JPH10162894A - Icカード用コネクタにおけるイジェクト機構 - Google Patents
Icカード用コネクタにおけるイジェクト機構Info
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- JPH10162894A JPH10162894A JP8316716A JP31671696A JPH10162894A JP H10162894 A JPH10162894 A JP H10162894A JP 8316716 A JP8316716 A JP 8316716A JP 31671696 A JP31671696 A JP 31671696A JP H10162894 A JPH10162894 A JP H10162894A
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- case
- pusher
- face
- connector
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/22—Contacts for co-operating by abutting
- H01R13/24—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted
- H01R13/2442—Contacts for co-operating by abutting resilient; resiliently-mounted with a single cantilevered beam
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K13/00—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism
- G06K13/02—Conveying record carriers from one station to another, e.g. from stack to punching mechanism the record carrier having longitudinal dimension comparable with transverse dimension, e.g. punched card
- G06K13/08—Feeding or discharging cards
-
- G—PHYSICS
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- G06K13/08—Feeding or discharging cards
- G06K13/0806—Feeding or discharging cards using an arrangement for ejection of an inserted card
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- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/51—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
- H01R12/55—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals
- H01R12/57—Fixed connections for rigid printed circuits or like structures characterised by the terminals surface mounting terminals
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】機器の外壁面においてカードプッシャーをカー
ド受口方向へスライドさせる操作方法によりカードケー
ス内のICカードを確実に押出すことができ、又カード
ケース内にイジェクト機構を形成するレバー類を内蔵す
る場合のような、カードケース自身の厚みや巾の増加を
招かず、薄形化の要望に応えつつ、簡素な構造でカード
イジェクト目的を達成する。 【解決手段】カードケース1に設けた案内口15を通し
ケース外部からカード収容室4内へ挿入されてICカー
ド6の前端面16に係合可能に配置されたカードプッシ
ャー17を備え、該カードプッシャー17を上記案内口
15内においてカード受口5へ向け移動することにより
ICカード前端面16を押圧しICカード後端部をケー
ス後端のカード受口5から押出すようにしたICカード
用コネクタにおけるイジェクト機構。
ド受口方向へスライドさせる操作方法によりカードケー
ス内のICカードを確実に押出すことができ、又カード
ケース内にイジェクト機構を形成するレバー類を内蔵す
る場合のような、カードケース自身の厚みや巾の増加を
招かず、薄形化の要望に応えつつ、簡素な構造でカード
イジェクト目的を達成する。 【解決手段】カードケース1に設けた案内口15を通し
ケース外部からカード収容室4内へ挿入されてICカー
ド6の前端面16に係合可能に配置されたカードプッシ
ャー17を備え、該カードプッシャー17を上記案内口
15内においてカード受口5へ向け移動することにより
ICカード前端面16を押圧しICカード後端部をケー
ス後端のカード受口5から押出すようにしたICカード
用コネクタにおけるイジェクト機構。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は機器内に装備せる
ICカード用コネクタに挿入したICカードを、該コネ
クタから押出すためのイジェクト機構に関する。
ICカード用コネクタに挿入したICカードを、該コネ
クタから押出すためのイジェクト機構に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】ICを内蔵せるICカ
ードをパソコンやカメラに内蔵したコネクタに挿入し情
報の授受を行なう場合、ICカードを手指で抜き取るよ
うにするか、又はカードコネクタ内に互いにリンク結合
した操作レバーとイジェクトレバーを内蔵すると共に、
カード受口から操作レバーの端部を突出させて置き、こ
の端部を押圧することによりイジェクトレバーを回動し
てICカードを押出す方法が採られている。
ードをパソコンやカメラに内蔵したコネクタに挿入し情
報の授受を行なう場合、ICカードを手指で抜き取るよ
うにするか、又はカードコネクタ内に互いにリンク結合
した操作レバーとイジェクトレバーを内蔵すると共に、
カード受口から操作レバーの端部を突出させて置き、こ
の端部を押圧することによりイジェクトレバーを回動し
てICカードを押出す方法が採られている。
