JP4488506B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、処理液を用いて基板を処理するための基板処理装置および基板処理方法に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等が含まれる。
半導体装置や液晶表示装置の製造工程では、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板等の基板の表面に処理液による処理を施すために、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置が用いられることがある。この種の基板処理装置の中には、処理液の消費量の低減を図るために、基板の処理に用いた後の処理液を回収して、その回収した処理液を以降の処理に再使用するように構成されたものがある。
処理液を再利用可能な構成の基板処理装置は、たとえば、複数本のチャックピンによって基板をほぼ水平な姿勢で挟持して回転させるスピンチャックと、このスピンチャックを収容した有底円筒形状のカップと、カップに対して昇降可能に設けられたスプラッシュガードとを備えている。
カップの底部には、スピンチャックの周囲を取り囲むように、基板の処理に用いられた後の処理液を廃液するための廃液溝が形成されており、さらに、この廃液溝を取り囲むように、たとえば、基板の処理のために用いられた後の処理液を回収するための第1〜第3回収溝が3重に形成されている。廃液溝には、図外の廃液処理設備へと処理液を導くための廃液ラインが接続されており、第1〜第3回収溝には、図外の回収処理設備へと処理液を導くための回収ラインがそれぞれに接続されている。
スプラッシュガードは、互いに大きさが異なる4つの傘状部材を上下に重ねて構成されている。スプラッシュガードには、たとえば、ボールねじ機構などを含む昇降駆動機構が結合されており、この昇降駆動機構によって、スプラッシュガードをカップ(スピンチャック)に対して昇降させることができるようになっている。
各傘状部材は、基板の回転軸線に対してほぼ回転対称な形状を有し、その回転軸線に近づくように斜め上方に傾斜した傾斜面を備えている。そして、各傘状部材の傾斜面の上端縁が、基板の回転軸線を中心軸線とする円筒面上において、その基板の回転軸線に沿う方向に間隔を空けて位置している。これにより、最上の第1傘状部材の傾斜面上端とその直下の第2傘状部材の傾斜面上端との間には、基板から飛散する処理液を進入させるための環状の第1回収開口部が形成され、第2傘状部材の傾斜面上端とその直下の第3傘状部材の傾斜面上端との間には、基板から飛散する処理液を進入させるための環状の第2回収開口部が形成され、第3傘状部材の傾斜面上端と最下の第4傘状部材の傾斜面上端との間には、基板から飛散する処理液を進入させるための環状の第3回収開口部が形成されている。また、最下の第4傘状部材とカップの底面との間には、基板から飛散する処理液を進入させるための廃液開口部が形成されている。そして、第1〜第3回収開口部に飛入する処理液は、それぞれカップ底部の第1〜第3回収溝へ導かれ、廃液開口部に飛入する処理液は、カップ底部の廃液溝へ導かれるようになっている。
このような構成の基板処理装置では、基板の表面に複数種の処理液を順次に供給して、その基板の表面に対して複数種の処理液による処理を順次に施すことができ、また、処理に用いた複数種の処理液を分別して回収することができる。
すなわち、スピンチャックによって基板を回転させつつ、基板の表面に第1の処理液を供給することにより、基板の表面に第1の処理液による処理を施すことができる。基板の表面に供給された第1の処理液は、基板の回転による遠心力を受けて、基板の周縁から側方へ飛散する。したがって、このとき、スプラッシュガードを昇降させて、第1回収開口部を基板の端面に対向させておけば、基板の周縁から飛散する第1の処理液を、第1回収開口部へ飛入させて、第1回収溝に集めることができ、さらに、その第1回収溝から回収ラインを通して回収することができる。また同様に、基板の表面に第2の処理液を供給するときに、第2回収開口部を基板の端面に対向させておけば、基板から飛散する第2の処理液を回収することができ、基板の表面に第3の処理液を供給するときに、第3回収開口部を基板の端面に対向させておけば、基板から飛散する第3の処理液を回収することができる。さらに、スピンチャックによって基板を回転させつつ、基板の表面に純水を供給することにより、基板の表面を純水で洗い流すリンス処理を行うときには、廃液開口部を基板の端面に対向させておけば、その基板の表面を洗い流した純水を、廃液溝に集めることができ、廃液溝から廃液ラインを通して廃液することができる。
