JP4502520B2 - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、前面に開口する断熱箱体内に貯蔵室を有し、冷却器と熱交換した冷気を送風機によって貯蔵室の上部から当該貯蔵室内背部に向けて吹き出して成る冷却貯蔵庫に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8を参照して従来の冷却貯蔵庫100について説明する。従来の冷却貯蔵庫100は、前面に開口する断熱箱体101内に貯蔵室102を有し、断熱箱体101の前面開口には、例えば観音扉式の扉103が開閉自在に設けられている。そして、この断熱箱体101の上面には、機械室27が区画形成され、冷却装置24を構成する圧縮機28、凝縮器29及び凝縮器用送風機30などが載置されている。そして、貯蔵室102内の上方には、冷却器35及び送風機36が設けられると共に、この冷却器35及び送風機36の下方には、仕切板37が設けられる。これにより、仕切板37と貯蔵室102天面との間に冷却室38が形成される。仕切板37の後方には、開口が形成され、送風機36により、冷気が仕切板37後方から貯蔵室102に吐出される。
【0003】
一方、貯蔵室102の側面及び背面には、貯蔵室102上方から貯蔵室102の底面近傍に渡って複数の棚支柱104が設けられている。これら棚支柱104は、上下に渡って複数の係合孔104Aが形成されており、係合爪105を係合孔104Aに取り付け、該係合爪105に網棚106を架設していた。また、網棚106の後部には、上方に立ち上がり形状を呈するガード部材107が左右方向にわたって設けられていた。これにより、網棚106と貯蔵室102背面との間に冷気通路を確保していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記網棚106に例えば段ボールなどの大型の収納ケースに収納された物品を複数積載した場合に、最下段の収納ケースは、前記ガード部材107によって貯蔵室102との間に冷気通路を確保することができるが、2段目以降の収納ケースは、ガード部材107により係止されず、貯蔵室102背面まで収納される。そのため、冷却室38から吐出された冷気が、係る収納ケースにより貯蔵室102の下部まで降下することなく、貯蔵室102上方にて直ぐに送風機36により冷却室38に帰還していた。そのため、貯蔵室102全体の冷却を十分に行うことができず、貯蔵室102内に温度むらが生じていた。
【0005】
そこで、本発明は従来の技術的課題を解決するために成されたものであり、貯蔵室下部への冷気供給を効率的に行うことができ、冷却効果を向上させることができる冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の冷却貯蔵庫は、前面に開口する断熱箱体内に貯蔵室を有し、冷却器と熱交換した冷気を送風機によって貯蔵室の上部から当該貯蔵室内背部に向けて吹き出して成るものであって、貯蔵室の背面中央部に上下に渡って取り付けられた後棚支柱と、貯蔵室の両側面の前後に位置し、それぞれ上下に渡って取り付けられた棚支柱と、これら棚支柱及び後棚支柱に支持され、貯蔵室の背面との間に所定の間隔を存して架設された棚と、該棚の後辺中央部に設けられ、後方に突出して後棚支柱に支持される突出部と、後棚支柱の両側における貯蔵室の背面に上下に渡って取り付けられ、棚と貯蔵室の背面間の間隔内に位置する間隔子とを備えたことを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、前面に開口する断熱箱体内に貯蔵室を有し、冷却器と熱交換した冷気を送風機によって貯蔵室の上部から貯蔵室内背部に向けて吹き出して成る冷却貯蔵庫において、貯蔵室の背面中央部に上下に渡って取り付けられた後棚支柱と、貯蔵室の両側面の前後に位置し、それぞれ上下に渡って取り付けられた棚支柱と、これら棚支柱及び後棚支柱に支持され、貯蔵室の背面との間に所定の間隔を存して架設された棚と、該棚の後辺中央部に設けられ、後方に突出して後棚支柱に支持される突出部と、後棚支柱の両側における貯蔵室の背面に上下に渡って取り付けられ、棚と貯蔵室の背面間の間隔内に位置する間隔子とを備えたので、棚に物品を載置しても棚と貯蔵室の背面間を降下する冷気が妨げられなくなり、貯蔵室下部への冷気供給を効率的に行うことができ、冷却効果を向上させることができるようになる。
