JPH02158273A - 読取装置 - Google Patents

読取装置

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JPH02158273A
JPH02158273A JP31268188A JP31268188A JPH02158273A JP H02158273 A JPH02158273 A JP H02158273A JP 31268188 A JP31268188 A JP 31268188A JP 31268188 A JP31268188 A JP 31268188A JP H02158273 A JPH02158273 A JP H02158273A
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JP
Japan
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film
reading
light
image
light source
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JP31268188A
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Toshikazu Suzuki
利和 鈴木
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Minolta Co Ltd
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Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複写機等の画像形成装置において原稿を読取
る読取装置に関し、更に詳述すれば写真フィルム等の透
過原稿の読取りも可能である読取装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
複写機においては、写真フィルム、スライドフィルム等
の透過原稿の複写物を得たいという要求がある。アナロ
グ複写機にあってはネガポジの反転が容易ではなく、こ
の種の原稿の複写は困難であった。ところが、原稿をイ
メージリーグにて読取り、画像信号を電気信号として処
理することが可能であるデジタル型の複写機の普及によ
り、ネガポジの反転を容易に行なえるようになってきた
〔発明が解決しようとする課題〕
そして透過原稿を複写できるようになした装置が提案さ
れている(特開昭59−198439号公報)。
この装置は、フィルム画像をプロジェクタにて拡大投影
し、この拡大投影像を光学系にて走査して複写物を得る
構成としている。ところがこの装置では、写真フィルム
を拡大投影するための光路等に広い空間を必要とするの
で、装置全体が大型化するという難点があった。
そこで本発明者等は、写真フィルム等の小型の透過原稿
からの分解能が高い読取りを可能とし、しかも装置の小
型化を図れる読取装置を提案した(特願昭63−113
892号等)。この装置は、小型の透過原稿を固定する
ホルダと、透過原稿に光を照射する外部光源と、通常の
読取りよりも高密度な読取りが可能な高密度読取部とを
備え、ホルダに固定された透過原稿に外部光源から光を
照射し、高密度読取部を移動させながらこの高密度読取
部にて透過原稿を読取る構成としている。
一方、このように小型の透過原稿を高密度に複写するこ
ととは異なり、高密度読取りでなくても・よいから、多
数の透過原稿を一度に複写したいという要求もある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、複
数の透過原稿を収納する収納体を備えることにより、多
数の透過原稿のセットが容易であり、またこの収納体を
透光性とすることにより、複写された際にこの収納体の
部分は白くなって複写物が見やすく、更に透過原稿がセ
ットされた部分のみを読取る構成とすることにより、複
写された際に透過原稿がない部分は白(なって複写物が
見やすい読取装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1の発明における読取装置は、その内部に備えられた
