JP2002213859A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JP2002213859A
JP2002213859A JP2001006471A JP2001006471A JP2002213859A JP 2002213859 A JP2002213859 A JP 2002213859A JP 2001006471 A JP2001006471 A JP 2001006471A JP 2001006471 A JP2001006471 A JP 2001006471A JP 2002213859 A JP2002213859 A JP 2002213859A
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Tadashi Kuratani
忠志 倉谷
Nobuyasu Yamagishi
庸泰 山岸
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置場所の障害に影響されることなく、ドレ
ン水の排水経路を構成することができる冷却貯蔵庫を提
供する。 【解決手段】 断熱箱体18内に配置された冷却器35
と、該冷却器35の下側に設けられたドレンパン37
と、該ドレンパン37下端に接続されたドレン排水用の
ドレンホース38とを備えて成る冷却貯蔵庫Rにおい
て、ドレンホース38は、断熱箱体18の背面に沿って
降下した後、該断熱箱体38の底面後部から底面前部に
引き出され、且つ、該断熱箱体38の底面下側におい
て、上下方向に所定の弛みが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内に配置され
た冷却器と、該冷却器の下側に設けられたドレンパン
と、該ドレンパン下端に接続されたドレン排水用のドレ
ンホースとを備えて成る冷却貯蔵庫に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の冷却貯蔵庫は、前面に開口する本
体としての断熱箱体内に貯蔵室を有し、断熱箱体の前面
開口には、例えば観音扉式の扉が開閉自在に設けられて
いる。そして、この断熱箱体の上面には、機械室が区画
形成され、冷却装置を構成する圧縮機、凝縮器及び凝縮
器用送風機などが載置されている。そして、貯蔵室内の
上方には、冷却器及び送風機が設けられると共に、この
冷却器及び送風機の下方には、ドレンパンが設けられ
る。これにより、ドレンパンと貯蔵室天面との間に冷却
室が形成される。ドレンパンの後方には、開口が形成さ
れ、送風機により、冷気がドレンパン後方に形成された
開口から貯蔵室に吐出される。
【0003】一方、ドレンパンの下端部には、排水用開
口が形成されており、該排水用開口と略同一寸法の開口
を有する筒状のドレンソケットが排水用開口に取り付け
られる。このドレンソケットの下端は、断熱箱体の背面
に位置しており、係るドレンソケットの下端にドレンホ
ースを取り付ける。そして、このドレンホースは、断熱
箱体の背面に沿って降下し、断熱箱体底面において、前
方に引き出される。このドレンホースの端部には、例え
ば、硬質合成樹脂にて予め成型されたUトラップの一端
に接続された後、更にUトラップの他端に他のドレンホ
ースを接続する。そして、ドレンパンから排水されたド
レン水は、ドレンソケットと、ドレンホースと、Uトラ
ップ及びドレンホースを介してドレン水を庫外に排出し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
冷却貯蔵庫は、断熱箱体の底面にUトラップが設けられ
ているため、冷却貯蔵庫の設置場所に凹凸などの障害が
ある場合に、前記Uトラップが影響してしまい、冷却貯
蔵庫の設置位置を変更しなければならない問題があっ
た。また、上記従来の冷却貯蔵庫は、ドレン水の排水経
路がドレンソケットと、ドレンホースと、Uトラップ
と、更に他のドレンホースにより構成されていたため、
複雑化し、組立作業性の煩雑化及び部品点数の増加など
の問題があった。
【0005】そこで、本発明は従来の技術的課題を解決
するために成されたものであり、設置場所の障害に影響
されることなく、ドレン水の排水経路を構成することが
できる冷却貯蔵庫を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫は、
本体内に配置された冷却器と、該冷却器の下側に設けら
れたドレンパンと、該ドレンパン下端に接続されたドレ
ン排水用のドレンホースとを備えて成るものであって、
ドレンホースは、本体の背面に沿って降下した後、該本
体の底面後部から底面前部に引き出され、且つ、該本体
の底面下側において、上下方向に所定の弛みが形成され
ていることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、本体内に配置された冷却
器と、該冷却器の下側に設けられたドレンパンと、該ド
レンパン下端に接続されたドレン排水用のドレンホース
とを備えて成る冷却貯蔵庫において、ドレンホースは、
本体の背面に沿って降下した後、該本体の底面後部から
底面前部に引き出され、且つ、該本体の底面下側におい
て、上下方向に所定の弛みが形成されているので、格別
なUトラップ部材を設ける必要が無くなり、部品点数の
削減を図ることができるようになる。
【0008】また、本発明の冷却貯蔵庫は、ドレンホー
スの弛みにてUトラップを形成するため、冷却貯蔵庫の
設置場所に設けられる障害に影響されることなく、冷却
貯蔵庫を設置することができるようになる。
【0009】請求項2の発明の冷却貯蔵庫は、請求項1
の発明に加えて、ドレンホースは、本体の背面から底面
前部に至る一連のホースにて構成されていることを特徴
とする。
【0010】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、ドレンホースは、本体の背面から底面前部に
至る一連のホースにて構成されているため、排水経路を
簡素化することができるようになり、組み立て作業の簡
素化を図ることができるようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
例を詳述する。図1は本発明の冷却貯蔵庫Rの斜視図、
図2は冷却貯蔵庫Rの縦断側面図、図3は冷却貯蔵庫R
の縦断側面図、図4は冷却貯蔵庫Rの平断面図を示して
いる。実施例の冷却貯蔵庫Rは、ホテルやレストランの
厨房などに設置される縦型業務用冷凍庫であり、前面に
開口する本体としての断熱箱体18により構成されてい
る。
【0012】該断熱箱体18内部には、貯蔵室20を有
し、該貯蔵室20内上部には、冷却装置24の冷却器3
5及び冷却器35の近傍に送風機36が取り付けられ、
これにより、貯蔵室20内は所定の温度に冷却される。
図中において、冷却器35及び送風機36の下方に取り
付けられる37は、冷却器35から生じたドレン水を受
容するためのドレンパンであり、冷却器35が取り付け
られる冷却室38と貯蔵室20内との区画にも供され
る。これにより、送風機36より貯蔵室20から冷却室
38に吸い込まれた冷気は、冷却器35と熱交換された
後、冷却室38後方から吐出される。
【0013】ここで、ドレンパン37の後方には、図示
しない排水用開口が形成されており、該排水用開口と略
同一寸法の開口を有する筒状のドレンソケット55の一
端が該排水用開口に取り付けられる。ここで、ドレンソ
ケット55は、一端が排水用開口に接続された後、後下
方に向けて所定角度で傾斜して形成された後、下方に垂
直に延在して形成される。断熱箱体18の上部背面、即
ち、ドレンソケット55が取り付けられる位置に相当す
る断熱箱体18の背面には、予めドレンソケット55を
挿入する図示しない開口が形成されている。
【0014】また、断熱箱体18の背面には、上端から
下端に渡って内方に向けて凹陥するドレンホース収納部
56が形成されている。尚、図中断熱箱体18の底面四
隅に設けられる57は、冷却貯蔵庫Rの設置場所の床面
と断熱箱体18底面との間に所定間隔を存するために設
けられる冷却貯蔵庫支持部材である。
【0015】そして、断熱箱体18の外側背面に位置す
るドレンソケット55の下端には、可撓性材料にて構成
されるドレンホース58の一端が接続される。該ドレン
ホース58は、前記断熱箱体18の背面に形成されたド
レンホース収納部56に沿って降下された後、断熱箱体
18の下端にて図示しない固定部材により固定される。
固定されたドレンホース58の端部は、断熱箱体18の
底面後部から底面前部に引き出される。そして、該ドレ
ンホース58は、断熱箱体18の底面下側において、前
記冷却貯蔵庫支持部材57にて形成される断熱箱体18
底面と冷却貯蔵庫Rの設置場所の床面との間に、上下方
向に所定の弛みを形成した後、底面前部に取付部材59
にて着脱自在に取り付ける。そして、ドレンホース58
の端部は、断熱箱体18の前部において、下向きに取り
付けられ、ドレンパン37から排出されたドレン水を排
水可能とする。
【0016】これにより、ドレンホース58は、断熱箱
体18の背面に沿って降下した後、断熱箱体18の底面
後部から底面前部に引き出され、該断熱箱体18の底面
下側において、上下方向に所定の弛みが形成されている
ので、格別なUトラップ部材を設ける必要が無くなり、
部品点数の削減を図ることができる。
【0017】また、冷却貯蔵庫Rの設置後に、冷却貯蔵
庫Rの設置場所に設けられる障害を避けて、ドレンホー
スの弛みにてUトラップを形成することができる。その
