JPH01284067A - 読取装置 - Google Patents
読取装置Info
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- JPH01284067A JPH01284067A JP63113892A JP11389288A JPH01284067A JP H01284067 A JPH01284067 A JP H01284067A JP 63113892 A JP63113892 A JP 63113892A JP 11389288 A JP11389288 A JP 11389288A JP H01284067 A JPH01284067 A JP H01284067A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、複写機等の画像形成装置において原稿を読取
る読取装置に関し、更に詳述すれば写真フィルムについ
ても読取りが可能な読取装置に関する。
る読取装置に関し、更に詳述すれば写真フィルムについ
ても読取りが可能な読取装置に関する。
複写機においては、透過原稿、例えばスライドフィルム
から大判の複写物を得るものが開発されている(例えば
特開昭59−198439号公報)。また、最近におい
ては原稿をイメージリーダによって読取り、画像情報を
電気信号として処理することが可能な、ディジタル型の
複写機も普及し始めており、これにより通常の写真フィ
ルム、即ちネガフィルムからのポジ反転を容易に行わし
め、同様に大判の複写物を得るものも開発されている。
から大判の複写物を得るものが開発されている(例えば
特開昭59−198439号公報)。また、最近におい
ては原稿をイメージリーダによって読取り、画像情報を
電気信号として処理することが可能な、ディジタル型の
複写機も普及し始めており、これにより通常の写真フィ
ルム、即ちネガフィルムからのポジ反転を容易に行わし
め、同様に大判の複写物を得るものも開発されている。
ところで、上述の如き写真フィルム等から大判の複写物
を得る場合には、通常の原稿と同様にフィルム画像を読
取り、光学系または信号処理により拡大することによっ
て得ることができるが、フィルム画像が小さい為、拡大
することにより分解能が低下してしまう。このため、フ
ィルム画像の読取りは、プロジェクタによりフィルム画
像を原稿台上に拡大投影し、その拡大投影像を露光ラン
プ、又は例えばCCDによって走査している。この結果
、原稿台上には、プロジェクタによってフィルム画像を
拡大投影するための光路等に広い空間を必要とし、装置
が大型化するという問題がある。
を得る場合には、通常の原稿と同様にフィルム画像を読
取り、光学系または信号処理により拡大することによっ
て得ることができるが、フィルム画像が小さい為、拡大
することにより分解能が低下してしまう。このため、フ
ィルム画像の読取りは、プロジェクタによりフィルム画
像を原稿台上に拡大投影し、その拡大投影像を露光ラン
プ、又は例えばCCDによって走査している。この結果
、原稿台上には、プロジェクタによってフィルム画像を
拡大投影するための光路等に広い空間を必要とし、装置
が大型化するという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、プロ
ジェクタ等を使用しないことによって装置の小型化を図
り、容易に写真フィルム等の小型の透過原稿から分解能
が高い読取りを可能とする読取装置の提供を目的とする
。
ジェクタ等を使用しないことによって装置の小型化を図
り、容易に写真フィルム等の小型の透過原稿から分解能
が高い読取りを可能とする読取装置の提供を目的とする
。
本発明に係る読取装置は、その内部に備えられた光源か
らの照射光により、原稿台上に載置された不透過原稿の
反射光像を読取る読取部を備える装置において、複数の
透過原稿を同一面上に並設保持するホルダと、前記原稿
台の近傍に、前記ホルダをこれの透過原稿の並設方向を
原稿台の主走査方向、又は副走査方向に一致させ、原稿
面を内部へ臨ませて固定する固定部と、前記ホルダの上
部に配置され、前記透過原稿を照明する外部光源と、内
部に備えられ、前記ホルダの各透過原稿と各別に対向す
べく、透過原稿の並設方向に移動し、前記読取部より高
密度に透過原稿の透過光像を読取る高密度読取部とを具
備することを特徴とする。
らの照射光により、原稿台上に載置された不透過原稿の
反射光像を読取る読取部を備える装置において、複数の
透過原稿を同一面上に並設保持するホルダと、前記原稿
台の近傍に、前記ホルダをこれの透過原稿の並設方向を
原稿台の主走査方向、又は副走査方向に一致させ、原稿
面を内部へ臨ませて固定する固定部と、前記ホルダの上
部に配置され、前記透過原稿を照明する外部光源と、内
部に備えられ、前記ホルダの各透過原稿と各別に対向す
べく、透過原稿の並設方向に移動し、前記読取部より高
密度に透過原稿の透過光像を読取る高密度読取部とを具
備することを特徴とする。
透過原稿は、複数枚がホルダによって同一面上に並設保
持された状態で、原稿台の近傍に透過原稿の並設方向を
原稿台の主走査方向、又は副走査方向と一致させ、原稿
面を内部へ臨ませて固定される。内部に備えられた高密
度読取部は、ホルダに保持された透過原稿の並設方向に
各透過原稿と各別に対向するように移動される。そして
透過原稿は、ホルダの上部に配置された外部光源によっ
て照明され、これの透過光像が前記高密度読取部によっ
て不透過原稿の反射光像を読取る読取部よりも高密度に
読取られる。