光源からの照射光ににより、原稿台上に載置された不透
過原稿の反射光像を読取る読取部を備えた読取装置にお
いて、前記原稿台上に配設され、複数の透過原稿を収納
する収納体と、該収納体の上方に配置され、前記透過原
稿に光を照射する光源とを具備し、該光源からの照射光
による前記透過原稿の透過光像を前記読取部にて読取る
ようになしてあることを特徴とし、第2の発明における
読取装置は、第1の発明において、前記収納体は透光性
であることを特徴とし、第3の発明における読取装置は
、第1の発明において、前記収納体において透過原稿が
存在する部分と透過原稿が存在しない部分とを検出する
検出手段を備え、該検出手段にて透過原稿が存在する部
分であると検出された部分のみを、前記読取部は読取る
ことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の読取装置にあっては、収納体に固定された透過
原稿に上方の光源から光を照射し、この照射光による透
過原稿の透過光像を読取部にて読取る。読取られた透過
光像を複写する際に、収納体が透光性であると、その収
納体の部分は白く複写される。また透過原稿がある部分
のみを読取る場合には、透過原稿がない部分は白く複写
される。
〔実施例〕
本発明に係る読取装置(以下、本発明装置という)は、
原稿の種類に応じた4つの読取りモードを備えており、
まず、モード1は通常の不透過原稿に光を照射してその
反射光により、画像を読取るものである。モード2は同
様に不透過原稿を読取るのであるが、モードlよりも高
密度に読取るものであり、これは拡大した複写物を得る
場合に画像の分解能が低下するのを防止する為に設けた
ものである。モード3は、例えばOHP用のトランスペ
アレントシート等の比較的、大型の透過原稿を読取るモ
ード、または本発明の要旨をなす多数の小型の写真フィ
ルム等の透過原稿を読取るモードであり、これの読取り
密度はモード1と同等である。またモード4は、写真フ
ィルム等の小型の透過原稿をモード2の目的と同様に高
密度に読取るものである。
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき具体的に
説明する。第1図及び第2図は、本発明装置の外観斜視
図であり、読取装置本体1は原稿台ガラス2を上面に備
え、この上面の原稿台ガラス2近傍位置には、モード3
にて多数の写真フィルムを読取る場合に使用されるフィ
ルムケースの接続プラグを接続するための接続端子30
が設けられている。
原稿台ガラス2の前側の端部に操作パネル3及び前記モ
ード4の写真フィルムを読取る場合に使用される開口部
4(第2図参照)を夫々配設してあり、長方形状の開口
部4は、これの長手方向を原稿台ガラス2の幅方向、即
ち読取装置本体1の幅方向と一致させて設けである。開
口部4には、第1図に示す如くフィルムホルダ5及びラ
イトボックス6を装着する為の座板40を開口部4内の
周縁部に原稿台ガラス2の上面よりも低い位置に設けて
あり、これの原稿台ガラス2寄りの両コーナ一部分近傍
に孔41.41を穿設しである。また開口部4の手前側
の側縁部には、後述するライトボックス6の位置検出の
為のフォトイタラブタ42が複数個、等間隔に並設しで
ある。開口部4は、フィルムホルダ5及びライトボック
ス6を装着しない場合、即ちモード4の読取りを行わな
い場合は、通常図示しない蓋が封着されるようになって
いる。
第3図は読取装置本体lの内部構造を示す斜視図であり
、これの内底部には、読取り装置本体1の幅より少し短
い長さを有する一対のレール10a。
10bがこれらの長手方向を読取装置本体1の幅方向と
一致させて対向配置させてあり、該レール10a。
10b上には、読取装置本体1の奥行きより少し短い長
さの奥行きを有する直方体状の読取ヘッド7が、長手方
向をなす奥行き方向を前記各レールの延設方向と直交さ
せて跨設状態に載置されている。
レール10a、 10bに夫々モータ13により駆動さ
れるように設けられたプーリ11a、11b及びこれら
に張架されたワイヤ12a、 12bによってレール1
0a、 10b上を、読取ヘッド7は読取装置本体1の
幅方向、即ち左右方向に移動する。
