JP4491629B2 - 床暖房端末器 - Google Patents

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Description

本発明は床暖房端末器に係り、特に室内床面に床暖房施工を行う際、床高さを過度に高くすることなく、また、暖房効率の良い床暖房施工を行うことができる床暖房端末器に関する。
従来、一般住宅、集合住宅、ホテル、病院、高齢者養護施設などの建造物の床には、居住性を高める目的で、床面から暖房する床暖房システムが適用され、各種態様の床暖房システムが提案されている。特に、温水等の熱媒を通す暖房配管を設けた床暖房システムは、ヒーター加熱による床暖房の場合とは異なり、局部的に過熱状態が生じにくく、放熱性も良好であるという利点を有し、広く採用されるようになってきている。
従来、床暖房施工に用いられる床暖房端末器の構造としては、例えば図6に開示されているように、上面に設けられた溝10C内に、熱媒流通用配管10Aを埋設した発泡樹脂製の基体10B上に、アルミニウム箔10D、不織布10E、表装材10Fの順に積層した構成とされている(図6中、10は床下地である。)。特許文献1では、このような床暖房端末器の表装材10Fとしてカーペットを使用しており、カーペット上からは熱媒流通用配管10Aの存在を殆ど感じないことが開示されている。
しかし、実際にはカーペット上から配管の存在を完全に感じないということはなく、何らかの異和感がある。また、このような床暖房端末器構造において、表面平滑性や曲げ強度を重視して、表装材10Fとして、クッションフロア、タイル、石材などを使用した場合、例えば、クッションフロアの場合、軟らかいため、点荷重が加わった時に、荷重を分散できずに荷重が一点に集中し、その箇所が窪むという不具合がある。また、タイル、石材の場合、硬度が比較的大きいため、点荷重が加わると、点荷重が加わっていない箇所のタイル、石材が浮き上がるという不具合がある。
このようなことから、図6に示すような床暖房端末器構造にあっては、点荷重の分散、均等化、更には床面の剛性等の確保のために、発泡樹脂製の基体10Bと表装材10Fとの間に、通常厚さ12mmの捨て貼り合板(図示せず)が敷設されている。
特開2001−296031号公報
しかしながら、発泡樹脂製の基体と表装材との間に捨て貼り合板を敷設すると、その厚さ分だけ床の高さが高くなる。一方で、近年、床暖房システムにおいては、薄肉化の要望が大きくなっている。その理由として、例えば、住宅リフォームの際に床暖房施工を行う場合、既存の床下地とドアとの高さの関係で、厚さの厚い床暖房端末器では、その設置が制限される場合があることが挙げられる。また、このように基体と表装材との間に捨て貼り合板を設けることは、基体上面の熱媒流通用配管から表装材への伝熱効率の低下の問題につながる。
本発明は上記従来の問題点を解決し、捨て貼り合板の敷設を要することのない、従って、床高さを低くすることができ、また、暖房効率に優れた床暖房端末器を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意検討した結果、比較的硬度の高い合板の下面側に、熱媒流通用の配管を敷設するための溝を設けることにより、従来の捨て貼り合板の敷設が不要となり、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は以下を要旨とするものである。
(1) 順次に連なる第1の辺、第2の辺、第3の辺及び第4の辺を有した方形の板状であって、熱媒流通用配管を引き回すための溝が板面に設けられた基体と、該溝内に配置された熱媒流通用配管とを有する床暖房端末器において、該基体は合板よりなり、該溝は該基体の下面に設けられており、該基体の下側に配管支持板が配置されており、該配管支持板は、該基体の下面の平坦面に重なった平部と、該溝内に入り込むように上向きに凸曲し、下面側が凹条となっている曲部とを有しており、前記熱媒流通用配管は該凹条内に配置されており、該配管支持板の該平部と凹条を下側から覆う可撓性薄板が設けられている床暖房端末器であって、前記基体に設けられた前記溝は、前記第1の辺及び第3の辺と平行な縦溝と、前記第2の辺又は第4の辺に近接した部位において、該縦溝同士を連通する横溝とを有し、該横溝は、横溝と縦溝との交点近傍において交点に近づくほど基体板面の中央側となるように湾曲しており、該縦溝と横溝とは、前記第1の辺から第3の辺へ向かう方向に、303mmのピッチで設けられた繰り返しパターンにて配列されており、該縦溝は、該溝底部に接する前記合板の繊維方向と直交するように形成されていることを特徴とする床暖房端末器。
(2) (1)において、1つのパターン内に4本の縦溝が含まれていることを特徴とする床暖房端末器。