特開2004−111487号公報
ところが、基板から飛散する処理液の方向(処理液の飛散方向)は、スピンチャックによる基板の回転速度、基板に対する処理液の入射角度、基板に対する処理液の供給流量、処理液の種類(濃度・粘度・温度)などの処理条件によって異なるため、基板の表面に第1〜第3の処理液を供給している間、それぞれ第1〜第3回収開口部を基板の端面に対向する一定位置に配置する構成では、それらの処理条件が変わると、その基板の端面に対向する回収開口部(処理液の回収が予定された開口部)への処理液の飛入量が少なくなり、処理液の回収効率が悪くなるおそれがある。
そこで、この発明の目的は、処理液を効率よく回収することができる基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)を保持し、回転させる基板保持手段(1)と、上記基板保持手段によって保持されている基板に処理液を供給する処理液供給手段(2,12)と、上記基板保持手段の周囲を取り囲むように配置され、上記基板保持手段によって保持されている基板の回転によって飛散する処理液を捕獲するための捕獲口(44,45,46,47)を有する処理液捕獲部(18)と、上記処理液捕獲部と上記基板保持手段によって保持されている基板の相対位置を変化させるための移動手段(31)と、上記基板保持手段により保持されている基板の回転によって飛散する処理液を上記捕獲口で捕獲する際に、その同一処理液の基板への供給中に、上記基板保持手段により保持されている基板の回転速度、上記処理液供給手段から供給される処理液の状態、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出角度、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出位置のうち少なくとも1つの基板処理条件が変更された場合に、その変更された基板処理条件に基づいて、その飛散する処理液が上記捕獲口に捕獲されるように、上記基板保持手段によって保持されている基板と上記捕獲口との相対位置を制御する制御手段(51)とを有することを特徴とする基板処理装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
このような構成によれば、基板から飛散する処理液を捕獲口で捕獲する際に、基板処理条件が変化して、基板からの処理液の飛散方向が変化しても、その変化に応じて、基板と捕獲口との相対位置を制御することにより、基板から飛散する処理液を捕獲口で良好に捕獲することができる。そのため、処理液が基板に供給されている全期間を通して、処理液を効率よく回収することができる。
そして、基板の回転速度、ならびに、処理液供給手段から供給される処理液の状態、吐出角度および吐出位置のうち少なくとも1つが変化して、基板から飛散する処理液の方向が変化した場合でも、基板と捕獲口との相対位置を制御することによって、基板から飛散する処理液を捕獲口で良好に捕獲することができるので、処理液の効率のよい回収を達成することができる。
請求項記載の発明は、上記基板保持手段によって保持されている基板と上記捕獲口との上記基板処理条件に応じた最適な相対位置を記憶している記憶手段(50)をさらに備え、上記制御手段は、上記記憶手段に基づいて上記移動手段を制御することを特徴とする請求項に記載の基板処理装置である。
このような構成によれば、記憶手段の記憶内容に基づいて、基板と捕獲口との相対位置を基板処理条件に応じた最適な相対位置に制御することができる。
請求項記載の発明は、上記基板処理条件の実測値を検知する検知手段(52;53)をさらに備え、上記制御手段は、上記検知手段が検知した実測値に基づいて上記移動手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置である。
このような構成によると、基板に対する処理液の供給中に基板処理条件が変化した場合でも、その変化に追従させて、基板と捕獲口との相対位置を基板処理条件に応じた最適な相対位置に制御することができる。
なお、請求項に記載のように、上記検知手段は、上記処理液捕獲部で捕獲した処理液の量を検知する液量検知手段(53)を含んでいてもよい。言い換えれば、基板処理条件の実測値には、処理液捕獲部で捕獲される処理液の量が含まれていてもよい。
