JP4495466B2 - 微小電気機械システム - Google Patents

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Description

本発明は、微小電気機械システム(MEMS)に関し、より特には、センシング素子および容量センシング素子に電気的に接続された接合電界効果トランジスタ(JFET)を組み込んだそのようなシステムならびにそのようなシステムを製造する方法に関するが、そのようなシステムに限定されるものではない。
本願明細書において、「微小電気機械システム(MEMS)」という用語は、「マイクロシステムテクノロジ(MST)」、「マイクロロボット」、および「マイクロエンジニアドデバイス」という用語によって当該技術に記載されているものを含む幅広いマイクロメカニカルセンサおよびアクチュエータを包含するために用いられている。
マイクロマシニング技術を用いてMEMSを製造することが知られている。例えば、英国特許公開第2276976A号明細書は、そのようなシステムを製造する特定の方法を開示しており、その方法においては、キャビティをシリコンウエハの表面に形成し、次に、その第1のウエハのキャビティの上にある第2のウェハのある部分を放出するような方法で第2のウエハをエッチングする前に、第1のウエハの表面に第2のウエハをボンディングする。このようにして、機械的動きに応じて起動され、かつそのような動きを示す電気的出力信号を生成するためにセンシング素子によって検知され得る浮遊状態で共振するアクチュエータが形成され得る。このようなMEMSの1つは米国特許第5576250号明細書に開示されている加速度計である。
また、国際公開第95/08775号パンフレットおよび国際公開第00/16041号パンフレットがそのようなMEMSの製造の特徴に関連している。
MEMSにおいては、検出される容量は1pFより小さいことが多く、通常はfF〜nFの容量範囲である。したがって、要求される検出精度は、すなわち、10aF未満と極端に小さくなり得る。したがって、小さな信号を検出できるように、検出された信号を電気的出力信号に変換する際の信号対雑音比は最大化されることが非常に重要である。さらには、検出された信号は典型的にはハイインピーダンスノード(すなわち、小さな容量)であるために、雑音注入に対する感度が高い。また、この信号は典型的には、検出された信号を増幅する増幅器の寄生容量および/または入力容量によって著しく減衰され得るか、または潜在的に占有され得るほどに小さい。典型的な容量検出回路の単純化した略図が図1に示されているが、ここでCsenseはセンシング素子の容量を表し、2は電源を表し、4は検出増幅器を表し、Cfeedbackはフィードバック容量を表し、Cinは入力容量を表し、Cは寄生容量を表している。Voutは電気的出力信号の電圧を表している。
典型的には、離散型電子回路(例えば、プリント基板上のピンスルーホールまたは表面実装)が用いられているかどうかに関係なく、あるいは、1つまたは複数の集積回路がマルチチップモジュール(MCM)において用いられるかに関係なく、MEMSセンサはスタンドアロンシリコンチップ上に設けられ、センシング電子回路と接続するためにハイブリッド集積を使用する。通常、センシング素子と回路との間の接続は、1つまたは複数のワイヤボンディングおよび恐らくはかなりの長さの導電トラックおよびボンドパッドおよび/または結合線を用いて行われている。このようなワイヤボンディング、トラック、およびボンドパッドは、出力をロードしかつ増幅されるべき信号を減衰させる寄生容量として働く。JFETが低い電流雑音性能および低いバイアス電流を有するので、このセンシング回路は1つまたは複数の接合電界効果トランジスタ(JFET)を増幅器入力内に組み入れ得る。代替的には、寄生(キャパシタンス、抵抗、およびこの用途に対しては容量が最も大きいインダクタンス)をある程度まで低減させるように機能する読み出し用の特定用途向け集積回路(ASIC)上に直接MEMSチップを実装するために、フリップチップはんだバンプ技術などのダイレクトチップアタッチ(DCA)技術が用いられてよい。
1999年発行、Journal of Modeling and Simulation of Microsystems、第1巻第2号、105〜108頁、S.Amonらの「スマートMEMS用の自己整合ゲートJFET−モデリング、設計、および製造(Self−Aligned Gate JFETs for Smart MEMS−Modeling, Design and Fabrication)」は、MEMS素子(ウエハおよび埋め込まれた抵抗器の裏側に通じる基板コンタクトを有するバルクシリコンにイオン注入を用いて製造された)への自己整合ゲート(SAG)JFETの組み込みおよび製造プロセスにおいてエピタキシャル工程を必要としないという事実に基づいて提供される利点を開示している。サウスカロライナ州ヒルトンヘッド、Solid‐State Sensor and Actuator Workshop社、1996年6月2−6号、J.J.BernsteinとJ.T.Borensteinの「オンチップ増幅器を備えたマイクロマシン加工されたシリコンコンデンサマイクロフォン(A Micromachined Silicon Condenser Microphone with On−Chip Amplifier)」は集積化されたJFETソースフォロワを備えたモノリシックシリコンマイクロフォンを開示しており、そこではJFETが、固体ソースドーピングおよびイオン注入とポリシリコン抵抗器との組み合わせを用いてバルクシリコンに作られている。
本発明の目的は、最小検出信号の改善を提供するように寄生容量を最小化できるようにするMEMSおよびそのようなMEMSを製造する方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、センシング素子および該センシング素子に電気的に接続された接合電界効果トランジスタ(JFET)を組み込んだ微小電気機械システム(MEMS)を製造する方法が提供されており、この方法は、
(a)バリア材料を電気的に絶縁する第1の層を基板の表面に形成する工程と、
