JP4488497B2 - 基板処理装置および基板処理方法 - Google Patents

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Description

この発明は、処理液を用いて基板を処理するための基板処理装置および基板処理方法に関する。処理の対象となる基板には、たとえば、半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディスプレイ用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等が含まれる。
半導体装置の製造工程では、半導体ウエハや液晶表示パネル用ガラス基板等の基板の表面に処理液による処理を施すために、基板を1枚ずつ処理する枚葉式の基板処理装置が用いられることがある。この種の基板処理装置の中には、処理液の消費量の低減を図るために、基板の処理に用いた後の処理液を回収して、その回収した処理液を以降の処理に再利用できるように構成されたものがある。
処理液を再利用可能な構成の基板処理装置は、たとえば、複数本のチャックピンによって基板をほぼ水平な姿勢で挟持して回転させるスピンチャックと、このスピンチャックに保持された基板の表面に対して、互いに種類の異なる処理液を供給するための第1ノズルおよび第2ノズルと、基板から飛散する処理液を受け取って回収するための多段回収カップとを備えている。
第1ノズルおよび第2ノズルは、多段回収カップの外側において、スピンチャックの斜め上方の位置に、処理液の吐出口をスピンチャックに保持された基板の表面中央付近に向けた状態で配置されている。そのため、第1ノズルおよび第2ノズルから吐出される処理液は、スピンチャックに保持された基板の表面に対して斜め上方から入射する。
多段回収カップは、たとえば、スピンチャックの周囲を取り囲む環状の開口部を上下2段に有している。また、多段回収カップは、スピンチャックに対して昇降可能に構成されており、その昇降によって、各段の開口部をスピンチャックに保持された基板の端面に対して選択的に対向させることができる。
このような構成の基板処理装置では、基板の表面に第1ノズルからの処理液(第1処理液)による処理および第2ノズルからの処理液(第2処理液)による処理を施すことができ、また、処理に用いた各処理液を分別して回収することができる。
すなわち、スピンチャックによって基板を回転させつつ、第1ノズルから基板の表面に第1処理液を供給することにより、基板の表面に第1処理液による処理を施すことができる。基板の表面に供給された第1処理液は、基板の回転による遠心力を受けて、基板の周縁から側方へ飛散する。したがって、このとき、多段回収カップの上段の開口部を基板の端面に対向させておけば、基板の周縁から飛散する第1処理液が上段の開口部に飛入し、その上段の開口部から回収ラインを通して、第1処理液用の回収設備に第1処理液を回収することができる。
また、スピンチャックによって基板を回転させつつ、第2ノズルから基板の表面に第2処理液を供給することにより、基板の表面に第2処理液による処理を施すことができる。そして、このとき、多段回収カップの下段の開口部を基板の端面に対向させておけば、基板の周縁から遠心力によって飛散する第2処理液が上段の開口部に飛入し、その下段の開口部から回収ラインを通して、第2処理液用の回収設備に第2処理液を回収することができる。
特開平2−51299号公報
多段回収カップの外に配置された第1ノズルおよび第2ノズルは、スピンチャックに保持された基板から離れているので、基板の表面中央付近に処理液を入射させるために、処理液を比較的大きな流速で吐出する必要がある。しかし、基板の表面に入射する処理液の流速が大きいと、その入射時に処理液の飛び跳ね(1次の飛び跳ね)が発生する。そして、処理液の飛沫が、このとき基板の端面に対向していない上段または下段の開口部に飛入し、その開口部によって回収すべき他の種類の処理液に混入するおそれがあることがわかった。
また、基板の表面に対して斜め上方から入射する処理液は、基板の表面に沿う方向の速度成分を有しているため、基板の表面中央部で楕円状に拡がり、その後、遠心力によって、基板の周縁に向けて拡がる。このとき、楕円状の短軸側から遠心力によって拡がる処理液が長軸側に向かう速度成分を有し、その結果、基板の表面上に拡がる処理液の膜に、基板の回軸中心付近から周縁へと向かう渦状に処理液が厚く盛り上がることによる帯が形成される。このような帯が形成されると、その帯を形成する処理液がチャックピンで跳ねられて、処理液の飛び跳ね(2次の飛び跳ね)が発生する。そして、処理液の飛沫が、このとき基板の端面に対向していない上段または下段の開口部に飛入しその開口部によって回収すべき他の種類の処理液に混入するおそれがあることがわかった。
そこで、この発明の目的は、処理液供給時における処理液の飛び跳ねを抑制し、基板の端面に対向していない開口部への処理液の飛入を防止することができる基板処理装置および基板処理方法を提供することである。