持された状態で、原稿台の近傍に透過原稿の並設方向を
原稿台の主走査方向、又は副走査方向と一致させ、原稿
面を内部へ臨ませて固定される。内部に備えられた高密
度読取部は、ホルダに保持された透過原稿の並設方向に
各透過原稿と各別に対向するように移動される。そして
透過原稿は、ホルダの上部に配置された外部光源によっ
て照明され、これの透過光像が前記高密度読取部によっ
て不透過原稿の反射光像を読取る読取部よりも高密度に
読取られる。
本発明に係る読取装置(以下、本発明装置という)は、
原稿の種類に応じた4つの読取りモードを備えており、
まず、モード1は通常の不透過原稿に光を照射してその
反射光により、画像を読取るものである。モード2は同
様に不透過原稿を読取るのであるが、モード1よりも高
密度に読取るものであり、これは拡大した複写物を得る
場合に画像の分解能が低下するのを防止する為に設けた
ものである。モード3は、例えば0IIP用のトランス
ペアレントシート等の比較的、大型の透過原稿を読取る
ものであり、これの読取り密度はモード1と同等である
。モード4は、本発明の要部に係るモードであり、小型
の透過原稿、即ち写真フィルムをモード2の目的と同様
に高密度に読取るものである。
原稿の種類に応じた4つの読取りモードを備えており、
まず、モード1は通常の不透過原稿に光を照射してその
反射光により、画像を読取るものである。モード2は同
様に不透過原稿を読取るのであるが、モード1よりも高
密度に読取るものであり、これは拡大した複写物を得る
場合に画像の分解能が低下するのを防止する為に設けた
ものである。モード3は、例えば0IIP用のトランス
ペアレントシート等の比較的、大型の透過原稿を読取る
ものであり、これの読取り密度はモード1と同等である
。モード4は、本発明の要部に係るモードであり、小型
の透過原稿、即ち写真フィルムをモード2の目的と同様
に高密度に読取るものである。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。第1図及び第2図は、本発明装置の外観斜視
図であり、読取装置本体1は原稿台ガラス2を上面に備
え、これの前側の端部に操作パネル3及び前記モード4
の写真フィルムを読取る場合に使用される開口部4(第
2図参照)を夫々配設してあり、長方形状の開口部4は
、これの長平方向を原稿台ガラス2の幅方向、即ち読取
装置本体1の幅方向と一致させて設けである。開口部4
には、第1図に示す如くフィルムホルダ5及びライトボ
ックス6を装着する為の座板40を開口部4内の周縁部
に原稿台ガラス2の上面よりも低い位置に設けてあり、
これの原稿台ガラス2寄りの両コーナ一部分近傍に孔4
1.41を穿設しである。また開口部4の手前側の側縁
部には、後述するライトボックス6の位置検出の為のフ
ォトイタラブタ42が複数個、等間隔に並設しである。
説明する。第1図及び第2図は、本発明装置の外観斜視
図であり、読取装置本体1は原稿台ガラス2を上面に備
え、これの前側の端部に操作パネル3及び前記モード4
の写真フィルムを読取る場合に使用される開口部4(第
2図参照)を夫々配設してあり、長方形状の開口部4は
、これの長平方向を原稿台ガラス2の幅方向、即ち読取
装置本体1の幅方向と一致させて設けである。開口部4
には、第1図に示す如くフィルムホルダ5及びライトボ
ックス6を装着する為の座板40を開口部4内の周縁部
に原稿台ガラス2の上面よりも低い位置に設けてあり、
これの原稿台ガラス2寄りの両コーナ一部分近傍に孔4
1.41を穿設しである。また開口部4の手前側の側縁
部には、後述するライトボックス6の位置検出の為のフ
ォトイタラブタ42が複数個、等間隔に並設しである。
開口部4は、フィルムホルダ5及びライトボックス6を
装着しない場合、即ちモード4の読取りを行わない場合
は、通常図示しない蓋が封着されるようになっている。
装着しない場合、即ちモード4の読取りを行わない場合
は、通常図示しない蓋が封着されるようになっている。
第3図は読取装置本体1の内部構造を示す斜視図であり
、これの内底部には、読取り装置本体1の幅より少し短
い長さを有する一対のレール10a。
、これの内底部には、読取り装置本体1の幅より少し短
い長さを有する一対のレール10a。
10bがこれらの長平方向を読取装置本体1の幅方向と
一致させて対向配置させてあり、該レール10a。
一致させて対向配置させてあり、該レール10a。
10b上には、読取装置本体1の奥行きより少し短い長
さの奥行きを有する直方体状の読取ヘッド7が、長手方
向をなす奥行き方向を前記各レールの延設方向と直交さ
せて跨設状態に載置させ、レール10a、 10bに夫
々モータ13により駆動されるように設けられたブーI
月1a、 llb及びこれらに張架されたワイヤ12a
、12bによってレール10a、 10b上を読取装置
本体lの幅方向、即ち左右方向に移動する。
さの奥行きを有する直方体状の読取ヘッド7が、長手方
向をなす奥行き方向を前記各レールの延設方向と直交さ
せて跨設状態に載置させ、レール10a、 10bに夫
々モータ13により駆動されるように設けられたブーI
月1a、 llb及びこれらに張架されたワイヤ12a
、12bによってレール10a、 10b上を読取装置
本体lの幅方向、即ち左右方向に移動する。
第4図は読取ヘッド7を奥行き方向と直交する方向に切
断し、前方より見た縦断面図、第5図は読取ヘッド7の
内部構造を示す斜視図である。読取ヘッド7は、これの
上面の中央部に奥行き方向の全長に亘って開口部を形成
し、該開口部にガラスFj、74を封着してあり、内部
