JP2720690B2 - 回路基板の着脱機構 - Google Patents

回路基板の着脱機構

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JP2720690B2 JP4269392A JP4269392A JP2720690B2 JP 2720690 B2 JP2720690 B2 JP 2720690B2 JP 4269392 A JP4269392 A JP 4269392A JP 4269392 A JP4269392 A JP 4269392A JP 2720690 B2 JP2720690 B2 JP 2720690B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、箱体にコネクタを介し
て回路基板の装愼及び取外しを行う回路基板の着脱機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】通常電子交換機等の制御盤及びその他設
備の制御盤等の箱体には、回路部品の搭載した回路基板
を複数枚収納されている。これら回路基板は、箱体に回
路基板挿入方向に背面側にある高密度の間接型コネクタ
に差し込み接続して収納されていた。最近は回路基板は
大型化か小型化のいずれかの傾向が見られ、また、保守
性が重視される制御盤に対しては小型化された回路基板
がLSI化や部品の小型化あるいはSMT化に伴い導入
されるようになった。また箱体にはこれら複数枚の回路
基板が狭い間隔で並べて収納されている。
【0003】このような狭い間隔で並べて箱体より回路
基板を離脱する際に、容易に行えるように箱体あるいは
回路基板に回路基板の着脱機構が設けられている。
【0004】図4は従来の回路基板の着脱の一例を示す
回路基板と収納される箱体の側面図である。従来、この
種の回路基板の着脱機構は、例えば、図4に示すよう
に、回路基板5の一端側に固定ピン107を介して取付
けられる把手板101であり、この回路基板5を着脱す
るには、この把手板101を把み押したり引いたりする
ことによって行なわれていた。また、人手でなく、ロボ
ットのようなよので着脱する場合は、ロボットのアーム
体109から伸びる保持部110の穴を把手板101の
突出部108を入れ引掛けてから、アーム体109を押
したり引いたりして回路基材5の着脱を行うものであっ
た。
【0005】なお、回路基板5が箱体に収納される状態
は、箱体の背面板2に取付けられた雄コネクタ3に回路
基板5の他端側に取付けられた雌コネクタ4がはめ込ま
れ、背面板2から回路基板5の側端部に沿って伸びる側
面板6の先端部で回路基板の一端側を押さえる状態にな
っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の回路基板の着脱
機構は上述したように単に把手板101を取り付けた単
純であり、その価格も安価であるが、ロボットの場合は
別として特に手で引き抜く場合は箱体に並べて収納され
た回路基板の間隔が狭いので、十分に把むことが出来
ず、引き抜くことが困難であった。
【0007】また、収納された回路基板は側面板6の先
端部でわずかに押さえているその保持力は弱く、その上
把手板自体には、回路基板を固定するロック機構が無
く、回路基板が振動により脱落する恐れがあった。
【0008】さらに、回路基板に搭載される電子部品に
よっては、外部へ回路基板からの電磁波が漏れないよう
に、装置全体をシールドする必要があるがこのような把
手部では把主部側の全面をシールド化することは複雑に
なり、回路基板の着脱に支障をきたす。また、回路基板
の着脱時に指が回路基板の導体路に触れ易く、人体に静
電気が蓄積された状態で回路基板及び回路基板に搭載さ
れたLSIに静電破壊をもたらすという問題がある。
【0009】本発明の第1の目的は、回路基板を箱体よ
り容易に引き抜くことが出来、かつ振動で抜け出さない
ことを目的としている。また、第2の目的は、搭載され
た電器部品の静電破壊をもたらすことなく、かつ電磁波
の侵入やリークを防止する磁気シールド機能をもつこと
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1回路基板の
着脱機構は、箱体に並べて収納される複数枚の回路基板
の一端側にピンを介して回転自在に取付けられる把手板
と、この把手板に一端が埋設されるとともに前記箱体の