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、基板(W)を保持して、その基板を回転させる基板回転手段(1)と、この基板回転手段によって回転される基板の回転軸線上の位置と、その回転軸線上から外れた退避位置との間で移動可能に設けられ、上記基板回転手段によって回転される基板に向けて、互いに異なる種類の処理液をそれぞれ吐出するための複数の吐出口(56,57,58)を備え、前記吐出口から当該基板の表面に対してほぼ垂直な方向に処理液を吐出する移動ノズル(2)と、この移動ノズルを上記回転軸線上の位置と上記退避位置との間で移動させるためのノズル移動手段(16)と、上記基板回転手段を取り囲む環状にそれぞれ形成され、上記基板回転手段によって回転される基板の端面に対して選択的に対向して、その対向する状態で当該基板から飛散する処理液を受け入れる複数段の開口部(51,52,53,54)を有する回収カップ(33)と、上記基板回転手段と上記回収カップとを相対的に移動させて、上記複数段の開口部を上記基板回転手段によって回転される基板の端面に対して選択的に対向させるための移動手段(55)と、上記複数の吐出口のうちの1つの吐出口が上記回転軸線上に位置して停止している状態で、当該吐出口から処理液が吐出され、その吐出終了後、当該吐出口とは別の吐出口からの処理液の吐出開始前に、上記ノズル移動手段を制御して、当該別の吐出口が上記回転軸線上に位置して停止するように上記移動ノズルを移動させるノズル微小移動制御手段(59)とを含むことを特徴とする基板処理装置である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素等を表す。以下、この項において同じ。
この発明によれば、移動ノズルは基板の表面に対してほぼ垂直な方向に処理液を吐出するので、移動ノズルを基板の回転軸線上に位置させておけば、移動ノズルから吐出される処理液の流速を遅くしても(流量を少なくしても)、基板の表面の回転中心に処理液を入射させることができる。そして、移動ノズルから吐出される処理液の流速を遅くすることにより、基板の表面に対する処理液の入射時に、処理液の飛び跳ね(1次の飛び跳ね)が発生するのを防止できる。
また、移動ノズルからの処理液は、基板の表面に対してほぼ垂直に入射し、基板の表面に沿う方向の速度成分を有していない。したがって、基板の表面の回転中心に処理液を入射させれば、その入射した処理液は、基板の表面の中央部で円形状に拡がり、その後、基板の回転による遠心力によって、基板の表面上をほぼ一様な厚みを有する膜の状態で同心円状に拡がる。したがって、処理液を基板の表面に対して斜めに入射させる従来構成とは異なり、基板の表面上に処理液が厚く盛り上がることによる帯が形成されるのを防止することができ、そのような帯に起因する処理液の飛び跳ね(2次の飛び跳ね)の発生を抑制することができる。
このようにして、処理液の1次および2次の飛び跳ねの発生を抑制することができ、これにより、基板の端面に対向していない開口部に、その開口部から回収すべき処理液と異なる種類の処理液が飛入することを防止できる。
また、移動ノズルから基板に複数種の処理液を供給することができ、その複数種の処理液の供給時における処理液の飛び跳ねを防止することができる。また、移動ノズルが複数の吐出口を備えているため、複数種の処理液の切替えの度に移動ノズルが基板外方に退避する必要がなく、したがって処理時間を短くすることができる。
請求項2記載の発明は、上記移動ノズルからの処理液の吐出および停止を切り替えるためのバルブ(21,22,23)と、上記ノズル移動手段を制御して、上記移動ノズルを上記回転軸線上の位置に移動させた後、上記バルブを制御して、上記移動ノズルからの処理液の吐出を開始させるノズル制御手段(59)とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置である。
この発明によれば、ノズル制御手段の制御によって、移動ノズルを基板の回転軸線上に位置させた後に、移動ノズルから基板の表面への処理液の供給を開始させることにより、移動ノズルからの処理液を、基板の表面の回転中心に対してほぼ垂直な方向から入射させることができる。
なお、請求項3に記載のように、上記ノズル制御手段は、上記バルブを制御して、基板表面の回転中心に対して処理液が吐出されている状態において、上記移動ノズルからの処理液の吐出を停止させた後、上記ノズル移動手段を制御して、上記移動ノズルを上記回転軸線上の位置から上記退避位置に移動させるものであってもよい。
この発明によれば、基板表面の回転中心の近傍のみに処理液が供給されることになるので、基板表面の回転中心以外の位置にも処理液が供給される場合に比べて、さらに上記帯に起因する処理液の飛び跳ね(2次の飛び跳ね)の発生を抑制することができる。
また、請求項4に記載のように、上記基板処理装置は、上記基板回転手段によって回転される基板の表面に近接する遮断板近接位置と、当該基板の表面から離間した遮断板離間位置とに移動可能に設けられ、上記遮断板近接位置において、当該基板の表面が接する雰囲気を周囲の雰囲気から遮断するための遮断板(24)をさらに備えていてもよい。
この場合、請求項5に記載のように、上記基板処理装置は、上記遮断板を上記遮断板近接位置と上記遮断板離間位置とに移動させるための遮断板移動手段(31)と、上記遮断板移動手段を制御して、少なくとも上記移動ノズルから基板の表面への処理液の供給が行われている期間、上記遮断板を上記遮断板離間位置に位置させる遮断板制御手段(59)とをさらに含むことが好ましい。移動ノズルから基板の表面への処理液の供給が行われている期間、遮断板を遮断板離間位置に位置させておくことにより、遮断板に処理液が付着するのを防止でき、処理液の付着によって遮断板が汚染されたり、処理液が遮断板に付着した分だけ処理液の回収量が減ったりすることを防止できる。
また、請求項に記載の発明は、上記複数の吐出口は、上記移動ノズルが上記回転軸線上の位置と上記退避位置との間で移動するときに描く移動軌跡に沿って一列に並べて配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置である。
この発明によれば、移動ノズルを移動させることにより、各吐出口を基板の回転軸上に位置させることができる。そして、各吐出口を選択時に基板の回転軸線上に位置させ、その位置で吐出口から処理液を吐出させることにより、基板の回転中心に対してほぼ垂直な方向から処理液を供給することができ、また、移動軌跡上に複数の吐出口が配置されているため、複数種の処理液の切替えをさらに迅速に行うことが可能となる。