に前記モード1及び3において使用される低密度読取部
8、またモード2及び4にて使用される高密度読取部9
を夫々備えており、ガラス板74寄りの位置にその軸長
方向を、読取ヘッド7の奥行き方向と一致させた例えば
アパーチャ型の蛍光灯より成る光源70を配置しである
。該光源70は前記原稿台ガラス2の奥行き方向の長さ
と略等しい長さを有しており、ガラス板74を介して原
稿台ガラス2の下面に対向するように読取ヘッド7の背
面側にその一端部を寄せて取付けである。光源70の右
側部分には、前記低密度読取部8を配してあり、低密度
読取部8は夫々前記光源70と略等しい長さを有する結
像素子(レンズ)81及び固体撮像素子82から構成さ
れており、結像素子81の光の入射側をガラス板74に
臨ませて配置し、出射側の下方に固体撮像素子82を対
向配置しである。つまり、低密度読取部8はこれの長手
方向を原稿台ガラス2の奥行き方向と一致させて原稿に
対する主走査を行うように構成しである。
断し、前方より見た縦断面図、第5図は読取ヘッド7の
内部構造を示す斜視図である。読取ヘッド7は、これの
上面の中央部に奥行き方向の全長に亘って開口部を形成
し、該開口部にガラスFj、74を封着してあり、内部
に前記モード1及び3において使用される低密度読取部
8、またモード2及び4にて使用される高密度読取部9
を夫々備えており、ガラス板74寄りの位置にその軸長
方向を、読取ヘッド7の奥行き方向と一致させた例えば
アパーチャ型の蛍光灯より成る光源70を配置しである
。該光源70は前記原稿台ガラス2の奥行き方向の長さ
と略等しい長さを有しており、ガラス板74を介して原
稿台ガラス2の下面に対向するように読取ヘッド7の背
面側にその一端部を寄せて取付けである。光源70の右
側部分には、前記低密度読取部8を配してあり、低密度
読取部8は夫々前記光源70と略等しい長さを有する結
像素子(レンズ)81及び固体撮像素子82から構成さ
れており、結像素子81の光の入射側をガラス板74に
臨ませて配置し、出射側の下方に固体撮像素子82を対
向配置しである。つまり、低密度読取部8はこれの長手
方向を原稿台ガラス2の奥行き方向と一致させて原稿に
対する主走査を行うように構成しである。
光源70の左側部分には、前記低密度読取部8の読取り
幅の115〜l/10の読取り幅を有し、その長手方向
を低密度読取部8の長手方向と平行に、即ち原稿台ガラ
ス2の主走査方向に位置させた高密度読取部9を配して
あり、高密度読取部9は、読取レンズ91及び固体撮像
素子92によって構成され、同様に読取レンズ91の入
射側をガラス板74に臨ませて配置し、出射側の下方に
固体撮像素子92を対向配置しである。読取レンズ91
としては、例えば収束性ロンドレンズを用いており、こ
れは−船釣に高密度読取用の固体撮像素子は低密度読取
用のものと比較して感度が低いため、高密度読取時に十
分なS/N比を得る為である。高密度読取部9は、光源
70の軸長方向と平行に読取ヘッド7の奥行き方向の全
長に亘って配設された軸73にその一端部を挿通させた
矩形箱状の高密度読取ユニット90内に装備してあり、
高密度読取ユニット9゜は前記軸730挿通部分の反対
側の側面にコロ93を、これの回転軸が軸73の軸長方
向と直交するように設けてあり、読取ヘッド7内に設け
られたステッピングモータ72によって駆動されるブー
’J71a、71b及びこれらに張架されたワイヤ75
により、軸73の軸長方向、即ち読取ヘッド7の奥行き
方向に移動するように構成しである。
幅の115〜l/10の読取り幅を有し、その長手方向
を低密度読取部8の長手方向と平行に、即ち原稿台ガラ
ス2の主走査方向に位置させた高密度読取部9を配して
あり、高密度読取部9は、読取レンズ91及び固体撮像
素子92によって構成され、同様に読取レンズ91の入
射側をガラス板74に臨ませて配置し、出射側の下方に
固体撮像素子92を対向配置しである。読取レンズ91
としては、例えば収束性ロンドレンズを用いており、こ
れは−船釣に高密度読取用の固体撮像素子は低密度読取
用のものと比較して感度が低いため、高密度読取時に十
分なS/N比を得る為である。高密度読取部9は、光源
70の軸長方向と平行に読取ヘッド7の奥行き方向の全
長に亘って配設された軸73にその一端部を挿通させた
矩形箱状の高密度読取ユニット90内に装備してあり、
高密度読取ユニット9゜は前記軸730挿通部分の反対
側の側面にコロ93を、これの回転軸が軸73の軸長方
向と直交するように設けてあり、読取ヘッド7内に設け
られたステッピングモータ72によって駆動されるブー
’J71a、71b及びこれらに張架されたワイヤ75
により、軸73の軸長方向、即ち読取ヘッド7の奥行き
方向に移動するように構成しである。
さて、以上の構成において、モード1,2及び3の読取
り動作について説明する。まず、モード1の不透過原稿
を低密度で読取る場合は、光源7゜を第4図に示すAの
位置へ投光するようにアパーチャの向きを設定する。そ
して原稿台ガラス2上に載置された不透過原稿の下面へ
光源70の光を照射し、この拡散反射光を低密度読取部
8の結像素子81によって固体撮像素子82上に結像さ
せ、電気的に走査することにより主走査を行い、1ライ
ンの画像情報を得る。更にモータ13を駆動することに
より、読取ヘッド7を読取装置本体lの幅方向に移動さ
せることによって、原稿画像の副走査を行う。ここで低
密度読取部8による画像の読取り密度は、10〜20画
素/麿濡としである。
り動作について説明する。まず、モード1の不透過原稿
を低密度で読取る場合は、光源7゜を第4図に示すAの