ため、設置場所の凹凸の障害に影響されることなく、冷
却貯蔵庫を設置することができるようになり、利便性が
向上される。
【0018】更にまた、本発明の冷却貯蔵庫Rのドレン
水の排水経路は、断熱箱体18の背面から底面前部に至
る一連のドレンホース58にて構成されているため、排
水経路を簡素化することができるようになり、組み立て
作業の簡素化を図ることができるようになる。
【0019】他方、断熱箱体18の天面には前面パネル
25及び両側面及び後面を構成するパネル26によって
機械室27が画成されており、この機械室27内には冷
却装置24を構成する圧縮機28や凝縮器29などが設
置され、冷却器35と共に冷却装置24の周知の冷媒回
路を構成している。尚、図2において30は、凝縮器用
送風機である。
【0020】また、貯蔵室20の前面開口22には、横
方向の中仕切23によって中央部にて上下に仕切られて
いる。そして、該中仕切23によって仕切られた貯蔵室
20の上下の開口22は二組の観音開き式の扉(断熱
扉)第1の扉2、第2の扉3によって開閉自在に閉塞さ
れる。また、上下の開口22の中央部にそれぞれ位置す
る貯蔵室20の天面及び中仕切23の下面には、案内部
材11がそれぞれ取り付けられている。尚、貯蔵室20
内の詳細の構造は後述する。
【0021】ここで、向かって右側に位置する第1の扉
2の内面側には、保持部材71が取り付けられる。この
保持部材71は上端及び下端が図示しないネジにより固
定され、係る保持部材71には、仕切体70が取り付け
られる。仕切体70は、扉2の長手方向に延在している
と共に、この延在している軸を中心として保持部材71
に回動自在に枢支されている。保持部材71は、内方に
向けて突出して形成されるものである。
【0022】仕切体70の前面には鋼板製の前面板72
が取り付けられており、仕切体70の上端にはそれぞれ
前記案内部材11で案内されるための案内溝(案内部材
11が係合する)が形成されたキャップ73が嵌合され
ている。係る構成で、扉2を開くと案内部材11と前記
案内溝との係合によって仕切体70は案内され、前面板
72が他方の扉3方向に向くように時計回りに回動され
る。これによって、仕切体70は他方の扉3を避けて前
方に移動可能となり、両扉2、3は独立して開閉可能と
なる。尚、各扉2、3は、前面に取り付けられるハンド
ル50、50を手前に引くことにより開閉自在とされて
いる。
【0023】一方、前記貯蔵室20の背面中央部には、
上下に渡って後棚支柱12が設けられる。更に、貯蔵室
20の両側面には、前部及び後部に位置してそれぞれ上
下に渡って棚支柱13が設けられる。これら後棚支柱1
2及び棚支柱13には、それぞれ上下に渡って複数の係
合孔12A及び13Aが穿設されており、これら後棚支
柱12及び棚支柱13に詳細は後述する棚15が貯蔵室
20の上下に複数段架設される。また、これら後棚支柱
12及び棚支柱13の下端は、最下段に位置する棚15
が取付可能とされる位置、例えば前記中仕切23により
区画される下方の貯蔵室20の中央付近まで延在されて
いるものとする。
【0024】ここで、貯蔵室20の背面には、後棚支柱
12の両側に位置して、間隔子40が設けられる。該間
隔子40は、後棚支柱12及び棚支柱13の上端よりも
上方から後棚支柱12及び棚支柱13の下端よりも下方
に延在して形成される硬質合成樹脂製の柱部材である。
【0025】この間隔子40は、図5の部分拡大平断面
図に示される如く、貯蔵室20の背面にネジ止めにより
固定される取付部41と、前記ネジ止めを行うネジ42
を隠蔽するかたちで取付部41に開閉自在に設けられる
蓋部43とから構成される。蓋部43は、本実施例では
断面略コ字状を呈しており、該コ字状の開口部を形成す
る一端には、取付部41に係合する係合部44が形成さ
れている。そして、この蓋部43の他端は、取付部41
の一端に連続して一体形成される。また、この一体形成
される端部の内側には、内方に突出する突部46が形成
される。一方、取付部41の一端には、蓋部43の係合
部44を係合するための係合爪45が形成されると共
に、他端には、蓋部43の突部46を保持するために凹
陥する保持部47が形成されている。また、取付部41
には、上下に渡って複数のネジ孔48が形成される。
【0026】以上の構成により、間隔子40を貯蔵室2
0の背面に取り付ける場合には、蓋部43の係合部44
と取付部41の係合爪45の係合を開放した状態で、間
隔子40の取付部41を貯蔵室20の背面に宛い、ネジ
42により、貯蔵室20の背面に固定する。その後、取
付部41の保持部47が形成される側を中心に、蓋部4
3を回動させ、蓋部43の突部46が取付部41の保持
部47に挿入させると共に、蓋部43の係合部44を取
付部41の係合爪45に係合させる。これにより、間隔