(b)前記基板の第1の領域を露出するように前記第1の層をパタニングする工程と、
(c)前記基板の第1の領域をイオン注入を用いてドープしてJFETのウェル領域を形成する工程と、
(d)基板の第1層および第1の領域の両方の表面にバリア材料の第2の層を形成する工程と、
(e)基板の第1の領域の一部分を露出するように、前記バリア材料をパタニングする工程と、
(f)基板の第1の領域の露出した部分をイオン注入を用いてドープして、JFETのソースコンタクト領域およびドレインコンタクト領域を形成する工程と、
(g)基板の第2の領域を露出するように、バリア材料をパタニングする工程と、
(h)基板の第2の領域をイオン注入を用いてドープして、JFETのゲートコンタクト領域および基板コンタクト領域を1回の注入工程で形成する工程とを含む。
本発明の第2の態様によれば、可動素子と該可動素子の変位を示す電気的出力信号を提供する電気的センシング素子とを組み込んだ基板を備えた微小電気機械システム(MEMS)が提供され、接合電界効果トランジスタ(JFET)がセンシング素子と共に基板上にモノリシック集積され、かつ外部の効果(雑音および寄生または浮遊容量負荷など)に対して感度の低い出力信号を提供するインピーダンス変成器として機能するようにセンシング素子に電気的に接続されており、またJEFTのゲートコンタクト領域および基板コンタクト領域が基板の同じ側に1回のイオン注入工程によって形成されている。
本発明の第3の態様によれば、センシング素子と該センシング素子に電気的に接続された接合電界効果トランジスタ(JFET)とを組み込んだ基板を備えた微小電気機械システム(MEMS)が提供され、このシステムは第1の態様の方法によって形成される。
センシング電子回路のJFETとMEMSとをモノリシック集積することによって、センシング素子と関連するセンシング電子回路を相互接続する結合線をそのような回路のバッファ段の後に初めて提供することが可能となる。このことは、バッファ段および回路の残りの部分を相互接続する結合線が、ノイズおよび寄生容量性負荷に対して感度の弱い低インピーダンスノードに接続されることを意味する。したがって、より高い検出精度は、寄生容量が最小にまで低減されるという事実のおかげで達成され得る。
理論上は、そのようなMEMSの電子機器を検知するためにCMOSおよびBiCMOSアナログならびにデジタル電子回路がスタンドアロンなASICまたは完全な集積回路のいずれかとして使用され得るが、そのような用途におけるCMOSデバイスの使用に関連する多数の不利が存在することが指摘されるべきである。第1に、通常CMOS処理技術は[100]シリコン基板に適用され得るのみである。また、CMOSデバイス、バイポーラデバイス、およびBiCMOSデバイスの製造は複雑であり、多くの付加的なマスキング工程を必要とし、また、機械的な材料選択および特性を制限するかもしれないだけでなく、より大きなチップ面積およびコストを必要とする。
対照的に、集積されたJFETを用いることによって、製造プロセス(典型的には、4から5のマスク工程)は著しく単純化され、サブミクロン加工の能力(または特性)を必要としないより大きな形状の素子を使用することが可能となるので、素子の製造がより簡単かつより安価になる。
これによって個々のJFETおよびセンシング素子を電気的に分離するためのメサ(トレンチ)分離を使用することが可能となるので、製造プロセスにおいてシリコンオンインシュレータ(SOI)、シリコンオンガラス(SOG)、またはシリコンオンサファイア(SOS)基板を用いて形成されるシステムにとっては特に有利である。
これによって、回路性能の最適化に必要な場合には、各JFETの基板電位を別個に設定することが可能となり、回路の形成が容易になる。このような基板は典型的には、より薄い素子層を有しており、したがって、それらのバルク同等物よりも面内電流に対してより高い抵抗を示す。したがって、さらなる小さな利点は、シリコンを通る各JFETに関連する漏れ電流のレベルが低減され得るということである。
また、本発明は微小電気機械システム(MEMS)を製造する方法を提供し、この方法は、第1の材料を第2の材料の基板の表面上に塗布する工程と、表面の2つの領域間に延在するトラックを形成するように前記第1の材料を選択的にパタニングする工程と、パタニングされた第1の材料を所定位置に残しながら、前記2つの領域間にトレンチを形成するように前記第2の材料をディープエッチングする工程とから構成され、このディープエッチングは、前記トラックがトレンチにわたってブリッジまたはカンチレバーを形成するように、前記トラックの下にある前記第2の材料の下部を切り取るように構成されている。
本発明がより十分に理解されるために、ここで例証として添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を記載する。
そのようなシステムにおいてJFETを作るために、連続する製造工程における基板の一部分の断面図を示す図2a〜2eに関して以下に記載されるような、単純な4重マスク工程が使用されてよい。
記載される製造工程はn型シリコンウエハ(典型的には約10〜30Ω・cmの抵抗)を基板として使用し、公称厚さが0.2〜1.0μmで、典型的には約0.35μmのフィールド酸化層がウェット酸化プロセスによって成長される。p−型シリコンウエハにnチャネル素子を製造するために、本発明に従って同様の工程が用いられてよいが、そのような素子はより劣った雑音性能を呈し易い。さらには、上記のフィールド酸化層以外の誘電体層を用いて、かつLPCVD(減圧化学気相成長)、PECVD(プラズマ強化化学気相成長)、スピンオン薄膜、蒸着、スパッタリング等を含む代替的な処理技術を用いて、いくらか類似する製造工程が本発明に従って用いられてよい。
