JP4502560B2 - 通信装置及びプラグユニット - Google Patents
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Description
本発明は電話局内に設置される通信装置に係り、特に、装置から出る電磁妨害雑音であるEMI(Electromagnetic Interference)の低減、耐燃焼性の向上、及び拡張実装の容易性の向上等を図った通信装置に関する。
近年の通信の重要性に伴って、電話局内に設置される通信装置の品質の向上が求められている。通信装置の品質としては、EMIが十分に低いこと、例えば北米で採用させれているFCC.part18の規格を満足するものであること、また、たとえ通信装置内で火災が発生した場合であっても、火災が広がらないという耐燃性を有すること等がある。
また、通信装置の本質的は性能とは直接の関係はないけれども、ユーザは、例えば通信回線の増加等の将来の通信事情の変化に容易に対応できるものであること、即ち、拡張実装の容易性を要求している。
背景技術
一般に、通信装置は、ラックに取り付けられるサブラック内に複数のプラグインユニットが並んで実装された構造である。
従来は、プラグインユニットがされたサブラックの前側にカバーをしてEMI対策が採られていた。これは、実装されているプラグインユニットから放射されている電磁妨害雑音をまとめてシールドするという構成である。この構成では、EMI対策が不十分となる虞れがあった。
耐燃性については、従来は、金属板部材を、プラグインユニットのプリント基板に対向するように設けた構造が採られていた。この構成では、プリント基板の周囲部分は露出しており、炎を直接に受けるため、火災が広がってしまう虞れがあり、耐燃性は十分でなかった。
拡張実装の容易性についてみるに、実装されている通常の高さのプラグインユニットを抜いて、この代わりに通常の高さの半分の高さのプラグインユニットを二つ実装する場合を考えてみる。従来は、サブラック内に縦の仕切り板及び横の仕切り板を取り付けて、サブラック内の一部を二段に仕切り、そして、仕切った部分に通常の高さの半分の高さのプラグインユニットを挿入して増設していた。縦の仕切り板は横の仕切り板の一端側を支持する役割を有する。この構成では、仕切り板を取付ける作業が面倒であり、且つ、一つのプラグインユニットが収容される空間のように仕切りをきめ細かく設けることが困難であり、拡張実装を行なうことは容易ではなかった。
発明の開示
本発明は、上述した従来技術の問題を解決する通信装置を提供することを総括的な目的としている。
本発明のより詳細な目的は、通信装置から外側に放射される電磁妨害雑音を十分に低くすること、及び、仮に通信装置内で火災が発生した場合であっても、火災が広がらないという耐燃性を有する通信装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、バックワイヤリングボードを有し且つガイドレール部を有する箱形状のサブラック装置と、サブラック装置内にその前面側から上記ガイドレール部に沿って挿入されて実装されている複数のプラグインユニットとよりなる通信装置において、
上記サブラック装置は、
上記バックワイヤリングボードの前側に、リブ部を有するバックワイヤリングボード用枠板を有する構成であり、
上記プラグインユニットは、
金属製のフロント部材と、
一端側が該フロント部材に固定してあり、挿入方向先端に実装されたときに上記バックワイヤリングボードと接続されるコネクタを有するプリント板と、
挿入方向先端に該コネクタを露出させる開口を有し、該プリント板を包み込むように覆う金属製のケースとよりなり、
上記プラグインユニットが上記サブラック装置内実装された状態で、上記金属製のケースの上記挿入方向先端の開口の全周の縁が上記バックワイヤリングボード用枠板のリブと接触する構成としてある。
このような通信装置によれば、主に、金属製のケースがプリント板を包み込むように覆っていることによって、実装してある個々のプラグインユニットから外に電磁妨害雑音が放射することが制限される。よって、通信装置から外側に放射される電磁妨害雑音を十分に低くすることが可能である。また、金属製のケースがプリント板を包み込むように覆っていることによって、炎がプリント板に当たることが制限され、火災が広がらないように出来る。
本発明の別の目的は、拡張実装の容易化が図られた通信装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため、本発明は、サブラック装置は、
上記バックワイヤリングボード用枠板のリブの背面側に隣合うリブ部を跨いで取り付けられており、前方に突き出たロックナット部を有するロックナット部材と、
上下面にガイドレールを有し、内部にロックボルト部材が保持されており、先端に、上記ロックボルト部材を回転させる工具が挿入される開口を有する中間ガイドレール部材とを有し、
上記中間ガイドレール部材が、上記サブラック装置の前面側から差し込んで、同じく、該サブラック装置の前面側から上記ロックボルト部材を上記ロックナット部材のロックナット部に螺合させて締めることによって取り付けられる構成とした。
中間ガイドレール部材の取付け作業が全てサブラック装置の前面側から可能でる。よって、中間ガイドレール部材の取付け作業は容易であり、拡張実装は容易に出来る。
本発明の他の目的、特徴、及び利点は添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、一層明瞭となるであろう。
発明を実施するための最良の形態
図1は本発明の一実施例になる通信装置10を一部のプラグインユニット16をサブラック装置15の外側に位置させて示し、図3は通信装置10を一部分解して示す。通信装置10はラック11の左右の柱12、13に取付けられて、電話局内に設置されている。X軸は通信装置10の幅方向、Y軸は奥行き方向、Z軸は高さ方向である。