請求項記載の発明は、上記移動ノズルを、上記回転軸線に沿って、上記基板回転手段によって回転される基板の表面に対して近接および離間させるノズル接離手段(17)をさらに含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置である。
この発明によれば、基板の表面に対して移動ノズルを近接および離間させることができる。そのため、移動ノズルを基板の表面に対して近接させた状態で、移動ノズルから基板の表面への処理液の供給を行うことができ、そうすることによって、基板の表面に処理液が入射するときの処理液の飛び跳ね(1次の飛び跳ね)を一層防止することができる。
なお、このように1次の飛び跳ねを一層防止して、基板の端面に対向していない開口部への処理液の飛入を確実に防止するために、請求項に記載のように、上記移動ノズルが上記基板回転手段によって回転される基板の表面に近接した状態において、上記移動ノズルの吐出口から上記基板の表面までの距離(L)(以下、「近接距離」という。)は、上記基板の端面に対向する上記開口部の上記基板の表面側の端縁と上記基板の表面との間の距離(L1)以下であることが好ましい。さらに、上記近接距離は、1mm以上であることが好ましい。
請求項記載の発明は、上記基板回転手段によって回転される基板の裏面の回転中心に対して近接して対向配置され、当該基板の裏面に対してほぼ垂直な方向に処理液を吐出する裏面ノズル(11)をさらに含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置である。
この発明によれば、裏面ノズルから基板の裏面に処理液を供給することができ、基板の裏面に対して処理液による処理を施すことができる。このとき、裏面ノズルが基板の裏面に近接配置され、その裏面ノズルからの処理液は、基板の裏面の回転中心に対してほぼ垂直な方向から入射する。そのため、基板の裏面への処理液の供給時における処理液の1次および2次の飛び跳ねを抑制することができ、裏面ノズルからの処理液が基板の端面に対向していない開口部に飛入するのを防止することができる。
請求項10に記載の発明は、基板回転手段(1)によって処理対象の基板を回転させる基板回転工程(S1,S8,S14,S20)と、上記基板回転手段によって回転される基板から飛散する処理液を受け入れるための複数段の開口部(51,52,53)を有する回収カップ(33)と上記基板回転手段とを相対的に移動させて、上記複数段の開口部のうちの1つを上記基板回転手段によって回転される基板の端面に対向させる開口部対向工程(S2,S13,S19)と、上記基板回転工程中に、処理対象の基板の表面に対してほぼ垂直な方向に処理液を供給するための移動ノズルを、当該基板の回転軸線上に移動させるノズル移動工程と(S3,S9,S15,S21)、このノズル移動工程および上記開口部対向工程の後に、上記移動ノズルが停止された状態で、上記移動ノズルから回転中の基板の表面の回転中心に向けて当該基板の表面にほぼ垂直な方向に処理液を供給する処理液供給工程(S4,S10,S16,S22)とを含み、上記移動ノズルは、上記基板回転手段によって回転される基板に向けて、互いに異なる種類の処理液をそれぞれ吐出するための複数の吐出口(56,57,58)を備えており、上記ノズル移動工程は、上記複数の吐出口のうちの1つの吐出口を上記回転軸線上に移動させて停止させる第1の移動工程(S3;S9;S15)と、当該1つの吐出口から処理液を吐出させることによる上記処理液供給工程の終了後に、当該1つの吐出口とは別の吐出口を上記回転軸線上に移動させて停止させる第2の移動工程(S9;S15;S21)とを含むことを特徴とする基板処理方法である。
この方法によれば、請求項1および2に関連して述べた効果と同様な効果を奏することができる。すなわち、処理液の1次および2次の飛び跳ねの発生を抑制することができ、これにより、基板の端面に対向していない開口部に、その開口部から回収すべき処理液と異なる種類の処理液が飛入することを防止しつつ、基板の表面に対して処理液による処理を施すことができる。
請求項11に記載の発明は、上記処理液供給工程の終了後に、上記移動ノズルを上記回転軸線上から退避させるノズル退避工程(S23)をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の基板処理方法である。
この請求項11に記載のように、処理液供給工程の終了後は、移動ノズルを基板の回転軸線上から退避させるようにしてもよい。
求項12に記載の発明は、上記ノズル移動工程の後、上記処理液供給工程の開始前に、上記移動ノズルを上記基板回転手段によって回転される基板の表面に対して近接させるノズル近接工程(S3)をさらに含むことを特徴とする請求項10または11に記載の基板処理方法である。
この方法によれば、請求項に関連して述べた効果と同様な効果を奏することができる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を概念的に示す断面図である。この基板処理装置は、基板の一例であるウエハWの表面に処理液としての第1薬液、第2薬液および純水(脱イオン化された純水)を順次に供給して、そのウエハWに洗浄処理を施すための装置であって、ウエハWをほぼ水平に保持して回転させるためのスピンチャック1と、このスピンチャック1に保持されたウエハWの表面(上面)に第1薬液、第2薬液および純水を供給するための移動ノズル2とを備えている。
