニターした。反応が進行するにつれ、シラノー
ル含量が減少し、粘度は最大にまで増加した後、末端ブロッキングが起きると減
少した。反応混合物を、トリエチルアミンを含有するボトルに流し込むことによ
り、反応を終了させた。NMR分析を用いて、反応生成物は、一般式 Me3
iO(SiMe2O)nSiMe3に従うポリジオルガノシロキサンと同定され、
触媒自身は変化していないことが確認された。
【0023】 一連の実験の結果を表1および表2に示す。表1は、シラノール損失に関する
ピーク面積の減少を測定するために、フーリエ変換赤外分光法を用いて、シラノ
ールの損失から決定されるように、1リットル当たり2.23モル(すなわち2
0ppm)の均一触媒濃度を用いた様々な圧力および温度でのシラノール縮合の
相対初期速度を示す。明らかであるように、一般に、温度が高く、圧力が低いほ
ど、シラノール縮合の初期速度は速く、温度80℃および10mbarが有効で
ある。
【0024】
【表1】
【0025】 表2は、温度80℃および10mbarの圧力、ならびに様々な触媒濃度を用
いた場合の、上記のように測定されるシラノール縮合の相対初期速度を示す。明
らかなように、シラノール縮合は、増加させた量の触媒物質の存在下にて、より
速く進行する。
【0026】
【表2】
【0027】 例証的触媒物質1の代わりに例証的触媒物質2および3を用いて、80℃およ
び10mbarの圧力でこの重合手法を繰り返した場合に、同様の結果が得られ
た。外気温および圧力の空気を有する密閉メスフラスコ中に三ヶ月間貯蔵した例
証的触媒物質1を用いて、80℃および10mbarの圧力でこの重合手法を繰
り返した場合に、同様の結果が得られた。
【0028】 実施例3 この実施例は、水の非存在下にて第4の例証的触媒物質Et3Si+[B(C6
54-の調製、およびシラノールを重合するためのその使用を実証する。ト
リエチルシランを、室温にてジクロロメタン中のCPh3 +[B(C654-
溶液(全容量10cm3)に添加した。少量の気体の発生後、鮮烈な橙色溶液が
得られた。この溶液0.4cm3を、式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは
、約4〜約40の値を有する)に従う100gのα,ω−ジヒドロキシ−ポリジ
オルガノシロキサンに添加した。ポリシロキサンは、3分のうちにゴム状稠度に
まで粘度が増加した。さらに、溶液20ppmを65℃および75mbarの圧
力で、実施例2に記載する手順にて触媒として使用すると、ポリシロキサンは迅
速に重合した。
【0029】 実施例4 この実施例は、過フッ化アリールボレート触媒H+{B(C654}-の存在下
での線状ポリジオルガノシロキサンおよびビニルアルコキシシランの異種縮合を
実証する。研究室バッチ反応器に、式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、
約4〜約40の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロ
キサン1500部と、エトキシジメチルビニルシラン8.78部とを入れて、大
気圧で60℃に加熱しながら攪拌した。混合物が安定化したら、20ppm(す
なわち、反応物1リットル当たり2.2336 10-5モル)の例証的触媒物質
1を導入した。反応を進行させて、時間の経過に対して、攪拌機のトルク、シラ
ノール含量および粘度を連続的にプロットすることによりモニターした。大気圧
で5分間の反応の後、圧力を75mbarに減少させ、反応を40分間続け、そ
の間に、反応混合物は、粘度が増加し、安定化した。反応混合物を、トリエチル
アミンを含有するボトルに流し込むことにより、反応を中和した。反応生成物は
、粘度4840(ブルックフィールド粘度計)の一般式 ViMe2Si(Si
Me2O)nSiMe2Viに従うポリジオルガノシロキサンと同定された。生成
物の分析により、環状シロキサン0.2%未満、シラノール0.1%未満、およ
びSiOCH2CH3基0.1%未満の含量であることがわかった。エトキシジメ
チルビニルシランを半量で使用する以外は、同じ量で同じ物質を用いて、80℃
にて、反応を繰り返した場合、反応生成物は、粘度29,930(ブルックフィ
ールド粘度計)を有する一般式 ViMe2Si(SiMe2O)nSiMe2Vi
に従うポリジオルガノシロキサンと同定された。生成物の分析により、環状シロ
キサン1%未満の含量であることがわかった。
【0030】 実施例5 この実施例は、過フッ化アリールボレート触媒H+{B(C654}-の存在下
での線状ポリジオルガノシロキサンおよびアルケニルアルコキシシランの異種縮
合を実証する。研究室バッチ反応器に、式 HO(SiMe2O)nH(式中、n
