JP4502304B2 - ヘミングダイ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ヘミング加工を行う場合にワークを戴置するヘミングダイに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ワークWの(図14)先端を折り曲げてつぶすヘミング加工を行う場合には、図示する構造のヘミングダイDと、その直上方のヘミングパンチPが使用されている。
【0003】
このうち、ヘミングダイDは、下部テーブル(図示省略)上に固定された固定ブロック50と、その上の可動ブロック51を有している。
【0004】
上記可動ブロック51の前部54には、止め板53が取り付けられ、該止め板53の下方には、図示するように、バネ52の一端が当接し、該バネ52は、固定ブロック50内に形成された穴55に挿入され、その底面56には、上記バネ52の他端が当接している。
【0005】
この構成により、ヘミングダイDの(図15(A))可動ブロック51上に、鋭角曲げされたワークWを戴置すると共に、該ワークWの加圧点K1を金型センタCに一致させる。
【0006】
この状態で、ヘミングパンチPを下降すれば、該ヘミングパンチPはワークWと接触した後(図15(A))更に下降し(図15(B))、これにより、ワークWは曲げられる。
【0007】
そして、このとき、後方スラスト荷重Sが(図15(B))発生するので、前記図14で説明したヘミングダイDの可動ブロック51が、バネ52の復元力に抗して後退し、該後方スラスト荷重Sを吸収し、更にヘミングパンチPを下降させれば、図15(C)に示すように、ワークWはつぶされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
その後、図15(D)に示すように、ヘミングパンチPを上昇させてワークWを圧力から解放し、該ワークWの加圧点K2を移動させて金型センタCと一致させる。
【0009】
この状態で、再度ヘミングパンチPを(図15(E))下降させれば、ワークWは再加圧され、今度は、図15(F)に示すように、前方スラスト荷重Tが発生し、ヘミングパンチPが(図15(G))下降端に到達したときに、ヘミング加工が完了する。
【0010】
しかし、従来のヘミングダイDは(図14)、ヘミングパンチPが上昇してワークWが圧力から解放された時点で(図15(D))、可動ブロック51がバネ52の復元力により元の位置に復帰し、固定ブロック50に当接している。
【0011】
従って、前方スラスト荷重Tが(図15(F))発生しても、可動ブロック51は、固定ブロック50に当接しているのでそれ以上摺動して前進することはできず、この前方スラスト荷重Tを吸収することができない。
【0012】
その結果、従来のヘミングダイDやヘミングパンチPは、破損し、又は機械からの脱落などが発生し、所定のヘミング加工ができない。また、破損した金型P、Dが飛び散ることがあり、このため、作業者にとって危険であり、更に、機械が破損する可能性もある。
【0013】
本発明の目的は、ヘミング加工において、金型の破損を防止することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、図1に示すように、
プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロック1と、
該固定ブロック1に対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロック2と、
該可動ブロック2の前部、又は前部と後部に固定された止め板3(3A、3B)と、
該止め板3(3A、3B)と固定ブロック1間に設けられた後方スラスト荷重吸収用弾性体6及び前方スラスト荷重吸収用弾性体4を有することを特徴とするヘミングダイDという技術手段を講じている。
【0015】
従って、本発明の構成によれば、例えば上記可動ブロック2の(図3)前部に止め板3を固定し、該止め板3に、固定ブロック1を貫通し前方スラスト荷重吸収用弾性体4が設けられたロッド5を取り付け、該止め板3と固定ブロック1に跨がって、後方スラスト荷重吸収用弾性体6を取り付ければ、後方スラスト荷重Sが(図8(B))発生した場合には、可動ブロック2が上記後方スラスト荷重吸収用弾性体6の復元力に抗して後方に摺動することにより、該後方スラスト荷重Sを吸収し、前方スラスト荷重Tが(図9(C))発生した場合には、可動ブロック2が上記前方スラスト荷重吸収用弾性体4の復元力に抗して前方に摺動することにより、該前方スラスト荷重Tを吸収するので、金型P、Dの破損が防止される。
【0016】
