JP4488753B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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本発明は、パーソナルコンピューター(PC)の周辺機器として用いられる単体としてのスキャナーや、複写機やファクシミリ等に搭載されている原稿画像を読み取る画像読み取り装置に関するものである。
一般的に、画像読み取り装置では、光源が原稿の画像面に対して光を照射し、その画像面からの反射光を複数のミラーが反射させながら集光レンズを通してCCD等の読み取りデバイスに導き入れる。そして、この読み取りデバイスが反射光を電気信号へと変換するようになっている。
そして、この原稿読み取り動作においては、種々の原稿サイズに対応すべく、図12に示すように、画像読み取り装置169を構成するハウジング157内において、光源131等を含んで構成される第1スキャナー139と、複数のミラー141・142を含んで構成される第2スキャナー149とが、相互に独立しながらも、連帯してコンタクトガラス161に沿って往復移動できるようになっている。
このような第1・第2スキャナー139・149が、滑らかな(スムーズな)移動を実現するために、両スキャナー139・149は、コンパクトかつ軽量に作られている。そのため、例えば画像読み取り装置169を輸送するときに、過度の振動や衝撃等が、それらに加わると変形・破損等してしまうことがある。
そこで、第1・第2スキャナー139・149、ひいては画像読み取り装置169の破損等を防止すべく、図12に示すように、第1・第2スキャナーが所定の固定位置(例えばサービスマン等が、画像読み取り装置169を運搬するときにおける第1・第2スキャナーの位置)にあるとき、ハウジング157の上面に設けられている既存の開孔からロック部材101を差し込むことで、第1スキャナー139を接触固定(ロック)する。さらに、その固定された第1スキャナー139の側壁面とハウジング157の側壁面とで第2スキャナー149を挟持するようにして、両スキャナー139・149を固定させるようにしている。
特開平11−27462号公報(請求項1、請求項5、段落〔0006〕、段落〔0008〕参照)
しかしながら、特許文献1の画像読み取り装置169では、ロック部材101を第1スキャナー139のみに接触させることで固定(接触固定)し、第2スキャナー149は、第1スキャナー139・ハウジング157の壁面による接触固定(挟持)によって、ロックさせている。そのため、第2スキャナー149の固定の安定性は、第1スキャナー139の固定状態に依存することになる。また、第1・第2スキャナー139・149の接触箇所には、接触に起因する変形・破損等を防止するために、図12に示すような、緩衝部材109を設ける必要がある。
そして、このような緩衝部材109を永久的に第1・第2スキャナー139・149に取り付けてしまうと、両スキャナー139・149の重量は増加することになり、スムーズな移動を妨げる要因となる。また、重量の増加した両スキャナー139・149のスムーズな移動を確保しようとすると、駆動モーター等を大型化する必要が生じ、画像読み取り装置169の小型化を妨げることになる。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡易な機構によって、第2スキャナーの固定状態が第1スキャナーの固定状態に依存することなく、両スキャナーを各々同時に固定できる画像読み取り装置を提供することにある。
本発明の画像読み取り装置は、筐体の上面に配設される原稿載置部に沿って移動する第1スキャナーと第2スキャナーとを含む画像読み取り装置において、上記第1スキャナーのランプキャリッジおよび上記第2スキャナーのミラーキャリッジに同時に接触することで、両スキャナーの移動を固定する固定部材が、上記筐体に設けられ、上記固定部材は、上記ランプキャリッジの係合部と係合するためのランプキャリッジロック用溝部と、上記ミラーキャリッジの係合部と係合するためのロック用突片部とを備え、上記第1スキャナーと、上記第2スキャナーとを離間させ、上記ランプキャリッジロック用溝部によって上記ランプキャリッジの係合部を挟持するとともに、上記ロック用突片部と画像読み取り装置の側壁とによって形成される溝部によって上記ミラーキャリッジの係合部を挟持して、両スキャナーを固定することを特徴とする。
これによると、固定部材は、第1スキャナーの一部と接触するとともに、第2スキャナーの一部とも接触することで両スキャナーを固定(接触固定)できる。つまり、両スキャナーが、固定部材によって各々接触固定されることから、安定して第1スキャナーと第2スキャナーとを固定(ロック)することができる。