凹部にはめ込められ係止される凸部をもち、この凸部か
ら外方に伸びる板部をもつばね板部材とを備えている。
【0011】本発明の第2の回路基板の着脱機構は、
体に並べて収納される複数枚の回路基板の一端側にピン
を介して回転自在に取付けられる把手板の両端からはみ
出すように背面を覆って貼付けられる板状のばね性のあ
る金属板と、この金属板の背面に取付けられるT形状の
把手部材とを備え、前記金属板の一方のはみ出し部分に
前記箱体の凹部にはめ込められ係止する凸部が形成され
るとともに他方のはみ出し部分が前記把手部材の端部を
覆うように形成されていることを特徴としている。
【0012】本発明の第3の回路基板の着脱機構は、第
2の回路基板の着脱機構において、前記箱体に前記回路
基板を挿入したときに前記金属板で前記箱体の開口を塞
ぐように前記金属板の幅をもたせたことを特徴としてい
る。
【0013】案内する案内手段が形成される一対の側面
板とで構成される箱体で回路基板の第1のコネクタを取
り付けた反対の端側に設けた回路基板の着脱用着脱レバ
ーにおいて前記側面板の凹部と嵌合係止する凸部をもつ
ばね性金属板でできたフックとこのフックを保持固定す
る手段を一側端に有し、この反対の側端に張出突出部を
有し、この一側端から所定の間隔を置いて前記回路基板
とピンを介して回転自在に取付けられる絶縁樹脂ででき
た把手部から構成される。
【0014】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0015】図1は本発明の回路基板の着脱機構の一実
施例を示す斜視図、図2は図1の着脱機構の側面図であ
る。その回路基板の着脱機構は、図1及び図2に示すよ
うに、一端に雌コネクタ4が取付けられる回路基板5の
他端にピン7を介して回転自在に取付けられる把手板1
aと、この把手板1aの背面を覆うように貼付けられる
とともに箱体30の側面板6の凹部13に入り込み係止
される凸部12を一端にもつばね性のある金属性のシー
ルド板1cと、このシールド板1cの他端の折り返し部
と背面を覆うように貼付けられる把手部1bとで形成さ
れている。また、電磁洩れ、静電破壊防止用に製作され
たシールド板1cの一端側の凸部12にはそのままの状
態で伸ばされフック部11が形成されている。このフッ
ク部11は人の指もしくはロボットの解除レバー14に
よって押さえられ、凸部12が凹部13より離間するよ
うになっており、回路基板の着脱時に回路基板5の係止
・脱離を容易にしている。
【0016】次に、ロボットによるこの回路基板の着脱
の手順について説明する。まず、抜去する時はロボット
のアーム体9より伸びる解除レバー14をフック部11
に当接させ矢印方向に移動することにより側面板6の凹
部13とシールド板1cの凸部12が解除され回路基板
5を抜くことのできる状態になる。その後、ロボットの
保持部10が矢印方向に移動し把手板1bの両端が保持
部10の穴が入り、保持部10が把手部1cを把みアー
ム体9の移動により、回路基板5は抜去される。また、
このとき着脱レバー20はロボットの2本の保持部10
が同時に平行移動するため回転を起すことなく抜ける。
一方、装着する時は把手部1cをつかんで挿入しても良
いしまた把手部1cを押しても装着できる。
【0017】次に手で抜去する時を説明する。フック部
11を軽く押すことにより凸部11を凹部13から外す
と同時にピン7を中心に把手板1aを矢印の方向に回転
する。このことにより把手部1cの一端にシールド板6
の延長部が貼付けられた突出部18が側面板の端面19
に当接し、回転に伴って回路基板5は抜き出される。ま
た、装愼するときは、フック部11を押さえながら、把
手部1cを押してやれば、箱体30内に収納するととも
に雌コネクタ4と雄コネクタ3と接続出来る。
【0018】この着脱時、フック部11に手で触れるこ
とにより体内の静電気がフックと側面板とが接触した時
に側面板を経由してグランドにリークする。また、フッ
ク部11とこのシールド板を覆われる突出部18とは一
体であるので、抜去時に突出部18と側面板の端面19
が当接した時必らず静電気はリークするようになってい
る。
【0019】一方、このシールド板1cの凸部12がア
ースポテンシャルの側面板6の凹部13と接触して設置
するし、複数枚の並べて回路基板5が、箱体30に収納
されると、箱体30の開口をシールド板1cで塞ぐこと
になり、箱体を完全にシールドしたことになり、電磁波