従って、本発明によれば、ヘミング加工において、金型の破損を防止することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の第1実施形態を示す全体図であり、この図1は、プレスブレーキの前方(作業者側)から見た図である。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、
図3に示すように、プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロック1と、該固定ブロック1に対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロック2と、該可動ブロック2の前部に固定された止め板3を有し、
上記止め板3には、固定ブロック1を貫通し前方スラスト荷重吸収用弾性体4が設けられたロッド5が取り付けられ、該止め板3と固定ブロック1に跨がって、後方スラスト荷重吸収用弾性体6が取り付けられていることを特徴とするヘミングダイD、
図10に示すように、 プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロック1と、該固定ブロック1に対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロック2と、該可動ブロック2の前部に固定された止め板3を有し、
上記止め板3には、固定ブロック1を貫通し前方スラスト荷重吸収用弾体4と後方スラスト荷重吸収用弾性体6の双方が設けられたロッド20が取り付けられていることを特徴とするヘミングダイD、
図11に示すように、プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロック1と、該固定ブロック1に対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロック2と、該可動ブロック2の前部と後部に固定された止め板3A、3Bを有し、
上記前部止め板3Aと後部止め板3Bに跨がって、固定ブロック1を貫通し後方スラスト荷重吸収用弾性体6と前方スラスト荷重吸収用弾性体4の双方が設けられたロッド32が取り付けられていることを特徴とするヘミングダイD、
図12に示すように、 プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロック1と、該固定ブロック1に対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロック2と、該可動ブロック2の前部と後部に固定された止め板3A、3Bを有し、
上記前部止め板3Aと固定ブロック1に跨がって、後方スラスト荷重吸収用弾性体6が取り付けられ、後部止め板3Bと固定ブロック1に跨がって、前方スラスト荷重吸収用弾性体4が取り付けられていることを特徴とするヘミングダイDという技術手段を講じている。
【0019】
このうち、ヘミングパンチPは上部テーブルに(図示省略)、ヘミングダイDは下部テーブル(図示省略)にそれぞれ装着され、例えば上部テーブルを下降することにより、ヘミングパンチPとヘミングダイDの協働により、ワークWに所定のヘミング加工が施される(図8、図9)。
【0020】
上記ヘミングダイDは(図1)、下部テーブル(図示省略)に固定された固定ブロック1と、該固定ブロック1に対して前後方向(Y軸方向)に摺動可能な可動ブロック2により構成されている。
【0021】
可動ブロック2の前部には、止め板3がねじ10で固定されている。
【0022】
この止め板3には、後述するロッド5、29、及び後方スラスト荷重吸収用弾性体6が取り付けられ、該止め板3は、後方スラスト荷重Sが発生時には(8(B)の左図)、該後方スラスト荷重吸収用弾性体6を押圧するプッシャ機能を有すると共に、可動ブロック2を停止させるストッパ機能を有する。上記後方スラスト荷重吸収用弾性体6は、図示するように、例えばバネにより構成され、又はウレタンなど(図示省略)により構成されている。
【0023】
上記止め板3の下部中央には、ロッド29の前端が、下部左側には、後述する前方スラスト荷重吸収用弾性体4が設けられたロッド5の前端がそれぞれ取り付けられている。上記前方スラスト荷重吸収用弾性体4は、同様に、図示するように、例えばバネにより構成され、又はウレタンなど(図示省略)により構成されている。以下、この前方スラスト荷重吸収用弾性体4と、既述した後方スラスト荷重吸収用弾性体6は、具体的には、バネで構成されているものとして説明する。
【0024】
上記ロッド29全体は、可動ブロック2が固定ブロック1に対して前後方向に(図9(D)の右図、図8(B)の右図)摺動する場合のガイドの機能を有すると共に、可動ブロック2が前進する場合のストッパの機能を有する(図9(D))の右図)。
【0025】
このため、ロッド29の(図1)後部には、ストッパ30が設けられている。
【0026】