は、約4〜約40の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノ
シロキサン1500部を入れて、75mbarの圧力で60℃に加熱した。混合
物が安定化したら、真空を解除して、4.65部のメトキシジメチルヘキセニル
シランと、続いて20ppm(すなわち、反応物1リットル当たり2.2336
10-5モル)の例証的触媒物質1とを導入して、再び真空にした。反応を進行
させて、時間の経過に対して、攪拌機のトルク、シラノール含量および粘度を連
続的にプロットすることによりモニターした。75mbarで20分間の反応の
後、反応混合物は、粘度が増加し、安定化した。反応混合物を、トリエチルアミ
ンを含有するボトルに流し込むことにより、反応を中和した。反応生成物は、6
5,000を上回る粘度を有する一般式 HeMe2Si(SiMe2O)nSi
Me2Heに従うポリジオルガノシロキサンと同定された。生成物の分析により
、環状シロキサン0.36%の含量であることがわかった。
【0031】 実施例6 この実施例は、過フッ化アリールボレート触媒H+{B(C654}-の存在下
での線状ポリジオルガノシロキサンおよびビニルジアルコキシシランおよびエン
ドブロッカーの異種縮合によるペンダント基を有するポリマーの調製を実証する
。研究室バッチ反応器に、式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約
44の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン1
500部、Me3SiO(SiMe2O)nSiMe3(nは、0〜100である)
46部、およびジエトキシメチルビニルシラン11.8部を入れて、大気圧で8
0℃に加熱しながら攪拌した。混合物が安定化したら、20ppm(すなわち、
反応物1リットル当たり2.2336 10-5モル)の例証的触媒物質1を導入
した。混合物を60分間攪拌し、反応を進行させて、時間の経過に対して、攪拌
機のトルク、シラノール含量および粘度を連続的にプロットすることによりモニ
ターした。大気圧で60分間の反応の後、圧力を75mbarに減少させ、反応
を60分間続け、その間に、反応混合物は、粘度が増加し、安定化した。反応混
合物を、トリエチルアミンを含有するボトルに流し込むことにより、反応を中和
した。反応生成物は、一般式 (CH33SiO(Si(CH32O)570(S
iCH3Vi)1.42Si(CH33に従うポリジオルガノシロキサンおよび粘度
3225(B型粘度計)と同定された。生成物の分析により、1%の環状シロキ
サン、および微量のSiOCH2CH3基の含量であることがわかった。
【0032】 実施例7 研究室バッチ反応器に、式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約
40の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン1
500部、および一般式 ViMe2SiO(SiMe2O)8SiMe2Viに従
うエンドブロッカー9.1部の混合物を入れて、10mbarの圧力での減圧下
にて80℃に加熱した。反応混合物が必要な温度で安定化したら、例証的触媒物
質1を、20ppm(2.23360e-5モル/l)の濃度で混合物に導入した
。反応は、オンラインで、攪拌機のトルク、シラノールレベルおよび粘度測定を
測定することによりモニターした。水は、反応を発泡させる蒸気の形態で、反応
から除去されるのが認められ、オンライン精査により測定されるように、粘度の
増加およびシラノール濃度の減少を伴った。反応物の粘度は、縮合が進行するに
つれ最大にまで増加した後、末端ブロッキングが続くにつれ下がっていった。反
応混合物を、少量のトリエチルアミン(0.05部)を含有するボトルに流し込
むことにより、反応を15分後に中和した。一般式 ViMe2SiO(Me2
iO)nSiMe2Viに従うビニル末端ブロック化ポリマー4、5および6を、
これらの割合の出発原料を用いて作製した。ポリマーの粘度、シラノール含量、
NMR測定からのn、および数平均分子量(GPCにより測定)に関する値を表
3に示す。
【0033】 10mbarの圧力での減圧下にて80℃に加熱した、式 HO(SiMe2
O)nH(式中、nは、約4〜約40の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキ
シ−ポリジオルガノシロキサン1500部と、一般式 ViMe2SiO(Si
Me2O)8SiMe2Viに従うエンドブロッカー2764部とを用いて、この
手順を繰り返した。反応混合物が必要な温度で安定化したら、第1の例証的触媒
を、20ppm(2.23360e-5モル/l)の濃度で混合物に導入した。ビ
ニル末端ブロック化ポリマー4、5および6を、これらの割合の出発原料を用い