位置へ投光するようにアパーチャの向きを設定する。そ
して原稿台ガラス2上に載置された不透過原稿の下面へ
光源70の光を照射し、この拡散反射光を低密度読取部
8の結像素子81によって固体撮像素子82上に結像さ
せ、電気的に走査することにより主走査を行い、1ライ
ンの画像情報を得る。更にモータ13を駆動することに
より、読取ヘッド7を読取装置本体lの幅方向に移動さ
せることによって、原稿画像の副走査を行う。ここで低
密度読取部8による画像の読取り密度は、10〜20画
素/麿濡としである。
次にモード2の反射原稿を高密度で読取る場合は、まず
予め高密度読取ユニット90をステッピングモータ72
を駆動することによって主走査方向における原稿台ガラ
ス2上の不透過原稿の所望の位置へ移動しておく。そし
て光源70は、第4図に示すBの位置へ投光するように
アパーチャの向きを設定し、同様に光源70の光の照射
により、Bの位置の像を読取レンズ91によって固体撮
像素子92上に結像させて主走査を行い、モータ13の
駆動により副走査を行う。この高密度読取部9による画
像の読取り密度は、50〜200画素/龍としである。
予め高密度読取ユニット90をステッピングモータ72
を駆動することによって主走査方向における原稿台ガラ
ス2上の不透過原稿の所望の位置へ移動しておく。そし
て光源70は、第4図に示すBの位置へ投光するように
アパーチャの向きを設定し、同様に光源70の光の照射
により、Bの位置の像を読取レンズ91によって固体撮
像素子92上に結像させて主走査を行い、モータ13の
駆動により副走査を行う。この高密度読取部9による画
像の読取り密度は、50〜200画素/龍としである。
モード3における大型の透過原稿を低密度で読取る場合
は、第6図に示すライトフードを使用する。第6図は、
ライトフードの読取装置本体1への装着状態を示す縦断
面図である。読取装置本体1の原稿台ガラス2上に載置
されるライトフード10は、四角錐状を成し、これの頂
部に光源11を備え、該光源11の光をこれの下方に配
した防熱フィルタ12を介して底部側へ拡散照射するよ
うになしである。底部にはフレネルレンズ13及び透過
拡散板14を積層状に配設してあり、透過拡散板14の
下面側を原稿台ガラス2上に載置された透過原稿(図示
せず)に対向させである。透過拡散板14は、フレネル
レンズ13の輪帯状の影等の照明むらを緩和するために
設けである。透過原稿の読取りは、モード1と同様の動
作により低密度読取部8によって行われる。
は、第6図に示すライトフードを使用する。第6図は、
ライトフードの読取装置本体1への装着状態を示す縦断
面図である。読取装置本体1の原稿台ガラス2上に載置
されるライトフード10は、四角錐状を成し、これの頂
部に光源11を備え、該光源11の光をこれの下方に配
した防熱フィルタ12を介して底部側へ拡散照射するよ
うになしである。底部にはフレネルレンズ13及び透過
拡散板14を積層状に配設してあり、透過拡散板14の
下面側を原稿台ガラス2上に載置された透過原稿(図示
せず)に対向させである。透過拡散板14は、フレネル
レンズ13の輪帯状の影等の照明むらを緩和するために
設けである。透過原稿の読取りは、モード1と同様の動
作により低密度読取部8によって行われる。
以上の如くモード1〜3については、いずれも原稿台ガ
ラス2上に原稿が載置されて原稿画像の走査が行われる
。
ラス2上に原稿が載置されて原稿画像の走査が行われる
。
さて、次に本発明の要部に係るモード4における写真フ
ィルムの読取りを行うための前記フィルムホルダ5及び
ライトボックス6の構造について説明する。第7図及び
第8図はフィルムホルダ5の構造を示す外観斜視図であ
り、読取装置本体1の前記開口部4内に嵌着される長板
状のフィルムホルダ5は中央部にフィルムの画像幅と略
等しい長さを短辺とする長方形の開口部50a、50b
を各々有する押え仮5a及び基板5bを一体結合するこ
とによって構成してあり、これらの結合の仕方を変える
ことにより、スライドフィルム、又は通常のネガフィル
ムの両方を両部材間に介装し保持できるようになってい
る。
ィルムの読取りを行うための前記フィルムホルダ5及び
ライトボックス6の構造について説明する。第7図及び
第8図はフィルムホルダ5の構造を示す外観斜視図であ
り、読取装置本体1の前記開口部4内に嵌着される長板
状のフィルムホルダ5は中央部にフィルムの画像幅と略
等しい長さを短辺とする長方形の開口部50a、50b
を各々有する押え仮5a及び基板5bを一体結合するこ
とによって構成してあり、これらの結合の仕方を変える
ことにより、スライドフィルム、又は通常のネガフィル
ムの両方を両部材間に介装し保持できるようになってい
る。
第7図はスライドフィルムを収納したスライドマウント
を保持する場合を示してあり、基板5bは、これの上面
にスライドマウントを嵌入載置する為の凹部51b、5
1bを、開口部50bの長さ方向の側縁部分に2箇所ず
つ、即ち2枚分、計4箇所、形成してあり、該凹部51
bはスライドマウントを嵌入載置した場合にスライドマ
ウントの上面の高さが基板5bの上面よりも低くなるよ
うに凹部51bの深さを定めである。基板5bの上面の
手前側の両コーナ一部近傍にはピン58.58を、また
、下面の奥側の両コーナ一部近傍にピン59.59
(第8図参照)を夫々突設しである。押え板5aは、こ
れの下面に前記基Fi5bの凹部51bに嵌合される凸
部51aを同じく4箇所(第8図参照)、開口部50a
の長さ方向の側縁部に形成してあり、この凸部51aの
押え’tT1.5a下面からの突出高さは、スライドマ
