JP3600863B2 - 画像入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、反射原稿や透過原稿の画像を読み取る画像入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像入力装置の従来の一例として、いわゆる35mmスライドフィルムスキャナの構成を図8、図9に示す。
これらの図において、透過原稿としてのフィルム1はスライド2のマウント部3に保持されている。
【0003】
スライド1はステージ4上に設けられたホルダ5上に板ばね(不図示)により付勢されて、着脱自在に保持されている。ステージ4はステージ駆動機構により駆動される。
ステージ駆動機構はリードねじ6とステージモータ7とガイドバー8とガイド部材9とから構成される。リードねじ6はステージ4に螺合している。ステージモータ7はリードねじ6を回転駆動するためのものである。ガイドバー8はガイ
ド部材9と係合し、ステージ4の水平方向の移動を案内するためのものである。
【0004】
フィルム1はハロゲンランプなどの光源11から熱線吸収フィルタ12、拡散板13、色フィルタ14、コンデンサレンズ15を介して出射される光束により照射される。
【0005】
フィルム1を透過した透過光はミラー16により垂直方向に光軸が折り曲げられ、レンズ17によりライン型イメージセンサであるCCD18上に結像される。このようにしてフィルム1の画像はCCD18により読み取られる。CCD18は画像を光電変換して画像信号を画像処理部(不図示)へ出力する。
なお、色フィルタ14には赤、青、緑の3色のフィルタが備えられており、交互に同一画像を照射することによりカラー画像の入力を行う。
【0006】
レンズ17とライン型イメージセンサであるCCD18とは、結像部支持部材21上に一定の間隔で固定保持されている。また、結像部支持部材21は焦点合わせ駆動機構により駆動される。
焦点合わせ駆動機構はリードねじ22と焦点合わせモータ23とガイドバー(不図示)とガイド部材(不図示)とから構成されている。リードねじ22は結像部支持部材21に螺合する。焦点合わせモータ23はリードねじ22を回転駆動するためのものである。ガイドバー(不図示)はガイド部材(不図示)と係合し、レンズ17とCCD18とを光軸方向に案内するためのものである。
【0007】
図示しない画像処理部では、画像の入力処理の他に、焦点合わせ駆動機構を駆動させてはコントラスト演算をしながら、焦点合わせ動作を自動的に行うなどの処理がなされる。
収納手段としてのケース24にはステージ4の移動空間を構成する凹部24aと、凹部24aの両側にそれぞれ配置された凸部24b、24cとが形成されている。一方の凸部24bには光源11、拡散板13、色フィルタ14及びコンデンサレンズ15などの照明部と電源25とが収納されている。他方の凸部24cにはミラー16、レンズ17及びCCD18などの結像部と、ステージ4の駆動機構とが収容されている。
【0008】
凹部カバー30は手動により移動可能で、スライド2をステージ4にセットする際に開放され、画像の読み取り時には閉鎖される。図9は凹部カバー30を閉じた状態を示す。凸部24bの側面には、コンデンサレンズ15の側面位置に空気吸入手段としての空気取入孔26が設けられている。凸部24cには光源11の近くに空気排出手段としての排気ファン27が設けられている。排気ファン27は光源11や電源25から発生する熱をケース24外に排出する。
【0009】
画像の読み取りに際しては、ホストコンピュータ上で読み取り範囲の指定を行う。原稿の濃度に応じて光量やCCDの蓄積時間の調整を行ったりするが、その間も読み取り範囲の設定は記憶されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従来の装置においては、そのため画像入力装置を輸送する時に衝撃が加わるとガイドバー8とステージ4とが当接する部分に変形等があると、画像読み取りに影響を与えてしまう。高解像度での画像読み取りにおいてステージ47の副走査方向の移動が精密に行われないと十分な画質がでないという問題が生じる。
【0011】