なお、通信装置10を構成しており、係わり合っている各構成部品の対応する部分の寸法は厳密には同一ではない。しかし、説明の便宜上、同じ符号W,H等を用いて説明する。
〔通信装置10の概略構成〕
通信装置10は、サブラック装置15と、サブラック装置15内にその前面側からY1方向に挿入されて実装されてX軸方向に並んでいる複数のプラグインユニット16とよりなり、高さH,幅A、奥行きBのサイズを有する。
プラグインユニット16は、複数の種類、例えば、サブラック装置15の高さHに対応する高さの全高プラグインユニット16−1と、高さがH/2である半高プラグインユニット16−2と、高さがH/4である四分一高さプラグインユニット16−3と、高さが3H/4である四分三高さプラグインユニット16−4とを有する。通常の幅Wの2倍の幅を有するダブル幅プラグインユニット16−5が実装される場合もある。
全高プラグインユニット16−1は図2(A)に示すように実装されている。半高プラグインユニット16−2、四分一高さプラグインユニット16−3、四分三高さプラグインユニット16−4は、中間ガイドレール部材22を利用して、図2(B),(C),(D)に示すように実装されている。
〔サブラック装置15の概略構成〕
サブラック装置15は、図3及び図4に示すように、サブラック本体17と、バックワイヤリングボード18と、バックワイヤリングボード反り防止枠19と、背面カバー20と、ロックナット部材21と、中間ガイドレール部材22を有する構成である。
サブラック本体17は、四角箱部34と、背面側のバックワイヤリングボード用枠板34とよりなり、高さH,幅A、奥行きBのサイズの前面開口の箱形状を有する。四角箱部34は、底板30と、上板31と、右側板32と、左側板33と、背面側のバックワイヤリングボード用枠板35とよりなる。
サブラック本体17の背面側には、ロックナット部材21、バックワイヤリングボード18、バックワイヤリングボード反り防止枠板19、背面カバー20の順で並んでいる。
底板30と上板31は共にアルミニウムダイキャスト製である。底板30の上面には幅がWのプラグインユニット用ガイドレール部30aがピッチWで、X方向に並んでいる。各ガイドレール部30aは、隣り合うリブ30bの間に形成されている。上板31の下面にも、上記と同じくガイドレール部31a(図2参照)が形成してある。また、上板31及び底板30には、多数の換気用開口30c,31cが、各ガイドレール部30bの個所に位置して、マトリクス状に並んで形成してある。
右側板32及び左側板33は、共にアルミニウム押出し材であり、外側にラック11への取付けに利用される取付け用リブ32aが形成してある。
バックワイヤリングボード用枠板35は、アルミニウムダイキャスト製であり、四角枠部35aと、X1,X2に並んでいるZ1,Z2方向に長い多数のリブ部35bとよりなる。隣り合うリブ35bの間に、Z1,Z2方向に細長い開口35cが形成してある。リブ部35bは略寸法Wのピッチで並んでおり、細長開口35cも略寸法Wのピッチで並んいる。バックワイヤリングボード用枠板35は四角枠部35aを四角箱部34の背面の内側に嵌合させて位置決めされて取付けてある。各細長開口35cが各ガイドレール部30aと一致している。リブ部35bは、後述するように、中間レールの取付け等のために形成してある。
バックワイヤリングボード18は、バックワイヤリングボード本体36と、この前面に実装してある多数のコネクタ37とよりなる。コネクタ37はZ1,Z2方向に整列しており、X1,X2方向にピッチ寸法Wのピッチで並んでいる。バックワイヤリングボード18はバックワイヤリングボード用枠板35の背面側に取り付けてある。各コネクタ37が上記細長開口35c内に位置しており、各ガイドレール部30aと一致している。
バックワイヤリングボード反り防止枠板19は、枠部19aと、複数の縦桟19bとよりなる。このバックワイヤリングボード反り防止枠板19はバックワイヤリングボード18の背面側に取り付けてある。
バックワイヤリングボード18、バックワイヤリングボード反り防止枠板19及び背面カバー20は、周囲の部分及びその他の部分を、同じねじで背面カバー20の背面側からバックワイヤリングボード用枠板35に一括してねじ止めしてある。また、バックワイヤリングボード18の両面のベタのアースパターンはバックワイヤリングボード用枠板35及びバックワイヤリングボード反り防止枠板19と多数の個所で電気的に接続されている。よって、バックワイヤリングボード18の両面のベタのアースパターンは、バックワイヤリングボード用枠板35(バックワイヤリングボード反り防止枠板19)→サブラック本体17→ラック11を経てグランドに電気的に接続してあり、フレームグランド電位となっている。
ロックナット部材21は、中間ガイドレール部材22を取り付けるために必要な部材であり、バックワイヤリングボード用枠板35の背面側の必要な位置に、バックワイヤリングボード18と干渉しないようして取り付けてある。必要な位置とは、中間ガイドレール部材22が現在取り付けられる位置及び将来に取り付けられる予定の位置であって、且つ、H/4高さ、H/2高さ及び3H/4高さの規則的な位置である。
中間ガイドレール部材22は、プラグインユニット16−1に代えてプラグインユニット16−2、16−3、16−4を実装する場合に必要な部材であり、上面と下面とにガイドレール部22a,22bを有し、内部にロックボルト部材23を保持している。この中間ガイドレール部部材22は、Y2側からの作業によってロックボルト部材23をロックナット部材21にねじ込んで、Y1方向端側をバックワイヤリングボード用枠板35のH/4高さ、H/2高さ及び3H/4高さの位置に固定してあり、Y2方向に突き出ている。中間ガイドレール部材22は、通信装置10を設置してから例えば数年経過してプラグインユニットの拡張をする場合に、現場で取り付けることが可能である。