図2aは第1のリソグラフィプロセスの工程の効果を示しており、最初にフォトレジスト層がフィールド酸化層の最上部に塗布され、次に、(ポジティブまたはネガティブトーンのフォトレジストが使用されているかどうかに応じて)フォトレジストの露出した領域または露出していない領域を除去する前、およびフォトレジストが除去されたそれら領域を選択的にエッチングするために適切なエッチャントを塗布する前に、マスクを通して放射線に曝露する。代替的には、必要なパタニングが電子ビームリソグラフィによって達成され得る。図2aは基板1上のフィールド酸化層2およびこのように層2においてエッチングされた窓3を示している。次に、基板1の領域4のドーピングが、窓3を通してホウ素などのp型ドーパントの注入によって達成される。さらなるアニーリング工程では、このドーパントが図2bに示したような小さなp型ウェル5を形成するために導入され、ウェル酸化層6がp型ウェル5の上に成長される。このウェル酸化層6の厚さは、基板1の残りの部分を覆う厚い電界酸化層2の厚さの約半分であることが好ましい。以下の製造工程の説明から明らかになるように、この工程によって別々の基板コンタクトマスクを使用する必要がなくなる。ウェル酸化層6を所要の深さまで成長(またはデポジット)させた後にp型ウェル5を深くする必要がある場合、さらなるアニーリング工程が不活性雰囲気において実行されてよい。
先行技術のJFET製造プロセスは、典型的には基板の裏面にコンタクトを採用し、典型的にはバルクシリコン基板内の組み立てを伴う。多くの場合、これは完全なCMOSまたはバイポーラ製造工程の一部である。独立したJFET製造プロセスは図2a〜2eに関して記載したプロセスに比べて著しくより複雑であり、典型的には、より多くのマスキング工程を使用する。
さらには、JFETの端部からの漏れ電流(このような漏れは主に、素子の端部に関連する寄生バイポーラトランジスタを経由するものである)を低減させることが必要な場合、図2bに示したように、窒化物スペーサ7がウェルの端部周囲に作られるさらなるステップを製造工程に組み入れることが考えられる。このスペーサ7は、典型的には約0.3〜1.0μmの厚さの窒化層を酸化層2および6の上部にデポジットし、続いて、ウェル端部に必要なスペーサ7を残す異方性エッチングプロセスを用いて、その窒化層をブランケットエッチングすることによって形成され得る。当業者であれば、バリア層(これもまた酸化物である)の上部まで選択的に犠牲エッチングすることが受容可能である場合には、この工程は酸化物を用いて行われてもよいことが理解されよう。このスペーサは寄生バイポーラトランジスタのターンオン電圧をJFETのピンチオフ電圧を超えてレベルシフトするように働く。
第2のリソグラフィプロセス工程においては、図2cに示すように、基板の上面に塗布されたフォトレジストの層はさらなるマスクを通して選択的に露出され、フォトレジストの露出した領域または露出していない領域が、JFETのソースおよびドレイン用のコンタクト窓8および9を形成するウェル酸化層6のエッチングの前に除去される。同時に、少なくとも1つのエッチングされた凹部10が、そのようなエッチングプロセスによって厚くなった酸化層2に形成され得る。凹部10が典型的には酸化層2のエッチングされていない部分の厚さの約半分である残りの酸化物の厚さだけ、基板1から分離されていることが重要である。さらなるドーピング工程においては、基板1にソースコンタクト領域11およびドレインコンタクト領域12を形成するために、p型ドーパントが窓8および9を介してp型ウェル5に注入される。そのようなドーピングが凹部10の下にある基板の領域に達しないことを確実にするために、基板1から凹部10を分離している残りの酸化層は十分なものである必要がある。
第3のリソグラフィプロセス工程においては、上部面に塗布されたフォトレジストの層がさらなるマスクを通して選択的に露出され、図2dに示したように、露出したまたは露出していないフォトレジストを除去した後に、コンタクト窓14および15が酸化層2および6内にエッチングされて、窓15が予め基板1から凹部10を分離している残りの酸化層に延在する。さらなるドーピング工程において、n型ドーパントが窓14および15を介して注入されて、基板1内にゲートコンタクト領域および基板コンタクト領域16および17を形成する。ソースコンタクト領域およびドレインコンタクト領域11および12は、フォトレジストマスクによってゲートおよび基板コンタクトのインプラントから保護されている。各周期の最後でフォトレジストマスクが除去される。このようなマスクは、酸化層を形成する必要なく他のインプラント(例えば、ソースおよびドレインコンタクト、あるいはウェル)を定めるために用いられてもよい。
乾燥酸素下のウエハのアニーリングは、ドーパントを活性化し、かつp型ウェル5内の所定に深さにゲートコンタクト領域16を導くように機能する。このアニーリング工程においては、比較的薄い酸化層がコンタクト窓内に形成される。次に、コンタクト窓内の比較的薄い酸化物の層を除去するために表面がブランケットエッチングされ、例えば、アルミニウム合金、チタン、チタンタングステン合金、金、クロム、銅、タングステン、ニッケル、クロム、ニッケルクロム合金、窒化チタン、プラチナ、およびそれらを組み合わせたものなどの適切な金属の層がデポジットされる。
代替的には、注入されたドーパントのアニーリングおよび活性化が、アルゴンまたは窒素などの不活性雰囲気において実行されてよい。このような場合、露出したシリコンの表面上には薄い酸化物が成長し得ず、したがって、金属層をデポジットする前にブランケットエッチングをする必要が存在し得ない。
第4のリソグラフィプロセス工程においては、次に、所要のメタライゼーションパタンを定めるために、金属層に塗布されたフォトレジスト層がさらなるマスクを通して選択的にエッチングされ、露出したまたは露出していないフォトレジストを除去した後に、所定の位置にメタライゼーショントラック18を残す必要がない領域内をエッチングすることによって、金属層が除去される。代替的には、このメタライゼーションはミリング加工またはリフトオフ加工(金属蒸着およびリフトオフ前にパタンフォトレジストを適用することを含む)によってパタニングされてよい。
上記の製造スキームは、わずか4枚の異なるマスクの使用が必要となるだけなので、JFETおよびMEMSのセンシング素子への必要な接続用のメタライゼーションと共に基板1内に所定のドープされた領域を形成するためには、特に有利である。したがって、このプロセスは比較的安価であり、さらには、n型およびp型ウェル領域の両方に対応する。上記のように、JFETのゲート端部から基板への寄生的な漏れ経路は、付加的なマスクを必要とすることなく形成され得るスペーサ7を用いることによって低減され得る。