スピンチャック1は、ほぼ鉛直に延びたスピン軸3と、スピン軸3の上端にほぼ水平に取り付けられたスピンベース4と、このスピンベース4の上面に立設された複数個の挟持部材5とを備えている。複数個の挟持部材5は、スピン軸3の中心軸線を中心とする円周上にほぼ等角度間隔で配置されており、ウエハWの端面を互いに異なる複数の位置で挟持することによって、そのウエハWを、ほぼ水平な姿勢で保持することができる。
スピン軸3には、モータなどの駆動源を含むチャック回転駆動機構6が結合されている。複数個の挟持部材5によってウエハWを保持した状態で、チャック回転駆動機構6からスピン軸3に回転力を入力し、スピン軸3をその中心軸線まわりに回転させることにより、そのウエハWをスピンベース4とともにスピン軸3の中心軸線まわりに回転させることができる。
また、スピン軸3は、中空軸となっていて、このスピン軸3の内部には、裏面処理液供給管7が挿通されている。この裏面処理液供給管7には、第1薬液供給源から第1薬液下バルブ8を介して第1薬液を供給することができ、第2薬液供給源から第2薬液下バルブ9を介して第2薬液を供給することができ、給水供給源から純水下バルブ10を介して純水を供給することができるようになっている。また、裏面処理液供給管7は、スピンチャック1(複数個の挟持部材5)に保持されたウエハWの裏面(下面)中央に近接する位置まで延びていて、その先端には、裏面処理液供給管7に選択的に供給される第1薬液、第2薬液および純水(処理液)を吐出する裏面ノズル11が設けられている。裏面ノズル11は、処理液をほぼ鉛直上向きに吐出し、裏面ノズル11から吐出された処理液は、スピンチャック1に保持されたウエハWの裏面中央に対してほぼ垂直をなして入射する。
移動ノズル2は、スピンチャック1の上方に設けられたアーム12に取り付けられている。アーム12は、スピンチャック1の側方でほぼ鉛直に延びたアーム支持軸13に支持されており、このアーム支持軸13の上端部からほぼ水平に延びた水平部14と、この水平部14の先端部からほぼ鉛直下方に向けて延びた垂下部15とを有している。移動ノズル2は、垂下部15の下端部に取り付けられている。
アーム支持軸13には、支持軸回転駆動機構16から駆動力が入力されるようになっている。この支持軸回転駆動機構16の駆動力によって、アーム支持軸13を回動させて、アーム12を所定角度範囲内で揺動させることができ、そのアーム12の揺動に伴って、移動ノズル2を、ウエハWの上方のウエハWの回転軸線(スピン軸3の中心軸線)上の位置とウエハWの外方の退避位置との間で、スピンチャック1の回転軸線に交差する円弧状軌跡に沿ってほぼ水平に移動させることができる。また、アーム支持軸13には、支持軸昇降駆動機構17から駆動力が入力されるようになっており、その駆動力によって、アーム支持軸13をアーム12とともに昇降させることができ、これに伴って、移動ノズル2をウエハWの表面に対して近接および離間させることができる。
移動ノズル2には、第1薬液供給源から第1薬液が供給される第1薬液供給管18と、第2薬液供給源から第2薬液が供給される第2薬液供給管19と、純水供給源から純水が供給される純水供給管20とが接続されている。
第1薬液供給管18には、第1薬液上バルブ21が介装されており、この第1薬液上バルブ21を開くと、第1薬液供給管18から移動ノズル2に第1薬液が供給されて、その供給された第1薬液が移動ノズル2から吐出され、第1薬液上バルブ21を閉じると、移動ノズル2からの第1薬液の吐出が停止される。
第2薬液供給管19には、第2薬液上バルブ22が介装されており、この第2薬液上バルブ22を開くと、第2薬液供給管19から移動ノズル2に第2薬液が供給されて、その供給された第2薬液が移動ノズル2から吐出され、第2薬液上バルブ22を閉じると、移動ノズル2からの第2薬液の吐出が停止される。
純水供給管20には、純水上バルブ23が介装されており、この純水上バルブ23を開くと、純水供給管20から移動ノズル2に純水が供給されて、その供給された純水が移動ノズル2から吐出され、純水上バルブ23を閉じると、移動ノズル2からの純水の吐出が停止される。
スピンチャック1の上方には、ウエハWとほぼ同じ径を有し、その表面のほぼ全域を覆うことができる円板状の遮断板24が設けられている。遮断板24の上面には、スピンチャック1のスピン軸3と共通の軸線に沿う回転軸25が固定されている。この回転軸25は、中空軸であり、その内部には、ウエハWの表面に純水を供給するための遮断板純水ノズル26が挿通されている。遮断板純水ノズル26には、純水供給源から遮断板純水バルブ27を介して純水が供給されるようになっている。また、回転軸25の内壁面と遮断板純水ノズル26の外壁面との間は、ウエハWの中央に向けて不活性ガスとしての窒素ガスを供給するための窒素ガス流通路28を形成している。この窒素ガス流通路28には、窒素ガスバルブ29を介して窒素ガスが供給されるようになっている。
回転軸25は、ほぼ水平な方向に沿って設けられたアーム30の先端付近から垂下した状態に取り付けられている。アーム30に関連して、このアーム30を昇降させることにより、遮断板24をスピンチャック1に保持されたウエハWの表面に近接した遮断板近接位置と、スピンチャック1の上方に大きく退避した遮断板退避位置との間で昇降させるための遮断板昇降駆動機構31が設けられている。さらに、アーム30に関連して、遮断板24をスピンチャック1によるウエハWの回転にほぼ同期させて回転させるための遮断板回転駆動機構32が設けられている。
また、スピンチャック1の周囲を取り囲むように、ウエハWの処理に用いられた後の処理液を捕集して回収または廃液するための多段回収カップ33が設けられている。多段回収カップ33は、スピンチャック1に対して固定配置された下カップ34と、この下カップ34に対して昇降可能に設けられた上カップ35とを備えている。