〔プラグインユニット16の概略構成〕
プラグインユニット16は、図5(A),(B)及び図6に示すように、プラグインユニット本体40と、このプラグインユニット本体40を包み込むように覆うケース41とよりなる構成である。
プラグインユニット本体40は、図7(A),(B)に併せて示すように、アルミニウムダイキャスト製のフロント部材42と、電子部品(図示せず)が電子回路を構成するように実装してあり、コネクタ44がY1方向端に沿って実装してあり、Y2方向端側がこのフロント部材42に固定してあるプリント板43と、上下側に、Y1方向端をフロント部材42に回動可能に支持されて、上下側にY軸方向に延在して設けてあるケース押さえ・スライダ部材45、46と、プリント板43のY1方向端であってZ1,Z2方向端に取り付けてあるケース支持部材47、48と、フロント部材42に取り付けてあるカードレバー部材49、50とよりなる構成である。
プリント板43はフロント部材42のY1方向に延びている腕部42aにねじ止めされて固定してある。ケース押さえ・スライダ部材45、46は、梯子形状であり、幅Wを有する。
ケース41は、図8に併せて示すように、Z軸方向に長い偏平な直方体状の筒体であり、2つの側板60、61と、天板62と、底板63とよりなる。Y1方向端側及びY2方向端側は、Z軸方向に長い偏平な四角形状の開口64、65である。側板60、61、天板62、底板63は、共にアルミニウム製の板材である。
天板62と底板63とには、通気穴62a、63aが多数形成してある。通気穴62a、63aは、電磁波の漏れを制限することが可能である大きさ(径d10)及び配列で形成してある。この通気穴62a、63aは流れる空気の出口及び入口として機能する。
また、天板62の下面側及び底板63aの上面側には、電磁波の漏れ制限フィルタ66、67が組み込まれている。このフィルタ66、67は必要に応じて組み込んでもよい。
ケース41は、プラグインユニット本体40のコネクタ44側からY2方向に挿入されて、ケース押さえ・スライダ部材45、46によって上下側を固定されてフロント部材42の裏面側に取り付けられており、プリント板43全体を包み込んでいる。コネクタ44がケース41の開口64より露出している。
図9(A),(B)は、ダブル幅プラグインユニット16−5を示す。ダブル幅プラグインユニット16−5は、幅が2Wであるフロント部材70にプリント板43が2枚並んで固定してあり、各プリント板43毎にケース41が取り付けてある構成である。
〔プラグインユニット16の実装の概略〕
プラグインユニット16は、カードレバー部材49、50を水平の向きにして、上下のケース押さえ・スライダ部材45、46を底板30及び上板31上のガイドレール部30a、中間ガイドレール部材22のガイドレール部22a,22bに沿ってY1方向に挿入され(図25(B)参照)、最後にカードレバー部材49、50を垂直の向きにまで回動させる操作をすることによって実装される。
プラグインユニット16はサブラック装置15内に収容され、コネクタ44がバックワイヤリングボード本体36上のコネクタ37と接続されている。また、ケース41のY1方向端の縁がバックワイヤリングボード用枠板35の隣り合うリブ35bと接触した状態となっている。ケース41は、バックワイヤリングボード用枠板35→サブラック本体17→ラック11を経てグランドに電気的に接続してあり、フレームグランド電位となっている。
ケース41及びフロント部材42が、プリント板43全体を包み込んでおり、且つフレームグランド電位となっていることによって、プリント板43上の電子回路から放射される電磁波は、ケース41及びフロント部材42によって遮蔽され、プラグインユニット16単位で電磁波が外部へ漏洩することが制限されている。よって、通信装置10から電磁波が外部へ漏洩することが効果的に制限されている。また、プラグインユニット16単位で電磁波が外部へ漏洩することが制限されているため、サブラック装置15内に実装されているプラグインユニット16間でも電磁波の相互干渉の発生が回避されている。
また、プリント板43のアースパターンは、コネクタ44→コネクタ37→バックワイヤリングボード18の両面のベタのアースパターン→バックワイヤリングボード用枠板35→サブラック本体17→ラック11を経てグランドに電気的に接続してあり、フレームグランド電位となっている。
プリント板43全体がケース41によって包み込まれているけれども、プラグインユニット16のケース41の内部の空間は、Z1方向側については、フィルタ66、多数の穴62a及び換気用開口30cを介して通信装置10の上側の空間と連通しており、Z2方向側については、フィルタ67、多数の穴63a及び換気用開口31cを介して通信装置10の下側の空間と連通している。よって、各プラグインユニット16についてこれを貫通してZ1方向へ流れるの空気の流れが確実に形成される。これによって、プリント板43上の電子回路の熱は上昇する空気によって通信装置10の外部に運ばれて、効率的に空冷される。
また、プラグインユニット16は、また、カードレバー部材49、50を水平の向きにするように回動させることによって、プラグインユニット16がY2方向に強い力で移動され、コネクタ44がコネクタ37より抜け出して外れる。この後に、プラグインユニット16をY2方向に引き出すことによって、プラグインユニット16はサブラック装置15外に取り出される。
次に、サブラック装置15及びプラグインユニット16の詳細な部分について説明する。
〔サブラック装置15の詳細な部分の構成〕
▲1▼バックワイヤリングボード18及びこの周辺の構造