また、ロック部材は、筐体に備え付けられているので、例えば第1・第2スキャナーの固定のときにのみ、別離のロック部材を画像読み取り装置に取り付けるような構成になっていない。したがって、ロック部材を紛失するような事態を防止できる。
これによると、接触することなく、第1・第2スキャナーが別れて各々固定されることになる。そのため、両スキャナーの接触による変形・破損等を防ぐことができる。また、両スキャナーは接触しないことから、各々のスキャナーに緩衝材等の部材を取り付ける必要もない。そのため、軽量の第1・第2スキャナーとなり、それらを往復移動させるためのモーター等の小型化を図ることができ、ひいては画像読み取り装置の小型化も実現できる。
また、本発明の画像読み取り装置は、上記固定部材には、その固定部材による上記の第1スキャナーおよび第2スキャナーの固定動作を制御する制御部が設けられており、上記制御部は、画像読み取り装置の側壁に近いミラーキャリッジの係合部の係合面と接触させるために、上記固定部材の側端から突きでるように設けられており、かつ、ミラーキャリッジの係合部と接触する箇所には接触部が設けられているとともに、上記制御部は、上記の第1スキャナーまたは第2スキャナーが所定の固定位置に到達したときのみ、上記固定部材による両スキャナーの固定を可能にすることを特徴とする。
これによると、両スキャナーが所定の固定位置に到達しないとき、例えば固定部材が第1・第2スキャナーに届かない(接触できない)位置(所定の固定位置から、固定部材に対して離間する方向の位置(ホームポジション等))においては、固定部材は制御部により固定動作が行えないようになる。つまり、画像読み取り装置による画像読み取り動作終了後の第1・第2スキャナーの停止位置(ホームポジション)においては、固定部材による固定動作はなされない。そのため、誤って固定部材で両スキャナーを固定したまま画像読み取りスタートボタン(コピースタートボタン等)を押してしまうような事態はありえず、結果として、画像読み取り装置が故障するという事態を防止できる。
本発明の画像読み取り装置によれば、固定部材によって、同時に(一度に)、かつ第1スキャナーおよび第2スキャナーを各々固定できる。そのため、第2スキャナーの固定状態は、第1スキャナーの固定状態に依存することはなく、安定して両スキャナーを固定することができる。
本発明の実施の一形態について、図面に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本発明の画像読み取り装置は、PCの周辺機器として用いられる単体としてのスキャナーや、複写機やファクシミリ(画像形成装置)等のスキャナー(イメージスキャニングユニット(ISU))として用いられるものである。そして、図1は、この本発明の画像読み取り装置69の概略構成図である。なお、図1では、紙面の表側が画像読み取り装置69の手前側(フロント側)とし、紙面の裏側が奥側(リア側)とする。
また、画像読み取り装置69を移動させるとき(運搬)等、その画像読み取り装置69の左側右側のいずれか一方で、後述の第1・第2スキャナー39・49を停止させる位置を固定位置とする。また、画像読み取り装置69による画像読み取り動作終了後の第1・第2スキャナー39・49の停止位置をホームポジションとする。
なお、上記の固定位置は、ホームポジションよりもさらに左側(X方向)で、後述するハウジングフレーム55の側壁55a(55)近傍に位置する。そして、第1・第2スキャナー39・49をホームポジションから固定位置に移動させる方法としては、例えばサービスマン等のみが扱えるシュミレーションモードによって、「運搬モード」を選択・実行することで、両スキャナー39・49が、自動的にホームポジションから固定位置にまで移動するようになっている。なお、一般的にシュミレーションモードに入るためには、画像読み取り装置69や画像読み取り装置69を備えた画像形成装置の場合、その画像形成装置等の操作パネル(不図示)から暗証番号の入力が必要となっている。そのため、一般ユーザーは、シュミレーションモードに入ることはできず、両スキャナー39・49をホームポジションから固定位置にまで移動させることはできないようになっている。
画像読み取り装置69は、コンタクトガラス(原稿載置部)61、原稿押さえ62、光照射部31、反射板32、第1ミラー33、第2ミラー41、第3ミラー42、レンズ集合部51、固体撮像部52、およびハウジング(筐体)57を含むである。
コンタクトガラス61は、原稿を載置するもので透明な部材からできている。原稿押さえ62は、コンタクトガラス61上に載置された原稿を押さえつけるものである。