て作製した。ポリマーの粘度、シラノール含量、NMR測定からのn、および数
平均分子量(GPC)に関する値を表3に示す。
【0034】 実施例8 研究室バッチ反応器に、式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約
40の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン1
500部、および一般式 HSiMe2O(SiMe2O)18SiMe2Hに従う
ケイ素結合水素原子を有するポリシロキサン10部の混合物を入れた。混合物を
10mbarの圧力での減圧下にて80℃に加熱した。反応混合物が必要な温度
で安定化したら、第1の例証的触媒を、20ppm(2.23360 10-5
ル/l)の濃度で混合物に導入した。反応は、攪拌機のトルク、シラノールレベ
ルおよび粘度のオンライン測定によりモニターした。水は、反応液を泡立てる蒸
気の形態で、反応から除去されるのが認められ、オンライン精査により測定され
る場合の粘度の増加およびシラノール濃度の減少を伴った。反応物の粘度は、縮
合が進行するにつれ最大にまで増加した後、末端ブロッキングが続くにつれ下が
っていった。反応混合物を、少量のトリエチルアミン(0.05部)を含有する
ボトルに流し込むことにより、反応を10分後に中和した。このような方法で、
一般式 HMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2Hに従う、SiH末端ブロッ
ク化ポリシリキサン10を作製した。ポリマーの粘度、シラノール含量、n、お
よび数平均分子量に関する値を表3に示す。
【0035】 一般式 HMe2SiO(Me2SiO)nSiMe2Hに従う、SiH末端ブロ
ック化ポリシロキサン11を、式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4
〜約40の値を有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサ
ン1500部と、一般式 HSiMe2O(SiMe2O)18SiMe2Hに従う
Si−Hエンドブロッカー48部とを混合し、それらを10mbarの圧力での
減圧で80℃に加熱した後、5ppm(5.58400 10-6モル/l)の濃
度で例証的触媒1を添加することにより、同じ方法で作製した。反応は、攪拌機
のトルク、シラノールレベルおよび粘度のオンライン測定によりモニターした。
反応混合物を、少量のトリエチルアミン(0.05部)を含有するボトルに流し
込むことにより、反応を10分後に中和した。ポリマーの粘度、シラノール含量
、n、および数平均分子量に関する値を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】 実施例9 この実施例では、研究室反応器を用いて、異なる溶媒中の触媒の存在下での、
連続反応器にてポリシロキサンを重合するためのシラノールの縮合反応を実証す
る。使用した連続反応器は、ヒーターを備えた直径6mmのスパイラルチューブ
、入口および収集容器を具備する。
【0038】 過ボレート触媒H+{B(C654}-を、以下のように、種々のキャリア溶媒
中で調製した: 触媒Aは、1:1の比で混合した水およびエタノール1ml当たり触媒0.0
115gで構成され、 触媒Bは、3.5:1:0.5の比のデカノール、エタノール、および水1m
l当たり触媒0.0115gで構成され、 触媒Cは、メチルエチルケトン1ml当たり触媒0.021gから構成されて
いた。
【0039】 式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約40の値を有する)に従
うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン10部と、式Me3SiO
(SiMe2O)nSiMe3(式中、nは、0〜100の値を有する)を有する
センチポアズシリコーン流体0.12部の混合物とを、142℃に加熱しながら
混合した。圧力のかかった空気で、ベンチュリを介して、反応器のスパイラルへ
、1時間当たり1.7kgの速度で混合物を供給し、流動している混合物に触媒
Aを導入した。触媒Aは、個々の実行で、4つの異なる速度、すなわち1分当た
り15、25、50、および70マイクロリットルで導入した。2ml/hrで
供給される環状メチルペンタシロキサン中のトリヘキシルアミン溶液(0.54
% N)により、収集した試料を中和した。生じたポリマーは、一般式 Me3
SiO(SiMe2O)nSiMe3であった。n、および数平均分子量(Mn)
は、NMR分析により決定され、生じたポリマーのシラノール含量は、実施例2
と同様に決定した。値を表4に記載する。