図10(A),(B)に示すように、バックワイヤリングボード用枠板35の四角枠部35aのY1面側は浅い凹状となっており、凹部35a1と周囲の縁部35a2を有する。図10(A)に示すように、バックワイヤリングボード本体36は、この凹部35a1に嵌合した状態で、同じく凹部35a1に嵌合したバックワイヤリングボード反り防止枠板19の枠部19aによってY1方向側から押さえられて固定してある。バックワイヤリングボード本体36は凹部35a1内に収まっており、バックワイヤリングボード本体36の周縁36aはバックワイヤリングボード用枠板35の四角枠部35aの周囲縁部35a2及びバックワイヤリングボード反り防止枠板19の枠部19aによって囲まれて覆われている。よって、バックワイヤリングボード本体36の周縁36aの部分から電磁波が通信装置10の外部へ漏洩することが効果的に制限されている。
バックワイヤリングボード本体36は、図10(A)に示すように、バックワイヤリングボード用枠板35の多数のリブ部35bとバックワイヤリングボード反り防止枠板19の複数の縦桟19bとによって分散された複数の個所を挟まれて且つねじ止めしてあり、補強されている。
よって、バックワイヤリングボード本体36がY1方向及びY2方向に凸状となる変形は、バックワイヤリングボード反り防止枠板19の複数の縦桟19b及びバックワイヤリングボード用枠板35の多数のリブ部35bによって制限されている。このため、プラグインユニット16を実装するときも、抜くときにも、バックワイヤリングボード本体36が撓むことが防止されている。
▲2▼中間ガイドレール部材22の取り付け構造
図11及び図12に示すように、バックワイヤリングボード用枠板35の各リブ部35bのY2方向端の幅w1がY1方向端の幅w2より狭い形状のリブ部分35b1を有する。各リブ部35bは、バックワイヤリングボード用枠板35のH/4高さ、H/2高さ及び3H/4高さの規則的な位置に、Y1方向端面に切欠き部35b2を有し、X1,X2側に、Y1方向に向かって幅が狭くなるテーパ状の凹部35b3と切り溝部35b4とを有する。
図12に示すように、ロックナット部材21は、X1,X2方向に細長い基板部21a1と、基板部21a1の中央よりY1方向に突き出たロックナット部21a2と、基板部21a1の両端側の対角部のY1方向に突き出たピン部21a3,21a4とを有する。21a2aは雌ねじ部である。
このロックナット部材21は、図13(A)乃至(D)に示すように、基板部21a1の両端側が切欠き部35b2に係合し、ピン部21a3,21a4が切り溝部35b4と係合し、基板部21a1が隣合うリブ部35b間を跨いで開口35cを横切り、基板部21a1の背面がバックワイヤリングボード36によって覆われて基板部21a1が切欠き部35b2から外れないようにされて、且つ、ロックナット部21a2が開口35c内にY1方向に突き出た状態で、中間ガイドレール部材22が将来的に取り付けられる予定の個所に予め取り付けてある。
中間ガイドレール部材22は、図12及び図14に示すように、Y2方向端側にX1,X2方向の側面からY2方向に延びた凸部22cを有する。この凸部22cは上記の凹部35b3に対応する形状を有する。中間ガイドレール部材22のY1方向端には、ねじ回し80の先端部分を挿入するための穴22dが形成してある。
ロックボルト部材23は、図14(B),(C)に示すように、長いものであり、中間ガイドレール部材22内に保持されている。ロックボルト部材23は、Y1方向端に雄ねじ部23aを有し、Y2方向端にねじ回し用溝23bを有し、雄ねじ部23aの近傍に鍔部23cを有し、Y2方向端の近傍に鍔部23dを有する。
図14(C)に示すように、中間ガイドレール部材22は、Y2方向側からサブラック装置15内に挿入し、凸部22cを凹部35b3内に嵌合させ、同じくY2方向側からねじ回し60の先端部分を穴22dに挿入してロックボルト部材23を回して雄ねじ部23aを雌ねじ部21a2aにねじ込むことによって、図13(B)に示すように、鍔部23cが中間ガイドレール部材22の面22dを押し、中間ガイドレール部材22とロックボルト部材23とがリブ部35bを挟み込むことによって、図11に示すようにバックワイヤリングボード用枠板35よりY2方向に突き出して取り付けられる。即ち、中間ガイドレール部材22は、サブラック装置15の前面側から差し込んで、同じく、サブラック装置15の前面側からロックボルト部材23を締める作業を行なうことによって、作業性良く取り付けられる。
また、図13(B)に拡大して示すように、凸部22cの先端と凹部35b3の奥部との間に隙間81が存在しているため、中間ガイドレール部材22とロックボルト部材23とがリブ部35bを挟み込む力が有効に作用し、且つテーパ状の凸部22cがテーパ状の凹部35b3にきつく嵌合する。よって、中間ガイドレール部材22はバックワイヤリングボード用枠板35に堅固に取り付けられる。
また、中間ガイドレール部材22は、図11及び図14に示すように、X1,X2の両側に配してあり、Z1,Z2方向に広い幅を有する両側の梁部22e,22fと、Y1,Y2方向上分散した複数の個所で梁部22e,22fを連結してある複数の桟部22gとを有する構造であり、高い機械的強度を有する。
開口35cは、幅がY1方向側にいく程、即ち、奥にいく程狭くなっている。〔プラグインユニット16の詳細な部分の構成〕
▲1▼プリント板43と関連する機構
図16(A),(B)に示すように、プリント板43の同じ面に、図17(A),(B)に示すフロント部材42と、図18(A)乃至(D)に示すケース支持部材47、48と、コネクタ44とが設けてある。即ち、フロント部材42は、その腕部42aをプリント板43のX1側の面43aに当接されてねじ止めしてある。ケース支持部材47(48)は、面47aを同じくプリント板43のX1側の面43aに当接されて取り付けてある。コネクタ44は面47a上に実装されている。フロント部材42とケース支持部材47(48)とコネクタ44とは、Y1,Y2方向上整列している。また、図19に示すケース押さえ・スライダ部材45が、フロント部材42とケース支持部材47との間にまたがって設けてある。図19は、図示の便宜上、ケース押さえ・スライダ部材45を表裏逆の向きで設けてある。