第4図は読取ヘッド7を奥行き方向と直交する方向に切
断し、前方より見た縦断面図、第5図は読取ヘッド7の
内部構造を示す斜視図である。読取ヘッド7は、これの
上面の中央部に奥行き方向の全長に亘って開口部を形成
し、該開口部にガラス板74を封着してあり、内部にモ
ードl及び3において使用される低密度読取部8、また
モード2及び4にて使用される高密度読取部9を夫々備
えており、ガラス板74寄りの位置にその軸長方向を、
読取ヘッド7の奥行き方向と一致させた例えばアパーチ
ャ型の蛍光灯よりなる光源70を配置しである。該光源
70は前記原稿台ガラス2の奥行き方向の長さと略等し
い長さを有しており、ガラス板74を介して原稿台ガラ
ス2の下面に対向するように読取ヘッド7の背面側にそ
の一端部を寄せて取付けである。光源70の右側部分に
は、前記低密度読取部8を配してあり、低密度読取部8
は夫々前記光源70と略等しい長さを有する結像素子(
レンズ)81及び固体撮像素子82から構成されており
、結像素子81の光の入射側をガラス板74に臨ませて
配置し、出射側の下方に固体撮像素子82を対向配置し
である。つまり、低密度読取部8はこれの長手方向を原
稿台ガラス2の奥行き方向と一致させて原稿に対する主
走査を行うように構成しである。
光源70の左側部分には、前記低密度読取部8の読取り
幅の175〜1/10の読取り幅を有し、その長手方向
を低密度読取部8の長手方向と平行に、即ち原稿台ガラ
ス2の主走査方向に位置させた高密度読取部9を配して
あり、高密度読取部9は、読取レンズ91及び固体撮像
素子92によって構成され、同様に読取レンズ91の入
射側をガラス板74に臨ませて配置し、出射側の下方に
固体撮像素子92を対向配置しである。読取レンズ91
としては、例えば集束性ロンドレンズを用いており、こ
れは−般的に高密度読取用の固体撮像素子は低密度読取
用のものと比較して感度が低いため、高密度読取時に十
分なS/N比を得る為である。高密度読取部9は、光源
70の軸長方向と平行に読取ヘッド7の奥行き方向の全
長に亘って配設された軸73にその一端部を挿通させた
矩形箱状の高密度読取ユニット90内に装備してあり、
高密度読取ユニット90は前記軸73の挿通部分の反対
側の側面にコロ93を、これの回転軸が軸73の軸長方
向と直交するように設けてあり、読取ヘッド7内に設け
られたステンピングモータ72によって駆動されるプー
リ71a、71b及びこれらに張架されたワイヤ75に
より、軸73の軸長方向、即ち読取ヘッド7の奥行き方
向に移動するように構成しである。
さて、以上の構成において、モード1及び2の読取り動
作について説明する。まず、モード1の不透過原稿を低
密度で読取る場合は、光源70を第4図に示すAの位置
へ投光するようにアパーチャの向きを設定する。そして
原稿台ガラス2上に載置された不透過原稿の下面へ光源
70の光を照射し、この拡散反射光を低密度読取部8の
結像素子81によって固体楊像素子82上に結像させ、
電気的に走査することにより主走査を行い、1ラインの
画像情報を得る。更にモータ13を駆動することにより
、読取ヘッド7を読取装置本体1の幅方向に移動させる
ことによって、原稿画像の副走査を行う。ここで低密度
読取部8による画像の読取り密度は、10〜20画素/
flとしである。
次にモード2の不透過原稿を高密度で読取る場合は、ま
ず予め高密度読取ユニット90をステッピングモータ7
2を駆動することによって主走査方向における原稿台ガ
ラス2上の不透過原稿の所望の位置へ移動しておく、そ
して光源70は、第4図に示すBの位置へ投光するよう
にアパーチャの向きを設定し、同様に光源70の光の照
射により、Bの位置の像を読取レンズ91によって固体
撮像素子92上に結像させて主走査を行い、モータ13
の駆動により副走査を行う。この高密度読取部9による
画像の読取り密度は、50〜200画素/mとしである
モード3における低密度での読取りには、第6図に示す
ライトフードを使用する。第6図は、ライトフードの読
取装置本体lへの装着状態を示す縦断面図である。読取
装置本体1の原稿台ガラス2上に載置されるライトフー
ド10は、四角錐状をなし、これの頂部に光源11を備
え、該光源11の光をこれの下方に配した防熱フィルタ