本発明の装置は上述の問題点に鑑みてなされたものであり、画像入力装置の外部からの影響を防止し良好な画像読み取りを実現できる装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の装置は、原稿1を照明する照明手段11と、照明された原稿1の画像を読み取る光電変換手段18と、原稿1を保持する原稿保持手段60と、原稿保持手段60を載置する載置手段47と、載置手段47を移動する移動手段6,7とを有する画像入力装置において、光電変換手段18による原稿1の画像読み取り可能範囲外に、載置手段47を固定する固定手段103,106を有することとした。
【0013】
【作用】
本発明の装置では、光電変換手段18による原稿1の画像読み取り可能範囲外に、載置手段47を固定する固定手段103,106を有することとしたので、画像入力装置の輸送などで生じる外部からの影響を防止し、良好な画像読み取りを実現することができる。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の画像入力装置の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、以下の図において図8及び図9に示す従来例の部分と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適宜省略する。
図1は本発明による画像入力装置の実施例を説明する縦断面図である。
【0015】
図2は本発明による画像入力装置の実施例を説明する斜視図で、原稿ホルダを示す。
【0016】
図3は本発明による画像入力装置の実施例で使用される原稿ホルダの平面図である。
図4は本発明による画像入力装置の実施例で使用される原稿ホルダの使用方法を説明するための斜視図である。
図5は本発明による画像入力装置の実施例を説明する斜視図で、ステージの要部を示す。
【0017】
図6は本発明による画像入力装置の実施例を説明する縦断面図で、ステージ上に原稿ホルダを位置決めする状態を示す。
図7は本発明による画像入力装置の実施例を説明する図であり、画像入力装置に対する原稿ホルダ、ステージ等の位置と状態とを模式的に示す図である。
まず、実施例の画像入力装置について説明する。
【0018】
図1において、ケース31(請求項1に記載された「収納手段」に相当)は箱形に形成されており、ケース31の一方の正面にはフィルムホルダ60を出し入れするための挿入口32が設けられている。挿入口32には軸33回りに回動する扉34が取り付けられている。ケース31の内部はほぼ3層で構成されている。3層は上部から順に照明部35と、原稿走査部36と、結像部37とからなっている。
【0019】
照明部35は、図1中右側に配置されたハロゲンランプなどの光源11、熱吸収フィルタ12、拡散板13、色フィルタ14、第1のコンデンサレンズ41、第1のミラー42、第2のミラー43、第3のミラー44及び第2のコンデンサレンズ45などで構成されている。光源11から出射した光は第1、第2、第3のミラーによりそれぞれ光路が垂直に折り曲げられ、フィルム1の面に対して垂直方向に照射する。従って光路が折り畳まれ、フィルム1の面に平行に配置されるため、照明部35は薄型の構成となっている。
【0020】
原稿走査部36はフィルムホルダ60、ステージ47及びリードねじ6とステージモータ7とからなる駆動機構などで構成されている。リードねじ6及びステージ47は、光源11から第1のミラーまでの照明光路にほぼ平行に配置されている。
結像部37はミラー46、レンズ17及びCCD18などで構成されている。ミラー46が反射して以降の光路が、光源11から第1のミラーまでの照明光路にほぼ平行になるように、ミラー46は配置されている。なおフィルム1の画像の読み取りはライン型のCCD18により行われるので、フィルム1上の照明領域はCCD18に対応した線状でよい。つまり照明部35を構成するフレネル型のコンデンサレンズ41、45やミラー42、43、44も線状でよいため、前述の通り照明光学系の光路を折り畳んで配置することができる。よって照明部35を薄型に構成することができる。
【0021】
また、ケース31の図1中左側下方には、CCD18に対向する位置に空気取入孔(不図示)が形成されている。ケース31の図1中右側上方には、排気ファン27が設けられている。