よって、プリント板として層数が多く厚さがt1より厚い厚さt2のプリント板43Aを使用した場合でも、図16(A)中、二点鎖線で示す如くになり、フロント部材42とケース支持部材47(48)とコネクタ44とのY1,Y2方向上整列関係は維持され、且つ、ケース押さえ・スライダ部材45のプリント板43の面43aに対する位置も変化しない。。よって、t1より厚いプリント板を使用した場合にも、プラグインユニット16は正常に実装される。このため、プリント板43として任意の厚さのプリント板を使用することが可能である。
▲2▼ケース押さえ・スライダ部材45に関連する機構
図19に示す合成樹脂製のケース押さえ・スライダ部材45は、基部側のフォーク部45aがフロント部材42を挟んで内側の対向する凸部45bがフロント部材42の凹部42bと回動可能に嵌合しており、先端側がZ1方向に変位するように回動可能である。ケース押さえ・スライダ部材45の先端側は2つのフック45cがケース支持部材47を挟むように嵌合して且つ凹部47bに係止されて止めらている。このようにケース押さえ・スライダ部材45の先端側がケース支持部材47に固定してあるため、梯子状のケース押さえ・スライダ部材45のX1,X2側のスライダ部45d,45eは、しっかりとプリント板43と平行に保たれる。
また、図15(A),(B)に示すように、スライダ部45d,45eは、ケース41に対してはケース41の外側に位置して、ケース41の上端側のX1,X2側と嵌合して、ケース41を押さえている。凹部47bに係止されたフック45cは、ケース41のプラグインユニット本体40からY1方向に抜け出すことを制限している。
よって、プラグインユニット16をサブラック装置15内に実装する過程で、スライダ部45d,45eがガイドレール部30a、22a,22bに沿って安定にガイドされる。
また、フック45cの係止を外してケース押さえ・スライダ部材45を上下方向に回動させれば、ケース41がY1方向に抜いて外すことが可能となる。ケース41を外した状態でもケース押さえ・スライダ部材45はフック45cをケース支持部材47に係止されて固定され、スライダ部45d,45eはガイドレール部30a等に案内される状態となる。よって、プラグインユニット16はケース41を取り外した状態でも、即ち、図7に示すプラグインユニット本体40の状態でも、サブラック装置15内に実装することが可能である。この状態の実装は、例えば、プローブを使用しこれをプラグインユニット16の電子回路に接触させてプラグインユニット16の電子回路の試験を行なう場合になされ、好都合である。
▲3▼ケース支持部材47に関連する機構
ケース支持部材47はケース41の開口64側の内側に位置しており、ケース41がつぶれるように変形しないように支持している。図18中、面47aよりX2方向に突き出ているポール部47cは、ケース41のうち側板61の内面を支持する。
▲4▼フロント部材42に関連する機構
図5(A)に示すように、フロント部材42の前面側より見て、カードレバー部材49はX1側のZ1方向の位置、カードレバー部材50はX2側のZ2方向の位置に配置してある。即ち、カードレバー部材49、50は、前面側より見て、対角線51上に位置して配置してある。よって、カードレバー部材49、50を同時に操作したときに、力Fはフロント部材42のうち対角線51上のコーナの位置P1,P2に発生し、二つの力Fの合力2×Fは、フロント部材42の高さ方向及び幅方向の中央の位置P0に作用する。よって、力がフロント部材42のX2方向の面側の位置に作用する場合に比べて、プラグインユニット16、16−5の引抜きの最初の段階は円滑になされる。
図9のダブル幅プラグインユニット16−5についても、カードレバー部材49、50は、前面側より見て、対角線71上に位置して配置してある。よって、カードレバー部材49、50を同時に操作したときに、力Fはフロント部材72のうち対角線71上のコーナの位置P1,P2に発生し、二つの力Fの合力2×Fは、フロント部材42の高さ方向及び幅方向の中央の位置P0に作用する。よって、力がフロント部材42のX2方向の面側の位置に作用する場合に比べて、プラグインユニット16、16−5の引抜きの最初の段階は円滑になされる。この効果は、ダブル幅プラグインユニット16−5の場合に顕著である。
また、フロント部材42は、図17(B)に示すように、裏面側が開口42cである箱形状を有し、図16に示すように、プリント板43のうちY2端側の一部を収容している。
▲5▼カードレバー部材50(49)の構造
カードレバー部材50は、図21(A)に示すように、アルミダイキャスト製のカードレバー本体90に、合成樹脂製の補助レバー91が取り付けてある構成である。
カードレバー本体90は、図21(B),(C)に示すように、二つの接近している板部90a,90bと、Z2方向端側の軸部90cと、軸部90cの近傍の凸部90dとよりなる。板部90a,90bの間には、偏平な空間90eが形成してある。板部90a,90bには、穴90a1,90b1が形成してある。軸部90cは、先端にねじ部90c1を有し、途中の部位に括れ部90c2を有する。軸部90cはアルミダイキャストの状態で板部90a,90bと一体であり、軸部を別部材とした場合に比べて高い強度を有する。
補助レバー91は、図21(B),(C)に示すように、本体部91aと、本体部91aの端のノブ部91bと、本体部91aより延びている腕部91cと、ノブ部91bより延びているフック部91dよりなる。
