JP6010743B1 - ヘミング金型 - Google Patents
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Abstract
【課題】鋭角曲げした板材をヘミングする際に発生する、スラスト荷重を軽減させるため2〜3回に分けてつぶしていた作業を、1回の作業でつぶすヘミング金型を提供する。【解決手段】基ダイ7に、上下に摺動する上ダイ1と、前後に摺動する下ダイ2を取り付ける。上ダイ1の下降にともなって、第2傾斜面3と第1傾斜面4が摺動されることにより、下ダイ2はつぶす板材Wと一緒にスライドして後退し、スラスト荷重を軽減させながら、最も荷重のかかる曲げ部の中心が金型センターCに移動する。これにより、1回でつぶすことができる。【選択図】図1
Description
本発明は、ヘミング加工のつぶし工程において、スラスト荷重を軽減させる為に2〜3回に分けてつぶし作業を行っていたものを1回でつぶす、ヘミング金型に関する。
鋭角曲げとつぶし工程を、金型交換をしないで行う一体型のヘミング金型は、図3に示すものがある。ダイホルダー24の上面に取り付けられた基ダイ7に、上下動自在な上ダイ1が備えられている。上ダイ1はスプリングにより常に上方向に付勢されており、上面にVミゾ22が形成してある。Vミゾ22とパンチ23で、板材Wを鋭角に折り曲げる。鋭角に折り曲げられた板材Wを、上ダイつぶし面5と下ダイつぶし面6の間に入れ、Vミゾ22にパンチ23を直接係合して、上ダイ1をスラスト荷重S1、S2を軽減させるよう2〜3回上下させて押しつぶし加工、すなわちヘミング加工が行われるものである。(特許文献1)
特開平6−87028号公報
前述図3に示す、従来のヘミング金型は、下側のダイホルダー24は下部テーブル30の押え金具26で固定されている。ダイホルダー24の上面に取り付ける基ダイ7は、ダイホルダー24にボルトで固定されている。上側のパンチ23は上部テーブルに取り付けられた中間板28にパンチ固定ボルト27で固定されている。
図3に示す、従来のヘミング金型の、板材を鋭角に折り曲げる角度は30°である。この角度には機械のオープンハイト等の限界があり、該金型でつぶし加工するには比較的大きな角度である。20°くらいであれば、押しつぶし時のスラスト荷重を受けにくいが、現在一般的に使用されている折り曲げ角度が30°である為、以降は30°で説明する。
板材Wを30°に折り曲げた後工程の押しつぶし加工は、板材Wを上ダイつぶし面5と下タイつぶし面6の間に入れ、Vミゾ22にパンチ23を直接係合して行う為にパンチ23とダイホルダー24が一体化されている状態である。このためスラスト荷重の影響は受けにくい。
しかし、30°に曲げた、鋭角曲げ端W2を基ダイ壁29に押し当て、つぶしていくと、後側へのスラスト荷重S1は基ダイ壁29で止められる為に、スラスト荷重S1の発生はないが、前側へのスラスト荷重S2が発生し、上ダイ1及びパンチ23が前側にせり出てくる。
前側へのスラスト荷重S2が繰り返しかかることで、上ダイ支持用ストリッパーボルト12及びパンチを固定している中間板28のパンチ固定ボルト27が金属疲労により破断し、作業者側に飛散することがあり、危険である。
前述のように、スラスト荷重はパンチ23からダイホルダー24までが係合され一体化された図3のヘミング金型では、完全に除去できない。よって、スラスト荷重による金型及び機械装置の損傷の危険を回避する為に、つぶし加工を2〜3回で行っている。
一方、鋭角曲げとつぶし工程をそれぞれ異なる金型で行うヘミング金型は、スラスト荷重を軽減させる為に、板材Wをつぶす面が前後に摺動する図4に示すものがある。固定ブロック31に対して摺動可能に設けたスライダーブロック32を有し、そのいずれか一方に油ミゾ33が形成され、摺動抵抗を軽減させている。つぶし作業ではスラスト荷重S1、S2を軽減させるために荷重点Aを目視で金型センター線Mに位置を合わせて、2〜3回で押しつぶし加工、すなわちヘミング加工が行われるものである。(特許文献2)
特開2008−200754