(3) (1)又は(2)において、前記合板の上面に、下面側における前記溝の有無を示すための表示が設けられていることを特徴とする床暖房端末器。
(4) (1)〜(3)において、前記合板の上面側に床表面材が設けられていることを特徴とする床暖房端末器。
(5) (1)〜(4)において、前記合板の板面の縦方向の長さが606mm又は909mmで、横方向の長さが303mmの整数倍であることを特徴とする床暖房端末器。
本発明の床暖房端末器は、合板よりなる板状の基体の下面に設けられた溝内に熱媒流通用配管が配置されており、この基体を構成する合板で床面に加わる荷重を十分に受けることができるため、この基体とその上面に設けられる床表面材との間に更に捨て貼り合板を設ける必要がない。しかも、基体の下側に基体の溝を含めた下面形状に倣って配管支持板が設けられ、熱媒流通用配管はこの配管支持板の凹条内に配置され、更に可撓性薄板で覆われているため、容易に床暖房施工を行うことができる。即ち、工場にて、或いは現場にて配管支持板の凹条内に熱媒流通用配管をはめ込み、更に可撓性薄板で覆い、これを可撓性薄板を下側にして床下地に敷設し、この上に基体を敷設することにより容易に床暖房施工を行うことができる。この際、配管支持板及び可撓性薄板はごく薄いシート状とすることができるため、配管支持板及び可撓性薄板を設けることによる床暖房端末器全体の厚みの増加をごく少ないものに抑えることができる。
本発明において、縦溝と横溝とで形成される繰り返しパターンの1つのパターン内には4本の縦溝が含まれていることが好ましい(請求項2)。
本発明において、基体である合板の上面には、下面側に設けられた溝の有無を示すための表示を設けておくことが好ましく、このようにすることにより、熱媒流通用配管が埋設された溝部を避けて、合板の上面側からビスなどで容易に床下地に固定することが可能となる(請求項3)。
本発明の床暖房端末器にあっては、合板の上面側には好ましくは床表面材が設けられる(請求項4)。
また、合板は、その板面の縦方向の長さが606mm又は909mmで、横方向の長さが303mmの整数倍であると、様々な施工対象の床面に対して、現場にて合板の切断作業を要することなく、また、施工対象毎に必要な大きさの合板を作製して、合板寸法規格を増やすことなく、容易に床面全体に合板を敷設することができ、施工効率の向上、施工コストの低減を図ることができる(請求項5)。
以下、図面を参照して本発明の床暖房端末器の実施の形態を詳細に説明するが、本発明は、以下の説明に制限されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変形して実施することができる。
図1は本発明の床暖房端末器の実施の形態を示す縦断面図であり、図2は図1の床暖房端末器の施工方法の具体例を示す斜視図である。図3は図1の床暖房端末器に用いられる配管支持板を示す図であって、(a)図は平面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面の拡大図である。図4は、図1の床暖房端末器に用いられる基体としての合板を示す平面図であり、図5は図4(a)の合板の拡大図である。
図1において、1は本発明の床暖房端末器の基体となる合板であり、下面に熱媒流通用配管3を配設するための溝1Aが設けられている。以下、この合板1を溝付き合板と称す。
この溝付き合板1の下側には配管支持板2が配置されている。配管支持板2は、図1,3に示す如く、溝付き合板1の下面の平坦面に重なった平部2Aと、溝1A内に入り込むように上向きに凸曲し、下面側が凹条2Cとなっている曲部2Bとを有しており、熱媒流通用配管3は、この配管支持板2の凹条2C内に配置されている。そして、配管支持板2の平部2Aと凹条2Cを下側から覆うように可撓性薄板4が設けられている。また、溝付き合板1の上面側には床表面材5が設けられている。10は床下地である。
このような本発明の床暖房端末器は、図2に示す如く、例えば、次のような手順で施工することができる。
(1) 配管支持板2の凹条2C内に熱媒流通用配管3を嵌め込んでおき、この配管支持板2の平部2Aと凹条2Cとを覆うように可撓性薄板4を取り付けて一体としたもの(以下、これを「放熱板」と称す。)6を組み立てる。この放熱板6は工場で予め作製して現場に搬入しても良く、また、現場にて組み立てを行っても良い。一般的には、配管支持板2はその凹条2C同士を重ね合わせて複数枚を積層して運搬することができることから、運搬効率の面からは、現地組み立てが好ましく、現場での工期短縮の面からは、予め作製したものを現場に搬入することが好ましい。
(2) 放熱板6を床下地10上に敷設し、仮固定する。放熱板6は、後の溝付き合板1の固定の際に溝付き合板1と共に床下地10に固定されるため、この放熱板6の敷設の際に、放熱板6を強固に固定する必要はなく、貼着テープ等による仮固定で十分である。