請求項記載の発明は、基板(W)に処理液を供給し、基板を回転させることによって基板を処理する基板処理方法において、基板の周囲を取り囲むように配置され、基板の回転によって飛散する処理液を捕獲するための捕獲口(44,45,46,47)を有する処理液捕獲部(18)を用いて、基板から飛散する処理液を上記捕獲口で捕獲する際に、その同一処理液の基板への供給中に、基板の回転速度、処理液供給手段から基板に供給される処理液の状態、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出角度、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出位置のうち少なくとも1つの基板処理条件が変更された場合に、その変更された基板処理条件に基づいて、その飛散する処理液が上記捕獲口に捕獲されるように、基板と上記捕獲口との相対位置を制御することを特徴とする基板処理方法である。
このような方法によると、請求項1に関連して述べた効果と同様な効果を奏することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を概念的に示す断面図である。この基板処理装置は、基板の一例であるウエハWの表面に処理液としての第1薬液、第2薬液、第3薬液および純水を順次に(選択的に)供給して、そのウエハWに洗浄処理を施すための装置であって、ウエハWをほぼ水平に保持して回転させるためのスピンチャック1と、このスピンチャック1に保持されたウエハWの表面(上面)に第1薬液、第2薬液、第3薬液および純水を供給するためのノズル2とを備えている。
スピンチャック1は、ほぼ鉛直に延びたスピン軸3と、スピン軸3の上端にほぼ水平に取り付けられたスピンベース4と、このスピンベース4の上面に立設された複数個の挟持部材5とを備えている。複数個の挟持部材5は、スピン軸3の中心軸線を中心とする円周上にほぼ等角度間隔で配置されており、ウエハWの端面を互いに異なる複数の位置で挟持することによって、そのウエハWを、ほぼ水平な姿勢で保持することができる。
スピン軸3には、モータなどの駆動源を含むチャック回転駆動機構6が結合されている。複数個の挟持部材5によってウエハWを保持した状態で、チャック回転駆動機構6からスピン軸3に回転力を入力し、スピン軸3をその中心軸線まわりに回転させることにより、そのウエハWをスピンベース4とともにスピン軸3の中心軸線まわりに回転させることができる。
また、スピン軸3は、中空軸となっていて、このスピン軸3の内部には、裏面処理液供給管7が挿通されている。この裏面処理液供給管7には、第1薬液供給源から第1薬液下バルブ8を介して第1薬液を供給することができ、第2薬液供給源から第2薬液下バルブ9を介して第2薬液を供給することができ、第3薬液供給源から第3薬液下バルブ10を介して第3薬液を供給することができ、さらに、純水供給源から純水下バルブ11を介して純水を供給することができるようになっている。また、裏面処理液供給管7は、スピンチャック1(複数個の挟持部材5)に保持されたウエハWの裏面(下面)中央に近接する位置まで延びていて、その先端には、裏面処理液供給管7に選択的に供給される第1薬液、第2薬液、第3薬液および純水(処理液)を吐出する裏面ノズル12が設けられている。裏面ノズル12は、処理液をほぼ鉛直上向きに吐出し、裏面ノズル12から吐出された処理液は、スピンチャック1に保持されたウエハWの裏面中央に対してほぼ垂直に入射する。
ノズル2には、第1薬液供給源から第1薬液上バルブ13を介して第1薬液を供給することができ、第2薬液供給源から第2薬液上バルブ14を介して第2薬液を供給することができ、第3薬液供給源から第3薬液上バルブ15を介して第3薬液を供給することができ、さらに、純水供給源から純水上バルブ16を介して純水を供給することができるようになっている。
また、スピンチャック1は、有底円筒容器状のカップ17内に収容されており、このカップ17の上方には、カップ17に対して昇降可能なスプラッシュガード18が設けられている。
カップ17の底部には、ウエハWの処理に用いられた後の処理液を廃液するための廃液溝19が、ウエハWの回転軸線(スピン軸3の中心軸線)を中心とする円環状に形成されている。また、カップ17の底部には、廃液溝19を取り囲むように、ウエハWの処理のために用いられた後の処理液を回収するための円環状の第1回収溝20、第2回収溝21および第3回収溝22が3重に形成されている。廃液溝19には、図外の廃液処理設備へと処理液を導くための廃液ライン23が接続されており、第1回収溝20、第2回収溝21および第3回収溝22には、それぞれ図外の回収処理設備へと処理液を導くための第1回収ライン24、第2回収ライン25および第3回収ライン26が接続されている。
