JPH08124636A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH08124636A
JPH08124636A JP6257086A JP25708694A JPH08124636A JP H08124636 A JPH08124636 A JP H08124636A JP 6257086 A JP6257086 A JP 6257086A JP 25708694 A JP25708694 A JP 25708694A JP H08124636 A JPH08124636 A JP H08124636A
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housing
connector
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Yasuhiro Sakamoto
康弘 坂本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製品内における高密度実装化を可能にする。 【構成】 コネクタ10は、プリント配線板52に実装
される下面12aを有するハウジング12と、ハウジン
グ12の側面12bに設けられるとともにフレキシブル
プリント配線板等56を挿入する挿入口14と、挿入口
14から挿入されたフレキシブルプリント配線板56の
導電部62と電気的に接触する接触片16とを備えてい
る。そして、接触片16を押圧することにより接触片1
6と導電部62との接触力を強めるスライド板18が、
ハウジング12の上面12cに設けられている。スライ
ド板18は、プリント配線板52とほぼ平行にスライド
することにより接触片16を導電部62に押圧するもの
である。また、スライド板18の押圧状態を保持する係
止部材20が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルプリント
配線板(FPC),フレキシブルフラットケーブル(F
FC)等とプリント配線板とを電気的に接続するための
コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のこの種のコネクタを示す
斜視図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0003】従来のコネクタ50は、プリント配線板5
2に実装される下面54aを有するハウジング54と、
ハウジング54の側面54bに設けられるとともにフレ
キシブルプリント配線板56及び載置板58を挿入する
挿入口60と、挿入口60から挿入されたフレキシブル
プリント配線板56の導電部62と電気的に接触する接
触片(図示せず)とを備えている。
【0004】次に、コネクタ50の作用を説明する。
【0005】載置板58にフレキシブルプリント配線板
56を載置し、載置板58とフレキシブルプリント配線
板56とを、指64で矢印66方向へ押すことによっ
て、載置板58とフレキシブルプリント配線板56とを
挿入口60へ挿入する。また、挿入口60に押し込まれ
た載置板58を指64で矢印66の逆方向へ引き出すこ
とによって、挿入口60からフレキシブルプリント配線
板56を抜脱する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のコ
ネクタ50を用いる場合には、図6に示すように、プリ
ント配線板52の占有面積以外に、載置板58及び指6
4の占める空間Sを設ける必要があった。この問題は、
多数のプリント配線板,部品等を有する製品内におい
て、高密度実装化の妨げとなっていた。特に、フレキシ
ブルプリント配線板,フレキシブルフラットケーブル等
は高密度実装化のために開発されたものであり、これら
に用いるコネクタも高密度実装化に寄与するものである
ことが要求される。
【0007】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、製品内におけ
る高密度実装化を可能にしたコネクタを提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、プリント配線
板に実装される下面を有するハウジングと、このハウジ
ングの側面に設けられるとともにフレキシブルプリント
配線板等を挿入する挿入口と、この挿入口から挿入され
た前記フレキシブルプリント配線板の導電部と電気的に
接触する接触片とを備えたコネクタを、上記目的を達成
するために改良したものである。その改良点は、前記接
触片又は前記導電部を押圧することにより前記接触片と
前記導電部との接触力を強める押圧部材が、前記ハウジ
ングの上面に設けられているものとしたことである。
【0009】また、前記押圧部材は、前記プリント配線
板とほぼ平行にスライドすることにより前記接触片を前
記導電部に押圧するスライド板であるものとしてもよ
い。さらに、前記押圧部材の押圧状態を保持する係止部
材が設けられているものとしてもよい。
【0010】
【作用】ハウジングの挿入口へフレキシブルプリント配
線板等を挿入し、ハウジングの上面の押圧部材を操作し
て、コネクタの接触片又はフレキシブルプリント配線板
の導電部を押圧することにより、接触片と導電部との接
触力を強める。
【0011】
【実施例】図1は本発明に係るコネクタの一実施例を示
す斜視図、図2は図1における II-II線縦断面図、図3
は図1における III-III線縦断面図である。ただし、図
6と同一部分は同一符号を付して重複説明を省略する。
【0012】本発明に係るコネクタ10は、プリント配
線板52に実装される下面12aを有するハウジング1
2と、ハウジング12の側面12bに設けられるととも
にフレキシブルプリント配線板等56を挿入する挿入口
14と、挿入口14から挿入されたフレキシブルプリン
ト配線板56の導電部62と電気的に接触する接触片1
6とを備えている。そして、接触片16を押圧すること
により接触片16と導電部62との接触力を強める押圧
部材としてのスライド板18が、ハウジング12の上面
12cに設けられている。スライド板18は、プリント
配線板52とほぼ平行にスライドすることにより接触片
16を導電部62に押圧するものである。また、スライ
ド板18の押圧状態を保持する係止部材20が設けられ
ている。
【0013】接触片16は、一般の静止接点に用いられ
る導電性及び弾性に優れる金属、例えば、りん青銅,黄
銅等からなり、プリント配線板52上の図示しない配線
に電気的に接続されている。
【0014】スライド板18は、ハウジング12の上面