12を介して底部側へ拡散照射するようになしである。
底部にはフレネルレンズ13及び透過拡散板14を積層
状に配設してあり、透過拡散板14の下面側を原稿台ガ
ラス2に対向させである。透過拡散板14は、フレネル
レンズ13の輪帯状の影等の照明むらを緩和するために
設けである。
そして大型の透過原稿の読取りは、光源11からの照射
光により、透過光像を低密度読取部8にて得ることによ
って行われる。
次に本発明の要旨をなす、モード3における低密度での
写真フィルムの読取りについて説明する。
第7図はこの読取りにおいて使用する収納体たるフィル
ムケース20の外観斜視図であり、フィルムケース20
は、何れも薄板状をなすフィルム載せ台21及びフィル
ム押え22から構成されている。
フィルム載せ台21の中央部には、フィルムの画像幅と
略等しい長さを短辺とする5個のガイド23a。
23b、 23c、 23d、 23eが、長手方向を
一致させて所定ピッチにて並設されており、この各ガイ
ドに合せて複写対象の複数のフィルムが載置されるよう
になっている。各ガイド23a、23b、23c、23
d、23eには、フィルムの載置の有無を検出するため
の感知センサ24a、 24b、 24c、 24d、
 24eが設けられている。またフィルム載せ台21の
一端部の両端にはダボ穴27゜27が形成されている。
なおフィルム載せ台21の背面は、透光性を有するよう
に黒色に着色されている。
フィルム押え22の中央部には、フィルムの画像幅と略
等しい長さを短辺とし、前記ガイド23a、23b。
23c、23d、23eと略等しい長さを長辺とする長
方形状ののぞき窓25a、 25b、 25c、 25
d、 25eが並列状態にて形成されている。またフィ
ルム押え22の一端部の両端には、前記ダボ穴27.2
7に対向する位置に、位置出しボス28.28が設けら
れており、該位置出しボス28.28が前記ダボ穴27
.27に嵌入されることにより、フィルム載せ台21と
フィルム押え22とが一体化されるようになっている。
なおフィルム押え22の背面は、透光性を有するように
黒色に着色されている。
またフィルム押え22の各のぞき窓25a、25b、2
5c。
25d 、 25e近傍の位置には、フィルムの載置の
有無を検出するための感知センサ26a、26b、26
c、26d、26eが、前記感知センサ24a、24b
、24c、24d、24eに対応させて設けられている
。そして対応する2個1組の感知センサの接触、非接触
に基づいて前記各ガイド23a、23b、23c、23
d、23eにおけるフィルムの載置の有無が検出される
。フィルムがガイド内に存在しない場合には、このガイ
ドに対応する2個1組の感知センサが接触し、一方フィ
ルムがガイド内に存在する場合には、このガイドに対応
する2個1組の感知センサが接触しないので、対応する
2個1組の感知センサの接触、非接触に基づいて前記各
ガイド23a、 23b、 23c、 23d、 23
eにおけろフィルムの存在の有無を検出する。
なお、本実施例ではフィルムの存在の有無を検出する手
段として上述したような接触型の感知センサを使用する
こととしたが、発光素子と受光素子との組合せ等による
非接触型の感知センサを使用してもよい。
更にフィルムケース20には、接続プラグ29が設けら
れており、この接続プラグ29が読取装置本体1の接続
端子30に嵌入されることによって、フィルムケース2
0が読取装置本体1に取付けられるようになっている。
第8図はフィルムケース20を読取装置本体1に取付け
た状態を示す外観斜視図である。
第9図は、このようなフィルムケース20を用いてモー
ド3にて多数の写真フィルムを読取る動作の制御系を示
すブロック図であり、図中101はこの制御系の中枢を
なすマイクロコンピュータ(以下マイコンという)であ
る。マイコン101にスタートボタン102から入力信
号が与えられると、マイコン101は読取へフド7を駆
動させながら、2個1組からなる5組の感知センサから
の信号に基づいて後述するような手順にて、低密度読取
部8にて読取られたフィルムの画像信号を得るようにな
っている。
以下、具体的な動作について説明する。
まずフィルムケース20の接続プラグ29を読取装置本