【0003】然るに、カードコネクタ内に挿入されてコ
ンタクトと加圧接触し、カード受口から僅かに突出する
ICカードのエッジ部を手指で引張り抜去する方法は抜
去抵抗が大きく抜去し難い問題を有することに加え、I
Cカードの使用時に同カードの後端エッジ部を手指で把
持できるように外方へ露出して置かねばならず、使用中
にICカードの露出部に外的衝撃が加わる問題点を内在
している。
ンタクトと加圧接触し、カード受口から僅かに突出する
ICカードのエッジ部を手指で引張り抜去する方法は抜
去抵抗が大きく抜去し難い問題を有することに加え、I
Cカードの使用時に同カードの後端エッジ部を手指で把
持できるように外方へ露出して置かねばならず、使用中
にICカードの露出部に外的衝撃が加わる問題点を内在
している。
【0004】又カードケース内にICカードを押出す操
作レバーやイジェクトレバーを内在した場合には、カー
ドケースの外形を大形にする問題点を有することに加え
て、該操作レバーの端部をカード受口から突出させて置
かねばならない。
作レバーやイジェクトレバーを内在した場合には、カー
ドケースの外形を大形にする問題点を有することに加え
て、該操作レバーの端部をカード受口から突出させて置
かねばならない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を適
切に解決する構造を持ち、扁平なICカード用コネクタ
内から扁平なICカードを、ICカードとコンタクトの
加圧接触に抗して適切に押出すことができる、簡素な構
造を持つICカード用コネクタのイジェクト機構を提供
する。
切に解決する構造を持ち、扁平なICカード用コネクタ
内から扁平なICカードを、ICカードとコンタクトの
加圧接触に抗して適切に押出すことができる、簡素な構
造を持つICカード用コネクタのイジェクト機構を提供
する。
【0006】コネクタ本体は扁平で平面視方形のカード
ケースから成り、該カードケースはその後端面にカード
受口を有する。ICカードは該カード受口を通してケー
ス内に挿入され、ICカードの表面に配置された各電極
パッドをカードケース内に設けられた各コンタクトと加
圧接触せしめる。
ケースから成り、該カードケースはその後端面にカード
受口を有する。ICカードは該カード受口を通してケー
ス内に挿入され、ICカードの表面に配置された各電極
パッドをカードケース内に設けられた各コンタクトと加
圧接触せしめる。
【0007】上記カードケースの前端面に上記カード受
口と対向せるプッシャー案内口を開口させ、該プッシャ
ー案内口を通してカードケース外からカード収容室内へ
挿入されてICカード前端面と係合可能に配置されたカ
ードプッシャーを備え、該カードプッシャーを上記案内
口内において上記カード受口へ向け移動することにより
ICカード前端面を押圧してICカード後端部を上記カ
ード受口から押出す構成とする。
口と対向せるプッシャー案内口を開口させ、該プッシャ
ー案内口を通してカードケース外からカード収容室内へ
挿入されてICカード前端面と係合可能に配置されたカ
ードプッシャーを備え、該カードプッシャーを上記案内
口内において上記カード受口へ向け移動することにより
ICカード前端面を押圧してICカード後端部を上記カ
ード受口から押出す構成とする。
【0008】上記プッシャー案内口はカードケース前端
面で開口するコンタクト圧入孔と連設して、僅かな厚み
しか有しないカード前端面に両者を併設することを可能
とし、各々の開口面積を確保する。
面で開口するコンタクト圧入孔と連設して、僅かな厚み
しか有しないカード前端面に両者を併設することを可能
とし、各々の開口面積を確保する。
【0009】又本発明は上記プッシャー案内口をカード
天板に設けたイジェクト機構を提供する。このイジェク
ト機構はカードケースの天板にカードプッシャーの案内
口を開口しており、該プッシャー案内口内に上記ICカ
ードの前端部を露出させると共に、該案内口を通してカ
ードケース外からカード収容室内へ挿入されて上記IC
カードの前端面に係合可能に配置したカードプッシャー
を備え、該カードプッシャーの上記カード受口方向への
移動によりICカードの前端面を押圧してICカード後
端部を上記カード受口から押出す構成とする。
天板に設けたイジェクト機構を提供する。このイジェク
ト機構はカードケースの天板にカードプッシャーの案内
口を開口しており、該プッシャー案内口内に上記ICカ
ードの前端部を露出させると共に、該案内口を通してカ
ードケース外からカード収容室内へ挿入されて上記IC
カードの前端面に係合可能に配置したカードプッシャー
を備え、該カードプッシャーの上記カード受口方向への
移動によりICカードの前端面を押圧してICカード後
端部を上記カード受口から押出す構成とする。
【0010】上記イジェクト機構はカードケース内に操
作レバーやイジェクトレバー等を内蔵させる場合のよう
なカードケース自身の厚みや巾の増加を招かず、カード
ケースに開口させたプッシャー案内口を通し挿入したカ
ードプッシャーでカード前端面を押圧する極めて簡素な
構成で、反対側に存するカード受口からカード後端部を
確実且つ容易に押出すことができる。
作レバーやイジェクトレバー等を内蔵させる場合のよう
なカードケース自身の厚みや巾の増加を招かず、カード
ケースに開口させたプッシャー案内口を通し挿入したカ
ードプッシャーでカード前端面を押圧する極めて簡素な
構成で、反対側に存するカード受口からカード後端部を
確実且つ容易に押出すことができる。
【0011】上記天板に設けたプッシャー案内口はその
前端部をカードケースの前端面において開口させ、カー
ドプッシャーとICカード前端面との係合を確実にする
ことができる。
前端部をカードケースの前端面において開口させ、カー
ドプッシャーとICカード前端面との係合を確実にする
ことができる。
【0012】又上記カードプッシャーはカードケースの
天板に案内されてICカード挿抜方向にスライドするよ
うに支持できる。
天板に案内されてICカード挿抜方向にスライドするよ
うに支持できる。
【0013】上記カードプッシャーは上記ICカード用
コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作部材によって作
動されるように配置する。例えばカメラの外面に沿いス
ライド操作できる操作ボタンを上記カードプッシャーと
係合可能に配置し、この操作ボタンを一方向にスライド
することにより上記カードプッシャーを押圧し、前記I
Cカードをカード受口から押出す。
コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作部材によって作
動されるように配置する。例えばカメラの外面に沿いス
ライド操作できる操作ボタンを上記カードプッシャーと
係合可能に配置し、この操作ボタンを一方向にスライド
することにより上記カードプッシャーを押圧し、前記I