スプラッシュガード18は、互いに大きさが異なる4つの傘状部材27,28,29,30を重ねて構成されている。スプラッシュガード18には、たとえば、サーボモータやボールねじ機構などを含むガード昇降駆動機構31が結合されており、このガード昇降駆動機構31によって、スプラッシュガード18をカップ17に対して昇降(上下動)させることができる。
各傘状部材27〜30は、ウエハWの回転軸線に対してほぼ回転対称な形状を有している。
傘状部材27は、ウエハWの回転軸線を中心軸線とする円筒状の円筒部32と、この円筒部32の上端から中心側(ウエハWの回転軸線に近づく方向)斜め上方に延びる傾斜部33と、円筒部32の上端部から中心側斜め下方に延びる廃液案内部34とを備えている。円筒部32の下端は、第1回収溝20上に位置し、廃液案内部34の下端は、廃液溝19上に位置している。また、円筒部32および廃液案内部34は、スプラッシュガード18が最下方の退避位置に下降したときに、それぞれの下端がカップ17の底面に接触しないような長さを有している。
傘状部材28は、傘状部材27の円筒部32を取り囲むように設けられ、ウエハWの回転軸線を中心軸線とする同軸円筒状の円筒部35,36と、これら円筒部35,36の上端を連結し、ウエハWの回転軸線に向けて開く断面略コ字状の連結部37と、この連結部37の上端から中心側斜め上方に延びる傾斜部38とを備えている。内側(中心側)の円筒部35の下端は、第1回収溝20上に位置し、外側の円筒部36の下端は、第2回収溝21上に位置している。また、円筒部35,36は、スプラッシュガード18が最下方の退避位置に下降したときに、それぞれの下端がカップ17の底面に接触しないような長さを有している。
傘状部材29は、傘状部材28の円筒部36を取り囲むように設けられ、ウエハWの回転軸線を中心軸線とする同軸円筒状の円筒部39,40と、外側の円筒部40の上端から中心側斜め上方に延びる傾斜部41とを備えている。内側の円筒部39の下端は、第2回収溝21上に位置し、外側の円筒部40の下端は、第3回収溝22上に位置している。また、円筒部39,40は、スプラッシュガード18が最下方の退避位置に下降したときに、それぞれの下端がカップ17の底面に接触しないような長さを有している。
傘状部材30は、傘状部材29の円筒部40を取り囲むように設けられ、ウエハWの回転軸線を中心軸線とする円筒状の円筒部42と、この円筒部42の上端から中心側斜め上方に延びる傾斜部43とを備えている。円筒部42は、第3回収溝22上に位置しており、スプラッシュガード18が最下方の退避位置に下降したときに、その下端がカップ17の底面に接触しないような長さを有している。
傾斜部33,38,41,43の上端縁は、ウエハWの回転軸線を中心軸線とする円筒面上において、そのウエハWの回転軸線に沿う方向(鉛直方向)に間隔を空けて位置している。これにより、傾斜部33の上端縁と傾斜部38の上端縁との間には、ウエハWから飛散する処理液(第1薬液)を飛入させて、その処理液を第1回収溝20に捕集するための円環状の第1回収捕獲口44が形成されている。また、傾斜部38の上端縁と傾斜部41の上端縁との間には、ウエハWから飛散する処理液(第2薬液)を飛入させて、その処理液を第2回収溝21に捕集するための円環状の第2回収捕獲口45が形成され、傾斜部41の上端縁と傾斜部43の上端縁との間には、ウエハWから飛散する処理液(第3薬液)を飛入させて、その処理液を第3回収溝22に捕集するための円環状の第3回収捕獲口46が形成されている。さらに、傾斜部33の上端縁と廃液案内部34との間には、ウエハWから飛散する処理液を捕獲するための廃液捕獲口47が形成されている。
図2は、この基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。この基板処理装置はCPU48、RAM49およびROM50を含む構成の制御装置51を備えている。
制御装置51には、チャック回転駆動機構6、ガード昇降駆動機構31、第1薬液下バルブ8、第2薬液下バルブ9、第3薬液下バルブ10、純水下バルブ11、第1薬液上バルブ13、第2薬液上バルブ14、第3薬液上バルブ15および純水上バルブ16などが制御対象として接続されている。