また、ロッド5全体は、前方スラスト荷重T発生時(図9(C)の左図))可動ブロック2が(図9(C)の右図)前進する場合に、前方スラスト荷重吸収用バネ4を押圧するプッシャ機能を有する。
【0027】
そのため、ロッド5の(図1)後部には、プッシャ18が設けられている。
【0028】
また、固定ブロック1には(図3)、上記ガイド兼前進時ストッパロッド29に対応する位置に、貫通孔31が形成され,該貫通孔31の後部には、段差16が形成され、それにより、後部には、円筒形の室19が形成されている。
【0029】
この貫通孔31内を、前記ロッド29が、止め板3から固定ブロック1の後方に向かって通過し、該ロッド29の後端のストッパ30が、前記後部室19に収納されている。
【0030】
更に、固定ブロック1には(図3)、上記プッシャロッド5に対応する位置に、貫通孔15が形成され,該貫通孔15の前部には、段差17が形成されている。
【0031】
この貫通孔15内を、前記ロッド5が通過し、該ロッド5の後端のプッシャ18と、貫通孔15の前部段差17との間には、既述した前方スラスト荷重吸収用バネ4が巻回されている。
【0032】
この構成により、上記可動ブロック2が(例えば図9(A)の右図)、固定ブロック1に対して中立位置(ニュートラル位置)にあるときには、該前方スラスト荷重吸収用バネ4の後端は、ロッド5のプッシャ18に、前端は、前記貫通孔15の前部段差17にそれぞれ係止している。
【0033】
この中立位置の場合(図3)、ロッド29のストッパ30と貫通孔31の後部段差16間の間隔は、例えばほぼ5mm、止め板3と固定ブロック1間の間隔は、例えばほぼ10mmである。
【0034】
この状態で、前方スラスト荷重Tが発生し(図9(C)の左図)、上記可動ブロック2が(図9(C)の右図)、ロッド29を(図9(D)の右図)ガイドとして固定ブロック1に対して前方に摺動する場合には、該可動ブロック2の前進に伴って、ロッド29のストッパ30も、前記5mmだけ前進して貫通孔31内の後部段差16に当接する。
【0035】
このとき、前方スラスト荷重吸収用バネ4は、同時に前進したもう一方のロッド5のプッシャ18に押圧され、該プッシャ18と貫通孔15の前部段差17間で収縮し、前記発生した前方スラスト荷重Tを吸収する。
【0036】
従って、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0037】
更に、後方スラスト荷重Sが発生し(図8(B)の左図)、上記可動ブロック2が(図8(B)の右図)、同様にロッド29をガイドとして固定ブロック1に対して後方に摺動する場合には、該可動ブロック2の後退に伴って、後述する後方スラスト荷重吸収用バネ6が収縮すると共に、前方スラスト荷重吸収用バネ4は(図8(C)の右図)、前記中立位置(図8(A))から10mmだけ後方へ突出したロッド5のプッシャ18と、貫通孔15の前部段差17との間で自由状態となる。
【0038】
上記止め板3(図1)の下部右側には、凹所11が(図3)形成され、該凹所11に対応する凹所12が固定ブロック1に形成されている。
【0039】
上記止め板3側と固定ブロック1側に形成された一対の凹所11、12には、後方スラスト荷重吸収用バネ6が跨がって挿入されている。
【0040】
この構成により、上記可動ブロック2が(例えば図8(A)の右図)、固定ブロック1に対して中立位置にあるときには、該後方スラスト荷重吸収用バネ6の後端は、固定ブロック1側の凹所12に、前端は、止め板3側の凹所11にそれぞれ係止している。
【0041】
この中立位置の場合、後方スラスト荷重吸収用バネ6が跨がって設けられている止め板3と固定ブロック1間の間隔は、既述したように、例えばほぼ10mmであり、前記ロッド29の(図3)ストッパ30と後部段差16間の間隔は、例えばほぼ5mmである。
【0042】
この状態で、後方スラスト荷重Sが発生し(図8(B)の左図)、上記可動ブロック2が(図8(B)の右図)、ロッド29をガイドとして固定ブロック1に対して後方に摺動する場合には、該可動ブロック2の後退に伴って、止め板3も前記10mmだけ後退して固定ブロック1に当接する。
【0043】
これにより、後方スラスト荷重吸収用バネ6は、後退した止め板3側の凹所11に押圧されて固定ブロック1側の凹所12との間で収縮し、上記発生した後方スラスト荷重Sを吸収する。
【0044】
従って、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0045】
更に、既述したように、前方スラスト荷重Tが発生し(図9(C)の左図)、上記可動ブロック2が、ロッド29を(図9(D)の右図)ガイドとして固定ブロック1に対して前方に摺動する場合には、前記したように、前方スラスト荷重吸収用バネ4が(図9(C)の右図)収縮すると共に、後方スラスト荷重吸収用バネ6は(図9(D)の右図)、前記中立位置(図9(A))から5mmだけ前進した止め板3側の凹所11と、そのままの状態の固定ブロック1側の凹所12との間で自由状態となる。