ウントを前記基板5bの凹部51b内に嵌入載置した場
合のスライドマウントの上面から基板5bの上面までの
長さと略等しい長さに定めである。凸部51aと押え板
5aの長さ方向の両側縁部との間の位置には、夫々押え
板5aの長さより少し短く、押え板5aの長さ方向にそ
の長手方向を一敗させた長孔状のガイド孔52.52を
厚さ方向に貫通させて形成しである。
を保持する場合を示してあり、基板5bは、これの上面
にスライドマウントを嵌入載置する為の凹部51b、5
1bを、開口部50bの長さ方向の側縁部分に2箇所ず
つ、即ち2枚分、計4箇所、形成してあり、該凹部51
bはスライドマウントを嵌入載置した場合にスライドマ
ウントの上面の高さが基板5bの上面よりも低くなるよ
うに凹部51bの深さを定めである。基板5bの上面の
手前側の両コーナ一部近傍にはピン58.58を、また
、下面の奥側の両コーナ一部近傍にピン59.59
(第8図参照)を夫々突設しである。押え板5aは、こ
れの下面に前記基Fi5bの凹部51bに嵌合される凸
部51aを同じく4箇所(第8図参照)、開口部50a
の長さ方向の側縁部に形成してあり、この凸部51aの
押え’tT1.5a下面からの突出高さは、スライドマ
ウントを前記基板5bの凹部51b内に嵌入載置した場
合のスライドマウントの上面から基板5bの上面までの
長さと略等しい長さに定めである。凸部51aと押え板
5aの長さ方向の両側縁部との間の位置には、夫々押え
板5aの長さより少し短く、押え板5aの長さ方向にそ
の長手方向を一敗させた長孔状のガイド孔52.52を
厚さ方向に貫通させて形成しである。
押え板5aの長さ方向の前側面には、この長さ方向にそ
の長手方向を一敗させた溝550が形成してあり、該a
550には溝幅より大きい孔径を有する凹孔55,55
.・・・が等間隔に穿設しである。手前側の両コーナ一
部近傍には基板5bの前記ピン58.58が嵌入される
孔53.53が厚さ方向に貫通させて形成しである。
の長手方向を一敗させた溝550が形成してあり、該a
550には溝幅より大きい孔径を有する凹孔55,55
.・・・が等間隔に穿設しである。手前側の両コーナ一
部近傍には基板5bの前記ピン58.58が嵌入される
孔53.53が厚さ方向に貫通させて形成しである。
上述の如く構成されたフィルムホルダ5により、スライ
ドマウントを保持する場合は、まず、スライドマウント
(図示せず)を基板5bの凹部51b、51b内に嵌入
載置する。そして押え板5aの凸部51a、51aを凹
部51b、 51b内に嵌合すると共に、基板5bのピ
ン58.58を押え板5aの孔53.53に嵌入するよ
うにして押え板5aと基板5bとを結合する。これによ
り、スライドマウントは、これの側縁部分を挟持され、
スライドフィルムの画像部分の画面と直交する方向に開
口部50a及び50bが位置し、画像の両面を外部へ臨
ませる。
ドマウントを保持する場合は、まず、スライドマウント
(図示せず)を基板5bの凹部51b、51b内に嵌入
載置する。そして押え板5aの凸部51a、51aを凹
部51b、 51b内に嵌合すると共に、基板5bのピ
ン58.58を押え板5aの孔53.53に嵌入するよ
うにして押え板5aと基板5bとを結合する。これによ
り、スライドマウントは、これの側縁部分を挟持され、
スライドフィルムの画像部分の画面と直交する方向に開
口部50a及び50bが位置し、画像の両面を外部へ臨
ませる。
第8図はネガフィルム、即ち一本のフィルムから保管用
のネガケースに収納する為に所定数(通常、5コマ)の
コマ毎に裁断されたフィルムを保持する場合を示してあ
り、押え仮5a及び基板5bは夫々第7図に示した面と
反対側の面を使用する。
のネガケースに収納する為に所定数(通常、5コマ)の
コマ毎に裁断されたフィルムを保持する場合を示してあ
り、押え仮5a及び基板5bは夫々第7図に示した面と
反対側の面を使用する。
基板5bは、これの上面(第7図における下面)におけ
る幅方向の中央部分に開口部50bの幅より広く、フィ
ルム幅と略等しい幅の底部を有する凹部57bを基板5
bの長さ方向の全長に亘って形成しである。そして同じ
く上面の手前側の両コーナ一部近傍には、前述した如く
ビン59.59を突設しである。押え板5aの下面(第
7図における上面)には前記凹部57bに嵌合される凸
部56aを同じく押え板5aの長さ方向の全長に亘って
形成しである。押え板5aの前側面、即ち前記溝550
及び凹孔55,55・・・が形成された側面と反対側の
側面には、全く同様の構成による溝560及び凹孔56
,56.・・・を形成しである。手前側の両コーナ一部
近傍、即ち前記孔53゜53が形成されたコーナ一部と
反対側のコーナ一部近傍には基板5bの前記ビン59.
59が嵌入される孔54.54が厚さ方向に貫通させて
形成しである。
る幅方向の中央部分に開口部50bの幅より広く、フィ
ルム幅と略等しい幅の底部を有する凹部57bを基板5
bの長さ方向の全長に亘って形成しである。そして同じ
く上面の手前側の両コーナ一部近傍には、前述した如く
ビン59.59を突設しである。押え板5aの下面(第
7図における上面)には前記凹部57bに嵌合される凸
部56aを同じく押え板5aの長さ方向の全長に亘って
形成しである。押え板5aの前側面、即ち前記溝550
及び凹孔55,55・・・が形成された側面と反対側の
側面には、全く同様の構成による溝560及び凹孔56
,56.・・・を形成しである。手前側の両コーナ一部
近傍、即ち前記孔53゜53が形成されたコーナ一部と
反対側のコーナ一部近傍には基板5bの前記ビン59.