Cカードをカード受口から押出す。
【0014】又は上記カードプッシャー自身が上記IC
カード用コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作部材を
兼ねる。換言すると上記操作ボタンがプッシャー案内口
を通してICカードに作用するカードプッシャーを兼ね
ることができる。
カード用コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作部材を
兼ねる。換言すると上記操作ボタンがプッシャー案内口
を通してICカードに作用するカードプッシャーを兼ね
ることができる。
【0015】上記カードプッシャーはカード受口方向へ
移動した時にICカードを該受口から押出し、該押出し
位置に停止する。そして再びICカードがカード受口を
通し挿入された時、同カードの前端面で上記カードプッ
シャーを押圧してカード挿入方向へ移動し待機状態を形
成する。
移動した時にICカードを該受口から押出し、該押出し
位置に停止する。そして再びICカードがカード受口を
通し挿入された時、同カードの前端面で上記カードプッ
シャーを押圧してカード挿入方向へ移動し待機状態を形
成する。
【0016】
第1実施形態例(図1A,B、図2、図3A,B参照) コネクタ本体は扁平で平面視略方形を呈する絶縁材製の
カードケース1から成る。該カードケース1は天板2と
底板3間に形成されたカード収容室4を有し、該カード
収容室4の後端、換言するとカードケース1の後端面に
おいて開口するカード受口5を有する。
カードケース1から成る。該カードケース1は天板2と
底板3間に形成されたカード収容室4を有し、該カード
収容室4の後端、換言するとカードケース1の後端面に
おいて開口するカード受口5を有する。
【0017】ICカード6は該カード受口5を通してカ
ードケース1内、即ちカード収容室4内へ挿入され、I
Cカード下面に配置された各電極パッド7をカードケー
ス1内に設けられた各コンタクト8と加圧接触する。
ードケース1内、即ちカード収容室4内へ挿入され、I
Cカード下面に配置された各電極パッド7をカードケー
ス1内に設けられた各コンタクト8と加圧接触する。
【0018】ICカード6はメモリー素子たるICチッ
プを保有し、ICカード6の下面に該ICチップの外部
端子たる多数の電極パッド7を有する。該電極パッド7
をICカード6の挿入方向と直交する方向に並列して配
置し、同様に上記コンタクト8をICカード6の挿入方
向と直交する方向に並列して配し、ICカード6の挿入
終端において前列と後列の各電極パッド7に前列と後列
の各コンタクト8が加圧接触する。この加圧接触を介し
てICカード6と機器内情報処理回路とが接続される。
プを保有し、ICカード6の下面に該ICチップの外部
端子たる多数の電極パッド7を有する。該電極パッド7
をICカード6の挿入方向と直交する方向に並列して配
置し、同様に上記コンタクト8をICカード6の挿入方
向と直交する方向に並列して配し、ICカード6の挿入
終端において前列と後列の各電極パッド7に前列と後列
の各コンタクト8が加圧接触する。この加圧接触を介し
てICカード6と機器内情報処理回路とが接続される。
【0019】上記コンタクト8は金属板から打抜き曲げ
加工された導電条片から成り、その一端側に基端から自
由端に向け前上りに傾斜せる弾性条片9を有し、該弾性
条片9の自由端に上向きに突出した接触部10を有し、
更に他端側に電子機器内情報処理回路に接続するための
端子片11を有する。
加工された導電条片から成り、その一端側に基端から自
由端に向け前上りに傾斜せる弾性条片9を有し、該弾性
条片9の自由端に上向きに突出した接触部10を有し、
更に他端側に電子機器内情報処理回路に接続するための
端子片11を有する。
【0020】上記コンタクト8をICカード6の挿抜方
向に延在し且つ該カード挿入方向と直交する方向に多数
併設し、前列と後列の各コンタクト8はその基端付近を
カードケース1の前壁12に固定し、上記弾性条片9を
コンタクト固定部からカード収容室4内へ向け前上りに
傾斜するように延在し、その自由端に設けた接触部10
をカードの挿入軌跡上に配置すると共に、端子片11を
コンタクト固定部たる前壁12を貫通して外方へ突出し
ている。
向に延在し且つ該カード挿入方向と直交する方向に多数
併設し、前列と後列の各コンタクト8はその基端付近を
カードケース1の前壁12に固定し、上記弾性条片9を
コンタクト固定部からカード収容室4内へ向け前上りに
傾斜するように延在し、その自由端に設けた接触部10
をカードの挿入軌跡上に配置すると共に、端子片11を
コンタクト固定部たる前壁12を貫通して外方へ突出し
ている。
【0021】上記コンタクト8を固定する手段として、
上記カードケース1の前壁12に、カードケース1の前
端面14において開口し且つカード収容室4に連通する
多数の圧入孔13を設け、これをカード挿入方向と直交
する方向に併設し、該各圧入孔13の内壁に上記各コン
タクト8の弾性条片9と端子片11の連設部を圧入し固
定する。
上記カードケース1の前壁12に、カードケース1の前
端面14において開口し且つカード収容室4に連通する
多数の圧入孔13を設け、これをカード挿入方向と直交
する方向に併設し、該各圧入孔13の内壁に上記各コン
タクト8の弾性条片9と端子片11の連設部を圧入し固
定する。
【0022】上記カードケース1はその前端部下面と後
端部下面から突出したスタンド26,27を有し、両ス
タンド26,27を配線回路基板28の表面に据え付
け、前部スタンド26の下面に設けた位置決め突起29
を配線回路基板28に設けた位置決め孔に挿入すると共
に、後部スタンド27にはその下面で開口する雌ねじ孔
30を設け、この雌ねじ孔30に雄ねじ32を螺合して
配線回路基板28に締結する。
端部下面から突出したスタンド26,27を有し、両ス
タンド26,27を配線回路基板28の表面に据え付
け、前部スタンド26の下面に設けた位置決め突起29
を配線回路基板28に設けた位置決め孔に挿入すると共
に、後部スタンド27にはその下面で開口する雌ねじ孔
30を設け、この雌ねじ孔30に雄ねじ32を螺合して
配線回路基板28に締結する。
【0023】又コンタクト8の端子片11は各スタンド
26,27の下面(据付面)に略到達する位置まで下方
へ向け延ばし、その下端を略水平方向に折曲して表面実
装片31を形成し、これを配線回路基板28のリードパ
ターンの表面に半田ペーストを介して融着する。この融
着部と前記螺子締めとによりカードケースの前端と後端
を強固に固定する。
26,27の下面(据付面)に略到達する位置まで下方
へ向け延ばし、その下端を略水平方向に折曲して表面実
装片31を形成し、これを配線回路基板28のリードパ
ターンの表面に半田ペーストを介して融着する。この融