しかし、図4の金型は鋭角曲げ金型とつぶし専用金型を交換する必要があり、交換作業に手間がかかって面倒である。そして、このダイは一般的に使用されている定尺長さ835mmで重さが33kgと非常に重く、作業者への負担が大きい。
また、図4の金型は図3のヘミング金型のように、パンチとダイを係合しない為、パンチにスラスト荷重が大きくかかり、前述図3のヘミング金型と同様に中間板28に固定しているパンチ固定ボルト27の破断を招き、危険である。このため、つぶしの荷重をかける位置を常に金型の中心で行う必要がある。あらかじめ別工程で鋭角曲げした板材Wをずらしながら、スライダーブロック32のセンター線Mに目視で荷重点Aを合わせ、スラスト荷重を軽減しながら、2〜3回でつぶし作業を行うのである。また、荷重点Aを金型センター線Mに目視で合わせるのは困難である上、作業時間のかかる面倒な作業である。
また、この金型は板材Wの荷重点AをコイニングルーラーパンチPが上から押さえる力を、板材Wを介して、スライダーブロック32を前後に動かす力に変えているため、上から押さえる力が強くなる程スライダーブロック32と固定ブロック31の密着力が強まり、動きづらくなる。すなわち、板材のつぶれ具合とスライダーブロック32の動きが円滑に摺動しないで、小刻みに移動するのである。板材のつぶれ具合に合った円滑な動きをする金型が求められている。この問題を特許文献2で示すものは、油ミゾ33を設けて油を注入し、動きやすくはしているが、押さえる力が強くなる程に摺動しづらくなるという根本的な問題の解決には至っていない。
ヘミングのつぶし作業を2〜3回で行っていたものを、1回で行える金型。
元々、スラスト荷重の影響を受けにくい図3のヘミング金型に、後退する下ダイを組み込み、スラスト荷重を大幅に軽減した金型。
後退する下ダイを組み込んだヘミング金型の軽量化を計り、ダイホルダーにも取り付けられる金型。
板材をずらしながら、目視で金型センターに合わせる、面倒な作業を省く金型。
つぶし加工においては、よく知られているように、板材の斜面を押しつぶすと、スラスト荷重により板材が滑って作業者側に押し戻される為、作業者は押し出される板材を強い力で押さえつけなければならず、作業者の負担は著しく大きい為、同時にこの問題も解決した金型。
本発明の目的は上述の課題を解決するために考案したものである。同時に、スラスト荷重により、機械装置及び金型が破損することで、人身事故が起きない、安全な金型装置を提供することである。
図1を追いながら説明すれば、板材をヘミング加工する金型であって、該金型は、板材を載置する載置面を有する下ダイと、該下ダイの上側に位置し、板材を上方から押す下ダイとから構成され、前記下ダイは、前記載置面の一端から上方に向けて板材から離れる方向に傾斜し、かつ、板材の曲げ端部が当接する第1傾斜面を備えるとともに、下ダイを支持する基ダイに対してスライドさせるスライド機構を備え、前記上ダイは、板材を押圧するつぶし面と、前記下ダイに形成された第1傾斜面に沿う第2傾斜面を備えており、前記上ダイは全体を所定硬度で焼入れされており、前記上ダイのつぶし面は、平坦面部と該平坦面部の一端に形成される角度を備えており、少なくとも前記角部は、上ダイ全体の焼入れ硬度よりも高い硬度で焼入れ処理されていることを特徴とするヘミング金型。
上記のとおり、本発明によれば、板材をヘミング加工のつぶし工程において発生するスラスト荷重を軽減させるため2〜3回に分けてつぶしていた作業を1回で行うことが可能となる。鋭角曲げ金型と、スライダーブロック付きの重いつぶし専用金型との、金型交換が不要となる。また、金型センターに目視で合わせる面倒な作業も不要となるのである。
上記課題を解決するため、本発明は図1に示すように、第1傾斜面4を設けた下ダイ2のスプリング収納穴10に下ダイスプリング8を入れて、基ダイ7に設置する。基ダイ7の後側から貫通穴11に下ダイ支持用ストリッパーボルト9を通して、下ダイ2を常に前側に押し出しておくように支持する。