CPU48は画像入力装置の各部を制御するためのものである。インターフェース49は画像入力装置をホストコンピュータに接続するためのものであり、画像信号等の各種信号の出力または入力をする部分である。スイッチ50はユーザーが操作可能な機械的なスイッチであり、その働きについては後述する。
【0022】
なお、色フィルタ14には赤、青、緑の3色のフィルタが備えられており、交互に同一画像を照射することによりカラー画像の入力を行うことができる。
レンズ17とCCD18とは、結像部支持部材21上に一定の間隔で固定保持されている。また、結像部支持部材21は焦点合わせ駆動機構により駆動される。
【0023】
焦点合わせ駆動機構はリードねじ22と焦点合わせモータ23とガイドバー(不図示)とガイド部材(不図示)とから構成されている。リードねじ22は結像部支持部材21に螺合する。焦点合わせモータ23はリードねじ22を回転駆動するためのものである。ガイドバー(不図示)はガイド部材(不図示)と係合し、レンズ17とCCD18とを光軸方向に案内するためのものである。
【0024】
図示しない画像処理部では、画像の入力処理の他に、焦点合わせ駆動機構を駆動させてはコントラスト演算をしながら、焦点合わせ動作を自動的に行うなどの処理がなされる。
上記の画像入力装置の動作中、ステージモータ7の駆動、光源11の点灯、回路駆動のための電源25などによる熱が発生する。しかしながらケース31の下方のCCD18の近傍に配置された空気取入孔(不図示)から外気が吸入される。更にケース31内のステージモータ7、光源11、電源25などから発生する熱を吸収した後、排気ファン27によって外部に排出する。よってCCD18の周囲温度の上昇を防ぐことができる。
【0025】
次に図2、図3、図4を用いて、フィルムホルダ60の詳細について説明する。
フィルムホルダ60は、その外形を構成するフレーム61と、フレーム61の中央に回転自在に保持されたターンテーブル62とで構成される。フレーム及びターンテーブルは樹脂により成形されている。
【0026】
フィルムホルダ60は挿入方向前端に右切り欠き部63と左切り欠き部64とを有する矩形状の薄板形状に形成されている。右切り欠き部63と左切り欠き部64とは非対称形状をしている。図2に示される様に、右切り欠き部63には正面側壁74aがある。また左切り欠き部64には正面側壁74bがある。
フレーム61の右側には右側壁75aがあり、左側には左側壁75bがある。フレーム61の後方上部には、挿入、取り出し操作を容易にするための溝部65が設けられている。前方の左右には、切り欠き部に続いて斜面66、位置決め穴67、凸状に形成された滑り部68が設けられている。図3に示されるように、ターンテーブル62周囲には複数の爪部69が形成されている。ターンテーブル62はフレーム61上に回転可能に保持されていて、逆さにしても外れることはない。なおターンテーブル62の下面には開口部(不図示)が形成されている。
【0027】
ターンテーブル62の外周には角度指標71が、フレーム61には角度目盛り72が設けられている。またターンテーブル62周囲には方眼目盛り73が設けられている。ターンテーブル62の左右にあたる位置の滑り部68は階段状に形成されており、方眼目盛り73に準じた目盛りとなっている。
【0028】
ターンテーブル62の底部には開口部(不図示)が形成されており、その上面にはガラス板80が固定され、フィルム1のサイズに応じたマスク81が取り付けられている。なお、マスク81は軸82により位置決めされ、フィルム1のサイズに応じて交換ができる。
ターンテーブル62の一端にはヒンジ83と枠部材84を介してガラス板85が開閉自在に支持されている。ターンテーブル62の他端には枠部材84の先端部84aをロックするための押さえ部86が設けられている。
【0029】
フィルムホルダ60にフィルム1を装填するためには、図4に示されるように、先ずフィルムホルダ60の押さえ部86をずらして枠部材84の先端部84aを開放する。ガラス板80上のマスク81をフィルム1のサイズに対応したものに交換し、マスク81の位置合わせ部87に合わせてフィルム1を載置する。ガラス板85と一体の枠部材84を閉じ、押さえ部86で固定する。フィルム1はマスク81上で2枚のガラス板80、85に挟まれて保持され、平面性が保たれる。透過原稿としてのフィルム1はガラス板80、85に挟まれて、枠部材84や開口部内に観察可能であり、画像入力装置としてのスキャナでの読み取りが可能となる。