(3) 次いで溝付き合板1を敷設する。溝付き合板1は、その下面の溝1A部が放熱板6の配管支持板2の曲部2Bと重なり、曲部2Bが溝付き合板1の下面の溝1A内に入り込むように敷設する。
(4) 溝付き合板1を敷設した後は溝付き合板1を放熱板6と共に床下地10にビス、釘等の固定用部材で固定する。この溝付き合板1の固定の際には、ビスを溝付き合板1の溝1A部に打ち込むと、溝付き合板1を貫通した固定用部材により熱媒流通用配管3を傷付けることとなることから、溝付き合板1の上面側の板面には、後述の如く、下面側の溝1Aの有無を示すための表示を設けておき、下面に溝1Aが存在しない部分でビス固定を行うようにする。
(5) 溝付き合板1を固定した後は、溝付き合板1の上に仕上げ材としての床表面材5を敷設する。床表面材5は、溝付き合板1に接着剤で接着固定しても良く、両面テープで固定しても良く、またカーペットや畳の場合は、置くだけでも良い。
以下に、このような本発明の床暖房端末器を構成する各部材について詳細に説明する。
[溝付き合板]
合板は、複数の木製板を重ねて一枚の合成木材としたものである。なお、木材は繊維が一定方向であるため、溝を刻設した状態でも合成木材の曲げ剛性を保つことから、本発明では、溝底部に接する合板の繊維方向が、熱媒流通用配管の軸方向に対して直角になるように溝を形成する。溝に屈曲部がある場合には、溝の最も長い直線部分がこの繊維方向と直交するようにす
溝付き合板1の溝1Aの形状や寸法は、後述の配管支持板2の凹条2Cの外形に倣い、溝1A内に配管支持板2の凹条2Cが合致して、溝付き合板と配管支持板2とが一体的に重ね合わされるような形状、寸法であれば良い。
溝付き合板1の寸法及び平面視形状は、施工性等を考慮して決定されるが、平面視形状は矩形で、板面の縦方向の長さは606mm又は909mm、横方向の長さが303mmの整数倍であることが好ましい。
即ち、通常の居室内の床の縦、横方向の長さは一尺(303mm)の整数倍であるため、予め、縦方向の長さを606mm又は909mm、横方向の長さを303mmの整数倍の溝付き合板を製作しておけば、様々な居室内の床の大きさに応じて、床全面に溝付き合板を敷設することが可能となり、施工現場で居室内の大きさに応じて、合板を加工する必要がなくなり、また、予め多種類の大きさの溝付き合板を作製しておく必要もなくなり、施工効率の向上、施工コストの低減が図れる。
なお、ここでいう縦方向とは、直線状の溝に対して平行方向であり、横方向とは直線状の溝に対して直交方向である。溝に屈曲部がある場合には、溝の最も長い直線部分に平行な方向を縦方向とする。
溝付き合板1の厚さ(溝形成部以外の厚さ)については、溝付き合板1による剛性で床面の安定性、耐久性を確保するために十分な厚さであって、床面の高さを過度に高くせず、また、熱媒流通用配管からの放熱を十分に床表面に伝熱し得る薄さであることが好ましく、施工対象や形成する溝の大きさ(従って熱媒流通用配管の外径)、要求される床面の強度等によって、溝付き合板の材質に応じて適宜決定されるが、通常の場合9〜24mm、特に12〜15mm程度とすることが好ましい。
なお、前述の如く、溝付き合板は、これを床下地に固定する際、下面に溝が形成されていない部分にビス等の固定用部材で固定する必要がある。この下面に溝部が形成されていない部分を溝付き合板の上面から視認することはできないことから、溝付き合板には、その上面に下側の溝の有無を示す表示を設けておくことが好ましい。
図4は、このような溝付き合板1a,1bを示す平面図であり、図中、破線で示した部分の下面側に溝が形成されており、上面のドットを付した部分に、溝の識別表示が設けられている。即ち、図4において、ドットを付した部分に固定用部材を打ち込めば、その部分には溝が存在せず、熱媒流通用配管を傷付けることがない。このような溝の識別表示は、着色テープの貼着或いは塗料の塗布等で形成することができる。
ところで、本発明において、溝付き合板1は、順次に連なる第1の辺、第2の辺、第3の辺及び第4の辺を有した方形の板状であって、溝付き合板1に設けられた溝は、第1の辺及び第3の辺と平行な縦溝と、第2の辺又は第4の辺に近接した部位において、縦溝同士を連通する横溝とを有し、横溝は、横溝と縦溝との交点近傍において交点に近づくほど基体板面の中央側となるように湾曲しており、縦溝と横溝とは、第1の辺から第3の辺へ向かう方向に、303mmのピッチで設けられた繰り返しパターンにて配列されていることを特徴とする。
以下に、この溝付き合板1の縦溝と横溝の繰り返しパターンについて、図4(a)の拡大図である図5を参照して説明する。