【0046】
上記固定ブロック1の(図1)上面には、油溝8が形成され、可動ブロック2には、この油溝8に連通する給油穴7が形成されている。
【0047】
上記油溝8は(図7)、その断面が例えば円形であり、その中を潤滑用の油Aが流れるようになっている。
【0048】
この油溝8は(図6(A))、複数個の環状溝部8A、8B、8C、8D、例えば矩形や、円形や、図示する菱形の溝部により構成され、上記油Aが固定ブロック1と可動ブロック2の摺動面全体に万遍なく行き渡るようになっている。
【0049】
また、可動ブロック2に(図6(B))に形成された上記給油穴7は、該可動ブロック2の両側の(X軸方向)止め板3の間であって、前記固定ブロック1側の各環状溝部8A、8B、8C、8Dの結合部9に対応した位置に配置されている。
【0050】
この給油穴7は(図7)、例えばL字型に形成され、その入口7Aが可動ブロック2の前部に設けられていて正面を向いて露出している。
【0051】
また、給油穴7の出口7Bは、可動ブロック2の内部に設けられていて下方を向いており、該出口7Bは、図示するように、前記各環状溝部8A、8B、8C、8Dの結合部9の直上方に配置されている。
【0052】
この構成により、可動ブロック2側の(図6(B))入口7Aから給油された油Aは、給油穴7を伝わって出口7Bから固定ブロック1側の(図6(A))前記環状溝部8A、8B、8C、8Dの結合部9に落下し、落下した油Aは、各結合部9から四方に流れ、油溝8全体に溜まる。
【0053】
この状態で、可動ブロック2を固定ブロック1に対して前後方向に摺動させれば(図8、図9)、油Aは(図6(A))、可動ブロック2と固定ブロック1の摺動面全体に流れる。
【0054】
従って、本発明によれば、可動ブロック2と固定ブロック1間の摺動抵抗を軽減することができる。
【0055】
更に、可動ブロック2の(図1)上面には、金型センタCに対応した位置決めマークMが、例えば刻印などにより、形成されている。
【0056】
この構成により、作業者は、ワークWの加圧点K1(図8(A))、K2(図9(A))を移動する場合に、この位置決めマークMを標識にすれば、該加圧点K1、K2を簡単に金型センタCに一致させることができる。
【0057】
従って、本発明によれば、金型センタCで加工を行うことができる。
【0058】
図10は、本発明の第2実施形態を示す図であり、図1〜図5に示す第1実施形態とは、可動ブロック2の前部に止め板3を取り付けた点は、同じであるが、該止め板3に、固定ブロック1を貫通し後方スラスト荷重吸収用バネ6と前方スラスト荷重吸収用バネ4の双方が巻回されたロッド20を取り付けた点が、著しく異なる。
【0059】
図10において、止め板3の下部には、上記ロッド20の前端が取り付けられている。
【0060】
このロッド20全体は、可動ブロック2が固定ブロック1に対して前後方向に摺動する場合のガイドの機能を有すると共に、前方スラスト荷重T(図9(C)の左図に相当)発生時に可動ブロック2が前進する場合のストッパの機能を有し、更に、可動ブロック2が前進後退する場合に、後方スラスト荷重吸収用バネ6と前方スラスト荷重吸収用バネ4を押圧するプッシャの機能を有する。
【0061】
そのため、ロッド20の(図10)前部には、図示するように、プッシャ20Aが、後部には、ストッパ兼プッシャ20Bがそれぞれ設けられている。
【0062】
また、固定ブロック1には、上記ロッド20に対応する位置に、貫通孔24が形成され,該貫通孔24のほぼ中央には、突起22が、該貫通孔24の後部には、段差21がそれぞれ形成されている。
【0063】
このような貫通孔24内を、前記ロッド20が通過し、該ロッド20のプッシャ20Aと貫通孔24の突起22との間には、前記後方スラスト荷重吸収用バネ6が、該ロッド20のストッパ兼プッシャ20Bと突起22との間には、前記前方スラスト荷重吸収用バネ4がそれぞれ巻回されている。
【0064】
この構成により、例えば図10に示すように、可動ブロック2が、固定ブロック1に対して中立位置にあるときには、後方スラスト荷重吸収用バネ6の後端は、貫通孔24の突起22に、前端は、ロッド20のプッシャ20Aに、前方スラスト荷重吸収用バネ4の後端は、ロッド20のストッパ兼プッシャ20Bに、前端は、貫通孔24の突起22にそれぞれ係止している。
【0065】
この中立位置の場合、ロッド20のストッパ兼プッシャ20Bと貫通孔24の後部段差21間の間隔は、例えばほぼ5mm、止め板3と固定ブロック1間の間隔は、例えばほぼ10mmである。
【0066】
この状態で、後方スラスト荷重Sが発生し(図8(B)の左図に相当)、図10の可動ブロック2が、ロッド20をガイドとして固定ブロック1に対して後方に摺動する場合には、該可動ブロック2の後退に伴って、止め板3も、前記10mmだけ後退して固定ブロック1に当接する。