制御装置51は、ROM50に格納されているプログラムに従って、チャック回転駆動機構6およびガード昇降駆動機構31の動作を制御し、また、第1薬液下バルブ8、第2薬液下バルブ9、第3薬液下バルブ10、純水下バルブ11、第1薬液上バルブ13、第2薬液上バルブ14、第3薬液上バルブ15および純水上バルブ16の開閉を制御する。
図3は、第1薬液を用いた洗浄処理時における制御を説明するためのタイムチャートである。処理対象のウエハWの搬入前は、その搬入の妨げにならないように、スプラッシュガード18が最下方の退避位置に下げられることによって、スプラッシュガード18の傾斜部43がスピンチャック1によるウエハWの保持位置の下方に位置している。
処理対象のウエハWは、表面(デバイス形成面)を上方に向けた状態でスピンチャック1に保持される。ウエハWがスピンチャック1に保持されると、チャック回転駆動機構6が制御されて、スピンチャック1によるウエハWの回転が開始され、ウエハWの回転速度が1500rpmまで上げられる。また、ガード昇降駆動機構31が制御されて、スプラッシュガード18が、ウエハWの回転速度の上昇に追随して、退避位置から第1回収捕獲口44がウエハWの端面に対向する第1薬液捕獲上位置(図4(a)参照)まで上昇される。
ここで、予め実験が行われることによって、1500rpmの回転速度で回転されているウエハWの表面および裏面に第1薬液を供給したときに、そのウエハWから飛散する第1薬液を最も効率よく第1回収捕獲口44に捕獲(飛入)させることのできる位置(第1回収ライン24を流れる第1薬液の流量が最も多くなる位置)が求められ、その位置が第1薬液捕獲上位置に設定されている。そして、そのような第1薬液捕獲上位置にスプラッシュガード18を移動させるためのガード昇降駆動機構31(サーボモータ)の駆動量がROM50に格納されており、そのROM50に格納されている駆動量に基づいてガード昇降駆動機構31の制御が行われる。
ウエハWの回転速度が1500rpmに達すると、第1薬液下バルブ8および第1薬液上バルブ13が開かれて、ノズル2からウエハWの表面の回転中心に第1薬液が供給されるとともに、裏面ノズル12からウエハWの裏面の回転中心に第1薬液が供給される。ウエハWの表面および裏面に供給された第1薬液は、図4(a)に示すように、ウエハWの回転による遠心力によって、ウエハWの周縁に向けて流れ、ウエハWの周縁から側方へ飛散し、このときウエハWの端面に対向している第1回収捕獲口44に飛入する。そして、その第1回収捕獲口44に飛入した第1薬液は、第1回収溝20に集められ、第1回収ライン24を通して、第1薬液を再利用可能に処理する回収処理設備に回収される。
その後、ウエハWへの第1薬液の供給開始から30秒間が経過すると、ウエハWの回転速度が、1.5秒間かけて、1500rpmから500rpmまで下げられる。そして、ウエハWが500rpmの回転速度で回転されながら、そのウエハWの表面および裏面への第1薬液の供給が続けられる。
ウエハWの回転速度が1500rpmから500rpmに下がると、図4(a)に破線で第1薬液を示すように、ウエハWから飛散する第1薬液の方向(第1薬液の飛散方向)が、ほぼ水平な方向から斜め下方に変わる。上記したように、第1薬液捕獲上位置は、1500rpmの回転速度で回転されているウエハWから飛散する第1薬液を最も効率よく第1回収捕獲口44に捕獲させることのできる位置であるから、ウエハWの回転速度が500rpmに下がった後も、スプラッシュガード18を第1薬液捕獲上位置に配置したままでは、ウエハWから飛散する第1薬液を第1回収捕獲口44にうまく捕獲させることができない。
そこで、この基板処理装置では、ウエハWの回転速度が500rpmに下げられると、これに応答して、図4(b)に示すように、スプラッシュガード18が第1薬液捕獲上位置からその第1薬液捕獲上位置よりも少し下方の第1薬液捕獲下位置に下げられる。この第1薬液捕獲下位置は、500rpmの回転速度で回転されているウエハWの表面および裏面に第1薬液を供給したときに、そのウエハWから飛散する第1薬液を最も効率よく第1回収捕獲口44に捕獲させることのできる位置であり、予め実験が行われることによって求められている。そして、ROM50には、そのような第1薬液捕獲下位置にスプラッシュガード18を移動させるためのガード昇降駆動機構31(サーボモータ)の駆動量が格納されており、制御装置51は、そのROM50に格納されている駆動量に基づいてガード昇降駆動機構31の制御を行うことにより、スプラッシュガード18を第1薬液捕獲下位置に移動させる。