上ダイ支持用ストリッパーボルト12に摺動カラー13を取り付け、基ダイ7に設けた長穴14に通し、上ダイネジ穴20に固定し、上ダイ1が上下摺動可能に支持する。基ダイ7に設けられたスプリング通し穴15に上ダイスプリング16を下から入れ、上ダイ支持用ストリッパーボルト12を介して上ダイ1が常に上方向に付勢されるように、スクリューネジ17で止める。基ダイ7の下面にはダイホルダー固定用ネジ穴18を設ける。基ダイ7の上面には、金型を連結した際に高さが同じになるように調整する、上ダイ高さ調整用ネジ19を設ける。
パンチ23がVミゾ22に直接係合され、上ダイ1が下降するにつれて、板材24をつぶしていく。同時に第2傾斜面3と第1傾斜面4が摺動され、下ダイ2が板材Wと一緒にスライドして後退することで、スラスト荷重が大幅に軽減され、1回でつぶすことができる。
軽量化を計るための手段を記述する。
(イ)30°曲げした板材をつぶし始める時、図5の荷重点Aがかかる位置のY、Z寸法が大きい方が、荷重が小さくてすむ。すなわち、板材が滑って作業者側に押し返す力が小さくなり作業しやすい。逆に、Y、Z寸法が小さいと、荷重点Aには大きな圧力が必要となり、スラスト荷重も大きくなる為に、下ダイ2がスライドして後退しても、板材Wは下ダイ2と一緒に後退しないで滑って作業者側に飛び出し、つぶし加工ができないのである。
(ロ)しかし、Y、Z寸法を大きくすることは、下ダイ2の後退寸法も大きくなり、上ダイ1、下ダイ2、基ダイ7の金型全体が大きくなることであり、軽量化の妨げになるのである。
(ハ)すなわち、Y、Z寸法を小さくしても、板材Wが作業者側に滑って出なくすれば、小型軽量化できるのである。
(ニ)よく知られているように、ヘミング加工は大きな加圧を必要とする曲げであり、この大きな加圧により金型を破損させることも多い。その為に図3の30°の割れやすい上ダイ1は、加圧ミスをしても、Vミゾ22が割れて作業者側に飛散しないように、全体を所定硬度HRC32〜36と低い硬度で焼入れ処理して(一般的な金型はHRC43〜48)、割れないようにしている。しかし、焼入れ硬度が低いと、上ダイつぶし面5と下ダイつぶし面6の間に板材を入れて押圧すると図5の荷重点Aが板材Wに喰い込まず、滑って作業者側に飛び出し、つぶし加工ができない。
(ホ)この問題を解決するために、本発明品は、上ダイ1全体の焼入れ硬度は所定硬度で焼入れ処理し(HRC32〜36)、上ダイつぶし面5の少なくとも角部25に焼入れ深さ1〜3mm、HRC50以上の焼入れを、高周波またはレーザー焼入れで設ける。これにより上ダイつぶし面5の角部25が板材Wに喰いついて滑らなくなり、YとZの寸法を小さくすることができる。これにともない、金型全体が小型軽量化され、重量も定尺長さ835mmで約20kgとなり、ダイホルダーに取り付けることも可能となる。また、最も割れやすいVミゾ22を所定硬度で焼入れ処理することで加圧ミス等により金型が割れて飛散しない、安全な金型となる。
(イ)30°曲げした板材をつぶし始める時、図5の荷重点Aがかかる位置のY、Z寸法が大きい方が、荷重が小さくてすむ。すなわち、板材が滑って作業者側に押し返す力が小さくなり作業しやすい。逆に、Y、Z寸法が小さいと、荷重点Aには大きな圧力が必要となり、スラスト荷重も大きくなる為に、下ダイ2がスライドして後退しても、板材Wは下ダイ2と一緒に後退しないで滑って作業者側に飛び出し、つぶし加工ができないのである。
(ロ)しかし、Y、Z寸法を大きくすることは、下ダイ2の後退寸法も大きくなり、上ダイ1、下ダイ2、基ダイ7の金型全体が大きくなることであり、軽量化の妨げになるのである。
(ハ)すなわち、Y、Z寸法を小さくしても、板材Wが作業者側に滑って出なくすれば、小型軽量化できるのである。
(ニ)よく知られているように、ヘミング加工は大きな加圧を必要とする曲げであり、この大きな加圧により金型を破損させることも多い。その為に図3の30°の割れやすい上ダイ1は、加圧ミスをしても、Vミゾ22が割れて作業者側に飛散しないように、全体を所定硬度HRC32〜36と低い硬度で焼入れ処理して(一般的な金型はHRC43〜48)、割れないようにしている。しかし、焼入れ硬度が低いと、上ダイつぶし面5と下ダイつぶし面6の間に板材を入れて押圧すると図5の荷重点Aが板材Wに喰い込まず、滑って作業者側に飛び出し、つぶし加工ができない。