体1の接続端子30に嵌入して、フィルムケース20を
読取装置本体1に取付ける(第8図参照)。
ガイド23a、 23b、 23c、 23d、 23
eに読取対象のフィルムをセットした後、位置出しボス
28.28をボス穴27、27に嵌入させて、フィルム
押え22をフィルム載せ台21に重ねる。
次いで前述したライトフード10(第6図参照)を読取
装置本体1へ装着し、光源11から光を防熱フィルタ1
2.フレネルレンズ13.透過拡散板14を介してフィ
ルムへ照射し、透過光を低密度読取部8の結像素子81
によって固体撮像素子82上に結像させる。多数の固体
撮像素子82の電気的な走査によって主走査方向の1ラ
イン分の画像情報を得る。
次いでモータ13を駆動させて、読取ヘッド7を読取装
置本体1の幅方向(副走査方向)に移動させることによ
り、1ライン分ずつの画像情報を次々と得る。本実施例
では、最初に読取ヘッド7をガイド23aの下方に位置
決めしておき、まずガイド23aにおける領域(以下領
域Aという)のフィルムの画像信号を得、その後読取ヘ
ッド7の副走査方向への移動に伴って、順に、ガイド2
3bにおける領域(以下領域Bという)のフィルムの画
像信号、ガイド23cにおける領域(以下領域Cという
)のフィルムの画像信号、ガイド23dにおける領域(
以下領域りという)のフィルムの画像信号、ガイド23
eにおける領域(以下領域Eという)のフィルムの画像
信号を得る。
本発明ではこのような画像の読取時において、フィルム
がガイドに載置されている領域においては、その画像を
読取り、一方フィルムがガイドに載置されていない領域
においては、画像を読取らないようにしである。第10
図はこのような読取りの内容を示すフローチャートであ
る。まずステップS1にて、領域Aにフィルムが存在す
るか否かが判定される。なおこの判定は感知センサ24
a、26aの接触、非接触に応じてなされる。つまり雨
感知センサ24a、26aが非接触状態である場合には
、領域Aにフィルムが存在すると判定され、雨感知セン
サ24a、26aが接触状態である場合には、領域Aに
フィルムが存在しないと判定される。
領域Aにフィルムが存在する場合には(ステップSl 
: Y8S)、通常の低密度の読取りを行って(ステッ
プS2)画像信号を得る。一方領域Aにフィルムが存在
しない場合には(ステップS1:NO)、白紙と同じ読
取りを行う(ステップS3)。
次に同様にして領域Bにフィルムが存在するか否かが判
定され(ステップS4)、フィルムが存在する場合には
(ステップS4 : YBS)、通常の読取りを行って
(ステップS5)画像信号を得る。一方領域Bにフィル
ムが存在しない場合には(ステップS4:NO)、白紙
と同じ読取りを行う (ステップS6)。
以下全く同様に各領域C,D、  Eにフィルムが存在
するか否かを判定しくステップS?、 S10.513
)、フィルムが存在する場合には、通常の読取りを行っ
て(ステップS8.S11,514)画像信号を得、一
方各領域C,D、 Eにフィルムが存在しない場合には
、白紙と同じ読取りを行う (ステップS9.S12,
515)。
本発明では以上のようにして、フィルムが存在する部分
においては通常の読取りを行い、フィルムが存在しない
部分においては白紙と同じ読取りを行っているので、複
写した際に、フィルムが存在しない部分は白く複写され
て、複写物が見やすくなる。また本発明では、複写対象
のフィルムを収納するフィルムケース20(収納体)を
透光性としているので、複写した際に、フィルムケース
20(収納体)部分は白く複写され、フィルム画像のみ
が浮き出て、複写物が見やす(なる。
第11図は、本発明において使用するフィルムケース2
0の別の実施例を示す外観斜視図である。前述した例が
横型のケースであったのと異なり、この例は縦型のケー
スである。またこの例では、フィルム載せ台21には5
個所の各ガイドに対応させて5個のダボ穴27a、27
b、27c、27d、27eが形成されており、フィル
ム押え22には5個所の各のぞき窓に対応させて5個の
位置出しボス28a、 28b、 28c、 28d。
28eが設けられている。そしてフィルム押え22は5
分割されていて、各フィルム毎に対する独立的なフィル