着部と前記螺子締めとによりカードケースの前端と後端
を強固に固定する。
【0024】以上の説明は後述する第2乃至第5実施例
においても共通する。
においても共通する。
【0025】上記コンタクト圧入孔13が開口せるカー
ドケース前端面14に上記カード受口5と対向するプッ
シャー案内口15を開口せしめる。該プッシャー案内口
15は前壁12を貫通してカード収容室4と連通し且つ
該カード収容室4内に挿入されたICカード6の前端面
16と対向する。
ドケース前端面14に上記カード受口5と対向するプッ
シャー案内口15を開口せしめる。該プッシャー案内口
15は前壁12を貫通してカード収容室4と連通し且つ
該カード収容室4内に挿入されたICカード6の前端面
16と対向する。
【0026】上記ICカード6をカードケース1内から
押出す手段としてカードプッシャー17を備える。該カ
ードプッシャー17は上記プッシャー案内口15を通し
てカードケース外からカード収容室4内へ向け挿入され
てICカード6の前端面と係合可能に配置される。
押出す手段としてカードプッシャー17を備える。該カ
ードプッシャー17は上記プッシャー案内口15を通し
てカードケース外からカード収容室4内へ向け挿入され
てICカード6の前端面と係合可能に配置される。
【0027】該カードプッシャー17は案内口15内に
おいてカード挿抜方向に移動可能に設けられ、該カード
プッシャー17を案内口15内においてカード受口5へ
向け移動することにより、換言するとカード抜去方向へ
移動することによりICカード前端面16を押圧してI
Cカード後端部をカード受口5から押出す。このICカ
ード6の押出された部分を手指で把持してカードケース
1から完全に抜去できる。
おいてカード挿抜方向に移動可能に設けられ、該カード
プッシャー17を案内口15内においてカード受口5へ
向け移動することにより、換言するとカード抜去方向へ
移動することによりICカード前端面16を押圧してI
Cカード後端部をカード受口5から押出す。このICカ
ード6の押出された部分を手指で把持してカードケース
1から完全に抜去できる。
【0028】上記カードプッシャー17は上記プッシャ
ー案内口15を通しカード収容室4内へ向け挿入される
加圧板部18を有し、該加圧板部18をカードケース1
の天板2の内表面に沿わせながらカード抜去方向(カー
ド受口方向)へ向け延ばし、更にカードプッシャー17
は天板2の外表面に沿わせながらカード受口5へ向け延
ばした案内板部19を有し、該案内板部19の一端部と
上記加圧板部18の一端部をカードケース外において、
即ちカードケース前端面14の側方において連結部21
により連結し、両者18,19間に案内溝20を形成す
る。
ー案内口15を通しカード収容室4内へ向け挿入される
加圧板部18を有し、該加圧板部18をカードケース1
の天板2の内表面に沿わせながらカード抜去方向(カー
ド受口方向)へ向け延ばし、更にカードプッシャー17
は天板2の外表面に沿わせながらカード受口5へ向け延
ばした案内板部19を有し、該案内板部19の一端部と
上記加圧板部18の一端部をカードケース外において、
即ちカードケース前端面14の側方において連結部21
により連結し、両者18,19間に案内溝20を形成す
る。
【0029】カードプッシャー17は上記案内溝20内
にカードケース1の天板2前端部を挟み込むように装着
し、上記加圧板部18と案内板部19を上記の通り天板
2の内外面に沿わせる。よってカードプッシャー17は
天板2の内面と底板3の内面間に案内されながら、換言
するとカード収容室4の上下内壁面に案内されながらカ
ード収容室4内をカード挿抜方向に移動可能である。
にカードケース1の天板2前端部を挟み込むように装着
し、上記加圧板部18と案内板部19を上記の通り天板
2の内外面に沿わせる。よってカードプッシャー17は
天板2の内面と底板3の内面間に案内されながら、換言
するとカード収容室4の上下内壁面に案内されながらカ
ード収容室4内をカード挿抜方向に移動可能である。
【0030】上記プッシャー案内口15は複数設け、こ
れに対応して上記加圧板部18を複数設けることができ
る。各加圧板部18はICカード6の前端面16を均等
な力で押圧できるように互いに平行且つ左右対称に配置
する。勿論加圧板部18を単数にする場合を排除するも
のではない。
れに対応して上記加圧板部18を複数設けることができ
る。各加圧板部18はICカード6の前端面16を均等
な力で押圧できるように互いに平行且つ左右対称に配置
する。勿論加圧板部18を単数にする場合を排除するも
のではない。
【0031】好ましくは上記加圧板部18の前端面の厚
みをICカード6の前端面16の厚みと略同一にし、加
圧板部18の前端面をICカード6の前端面16に当接
して押出すようにする。従って加圧板部18はICカー
ド6の狭い挿入スペース内において移動することができ
る。
みをICカード6の前端面16の厚みと略同一にし、加
圧板部18の前端面をICカード6の前端面16に当接
して押出すようにする。従って加圧板部18はICカー
ド6の狭い挿入スペース内において移動することができ
る。
【0032】カードプッシャー17を図3Aに示す待機
位置から図3Bに示す押出位置までカード受口5へ向け
移動することにより、カード加圧板部18がカードケー
ス1のカード収容室4内に挿入されたICカード6の前
端面を押圧し、同カード6の後端部をカード受口5から
押出す。
位置から図3Bに示す押出位置までカード受口5へ向け
移動することにより、カード加圧板部18がカードケー
ス1のカード収容室4内に挿入されたICカード6の前
端面を押圧し、同カード6の後端部をカード受口5から
押出す。
【0033】カードプッシャー17は図3Bに示すよう
に、加圧板部18と案内板部19の連結部21が天板2
の前端面に当接することによりカード受口5へ向けての
移動が阻止され、これによりカード押出し量を設定す
る。
に、加圧板部18と案内板部19の連結部21が天板2
の前端面に当接することによりカード受口5へ向けての
移動が阻止され、これによりカード押出し量を設定す
る。
【0034】ICカード6を押出す位置まで移動された
カードプッシャー17は、ICカード6がカードケース
内に再び挿入された時に、ICカード6の前端面16で
押圧されてカードの挿入に追随し待機位置へ移動され、
次のカード押出しに備える。
カードプッシャー17は、ICカード6がカードケース
内に再び挿入された時に、ICカード6の前端面16で
押圧されてカードの挿入に追随し待機位置へ移動され、
次のカード押出しに備える。
【0035】適例として図1Bに示すように、上記プッ
シャー案内口15をコンタクト圧入孔13と連続して開
口するように設ける。即ち、コンタクト圧入孔13をカ
ードケース1の前端面14に狭ピッチで併設し、この隣
接する複数のコンタクト圧入孔13の上部に連続して上