(ホ)この問題を解決するために、本発明品は、上ダイ1全体の焼入れ硬度は所定硬度で焼入れ処理し(HRC32〜36)、上ダイつぶし面5の少なくとも角部25に焼入れ深さ1〜3mm、HRC50以上の焼入れを、高周波またはレーザー焼入れで設ける。これにより上ダイつぶし面5の角部25が板材Wに喰いついて滑らなくなり、YとZの寸法を小さくすることができる。これにともない、金型全体が小型軽量化され、重量も定尺長さ835mmで約20kgとなり、ダイホルダーに取り付けることも可能となる。また、最も割れやすいVミゾ22を所定硬度で焼入れ処理することで加圧ミス等により金型が割れて飛散しない、安全な金型となる。
第2傾斜面3と第1傾斜面4の角度は同一とする。この角度は板材Wの厚みにより変える。この角度はつぶしで最も荷重のかかる図6のR部の中心が金型センターCに移動する角度とする。例えば厚板0.4〜1.6mmの30°曲げした板材であれば図5のY、Z寸法は10mmが適当である。この時、図6のR部の中心が金型センターCに移動する斜面角度は79°が適当である。板厚1.7〜2.5mmでは図5のY、Z寸法は13mmが適当である。この時、図6のR部の中心が金型センターCに移動する斜面角度は77°が適当である。これにより30°曲げした板材を第1傾斜面4の壁に押し当てて、つぶしていくと、最も加圧が必要な図6のR部の中心が金型センターCに移動するので、いちいち目視で金型センターCに合わせる必要がないのである。30°曲げした板材Wが、下ダイ2と一緒にスラスト荷重を軽減させながらつぶしていくため、図3の上ダイ支持用ストリッパーボルト12及び中間板パンチ固定ボルト28にかかるスラスト荷重による負担は軽微である。
上記のとおり、本発明によれば、ヘミング加工のつぶし工程において発生するスラスト荷重を軽減させるために、2〜3回に分けて行っていた、つぶし作業を1回で行うことが可能で、作業時間を大幅に削減した、ヘミング金型となる。また鋭角曲げ金型と、スライダー付きの重いつぶし専用金型との型交換が不要となり、荷重点を目視で金型センターに合わせる面倒な作業も必要なくなる。なによりも危険なスラスト荷重を大幅に軽減した、安全な金型を供給できるのである。
1. 上ダイ
2. 下ダイ
3. 第2傾斜面
4. 第1傾斜面
5. 上ダイつぶし面
6. 下ダイつぶし面
7. 基ダイ
8. 下ダイスプリング
9. 下ダイ支持用ストリッパーボルト
10.スプリング収納穴
11.貫通穴
12.上ダイ支持用ストリッパーボルト
13.摺動カラー
14.長穴
15.スプリング通し穴
16.上ダイスプリング
17.スクリューネジ
18.ダイホルダー固定用ネジ穴
19.上ダイ高さ調整ネジ
20.上ダイネジ穴
21.下ダイネジ穴
22.Vミゾ
23.パンチ
24.ダイホルダー
25.角部
26.ダイホルダー押え金具
27.パンチ固定ボルト
28.中間板
29.基ダイ壁
30.下部テーブル
31.固定ブロック
32.スライダーブロック
33.油ミゾ
A. つぶし工程で始めにかかる荷重点
C. 金型センター
M. 金型センター線
P. コイニングルーラーパンチ
R. つぶし工程で最も荷重がかかるR部の中心
S1.後側へのスラスト荷重
S2.前側へのスラスト荷重
W. 板材
W2.鋭角曲げ端
Y. 30°曲げした時のY寸法
Z. 30°曲げした時のZ寸法
2. 下ダイ
3. 第2傾斜面
4. 第1傾斜面
5. 上ダイつぶし面
6. 下ダイつぶし面
7. 基ダイ
8. 下ダイスプリング
9. 下ダイ支持用ストリッパーボルト
10.スプリング収納穴
11.貫通穴
12.上ダイ支持用ストリッパーボルト
13.摺動カラー
14.長穴
15.スプリング通し穴
16.上ダイスプリング
17.スクリューネジ
18.ダイホルダー固定用ネジ穴
19.上ダイ高さ調整ネジ
20.上ダイネジ穴
21.下ダイネジ穴
22.Vミゾ
23.パンチ
24.ダイホルダー
25.角部
26.ダイホルダー押え金具
27.パンチ固定ボルト
28.中間板