ム押え22の開閉が可能であり、前述の例に比して使い
勝手がよい。なお、他の構成は前述の例と同じであるの
で、その説明を省略する。
なお本実施例では5枚の写真フィルムが一度にフィルム
ケース20に収納される構成としたが、これに限らず2
〜4枚または6枚以上収納できるような構成としてもよ
い。
次にモード4での読取りについて説明する。まず、モー
ド4における高密度での写真フィルムの読取りを行うた
めのフィルムホルダ5及びライトボックス6の構造につ
いて説明する。第12図及び第13図はフィルムホルダ
5の構造を示す外観斜視図であり、読取装置本体1の開
口部4内に嵌着される長板状のフィルムホルダ5は中央
部にフィルムの画像幅と略等しい長さを短辺とする長方
形の開口部50a、50bを各々有する押え板5a及び
基板5bを一体結合することによって構成してあり、こ
れらの結合の仕方を変えることにより、スライドフィル
ム、又は通常のネガフィルムの両方を両部材間に介装し
保持できるようになっている。
第12図はスライドフィルムを収納したスライドマウン
トを保持する場合を示してあり、基板5bは、これの上
面にスライドマウントを嵌入載置する為の凹部51b、
 51bを、開口部50bの長さ方向の側縁部分に2箇
所ずつ、即ち2枚分、計4箇所、形成してあり、該凹部
51bはスライドマウントを嵌入載置した場合にスライ
ドマウントの上面の高さが基板5bの上面よりも低くな
るように凹部51bの深さを定めである。基板5bの上
面の手前側の両コーナ一部近傍にはピン58.58を、
また、下面の奥側の両コーナ一部近傍にピン59.59
  (第13図参照)を夫々突設しである。押え板5a
は、これの下面に前記基板5bの凹部51bに嵌合され
る凸部51aを同じく4箇所(第13図参照)、開口部
50aの長さ方向の側縁部に形成してあり、この凸部5
1aの押え板5a下面からの突出高さは、スライドマウ
ントを前記基板5bの凹部51b内に嵌入載置した場合
のスライドマウントの上面から基板5bの上面までの長
さと略等しい長さに定めである。凸部51aと押え板5
aの長さ方向の両側縁部との間の位置には、夫々押え板
5aの長さより少し短(、押え板5aの長さ方向にその
長手方向を一致させた長孔状のガイド孔52,52を厚
さ方向に貫通させて形成しである。
押え板5aの長さ方向の前側面には、この長さ方向にそ
の長手方向を一致させた溝550が形成してあり、該溝
550には溝幅より大きい孔径を有する凹孔55,55
.・・・が等間隔に穿設しである。手前側の両コーナ一
部近傍には基板5bの前記ピン58 、58が嵌入され
る孔53.53°が厚さ方向に貫通させて形成しである
上述の如く構成されたフィルムホルダ5により、スライ
ドマウントを保持する場合は、まず、スライドマウント
(図示せず)を基板5bの凹部51b、51b内に嵌入
載置する。そして押え板5aの凸部51a、51aを凹
部51b、 51b内に嵌合すると共に、基板5bのビ
ン58.58を押え板5aの孔53.53に嵌入するよ
うにして押え板5aと基板5bとを結合する。これによ
り、スライドマウントは、これの側縁部分を挟持され、
スライドフィルムの画像部分の画面と直交する方向に開
口部50a及び50bが位置し、画像の両面を外部へ臨
ませる。
第13図はネガフィルム、即ち一本のフィルムから保管
用のネガケースに収納する為に所定数(通常、5コマ)
のコマ毎に裁断されたフィルムを保持する場合を示して
あり、押え板5a及び基板5bは夫々第12図に示した
面と反対側の面を使用する。
基板5bは、これの上面(第12図における下面)にお
ける幅方向の中央部分に開口部50bの幅より広く、フ
ィルム幅と略等しい幅の底部を有する凹部57bを基板
5bの長さ方向の全長に亘って形成しである。そして同
じく上面の手前側の両コーナ一部近傍には、前述した如
くビン59.59を突設しである。押え板5aの下面(
第12図における上面)には前記凹部57bに嵌合され
る凸部56aを同じく押え板5aの長さ方向の全長に亘
って形成しである。押え板5aの前側面、即ち前記溝5
50及び凹孔55,55・・・が形成された側面と反対
側の側面には、全く同様の構成による溝560及び凹孔
56.56.・・・を形成しである。手前側の両コーナ