代替的には、そのような寄生的な漏れ経路は、酸化物分離およびコンタクトホールを必要とする環状のトランジスタ設計を用いて除去されてよいが、これはコンタクトホールを形成するために付加的なマスクを要する。これについては、図4に関して以下にさらに詳細に記載する。
製造工程に加えられてよいさらなる任意の工程においては、さらなるマスキング工程を一切必要としないように、高い抵抗のバイアス抵抗器が注入によって、p型ウェル5が形成されると同時に形成され、抵抗器用の窓が、ウェルを定める窓3と同時に形成される。代替的には、フィールド酸化物上にデポジットされた付加的なポリシリコン層に抵抗器のパタンを形成するために、そのような抵抗器がp型ウェル5を形成する第1のマスキング工程に先だってさらなるマスキング工程を用いて定められてよい。選択的エッチング工程に続くこのさらなるマスキング工程によって、低ドーズ量のドーパントを注入して抵抗器が形成され得る酸化層に窓を形成することが可能となる。いずれの場合でも、p型コンタクト領域およびメタライゼーショントラックがそのように形成された抵抗器の端部において必要となる。ある用途においては、このさらなる工程は、例えば、ポリシリコン表面のマイクロマシニング加工によってあるいは適切な抵抗の薄い(例えば、TiNまたはTiWの)金属層において達成されるMEMS工程の一部を形成し得る。
SOIまたはSOG基板では、そのような抵抗器は、関係R=ρl/hwに従って所定の抵抗Rを定める寸法を有する下にある絶縁層まで、シリコン装置層内のチャネルをエッチダウンすることによって定められるシリコンの長さによって形成されてもよく、ここでρはシリコンの抵抗率、lは抵抗器の長さ、hは抵抗器の深さ、およびwは抵抗器の幅を表す。高ドープされた領域は必要とされるコンタクトのための注入によって形成され得る。JFETを有する領域内の基板コンタクトはこの方法の実際的な適用を制限するかもしれない。
MEMSセンサに組み込まれるJFETを容易に製造するために、上記製造プロセスが用いられてよい。典型的には、JFETはMEMSのセンシング素子を形成するのに必要なDRIE(deep reactive ion etching)を行う前に、ウエハ上に作られる。高アスペクト比マシニング(high aspect ratio machining=HARM)がシリコンオンインシュレータ(SOI)またはシリコンオンガラス(SOG)製造プロセスに用いられる場合、このプロセスフローは次のようになり得る。既に記載した工程の順番をメタライゼーション工程の直前まで用いて、最初にJFETが作られる。典型的にはJFETおよびMEMSの製造工程に共通であるメタライゼーション工程ステップが次に続く。次に、MEMS構造がDRIE(deep reactive ion etching)を用いて定められる。WO 00/16041号の図面に関して記載された好ましいMEMSセンサの説明を参照することによってより簡単に理解されるように、近接する層からMEMSの構造体を取り除くために、(ウェット、気相、またはプラズマベースの)放出エッチングが必要となるかもしれず、アルミニウム合金(使用されている場合)および/または酸化シリコン(使用されている場合)がそのようなプロセスにおいて用いられ得るフッ酸(HF)による攻撃を受けるので、放出プロセス中に能動回路を保護する必要があり得る。必要となる保護はフォトレジストの層、ポリアミド、PECVD窒化シリコン、または他のHF保護層およびそれらを組み合わせたものなどの保護層を用いて保護され得る。
いくつかの用途では、個々のJFET素子のメサ(またはトレンチ)分離用にエアブリッジおよび/または誘電体あるいはポリマのトレンチリフィルを使用できるようにするために、DRIE工程の後にメタライゼーションを定めることが好ましいであろう。これによって各JFETは独立した基板電圧を有することが可能となるので、回路の実現において素子特性のよりよいマッチングが提供される。他の用途においては増大する工程の複雑さのコストに柔軟性を与えるために、2つ以上のメタライゼーション工程がDRIEおよび放出工程の前または後のいずれかに提供されてよい。代替的なプロセスフローの順番においては、メタライゼーション工程が、シャドーマスキングおよび蒸着またはスパッタリング(あるいは、電気メッキまたはCVDなどの他のいくつかの金属蒸着法)を用いて、MEMS構造放出の後の最終工程として実行されてよい。さらには、メサ領域が十分な面積の場合には、JFETがシリコン内のメサ領域の上に作られ得る。適切なリフィルを用いて高価値のトレンチキャパシタを形成するために、DRIEが用いられてよいことにも注目するべきである。以下に記載した本発明のさらなる展開では、ブリッジ構造がDRIEによってトレンチにわたって形成される。
JEFTをバッファ用途に使用できるようにするために、JFETをバイアスするためにその中に抵抗器を定めることのできる高い抵抗率のポリシリコン層を組み込むことが必要となり得る。これにはエッジのない素子構造用の1枚の付加的なマスクおよび単純なスペーサをベースにしたプロセス用の2枚の付加的なマスクが必要となると推察される。JFETをバイアスするためにダイオードを用いることは、付加的な処理工程のさらなる複雑さを回避し、かつJFETのゲート側からみてダイオードが逆バイアスされるときに、大きなインピーダンスを示す代替的な選択である。このダイオードは上記に概説した4枚のマスク層を用いることによって形成され得る。このダイオードは小型になるであろうし、JFET素子のゲートに電気的に接続されるであろう。JFET素子のDC動作点を確立するために、低インピーダンス電圧がダイオードの他端に印加されるであろう。ダイオードの効果的な抵抗値は、ダイオードの面積およびJFETのゲート電圧の大きさに依存するであろう。