【0030】
マスク81は画像のない部分からの光の影響を抑えて、いわゆるカブリのない、良好な読み取りデータを得るためのものである。
マスク81を用いない場合には位置合わせ部87が利用できないが、フィルム1の位置および角度はフレーム61の方眼および角度目盛りを利用して位置決めできる。
【0031】
図6に示されるようにフィルムホルダ60の下方には複数の脚部76がある。脚部76の寸法はフィルム1が載置されるガラス80の面から等しい距離になるように成形されている。
次に図5、図6を用いて、ステージ47周辺の詳細を説明する。
軸33を回転軸とする扉34の後方にはガイドバー91にガイドされるステージ47が移動可能に支持される。なお、図5、図6中にはその駆動部は示さない。
【0032】
ステージ47中央にはフィルムの読み取り範囲に対応する開口92が備えられる。ステージ47左右には前方にテーパ部93aを有する側壁93が1組備えられる。フィルムホルダ60をステージ47に取り付ける場合、ステージ47の側壁93はフィルムホルダ60の側壁75と当接する構成となっている。この当接により、フィルムホルダ60はステージ47に対して挿入方向のほぼ垂直な方向の位置決めがなされる。
【0033】
側壁部93のやや前方上方には板ばね94が1組が備えられる。板ばね94はフィルムホルダをステージ47に付勢するためのものである。図6に示されるように、板ばね94はフィルムホルダ60の脚部76に相当する部分をステージ47に向けて付勢する。そのためより安定してフィルムホルダ60を付勢することができる。
【0034】
側壁部93やや後方には軸95と長穴96でガイドされ引っ張りばね97で付勢される戻し部材98が1組備えられている。戻し部材98は側壁93の内側にその腕部98a、98cが突出している。腕部98a、98cは、フィルムホルダ60が挿入される状態で、フィルムホルダ60前方の正面側壁74と当接する位置に配置されている。
【0035】
後方にはシーソー部材99が設置されている。シーソー部材99の前側先端部に位置決め軸100が取り付けられている。またシーソー部材99の中央上方に腕部99aが取り付けられている。シーソー部材99は、軸を回転軸としてその後方のばねにより位置決め軸100が下向きに力が加わるように付勢されている。
【0036】
ステージ47が脚部76に当接する部分には、ガイドバーからの高さ寸法が精度よく管理されたレール部101が形成されている。ステージ47上面のレール部101以外の部分は、レール部101よりも低くなっており、フィルムホルダ60と接触しないように構成されている。
フィルムホルダ60がステージ47に取り付けられている状態では、フィルムホルダ60の脚部76とステージ47のレール部101とが当接している。前述したように脚部76の寸法はフィルム1が載置されるガラス80の面から等しい距離になるように精度よく成形されている。そのためフィルム1面とステージ47面とは平行になる。そしてフィルム1面とステージ47面との距離も一義的に決めることができる。
【0037】
フィルムホルダ60の板ばね94が当接する部分は他の部分よりも凸になっていて、脚部76の底面から前記凸の部分との距離が等しくなるように精度よく成形されている。また、フィルムホルダの画面中心を取り囲んで均等な力でステージ47上にフィルムホルダ60が支持される。そのためフィルム1面とステージ47面とが平行になる。
【0038】
ステージ左後方のシーソー部材99の内側には突起部102が形成されている。ステージ後方中央には副走査方向に雌ねじ103が形成されている。
右側戻し部材98にはそのステージ47の外側に光反射部98bが形成されている。
1組の固定部材104はステージ47とは独立に画像入力装置本体に固定されている。固定部材104はフィルムホルダ挿入待機位置よりも前方にステージ47が移動した際に、シーソー部材99の腕部99aを駆動するように配置されている。挿入待機位置に関しては、フィルムホルダ60の挿入排出の説明の中で詳述する。
【0039】