12cの開口窓12dに嵌め込まれている。開口窓12
dの下側には、スライド板18のスライドを滑らかにす
るための、溝12eが形成されている。溝12eの深さ
は、スライド板18の厚さt1にほぼ等しい。開口窓1
2dの幅W1とスライド板18の幅W3との関係は、ス
ライド板18が開口窓12dから外れないように、W1
<W3となっている。スライド板18の挿入口14側に
は、指64が引っ掛かりやすいように上方へ突出した,
突条181が形成されている。
【0015】係止部材20は、スライド板18の下側
(プリント配線板52側)に挿入された係止板201
と、係止板201を上方(スライド板18側)へ押圧す
るばね202と、ばね202を収容する収容孔203と
から構成されている。スライド板18がスライドして、
係止板201の上から外れると、ばね202の押圧力に
よって、係止板201が開口窓12dに衝止する。この
とき係止板201が開口窓12dから飛び出ないよう
に、係止板201の幅W2は、W2>W1とされてい
る。また、係止板201の厚みt2は、溝12eに入り
込まないように、t2>t1とされている。
【0016】ハウジング12,スライド板18,係止板
201等の材質は、絶縁性に優れた合成樹脂が用いられ
る。この場合、スライド板18及び溝12eの部分の材
質は、接触片16の復元力が加わるため、PPS(ポリ
フェニレン・サルファイド)などのような、硬くて撓み
にくいものであることが好ましい。
【0017】図4及び図5は、コネクタ10の作用を示
す縦断面図である。以下、図1乃至図5に基づきコネク
タ10の作用を説明する。
【0018】ハウジング12の挿入口14へフレキシブ
ルプリント配線板56を挿入する(図1乃至図3)。続
いて、突条181に指64を掛けて矢印30方向へ押す
と、スライド板18は、溝12eに沿って滑らかにスラ
イドする(図4)。スライド板18の移動軌跡上には接
触片16が突出しているので、スライド板18のスライ
ドに伴いスライド板18が接触片16を押圧する。これ
により、接触片16が変形して導電部62に押し付けら
れるので、接触片16と導電部62との良好な電気的接
触が得られる(図5)。このとき、スライド板18がハ
ウジング12に突き当たる位置までくると、スライド板
18が係止板201の上から外れることにより、係止板
201が突出して溝12eを塞ぐ。そのため、スライド
板18はその位置に保持され、外力等によりスライド板
18がずれて接触片16と導電部62と接触が解除され
ることを防止できる。
【0019】この状態のときに、挿入口14からフレキ
シブルプリント配線板56を抜脱するには、ばね202
の復元力に抗して係止板201を指64で矢印32方向
へ押す。すると、スライド板18が溝12eをスライド
可能となり、図2に示す状態までスライド板18を戻す
ことができる。この状態では、接触片16と導電部62
とが接触していないので、挿入口14からフレキシブル
プリント配線板56を簡単に抜脱できる。
【0020】このように、フレキシブルプリント配線板
56の挿脱に要する操作は、コネクタ10の占有面積の
範囲内でよいことから、従来必要であった空間S(図
6)を不要にできる。
【0021】なお、本発明は、言うまでもなく、上記実
施例に限定されるものではない。例えば、押圧部材は、
コネクタ12の上面12cに設けられたネジからなるも
のとしてもよい。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載のコネクタによれば、ハウ
ジングの上面の押圧部材を操作することにより、コネク
タの接触片とフレキシブルプリント配線板の導電部との
接触力を強めるようにしたので、プリント配線板の占有
面積以外の、フレキシブルプリント配線板の挿脱に要す
る空間を不要にできる。したがって、製品の高密度実装
化を図ることができる。
【0023】請求項2記載のコネクタによれば、押圧部
材をプリント配線板とほぼ平行にスライドするスライド
板としたので、指でスライド板を押すだけという簡単な
操作で、接触片と導電部との接触力を強めることができ
る。
【0024】請求項3記載のコネクタによれば、押圧部
材の押圧状態を保持する係止部材を設けたので、外力等
により押圧部材の押圧状態が解除されることを防止で
き、接触片と導電部との電気的接触の安定性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタの一実施例を示す斜視図
である。
【図2】図1における II-II線縦断面図である。
【図3】図1における III-III線縦断面図である。
【図4】図1のコネクタの作用を示す縦断面図である。
【図5】図1のコネクタの作用を示す縦断面図である。
【図6】従来のコネクタを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 コネクタ 12 ハウジング 12a ハウジングの下面 12b ハウジングの側面 12c ハウジングの上面 14 挿入口 16 接触片 18 スライド板(押圧部材) 20 係止部材 52 プリント配線板 56 フレキシブルプリント配線板 62 フレキシブルプリント配線板の導電部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線板に実装される下面を有す
    るハウジングと、このハウジングの側面に設けられると
    ともにフレキシブルプリント配線板等を挿入する挿入口
    と、この挿入口から挿入された前記フレキシブルプリン
    ト配線板の導電部と電気的に接触する接触片とを備えた
    コネクタにおいて、 前記接触片又は前記導電部を押圧することにより前記接
    触片と前記導電部との接触力を強める押圧部材が、前記
    ハウジングの上面に設けられていることを特徴とするコ
    ネクタ。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は、前記プリント配線板と
    ほぼ平行にスライドすることにより前記接触片を前記導
    電部に押圧するスライド板であることを特徴とする請求
    項1記載のコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材の押圧状態を保持する係止
    部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    コネクタ。
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