補助レバー91は、ノブ部91bがカードレバー本体90の外側に出て、本体部91a、腕部91c及びフック部91dが、偏平な空間90e内に収まった状態で、ピン92でカードレバー本体90に取り付けてある。補助レバー91は、カードレバー本体90と一体的に回動し、カードレバー本体90に対しては、図21(F)に示すように、腕部91cが弾性的に撓わむことによって、小さい角度範囲内で矢印E方向に回動可能である。補助レバー91が独立してカードレバー本体90に対して回動するときに、フック部91dが変位する。
カードレバー部材50は、図20に示すように、軸部90cをフロント部材42に支持されて、フロント部材42の側面側のカードレバー部材収容凹部42f内に収まって取り付けてある。取り付けは、図22に示すように、軸部90cをフロント部材42の横穴42d内に挿入し、ピン92をフロント部材42のZ2方向面の縦穴42e内に圧入することによってなされる。ピン92が括れ部90c2と係合して、軸部90cはフロント部材42から抜け出すことが制限される。
プラグインユニット16を実装するときには、最終段階で、カードレバー部材49を図20(B)の状態から時計方向に90度回動させる。このとき、凸部90dが底板30の凹状受け部30eに押し当たって、プラグインユニット16がY1方向に強い力で移動され、図20(A)の状態となる。
カードレバー部材49を立ち上げてから垂直の状態とする段階では、指先でノブ部91bをY1方向に押す。フック部91dが弾性変形して、フロント部材42の被係止凸部42gを乗り越えて、被係止凸部42gを係止し、カードレバー部材49は図20(A)の位置にロックされる。
カードレバー部材49を図20(A)の状態から反時計方向に回動させるときには、指先をノブ部91bに引っかけてY2方向に引く。この操作によって、図21(F)に示すように、腕部91cの弾性的撓みを伴って補助レバー91が回動され、フック部91dが被係止凸部42gから外れて、ロックが解除される。続いて、カードレバー本体90が反時計方向に回動を開始する。このとき、凸部90dが底板30の凹状受け部30eに押し当たって、プラグインユニット16がY2方向に強い力で移動され、図20(A)の状態となる。
上記のように、ロック及びロックの解除はカードレバー部材49を回動させる操作の中で行なわれ、ロックするためだけの操作及びロックを解除するためだけの操作は不要であり、よって、操作性が良い。
▲6▼ケース41の構造
図23及び図24に示すように、天板62の下面と側板60、61の舌状の支持片60a、61aとの間に、フィルタ組み込み用空間100が形成してある。この空間100内に、電磁波の漏れ制限フィルタ66が挿入されて、支持片60a、61aに支持されて組み込まれている。このフィルタ66は、アルミ板製であり、図24に示すように、通気穴66aが、天板62の通気穴62aと同じ配置で形成してあり、厚さt10は穴66aの径d10より大きく、t10>d10である。フィルタ66が組み込まれた状態で、通気穴66aの位置は通気穴62aの位置と一致している。t10>d10であることによって、周波数の高い電磁波についても漏れが効果的に防止される。
また、フィルタ66は両側面に波形状の板ばね101、102を有する。フィルタ66を上記空間100内に挿入した状態で、図23に示すように、板ばね101、102がケース41の内面と弾性的に接触し、フィルタ66はケース41と確実に電気的に接続された状態となる。よって、プラグインユニット16がサブラック装置15内に実装された状態で、フィルタ66は確実にアース電位とされ、周波数の高い電磁波の漏れを制限するように機能する。
また、上記の構成は底板63側の電磁波の漏れ制限フィルタ67についても同じである。
また、図23中に拡大して示すように、天板62、側板60、61の開口64に臨む端縁部62b、60b、61bは、外側に折り返されたカール部62b1、60b1、61b1を有する。このカール部62b1、60b1、61b1が存在することによって、端縁部62b、60b、61bは良好なばね性を有する。この構成は、底板63の端縁部についても、また、開口65に臨む端縁部62c、60c、61cについても同じである。
図16に示すように、ケース41とフロント部材42とは、ケース41の開口65に臨む端縁部62c、60c、61cが弾性的に撓んだ状態でフロント部材42と弾性的に当接して密着した状態にある。よって、ケース41とフロント部材42と全周に亘って確実に電気的に接続された状態にある。
〔プラグインユニット16の実装状態の詳細な部分〕
図26(A)、(C)はプラグインユニット16がサブラック装置15内に実装された状態を示す。図26(A)に示すように、ケース41の開口64に臨む端縁部60b、61bがバックワイヤリングボード用枠板35の隣り合うリブ35bと接触している。ここで、端縁部60b、61bは良好なばね性を有しており、開口35cは幅がY1方向側にいく程狭くなっている形状であるため、端縁部60b、61bは弾性的に撓んだ状態でリブ35bのリブ部35b1と弾性的に当接して密着している。天板62の端縁部62bも、底板63の端縁部も、弾性的に撓んだ状態でバックワイヤリングボード用枠板35の枠部の内側部と弾性的に当接して密着している。よって、ケース41とバックワイヤリングボード用枠板35とがケース41の全周に亘って確実に密着しており、且つ、ケース41とバックワイヤリングボード用枠板35との電気的接続がケース41の全周に亘ってなされた状態となる。
また、プラグインユニット16がサブラック装置15内に実装されると、プラグインユニット16の位置はコネクタ44のコネクタ37への接続によって決定され、図26(C)に示すように、プラグインユニット16はガイドレール部30aから少し浮いた状態となる。