一部近傍、即ち前記孔53゜53が形成されたコーナ一
部と反対側のコーナ一部近傍には基板5bの前記ピン5
9.59が嵌入される孔54.54が厚さ方向に貫通さ
せて形成しである。
上述の如く構成されたフィルムホルダ5により、ネガフ
ィルムを保持する場合は、フィルムを基板5bの凹部5
7b内に嵌入載置する。そして押え板5aの凸部56a
を凹部57b内に嵌合すると共に、基板5bのピン59
.59を押え板5aの孔54.54に嵌入するようにし
て押え板5aと基板5bとを結合する。この結果、フィ
ルムは、これの巻取孔部分及び長さ方向における両端部
が挟持され、フィルムの画像部分の画面と直交する方向
に開口部50a及び50bが位置し、各画像の両面を外
部へ臨ませる。
第14図は、ライトボックス6のフィルムホルダ5への
装着状態を示す外観斜視図、第15図は、その内部構造
を示すxv−xv線による縦断面図であり、フィルムホ
ルダ5はスライドマウントを保持した状態を示しである
。ライトボックス6は、フィルムホルダ5に保持された
スライドマウント100の大きさと略等しい大きさの底
部を備える直方体状をなし、底部の奥行き方向の両端部
に台座68a及び68bを延設してあり、各台座68a
 、 68bの下面に設けた図示しない突起部をフィル
ムホルダ5の押え板5aに形成されたガイド孔52.5
2に嵌入させ、フィルムホルダ5の長手方向に移動可能
としである。また、底部にはスライドフィルムを保持す
る場合に押え板5aの上面に位置する凸部57aに係合
する凹部69を幅方向、即ち移動方向の全長に亘って形
成しである。
台座68aには、照明すべきフィルムの画像を選択する
場合の位置決め板66及びライトボックス6のフィルム
ホルダ5上における位置を検知する為に用いられる遮光
板67が取付けである。位置決め板66は台座68aの
上面からライトボックス6の下方側へ板バネ状に屈曲さ
せてあり、これの中央部分に設けた半球状の突起部を押
え板5aの側面に形成した溝550に係合させてライト
ボックス6の移動に伴って摺動するようになっており、
スライドマウント100のフィルムホルダ5の長手方向
における配置位置及びネガフィルムの各コマの配置間隔
に基づいて設けられた凹孔55内に嵌合させることによ
りフィルム画像の位置決めがなされる。遮光板67は台
座68aの上面から前方へ突出させてあり、フィルムホ
ルダ5と共にライトボックス6を読取装置本体lの開口
部4内に装着した場合に、遮光板67が前記各フォトイ
タラプタ42において上下方向に設けられた光路内に介
在し、光を遮断することによって、ライトボックス6の
フィルムホルダ5上における位置が検知される。
ライトボックス6の内部は、第15図に示すようにこれ
の上部にフィルム照明用の光源61及びこれの下側に防
熱フィルタ62を配し、−側部に冷却ファン65を取付
けである。底部には、コリメータレンズ63及び透過拡
散板64を積層状に配し、透過拡散板64の下面をフィ
ルムホルダ5のフィルムに対向するように構成しである
以上の如く構成されたフィルムホルダ5及びライトボッ
クス6を用いて写真フィルムの画像を読取る動作を次に
説明する。まず、操作者はスライドフィルム、又はネガ
フィルムのいずれかを前述した如くフィルムホルダ5に
よって保持して、これにライトボックス6を数句けた後
、または後から取付ける場合にはそのまま読取装置本体
lの開口部4内に装着する。この装着は保持したフィル
ムに応じて基板5bの下面側に位置するビン58.5B
、又は59.59のいずれかを開口部4内の座板40に
設けた前記孔41.41に嵌合するごとによって行う。
そしてフィルムホルダ5に取付けたライトボックス6を
フィルムホルダの長手方向に移動させることによって所
望の画像上にライトボックス6を位置決めする。
読取装置側におい′ζは、予め捏作パネル3にモード4
の読取りモードが設定されていることにより、読取へ7
ド7内における高密度読取ユニット90を最も手前側の
開口部4の下方へ位置するように移動しておく。そして
ライトボックス6の位置、即ち読取る画像の位置がフォ
トイタラプタ42によって検出されることにより、第1
5図に示すように高密度読取ユニット90の高密度読取
部9をその画像の読取り開始位置ヘセソトすべく読取ヘ