図5の溝付き合板は、順次に連なる第1の辺101、第2の辺102、第3の辺103及び第4の辺104を有した方形の板状であって、第1の辺101及び第3の辺103と平行な縦溝20A,20B,20C,20D,40A,40B,40C,40D,60A,60B,60C,60Dと、第2の辺102又は第4の辺104に近接した部位において、縦溝同士を連通する横溝とを有する。
横溝21は、第2の辺102の近傍において、縦溝20A,20Dと連通し、縦溝20B,20Cと交叉する。横溝21と縦溝20A,20Dとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝21は溝付き合板の中央側(ここで、「中央側」とは、溝付き合板の第2の辺102及び第4の辺104に平行な中心線に近づく方向を指す。)となるように、各交点近傍に円弧状部21r,21rが形成され、横溝21は直線部とこの円弧状部21r,21rとで第2の辺102側へ凸となる略幅広U字形となっている。また、横溝21の直線部の両端から、縦溝20B,20Cに円弧状に延びるバイパス溝21S,21Sが設けられている。
横溝22は、横溝21よりも溝付き合板の中央側の位置において、縦溝20B,20Cと連通し、横溝22と縦溝20B,20Cとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝22は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部21r,21rが形成され、横溝22は第2の辺102側へ凸となる略U字形となっている。
横溝31は、第4の辺104の近傍において、縦溝20C,40Bと連通し、縦溝20D,40Aと交叉する。横溝31と縦溝20C,40Bとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝31は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部31r,31rが形成され、横溝31は直線部とこの円弧状部31r,31rとで第4の辺104側へ凸となる略幅広U字形となっている。また、横溝31の直線部の両端から、縦溝20D,40Aに円弧状に延びるバイパス溝31S,31Sが設けられている。
横溝32は、横溝31よりも溝付き合板の中央側の位置において、縦溝20D,40Aと連通し、横溝32と縦溝20D,40Aとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝32は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部32r,32rが形成され、横溝32は第4の辺104側へ凸となる略U字形となっている。
横溝41は、第2の辺102の近傍において、縦溝40A,40Dと連通し、縦溝40B,40Cと交叉する。横溝41と縦溝40A,40Dとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝41は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部41r,41rが形成され、横溝41は直線部とこの円弧状部41r,41rとで第2の辺102側へ凸となる略幅広U字形となっている。また、横溝41の直線部の両端から、縦溝40B,40Cに円弧状に延びるバイパス溝41S,41Sが設けられている。
横溝42は、横溝41よりも溝付き合板の中央側の位置において、縦溝40B,40Cと連通し、横溝42と縦溝40A,40Cとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝42は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部42r,42rが形成され、横溝42は第2の辺102側へ凸となる略U字形となっている。
横溝51は、第4の辺104の近傍において、縦溝40C,60Bと連通し、縦溝40D,60Aと交叉する。横溝51と縦溝40C,60Bとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝51は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部51r,51rが形成され、横溝51は直線部とこの円弧状部51r,51rとで第4の辺104側へ凸となる略幅広U字形となっている。また、横溝51の直線部の両端から、縦溝40D,60Aに円弧状に延びるバイパス溝51S,51Sが設けられている。