下カップ34は、有底容器状に形成されており、スピンチャック1を収容している。下カップ34の底部には、スピンチャック1の周囲を取り囲むように、ウエハWの処理に用いられた後の処理液を廃液するための廃液溝36が形成されており、さらに、この廃液溝36を取り囲むように、ウエハWの処理のために用いられた後の処理液を回収するための回収溝37,38,39が3重に形成されている。
廃液溝36と最も内側の回収溝37とは、それらの間に形成された筒状の仕切壁40によって区画されている。また、回収溝37とその外側の回収溝38とは、それらの間に形成された筒状の仕切壁41によって区画され、回収溝38と最も外側の回収溝39とは、それらの間に形成された仕切壁42によって区画されている。廃液溝36には、図外の廃液処理設備へと処理液を導くための廃液ライン43が接続されており、回収溝37,38,39には、それぞれ図外の回収処理設備へと処理液を導くための回収ライン44,45,46が接続されている。
上カップ35は、互いに大きさが異なる4つの傘状部材47,48,49,50を重ねて構成されている。上カップ35には、たとえば、ボールねじ機構などを含むカップ昇降駆動機構55が結合されており、このカップ昇降駆動機構55によって、上カップ35を下カップ34に対して昇降(上下動)させることができる。
傘状部材47〜50は、それぞれ、スピンチャック1の回転軸線に対してほぼ回転対称な形状を有し、ウエハWの回転軸線を中心軸線とするほぼ円筒状の円筒面47A,48A,49A,50Aと、これらの円筒面47A〜50Aの各上端縁からウエハWの回転軸線に近づくように斜め上方に傾斜した傾斜面47B,48B,49B,50Bとを備えている。
円筒面47A〜50Aは、互いに内径が異なり、スピンチャック1の回転軸線を中心とする同軸円筒状に配置されている。円筒面47Aは、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、下端縁が仕切壁40の上端縁の近傍で回収溝37内に位置し、上カップ35が最下方位置に下降したときに、それぞれの下端縁が下カップ34の底面に接触しないような長さを有している。また、円筒面48Aは、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、下端縁が仕切壁41の上端縁の近傍で回収溝38内に位置し、上カップ35が最下方位置に下降したときに、その下端縁が下カップ34の底面に接触しないような長さを有している。さらに、円筒面49A,50Aは、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、それぞれ下端縁が仕切壁42と下カップ34の側面の上端縁の近傍で回収溝39内に位置し、上カップ35が最下方位置に下降したときに、その下端縁が下カップ34の底面に接触しないような長さを有している。
傾斜面47B,48B,49B,50Bの上端縁は、ウエハWの回転軸線を中心軸線とする円筒面上において、そのウエハWの回転軸線に沿う方向に間隔を空けて位置している。これにより、傾斜面47Bの上端縁と傾斜面48Bの上端縁との間には、ウエハWから飛散する処理液を傾斜面47Bと傾斜面48Bとの間に進入させるための第1回収開口部51が形成され、傾斜面48Bの上端縁と傾斜面49Bの上端縁との間には、ウエハWから飛散する処理液を傾斜面48Bと傾斜面49Bとの間に進入させるための第2回収開口部52が形成され、傾斜面49Bの上端縁と傾斜面50Bの上端縁との間には、ウエハWから飛散する処理液を傾斜面49Bと傾斜面50Bとの間に進入させるための第3回収開口部53が形成されている。また、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、傾斜面47Bと下カップ34の底面との間には、ウエハWから飛散する処理液を傾斜面47Bと下カップ34の底面との間に飛入させるための廃液開口部54が形成される。
さらにまた、傾斜面47B,48B,49Bには、それぞれ円筒面47A〜50Aと同軸円筒状の円筒面47C,48C,49Cが垂れ下がった状態に設けられている。円筒面47Cは、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、その下端縁が仕切壁40の上端縁の近傍で廃液溝36内に位置し、上カップ35が最下方位置に下降したときに、その下端縁が下カップ34の底面に接触しないような長さを有している。また、円筒面48Cは、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、その下端縁が仕切壁41の上端縁の近傍で回収溝37内に位置し、上カップ35が最下方位置に下降したときに、その下端縁が下カップ34の底面に接触しないような長さを有している。さらに、円筒面49Cは、上カップ35が最上方位置に上昇したときに、その下端縁が仕切壁42の上端縁の近傍で回収溝38内に位置し、上カップ35が最下方位置に下降したときに、その下端縁が下カップ34の底面に接触しないような長さを有している。
なお、上カップ35が最下方位置に下降しても、傾斜面47B,48B,49Bは、それぞれ仕切壁40,41,42に接触しない。
図2は、移動ノズル2の底面図である。移動ノズル2は、ほぼ直方体形状に形成されており、スピンチャック1に保持されたウエハWと対向する底面には、第1薬液吐出口56、第2薬吐出口57および純水吐出口58が、アーム12の揺動によって移動する移動ノズル2が描く円弧状軌跡に沿って、所定の間隔を空けて配置されている。第1薬液吐出口56は、第1薬液供給管18から供給される第1薬液を、ウエハWの表面に対してほぼ垂直な方向に吐出する。また、第2薬液水吐出口57は、第2薬液供給管19から供給される第2薬液を、ウエハWの表面に対してほぼ垂直な方向に吐出する。さらに、純水吐出口58は、純水供給管20から供給される純水を、ウエハWの表面に対してほぼ垂直な方向に吐出する。