【0067】
これにより、ロッド20に巻回された後方スラスト荷重吸収用バネ6が、後退するプッシャ20Aに押圧されて貫通孔24の突起22との間で収縮し、上記発生した後方スラスト荷重Sを吸収することにより、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0068】
また、このとき、図10の前方スラスト荷重吸収用バネ4は、図10の状態から10mmだけ後方へ突出したロッド20のストッパ兼プッシャ20Bと、貫通孔24の突起22間で自由状態となる。
【0069】
更に、前方スラスト荷重Tが発生し(図9(C)の左図に相当)、図10の可動ブロック2が、同様に、ロッド20をガイドとして固定ブロック1に対して前方に摺動する場合には、該可動ブロック2の前進に伴って、ロッド20のストッパ兼プッシャ20Bも、前記5mmだけ前進して貫通孔24内の後部段差21に当接する。
【0070】
このとき、前方スラスト荷重吸収用バネ4が、前進するストッパ兼プッシャ20Bに押圧されて貫通孔24の突起22との間で収縮し、上記発生した前方スラスト荷重Tを吸収することにより、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0071】
また、このとき、図10の後方スラスト荷重吸収用バネ6は、図10の状態から5mmだけ前方へ突出したロッド20のプッシャ20Aと、そのままの状態の貫通孔24の突起22間で自由状態となる。
【0072】
図11は、本発明の第3実施形態を示す図であり、前記図10の第2実施形態と異なるのは、可動ブロック2の前部と後部に止め板3Aと3Bを取り付け、両止め板3A、3Bに跨がって、固定ブロック1を貫通し後方スラスト荷重吸収用バネ6と前方スラスト荷重吸収用バネ4の双方が巻回されたロッド32を取り付けた点にある。
【0073】
この場合、前部止め板3Aと後部止め板3Bは、後方スラスト荷重Sと(8(B)の左図に相当)前方スラスト荷重T(9(C)の左図に相当)発生時において、後退又は前進する可動ブロック2をそれぞれ停止させるストッパ機能を有する。
【0074】
このような前部止め板3Aの下部と後部止め板3Bの下部には、上記ロッド32の前端と後端が取り付けられている。
【0075】
このロッド32全体は、可動ブロック2が固定ブロック1に対して前後方向に摺動する場合のガイドの機能を有すると共に、その場合に、後方スラスト荷重吸収用バネ6と前方スラスト荷重吸収用バネ4を押圧するプッシャの機能を有する。
【0076】
そのため、ロッド32の前部と後部には、図示するように、プッシャ32Aと32Bがそれぞれ設けられている。
【0077】
また、固定ブロック1には、上記ロッド32に対応する位置に、貫通孔33が形成され,該貫通孔33のほぼ中央には、突起23が形成されている。
【0078】
このような貫通孔33内を、前記ロッド32が通過し、該ロッド32のプッシャ32Aと突起23との間には、前記後方スラスト荷重吸収用バネ6が、該ロッド32のプッシャ32Bと突起23との間には、前記前方スラスト荷重吸収用バネ4がそれぞれ巻回されている。
【0079】
この構成により、例えば図11に示すように、可動ブロック2が、固定ブロック1に対して中立位置にあるときには、後方スラスト荷重吸収用バネ6の後端は、貫通孔33の突起23に、前端ほ、ロッド32のプッシャ32Aに、前方スラスト荷重吸収用バネ4の後端は、ロッド32のプッシャ32Bに、前端は、貫通孔33の突起23にそれぞれ係止している。
【0080】
この中立位置の場合、後部止め板3Bと固定ブロック1間の間隔は、例えばほぼ5mm、前部止め板3Aと固定ブロック1間の間隔は、例えばほぼ10mmである。
【0081】
この状態で、後方スラスト荷重Sが発生し(図8(B)の左図に相当)、図11の可動ブロック2が、ロッド32をガイドとして固定ブロック1に対して後方に摺動する場合には、該可動ブロック2の後退に伴って、前部止め板3Aも、前記10mmだけ後退して固定ブロック1に当接する。
【0082】
これにより、ロッド32に巻回された後方スラスト荷重吸収用バネ6が、後退するプッシャ32Aに押圧されて貫通孔33の突起23との間で収縮し、上記発生した後方スラスト荷重Sを吸収することにより、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0083】
また、このとき、図11の前方スラスト荷重吸収用バネ4は、図11の状態から10mmだけ後方へ突出したロッド32のプッシャ32Bと、そのままの状態の貫通孔33の突起23間で自由状態となる。
【0084】
更に、前方スラスト荷重Tが発生し(図9(C)の左図に相当)、図11の可動ブロック2が、同様に、ロッド32をガイドとして固定ブロック1に対して前方に摺動する場合には、該可動ブロック2の前進に伴って、後部止め板3Bも、前記5mmだけ前進して固定ブロック1に当接する。