記プッシャー案内口15を設ける。従ってプッシャー案
内口15は隣接する複数のコンタクト圧入孔13間に亘
り連設される。
シャー案内口15をコンタクト圧入孔13と連続して開
口するように設ける。即ち、コンタクト圧入孔13をカ
ードケース1の前端面14に狭ピッチで併設し、この隣
接する複数のコンタクト圧入孔13の上部に連続して上
記プッシャー案内口15を設ける。従ってプッシャー案
内口15は隣接する複数のコンタクト圧入孔13間に亘
り連設される。
【0036】これにより限定された厚みを有するカード
ケース前端面14において、コンタクト圧入孔13とプ
ッシャー案内口15との併設を可能とし、夫々の開口面
積を確保することができる。
ケース前端面14において、コンタクト圧入孔13とプ
ッシャー案内口15との併設を可能とし、夫々の開口面
積を確保することができる。
【0037】上記カードプッシャー17は図3A,Bに
示すように、上記ICカード用コネクタを内蔵せる機器
側に設けた操作手段によって作動されるように配置す
る。
示すように、上記ICカード用コネクタを内蔵せる機器
側に設けた操作手段によって作動されるように配置す
る。
【0038】又は上記カードプッシャー17は上記IC
カード用コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作手段を
形成するように配置する。
カード用コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作手段を
形成するように配置する。
【0039】上記カードコネクタはパソコンやカメラ等
の機器内に設けられ、カード受口5を該機器の外壁22
において開口せしめICカード6の挿抜を行なう。
の機器内に設けられ、カード受口5を該機器の外壁22
において開口せしめICカード6の挿抜を行なう。
【0040】上記天板2と対向する機器外壁22に操作
ボタン23をカード挿抜方向に往復移動可能に設け、該
操作ボタン23を上記カードプッシャー17に係合可能
に配置する。即ち操作ボタン23の加圧部25をカード
プッシャー17の連結部21の外面に当接できるように
配し、外壁22の外表面に露出する操作ボタン23の操
作部24をカード受口5へ向けスライド操作することに
より、加圧部25が連結部21を押圧してカードプッシ
ャー17を同方向へ移動し前記カード押出しを行なう。
従って連結部21は操作ボタンに対する受圧部を形成す
る。
ボタン23をカード挿抜方向に往復移動可能に設け、該
操作ボタン23を上記カードプッシャー17に係合可能
に配置する。即ち操作ボタン23の加圧部25をカード
プッシャー17の連結部21の外面に当接できるように
配し、外壁22の外表面に露出する操作ボタン23の操
作部24をカード受口5へ向けスライド操作することに
より、加圧部25が連結部21を押圧してカードプッシ
ャー17を同方向へ移動し前記カード押出しを行なう。
従って連結部21は操作ボタンに対する受圧部を形成す
る。
【0041】又は上記カードプッシャー17自身が操作
ボタン23を兼用するように構成できる。即ちカードプ
ッシャー17を機器の外壁22にカード挿抜方向へスラ
イド操作可能に設けてカード前端面16に作用するよう
に配置できる。換言すると、上記操作ボタン23自身を
上記プッシャー案内口15を通してICカード6の前端
面に作用するように配置してカードプッシャー17とし
て兼用させることができる。
ボタン23を兼用するように構成できる。即ちカードプ
ッシャー17を機器の外壁22にカード挿抜方向へスラ
イド操作可能に設けてカード前端面16に作用するよう
に配置できる。換言すると、上記操作ボタン23自身を
上記プッシャー案内口15を通してICカード6の前端
面に作用するように配置してカードプッシャー17とし
て兼用させることができる。
【0042】上記カードプッシャー17によりICカー
ド6を最大に押出した時、コンタクト8の接触部10と
ICカード6の下面とは加圧接触状態にあり、これによ
りICカード6はカード受口5から飛出し落下すること
が防止される。使用者はカードプッシャー17により充
分に押出されたICカード6の後端部を手指で把持し僅
かに引き出すのみで容易に抜去することが可能である。
ド6を最大に押出した時、コンタクト8の接触部10と
ICカード6の下面とは加圧接触状態にあり、これによ
りICカード6はカード受口5から飛出し落下すること
が防止される。使用者はカードプッシャー17により充
分に押出されたICカード6の後端部を手指で把持し僅
かに引き出すのみで容易に抜去することが可能である。
【0043】上記カードプッシャー17は合成樹脂等の
絶縁材にて一体成形して形成する。又はICカードと同
等の厚みを有する金属板を打抜いて曲げ加工することに
より形成される。
絶縁材にて一体成形して形成する。又はICカードと同
等の厚みを有する金属板を打抜いて曲げ加工することに
より形成される。
【0044】第2実施形態例(図4、図5参照) この第2実施形態例は第1実施形態例におけるカードプ
ッシャー17の変形例を示し、カードプッシャー17以
外の構成は第1実施形態例と同一である。
ッシャー17の変形例を示し、カードプッシャー17以
外の構成は第1実施形態例と同一である。
【0045】この第2実施形態例におけるカードプッシ
ャー17は第1実施形態例における案内板部19を有さ
ず、加圧指18′がカードケース1の前端面14で開口
するプッシャー案内口15の内面とカードケース天板2
の内面を案内として移動する構成としている。
ャー17は第1実施形態例における案内板部19を有さ
ず、加圧指18′がカードケース1の前端面14で開口
するプッシャー案内口15の内面とカードケース天板2
の内面を案内として移動する構成としている。
【0046】上記加圧指18′は互いに平行にして且つ
左右対称に配置し、一端をケース外に置いて互いに連結
されており、該加圧指18′をカードケース前端面14
に開口したプッシャー案内口15を通してカード収容室
4内へ挿入して加圧指18′の端面をICカード6の前
端面と対向するように配置してICカード前端面16の
押圧に供する。
左右対称に配置し、一端をケース外に置いて互いに連結
されており、該加圧指18′をカードケース前端面14
に開口したプッシャー案内口15を通してカード収容室
4内へ挿入して加圧指18′の端面をICカード6の前
端面と対向するように配置してICカード前端面16の
押圧に供する。
【0047】又上記加圧指18′間を連結する連結部を
上方へ向け折曲して受圧部21′とし、この受圧部2
1′に機器の外壁22にスライド操作可能に設けた操作
ボタンを係合せしめ、操作ボタンをカード受口5へ向け
移動することによりカードプッシャー17を同方向に移
動して加圧指18′によるカード押出しを図る。
上方へ向け折曲して受圧部21′とし、この受圧部2