当業者であれば理解できるように、JFETはまた、機械的層としてポリシリコン、金属、または金属窒化物などの材料を採用した犠牲表面マイクロマシニング工程を用いて集積化され得る。典型的には、JFETはメタライゼーション工程の直前の工程において作られ、メタライゼーションが主要な表面マイクロマシニングプロセスフローの一部として加えられるであろう。これが高温(>700度)のプロセスステップを伴う場合、これを考慮するためにJFET工程のレイアウトおよびアニーリングサイクルを調節することが必要となるであろう。そのような効果は、業界標準の工程およびSilvaco、TMA、Avanti、Mentor、およびCadenceなどの会社から入手可能なデバイスシミュレータを用いてすぐにモデル化され得る。
図3はシステムの考えられるレイアウトを示しており、ソース、ゲート、およびドレインのメタライゼーション電極20、21、および22が、n型シリコン基板24に重なるように、pコンタクト領域、nゲートコンタクト領域、およびpドレインコンタクト領域にそれぞれ適合してp型ウェル23上に横たわり、基板コンタクトメタライゼーション電極25が基板コンタクト領域を囲繞する基板24にも重なるように、n基板コンタクト領域に適合して設けられている。四角のオーバーレイ26で示したJFETの一部を拡大した詳細が27に示されており、この図から電極21とp型ウェル23と囲繞しているn型基板24との間の重なりがJFETのゲートに接続されたn−p−n寄生端部トランジスタを形成するように働くことが理解されよう。このような寄生端部トランジスタ(バイポーラ)はJFETが高い漏れ電流につながる前にオンになり得るので、いくつかの用途では望ましくない。
図4は代替的な端部のない設計を示しており、ソースメタライゼーション電極30はゲートメタライゼーション電極31を囲繞し、次に電極31はドレインメタライゼーション電極32を囲繞し、p型ウェル33内に形成された電極30、31、および32は対応する形状のソース、ゲート、およびドレインコンタクト領域と適合している。電極31および32に電気的接続を提供するために、狭いメタライゼーショントラック35および36が電極31および32の間隙に延在している。このような端部のない設計は、寄生端部トランジスタ効果を実質的に除去する。しかし、この場合、電極30、31、および32ならびに関連するコンタクト領域を相互接続する絶縁層を通ってコンタクトホール37を定めるために、第5のマスクが必要となる。同様に、基板コンタクトメタライゼーション電極38を下にある基板コンタクト領域と接続するために、そのようなコンタクトホールが提供される。
この設計を製造するためのさらなる処理には、メタライゼーションの前および乾燥酸素アニーリング工程の後に低温酸化(LTO)層をデポジションすること、および第5のマスクを用いてパタニングした後およびメタライゼーションをデポジションしかつ定める前に、この層を通してコンタクトホールをエッチングすることが必要となる。このLTO層は、アルミニウムメタライゼーションスキームの上部にデポジットされるように、LPCVD(低圧化学気相成長)またはPECVD(プラズマ強化化学気相成長)を用いて典型的には425℃より低い温度でデポジットされ、また下部のコンタクト領域からトラック35および36を絶縁するように働く。温度が700℃を超えていると、曝露の温度および時間に応じて、素子特性が悪影響を受けるかもしれない速さでシリコン内でインプラントの拡散を生じさせることがあるので、このコンテキストでは、低温とは約700℃より低い温度で実行される任意の処理を意味する。したがって、所望の特性を有する素子を製造するためには、インプラントの特性およびドーズ量のほかにこのような温度を超えて実行される処理(熱酸化およびアニーリングなど)の持続時間および温度が熟知され、かつ再現可能である必要がある。典型的には、この工程はインプラントのアニーリング時間を変えることによって最適化される。このような傾向はプロセスシミュレーションソフトウェアを用いてモデル化されてよい。
好ましい実施形態では、JFETおよび関連して製造されるコンポーネントはインピーダンス変成器として機能するバッファ回路を構成し、故にこの回路は外部検出回路にMEMSセンシング素子を接続する結合線の寄生効果を大幅に低減させるので、検出回路の信号対雑音比を全体的に上昇させる。ソースフォロワ回路が1つまたは複数の関連する活性素子、キャパシタ、および抵抗器とともに用いられてよい。その最も単純化した形式では、このソースフォロワ回路は回路内に1個のJFETだけを必要とする。
図5および6には回路の2個の好適な実施例が示され、図7および8には、一般的なセンシング素子を備えたシリコン上に実施される結果的に得られる回路の対応する略図(原寸大ではない)が示されている。それぞれの場合、一般的なセンシング素子は固定電極42を有するセンシングキャパシタを形成するバネ式サスペンション41によって支持された、可動マス(mass)40の形態の電極を備えている。これら回路の各々は4本の結合線に接続される必要があり、2本の結合線は回路のパワーレールとして機能し、1本の結合線はJFETにバイアスを提供し、1本の結合線は出力信号オフチップとして機能する。
図5に示した第1の好適な実施形態においては、単一のJFET50が容量センシング素子入力からのソースフォロワ(関連するバイアスダイオードDBiasおよび負荷抵抗Rと共に)として用いられている。JFETのソースは負荷抵抗Rを介してVss(典型的には、このコンフィギュレーションにおいてはVss=0ボルト)に接続され、出力はソースと負荷抵抗Rとの間の接合部に提供される。さらに、破線51で示されたように基板がゲートに接続されている。しかし、変形例では、この基板はソースに接続されてよい。このような回路は、設置面積が小さな回路であるが故に、センシング素子自身の電極への組み込みに最適であるという点で有利である。この場合、図7に示したように、センシング電極は分離されたメサである。