横溝52は、横溝51よりも溝付き合板の中央側の位置において、縦溝40D,60Aと連通し、横溝52と縦溝40D,60Aとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝52は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部52r,52rが形成され、横溝52は第4の辺104側へ凸となる略U字形となっている。
横溝61は、第2の辺102の近傍において、縦溝60A,60Dと連通し、縦溝60B,60Cと交叉する。横溝61と縦溝60A,60Dとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝61は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部61r,61rが形成され、横溝61は直線部とこの円弧状部61r,61rとで第2の辺102側へ凸となる略幅広U字形となっている。また、横溝61の直線部の両端から、縦溝60B,60Cに円弧状に延びるバイパス溝61S,61Sが設けられている。
横溝62は、横溝61よりも溝付き合板の中央側の位置において、縦溝60B,60Cと連通し、横溝61と縦溝60B,60Cとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝62は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部62r,62rが形成され、横溝62は第2の辺102側へ凸となる略U字形となっている。
横溝11は、第4の辺104の近傍において、縦溝20Bと連通し、縦溝20Aと交叉する。横溝11と縦溝20Bとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝11は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部11rが形成され、横溝11は直線部とこの円弧状部11rとで第4の辺104側へ凸となる略幅広U字形の半分の形状となっている。また、横溝11の直線部の一端から、縦溝20Aに円弧状に延びるバイパス溝11Sが設けられている。
横溝12は、横溝11よりも溝付き合板の中央側の位置において、縦溝20Aと連通し、横溝12と縦溝20Aとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝12は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部12rが形成され、横溝12は第4の辺104側へ凸となる略U字形の半分の形状となっている。
横溝71は、縦溝60Cと連通し、縦溝60Dと交叉する。横溝71と縦溝60Cとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝71は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部71rが形成され、横溝71は直線部とこの円弧状部71rとで第4の辺104側へ凸となる略幅広U字形の半分の形状となっている。また、横溝71の直線部の一端から、縦溝60Dに円弧状に延びるバイパス溝71Sが設けられている。
横溝72は、第4の辺104の近傍において、縦溝60Dと連通し、横溝72と縦溝60Dとの交点近傍においては、交点に近づくほど、横溝72は溝付き合板の中央側となるように、各交点近傍に円弧状部72rが形成され、横溝72は第4の辺104側へ凸となる略U字形の半分の形状となっている。
この溝付き合板においては、縦溝20Aから縦溝20Dまでの間の縦溝と横溝で1つのパターンが形成され、縦溝40Aから縦溝40Dまでの間の縦溝と横溝で1つのパターンが形成され、縦溝60Aから縦溝60Dまでの間の縦溝と横溝で1つのパターンが形成され、3つの繰り返しパターンが形成されている。
しかして、1つのパターンの第1の辺101から第3の辺103に向かう方向のピッチ、即ち、図5において、Pで示される距離が303mmとなっている。なお、このピッチ間隔Pは、例えば、縦溝20Aの中心線から縦溝40Aの中心線までの距離である。
なお、第1の辺101から、縦溝20Aまでの距離Pと縦溝60Aから第3の辺103までの距離Pとの合計P+PはPに等しく303mmである。即ち、この溝付き合板の横方向の長さ(第2の辺102に沿う方向の長さ)は303mmの3倍である。また、縦方向の長さ(第1の辺101に沿う方向の長さ)は、前述の如く、606mm又は909mmであることが好ましい。
なお、この溝付き合板の横溝11,12はこの溝付き合板に接して設けられた溝付き合板の横溝71,72に相当する部分と連通して、横溝31,32と同様の形状の溝を形成するものである。