1′に機器の外壁22にスライド操作可能に設けた操作
ボタンを係合せしめ、操作ボタンをカード受口5へ向け
移動することによりカードプッシャー17を同方向に移
動して加圧指18′によるカード押出しを図る。
【0048】又は第1実施形態例と同様に、上記カード
プッシャー17自身を操作ボタンに兼用することができ
る。上記カードプッシャー17は一端に受圧部21′を
折曲形成する構造であるから、略カードケース1の厚み
の範囲に形成することができ薄形化が可能である。
プッシャー17自身を操作ボタンに兼用することができ
る。上記カードプッシャー17は一端に受圧部21′を
折曲形成する構造であるから、略カードケース1の厚み
の範囲に形成することができ薄形化が可能である。
【0049】上記構造のカードプッシャー17はICカ
ード6と略同等の厚みを有する金属板から打抜き、受圧
部21′を折曲加工するだけで製造でき、薄形化に有利
である。
ード6と略同等の厚みを有する金属板から打抜き、受圧
部21′を折曲加工するだけで製造でき、薄形化に有利
である。
【0050】第3実施形態例(図6、図7参照) 図6、図7は第2実施形態例におけるカードプッシャー
17の変形例を示している。第2実施形態例においては
カードプッシャー17の連結端部を上方に折曲して受圧
部21′を形成しているが、第3実施形態例においては
受圧部21′を加圧指18′と同一平面上に突出させ、
カードプッシャー17全体をフラットな形状にしてい
る。
17の変形例を示している。第2実施形態例においては
カードプッシャー17の連結端部を上方に折曲して受圧
部21′を形成しているが、第3実施形態例においては
受圧部21′を加圧指18′と同一平面上に突出させ、
カードプッシャー17全体をフラットな形状にしてい
る。
【0051】従ってこのカードプッシャー17は金属板
から単に平形に打抜くだけで良く、薄形化に寄与でき
る。
から単に平形に打抜くだけで良く、薄形化に寄与でき
る。
【0052】第4実施形態例(図8、図9A,B参照) この第4実施形態例は前記プッシャー案内口15をカー
ドケース1の天板2に設けた場合を示し、該案内口15
とカードプッシャー17以外のコネクタの構造は第1実
施形態例と同じである。
ドケース1の天板2に設けた場合を示し、該案内口15
とカードプッシャー17以外のコネクタの構造は第1実
施形態例と同じである。
【0053】上記天板2に開設したプッシャー案内口1
5はその一端がカードケース1の前端面14の近くまで
達し、該案内口15内にICカード6の前端部を露出せ
しめる。
5はその一端がカードケース1の前端面14の近くまで
達し、該案内口15内にICカード6の前端部を露出せ
しめる。
【0054】上記案内口15を通してカードケース1外
からカード収容室4内へ挿入されて上記ICカード6の
前端面に係合可能に配置したカードプッシャー17を備
える。該カードプッシャー17は天板2と対向する機器
外壁22にカード挿抜方向へ移動可能に支持され、その
上部に外壁22の外表面において露出する操作部24を
有し、その下部の加圧部25が案内口15を通してカー
ド収容室4内へ挿入されICカードの前端面に係合可能
に配置される。
からカード収容室4内へ挿入されて上記ICカード6の
前端面に係合可能に配置したカードプッシャー17を備
える。該カードプッシャー17は天板2と対向する機器
外壁22にカード挿抜方向へ移動可能に支持され、その
上部に外壁22の外表面において露出する操作部24を
有し、その下部の加圧部25が案内口15を通してカー
ド収容室4内へ挿入されICカードの前端面に係合可能
に配置される。
【0055】上記カードプッシャー17を図9Aに示す
待機位置から操作部24を以ってカード受口5へ向かう
方向(カード抜去方向)へ移動すると、加圧部25がI
Cカード6の前端面を押圧し、カード後端部をカード受
口5から押出す。
待機位置から操作部24を以ってカード受口5へ向かう
方向(カード抜去方向)へ移動すると、加圧部25がI
Cカード6の前端面を押圧し、カード後端部をカード受
口5から押出す。
【0056】上記カードプッシャー17は機器外壁22
において使用者が操作する操作ボタン23を兼ねている
が、第1実施形態例と同様、ICカード6を押圧するカ
ードプッシャー17と使用者が操作する操作ボタン23
とを別部材にて形成し、操作ボタン23のスライド操作
によってカードプッシャー17を作動させるように構成
できる。
において使用者が操作する操作ボタン23を兼ねている
が、第1実施形態例と同様、ICカード6を押圧するカ
ードプッシャー17と使用者が操作する操作ボタン23
とを別部材にて形成し、操作ボタン23のスライド操作
によってカードプッシャー17を作動させるように構成
できる。
【0057】第5実施形態例(図10、図11A,B参
照) 第5実施形態例は第4実施形態例におけるプッシャー案
内口15の変形例を示す。第4実施形態例においてはプ
ッシャー案内口15をカードケース1の前端面14の近
くまで開設したが、第5実施形態例においては、図10
に示すように上記プッシャー案内口15の前端をカード
ケース1の前端面14において開口させている。換言す
るとカードケース1の前壁12を部分的に除去しプッシ
ャー案内口15の前端を開口させている。
照) 第5実施形態例は第4実施形態例におけるプッシャー案
内口15の変形例を示す。第4実施形態例においてはプ
ッシャー案内口15をカードケース1の前端面14の近
くまで開設したが、第5実施形態例においては、図10
に示すように上記プッシャー案内口15の前端をカード
ケース1の前端面14において開口させている。換言す
るとカードケース1の前壁12を部分的に除去しプッシ
ャー案内口15の前端を開口させている。
【0058】この例においては、図11A,Bに示すよ
うに、カードケース前壁12の開口部を通してカードプ
ッシャー17の加圧部25を挿入することができ、前壁
12の内面付近まで挿入されているICカード6の前端
面16に加圧部25を確実に係合させることができる。
うに、カードケース前壁12の開口部を通してカードプ
ッシャー17の加圧部25を挿入することができ、前壁
12の内面付近まで挿入されているICカード6の前端
面16に加圧部25を確実に係合させることができる。
【0059】又カードプッシャー17の加圧部25を案
内口15の前端開口部を通してケース内外に移動するよ
うに配置することができる。
内口15の前端開口部を通してケース内外に移動するよ
うに配置することができる。
【0060】第4、第5実施形態例におけるプッシャー
案内口15は複数設けることができ、この場合にはカー
ドプッシャー17にも各案内口15に対応する複数の加
圧部25を設ける。
案内口15は複数設けることができ、この場合にはカー
ドプッシャー17にも各案内口15に対応する複数の加