【0008】
また、間隔子は、中央の後棚支柱の両側に取り付けられているので、効率的且つ確実に物品による冷気通路の閉塞を阻止することができ、貯蔵室下部の冷却効果をより一層向上させることができるようになる。
【0009】
更にまた、棚は貯蔵室の両側面前後に取り付けられた棚支柱の他に、後辺中央部の突出部が後棚支柱に支持される。これにより、棚後辺と貯蔵室の背面間に間隔を構成しながら、棚を安定的に架設することができるようになる。
【0010】
請求項2の発明の冷却貯蔵庫は、請求項1の発明に加えて、間隔子の下端は、後棚支柱の下端よりも下方まで延在していることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、間隔子の下端は、後棚支柱の下端よりも下方まで延在しているので、貯蔵室の底面に物品が載置された場合であっても、係る物品により貯蔵室の底面付近にまで冷気を供給させることができるようになる。
【0012】
請求項3の発明の冷却貯蔵庫は、請求項1又は請求項2の発明に加えて、間隔子は、貯蔵室の背面にネジ止めされる取付部と、ネジを隠蔽するかたちで当該取付部に開閉自在に設けられた蓋部とから成ることを特徴とする。
【0013】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、間隔子は、貯蔵室の背面にネジ止めされる取付部と、ネジを隠蔽するかたちで当該取付部に開閉自在に設けられた蓋部とから成るので、間隔子のネジ止めされる取付部が露出されず、外観が向上される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明の実施例を詳述する。図1は本発明の冷却貯蔵庫Rの斜視図、図2は冷却貯蔵庫Rの縦断側面図、図3は冷却貯蔵庫Rの平断面図を示している。以下、従来の冷却貯蔵庫100に示された符号と同様の符号が付されているものは、本発明の冷却貯蔵庫Rにおいても同様の構成を有するものであるものとする。実施例の冷却貯蔵庫Rは、ホテルやレストランの厨房などに設置される縦型業務用冷凍庫であり、前面に開口する断熱箱体18により構成されている。
【0015】
また、貯蔵室20内上部には冷却装置24の冷却器35が取り付けられており、該冷却器及び冷却器35の近傍に取り付けられる送風機36により、貯蔵室20内は所定の温度に冷却される。尚、図中において、冷却器35及び送風機36の下方に取り付けられる37は、冷却器35が取り付けられる冷却室38と貯蔵室20内を区画するための仕切板である。この仕切板37は、後方が開口されている。これにより、送風機36より貯蔵室20から冷却室38に吸い込まれた冷気は、冷却器35と熱交換された後、冷却室38後方から吐出される。
【0016】
更に、断熱箱体18の天面には前面パネル25及び両側面及び後面を構成するパネル26によって機械室27が画成されており、この機械室27内には冷却装置24を構成する圧縮機28や凝縮器29などが設置され、冷却器と共に冷却装置24の周知の冷媒回路を構成している。尚、図2において30は、凝縮器用送風機である。
【0017】
一方、貯蔵室20の前面開口22には、横方向の中仕切23によって中央部にて上下に仕切られている。そして、該中仕切23によって仕切られた貯蔵室20の上下の開口22は二組の観音開き式の扉(断熱扉)第1の扉2、第2の扉3によって開閉自在に閉塞される。また、上下の開口22の中央部にそれぞれ位置する貯蔵室20の天面及び中仕切23の下面には、案内部材11がそれぞれ取り付けられている。尚、貯蔵室20内の詳細の構造は後述する。
【0018】
ここで、向かって右側に位置する第1の扉2の内面側には、保持部材71が取り付けられる。この保持部材71は上端及び下端が図示しないネジにより固定され、係る保持部材71には、仕切体70が取り付けられる。仕切体70は、扉2の長手方向に延在していると共に、この延在している軸を中心として保持部材71に回動自在に枢支されている。保持部材71は、内方に向けて突出して形成されるものである。
【0019】