【0085】
このとき、前方スラスト荷重吸収用バネ4が、前進するロッド32のプッシャ32Bに押圧されて貫通孔33の突起23との間で収縮し、上記発生した前方スラスト荷重Tを吸収することにより、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0086】
また、このとき、図11の後方スラスト荷重吸収用バネ6は、図11の状態から5mmだけ前方へ突出したロッド32のプッシャ32Aと、そのままの状態の貫通孔33の突起23間で自由状態となる。
【0087】
図12は、本発明の第4実施形態を示す図であり、前記図11の第3実施形態と異なるのは、前部止め板3Aと固定ブロック1間に跨がって、後方スラスト荷重吸収用バネ6を取り付けると共に、後部止め板3Bと固定ブロック1に跨がって、前方スラスト荷重吸収用バネ4を取り付け、更に、両止め板3A(図13)、3Bに跨がって、固定ブロック1を貫通するロッド35を取り付けた点にある。
【0088】
即ち、図12において、前部止め板3Aの下部右側には(図13)、凹所25が形成され、該凹所25に対応する凹所26が固定ブロック1に形成され、また、後部止め板3Bの下部左側には、凹所27が形成され、該凹所27に対応する凹所28が固定ブロック1に形成されている。
【0089】
上記止め板3A、3B側と固定ブロック1側に形成された一対の凹所25、26と、27、28には、後方スラスト荷重吸収用バネ6と、前方スラスト荷重吸収用バネ4が跨がって挿入されている。
【0090】
更に、上記止め板3Aと3Bの下部中央には、固定ブロック1に形成された貫通孔34を通過するロッド35の前端と後端が取り付けられ、これにより、該ロッド35は、両止め板3Aと3Bに跨がって取り付けられている。
【0091】
この場合、ロッド35全体は、可動ブロック2が固定ブロック1に対して前後方向に摺動する場合のガイドの機能を有する。
【0092】
また、前部止め板3Aと後部止め板3Bは、後方スラスト荷重Sと(8(B)の左図に相当)前方スラスト荷重T(9(C)の左図に相当)発生時において、後退又は前進する可動ブロック2を停止させるストッパ機能を有すると共に、その場合に、後方スラスト荷重吸収用バネ6と前方スラスト荷重吸収用バネ4を押圧するプッシャの機能を有する。
【0093】
この構成により、例えば図12に示すように、可動ブロック2が、固定ブロック1に対して中立位置にあるときには、後方スラスト荷重吸収用バネ6と前方スラスト荷重吸収用バネ4の内側の一端が、固定ブロック1側の凹所26、28に、両バネ6、4の外側の他端が、止め板3A、3B側の凹所25、27にそれぞれ係止している。
【0094】
この中立位置の場合、図示するように、後方スラスト荷重吸収用バネ6が跨がって設けられている前部止め板3Aと固定ブロック1間の間隔は、例えばほぼ10mm、前方スラスト荷重吸収用バネ4が跨がって設けられている後部止め板3Bと固定ブロック1間の間隔は、例えばほぼ5mmである。
【0095】
この状態で、後方スラスト荷重Sが発生し(図8(B)の左図に相当)、図12の可動ブロック2が、ロッド35を(図13)ガイドとして固定ブロック1に対して後方に摺動する場合には、該可動ブロック2の後退に伴って、前部止め板3Aも、前記10mmだけ後退して固定ブロック1に当接する。
【0096】
このとき、後方スラスト荷重吸収用バネ6が、後退する前部止め板3A側の凹所25に押圧されて固定ブロック1側の凹所26との間で収縮し、上記発生した後方スラスト荷重Sを吸収することにより、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0097】
また、このとき、図12の前方スラスト荷重吸収用バネ4は、図12の状態から10mmだけ後退した後部止め板3B側の凹所27と、そのままの状態の固定ブロック1側の凹所28との間で自由状態となる。
【0098】
更に、前方スラスト荷重Tが発生し(図9(C)の左図に相当)、図12の可動ブロック2が、同様に、ロッド35を(図13)ガイドとして固定ブロック1に対して前方に摺動する場合には、該可動ブロック2の前進に伴って、後部止め板3Bも、前記5mmだけ前進して固定ブロック1に当接する。
【0099】
このとき、前方スラスト荷重吸収用バネ4が、前進する後部止め板3B側の凹所27に押圧されて固定ブロック1側の凹所28との間で収縮し、上記発生した前方スラスト荷重Tを吸収することにより、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0100】
また、このとき、図12の後方スラスト荷重吸収用バネ6は、図12の状態から5mmだけ前進した前部止め板3A側の凹所25と、そのままの状態の固定ブロック1側の凹所26との間で自由状態となる。