圧部25を設ける。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、機器の外壁面において
カードプッシャーをカード受口方向へスライドさせる操
作方法によりカードケース内のICカードを確実に押出
すことができ、又カードケース内にイジェクト機構を形
成するレバー類を内蔵する場合のような、カードケース
自身の厚みや巾の増加を招かず、薄形化の要望に応えつ
つ、カードイジェクト目的を達成できる。
カードプッシャーをカード受口方向へスライドさせる操
作方法によりカードケース内のICカードを確実に押出
すことができ、又カードケース内にイジェクト機構を形
成するレバー類を内蔵する場合のような、カードケース
自身の厚みや巾の増加を招かず、薄形化の要望に応えつ
つ、カードイジェクト目的を達成できる。
【0062】又カードケース外からカードケースに開口
させたプッシャー案内口を通し挿入したカードプッシャ
ーを、案内口内においてカード受口方向へ移動する極め
て簡素な構成で上記カード受口からのカード押出目的を
達成できる。
させたプッシャー案内口を通し挿入したカードプッシャ
ーを、案内口内においてカード受口方向へ移動する極め
て簡素な構成で上記カード受口からのカード押出目的を
達成できる。
【図1】Aは本発明の第1実施形態例であるICカード
用コネクタを示す平面図、Bは同コネクタを形成するカ
ードケースの前端面を示す正面図。
用コネクタを示す平面図、Bは同コネクタを形成するカ
ードケースの前端面を示す正面図。
【図2】上記ICカード用コネクタの断面図。
【図3】A,Bは上記コネクタを機器内に設置した状態
を以って示す断面図であり、AはICカードの挿入状
態、BはICカードの押出し状態を示す。
を以って示す断面図であり、AはICカードの挿入状
態、BはICカードの押出し状態を示す。
【図4】本発明の第2実施形態例を示すICカード用コ
ネクタの平面図。
ネクタの平面図。
【図5】上記コネクタの断面図。
【図6】本発明の第3実施形態例を示すICカード用コ
ネクタの平面図。
ネクタの平面図。
【図7】上記コネクタの断面図。
【図8】本発明の第4実施形態例を示すICカード用コ
ネクタの斜視図。
ネクタの斜視図。
【図9】上記コネクタの断面図であり、AはICカード
挿入状態、BはICカード押出し状態を夫々示す。
挿入状態、BはICカード押出し状態を夫々示す。
【図10】本発明の第5実施形態例を示すICカード用
コネクタの斜視図。
コネクタの斜視図。
【図11】上記コネクタの断面図であり、AはICカー
ド挿入状態、BはICカード押出し状態を夫々示す。
ド挿入状態、BはICカード押出し状態を夫々示す。
1 カードケース 2 天板 3 底板 4 カード収容室 5 カード受口 6 ICカード 7 電極パッド 8 コンタクト 9 弾性条片 10 接触部 11 端子片 12 カードケース前壁 13 コンタクト圧入孔 14 カードケース前端面 15 プッシャー案内口 16 ICカード前端面 17 カードプッシャー 18 加圧板部 18′ 加圧指 19 案内板部 20 案内溝 21 連結部 21′ 受圧部 22 機器外壁 23 操作ボタン 24 ボタン操作部 25 加圧部 26,27 スタンド 28 配線回路基板 29 突起 30 雌ねじ孔 31 表面実装片 32 雄ねじ
Claims (8)
- 【請求項1】カードケースのカード受口を通しカード収
容室内へICカードを挿入し、該ICカードの各電極パ
ッドをカードケースが保有する各コンタクトに接触させ
るようにしたICカード用コネクタにおいて、カードケ
ースに設けた案内口を通しケース外部からカード収容室
内へ挿入されてICカードの前端面に係合可能に配置さ
れたカードプッシャーを備え、該カードプッシャーを上
記案内口内においてカード受口へ向け移動することによ
りICカード前端面を押圧しICカード後端部を上記カ
ード受口から押出すようにしたことを特徴とするICカ
ード用コネクタにおけるイジェクト機構。 - 【請求項2】カードケースの後端面にカード受口を有
し、ICカードを該カード受口を通してカードケースの
カード収容室内へ挿入し、該挿入されたICカードの各
電極パッドをカードケース内に設けられた各コンタクト
と接触せしめるようにしたICカード用コネクタにおい
て、上記カードケースの前端面に上記カード受口と対向
せるプッシャー案内口を開口させ、該プッシャー案内口
を通してカードケース外からカード収容室内へ挿入され
るカードプッシャーを備え、該カードプッシャーを上記
案内口内において上記カード受口へ向け移動することに
よりICカード前端面を押圧してICカード後端部を上
記カード受口から押出す構成としたことを特徴とするI
Cカード用コネクタにおけるイジェクト機構。 - 【請求項3】上記カードケースの前端面に上記各コンタ
クトの圧入孔を開口させ、上記各コンタクトの一端に連
設された配線回路基板接続用の端子片を上記圧入孔を通
してカードケース外に突出させ、上記プッシャー案内口
を該コンタクト圧入孔と連設したことを特徴とする請求
項2記載のICカード用コネクタにおけるイジェクト機
構。 - 【請求項4】カードケースの後端面にカード受口を有
し、ICカードを該カード受口を通してカードケースの
カード収容室内に挿入し、該挿入されたICカードの各
電極パッドをカードケース内に設けられた各コンタクト
と接触せしめるようにしたICカード用コネクタにおい
て、上記カードケースの天板にプッシャー案内口を開口
させ、該案内口内に上記ICカードの前端部を露出させ
ると共に、該案内口を通してカードケース外からカード
収容室内へ挿入されて上記ICカードの前端面に係合可
能に配置したカードプッシャーを備え、該カードプッシ
ャーの上記カード受口方向への移動によりICカードの
前端面を押圧してICカード後端部を上記カード受口か
ら押出す構成としたことを特徴とするICカード用コネ
クタにおけるイジェクト機構。 - 【請求項5】上記案内口の前端部をカードケースの前端
面において開口させたことを特徴とする請求項4記載の
ICカード用コネクタにおけるイジェクト機構。 - 【請求項6】上記カードプッシャーをカードケースの天
板に案内されてICカード挿抜方向にスライドするよう
に支持したことを特徴とする請求項1又は2又は4記載
のICカード用コネクタにおけるイジェクト機構。 - 【請求項7】上記カードプッシャーが上記ICカード用
コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作部材によって作
動されるように配置されていることを特徴とする請求項
1又は2又は4記載のICカード用コネクタにおけるイ
ジェクト機構。 - 【請求項8】上記カードプッシャーが上記ICカード用
コネクタを内蔵せる機器側に設けた操作部材を形成して
いることを特徴とする請求項1又は2又は4記載のIC