光照射部31は、コンタクトガラス61の下方から原稿の画像面に向けて光を照射するLEDアレイや蛍光管ランプ等の光源である。反射板32は、光照射部31からの光を効率良く原稿の画像面に照射させるためのものである。第1ミラー33は、原稿の画像面で反射された原稿の反射光を直接受けて反射させるものである。なお、光照射部31・反射板32・第1ミラー33はランプキャリッジ34上に一体的に固定されており、これらを第1スキャナー39とする。
第2ミラー41は、第1ミラー33からの反射光を受けて反射させるものであり、第3ミラー42は、この第2ミラー41からの反射光を受けて反射させるものである。なお、第2ミラー41・第3ミラー42はミラーキャリッジ44上に一体的に固定されており、これらを第2スキャナー49とする。
なお、図1では、原稿の反射光の光路(反射光路W)を表現するために、ランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44における反射光路Wを確保するための空間を明示している。また、第1スキャナー39と第2スキャナー49とは、相互に独立しているが、連帯してコンタクトガラス61に沿って往復移動可能(走査移動可能)となっており、矢印X方向・Y方向(走査方向)に移動できる。なお、以下では、第1スキャナー39・第2スキャナー49・レンズ集合部51・固体撮像部52を光学系と表現する。
レンズ集合部51は、第3ミラー42からの反射光を導入して固体撮像部52に集光させるものである。固体撮像部52は、レンズ集合部51により集光された原稿反射光を受光して電気信号(画像データ)に変換するものであり、光変換素子を含む構成である。なお、レンズ集合部51・固体撮像部52は、原稿反射光の結像位置が固体撮像部52の光電変換素子上に一致するよう調整された状態で、ベースプレート53上に取り付けられている。
ハウジング57は、上記の光学系を収容するものであり、ハウジングフレーム(Hフレーム)55と、そのHフレーム55を覆う外装56とから構成されている。
ここで、本発明の特徴的な構成について説明する。本発明の画像読み取り装置69では、第1・第2スキャナー39・49の固定位置に近接するハウジング57の側壁57aに移動可能なロック部材(固定部材)1が設けられており、そのロック部材1が、上述のランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44(第1・第2スキャナー39・49)を接触させることなく(離間させて)、かつ同時に固定するようになっている。
図2に示すロック部材1は、上述のように移動可能となっており、例えば画像読み取り装置69の側壁(ハウジング57の側壁57a(57))を、奥から手前、手前から奥へと往復移動できるようになっている。そして、このような往復移動を可能とする機構としては、例えば、ハウジング57の側壁57a(Hフレーム55の側壁55a(55)および外装56の側壁56a(56))に開口を設け、その開口におけるHフレーム55の上端部55b(55)と下端部55c(55)とが、ロック部材1に設けた移動用溝部2と係合するようにすればよい。
つまり、サービスマン等の手作業で、ロック部材1を画像読み取り装置69における奥から手前、手前から奥へとスライド(往復移動)できるように、移動用溝部2が、Hフレーム55の上端部55bと下端部55cとを挟持するようになっている。なお、ロック部材1の移動を確保するために、移動用溝部2の溝幅は、Hフレーム55の厚みよりも若干長い程度となっており、また移動用溝部2の長手は、移動方向(画像読み取り装置69の奥から手前、または手前から奥の方向)と同方向に向くようになっている。
そして、ロック部材1による固定のために、ランプキャリッジ34には、ロック部材1と係合(接触)するためのランプキャリッジ係合部(LC係合部)35が設けられ、ミラーキャリッジ44にも、ロック部材1と係合(接触)するためのミラーキャリッジ係合部(MC係合部)45が設けられている。なお、LC係合部35・MC係合部45の係合面は、例えば第1・第2スキャナー39・49の走査方向(X・Y方向)に対して垂直な水平面となっている。
一方、ロック部材1には、図2に示すように、LC係合部35と係合するためのLCロック用溝部3と、MC係合部45と係合するためのロック用突片部4とが設けられている。そして、このLCロック用溝部3によってLC係合部35を挟持するとともに、ロック用突片部4とHフレーム55の側壁55a(ハウジング57の側壁57a)とによって形成される溝部(MCロック用溝部)5によってMC係合部45を挟持するようになっている。