29.基ダイ壁
30.下部テーブル
31.固定ブロック
32.スライダーブロック
33.油ミゾ
A. つぶし工程で始めにかかる荷重点
C. 金型センター
M. 金型センター線
P. コイニングルーラーパンチ
R. つぶし工程で最も荷重がかかるR部の中心
S1.後側へのスラスト荷重
S2.前側へのスラスト荷重
W. 板材
W2.鋭角曲げ端
Y. 30°曲げした時のY寸法
Z. 30°曲げした時のZ寸法
Claims (1)
- 板材をヘミング加工する金型であって、該金型は、板材を載置する載置面を有する下ダイと、該下ダイの上側に位置し、板材を上方から押す上ダイから構成され、前記下ダイは、前記載置面の一端から上方に向けて板材から離れる方向に傾斜し、かつ、板材の曲げ端部が当接する第1傾斜面を備えるとともに、下ダイを支持する基ダイに対してスライドさせるスライド機構を備え、前記上ダイは、板材を押圧するつぶし面と、前記下ダイに形成された第1傾斜面に沿う第2傾斜面を備えていることを特徴とするヘミング金型。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015238030A JP6010743B1 (ja) | 2015-11-16 | 2015-11-16 | ヘミング金型 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015238030A JP6010743B1 (ja) | 2015-11-16 | 2015-11-16 | ヘミング金型 |
Publications (2)
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JP6010743B1 true JP6010743B1 (ja) | 2016-10-19 |
JP2017087291A JP2017087291A (ja) | 2017-05-25 |
Family
ID=57140217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015238030A Active JP6010743B1 (ja) | 2015-11-16 | 2015-11-16 | ヘミング金型 |
Country Status (1)
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JPH01143621U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | ||
JPH0687028A (ja) * | 1992-06-26 | 1994-03-29 | Toei Kogyo Kk | 小型、軽量ヘミング金型 |
JP3043386B2 (ja) * | 1990-09-25 | 2000-05-22 | 森 勝司 | ミシン用刺しゅう器 |
JP2002192264A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-10 | Amada Co Ltd | ダイ金型及びダイ金型の製造方法 |
JP2003181546A (ja) * | 2001-12-17 | 2003-07-02 | Amada Co Ltd | ヘミングダイ |
-
2015
- 2015-11-16 JP JP2015238030A patent/JP6010743B1/ja active Active
Patent Citations (6)
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JPS62123316U (ja) * | 1986-01-29 | 1987-08-05 | ||
JPH01143621U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-02 | ||
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