このような溝のパターンが形成された溝付き合板であれば、これを縦方向、横方向に敷設することにより、任意の縦溝と横溝とに熱媒流通用配管を埋設して、熱媒流通用配管を自在に引き回すことが可能である。即ち、多数敷設した溝付き合板のうち、縦方向の中央側に位置する溝付き合板には、縦溝のみに熱媒流通用配管を埋設し、縦方向の両端に位置する溝付き合板には、縦溝と横溝との両方を選択して熱媒流通用配管を湾曲させて折り返して埋設することができる。
[配管支持板]
配管支持板2は凹条2Cに熱媒流通用配管3を埋設して熱媒流通用配管3を支持するためのものである。配管支持板2は、この機能を果たすために、剛性が比較的高く、かつ耐熱性に優れ、また、床面を高くすることがないように十分に薄肉であることが望まれる。
配管支持板2の構成材料の例としては、合成樹脂、金属、紙又はこれらの複合材料などを挙げることができる。
合成樹脂としては、ポリアミド6、ポリアミド6−6、ポリアミドイミドなどのポリアミド系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリウレタンなどを挙げることができる。また、これら合成樹脂から作製した発泡板状体や繊維板状体を用いることもできる。上記した発泡板状体の発泡倍率は、1.5〜10倍程度の低倍率とするのが好ましい。
金属(合金を含む)としては、鉄、鋳鉄、軟鋼、ステンレス鋼、ニッケル合金、銅合金、チタン合金、アルミニウム合金などを挙げることができ、これらの中でも、加工し易さやコストの観点からアルミニウム合金が好ましい。これら金属を材料とする場合には、まず金属製の薄板を作製し、この薄板にプレス加工を施して凹条を形成すれば良い。なお、この金属製の薄板には、金属製の織布や不織布も含まれる。
紙としては、厚紙、板紙、段ボール紙、樹脂加工紙などを挙げることができる。樹脂加工紙としては、樹脂をパルプに混合させて板状に成形したり、板状に成形した後に樹脂フィルムを積層して作製したものが挙げられる。これら紙を材料とする場合には、上記した金属の場合と同様に、薄板を作製した後、プレス加工を施して凹条を形成すれば良い。
配管支持板2の形状や寸法は、例えば、平面視形状を長方形又は正方形とし、寸法は、一辺の長さ303mm又はその整数倍とすることで、縦方向の長さが606mm又は909mm、横方向の長さが303mmの整数倍の溝付き合板に対して、配管支持板を組み合わせることが可能となる。
配管支持板2の厚さ(肉厚)は材料の比重や剛性を勘案して適宜決定されるが、厚すぎると、重量が重くなり、また、床面が高くなるため、熱媒流通用配管3を支持できる範囲で薄くすることが好ましく、通常0.1〜1.0mm、特に0.2〜0.5mm程度とすることが好ましい。
なお、配管支持板2の凹条2Cの幅や深さは、埋設させた熱媒流通用配管3が容易に外れないように、熱媒流通用配管3の外径とほぼ同一寸法とするのが好ましい。凹条2Cの形成態様は、埋設させる熱媒流通用配管3の配置態様に応じて、適宜決定される。例えば、熱媒流通用配管を直線状に延在させて配置する場所に敷設する配管支持板には、直線状の凹条を設け、熱媒流通用配管を部分的に湾曲させて配置する場所に敷設する配管支持板には、直線部と円弧部とを組み合わせた形状の凹条を設ける。従って、配管支持板の凹条は必ずしも図3に示す如く、直線部と曲線部とを組み合わせたものに限定されず、直線状の凹条のみを設けたものであっても良い。
配管支持板2の凹条2Cの断面形状は、熱媒流通用配管3の外径に沿うように、この凹条2Cの長さ方向に直交する方向に切断した際の断面がU字型とされるのが好ましい。この凹条2Cの断面形状の「U字型」の開口部の寸法は、この凹条2Cに埋設させる熱媒流通用配管3の外径の寸法とほぼ同一にするほか、この熱媒流通用配管3の外径の寸法より若干小さくしたり、若干大きくすることも可能である。
[熱媒流通用配管]
熱媒流通用配管3は、その内側空間に熱媒を流通させて外部に熱を供給するように機能するものであり、可撓性、機械的強度、耐熱性、耐薬品性などに優れている必要がある。これらの観点から、熱媒流通用配管3としては、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管、ポリプロピレン管、管の壁面に金属線を埋設した樹脂管や、銅管などを挙げることができる。これらの中でも好ましいのは、架橋ポリエチレン管、ポリブテン管である。熱媒流通用配管の直径は、施工対象によっても異なるが、一般的には、外径が5〜30mm、内径が3〜20mmの範囲とされる。
この熱媒流通用配管3の内部を流通する熱媒としては、温水、水蒸気、オイルなどを挙げることができる。
[可撓性薄板4]