そして、図3(a)(図1の矢視A−A’からの概略構成図)に示すように、ロック部材1は、ランプキャリッジ34(第1スキャナー39)・ミラーキャリッジ44(第2スキャナー49)を固定(ロック)するとき、LCロック用溝部3でLC係合部35を挟持できるように、かつ、ロック用突片部4とHフレーム55の側壁55aとにより形成されるMCロック用溝部5(図1参照)でMC係合部45を挟持できるように、矢印P方向に移動するようになっている。
つまり、ロック部材1が矢印P方向に移動することによって、LCロック用溝部3にLC係合部35が差し込まれるようになる(LCロック用溝部3がLC係合部35を挟み込むようになる)一方、MCロック用溝部5にMC係合部45が差し込まれるようになる(MCロック用溝部5がMC係合部45を挟み込むようになる)。そして、LC係合部35・MC係合部45が完全に差し込まれることで(挟み込まれることで)、ロック部材1によるランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44の固定を完了するようになっている。なお、ロック部材1が、両キャリッジ34・44の固定を完了する位置をロック完了位置と表現する。また、図3・図5(後述)では、便宜上、ロック部材1・ランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44を重点的に表現している。
一方、図3(b)に示すように、ロック部材1は、ランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44の固定を解除するとき、ロック部材1が矢印Q方向に移動することによって、LCロック用溝部3からLC係合部35が引き抜かれるようにする(LCロック用溝部3によるLC係合部35の挟持が解除される)一方、MCロック用溝部5からMC係合部45が引き抜かれるようになる(MCロック用溝部5によるMC係合部45の挟持が解除されるようになる)。そして、LC係合部35・MC係合部45が完全に引き抜かれることで(挟持が解除されることで)、ロック部材1によるランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44の固定を解除するようになっている。なお、ロック部材1が、両キャリッジ34・44の固定を解除する位置(固定できないような位置)をロック解除位置と表現する。また、LCロック用溝部3・MCロック用溝部5の挟持面は、LC係合部35・MC係合部45の係合面と接触するため、これらの係合面の面方向と同方向の水平面となっている。
以上のように、本発明の画像読み取り装置69では、コンタクトガラス61に沿って移動する第1スキャナー39・第2スキャナー49の一部(LC係合部35・MC係合部45)にロック部材1が係合(接触)することで、両スキャナー39・49の動き(移動)を各々(同時に)固定できるようになっている。より具体的には、ハウジング57の側壁57aに設けられたロック部材1のLCロック用溝部3、およびロック用突片部4とハウジング57の側壁57aとの溝部(MCロック用溝部5)が、固定位置における第1スキャナー39(ランプキャリッジ34)、および第2スキャナー49(ミラーキャリッジ44)を別々に(接触させることなく)、かつ同時に(各々)挟持することで、両スキャナー39・49を固定できるようになっている。
したがって、第1スキャナー39の一部(LC係合部35)と、第2スキャナー49の一部(MC係合部45)とがロック部材1によって各々接触固定されることから、安定して第1スキャナー39と第2スキャナー49とを固定(ロック)することができる。その上、第1スキャナー39と、第2スキャナー49とが接触することなく、別れて各々固定されることになり、両スキャナー39・49の接触による変形・破損等の防止できる。
また、両スキャナー39・49が接触することはあり得ないため、各々のスキャナー39・49に緩衝材等の部材を取り付ける必要もない。そのため、軽量の第1・第2スキャナー39・49となり、それらを往復移動させるためのモーター等の小型化を図ることができ、ひいては画像読み取り装置69の小型化も実現できる。
また、ロック部材1は、ハウジング57の側壁57aに備え付けられているので、例えば第1・第2スキャナー39・49の固定のときにのみ、別離のロック部材を画像読み取り装置に取り付けるような構成になっていない。したがって、ロック部材1を紛失するような事態を防止できる。