ウエハWの回転速度が500rpmに下げられてから20秒間が経過すると、第1薬液下バルブ8および第1薬液上バルブ13が閉じられる。その後、ウエハWの回転速度が500rpmから1500rpmに上げられる。また、ガード昇降駆動機構31が制御されて、スプラッシュガード18が、ウエハWの端面に廃液捕獲口47が対向する廃液位置まで下げられる。
その後、純水下バルブ11および純水上バルブ16が開かれて、ノズル2からウエハWの表面の回転中心に純水が供給されるとともに、裏面ノズル12からウエハWの裏面の回転中心に純水が供給される。ウエハWの表面および裏面に供給された純水は、ウエハWの回転による遠心力によって、ウエハWの周縁に向けて流れ、ウエハWの周縁から側方へ飛散する。これにより、ウエハWの表面および裏面に付着している第1薬液が純水によって洗い流される。ウエハWの周縁から飛散する純水(ウエハWから洗い流された第1薬液を含む。)は、このときウエハWの端面に対向している廃液捕獲口47に捕獲され、廃液溝19に集められ、その廃液溝19から廃液ライン23を通して図外の廃液処理設備へ導かれる。
純水の供給が所定時間にわたって続けられると、純水下バルブ11および純水上バルブ16が閉じられて、ウエハWへの純水の供給が停止される。その後、スプラッシュガード18が廃液位置から退避位置に下げられるとともに、ウエハWの回転速度が1500rpmから3000rpmに上げられて、水洗処理後のウエハWの表面に付着している純水を遠心力で振り切って乾燥させるスピンドライ処理が行われる。このスピンドライ処理が120秒間にわたって行われると、ウエハWの回転が停止されて、処理済みのウエハWがスピンチャック1から搬出されていく。
以上のように、ウエハWに第1薬液が供給されている途中で、ウエハWの回転速度が1500rpmから500rpmに下げられると、これに応答して、スプラッシュガード18の位置が、1500rpmの回転速度で回転されているウエハWから飛散する第1薬液を最も効率よく第1回収捕獲口44に捕獲させることのできる第1薬液捕獲上位置から、500rpmの回転速度で回転されているウエハWから飛散する第1薬液を最も効率よく第1回収捕獲口44に捕獲させることのできる第1薬液捕獲下位置に変更される。これにより、第1薬液がウエハWに供給されている全期間を通して、ウエハWから飛散する第1薬液を第1回収捕獲口44で良好に捕獲することができ、第1薬液を効率よく回収することができる。
図5は、この発明の他の実施形態にかかる基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。なお、上記した各部に対応する部分については、その説明を省略し、図5では同一の参照符号を付して示す。
この実施形態にかかる基板処理装置では、たとえば、第1薬液をノズル2に供給するための配管上に、その配管を通してノズル2に供給される第1薬液の濃度を検出するための濃度センサ52が設けられている。そして、その濃度センサ52は、制御装置51に接続されており、制御装置51は、濃度センサ52から入力される検出信号に基づいて、チャック回転駆動機構6およびガード昇降駆動機構31の動作を制御し、また、第1薬液下バルブ8、第2薬液下バルブ9、第3薬液下バルブ10、純水下バルブ11、第1薬液上バルブ13、第2薬液上バルブ14、第3薬液上バルブ15および純水上バルブ16の開閉を制御する。
ウエハWの処理に使用された第1薬液は、第1薬液を再利用可能に処理する回収処理設備に回収され、その回収処理設備から第1薬液供給源に送られて、第1薬液供給源からノズル2および裏面ノズル12に供給される。そのため、第1薬液がウエハWに供給されている途中で、蒸発によって第1薬液の濃度が濃くなったり、逆に、純水などの混入のために第1薬液の濃度が薄くなったりする場合がある。このように第1薬液の濃度が変化すると、その濃度変化に応じて第1薬液の粘度が変化し、その結果、ウエハWから飛散する第1薬液の方向が変化する。
そこで、第1薬液の濃度を複数段階に分け、各段階に属する濃度の第1薬液をウエハWに供給したときに、それぞれウエハWから飛散する第1薬液を最も効率よく第1回収捕獲口44で捕獲することのできるスプラッシュガード18の位置が予め実験によって求められて、その各位置にスプラッシュガード18を移動させるためのガード昇降駆動機構31(サーボモータ)の駆動量がROM50に格納されている。そして、制御装置51(CPU48)は、ウエハWへの第1薬液の供給中において、そのROM50に格納されているデータに基づいて、濃度センサ52によって検出される第1薬液の濃度に応じた適切な位置にスプラッシュガード18が常に位置するように、ガード昇降駆動機構31を制御する。これにより、第1薬液がウエハWに供給されている全期間を通して、ウエハWから飛散する第1薬液を第1回収捕獲口44で良好に捕獲することができ、第1薬液を効率よく回収することができる。