【0040】
【表4】
【0041】 触媒Bを用いて、この実験を繰り返した。ポリシロキサン混合物を約142℃
で反応器にあらためて導入し、流速を約1.7kg/hrに設定した。触媒Bを
155μl/分で送り込んだ。2ml/hrで供給される環状ペンタシロキサン
混合物中のトリヘキシルアミン(0.54% N)により、試料を中和した。生
じたポリマーの分析により、表5に記載するような結果が得られた。検出された
アルコキシ基は、触媒の溶媒中のデカノールの使用に起因する。
【0042】
【表5】
【0043】 触媒Cを用いて、この実験を繰り返した。ポリシロキサン混合物を反応器のス
パイラルにあらためて導入した。混合物を約156℃で反応器に導入し、流速を
約1.1kg/hrに設定した。触媒Cを25μl/分で送り込んだ。2.5m
l/hrで供給される環状ペンタシロキサン混合物中のトリヘキシルアミン(0
.54% N)により、試料をあらためて中和した。上述の得られたポリマーの
分析により、表6に示すような値が得られた。
【0044】 2.5kg/hrのポリシロキサン混合物のより速い流速を用いて(他のすべ
ての値は同じ)、実行を繰り返した。上述の得られたポリマーの分析により、表
6に示す値が得られた。
【0045】
【表6】
【0046】 実施例10 この実施例は、さらなる例証的触媒物質H+{B(C653CNB(C653 }-の調製を実証する。B(C653およびKCNを計り取り、反応フラスコに
添加し、そこにジエチルエーテルを添加した後、12時間攪拌した。次に、溶媒
を除去して、ジクロロメタンに取り換えた後、塩化トリチルを添加して、さらに
12時間攪拌した。次に、溶媒を真空下で除去し、残渣をエタノール10ml中
に溶解して、緑色の溶液を得た。この溶液に、アンバーリスト15イオン交換樹
脂3gを添加して、淡緑色の酸性溶液を得た。
【0047】 実施例11 この実施例は、上記実施例10で調製した触媒の存在下での線状ポリジオルガ
ノシロキサンの縮重合を実証する。 式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約40の値を有する)に従
うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン1kgを反応容器に添加し
て、100℃に加熱し、いかなる過剰な水をも除去した。10センチポアズのト
リメチルシリル−ジメチルシロキサンエンドブロッカー30.5g、続いて上記
実施例10で調製した触媒溶液(エタノール20ml中に0.25g、0.01
25g/ml)1.6ml、20ppmを添加した。反応は迅速に進行し、同時
にシラノールの損失および粘度変化をモニターした。20分の反応後には、粘度
は36500センチポアズであった。
【0048】 実施例12 この実施例は、さらなる例証的触媒物質H+{CB1112}-の調製を実証する。 {NHMe3}+{B1112}-0.327gをエタノール中に溶解させて、全容量
25mlにした後、アンバーリスト15イオン交換樹脂0.5gを添加した。こ
の溶液を2時間にわたって時折振とうさせ、広域指示薬紙で試験して、酸性溶液
を示した。
【0049】 実施例13 この実施例は、上記実施例12で調製した触媒の存在下での線状ポリジオルガ
ノシロキサンの縮重合を実証する。 式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約40の値を有する)に従
うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサン1kgを反応容器に添加し
て、100℃に加熱し、いかなる過剰な水をも除去した。10センチポアズのト
リメチルシリル−ジメチルシロキサンエンドブロッカー30.5g、続いてすな
わち上記実施例12で調製した触媒溶液(エタノール25ml中に0.327g
、0.01308g/ml)1.6ml、20ppmを添加した。反応は迅速に
進行し、同時にシラノールの損失および粘度変化をモニターした。シラノール測
定は、60秒後に最小になることを示した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 リードリー、ステュアート イギリス国、ヴェイル・オブ・グラモーガ ン・シーエフ64・2エヌワイ、ランドー、 ペニラン・ロード 11 Fターム(参考) 4J035 BA01 CA022 CA062 CA162 CA17K CA172 EB03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する化合物
    を、前記ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基の少なくとも1つと相互作