また、本発明の画像読み取り装置69では、ロック部材1は、第1・第2スキャナー39・49が移動して固定位置に到達したとき、その到達した両スキャナー39・49に近接したハウジング57の箇所(一部)、例えばハウジング57の側壁57aに設けられている。そのため、第1・第2スキャナー39・49の固定は、両スキャナー39・49が固定位置に位置するときにのみ行われる。なぜなら、ロック部材1と係合(接触)可能な位置(固定位置)にまで、第1・第2スキャナー39・49(ランプキャリッジ・ミラーキャリッジ34・44)が到達しないと、そのロック部材1とLC係合部35・MC係合部45との係合はありえないためである。
そのため、本発明の画像読み取り装置69では、第1・第2スキャナー39・49がホームポジションに位置するときには、両スキャナー39・49は固定されることはない。したがって、誤って第1スキャナー39または第2スキャナー49が固定されたまま、画像読み取り装置69の読み取りスタートボタン(不図示)や、画像読み取り装置69を備えた画像形成装置等のコピースタートボタン等(不図示)を押して、画像読み取り装置69が故障するという事態を防止できる。
なお、ロック部材1の形状は、上述の図2の形状に限定されることはなく、種々の形状が考えられる。例えば図4に示すように、サービスマン等がスライドさせやすいような滑り止め部1a(1)を設けるとともに、移動用溝部2・MCロック用溝部5(図1参照)とを一体化させた一体溝部6を設けたロック部材1であってもよい。なお、この一体溝部6を設けるために、このロック部材1には、一体溝部用突片部7がロック用突片部4に対向するように設けられている。また、この図4では、図2でのロック部材1における同一の部材については、同一の部材番号を付している。
また、本発明の画像読み取り装置69では、第1・第2スキャナー39・49が固定位置に位置するときのみに、ロック部材1をハウジング57の側壁57aに沿って移動可能とし、両スキャナー39・49を固定できるような構成になっている。
具体的には、図5に示すように、ロック部材1が第1・第2スキャナー39・49を固定するときに移動する方向(ロック解除位置からロック完了位置への移動方向)、すなわち矢印P方向側に移動制御部(制御部)11を設けている。なお、この図5では、上述のX方向、すなわち紙面の裏側から表側の方向をX○と、Y方向、すなわち紙面の表側から裏側の方向をY●と表現する。また、図6は、図5のロック部材1の斜視図であり、図2のロック部材1に移動制御部11を設けたものを示している。また、図7は、図4のロック部材1に移動制御部11を設けたものを示している。
図5・図6に示す移動制御部11は、ハウジング57の側壁57aに近いMC係合部45の係合面(第1係合面)45aと接触させるために、ロック部材1の側端(例えばロック部材1におけるP方向側の一側端)から突きでるように設けられており(突設されており)、かつ、MC係合部45と接触する箇所にはY方向側に半球円状の接触部12が設けられている。なお、移動制御部11および接触部12の形状は、特に限定するものではなく、図7に示すように、接触部12が半円柱状のものであってもよい。要は、第1・第2スキャナー39・49が固定位置に到達したときだけ、ロック部材1がロック完了位置に移動できるような構成であればよい。
ここで、図8〜図10を用いて、第1・第2スキャナー39・49(図1参照)が固定位置に位置するときのみ、ロック部材1が移動する機構について説明する。なお、図8は上方から画像読み取り装置69をみたときの概略構成図であり、便宜上、ミラーキャリッジ44、ハウジング57(特にハウジング57の開口における下端部分)、および図6のロック部材1を重点的に表現している。
また、図9・図10は、斜視図であり、具体的には、図9は図8(a)の斜視図であり、図10は図8(c)の斜視図である。なお、これらの図9・図10は、斜視図ゆえ図示できない部材が生じるが、かかる場合、図1を参照するものとする。また、図9(a)・図10(a)は、Hフレーム55a(55)を含めた斜視図であり、図9(b)・図10(b)は、ロック部材1を明確にすべく、Hフレームを明示していない。また、種々のロック部材1が利用可能であることを明示すべく、図9・図10のロック部材1は、図7のロック部材1を用いている。
図8(a)・図9は、ミラーキャリッジ44が固定位置に位置していないとき、例えば画像読み取り装置69の読み込み動作が終了して、第1・第2スキャナー39・49がホームポジションに位置しているとき等を表している。かかる場合、ロック部材1の移動制御部11の端部11dがHフレーム55の開口の端部55d(55)と接触することで、そのロック部材1の移動を停止させている。つまり、一般ユーザーが手作業でロック部材1をスライドさせようとしても、移動制御部11(ロック部材1)の端部11d(11)が、Hフレーム55の開口の端部55dによって係止させられて、スライドしないようになっている。