図7の回路構成は、10μmを超える表面を有する、この回路を含むのに適切な設置面積のセンシング電極を組み入れるWO 00/16041号に開示された形式の直径4mmのリング状ジャイロスコープに用いられるのに適している。このような回路は、例えば、素子内に存在する雑音レベルに近い二次(rate−of−turn)信号を検知するために、必要な場合にのみ使用されるであろう。この構成では、回路を外部回路構成に接続する結合線を取り付けるためのVBias、VDD、VSS、およびVoutで示したn型シリコン基板43上の酸化層に設けられた4個の導電性ボンドパッドを組み込んでいる。さらに、この構成はp型にドープされたJEFTのウェル43A内に設けられたp+ソース44、n+ゲート45、およびp+ドレイン46のほかにメタライゼーショントラックを介して適切に相互接続されたn+基板コンタクト47、バイアスダイオード48、およびポリシリコンまたはp型ウェルの負荷抵抗器49を組み込んでいる。そのような構成の断面を図9に示しているが、明快に示すために相互接続するメタライゼーショントラックは省略されている。2つのメサ間のトレンチ53にわたる金属エアブリッジ52が示されている。
図6に示した第2の好適な実施形態では、2個のJFETが用いられており、第1のJFET60は容量検知入力からのソースフォロワとして機能し、JFET61は2個の適合された負荷抵抗器RおよびRを備えた電流源(能動負荷)として機能する。そのような構成において、2個の密接に適合されたJFET60、61を使用することにより、性能および温度トラッキングが改善される。その適合を十分に利用するために、JFET60、61の基板コンタクトは、好適には相互に分離されることによって、別個に設定可能であるべきである。この目的のため、図8のレイアウトに示すように、回路の2つ部分を相互接続するために、メサ間(および電極とメサとの間)に金属製エアブリッジを設けた状態のメサ分離が採用される。
JFET60のソースは負荷抵抗器Rを介してJFET61のドレインに接続され、JFET61のソースは負荷抵抗器Rを介して接地に接続されている。JFET61のゲートはVSSに接続され、その出力はJFET61の負荷抵抗器Rとドレインとの間の接合部に提供される。さらに、この基板は破線62、63で示したJFET60、61の各々のソースに接続されている。
著しい利点がある場合にのみまた採用される図8の回路構成は、結合線を取り付けるためのVBias、VDD、VSS、およびVoutで示したn−型シリコン基板63上の酸化層に設けられた4個の導電性ボンドパッドを組み込んでいる。さらに、この構成はp型にドープされた第1のJFETのウェル63A内に設けられたp+ソース64、n+ゲート65、およびp+ドレイン66のほかに、メタライゼーショントラックを介して適切に相互接続されたバイアスダイオード68およびポリシリコンまたはp型ウェルの負荷抵抗器69を組み込んでいる。しかし、この実施形態では、この構成は第2のJFETのp+ソース71、n+ゲート72、およびp+ドレイン73のほかに、76などのメタライゼーショントラックを介して相互接続されたエアブリッジ74およびポリシリコンまたはp型ウェルの負荷抵抗器75を含んでいる。このエアブリッジによって、知られた方法を用いてトレンチ手段によって互いに分離された2つのメサ上に2個のJFETの電気的接続を提供することが可能となる。素子を分離するために、さらなる注入およびダイオードアイソレーションが使用されてよいが、加えられるプロセスの複雑さが犠牲となるだけである。
図示していないさらなる実施形態では、差動増幅回路がジャイロスコープのリングの反対側に設けられた2つのセンシング電極から受信された信号に依存した差動出力を提供する。この場合、回路は、(関連するバイアスダイオードおよび共通の負荷(抵抗性または能動のJFET負荷)に)逆並列接続された、個々の容量センシング素子から入力を受け取る2個のJFETを備えている。各JFETのドレインは各抵抗器を介して供給レールに接続され、出力がドレインと抵抗器との間の接合部に提供される。
さらに、あるMEMS素子にとっては、シリコン基板の異なる結晶方位の異なる特性を利用することは有利である。これらの異なる特性の一例は、ヤング率は[100]シリコンにおいて放射状の角度に対して変動するが、[111]シリコンにおいてはヤング率は等方性である。JFETを用いることの重要な利点の1つは、JFETが[100]シリコン基板上または[111]シリコン基板上のいずれかに(細かい部分が少し異なる工程であるが同じ基本的な順序のステップおよびマスキングを用いて)モノリシック集積化され得るほどに、集積化された素子であるということである。[110]などの他のシリコン基板方位が、例えば、アニーリング時間および熱酸化時間を変えることによって、ごく小さなJFETのプロセス工学を用いて適応され得ることも考えられる。
そのような構成が特に有利であるMEMS素子の一例は、SOIまたはSOG基板に形成されたリング状ジャイロスコープである。そのような素子は、JFETがモノリシック集積のための最も実現性のある解決策を提供する[111]シリコン上に基礎が置かれ得る。残りの電子回路にオフチップを経由させる前に、結合線またははんだバンプを用いて必要最小限の回路のみをMEMSにモノリシック集積することも好ましいかもしれない。回路の残りは独立したCMOSプロセスにおいて最小コストで標準的な[100]シリコンに作られた専用のASICの形態であり得る。ASICおよび最小限に集積化されたMEMSチップの両方が組み立て前に検査され得るので、これによりシステムの生産量を最大化することができる。
MEMSセンシング素子の電極は、オフチップ回路と結合するための関連するボンドパッドと共にそれら電極上に関連するバッファ回路を含むために、それ自身が十分に大きくてよい。したがって、MEMSダイの総面積はJFET回路の組み込みによって影響され得ない。
いくつかの用途においては、最適な電子的性能のために、JFET回路はある抵抗、典型的には0.1〜5000Ω・cmおよび有利には10〜20Ω・cmの基板表面を必要とし得る。これは、例えば、大きく(0.01Ω・cmより小さく)ドープされる層または軽く(5000Ω・cmを超えて)ドープされる層のドーピングレベルのMEMSの必要条件と直接対立するかもしれない。この場合、ウエハの表面上または少なくとも活性領域内に適切なドーピングレベルで層を組みこむことが必要となり得る。これは選択された領域または表面全体のいずれかにエピタキシャル成長を用いることによって達成され得る。