仕切体70の前面には鋼板製の前面板72が取り付けられており、仕切体70の上端にはそれぞれ前記案内部材11を案内するための案内溝(案内部材11が係合する)が形成されたキャップ73が嵌合されている。係る構成で、扉2を開くと案内部材11と前記案内溝との係合によって仕切体70は案内され、前面板72が他方の扉3方向に向くように時計回りに回動される。これによって、仕切体70は他方の扉3を避けて前方に移動可能となり、両扉2、3は独立して開閉可能となる。尚、各扉2、3は、前面に取り付けられるハンドル50、50を手前に引くことにより開閉自在とされている。
【0020】
一方、前記貯蔵室20の背面中央部には、上下に渡って後棚支柱12が設けられる。更に、貯蔵室20の両側面には、前部及び後部に位置してそれぞれ上下に渡って棚支柱13が設けられる。これら後棚支柱12及び棚支柱13には、それぞれ上下に渡って複数の係合孔12A及び13Aが穿設されており、これら後棚支柱12及び棚支柱13に詳細は後述する棚15が貯蔵室20の上下に複数段架設される。また、これら後棚支柱12及び棚支柱13の下端は、最下段に位置する棚15が取付可能とされる位置、例えば前記中仕切23により区画される下方の貯蔵室20の中央付近まで延在されているものとする。
【0021】
ここで、貯蔵室20の背面には、後棚支柱12の両側に位置して、間隔子40が設けられる。該間隔子40は、後棚支柱12及び棚支柱13の上端よりも上方から後棚支柱12及び棚支柱13の下端よりも下方に延在して形成される硬質合成樹脂製の柱部材である。
【0022】
この間隔子40は、図4の部分拡大平断面図に示される如く、貯蔵室20の背面にネジ止めにより固定される取付部41と、前記ネジ止めを行うネジ42を隠蔽するかたちで取付部41に開閉自在に設けられる蓋部43とから構成される。蓋部43は、本実施例では断面略コ字状を呈しており、該コ字状の開口部を形成する一端には、取付部41に係合する係合部44が形成されている。そして、この蓋部43の他端は、取付部41の一端に連続して一体形成される。また、この一体形成される端部の内側には、内方に突出する突部46が形成される。一方、取付部41の一端には、蓋部43の係合部44を係合するための係合爪45が形成されると共に、他端には、蓋部43の突部46を保持するために凹陥する保持部47が形成されている。また、取付部41には、上下に渡って複数のネジ孔48が形成される。
【0023】
以上の構成により、間隔子40を貯蔵室20の背面に取り付ける場合には、蓋部43の係合部44と取付部41の係合爪45の係合を開放した状態で、間隔子40の取付部41を貯蔵室20の背面に宛い、ネジ42により、貯蔵室20の背面に固定する。その後、取付部41の保持部47が形成される側を中心に、蓋部43を回動させ、蓋部43の突部46が取付部41の保持部47に挿入させると共に、蓋部43の係合部44を取付部41の係合爪45に係合させる。これにより、間隔子40が貯蔵室20の背面に取り付けられる。
【0024】
間隔子40は、以上の如く構成されるため、間隔子40のネジ止めされる取付部41が露出されず、外観が向上される。また、間隔子40は、取付部41と蓋部43が一体に形成されているため、部品点数を削減することができるようになる。取付部41と蓋部43は、係合部44と係合爪45により容易に着脱可能とされるため、取付作業性を向上させることができる。
【0025】
また、間隔子40は、蓋部43の断面略コ字状の形状により、取付部41と所定間隔を確保することができる。このため、貯蔵室20の背面と間隔子40の前面との間には、所定の間隔が確保される。
【0026】
一方、前記棚15は、外周を形成する枠部材15Aと、この枠部材15Aに固定された前後に渡る複数の線条15Bから構成されている。この棚15の後辺中央部に位置する枠部材15A、即ち、貯蔵室20に取り付けられた場合に、前記後棚支柱12に当接する位置の枠部材15Aには、後方に突出する突出部16が形成されている。
【0027】
尚、図中において、14は、棚15を各支柱12、13に架設するための係合爪であり、該係合爪14は、各支柱12、13に形成される係合孔12A及び13Aに係合する図示しない係合部と、上面に棚15を載置し、係止させるための係止部14Aにより構成されるものである。
【0028】
これにより、棚15を貯蔵室20内に架設する場合には、先ず、後棚支柱12及び棚支柱13の棚15を架設する位置に係合爪14を後棚支柱12及び棚支柱13の係合孔12A及び13Aに取り付ける。そして、棚15の突出部16を後棚支柱12に取り付けられた係合爪14の係止部14Aに係合させた後、棚15の側辺を構成する枠部材15Aを棚支柱13に取り付けられた係合爪14の係止部14Aに係合させる。