反射型光電センサ105はステージ47とは独立に固定されている。反射型光電センサ105は、フィルムホルダ挿入待機位置にあるステージ47に、フィルムホルダ60が挿入される際に、右側戻し部材98の光反射部98bを検出するものである。
ケースの背面には雄ねじ106が回転自在に支持されている。この雄ねじ106はステージ47の雌ねじ103と軸を一致して配置される。ステージ47の読み取り時の移動範囲では雄ねじ106と雌ねじ103とは離れた位置に有り、螺合しない。ステージ47を読み取り範囲のさらに後方に移動させると、雄ねじ106をステージ47の雌ねじ103に螺合させて、ステージ47をケース31に固定することができる。
【0040】
次に図5、図6、図7を用いて、フィルムホルダ60の挿入、排出とステージ47の固定位置への移動について説明する。
図7A乃至図7Fで、図中左側が画像入力装置前方である。図7中左側には軸33と扉34とが備えられている。また図7中右側にはステージを固定する雄ねじ106が備えられている。一点鎖線で示す中央の線が画像読み取り位置である。尚、図7A乃至図7Fにおいて同じ番号の部品は、番号の記載を省略している。
【0041】
図7Aはステージ47がフィルムホルダ60の挿入待機位置にある状態を示す。図6はフィルムホルダ60がロックした状態を説明する図であるが、ステージ47の位置が挿入待機位置と同じなので、以下参考にして説明する。
フィルムホルダ60の挿入がなされていない場合には、画像入力装置本体のステージ47はフィルムホルダ60の挿入待機位置にある。本実施例ではステージ47が挿入待機位置の場合は、シーソー部材99の腕部99aと固定部材104との距離は1.5mmである。
【0042】
フィルムホルダ60は未だ挿入されておらず、扉34は閉まっている。この状態では画像の読み取り位置には何も無く、照明部のシェーディングデータの設定が行われる。
図7Bはフィルムホルダ60の挿入動作中の状態を示す。
先ず挿入待機位置にあるステージ47に対してフィルムホルダ60をユーザーが手動で挿入する。するとフィルムホルダ60が扉34を押圧しながらケース31内に挿入される。更に挿入されるとフィルムホルダ60の滑り部68が板ばね94により付勢され、脚部76がレール部101を摺動しながら進む。次に斜面66が位置決め軸100を持ち上げながら進む。そして位置決め軸100は位置決め穴67に落ち込む。この間にフィルムホルダ60は、戻し部材98の腕部98aによりステージ前方に押し戻される方向に力を受けている。手を放すと、この押し戻される力により、位置決め軸100および段部107と位置決め穴67とで挿入方向におけるフィルムホルダ60の位置が確定する。またフィルムホルダ60は滑り部68の後端部を板ばね94で、前端部をシーソー部材99の段部107でステージ47に対して下方向に押さえられ、上下方向の位置が確定する。このようにして図6に示されるようにフィルムホルダ60はステージ47上にロックされる。
【0043】
尚、位置決め穴67が長穴になっている。そのためフィルムホルダ60が挿入されて、位置決め軸100と位置決め穴67との係合が完成して以降もフィルムホルダ60をさらに奥へ移動する余裕がある。この係合状態に達してからのフィルムホルダ60の移動を、反射型光電センサ105が反射部98bの反射を検出し、係止検出信号をCPU48に出力する。この検出によりCPU48はフィルムホルダ60の装填完了を確認する。
【0044】
CPU48は反射型光電センサ105の係止検出信号に応答してステージモータ7を駆動させる。ステージモータ7の駆動力はリードねじ6を介してステージ47に伝えられ、ステージ47が画像読み取り開始位置(図7Cの状態)まで移動される。ステージ47が画像読み取り位置に移動する過程で、フィルムホルダ60と扉34との接触解除に連動して、扉34は閉まる。本実施例では扉の閉鎖を重力の利用によって行った。その代わりにコイルばね、ねじりばね、板ばね、ソレノイドやモータ等の電磁力等適宜の力を利用してもよい。
【0045】
本実施例ではフィルムホルダ60の装填完了を確認するとすぐにステージ47を画像読み取り位置まで移動する。そのためユーザーは煩わしい操作をすることなく、すぐに画像読み取りを開始することができる。
また、本実施例ではフィルムホルダ60がステージ47に係止を反射型光電センサ105により検知してから、ステージ47を画像読み取り位置まで移動する。そのため原稿1の不完全なセットにより原稿1の一部しか読み取ることが出来ないという失敗を防ぐことができる。