図3は、この基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。この基板処理装置はさらに、マイクロコンピュータを含む構成の制御装置59を備えている。
制御装置59には、チャック回転駆動機構6、支持軸回転駆動機構16、支持軸昇降駆動機構17、遮断板昇降駆動機構31、遮断板回転駆動機構32、カップ昇降駆動機構55、第1薬液下バルブ8、第2薬液下バルブ9、純水下バルブ10、第1薬液上バルブ21、第2薬液下バルブ22、純水下バルブ23、遮断板純水バルブ27および窒素ガスバルブ29などが制御対象として接続されている。制御装置59は、予め定められたプログラムに従って、チャック回転駆動機構6、支持軸回転駆動機構16、支持軸昇降駆動機構17、遮断板昇降駆動機構31、遮断板回転駆動機構32およびカップ昇降駆動機構55の動作を制御し、また、第1薬液下バルブ8、第2薬液下バルブ9、純水下バルブ10、第1薬液上バルブ21、第2薬液上バルブ22、純水上バルブ23、遮断板純水バルブ27および窒素ガスバルブ29の開閉を制御する。
図4は、この基板処理装置の洗浄処理時における動作を説明するための図である。処理対象のウエハWの搬入前は、その搬入の妨げにならないように、上カップ35が最下方位置に下げられることによって、上カップ35の傾斜面50Bがスピンチャック1によるウエハWの保持位置の下方に位置している。また、遮断板24は、スピンチャック1の上方の遮断板退避位置にあり、移動ノズル2は、スピンチャック1の側方の退避位置にある。
処理対象のウエハWは、表面(デバイス形成面)を上方に向けた状態でスピンチャック1に保持される。ウエハWがスピンチャック1に保持されると、まず、チャック回転駆動機構6が制御されて、スピンチャック1によるウエハWの回転が開始される(ステップS1)。このときのウエハWの回転速度は、たとえば、800〜1000rpmに設定される。また、カップ昇降駆動機構55が制御されて、上カップ35が、スピンチャック1によって回転されているウエハWの端面に第1回収開口部51を対向させる位置まで上昇される(ステップS2)。
次に、支持軸回転駆動機構16および支持軸昇降駆動機構17が制御されて、移動ノズル2が、退避位置からウエハWの上方において第1薬液吐出口56がウエハWの回転中心に対向する位置に移動され、さらに、その第1薬液吐出口56がウエハWの表面に対して所定の近接距離L(図5参照)を隔てて近接する位置まで下降される(ステップS3)。
所定の近接距離Lは、図5に示すように、第1薬液吐出口56(ノズル2の下面)からウエハWの表面までの鉛直方向の距離であり、この実施形態では、1mm以上、かつ、このときウエハWの端面に対向する第1回収開口部51の上端縁(傾斜面48Bの上端縁)とウエハWの表面を含む平面との鉛直方向の間の距離L1以下に設定されている。
その後、第1薬液上バルブ21が開成されて、第1薬液吐出口56からウエハWの表面の回転中心に第1薬液が供給される(ステップS4)。また、第1薬液下バルブ8が開成されて、裏面ノズル11からウエハWの裏面の回転中心に第1薬液が供給される(ステップS4)。ウエハWの表面および裏面に供給された第1薬液は、ウエハWの回転による遠心力によって、ウエハWの周縁に向けて流れ、ウエハWの周縁から側方へ飛散し、このときウエハWの端面に対向している第1回収開口部51に飛入する。第1回収開口部51に飛入した第1薬液は、回収溝37に集められて、この回収溝37に接続された回収ライン44を通して、第1薬液を再利用可能に処理する回収処理設備に回収される。
第1薬液吐出口56および裏面ノズル11は、それぞれウエハWの表面および裏面に対してほぼ垂直な方向に第1薬液を吐出するので、第1薬液吐出口56および裏面ノズル11から吐出される第1薬液の流速を遅くしても、第1薬液をウエハWの表面および裏面の回転中心に入射させることができる。そして、第1薬液吐出口56および裏面ノズル11から吐出される第1薬液の流速を遅くすることにより、ウエハWの表面および裏面に対する第1薬液の入射時に、第1薬液の飛び跳ね(1次の飛び跳ね)が発生するのを防止できる。第1薬液の入射時における飛び跳ねを防止するためには、第1薬液吐出口56および裏面ノズル11から吐出される第1薬液の流速を4m/sec以下に設定するのが好ましい。
また、第1薬液吐出口56および裏面ノズル11からの第1薬液は、それぞれウエハWの表面および裏面に対してほぼ垂直に入射し、ウエハWの表裏面に沿う方向の速度成分を有していない。したがって、ウエハWの表面および裏面の回転中心に供給された第1薬液は、それぞれ表面および裏面の中央部で円形状に拡がり、その後、ウエハWの回転による遠心力によって、それぞれウエハWの表面上および裏面上をほぼ一様な厚みを有する膜の状態で同心円状に拡がる。そのため、処理液をウエハWの表面に対して斜めに入射させる従来構成とは異なり、ウエハWの表面上および裏面上に第1薬液が厚く盛り上がることによる帯が形成されないので、そのような帯が挟持部材5で跳ねられることによる第1薬液の飛び跳ね(2次の飛び跳ね)を生じない。
このように、第1薬液の1次の飛び跳ねおよび2次の飛び跳ねを生じないので、このときウエハWの端面に対向していない第2回収開口部52および第3回収開口部53に飛入するおそれがなく、それらの第2回収開口部52および第3回収開口部53によって回収される処理液への第1薬液の混入を生じるおそれがない。
第1薬液の供給が所定の第1薬液供給時間(たとえば、30sec)にわたって続けられると、第1薬液上バルブ21および第1薬液下バルブ8が閉じられる。その後、スピンチャック1によるウエハWの回転が所定の振り切り時間(たとえば、2sec)だけ続けられる(ステップS5)。そして、ウエハWの回転が一旦停止された後(ステップS6)、カップ昇降駆動機構55が制御されて、上カップ35が、スピンチャック1によって回転されているウエハWの端面に廃液開口部54が対向する位置まで下降される(ステップS7)。