図6は、この発明のさらに他の実施形態にかかる基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。なお、上記した各部に対応する部分については、その説明を省略し、図6では同一の参照符号を付して示す。
この実施形態にかかる基板処理装置では、たとえば、第1回収ライン24上に、その第1回収ライン24を通して回収される第1薬液の流量を検出するための流量センサ53が設けられている。そして、その流量センサ53は、制御装置51に接続されており、制御装置51は、流量センサ53から入力される検出信号に基づいて、チャック回転駆動機構6およびガード昇降駆動機構31の動作を制御し、また、第1薬液下バルブ8、第2薬液下バルブ9、第3薬液下バルブ10、純水下バルブ11、第1薬液上バルブ13、第2薬液上バルブ14、第3薬液上バルブ15および純水上バルブ16の開閉を制御する。
より具体的には、制御装置51は、ウエハWへの第1薬液の供給開始後、ガード昇降駆動機構31を制御して、第1回収捕獲口44がウエハWの端面に対向している範囲内で、スプラッシュガード18を往復昇降させる。そして、そのスプラッシュガード18を往復昇降させている間、流量センサ53の出力を監視することによって、第1回収ライン24を流れる第1薬液の流量が最も多くなるときのスプラッシュガード1の位置を特定し、その特定した位置にスプラッシュガード18を配置させる。また、その後は、流量センサ53によって検出される第1薬液の流量が変化したときに、スプラッシュガード18を再び往復昇降させて、第1回収ライン24を流れる第1薬液の流量が最も多くなるときのスプラッシュガード18の位置を特定し、その特定した位置にスプラッシュガード18を配置させる。これにより、第1薬液がウエハWに供給されている全期間を通して、ウエハWから飛散する第1薬液が第1回収捕獲口44に最も良好に捕獲される位置にスプラッシュガード18を位置させることができ、第1薬液を効率よく回収することができる。
以上、この発明の3つの実施形態を説明したが、この発明はさらに他の形態でも実施することができる。たとえば、上記の第1の実施形態と第2の実施形態とが組み合わされて実施されてもよい。すなわち、ウエハWの回転速度および第1薬液の濃度をパラメータとして、これらパラメータをそれぞれ変化させたときに、ウエハWから飛散する第1薬液を第1回収捕獲口44で最も良好に捕獲することのできるスプラッシュガード18の各位置を予め求めて、その各位置にスプラッシュガード18を移動させるためのガード昇降駆動機構31の駆動量をROM50に格納しておき、第1薬液がウエハWに供給されている全期間を通して、ROM50に格納されたデータに基づいて、スプラッシュガード18を常に最適な位置に移動させるような制御が行われてもよい。
また、ウエハWの回転速度および第1薬液の濃度に限らず、ウエハWから飛散する第1薬液の方向が変化するような他の基板処理条件に基づいて、スプラッシュガード18の位置が制御されるとよい。ウエハWの回転速度および第1薬液の濃度以外の基板処理条件としては、第1薬液の粘度、第1薬液の温度、ノズル2からウエハWに供給される第1薬液の供給角度(ノズル2の水平方向位置および/または高さ)などを例示することができる。
さらにまた、種類の異なる処理液を同一の第1回収捕獲口44、第2回収捕獲口45、第3回収捕獲口46または廃液捕獲口47で捕獲する場合には、その処理液の種類に応じてスプラッシュガード18の位置が制御されてもよい。たとえば、第1薬液およびその第1薬液をウエハWから洗い流すための純水のどちらも廃液捕獲口47で捕獲して廃棄する場合には、ウエハWから飛散する第1薬液および純水をそれぞれ良好に廃液捕獲口47で捕獲することができるように、ウエハWに対する第1薬液の供給時と純水の供給時とでスプラッシュガード18の位置を異ならせてもよい。
さらに、ウエハWに対して第1薬液を供給する場合を例にとったが、ウエハWに対して第2薬液または第3薬液を供給する場合にも、第1薬液を供給する場合と同様なスプラッシュガード18の位置制御が行われるとよい。
また、ノズル2は、スピンチャック1の上方に固定的に配置されていてもよいし、ウエハWの表面上での処理液の供給位置を、ウエハWの回転中心とウエハWの周縁部との間で円弧状の軌跡を描きながら移動させることのできるスキャンノズルの形態を有していてもよい。