子40が貯蔵室20の背面に取り付けられる。
【0027】間隔子40は、以上の如く構成されるた
め、間隔子40のネジ止めされる取付部41が露出され
ず、外観が向上される。また、間隔子40は、取付部4
1と蓋部43が一体に形成されているため、部品点数を
削減することができるようになる。取付部41と蓋部4
3は、係合部44と係合爪45により容易に着脱可能と
されるため、取付作業性を向上させることができる。
【0028】また、間隔子40は、蓋部43の断面略コ
字状の形状により、取付部41と所定間隔を確保するこ
とができる。このため、貯蔵室20の背面と間隔子40
の前面との間には、所定の間隔が確保される。
【0029】一方、前記棚15は、外周を形成する枠部
材15Aと、この枠部材15Aに固定された前後に渡る
複数の線条15Bから構成されている。この棚15の後
辺中央部に位置する枠部材15A、即ち、貯蔵室20に
取り付けられた場合に、前記後棚支柱12に当接する位
置の枠部材15Aには、後方に突出する突出部16が形
成されている。
【0030】尚、図中において、14は、棚15を各支
柱12、13に架設するための係合爪であり、該係合爪
14は、各支柱12、13に形成される係合孔12A及
び13Aに係合する図示しない係合部と、上面に棚15
を載置し、係止させるための係止部14Aにより構成さ
れるものである。
【0031】これにより、棚15を貯蔵室20内に架設
する場合には、先ず、後棚支柱12及び棚支柱13の棚
15を架設する位置に係合爪14を後棚支柱12及び棚
支柱13の係合孔12A及び13Aに取り付ける。そし
て、棚15の突出部16を後棚支柱12に取り付けられ
た係合爪14の係止部14Aに係合させた後、棚15の
側辺を構成する枠部材15Aを棚支柱13に取り付けら
れた係合爪14の係止部14Aに係合させる。
【0032】これにより、棚15後辺と貯蔵室20の背
面間に間隔を構成しながら棚15を安定的に架設するこ
とができる。また、棚15は、貯蔵室20の側面に取り
付けられた棚支柱13の他に棚15の後辺中央部を後棚
支柱12により支持するため、棚15を安定して支持す
ることができる。
【0033】次に、図7及び図8を参照して貯蔵室20
の底面に設けられる底敷51について説明する。図7は
冷却貯蔵庫R下部の部分拡大側断面図、図8は冷却貯蔵
庫R下部の底面から見た平断面図を示している。底敷5
1は、周縁を構成する枠部材51Aと、枠部材51Aの
下面に前後に渡って複数、本実施例では4本、固定され
る接地部としての接地部材51Bと、枠部材51Aに前
後に渡って複数固定される線条51Cと、枠部材51A
に左右に渡って本実施例では2本固定される線条51D
とから構成される。
【0034】これにより、底敷51は、接地部材51B
により貯蔵室20底面よりも少許高い位置に物品を載置
可能となるため、貯蔵室20底面に貯留される水等によ
り、収納される物品が汚染されることを未然に回避する
ことができるようになる。
【0035】また、貯蔵室20底面に貯留された水は、
底敷51の接地部材51Bに沿って前後方向に排水する
ことができ、貯蔵室20底面の水はけを向上させること
ができるようになる。
【0036】また、従来の如く最下段の棚を架設するた
めに、貯蔵室20側面に設けられた支柱を貯蔵室下部ま
で延在させる必要が無くなると共に、支柱に最下段の棚
を架設した場合に生じるデッドスペースを解消すること
ができるようになる。
【0037】ここで、底敷51は、通常使用される網棚
の下面に接地部材51Bを取り付けることにより構成す
ることができるため、既存の網棚を用いて容易に底敷5
1を生産することができる。
【0038】次に、図2を参照して本発明の冷却貯蔵庫
Rの冷気循環について説明する。前述の如く冷却室38
にて冷却器35と熱交換された冷気は、送風機36によ
り仕切板37の後方に形成された開口から貯蔵室20に
吐出される。冷却室38から吐出された冷気は、一部は
貯蔵室20の背面に取り付けられた間隔子40より構成
される棚15と貯蔵室20背面との間を降下する。残り
の冷気は、そのまま貯蔵室20内に循環される。
【0039】ここで、上述の如く貯蔵室20の背面に
は、間隔子40が設けられているため、棚15に例えば
段ボールなど大型の収納ケースに収納された物品を載置
したとしても、係る物品により、棚15と貯蔵室20の
背面との間に冷気の通路が閉塞されることを回避するこ
とができる。
【0040】これにより、棚15と貯蔵室20の背面と
の間に確実に冷気の通路を確保することができるため、
冷却室38から吐出された冷気を容易に貯蔵室20下部
へ供給することができるようになり、冷却効果を向上さ
せることができる。
【0041】また、間隔子40は、中央の後棚支柱12