しかしながら、図8(b)に示すように、ミラーキャリッジ44が固定位置に位置するためX方向に移動してくると、MC係合部45の第1係合面45a(45)が、そのX方向の移動につれ接触部12の半球円の球面12e(12)をX方向に押しつけることになる(押進させることになる)。すると、Hフレーム55の開口の端部55dと、接触部12(具体的には接触部12の球面12e)とが接触するようになる。すなわち、Hフレーム55の開口の端部55dと、移動制御部11の端部11dとの接触から、Hフレーム55の開口の端部55dと、接触部12の球面12eとの接触に移行するようになっている。
このような移行がすすむと、接触部12の半球円の形状(球面形状)から、Hフレーム55の開口の端部55dと、移動制御部11(ロック部材1)の端部11dとの係止が解除される。なぜなら、接触部12が球面形状(球面12e)のために、サービスマン等の手作業によるロック部材1のP方向のスライドに応じて、接触部12がHフレーム55の側壁55aに乗り上げるようになるためである。
そのため、図8(c)・図10のように、さらにP方向にロック部材1をスライドさせていくと、移動制御部11の接触部12は、Hフレーム55の開口の端部55dから離間していき、Hフレーム55の側壁55aに沿ってP方向に移動するようになる。すると、図8(c)の場合、MCロック用溝部5が、MC係合部45を挟持するようになる。また、図10の場合、一体溝部6がMC係合部45を挟持するようになる。
なお、上述では、移動制御部11と接触するのはミラーキャリッジ44のMC係合部45として説明してきたが、これに限定するものではなく、ランプキャリッジ34のLC係合部35と移動制御部11とが接触することで、ロック部材1による第1・第2スキャナー39・49の固定を制御しても構わない。
以上のように、本発明の画像読み取り装置69では、第1・第2スキャナー39・49(ランプキャリッジ34・ミラーキャリッジ44)が固定位置(所定の固定位置)に位置するときのみ、ロック部材1によって両スキャナー39・49を固定することができる。つまり、本発明の画像読み取り装置69では、ロック部材1による第1・第2スキャナー39・49の固定動作を制御する移動制御部11が、そのロック部材1に設けられており、この移動制御部11は、第1スキャナー39または第2スキャナー49が固定位置に到達したときのみ、ロック部材1による両スキャナー39・49の固定を可能にするようになっている。
そのため、両スキャナー39・49が固定位置に到達しないとき、例えば画像読み取り動作が終了して、両スキャナー39・49がホームポジショに位置するときは、ロック部材1はハウジング57の側壁57aを移動すらできないようになっている。つまり、ロック部材1はロック完了位置に移動することなくロック解除位置に静止することになる。したがって、誤って第1・第2スキャナー39・49がホームポジションに位置するときにロックされることはなく、画像読み取り装置69が故障するという事態を防止できる。
なお、移動制御部11は弾力性を持つように設計されている。例えば移動制御部11とロック部材1とを弾力性のある樹脂等で一体成型するとともに、移動制御部11の長手をP方向と同方向に配設せず、図5に示すように、P方向からY方向に向かって傾斜を有するように配設する。すると、ミラーキャリッジ44のMC係合部45によって、移動制御部11がX方向に押進させられても、MC係合部45がY方向に移動すれば、移動制御部11は弾力性を有することからY方向に回復移動することになる。
したがって、図8(c)・図10のように、ロック部材1がロック完了位置にまで移動したとしても、再度、ロック解除位置にまで移動すれば、図8(a)・図9のように、移動制御部11の端部11dがHフレーム55の開口の端部55dと接触するようになり、ロック部材1の移動を停止させることができる。
また、移動制御部11の構成は、上述のものに限定されることはなく、第1スキャナー39または第2スキャナー49が固定位置に到達したときのみ、ロック部材1による両スキャナー39・49の固定を可能にする構成であればよい。例えば図11に示すように、弾性体15を用いることで、移動制御部11の接触部12をY方向へ移動させるような構成であってもよい。
また、図7に示すようなロック部材1では、滑り止め部1aがあることから、サービスマン等がスライドさせやすい。また、一体溝部用突片部7の長手方向と同方向に連なって(連成して)移動制御部11を設けることができることから、図5に示すような傾斜(P方向から画像読み取り装置の下方に向かう傾斜)を付けて移動制御部11を設けたロック部材1によりも、一層確実に、移動制御部11の端部11dがHフレーム55の端部55dに接触させることができる。すなわち、ロック部材1の移動を確実に停止させることができる。