〔通信装置10のEMI対策に関連する構成〕
ここで、通信装置10のEMI対策に関連する構成について、整理して説明する。
通信装置10のEMI対策は、第1には、プラグインユニット16から電磁波が外部へ漏洩することを制限することによって、第2には、サブラック装置15から電磁波が外部へ漏洩することを制限することによってなされている。
プラグインユニット16から電磁波の外部へ漏洩することを制限するための構成は、以下の通りである。
1.図6及び図26に示すように、アルミニウム製のケース41及びアルミニウム製のフロント部材42がプリント板43全体を包み込んでいる構成。
2.図23乃至図25に示すように、ケース41の天板62及び底板63の通気穴62a、63aは電磁波の漏れを制限することが可能である大きさ及び配列である構成。
3.図23乃至図25に示すように、電磁波の漏れ制限フィルタ66、67が組み込まれている構成。
4.図26に示すように、ケース41の全周がバックワイヤリングボード用枠板35と密着している構成。
5.図26に示すように、ケース41の全周がフロント部材42と密着している構成。
サブラック装置15から電磁波が外部へ漏洩することを制限するための構成は、以下の通りである。
1.図10に示すように、バックワイヤリングボード本体36の周縁36aがバックワイヤリングボード用枠板35の四角枠部35aの周囲縁部35a2及びバックワイヤリングボード反り防止枠板19の枠部19aによって囲まれて覆われている構成。
〔通信装置10の耐燃性に関連する構成〕
図6及び図26に示すように、各プラグインユニット16について、アルミニウム製のケース41及びアルミニウム製のフロント部材42がプリント板43全体を包み込んでいる。このため、仮にサブラック装置15内で火災が発生したとしても、炎はアルミニウム製のケース41及びアルミニウム製のフロント部材42によって遮られ、プリント板43に直接当たることは起きない。よって、通信装置10の内部で火災が広がることが防止され、通信装置10は高い耐燃性を有する。
〔通信装置10の機能拡張容易性に関連する構成〕
図2を参照するに、半高プラグインユニット16−2は、全高プラグインユニット16−1の機能の50%を相当に越えた機能を有し、四分一高さプラグインユニット16−3は半高プラグインユニット16−2の機能の50%を相当に越えた機能を有する。よって、図2(A)の全高プラグインユニット16−1を、図2(C)に示すように、2つの半高プラグインユニット16−2で置き換えると機能の拡張となる。また、図2(C)に示す二つの半高プラグインユニット16−2を、図2(D)に示すように、4つの四分一高さプラグインユニット16−3で置き換えると更に機能の拡張となる。
図3及び図14に示すように、中間ガイドレール部材22は、サブラック装置15の前面側から差し込んで、同じく、サブラック装置15の前面側からロックボルト部材23を締める作業を行なうことによって、作業性良く取り付けられる。よって、通信装置10の機能の拡張を、専らサブラック装置15の前面側からの作業によって図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
図1は本発明の一実施例になる通信装置を一部のプラグインユニットをサブラック装置の外側に位置させて示す斜視図である。
図2は種類の異なるプラグインユニットの実装状態を示す図である。
図3は通信装置10を一部分解して示す斜視図である。
図4はサブラック装置の分解斜視図である。
図5はプラグインユニットの斜視図である。
図6はプラグインユニットの構成を示す図である。
図7はプラグインユニット本体の構成を示す図である。
図8はケースの構成を示す図である。
図9はダブル幅プラグインユニットの斜視図である。
図10はバックワイヤリングボードの取付部分を示す図である。
図11は中間ガイドレール部材の取り付け状態を示す斜視図である。
図12は中間ガイドレール部材の取り付け部分の分解斜視図である。
図13は中間ガイドレール部材の取り付け状態を示す図である。
図14は中間ガイドレール部材及びこの取り付け方法を説明する図である。
図15はプラグインユニットの上側部分を示す図である。
図16はプラグインユニットの上側部分をプリント板と併せて示す図である。
図17はフロント部材を示す斜視図である。
図18はケース支持部材を示す図である。
図19はケース押さえ・スライダ部材を示す図である。
図20はプラグインユニットを実装する最終段階及びプラグインユニットを抜き出す最初の段階におけるカードレバー部材の回動操作を説明する図である。
図21はカードレバー部材の構成を示す図である。
図22はカードレバー部材のフロント部材への取り付けを説明する図である。
図23はケースの天板周りの構造を示す図である。
図23はケースの天板周りの構造を示す図である。
図24は図23中、面IIIVでの拡大断面図である。
図25は天板と電磁波の漏れ制限フィルタとの関係を拡大して示す図である。
図26はプラグインユニットが実装されている状態を示す図である。
Claims (19)
- バックワイヤリングボードを有し且つガイドレール部を有する箱形状のサブラック装置と、サブラック装置内にその前面側から上記ガイドレール部に沿って挿入されて実装されている複数のプラグインユニットとを有する通信装置において、
上記サブラック装置は、
上記バックワイヤリングボードの前側に、リブ部を有するバックワイヤリングボード用枠板を有する構成であり、
上記プラグインユニットは、
金属製のフロント部材と、
一端側が該フロント部材に固定してあり、挿入方向先端に実装されたときに上記バックワイヤリングボードと接続されるコネクタを有するプリント板と、
挿入方向先端に該コネクタを露出させる開口を有し、該プリント板を包み込むように覆う金属製のケースとを有し、