の両側に取り付けられているので、効率的且つ確実に物
品による冷気通路の閉塞を阻止することができ、貯蔵室
20下部の冷却効果をより一層向上させることができ
る。
【0042】従来の如く、棚後部にガード部材を設ける
必要が無くなるため、棚構造を簡素化することができる
ようになり、作業工程の削減及びコストの削減を実現す
ることができるようになる。
【0043】更にまた、間隔子40の下端は、後棚支柱
12の下端よりも下方まで延在して形成されるため、貯
蔵室20の底面に物品が載置された場合であっても、係
る物品により貯蔵室20の底面付近にまで冷気を供給さ
せることができるようになる。
【0044】貯蔵室20上部から貯蔵室20底面にまで
降下した冷気は、貯蔵室20底面において、底敷51の
接地部材51Bに沿って背部から前方に向けて冷気を流
通させることができるようになる。これにより、十分に
貯蔵室20底面に載置された物品を冷却することができ
るようになる。
【0045】そして、以上の如く、貯蔵室20を循環し
た冷気は、前記送風機36により冷却室38に帰還し、
再度冷却器35と熱交換した後、貯蔵室20内に吐出さ
れる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、本体
内に配置された冷却器と、該冷却器の下側に設けられた
ドレンパンと、該ドレンパン下端に接続されたドレン排
水用のドレンホースとを備えて成る冷却貯蔵庫におい
て、ドレンホースは、本体の背面に沿って降下した後、
該本体の底面後部から底面前部に引き出され、且つ、該
本体の底面下側において、上下方向に所定の弛みが形成
されているので、格別なUトラップ部材を設ける必要が
無くなり、部品点数の削減を図ることができるようにな
る。
【0047】また、本発明の冷却貯蔵庫は、ドレンホー
スの弛みにてUトラップを形成するため、冷却貯蔵庫の
設置場所に設けられる障害に影響されることなく、冷却
貯蔵庫を設置することができるようになる。
【0048】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
に加えて、ドレンホースは、本体の背面から底面前部に
至る一連のホースにて構成されているため、排水経路を
簡素化することができるようになり、組み立て作業の簡
素化を図ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図2】本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。
【図3】本発明の冷却貯蔵庫の縦断側面図である。
【図4】本発明の冷却貯蔵庫の横断平面図である。
【図5】間隔子の平断面図である。
【図6】貯蔵室背面の部分拡大平断面図である。
【図7】冷却貯蔵庫下部の部分拡大側断面図である。
【図8】枢支側の扉の縦断側面図である。
【符号の説明】
R 冷却貯蔵庫 2、3 扉 18 断熱箱体 22 前面開口 30 凝縮器用送風機 35 冷却器 36 送風機 37 ドレンパン 38 冷却室 55 ドレンソケット 56 ドレンホース収納部 57 冷却貯蔵庫支持部材 58 ドレンホース 59 取付部材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に配置された冷却器と、該冷却器
    の下側に設けられたドレンパンと、該ドレンパン下端に
    接続されたドレン排水用のドレンホースとを備えて成る
    冷却貯蔵庫において、 前記ドレンホースは、前記本体の背面に沿って降下した
    後、該本体の底面後部から底面前部に引き出され、且
    つ、該本体の底面下側において、上下方向に所定の弛み
    が形成されていることを特徴とする冷却貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記ドレンホースは、本体の背面から底
    面前部に至る一連のホースにて構成されていることを特
    徴とする請求項1の冷却貯蔵庫。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05196344A (ja) * 1992-10-16 1993-08-06 Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫
JPH11173741A (ja) * 1997-12-15 1999-07-02 Sawafuji Electric Co Ltd 冷蔵庫
JP2000266451A (ja) * 1999-03-15 2000-09-29 Matsushita Refrig Co Ltd 排水装置

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