さらにまた、上記の各実施形態では、スプラッシュガード18を昇降させることによって、スプラッシュガード18とスピンチャック1に保持されたウエハWとの相対位置を変更する構成を取り上げたが、スピンチャック1を昇降させることによって、スプラッシュガード18とスピンチャック1に保持されたウエハWとの相対位置が変更されてもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を概念的に示す断面図である。 基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 第1薬液を用いた洗浄処理時における制御を説明するためのタイムチャートである。 第1薬液供給時のスプラッシュガードの位置を示す図である。 この発明の他の実施形態にかかる基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 この発明のさらに他の実施形態にかかる基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 スピンチャック
2 ノズル
12 裏面ノズル
18 スプラッシュガード
31 ガード昇降駆動機構
44 第1回収捕獲口
45 第2回収捕獲口
46 第3回収捕獲口
47 廃液捕獲口
50 ROM
51 制御装置
52 濃度センサ
53 流量センサ
W ウエハ

Claims (5)

  1. 基板を保持し、回転させる基板保持手段と、
    上記基板保持手段によって保持されている基板に処理液を供給する処理液供給手段と、
    上記基板保持手段の周囲を取り囲むように配置され、上記基板保持手段によって保持されている基板の回転によって飛散する処理液を捕獲するための捕獲口を有する処理液捕獲部と、
    上記処理液捕獲部と上記基板保持手段によって保持されている基板の相対位置を変化させるための移動手段と、
    上記基板保持手段により保持されている基板の回転によって飛散する処理液を上記捕獲口で捕獲する際に、その同一処理液の基板への供給中に、上記基板保持手段により保持されている基板の回転速度、上記処理液供給手段から供給される処理液の状態、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出角度、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出位置のうち少なくとも1つの基板処理条件が変更された場合に、その変更された基板処理条件に基づいて、その飛散する処理液が上記捕獲口に捕獲されるように、上記基板保持手段によって保持されている基板と上記捕獲口との相対位置を制御する制御手段とを有することを特徴とする基板処理装置。
  2. 上記基板保持手段によって保持されている基板と上記捕獲口との上記基板処理条件に応じた最適な相対位置を記憶している記憶手段をさらに備え、上記制御手段は、上記記憶手段に基づいて上記移動手段を制御することを特徴とする請求項に記載の基板処理装置。
  3. 上記基板処理条件の実測値を検知する検知手段をさらに備え、上記制御手段は、上記検知手段が検知した実測値に基づいて上記移動手段を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の基板処理装置。
  4. 上記検知手段は、上記処理液捕獲部で捕獲した処理液の量を検知する液量検知手段を含むことを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  5. 基板に処理液を供給し、基板を回転させることによって基板を処理する基板処理方法において、基板の周囲を取り囲むように配置され、基板の回転によって飛散する処理液を捕獲するための捕獲口を有する処理液捕獲部を用いて、基板から飛散する処理液を上記捕獲口で捕獲する際に、その同一処理液の基板への供給中に、基板の回転速度、処理液供給手段から基板に供給される処理液の状態、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出角度、上記処理液供給手段から供給される処理液の吐出位置のうち少なくとも1つの基板処理条件が変更された場合に、その変更された基板処理条件に基づいて、その飛散する処理液が上記捕獲口に捕獲されるように、基板と上記捕獲口との相対位置を制御することを特徴とする基板処理方法。
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