なお、本発明の画像読み取り装置は、上記の実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。特にロック部材1の形状等は限定されることはなく、第1スキャナー39と第2スキャナー49とを同時に(各々)固定できような機能を有すればよい。また、ロック部材1の移動制御部11の形状等も限定されることはなく、第1スキャナー39と第2スキャナー49とが固定位置に到達したときに初めて、両スキャナー39・49を固定できる位置(ロック完了位置)に移動できるような機能を有すればよい。
本発明は、軽量かつ小型な画像読み取り装置に有用である。
本発明の画像読み取り装置を示す概略構成図である。 本発明の画像読み取り装置に備えられているロック部材を示す斜視図である。 図1の矢視A−A’からの概略構成図であって、(a)はロック完了位置へ移動するロック部材を表現した概略構成図であり、(b)はロック解除位置へ移動するロック部材を表現した概略構成図である。 図2の他の一例を示す斜視図である。 図1の矢視A−A’からの概略構成図であって、移動制御部を設けたロック部材を示す概略構成図である。 図5に示すロック部材の斜視図である。 移動制御部を設けた図4のロック部材を示す斜視図である。 (a)は移動制御部を備えたロック部材がロック解除位置にて静止している場合を示す概略構成図であり、(b)はミラーキャリッジと移動制御部とが接触している場合を示す概略構成図であり、(c)はロック部材がロック完了位置へと移動する場合を示す概略構成図である。 図8(a)の斜視図であり、(a)はHフレームを明示した斜視図であり、(b)はHフレームを表さない斜視図である。 図8(c)の斜視図であり、(a)はHフレームを明示した斜視図であり、(b)はHフレームを表さない斜視図である。 図6・図7の他の一例であるロック部材を示す概略構成図である。 従来の画像読み取り装置を示す概略構成図である。
符号の説明
1 ロック部材(固定部材)
2 移動用溝部(固定部材)
3 ランプキャリッジロック用溝部(固定部材)
4 ロック用突片部(固定部材)
5 ミラーキャリッジロック用溝部(固定部材)
6 一体溝部(固定部材)
7 一体溝部用突片部(固定部材)
11 移動制御部(制御部)
11d 移動制御部の端部
12 接触部(制御部)
12e 半球円(制御部)
34 ランプキャリッジ(第1スキャナー)
35 ランプキャリッジ係合部(ランプキャリッジ)
39 第1スキャナー
44 ミラーキャリッジ(第2スキャナー)
45 ミラーキャリッジ係合部(ミラーキャリッジ)
49 第2スキャナー
55 ハウジングフレーム(ハウジング)
55a ハウジングフレームの側壁
56 外装(ハウジング)
56a 外装の側壁
57 ハウジング
57a ハウジングの側壁

Claims (2)

  1. 筐体の上面に配設される原稿載置部に沿って移動する第1スキャナーと第2スキャナーとを含む画像読み取り装置において、
    上記第1スキャナーのランプキャリッジおよび上記第2スキャナーのミラーキャリッジに同時に接触することで、両スキャナーの移動を固定する固定部材が、上記筐体に設けられ
    上記固定部材は、上記ランプキャリッジの係合部と係合するためのランプキャリッジロック用溝部と、上記ミラーキャリッジの係合部と係合するためのロック用突片部とを備え、
    上記第1スキャナーと、上記第2スキャナーとを離間させ、
    上記ランプキャリッジロック用溝部によって上記ランプキャリッジの係合部を挟持するとともに、上記ロック用突片部と画像読み取り装置の側壁とによって形成される溝部によって上記ミラーキャリッジの係合部を挟持して、両スキャナーを固定することを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 上記固定部材には、その固定部材による上記の第1スキャナーおよび第2スキャナーの固定動作を制御する制御部が設けられており、
    上記制御部は、画像読み取り装置の側壁に近いミラーキャリッジの係合部の係合面と接触させるために、上記固定部材の側端から突きでるように設けられており、かつ、ミラーキャリッジの係合部と接触する箇所には接触部が設けられているとともに、
    上記制御部は、上記の第1スキャナーまたは第2スキャナーが所定の固定位置に到達したときのみ、上記固定部材による両スキャナーの固定を可能にすることを特徴とする請求項1に記載の画像読み取り装置。
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