その後、チャック回転駆動機構6が制御されて、スピンチャック1によるウエハWの回転が再開される(ステップS8)。また、支持軸回転駆動機構16が制御されて、移動ノズル2が、純水吐出口58をウエハWの回転中心に対向させる位置に移動される(ステップS9)。そして、純水上バルブ23が開成されて、純水吐出口58からウエハWの表面の回転中心に純水が供給される(ステップS10)。また、純水下バルブ10が開成されて、裏面ノズル11からウエハWの裏面の回転中心に純水が供給される(ステップS10)。ウエハWの表面および裏面に供給された純水は、ウエハWの回転による遠心力によって、ウエハWの周縁に向けて流れ、ウエハWの周縁から側方へ飛散する。これにより、ウエハWの表面および裏面に付着している第1薬液が純水によって洗い流される。ウエハWの周縁から飛散する純水(ウエハWから洗い流された第1薬液を含む。)は、このときウエハWの端面に対向している開口部54に飛入し、廃液溝36に集められて、この廃液溝36に接続された廃液ライン43を通して廃液される。
この純水供給時においても、第1薬液供給時と同様に、純水の1次の飛び跳ねおよび2次の飛び跳ねを生じないので、このときウエハWの端面に対向していない第1回収開口部51、第2回収開口部52および第3回収開口部53への純水の飛入がなく、それらの第1回収開口部51、第2回収開口部52および第3回収開口部53によって回収される処理液への純水の混入を生じるおそれがない。
純水の供給が所定の第1純水供給時間(たとえば、10sec)にわたって続けられると、純水上バルブ23および純水下バルブ10が閉じられる。その後、スピンチャック1によるウエハWの回転が所定の振り切り時間(たとえば、2sec)だけ続けられる(ステップS11)。そして、ウエハWの回転が一旦停止された後(ステップS12)、カップ昇降駆動機構55が制御されて、上カップ35が、スピンチャック1によって回転されているウエハWの端面に第2回収開口部52を対向させる位置まで上昇される(ステップS13)。
その後、チャック回転駆動機構6が制御されて、スピンチャック1によるウエハWの回転が再開される(ステップS14)。また、支持軸回転駆動機構16が制御されて、移動ノズル2が、第2薬液吐出口57をウエハWの回転中心に対向させる位置に移動される(ステップS15)。そして、第2薬液上バルブ22が開成されて、第2薬液吐出口57からウエハWの表面の回転中心に第2薬液が供給される(ステップS16)。また、第2薬液下バルブ9が開成されて、裏面ノズル11からウエハWの裏面の回転中心に第2薬液が供給される(ステップS16)。ウエハWの表面および裏面に供給された第2薬液は、ウエハWの回転による遠心力によって、ウエハWの周縁に向けて流れ、ウエハWの周縁から側方へ飛散し、このときウエハWの端面に対向している第2回収開口部52に飛入する。第2回収開口部52に飛入した第2薬液は、回収溝38に集められて、この回収溝38に接続された回収ライン45を通して、第2薬液を再利用可能に処理する回収処理設備に回収される。
この第2薬液供給時においても、第1薬液供給時と同様に、第2薬液の1次の飛び跳ねおよび2次の飛び跳ねを生じないので、このときウエハWの端面に対向していない第1回収開口部51および第3回収開口部53への第2薬液の飛入がなく、それらの第1回収開口部51および第3回収開口部53によって回収される処理液への第2薬液の混入を生じるおそれがない。
第2薬液の供給が所定の第2薬液供給時間(たとえば、30sec)にわたって続けられると、第2薬液上バルブ22および第2薬液下バルブ9が閉じられる。その後、スピンチャック1によるウエハWの回転が所定の振り切り時間(たとえば、2sec)だけ続けられる(ステップS17)。そして、ウエハWの回転が一旦停止された後(ステップS18)、カップ昇降駆動機構51が制御されて、上カップ35が、スピンチャック1によって回転されているウエハWの端面に廃液開口部54が対向する位置まで下降される(ステップS19)。
その後、チャック回転駆動機構6が制御されて、スピンチャック1によるウエハWの回転が再開される(ステップS20)。また、支持軸回転駆動機構16が制御されて、移動ノズル2が、純水吐出口58をウエハWの回転中心に対向させる位置に移動される(ステップS21)。そして、純水上バルブ23が開成されて、純水吐出口58からウエハWの表面の回転中心に純水が供給される(ステップS22)。また、純水下バルブ10が開成されて、裏面ノズル11からウエハWの裏面の回転中心に純水が供給される(ステップS23)。ウエハWの表面および裏面に供給された純水は、ウエハWの回転による遠心力によって、ウエハWの周縁に向けて流れ、ウエハWの周縁から側方へ飛散する。これにより、ウエハWの表面および裏面に付着している第2薬液が純水によって洗い流される。ウエハWの周縁から飛散する純水(ウエハWから洗い流された第2薬液を含む。)は、このときウエハWの端面に対向している開口部54に飛入し、廃液溝36に集められて、この廃液溝36に接続された廃液ライン43を通して廃液される。
純水の供給が所定の第2純水供給時間(たとえば、5sec)にわたって続けられ、ウエハWの表面および裏面から第2薬液がある程度洗い流されると、純水上バルブ23および純水下バルブ10が閉じられる。そして、支持軸回転駆動機構16および支持軸昇降駆動機構17が制御されて、移動ノズル2が、ウエハWの表面に近接する位置からウエハWの上方に離れた位置に移動され、さらに、そのウエハWの上方の位置から退避位置に移動される(ステップS23)。この間、スピンチャック1によるウエハWの回転は続けられている。