本発明のさらなる展開においては、例えば、図7および8の回路レイアウトに示したような2つのメサ間に高いトポグラフィのデバイスの分離されたアイランド間にメタライゼーションを形成する際に固有の問題を解決するような方法で相互接続トラックを実現するために、新規な方法が採用される。この工程では、MEMS素子を定めて2つのメサ領域間に狭い金属トラックを提供するために、デポジットされたメタライゼーションがDRIE工程の前にパタニングされる。エッチング工程が異方性にエッチダウンする前にマスクの下をわずかに切り取ることが、マスクを用いたディープドライエッチングの1つの特徴である。したがって、適度に狭い相互接続トラックが提供された場合、トラックの真下にあるシリコンはドライエッチング工程の間に完全に除去されるであろう。その結果、図10に示したように、トラックが2つのメサ61と62との間の連続するトレンチにわたってプレーナブリッジ60を形成するが、このトラックはエッチング中はマスクとして機能している。エッチングの後にはブリッジ60の下にはシリコンが一切残っておらず、かつブリッジ60は2つのメサ上のメタライゼーションの平面内にあることに注目すべきである。
好適には、エッチング中にトラックは1本のレジストによって保護される。さらには、この構成はブリッジが短く、かつブリッジの応力レベルが座屈しないようにわずかに伸張性を有するようになっていることが好ましい。ブリッジ幅の典型的な範囲は0.1〜50μm(好適には約1μm)であり、ブリッジ長の典型的な範囲は1〜200μm(好適には2〜20μm)である。ブリッジ構造が基本的には平面のままになるので(層が伸張性の場合)、このようなブリッジ構造の潜在的利点の1つは応力に対して反応が低いことである。
この新規な方法は、付加的なプロセスステップを省き、センシングおよびアクチュエーションのために主要なシリコンエッチング工程中に形成される容量構造(櫛歯型駆動部または平行板コンデンサ)の間隙の大きさを妥協しないので、金属トラックがシリコンブリッジ上にパタニングされ、かつブリッジが(例えば2フッ化キセノンを用いた)次の工程によって除去される工程に対して利点を有している。
典型的には、ウェット放出工程(フッ酸(HF)ベース)が用いられ、この場合メタライゼーションはフッ酸に対して耐性がなければならない。したがって、TiWおよび/またはTiNは上部のメタライゼーション層として使用されるPtおよび/またはAuに対する好適な接着/バリア層である。Crは考えられる代替的な接着/バリア層である。このバリア層は下部が切り取られる部分においてディープドライエッチング中にわずかに攻撃されることがあるので、上部メタライゼーション層を設けることが好ましい。基板に予めキャビティが形成されている場合、そのようなHF耐性は一切必要とされないので、Alベースのメタライゼーションが同様に採用され得る。
この展開はシリコンオンインシュレータ(SOI)素子に限定されるものではないが、シリコンオンガラス(SOG)素子およびシリコンオンサファイア(SOS)素子に同様に適用できるだけでなく、エッチングされたメサがダイオードアイソレーション等を介して分離されているバルクシリコン素子にも適用できる。さらには、上記考察はDRIE工程中にブリッジを形成するために金属トラックの下部を横方向に切り取る工程に関連するものであるが、例えば、異方性ウェットエッチングを用いてシリコン素子を定めるために、そのような方法を用いて制限された程度のアンダーカットを提供することも可能である。
必要であれば、集積化されたJFETを用いたSOI MEMS工程の場合のようにシリコンメサ上にトラックができるようにするために、先に考察した酸化シリコンではなく、例えば、窒化シリコンで作られたHF耐性の絶縁層がメタライゼーションの前に採用されてよい。金属蒸着の前にシリコンにコンタクト窓を定めることができるようにするために、これは上記の付加的なリソグラフィレベルを必要とするであろう。
表面上にパタニングされた構造体の下部を切り取ってDRIEを用いてプレーナブリッジ構造を形成するそのような工程は、他の用途に使用されてもよい。例えば、そのような工程を用いて、間隙の一方の側に固定されるが他方側には固定されない一続きのカンチレバーが、固定されていない端部を機械的に拘束するように形成されてよい。そのようなカンチレバーは適用要件に従って導電性材料(例えば、金属)、半導電性材料(例えば、ポリシリコン)、または絶縁性材料(例えば、窒化シリコン)で製造され得る。
MEMSの典型的な容量検出回路を示す回路図である。 本発明の製造方法の連続する工程を示す工程図である。 本発明の製造方法の連続する工程を示す工程図である。 本発明の製造方法の連続する工程を示す工程図である。 本発明の製造方法の連続する工程を示す工程図である。 本発明の製造方法の連続する工程を示す工程図である。 本発明のMEMSのJFET部分を示すレイアウトである。 本発明のMEMSのJFET部分を示すレイアウトである。 本発明のMEMSの好適な実施形態を示す回路図である。 本発明のMEMSの好適な実施形態を示す回路図である。 図5の実施形態の集積回路を示す好適なレイアウトである。 図6の実施形態の集積回路を示す好適なレイアウトである。 図7のレイアウトを示す断面図である。 2つのシリコンメサを相互接続する金属ブリッジの略図である。

Claims (27)

  1. センシング素子および該センシング素子に電気的に接続された接合電界効果トランジスタ(JFET)を組み込んだ微小電気機械システム(MEMS)を製造する方法であって、
    (a)電気絶縁のバリア材料第1の層を基板の表面に形成する工程と、
    (b)基板の第1の領域を露出するように第1の層をパタニングする工程と、
    (c)基板の第1の領域をイオン注入を用いてドープしてJFETのウェル領域を形成する工程と、
    (d)基板の第1の層および第1の領域の両方の表面にバリア材料の第2の層を形成する工程と、
    (e)基板の第1の領域の一部分を露出するように、バリア材料の第2の層をパタニングする工程と、
    (f)基板の第1の領域の露出した部分をイオン注入を用いてドープして、JFETのソースコンタクト領域およびドレインコンタクト領域を形成する工程と、
    (g)基板の第2の領域を露出するように、バリア材料の第2の層をパタニングする工程と、