【0101】
以下、上記構成を有する本発明の動作を、図8、図9に基づいて説明する。
【0102】
このうち、図8は、ワークWの先端が途中までつぶされる第1つぶし工程を示す、図9は、ワークWの先端が完全につぶされる第2つぶし工程を示す。
【0103】
(1)第1つぶし工程(図8)。
【0104】
この場合、当初は(図8(A)の右図)、可動ブロック2が、固定ブロック1に対して中立位置にあるものとする。
【0105】
また、両ブロック1、2が中立位置にある状態で、前記給油穴7(図1)の入口7Aから油Aを給油しておけば、油Aは、給油穴7を伝わって出口7Bから固定ブロック1側の(図6(A))各環状溝部8A、8B、8C、8Dの結合部9に落下して四方に流れ、油溝8全体に溜まる。
【0106】
これにより、油Aが、以後の動作中に(図8、図9)摺動面に流れ、前記したように、本発明によれば、摺動抵抗を軽減することができる。
【0107】
この状態で、可動ブロック2上に(図8(A)の左図)、鋭角曲げされたワークWを戴置し、該可動ブロック2上の位置決めマークMを標識として、該ワークWの加圧点K1を金型センタCに一致させることにより、前記したように、本発明によれば、金型センタで加工を行うことができる。
【0108】
次に、ヘミングパンチPを下降すれば、該ヘミングパンチPは、ワークWと接触後(図8(A)の左図)更に下降し(図8(B)の左図)、ワークWを曲げる。
【0109】
このとき、後方スラスト荷重Sが発生し(図8(B)の左図)、それに伴って、可動ブロック2が(図8(B)の右図)、ロッド29をガイドとして固定ブロック1に対して後方に摺動するので、止め板3も10mmだけ後退して固定ブロック1に当接する。
【0110】
これにより、後方スラスト荷重吸収用バネ6は、後退した止め板3側の凹所11に押圧されて固定ブロック1側の凹所12との間で収縮し、上記発生した後方スラスト荷重Sを吸収することにより、前記したように、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0111】
その後、更に、ヘミングパンチPを下降させれば(図8(C)の左図)、ワークWは、つぶされる。
【0112】
この場合、前方スラスト荷重吸収用バネ4は(図8(C)の右図)、前記後方スラスト荷重S発生時点に(図8(B)の左図)、中立位置(図8(A))から10mmだけ後方へ突出したロッド5のプッシャ18と、そのままの状態の固定ブロック1側の貫通孔15の前部段差17との間で自由状態となっている。
【0113】
(2)第2つぶし工程(図9)。
【0114】
前記した第1つぶし工程の終了後(図8(C))、ヘミングパンチPを(図9(A)の左図)上昇させてワークWを圧力から解放すると、収縮していた後方スラスト荷重吸収用バネ6が(図8(B)の右図)伸張する(図9(B)の右図)。
【0115】
従って、上記後方スラスト荷重吸収用バネ6の復元力により可動ブロック2が(図9(A)の右図)、固定ブロック1に対して元の中立位置に復帰する。
【0116】
この状態で、今度は、途中までつぶされたワークWの加圧点K2を(図9(A)の左図)移動し、可動ブロック2上の位置決めマークMを標識として、金型センタCに一致させることにより、同様に、本発明によれば、金型センタで加工を行うことができる。
【0117】
その後、再度ヘミングパンチPを(図9(B)の左図)下降させれば、可動ブロック2が固定ブロック1に対して中立位置のままで、ワークWは再加圧される。
【0118】
そして、ヘミングパンチPを(図9(C)の左図)更に下降させると、今度は、前方スラスト荷重Tが発生する。
【0119】
これにより、可動ブロック2が(図9(C)の右図)、ロッド29をガイドとして固定ブロック1に対して前方に摺動するので、ロッド29の(図9(D)の右図)ストッパ30も5mmだけ前進して貫通孔31内の後部段差16に当接する。
【0120】
このとき、前方スラスト荷重吸収用バネ4は(図9(C)の右図)、同時に前進したロッド5のプッシャ18に押圧されて前部段差17との間で収縮し、上記発生した前方スラスト荷重Tを吸収することにより、同様に、本発明によれば、金型の破損が防止される。
【0121】
その後、更に、ヘミングパンチPを下降させれば(図9(D)の左図)、該ヘミングパンチPは、下降端に到達してワークWを完全につぶし、ヘミング加工は完了する。
【0122】
この場合、後方スラスト荷重吸収用バネ6は(図9(D)の右図)、前記前方スラスト荷重T発生時点に(図9(C)の左図)、中立位置(図9(A))から5mmだけ前進した止め板3側の凹所11と、そのままの状態の固定ブロック1側の凹所12との間で自由状態となっている。
【0123】