ッド7をこれの副走査方向へ移動する。これが終わると
、ライトボックス6の光源61を点灯して画像を照明さ
せ、高密度読取部9によってその透過光像の読取り動作
を開始する。
なお、本実施例においては、フィルムホルダをこれの長
手方向と読取装置の副走査方向とを一致させて読取装置
上面の前側部分に開口部を設けて装着するように構成し
であるが、これを主走査方向と一致させて例えば読取装
置上面の左側部分に装着するように構成しても良い、ま
た、ライトボックスのフィルムホルダ上における位置検
知には、フォトイタラブタを用いであるが、これに限定
されるものではなく、マイクロスインチ等を使用しても
良い。加えて本実施例においては、フィルムホルダに並
設保持できるスライドマウントの数を2枚としであるが
、2枚以上保持できる構成としても良いことは言うまで
もない。
本実施例においては、反射原稿を読取る場合の光源にア
パーチャ型の蛍光灯を用いているが、これに代えてハロ
ゲンランプの反射笠の向きを変える構成としても良く、
また反射原稿を高密度で読取る場合に光源の照度が不足
するときは、補助光源を設けても良い。更に本実施例に
おいては、高密度読取部に集束性ロッドレンズを用いて
いるが、光量が足りる場合は、スルーレンズを用いてズ
ーム光学系を構成しても良い。
〔発明の効果〕
以上詳述した如く本発明の読取装置は、複数の透過原稿
を収納する収納体を備えているので、多数の透過原稿を
短時間にて容易にセットすることができる。
またこの収納体を透光性としているので、複写された際
にこの収納体の部分は白く複写されることになって、複
写物は見やすくなる。
更に透過原稿のセットの有無を検出して、透過原稿がセ
ントされている部分についてのみ読取る構成としている
ので、複写された際に透過原稿がセントされていない部
分は白く複写されることになって、透過原稿の画像のみ
が黒く複写されて、複写物は見やすくなる。
【図面の簡単な説明】 第1図及び第2図は本発明に係る読取装置の外観斜視図
、第3図はその内部構造を示す斜視図、第4図は読取ヘ
ッドの縦断面図、第5図はその内部構造を示す斜視図、
第6図はライトフードの装着状態を示す縦断面図、第7
図はフィルムケースの外観斜視図、第8図はフィルムケ
ースの取付は状態を示す外観斜視図、第9図は本発明に
おける読取動作の制御系を示すブロック図、第10図は
本発明における読取動作の内容を示すフローチャート、
第11図はフィルムケースの別の実施例の外観斜視図、
第12図及び第13図はフィルムホルダの外観斜視図、
第14図はライトボックスのフィルムホルダへの装着状
態を示す外観斜視図、第15図はそのxv−xv線によ
る縦断面図である。 1・・・読取装置本体 2・・・原稿台ガラス 6・・
・ライトボックス 7・・・読取へラド 8・・・低密
度読取部11・・・光源 20・・・フィルムケース 
21・・・フィルム載せ台 22・・・フィルム押え 
23a 、 23b 、 23c 、 23d 。 23e =ガイド24a、 24b、 24c、 24
d、 24e、 26a、 26b、 26c。 26d 、 26e・・・感知センサ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、その内部に備えられた光源からの照射光ににより、
    原稿台上に載置された不透過原稿の反射光像を読取る読
    取部を備えた読取装置において、 前記原稿台上に配設され、複数の透過原稿を収納する収
    納体と、該収納体の上方に配置され、前記透過原稿に光
    を照射する光源とを具備し、 該光源からの照射光による前記透過原稿の透過光像を前
    記読取部にて読取るようになしてあることを特徴とする
    読取装置。 2、前記収納体は透光性である請求項1記載の読取装置
    。 3、前記収納体において透過原稿が存在する部分と透過
    原稿が存在しない部分とを検出する検出手段を備え、該
    検出手段にて透過原稿が存在する部分であると検出され
    た部分のみを、前記読取部は読取る請求項1記載の読取
    装置。
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