の漏れを防ぐことができる。回路基板5から露出する金
属部に触れることが極めて少ないので、回路部品等との
干渉(金属部との接触)を気にすることなく安全性が高
い。
【0020】さらに、この発明によれば、金属板である
シールド板1cは把手板1a及び把手部1cと同時樹脂
成形で製作され、安価で優れた特性をもつ着脱機構が得
られる。
【0021】図3は本発明の他の実施例を示す回路基板
の着脱機構の部分破断側面図である。この回路基板の着
脱機構は、前述のシールド機能やロボットによる着脱が
必要のない場合に適用されるもので、前述の実施例より
その構造をより簡略化することが出来る。すなわち、こ
の回路基板の着脱機構は、図3に示すように、箱体の側
面板6の凹部13に係止する凸部12を単に板ばねを成
形し、一端をフック部11として一方向に伸ばし、他端
を把手板1に埋設したことである。箱体の多くは、前述
の機能を必要としない場合が多いので、この実施例のよ
うにただ回路基板を固定するだけの機能をもつ回路基板
の着脱機構で済む。
【0022】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の回路基板の着
脱機構は、回路基板の挿入される反対側にピンを介して
回転自在に取り付けられる把手板と、この把手板の背面
を覆うように貼付けるとともに箱体の凹部に係止する凸
部を一端に有する金属性のばね性板材とを設け、前記箱
体内に並べて装着された複数枚の回路基板を引抜く際に
は、前記把手板を前記ピンを中心に回転し、突出部を箱
体の端面に当接し、てこ作用力によって容易に引き抜く
ことが出来るし、凸部と凹部のはめ合いのため振動によ
る抜け落ちも起きない。また、ばね性の板部材の凸部と
箱体の凹部と係止することにより回路基板の電子部品を
静電破壊することはないし、着脱の際にもこの板部材に
より回路基板不用意に触れてもLSI等を破壊すること
がないという効果がある。さらに、ばね板部材の幅を適
宜に選べば、全ての回路基板を収納したとき、箱体の開
口を塞ぐことが出来るので、電磁波の侵入及びリークも
完全に遮断出来るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路基板の着脱機構の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】図1の回路基板の着脱機構の側面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す回路基板の着脱機構
における部分破断側面図である。
【図4】従来の回路基板の着脱機構の一例を示す側面図
である。
【符号の説明】
1,1a,101 把手板 1b 把手 1c シールド板 2 背面板 3 雄コネクタ 4 雌コネクタ 5 回路基板 6 側面板 7 ピン 9,109 アーム体 10,110 保持部 11 フック部 12 凸部 13 凹部 14 解除板 15 案内溝 18,108 突出部 19 側面板の端部 30 箱体 107 固定ピン

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体に並べて収納される複数枚の回路基
    板の一端側にピンを介して回転自在に取付けられる把手
    板と、この把手板に一端が埋設されるとともに前記箱体
    の凹部にはめ込められ係止される凸部をもち、この凸部
    から外方に伸びる板部をもつばね板部材とを備えること
    を特徴とする回路基板の着脱機構。
  2. 【請求項2】 箱体に並べて収納される複数枚の回路基
    板の一端側にピンを介して回転自在に取付けられる把手
    板の両端からはみ出すように背面を覆って貼付けられる
    板状のばね性のある金属板と、この金属板の背面に取付
    けられるT形状の把手部材とを備え、前記金属板の一方
    のはみ出し部分に前記箱体の凹部にはめ込められ係止す
    る凸部が形成されるとともに他方のはみ出し部分が前記
    把手部材の端部を覆うように形成されていることを特徴
    とする回路基板の着脱機構。
  3. 【請求項3】 前記箱体に前記回路基板を挿入したとき
    に前記金属板で前記箱体の開口を塞ぐように前記金属板
    の幅をもたせたことを特徴とする請求項2記載の回路基
    板の着脱機構。
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