尚、上記動作説明においては(図8、図9)、図1〜図5に示す第1実施形態について詳述したが、図10〜図13に示す第2実施形態〜第4実施形態についても同様の作用・効果を奏することは、勿論である。
【0124】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、中立位置(図3)において、可動ブロックを固定ブロックに対して前後方向に摺動可能に設けたことにより、前方スラスト荷重と後方スラスト荷重の双方を吸収することができるようになって、金型の破損が防止されるという技術的効果を奏することとなった。
【0125】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す全体正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示す全体平面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を構成する後方スラスト荷重吸収用弾性体6と、ガイド兼前進時ストッパロッド29の側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を構成する前方スラスト荷重吸収用弾性体4が設けられたプッシャロッド5の側面図である。
【図6】本発明を構成する固定ブロック1に形成された油溝8と、可動ブロック2に形成された給油穴7の全体平面図である。
【図7】図6における油溝8と給油穴7との関係を示す図である。
【図8】本発明による第1つぶし工程の動作説明図である。
【図9】本発明による第2つぶし工程の動作説明図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示す側面図である。
【図11】本発明の第3実施形態を示す側面図である。
【図12】本発明の第4実施形態を示す側面図である。
【図13】図12の全体平面図である。
【図14】従来技術の構成説明図である。
【図15】従来技術の課題説明図である。
【符号の説明】
1 固定ブロック
2 可動ブロック
3 後退時ストッパ兼用止め板
4 前方スラスト荷重吸収用弾性体
5 プッシャロッド
6 後方スラスト荷重吸収用弾性体
7 給油穴
8 油溝
8A、8B、8C、8D 環状溝部
9 結合部
10 ねじ
11、12 凹所
15、31 貫通孔
16 貫通孔31の後部段差
17 貫通孔15の前部段差
18 プッシャロッド5のプッシャ
19 貫通孔15の後部室
29 ガイド兼前進時ストッパロッド
30 ガイド兼前進時ストッパロッド29のストッパ
D ヘミングダイ
P ヘミングパンチ
W ワーク
Claims (4)
- プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロックと、
該固定ブロックに対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロックと、
該可動ブロックの前部に固定された止め板を有し、
上記止め板には、固定ブロックを貫通し前方スラスト荷重吸収用弾性が設けられたロッドが取り付けられ、該止め板と固定ブロックに跨がって、後方スラスト荷重吸収用弾性体が取り付けられていることを特徴とするヘミングダイ。 - プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロックと、該固定ブロックに対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロックと、
該可動ブロックの前部に固定された止め板を有し、
上記止め板には、固定ブロックを貫通し前方スラスト荷重吸収用弾性体と後方スラスト荷重吸収用弾性体の双方が設けられたロッドが取り付けられていることを特徴とするヘミングダイ。 - プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロックと、該固定ブロックに対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロックと、
該可動ブロックの前部と後部に固定された止め板を有し、
上記前部止め板と後部止め板に跨がって、固定ブロックを貫通し後方スラスト荷重吸収用弾性体と前方スラスト荷重吸収用弾性体の双方が設けられたロッドが取り付けられていることを特徴とするヘミングダイ。 - プレスブレーキの下部テーブルに固定された固定ブロックと、該固定ブロックに対して前後方向に摺動可能に設けた可動ブロックと、
該可動ブロックの前部と後部に固定された止め板を有し、
上記前部止め板と固定ブロックに跨がって、後方スラスト荷重吸収用弾性体が取り付けられ、後部止め板と固定ブロックに跨がって、前方スラスト荷重吸収用弾性体が取り付けられていることを特徴とするヘミングダイ。
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