【0046】
尚、反射型光電センサ105はステージ47が挿入待機位置にある場合に機能する。また、ステージ47の位置はステージ位置検出部材(不図示)やステージモータ7の駆動パルス数等により管理される。
図7Cはフィルムホルダ60が読み取り開始位置にある状態を示す。図7Dはフィルムホルダ60が読み取り終了位置にある状態を示す。
【0047】
図7Cの状態でホストコンピュータから画像読み取り命令が入力されると、CPU48は画像読み取り処理を開始する。
まずCPU48はステージモータ7に駆動命令をする。するとステージ47は駆動機構により駆動されて後方に移動し、フィルム1の画像の読み取りのための副走査が行われる。
【0048】
またCPU48は光源11の点灯を命令し、光源11が点灯する。そして照明部35によりフィルム1の読み取り位置が照明される。フィルム1上の画像を透過した光はミラー46及びレンズ17を介してCCD18上に結像される。そしてCCD18が1ラインの画像の読み取りを行う。この主走査方向の読み取り動作を、順次副走査方向、すなわちフィルム1の移動方向に移動させながら繰り返すことにより、2次元的にフィルム1の画像を入力することができる。
【0049】
CCD18はフィルム1の画像を読み取り、光電変換して画像信号を画像処理部(不図示)へ出力する。
そして図7Dに示されるフィルムホルダが読み取り終了位置までの画像を全て読み取り終えると、上述の画像読み取り処理を終了する。
図7Cから図7Dまでの間、扉34は閉まった状態で維持される。そのため、画像読み取りの際に埃や、画像入力装置外部の光の影響を受けることがない。また、原稿1の画像読み取り可能位置への移動に連動して、扉34を閉鎖することにしたので、扉34を閉め忘れることがない。よって画質を落とすことなく良好な画像読み取りを行うことができる。
【0050】
図7Eはフィルムホルダ60の排出動作がなされている状態を示す。画像入力装置に設けられたスイッチ50(請求項1に記載された「排出・固定指示手段」に相当)からの排出信号またはホストコンピュータからの排出命令をCPU48(請求項1に記載された「検知手段」に相当)が検出すると、CPU48は排出処理を開始する。スイッチ50はユーザーによって操作されると直ちに信号を出力する。CPU48は入力された信号が排出信号であると判断してステージモータ7に駆動を命令する。ステージモータ7の駆動力はリードねじ6を介してステージ47に伝えられ、ステージ47は画像入力装置前方に移動する。
【0051】
ステージ47が前方に移動すると、固定部材104がシーソー部材99の腕部99aに当接する。更にステージ47が移動すると固定部材104が腕部99aをステージ後方に押圧して、シーソー部材99を図6において時計回りの運動を生じさせる。すなわちシーソー部材99は位置決め軸100が位置決め穴67から解除される方向に回転する。そしてステージ47が挿入待機位置から5mm排出側に移動すると位置決め軸100は位置決め穴67から解除される。するとフィルムホルダ60は、戻し部材98の腕部98a,98cにより押し戻される。すると図7Eに示されるように、フィルムホルダ60の後端が扉34を押し開き、挿入部32から外に出る。よってユーザーはフィルムホルダ60の後端をつまんで、それを挿入口32から引き抜くことができる。尚、ステージ47が挿入待機位置になると、CPU48はステージモータ7の駆動を停止する。
【0052】
排出信号を出力するスイッチ50が画像入力装置にあるので、ホストコンピュータの電源が切れていても、原稿1を取り出すことができる。ホストコンピュータを立ち上げなおす必要がないので、原稿1を取り出すのに時間が掛からない。図7Fはステージ47が固定位置にある状態を示す。
画像入力装置を輸送する際には、輸送時にかかる不用意な振動に備えるため、ステージを固定するのがよい。画像入力装置に設けられたスイッチ50から出力される固定位置信号やホストコンピュータからの固定位置移動指令に応答してCPU48は、フィルムホルダ60の固定位置への移動処理を実行する。
【0053】