【0029】
これにより、棚15後辺と貯蔵室20の背面間に間隔を構成しながら棚15を安定的に架設することができる。また、棚15は、貯蔵室20の側面に取り付けられた棚支柱13の他に棚15の後辺中央部を後棚支柱12により支持するため、棚15を安定して支持することができる。
【0030】
次に、図6及び図7を参照して貯蔵室20の底面に設けられる底敷51について説明する。図6は冷却貯蔵庫R下部の部分拡大側断面図、図7は冷却貯蔵庫R下部の底面から見た平断面図を示している。底敷51は、周縁を構成する枠部材51Aと、枠部材51Aの下面に前後に渡って複数、本実施例では4本、固定される接地部としての接地部材51Bと、枠部材51Aに前後に渡って複数固定される線条51Cと、枠部材51Aに左右に渡って本実施例では2本固定される線条51Dとから構成される。
【0031】
これにより、底敷51は、接地部材51Bにより貯蔵室20底面よりも少許高い位置に物品を載置可能となるため、貯蔵室20底面に貯留される水等により、収納される物品が汚染されることを未然に回避することができるようになる。
【0032】
また、貯蔵室20底面に貯留された水は、底敷51の接地部材51Bに沿って前後方向に排水することができ、貯蔵室20底面の水はけを向上させることができるようになる。
【0033】
また、従来の如く最下段の棚を架設するために、貯蔵室20側面に設けられた支柱を貯蔵室下部まで延在させる必要が無くなると共に、支柱に最下段の棚を架設した場合に生じるデッドスペースを解消することができるようになる。
【0034】
ここで、底敷51は、通常使用される網棚の下面に接地部材51Bを取り付けることにより構成することができるため、既存の網棚を用いて容易に底敷51を生産することができる。
【0035】
次に、図2を参照して本発明の冷却貯蔵庫Rの冷気循環について説明する。前述の如く冷却室38にて冷却器35と熱交換された冷気は、送風機36により仕切板37の後方に形成された開口から貯蔵室20に吐出される。冷却室38から吐出された冷気は、一部は貯蔵室20の背面に取り付けられた間隔子40より構成される棚15と貯蔵室20背面との間を降下する。残りの冷気は、そのまま貯蔵室20内に循環される。
【0036】
ここで、上述の如く貯蔵室20の背面には、間隔子40が設けられているため、棚15に例えば段ボールなど大型の収納ケースに収納された物品を載置したとしても、係る物品により、棚15と貯蔵室20の背面との間に冷気の通路が閉塞されることを回避することができる。
【0037】
これにより、棚15と貯蔵室20の背面との間に確実に冷気の通路を確保することができるため、冷却室38から吐出された冷気を容易に貯蔵室20下部へ供給することができるようになり、冷却効果を向上させることができる。
【0038】
また、間隔子40は、中央の後棚支柱12の両側に取り付けられているので、効率的且つ確実に物品による冷気通路の閉塞を阻止することができ、貯蔵室20下部の冷却効果をより一層向上させることができる。
【0039】
従来の如く、棚後部にガード部材を設ける必要が無くなるため、棚構造を簡素化することができるようになり、作業工程の削減及びコストの削減を実現することができるようになる。
【0040】
更にまた、間隔子40の下端は、後棚支柱12の下端よりも下方まで延在して形成されるため、貯蔵室20の底面に物品が載置された場合であっても、係る物品により貯蔵室20の底面付近にまで冷気を供給させることができるようになる。
【0041】
貯蔵室20上部から貯蔵室20底面にまで降下した冷気は、貯蔵室20底面において、底敷51の接地部材51Bに沿って背部から前方に向けて冷気を流通させることができるようになる。これにより、十分に貯蔵室20底面に載置された物品を冷却することができるようになる。
【0042】