上記プラグインユニットが上記サブラック装置内に実装された状態で、上記金属製のケースの上記挿入方向先端の開口の縁が全周に亘って上記バックワイヤリングボード用枠板と密着する構成とした通信装置。 - 上記プラグインユニットのケースは、多数の通気穴が電磁波の漏れを制限することが可能である大きさ及び配列で形成してある底板及び天板を有する構成とした請求項1記載の通信装置。
- 上記プラグインユニットのケースは、上記天板の下面側及び上記底板の上面側に、電磁波の漏れ制限するフィルタを組み込んでなり、
該フィルタは、多数の通気穴が形成してあり、且つ厚さ寸法が該通気穴の径寸法より大きい構成とした請求項2記載の通信装置。 - 該フィルタは、両側面に板ばねを有する構成であり、
該板ばねが上記ケースの内面と弾性的に接触する構成とした請求項2記載の通信装置。 - 上記プラグインユニットのケースは、開口に臨む端縁部が、外側に折り返された折り返えし部を有する構成であり、ばね性を有する構成とした請求項2記載の通信装置。
- 上記プラグインユニットは、
上下側に梯子形状のケース押さえ・スライダ部材を更に有し、
上記プリント板の挿入方向先端の上下端にケース支持部材が取り付けてあり、
上記ケースは取外し可能であり、
該ケース押さえ・スライダ部材は、上記フロント部材の上下端に一端を回動可能に支持されており、先端側を上記プリント板の挿入方向先端の上下端のケース支持部材に、解除可能に係止してあり、該ケースを押さえると共に上記プラグインユニットの挿入時に上記ガイドレール上をすべるスライダとして機能し、該ケースが取り外されている場合にも上記プラグインユニットの挿入時に上記ガイドレール上をすべるスライダとして機能する構成とした請求項1記載の通信装置。 - 上記フロント部材、上記ケース支持部材、及び上記コネクタは、上記プリント板の同じ面に取り付けてある構成とした請求項6記載の通信装置。
- 上記バックワイヤリングボード用枠板のリブは、先端の幅が基部側の幅より狭い形状を有する構成とした請求項1記載の通信装置。
- 上記サブラック装置は、
上記バックワイヤリングボード用枠板は、背面側に凹部を有する四角枠部を有し、
該バックワイヤリングボードは、上記四角枠部の背面側の上記凹部内に嵌合した状態で取り付けてある構成とした請求項1記載の通信装置。 - 上記サブラック装置は、上記バックワイヤリングボードの背面側に、バックワイヤリングボード反り防止枠板を更に有し、
該バックワイヤリングボード反り防止枠板は、枠部と複数の縦桟とよりなり、上記バックワイヤリングボード用枠板に固定してある構成とした請求項1記載の通信装置。 - 上記サブラック装置は、
上記バックワイヤリングボード用枠板のリブの背面側に隣合うリブ部を跨いで取り付けられており、前方に突き出たロックナット部を有するロックナット部材と、
上下面にガイドレールを有し、内部にロックボルト部材が保持されており、先端に、上記ロックボルト部材を回転させる工具が挿入される開口を有する中間ガイドレール部材とを更に有し、
上記中間ガイドレール部材が、上記サブラック装置の前面側から差し込んで、同じく、該サブラック装置の前面側から上記ロックボルト部材を上記ロックナット部材のロックナット部に螺合させて締めることによって取り付けられる構成とした請求項1記載の通信装置。 - 上記中間ガイドレール部材は、取り付けられる側の端の両側にテーパ状の凸部を有し、
上記バックワイヤリングボード用枠板のリブは、両側にテーパ状の凹部を有し、
該テーパ状の凸部が該テーパ状の凹部に嵌合している構成とした請求項11記載の通信装置。 - 上記中間ガイドレール部材は、両側の梁部と、複数の個所で両側の梁部を連結する桟部とを有する構造である請求項11記載の通信装置。
- 上記リブ部は、上記バックワイヤリングボード用枠板に対し、上記プラグインユニットが並ぶ方向に所定間隔で形成されるリブを有する請求項1記載の通信装置。
- 上記バックワイヤリングボード用枠板は、アルミニウムダイキャスト製である請求項1記載の通信装置。
- バックワイヤリングボードの前側に、リブ部を有するバックワイヤリングボード用枠板を有し且つガイドレール部を有する箱形状のサブラック装置に挿入されて実装されるプラグインユニットにおいて、
金属製のフロント部材と、
該フロント部材に固定してあり、挿入方向先端に実装されたときに上記バックワイヤリングボードと接続されるコネクタを有するプリント板と、
挿入方向先端に該コネクタを露出させ、縁が全周に亘って上記バックワイヤリングボード用枠板に密着する開口を有し、該プリント板を包み込むように覆う金属製のケースとを有する構成としたプラグインユニット。 - 上記プラグインユニットのケースは、多数の通気穴が電磁波の漏れを制限することが可能である大きさ及び配列で形成してある底板及び天板を有する構成とした請求項16記載のプラグインユニット。
- 上下側に梯子形状のケース押さえ・スライダ部材を更に有し、
上記プリント板の挿入方向先端の上下端にケース支持部材が取り付けてあり、
上記ケースは取外し可能であり、
該ケース押さえ・スライダ部材は、上記フロント部材の上下端に一端を回動可能に支持されており、先端側を上記プリント板の挿入方向先端の上下端のケース支持部材に、解除可能に係止してあり、該ケースを押さえると共に上記プラグインユニットの挿入時に上記ガイドレール上をすべるスライダとして機能し、該ケースが取り外されている場合にも上記プラグインユニットの挿入時に上記ガイドレール上をすべるスライダとして機能する構成とした請求項16記載のプラグインユニット。 - 上記フロント部材、上記ケース支持部材、及び上記コネクタは、上記プリント板の同じ面に取り付けてある構成とした請求項18記載のプラグインユニット。
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