スイッチ50が3秒以上信号を出力し続けると、CPU48は入力されている信号が固定位置信号であると判断する。するとCPU48はステージモータ7に駆動を命令する。ステージモータ7の駆動力はリードねじ6を介してステージ47に伝えられ、ステージ47は画像入力装置後方に移動する。ステージが図7Fに示される固定位置になるとCPU48はステージモータ7の駆動を停止し、ステージ47は固定位置で停止する。本実施例の装置におけるステージ47の固定位置は原稿1がCCD18の画像読み取り範囲外になるように設定した。
【0054】
ステージ47が固定位置にある状態で、雄ねじ106をステージ47の雌ねじ103にねじ止めすることにより、ステージ47は画像入力装置のケース31等の固定部材と一体になる。輸送を終えて画像入力装置を使用する際には、雄ねじ106を緩めてから画像入力装置の電源を入れて初期化動作を行うことにより、ステージ47はフィルムホルダ60の挿入待機位置へと移動する。
【0055】
固定位置信号を出力するスイッチ50が画像入力装置にあるので、ホストコンピュータの電源が切れていても、ステージ47を固定位置まで駆動することができる。ホストコンピュータを立ち上げる時間を待つ必要なしで、ステージ47を固定位置へ移動することができる。そのため固定位置へ移動するのに時間が掛からない。
【0056】
図7Fに示されるように、ステージ47が固定位置にある場合には、ステージ47は画像読み取り範囲から外れている。そのため画像入力装置の輸送時に多少の衝撃が加わって、ガイドバー91とステージ47とが当接する部分に変形等があっても、画像読み取りに影響を与えずに済む。高解像度での画像読み取りにおいてステージ47の副走査方向の移動が精密に行われないと十分な画質がでないという問題が生じる。特に、画像読み取り範囲内でガイドバー91が変形してしまうと、画像に劣化が生じてしまう可能性が高い。本実施例の装置では、ステージ47は画像読み取り範囲から外れた位置でステージ47を固定するので、上述のような問題を防止することができる。
【0057】
通常の輸送の際はインターフェース49に接続されているコネクタを全て外してから行う。図1に示すように、本実施例の装置では固定のための雄ねじ106がインターフェース49と同じ面に備え付けられている。そのため、作業する面が1つでありユーザーが作業しやすい。また同じ面にあることにより、ステージ47の固定位置におけるネジ止めを忘れることを防止する効果もある。
【0058】
また、スイッチ50がフィルムホルダ60の排出指示と、ステージ47の固定位置移動指示との機能を兼ねている。そのため、部品点数が少なくなるという効果がある。
また、本実施例の装置ではCPU48がスイッチ50が操作されている時間の長さで、排出指示か固定位置移動指示かを判断することとした。そのため、ユーザーが画像読み取りを終えてから、画像入力装置を搬送したいと考える場合スイッチ50を操作し続ければ良い。すると先ず、スイッチ50が操作されたことをCPU48が検出して、フィルムホルダ60の排出処理を行う。更にスイッチ50が3秒以上操作され続けるとステージ47の固定位置移動の処理が行われる。一連の処理がユーザーの一つの操作で簡単に実行することができる。
【0059】
尚、上記実施例ではスイッチ50の操作されている時間で、排出指示か固定位置移動指示かをCPU48が判断することとした。その代わりにスイッチ50がワンクリックされることを検知するとCPU48が排出指示であると判断し、スイッチ50がダブルクリックされることを検知するとCPU48が固定位置移動指示であると判断することにしても良い。
【0060】
これまで説明してきたのは透過原稿としてのフィルム1を扱う画像入力装置並びにフィルムホルダ60であったが、反射原稿にも適用できることは言うまでもない。
尚、上述した実施例ではステージ47のシーソー部材99に位置決め軸100を取り付け、フィルムホルダ60側に位置決め穴67を備えることとした。そのかわりに、位置決め軸をフィルムホルダ60側に備え、位置決め穴をステージ47のシーソー部材99に備えることにしてもよい。
【0061】
【発明の効果】
本発明の装置では、光電変換手段による原稿の画像読み取り可能範囲外に、載置手段を固定する固定手段を有することとしたので、画像入力装置の輸送などで生じる外部からの影響を防止し、良好な画像読み取りを実現することができる。また、原稿保持手段の排出指示および固定位置移動指示といった一連の処理がユーザーの1つの操作で簡単に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像入力装置の実施例を説明する縦断面図である。