    (h)基板の第2の領域をイオン注入を用いてドープして、JFETのゲートコンタクト領域および基板コンタクト領域を1回の注入工程で形成する工程とを含んだ、微小電気機械システム(MEMS)を製造する方法。
  2. 工程(e)において第2の層をパタニングする前に、工程(f)において第2の領域におけるイオン注入を妨げるために十分なバリア材料が残るように、基板上に重ね合わされた第1の層および第2の層を合わせた厚さよりも基板上の第2の層の厚さを実質的に薄くする請求項1に記載の方法。
  3. ゲート−基板間の漏れを低減させるさらなる工程において、第2の層を用いて第1の領域を被覆することによって形成されたウェルの端部周囲にスペーサが形成される請求項1または2に記載の方法。
  4. 下側のトポロジに起因して層がより厚くなっている領域内にスペーサを残すために、第2の層上にバリア材料の別の層を形成し、かつ該別の層が延在する全体にわたって前記別の層を方向的にエッチングすることによって、スペーサが形成される請求項3に記載の方法。
  5. ソースコンタクト領域およびドレインコンタクト領域がそこを通して注入される第1の領域の一部分を露出するようにバリア材料をパタニングする間に、前記一部分を露出させるためにバリア層の部分がエッチングされ、かつ第2の領域に重なっている層のさらなる部分が、層厚の途中までだけ同時にエッチングされる請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. ドーピングを活性化するためにアニーリング工程が提供される請求項1から5のいずれかに記載の方法。
  7. JFETおよびセンシング素子のコンタクト領域への電気的に導電性のある接続を形成するために、1つまたは複数のメタライゼーション層がデポジットかつパタニングされるメタライゼーション工程が提供される請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 電気的に導電性のある接続とコンタクト領域との間に電気的コンタクトを確立するために、バリア材料のさらなる層にコンタクトホールが形成されるさらなるパタニング工程が提供される請求項7に記載の方法。
  9. 少なくとも1つのバイアス抵抗器が材料のさらなる層をデポジットかつパタニングすることおよびバイアス抵抗器を形成するためにパタニングにより露出させた領域をドーピングすることによって形成される、抵抗器を形成する工程が提供される請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 材料のさらなる層がポリシリコン層である請求項9に記載の方法。
  11. JFETをバイアスするバイアスダイオード接合が製造工程によって形成される請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 各パタニング工程が、フォトレジストマスクを通して層が選択的に露出されかつ層が選択的にエッチングされるリソグラフィ工程を含む請求項1から11のいずれかに記載の方法。
  13. エピタキシャル層が基板の表面の少なくとも選択された領域に形成される請求項1から12のいずれかに記載の方法。
  14. ディープ反応性イオンエッチング(DRIE、異方性ウェットエッチング、または犠牲表面マイクロマシニング加工によって、MEMSの機械的アクチュエータが形成される請求項1から13のいずれかに記載の方法。
  15. 可動素子および可動素子の起動を示す電気的出力信号を提供する電気的センシング素子を組み込んだ基板を備えた微小電気機械システム(MEMS)であって、接合電界効果トランジスタ(JFET)がセンシング素子と共に基板上にモノリシック集積され、かつ外部の効果に対して感度の低い出力信号を提供するインピーダンス変成器として機能するようにセンシング素子に電気的に接続され、JFETのゲートコンタクト領域および基板コンタクト領域が基板の同じ側に1回のイオン注入工程によって形成された微小電気機械システム。
  16. センシング素子がアクチュエータの動きに依存する程度までアクチュエータに容量結合された容量素子である請求項15に記載のシステム。
  17. センシング素子およびセンシング素子に電気的に接続された接合電界トランジスタ(JFET)を組み込んだ基板を備えた微小電気機械システム(MEMS)であって、該微小電気機械システムが、請求項1から14のいずれか一項の方法を用いて形成される微小電気機械システム。
  18. JFETがセンシング素子内に形成される請求項15、16、または17に記載のシステム。
  19. JFETがウェルによって定められ、スペーサがウェルの端部周囲に形成される請求項15、16、17、または18に記載のシステム。
  20. 基板が、2つの回路部分内に異なる基板電位が可能となるように、メサ分離によって分離された2つの回路部分を組み込んだ請求項15から19のいずれか一項に記載のシステム。
  21. 2つの回路部分が1つまたは複数のエアブリッジまたは分離リフィルブリッジを用いて相互接続された請求項20に記載のシステム。
  22. JFETのコンタクトへの接続が、寄生端部トランジスタが形成されるのを実質的に回避するように絶縁層内のコンタクトホールを通して形成される請求項15から21のいずれか一項に記載のシステム。
  23. JFETが形成される層が結晶n型シリコンである請求項15から22のいずれか一項に記載のシステム。
  24. JFETが形成される層が結晶p型シリコンである請求項15から22のいずれか一項に記載のシステム。
  25. JFETが下方の基板層にする異なるドーピングレベルの基板上のエピタキシャル層に形成される請求項15から24のいずれか一項に記載のシステム。
  26. JFETが基板上のエピタキシャル層に形成され、可動素子がエピタキシャル層が存在していない基板の近接する部分に形成される請求項25に記載のシステム。
  27. 基板がSOI、SOG、またはSOS基板である請求項15から26のいずれか一項に記載のシステム。
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