59が嵌入される孔54.54が厚さ方向に貫通させて
形成しである。
上述の如く構成されたフィルムホルダ5により、ネガフ
ィルムを保持する場合は、フィルムを基板5bの凹部5
7b内に嵌入載置する。そして押え板5aの凸部56a
を凹部57b内に嵌合すると共に、基板5bのビン59
.59を押え板5aの孔54.54に嵌入するようにし
て押え板5aと基板5bとを結合する。この結果、フィ
ルムは、これの巻取孔部分及び長さ方向における両端部
が挟持され、フィルムの画像部分の画面と直交する方向
に開口部50a及び50bが位置し、各画像の両面を外
部へ臨ませる。
ィルムを保持する場合は、フィルムを基板5bの凹部5
7b内に嵌入載置する。そして押え板5aの凸部56a
を凹部57b内に嵌合すると共に、基板5bのビン59
.59を押え板5aの孔54.54に嵌入するようにし
て押え板5aと基板5bとを結合する。この結果、フィ
ルムは、これの巻取孔部分及び長さ方向における両端部
が挟持され、フィルムの画像部分の画面と直交する方向
に開口部50a及び50bが位置し、各画像の両面を外
部へ臨ませる。
第9図は、ライトボックス6のフィルムホルダ5への装
着状態を示す外観斜視図、第10図は、その内部構造を
示すX−X線による縦断面図であり、フィルムホルダ5
はスライドマウントを保持した状態を示しである。。ラ
イトボックス6は、フィルムホルダ5に保持されたスラ
イドマウント100の大きさと略等しい大きさの底部を
備える直方体状をなし、底部の奥行き方向の両端部に台
座68a及び68bを延設してあり、各台座68a 、
68bの下面に設けた図示しない突起部をフィルムホ
ルダ5の押え板5aに形成されたガイド孔52.52に
嵌入させ、フィルムホルダ5の長手方向に移動可能とし
である。また、底部にはスライドフィルムを保持する場
合に押え板5aの上面に位置する凸部57aに係合する
凹部69を幅方向、即ち移動方向の全長に亘って形成し
である。
着状態を示す外観斜視図、第10図は、その内部構造を
示すX−X線による縦断面図であり、フィルムホルダ5
はスライドマウントを保持した状態を示しである。。ラ
イトボックス6は、フィルムホルダ5に保持されたスラ
イドマウント100の大きさと略等しい大きさの底部を
備える直方体状をなし、底部の奥行き方向の両端部に台
座68a及び68bを延設してあり、各台座68a 、
68bの下面に設けた図示しない突起部をフィルムホ
ルダ5の押え板5aに形成されたガイド孔52.52に
嵌入させ、フィルムホルダ5の長手方向に移動可能とし
である。また、底部にはスライドフィルムを保持する場
合に押え板5aの上面に位置する凸部57aに係合する
凹部69を幅方向、即ち移動方向の全長に亘って形成し
である。
台座68aには、照明すべきフィルムの画像を選択する
場合の位置決め板66及びライトボックス6のフィルム
ホルダ5上における位置を検知する為に用いられる遮光
板67が取付けである。位置決め仮66は台座68aの
上面からライトボックス6の下方側へ板バネ状に屈曲さ
せてあり、これの中央部分に設けた半球状の突起部を押
え板5aの側面に形成した溝550に係合させてライト
ボックス6の移動に伴って摺動するようになっており、
スライドフィルムOOのフィルムホルダ5の長手方向に
おける配置位置及びネガフィルムの各コマの配置間隔に
基づいて設けられた凹孔55内に嵌合させることにより
フィルム画像の位置決めがなされる。遮光板67は台座
68aの上面から前方へ突出させてあり、フィルムホル
ダ5と共にライトボックス6を読取装置本体lの開口部
4内に装着した場合に、遮光板67が前記各フォトイタ
ラプタ42において上下方向に設けられた光路内に介在
し、光を遮断することによって、ライトボックス6のフ
ィルムホルダ5上における位置が検知される。
場合の位置決め板66及びライトボックス6のフィルム
ホルダ5上における位置を検知する為に用いられる遮光
板67が取付けである。位置決め仮66は台座68aの
上面からライトボックス6の下方側へ板バネ状に屈曲さ
せてあり、これの中央部分に設けた半球状の突起部を押
え板5aの側面に形成した溝550に係合させてライト
ボックス6の移動に伴って摺動するようになっており、
スライドフィルムOOのフィルムホルダ5の長手方向に
おける配置位置及びネガフィルムの各コマの配置間隔に
基づいて設けられた凹孔55内に嵌合させることにより
フィルム画像の位置決めがなされる。遮光板67は台座
68aの上面から前方へ突出させてあり、フィルムホル
ダ5と共にライトボックス6を読取装置本体lの開口部
4内に装着した場合に、遮光板67が前記各フォトイタ
ラプタ42において上下方向に設けられた光路内に介在
し、光を遮断することによって、ライトボックス6のフ
ィルムホルダ5上における位置が検知される。
ライトボックス6の内部は、第10図に示すようにこれ
の上部にフィルム照明用の光源61及びこれの下側に防
熱フィルタ62を配し、−側部に冷却ファン65を取付
けである。底部には、コリメータレンズ63及び透過拡
散板64を積層状に配し、透過拡散板64の下面をフィ
ルムホルダ5のフィルムに対向するように構成しである
。
の上部にフィルム照明用の光源61及びこれの下側に防
熱フィルタ62を配し、−側部に冷却ファン65を取付
けである。底部には、コリメータレンズ63及び透過拡
散板64を積層状に配し、透過拡散板64の下面をフィ
ルムホルダ5のフィルムに対向するように構成しである
。
以上の如く構成されたフィルムホルダ5及びライトボッ
クス6を用いて写真フィルムの画像を読取る動作を次に
説明する。まず、操作者はスライドフィルム、又はネガ
フィルムのいずれかを前述した如くフィルムホルダ5に
よって保持して、これにライトボックス6を取付けた後
、または後から取付ける場合にはそのまま読取装置本体
1の開口部4内に装着する。この装着は保持したフィル
ムに応じて基板5bの下面側に位置するビン58,58
、又は59.59のいずれかを開口部4内の座板40に
設けた前記孔41.41に嵌合することによって行う。
クス6を用いて写真フィルムの画像を読取る動作を次に