【図2】本発明による画像入力装置の実施例を説明する斜視図で、原稿ホルダを示す。
【図3】本発明による画像入力装置の実施例で使用される原稿ホルダの平面図である。
【図4】本発明による画像入力装置の実施例で使用される原稿ホルダの使用方法を説明するための斜視図である。
【図5】本発明による画像入力装置の実施例を説明する斜視図で、ステージの要部を示す。
【図6】本発明による画像入力装置の実施例を説明する縦断面図で、ステージ上に原稿ホルダを位置決めする状態を示す。
【図7】画像入力装置に対する原稿ホルダ、ステージ等の位置と状態とを模式的に示す図である。
【図8】従来の画像入力装置の一例の内部概略構成を示す横断面図である。
【図9】従来の画像入力装置の一例の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 フィルム(原稿)
2 スライド
3 マウント部
4 ステージ
5 ホルダ
6 リードねじ
7 ステージモータ
8 ガイドバー
11 光源
12 熱吸収フィルタ
13 拡散板
14 色フィルタ
15 コンデンサレンズ
16 ミラー
17 レンズ
18 CCD
21 結合部指示部材
22 リードねじ
23 焦点合わせモータ
24 ケース
25 電源
26 空気取入口
27 排気ファン
30 凹部カバー
31 ケース
32 挿入口
33 軸
34 扉
35 照明部
36 原稿走査部
37 結像部
41 第一のコンデンサレンズ
42 第一のミラー
43 第二のミラー
44 第三のミラー
45 第二のコンデンサレンズ
46 ミラー
47 ステージ
48 CPU
49 インターフェース
50 スイッチ
60 フィルムホルダ
61 フレーム
62 ターンテーブル
63 右切り欠き部
64 左切り欠き部
65 溝部
66 斜面
67 位置決め穴
68 滑り部
69 爪部
71 角度指標
72 角度目盛
73 方眼目盛
74 正面側壁
75 側壁
76 脚部
77 正面壁
80 ガラス板
81 マスク
82 軸
83 ヒンジ
84 枠部材
84a 先端部
85 ガラス板
86 押さえ部
87 位置合わせ部
91 ガイドバー
92 開口
93 側壁
94 板ばね
95 軸
96 長穴
97 引っ張りばね
98 戻し部材
99 シーソー部材
100 位置決め軸
101 レール部
102 突起部
103 雌ねじ
104 固定部材
105 反射型光電センサ
106 雄ねじ
107 段部
110 板ばね
120 開口部
121 板ばね
122 トレイ
123 ソレノイド

Claims (2)

  1. 原稿を照明する照明手段と、
    照明された前記原稿の画像を読み取る光電変換手段と、
    前記原稿を保持する原稿保持手段と、
    前記原稿保持手段を載置する載置手段と、
    前記載置手段を移動する移動手段とを有する画像入力装置において、
    前記光電変換手段による前記原稿の画像読み取り可能範囲外に設けられた、前記載置手段を固定する固定手段と、
    前記移動手段を収納する収納手段と、
    前記収納手段に設けられており、前記収納手段の外部から前記移動手段に前記原稿保持手段を挿入可能な開口部と、
    第一の操作により排出信号を出力し、第二の操作により固定位置信号を出力する排出・固定指示手段と、
    前記排出信号と前記固定位置信号との何れが出力されたかを検知する検知手段とを更に有し、
    前記検知手段が前記排出信号出力を検知することに応答して、前記移動手段が前記原稿保持手段を、前記開口部向きに移動し、前記検知手段が前記固定位置信号出力を検知することに応答して、前記移動手段が前記原稿保持手段を、前記光電変換手段による前記原稿の画像読み取り可能範囲外に、移動することを特徴とする画像入力装置。
  2. 前記第二の操作は、前記第一の操作が所定時間以上続けて行われることであることを特徴とする請求項1記載の画像入力装置。
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