可撓性薄板4は、熱媒流通用配管3が配管支持板2の凹条2Cから外部に飛び出すのを防ぐとともに、熱媒からの熱を均等に行き渡らせるという機能を果たす。従って、可撓性薄板4は、可撓性に優れ、かつ熱伝導性に優れた材料で形成されていることが好ましく、例えば、アルミニウム箔、錫箔、銅箔、ステンレス鋼箔などの金属箔、織布や不織布、樹脂シート、及びこれらを組み合わせた積層体などを挙げることができる。織布や不織布としては、鉄、鋳鉄、軟鋼、ステンレス鋼、ニッケル合金、銅合金、チタン合金、アルミニウム合金などの、熱伝導性に優れた金属繊維で作製されたものが好ましい。これらの可撓性薄板の中でも、製造の容易さやコストなどを勘案すると、アルミニウム箔が最も好ましい。
可撓性薄板4の平面形状及び寸法は、配管支持板2の平面形状及び寸法と同等とするのが好ましい。
また、可撓性薄板4の厚さは、薄すぎると強度が不十分で破損し易くなり、厚すぎると製品の重量が大きくなりかつコストが高くなるので、10〜500μmの範囲で選ぶのが好ましい。
[床表面材]
床表面材5は、施工対象の美観、居住性、床面としての耐久性を考慮して決められ、施工対象の使用目的に応じて様々な硬度のものが用いられる。例えば、硬度の大きいものとしては、タイル、石板、木フローリング等が、硬度の小さいものとしては、クッションフロア、カーペット、畳等が挙げられる。
床表面材5の厚さは過度に厚いと、床面が高くなり、また、熱媒流通用配管3からの伝熱効率が低下し、過度に薄いと耐久性が不足することから、その材質、施工対象における耐久性の要求度等に応じて適宜決定されるが、通常は3〜15mm程度である。
なお、図1〜5は、本発明の床暖房端末器の実施の形態の一例を示すものであり、本発明の床暖房端末器は、その要旨を超えない限り、何ら図示のものに限定されるものではない。例えば、熱媒流通用配管と配管支持板の凹条部との間に更に断面U字形のアルミニウム材を配材することもでき、また、仕上げ材と溝付き合板との間に金属板又は金属箔を配材とすることもできる。
本発明の床暖房端末器の実施の形態を示す縦断面図である。 本発明の床暖房端末器の施工方法の一例を示す斜視図である。 本発明の床暖房端末器に用いられる配管支持板の実施の形態を示す図であって、(a)図は平面図、(b)図は(a)図のB−B線に沿う断面の拡大図である。 本発明の床暖房端末器に用いられる溝付き合板の実施の形態を示す平面図である。 図4(a)の溝付き合板の拡大図である。 従来の床暖房端末器を示す断面図である。
符号の説明
1,1a,1b 溝付き合板
1A 溝
2 配管支持板
2A 平部
2B 曲部
2C 凹条
3 熱媒流通用配管
4 可撓性薄板
5 床表面材
6 放熱板
10 床下地

Claims (5)

  1. 順次に連なる第1の辺、第2の辺、第3の辺及び第4の辺を有した方形の板状であって、
    熱媒流通用配管を引き回すための溝が板面に設けられた基体と、
    該溝内に配置された熱媒流通用配管とを有する床暖房端末器において、
    該基体は合板よりなり、
    該溝は該基体の下面に設けられており、
    該基体の下側に配管支持板が配置されており、
    該配管支持板は、該基体の下面の平坦面に重なった平部と、該溝内に入り込むように上向きに凸曲し、下面側が凹条となっている曲部とを有しており、
    前記熱媒流通用配管は該凹条内に配置されており、
    該配管支持板の該平部と凹条を下側から覆う可撓性薄板が設けられている床暖房端末器であって、
    前記基体に設けられた前記溝は、
    前記第1の辺及び第3の辺と平行な縦溝と、
    前記第2の辺又は第4の辺に近接した部位において、該縦溝同士を連通する横溝とを有し、
    該横溝は、横溝と縦溝との交点近傍において交点に近づくほど基体板面の中央側となるように湾曲しており、
    該縦溝と横溝とは、前記第1の辺から第3の辺へ向かう方向に、303mmのピッチで設けられた繰り返しパターンにて配列されており、
    該縦溝は、該溝底部に接する前記合板の繊維方向と直交するように形成されていることを特徴とする床暖房端末器。
  2. 請求項1において、1つのパターン内に4本の縦溝が含まれていることを特徴とする床暖房端末器。
  3. 請求項1又は2において、前記合板の上面に、下面側における前記溝の有無を示すための表示が設けられていることを特徴とする床暖房端末器。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記合板の上面側に床表面材が設けられていることを特徴とする床暖房端末器。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記合板の板面の縦方向の長さが606mm又は909mmで、横方向の長さが303mmの整数倍であることを特徴とする床暖房端末器。
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