説明する。まず、操作者はスライドフィルム、又はネガ
フィルムのいずれかを前述した如くフィルムホルダ5に
よって保持して、これにライトボックス6を取付けた後
、または後から取付ける場合にはそのまま読取装置本体
1の開口部4内に装着する。この装着は保持したフィル
ムに応じて基板5bの下面側に位置するビン58,58
、又は59.59のいずれかを開口部4内の座板40に
設けた前記孔41.41に嵌合することによって行う。
そしてフィルムホルダ5に取付けたライトボックス6を
フィルムホルダの長手方向に移動させることによって所
望の画像上にライトポ、クス6を位置決めする。
フィルムホルダの長手方向に移動させることによって所
望の画像上にライトポ、クス6を位置決めする。
読取装置側においては、予め操作パネル3にモード4の
読取りモードが設定されていることにより、読取ヘッド
7内における高密度読取ユニット90を最も手前側の開
口部4の下方へ位置するように移動しておく。そしてラ
イトボックス6の位置、即ち読取る画像の位置がフォト
イタラブタ42によって検出されることにより、第10
図に示すように高密度読取ユニット90の高密度読取部
9をその画像の読取り開始位置ヘセフトすべく読取ヘッ
ド7をこれの副走査方向へ移動する。これが終わると、
ライトボックス6の光源61を点灯して画像を照明させ
、高密度読取部9によってその透過光像の読取り動作を
開始する。
読取りモードが設定されていることにより、読取ヘッド
7内における高密度読取ユニット90を最も手前側の開
口部4の下方へ位置するように移動しておく。そしてラ
イトボックス6の位置、即ち読取る画像の位置がフォト
イタラブタ42によって検出されることにより、第10
図に示すように高密度読取ユニット90の高密度読取部
9をその画像の読取り開始位置ヘセフトすべく読取ヘッ
ド7をこれの副走査方向へ移動する。これが終わると、
ライトボックス6の光源61を点灯して画像を照明させ
、高密度読取部9によってその透過光像の読取り動作を
開始する。
なお、本実施例においては、フィルムホルダをこれの長
手方向と読取装置の副走査方向とを一致させて読取装置
上面の前側部分に開口部を設けて装着するように構成し
であるが、これを主走査方向と一致させて例えば読取装
置上面の左側部分に装着するように構成しても良い。そ
して本実施例においては、反射原稿を読取る場合の光源
にアパーチャ型の蛍光灯を用いているが、これに代えて
ハロゲンランプの反射笠の向きを変える構成としても良
く、また反射原稿を高密度で読取る場合に光源の照度が
不足するときは、補助光源を設けても良い。更に本実施
例においては、高密度読取部に収束性ロッドレンズを用
いているが、光量が足りる場合は、スルーレンズを用い
てズーム光学系を構成しても良い。
手方向と読取装置の副走査方向とを一致させて読取装置
上面の前側部分に開口部を設けて装着するように構成し
であるが、これを主走査方向と一致させて例えば読取装
置上面の左側部分に装着するように構成しても良い。そ
して本実施例においては、反射原稿を読取る場合の光源
にアパーチャ型の蛍光灯を用いているが、これに代えて
ハロゲンランプの反射笠の向きを変える構成としても良
く、また反射原稿を高密度で読取る場合に光源の照度が
不足するときは、補助光源を設けても良い。更に本実施
例においては、高密度読取部に収束性ロッドレンズを用
いているが、光量が足りる場合は、スルーレンズを用い
てズーム光学系を構成しても良い。
また、ライトボックスのフィルムホルダ上における位置
検知には、フォトイタラプタを用いであるが、これに限
定されるものではなく、マイクロスイッチ等を使用して
も良い。加えて本実施例においては、フィルムホルダに
並設保持できるスライドマウントの数を2枚としである
が、2枚以上保持できる構成としても良いことは言うま
でもない。
検知には、フォトイタラプタを用いであるが、これに限
定されるものではなく、マイクロスイッチ等を使用して
も良い。加えて本実施例においては、フィルムホルダに
並設保持できるスライドマウントの数を2枚としである
が、2枚以上保持できる構成としても良いことは言うま
でもない。
以上の如く、本発明に係る読取装置においては、写真フ
ィルム等の小型の透過原稿を読取る場合に、通常の不透
過原稿を読取る読取部とは別に設けた高密度読取部及び
小型の外部光源によって透過光像の読取りを行う。これ
によりフィルム画像はプロジェクタを用いて拡大投影す
るまでもなく、高分解能の読取り画像が得られるので、
プロジェクタ使用による装置の大型化を防止できる。そ
して複数の画像を有する長尺状のネガフィルム、又は並
設した複数のスライドフィルムを保持させたホルダを原
稿台の近傍に固定し、ホルダ内の所望の画像へ高密度読
取部を移動する構成とすることにより、通常考えられる
逆の構成、つまり読取部を固定しておき、ホルダを移動
することによって所望の画像を選択する構成を採用した
場合に必要とされるホルダを移動する為の空間的余裕に
よって作業スペースが狭められるという不都合が住じる
ことはない。更にホルダは、これの長手方向、即ちフィ
ルム画像の並設方向を原稿台の主走査方向、又は副走査
方向と一致させて固定することにより、高密度読取部を
設ける場合にこれを移動する為の駆動系及び操作系を既
設の読取部と共有できるように配設することが可能であ
り、部品の増加を最小限に抑えられ、コストアップを抑
制できる等、本発明は優れた効果を奏する。
ィルム等の小型の透過原稿を読取る場合に、通常の不透
過原稿を読取る読取部とは別に設けた高密度読取部及び
小型の外部光源によって透過光像の読取りを行う。これ
によりフィルム画像はプロジェクタを用いて拡大投影す
るまでもなく、高分解能の読取り画像が得られるので、
プロジェクタ使用による装置の大型化を防止できる。そ
して複数の画像を有する長尺状のネガフィルム、又は並
設した複数のスライドフィルムを保持させたホルダを原
稿台の近傍に固定し、ホルダ内の所望の画像へ高密度読
取部を移動する構成とすることにより、通常考えられる
逆の構成、つまり読取部を固定しておき、ホルダを移動
することによって所望の画像を選択する構成を採用した