そして、以上の如く、貯蔵室20を循環した冷気は、前記送風機36により冷却室38に帰還し、再度冷却器35と熱交換した後、貯蔵室20内に吐出される。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述した如く本発明によれば、前面に開口する断熱箱体内に貯蔵室を有し、冷却器と熱交換した冷気を送風機によって貯蔵室の上部から貯蔵室内背部に向けて吹き出して成る冷却貯蔵庫において、貯蔵室の背面中央部に上下に渡って取り付けられた後棚支柱と、貯蔵室の両側面の前後に位置し、それぞれ上下に渡って取り付けられた棚支柱と、これら棚支柱及び後棚支柱に支持され、貯蔵室の背面との間に所定の間隔を存して架設された棚と、該棚の後辺中央部に設けられ、後方に突出して後棚支柱に支持される突出部と、後棚支柱の両側における貯蔵室の背面に上下に渡って取り付けられ、棚と貯蔵室の背面間の間隔内に位置する間隔子とを備えたので、棚に物品を載置しても棚と貯蔵室の背面間を降下する冷気が妨げられなくなり、貯蔵室下部への冷気供給を効率的に行うことができ、冷却効果を向上させることができるようになる。
【0044】
また、間隔子は、中央の後棚支柱の両側に取り付けられているので、効率的且つ確実に物品による冷気通路の閉塞を阻止することができ、貯蔵室下部の冷却効果をより一層向上させることができるようになる。
【0045】
更にまた、棚は貯蔵室の両側面前後に取り付けられた棚支柱の他に、後辺中央部の突出部が後棚支柱に支持される。これにより、棚後辺と貯蔵室の背面間に間隔を構成しながら、棚を安定的に架設することができるようになる。
【0046】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明に加えて、間隔子の下端は、後棚支柱の下端よりも下方まで延在しているので、貯蔵室の底面に物品が載置された場合であっても、係る物品により貯蔵室の底面付近にまで冷気を供給させることができるようになる。
【0047】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2の発明に加えて、間隔子は、貯蔵室の背面にネジ止めされる取付部と、ネジを隠蔽するかたちで当該取付部に開閉自在に設けられた蓋部とから成るので、間隔子のネジ止めされる取付部が露出されず、外観が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図2】 本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。
【図3】 本発明の冷却貯蔵庫の横断平面図である。
【図4】 間隔子の平断面図である。
【図5】 貯蔵室背面の部分拡大平断面図である。
【図6】 冷却貯蔵庫下部の部分拡大側断面図である。
【図7】 枢支側の扉の縦断側面図である。
【図8】 従来の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。
【符号の説明】
R 冷却貯蔵庫
2、3 扉
12 後棚支柱
13 棚支柱
12A、13A 係合孔
14 係合爪
15 棚
15A 枠部材
15B 線条
16 突出部
18 断熱箱体
22 前面開口
30 凝縮器用送風機
35 冷却器
36 送風機
37 仕切板
38 冷却室
40 間隔子
41 取付部
42 ネジ
43 蓋部
44 係合部
45 係合爪

Claims (3)

  1. 前面に開口する断熱箱体内に貯蔵室を有し、冷却器と熱交換した冷気を送風機によって前記貯蔵室の上部から当該貯蔵室内背部に向けて吹き出して成る冷却貯蔵庫において、
    前記貯蔵室の背面中央部に上下に渡って取り付けられた後棚支柱と、
    前記貯蔵室の両側面の前後に位置し、それぞれ上下に渡って取り付けられた棚支柱と、
    これら棚支柱及び前記後棚支柱に支持され、前記貯蔵室の背面との間に所定の間隔を存して架設された棚と、
    該棚の後辺中央部に設けられ、後方に突出して前記後棚支柱に支持される突出部と、
    前記後棚支柱の両側における前記貯蔵室の背面に上下に渡って取り付けられ、前記棚と貯蔵室の背面間の間隔内に位置する間隔子とを備えたことを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 前記間隔子の下端は、前記後棚支柱の下端よりも下方まで延在していることを特徴とする請求項1の冷却貯蔵庫。
  3. 前記間隔子は、貯蔵室の背面にネジ止めされる取付部と、前記ネジを隠蔽するかたちで当該取付部に開閉自在に設けられた蓋部とから成ることを特徴とする請求項1又は請求項2の冷却貯蔵庫。
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