    用することが可能な少なくとも1つの四置換ホウ素原子を含む陰イオンおよびプ
    ロトンを反応混合物中に提供する触媒量の1つ以上の物質の存在下にて縮合する
    方法。
  2. 【請求項2】 各ホウ素原子上の前記置換基は、水素化炭化水素基を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記炭化水素基は、芳香族基である、請求項2に記載の方法
  4. 【請求項4】 前記炭化水素基は、高度にフッ素化されたフェニル基である
    、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記高度にフッ素化されたフェニル基は、五フッ化フェニル
    基およびビス(トリフルオロメチル)フェニル基からなる群から選択される、請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記陰イオンは、{B(C654}-および{B(C6(CF3
    234}-からなる群から選択される、請求項1ないし5のいずれか1項に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 前記陰イオンは、2つの四置換ホウ素原子を含む、請求項1
    ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記陰イオンは、H+{B(C653CNB(C653}-
    ある、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記陰イオンは、カルボランである、請求項1に記載の方法
  10. 【請求項10】 前記陰イオンは、{CB910}-、{CB955}-、{CB1 112}-、および{CB1166}-(ここで、Xは、フッ素、塩素、臭素またはヨ
    ウ素を表す)から選択される、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
    化合物は、一般式 R0 a1 b2 cSiO(4-(a+b+c)/2)(式中、R0はそれぞれ、
    同じであるか、または異なり、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシアルコキシ
    またはハイドロカーボンオキシであって10個以下の炭素原子を有するものを表
    し、R1はそれぞれ、同じであるか、または異なり、水素または一価の置換もし
    くは無置換の炭化水素基を表し、R2はそれぞれ、同じであるか、または異なり
    、二価の置換もしくは無置換のアルキレンまたはオキシアルキレン基を表し、a
    は、1、2、3または4の値を有し、bは、0、1、2または3の値を有し、c
    は、0、1、2または3の値を有する)に従う少なくとも1つのユニットを有す
    る、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
    化合物は、一般式 HO(SiMe2O)nH(式中、nは、約4〜約40の値を
    有する)に従うα,ω−ジヒドロキシ−ポリジオルガノシロキサンを含む、請求
    項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
    化合物はまた、一般式 R1 3SiO{R1 2SiO}nSiR1 3(式中、R1はそれぞ
    れ、同じであるか、または異なり、水素原子、またはアルキル基もしくはアルケ
    ニル基を表し、nはそれぞれ、同じであるか、または異なり、100以下の値を
    有する)に従うポリジオルガノジロキサンを含む、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記ケイ素結合ヒドロキシ基またはアルコキシ基を有する
    化合物はまた、一般式 R0 a1 bSi(式中、R0およびR1は、請求項9に明記
    した通りであり、aは、1、2または3の値を有し、bは、1、2または3の値
    を有し、a+bは、4の値を有する)に従う1つ以上のシランを含む、請求項1
    3に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記触媒は、塩基性物質の添加により中和される、請求項
    1ないし14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記塩基性物質は、有機アミンを含む、請求項15に記載
    の方法。
  17. 【請求項17】 前記触媒は、加熱により中和される、請求項1ないし14
    のいずれか1項に記載の方法。
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