場合に必要とされるホルダを移動する為の空間的余裕に
よって作業スペースが狭められるという不都合が住じる
ことはない。更にホルダは、これの長手方向、即ちフィ
ルム画像の並設方向を原稿台の主走査方向、又は副走査
方向と一致させて固定することにより、高密度読取部を
設ける場合にこれを移動する為の駆動系及び操作系を既
設の読取部と共有できるように配設することが可能であ
り、部品の増加を最小限に抑えられ、コストアップを抑
制できる等、本発明は優れた効果を奏する。
第1図及び第2図は本発明に係る読取装置の外観斜視図
、第3図はその内部構造を示す斜視図、第4図は読取ヘ
ッドの縦断面図、第5図はその内部構造を示す斜視図、
第6図はライトフードの装着状態を示す縦断面図、第7
図及び第8図はフィルムホルダの外観斜視図、第9図は
ライトボックスのフィルムホルダへの装着状態を示す外
観斜視図、第10図はそのX−X線による縦断面図であ
る。 1・・・読取装置本体 2・・・原稿台ガラス 4・・
・開口部 5・・・フィルムホルダ 6・・・ライトボ
ックス7・・・読取へソド 8・・・低密度読取部 9
・・・高密度読取部
、第3図はその内部構造を示す斜視図、第4図は読取ヘ
ッドの縦断面図、第5図はその内部構造を示す斜視図、
第6図はライトフードの装着状態を示す縦断面図、第7
図及び第8図はフィルムホルダの外観斜視図、第9図は
ライトボックスのフィルムホルダへの装着状態を示す外
観斜視図、第10図はそのX−X線による縦断面図であ
る。 1・・・読取装置本体 2・・・原稿台ガラス 4・・
・開口部 5・・・フィルムホルダ 6・・・ライトボ
ックス7・・・読取へソド 8・・・低密度読取部 9
・・・高密度読取部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、その内部に備えられた光源からの照射光により、原
稿台上に載置された不透過原稿の反射光像を読取る読取
部を備える装置において、複数の透過原稿を同一面上に
並設保持するホルダと、 前記原稿台の近傍に、前記ホルダをこれの透過原稿の並
設方向を原稿台の主走査方向、又は副走査方向に一致さ
せ、原稿面を内部へ臨ませて固定する固定部と、 前記ホルダの上部に配置され、前記透過原稿を照明する
外部光源と、 内部に備えられ、前記ホルダの各透過原稿と各別に対向
すべく、透過原稿の並設方向に移動し、前記読取部より
高密度に透過原稿の透過光像を読取る高密度読取部と を具備することを特徴とする読取装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63113892A JPH01284067A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 読取装置 |
US07/931,501 US5239392A (en) | 1988-05-10 | 1992-08-21 | Reading apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63113892A JPH01284067A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01284067A true JPH01284067A (ja) | 1989-11-15 |
Family
ID=14623753
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63113892A Pending JPH01284067A (ja) | 1988-05-10 | 1988-05-10 | 読取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01284067A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006025407A (ja) * | 2004-06-11 | 2006-01-26 | Canon Inc | 照明装置、画像読取装置及び画像読取方法 |
US7379217B2 (en) | 2002-04-26 | 2008-05-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
US7595918B2 (en) | 2002-08-27 | 2009-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Transparent original reading apparatus and illuminating apparatus for reading apparatus |
-
1988
- 1988-05-10 JP JP63113892A patent/JPH01284067A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7379217B2 (en) | 2002-04-26 | 2008-05-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
US7557967B2 (en) | 2002-04-26 | 2009-07-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus |
US7595918B2 (en) | 2002-08-27 | 2009-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Transparent original reading apparatus and illuminating apparatus for reading apparatus |
JP2006025407A (ja) * | 2004-06-11 | 2006-01-26 | Canon Inc | 照明装置、画像読取装置及び画像読取方法 |
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