カード用コネクタにおけるイジェクト機構。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08316716A JP3120043B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | Icカード用コネクタにおけるイジェクト機構 |
US08/978,494 US6045376A (en) | 1996-11-27 | 1997-11-25 | Ejection mechanism in IC card connector |
US09/247,867 US6022229A (en) | 1996-11-27 | 1999-02-11 | Ejection mechanism in IC card connector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08316716A JP3120043B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | Icカード用コネクタにおけるイジェクト機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10162894A true JPH10162894A (ja) | 1998-06-19 |
JP3120043B2 JP3120043B2 (ja) | 2000-12-25 |
Family
ID=18080113
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08316716A Expired - Fee Related JP3120043B2 (ja) | 1996-11-27 | 1996-11-27 | Icカード用コネクタにおけるイジェクト機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US6045376A (ja) |
JP (1) | JP3120043B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6923373B2 (en) | 2003-05-28 | 2005-08-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Device with memory card insertion/removing mechanism |
WO2007010884A1 (ja) * | 2005-07-19 | 2007-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | カード型デバイス排出機構とそれを用いた電子機器 |
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---|---|---|---|---|
US6224404B1 (en) * | 1998-11-24 | 2001-05-01 | Berg Technology, Inc. | Apparatus for removing electrical component |
US6490167B1 (en) * | 1999-11-10 | 2002-12-03 | Intel Corporation | Semiconductor package ejector |
AT500124A1 (de) * | 2000-05-09 | 2005-10-15 | Tucmandl Herbert | Anlage zum komponieren |
CN102684004B (zh) * | 2012-05-04 | 2016-02-24 | 惠州Tcl移动通信有限公司 | 外插电子卡的电子装置 |
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---|---|---|---|---|
EP0547255B1 (en) * | 1991-12-16 | 1996-03-13 | Molex Incorporated | Ejecting means in an IC pack connector apparatus |
US5286207A (en) * | 1992-12-21 | 1994-02-15 | Foxconn International, Inc. | Memory card connector |
-
1996
- 1996-11-27 JP JP08316716A patent/JP3120043B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-11-25 US US08/978,494 patent/US6045376A/en not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-02-11 US US09/247,867 patent/US6022229A/en not_active Expired - Fee Related
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US6923373B2 (en) | 2003-05-28 | 2005-08-02 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Device with memory card insertion/removing mechanism |
KR100633691B1 (ko) | 2003-05-28 | 2006-10-12 | 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 | 메모리 카드 삽입/제거 기구를 구비하는 장치 |
WO2007010884A1 (ja) * | 2005-07-19 | 2007-01-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | カード型デバイス排出機構とそれを用いた電子機器 |
JP2007026914A (ja) * | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電子機器の小型カード排出機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3120043B2 (ja) | 2000-12-25 |
US6045376A (en) | 2000-04-04 |
US6022229A (en) | 2000-02-08 |
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