移動ノズル2が退避位置に移動されると、遮断板昇降駆動機構31が制御されて、遮断板24がウエハWの表面に近接する遮断板近接位置まで下降される(ステップS24)。また、遮断板回転駆動機構32が制御されて、遮断板24がウエハWとほぼ同じ回転速度で回転される(ステップS25)。このときのウエハWの回転速度(遮断板24の回転速度)は、たとえば、200〜1000rpmに設定されている。その後、遮断板純水バルブ27が開かれて、遮断板純水ノズル26から回転中のウエハWの表面に純水が供給される(ステップS26)。また、純水下バルブ10が開成されて、裏面ノズル11からウエハWの裏面の回転中心に純水が供給される(ステップS26)。さらに、窒素ガスバルブ29が開かれて、窒素ガス流通路28から遮断板24とウエハWとの間に窒素ガスが供給される(ステップS27)。これにより、ウエハWの表面が、窒素ガス雰囲気下において、遮断板純水ノズル26からの純水によって水洗処理され、また、ウエハWの裏面が、裏面ノズル11からの純水によって水洗処理される。
純水の供給が所定の水洗処理時間(たとえば、30sec)にわたって続けられると、遮断板純水バルブ27および純水下バルブ10が閉じられて、ウエハWへの純水の供給が停止される。そして、チャック回転駆動機構6が制御されて、ウエハWの回転速度が所定の高回転速度(たとえば、2500rpm)に上げられて、水洗処理後のウエハWの表面に付着している純水を遠心力で振り切って乾燥させるスピンドライ処理が行われる(ステップS28)。この間、遮断板24がウエハWの表面に近接配置され、窒素ガス流通路28から遮断板24とウエハWとの間に窒素ガスが供給し続けられている。これにより、ウエハWの表面にウォーターマーク(乾燥跡)が発生するのを防止できる。スピンドライ処理が所定のスピンドライ処理時間にわたって行われると、チャック回転駆動機構6が制御されて、スピンチャック1によるウエハWの回転が停止される(ステップS29)。また、窒素ガスバルブ29が閉じられて、窒素ガス流通路28からの窒素ガスの供給が停止される。そして、遮断板回転駆動機構32が制御されて、遮断板24の回転が停止され(ステップS30)、その後、遮断板昇降駆動機構31が制御されて、遮断板24がウエハWの上方の遮断板退避位置に上昇される(ステップS31)。その後、処理済みのウエハWがスピンチャック1から搬出されていく。
以上のように、この実施形態によれば、ウエハWに対する処理液(第1薬液、第2薬液および純水)の供給時に、処理液の1次および2次の飛び跳ねを生じないので、第1回収開口部51および第2回収開口部52にそれぞれ回収されるべき処理液に、その処理液と異なる種類の処理液が混入するおそれがない。よって、第1回収開口部51および第2回収開口部52を介して回収した処理液を再利用して、ウエハWの表面および裏面に対して良好な洗浄処理を施すことができる。
なお、移動ノズル2に純水吐出口58を設けずに、上述のステップS10,S22において、ウエハWの表面に遮断板24を近接させて、その遮断板24に設けられた遮断板純水ノズル26からウエハWの表面に純水を供給することも考えられるが、そうした場合、ウエハWの表面から洗い流される第1薬液または第2薬液が遮断板24に付着し、遮断板24の汚染を招くおそれがある。この実施形態では、上述のステップS10,S22において、移動ノズル2に設けられた純水吐出口58からウエハWの表面に純水が供給され、このとき遮断板24は遮断板退避位置に退避しているので、純水によって洗い流される第1薬液または第2薬液による遮断板24の汚染を招くおそれがない。
以上、この発明の一実施形態について説明したが、この発明は他の形態で実施することも可能である。たとえば、上記の実施形態では、第1薬液、第2薬液および純水を用いてウエハWの表面および裏面を洗浄する場合の構成を例にとったが、第1薬液および第2薬液とは種類の異なる第3薬液をさらに追加して用いて、ウエハWの表面および裏面を洗浄してもよい。この場合、移動ノズル2に第3薬液吐出口を設けて、ウエハWに対する第3薬液の供給時には、その第3薬液吐出口をウエハWの回転軸線上に配置し、第3薬液吐出口からウエハWの表面の回転中心に対してほぼ垂直に第3薬液を供給することにより、第3薬液の1次および2次の飛び跳ねを防止することができる。また、ウエハWの端面に第3回収開口部53を対向させておくことにより、ウエハWの周縁から側方に飛散する第3薬液を第3回収開口部53によって回収することができる。
また、4種以上の薬液を用いてウエハWの表面および裏面を洗浄してもよく、その場合、回収溝および傘状部材を追加して、その洗浄に用いた4種の薬液を分別して回収可能な構成にしてもよい。
さらにまた、上記の実施形態では、スピンチャック1に対して上カップ35を昇降させることにより、スピンチャック1に保持されたウエハWの端面に対して、第1回収開口部51、第2回収開口部52、第3回収開口部53および廃液開口部54を選択的に対向させる構成を例にとったが、上カップ35に対してスピンチャック1を昇降させることにより、第1回収開口部51、第2回収開口部52、第3回収開口部53および廃液開口部54を選択的に対向させるようにしてもよい。
また、第1薬液吐出口56、第2薬吐出口57および純水吐出口58は、アーム12の揺動によって移動する移動ノズル2が描く円弧状軌跡に沿って配置されているとしたが、その円弧状軌跡に接する接線に沿って配置されていてもよい。
さらに、ウエハWに対して洗浄処理を行う装置を例にとったが、この発明は、洗浄処理に限らず、たとえば、ウエハWの表面から不要な薄膜をエッチング液を用いて除去するエッチング処理装置、ウエハWの表面から不要なポリマー残渣をポリマー除去液を用いて除去するポリマー除去装置、ウエハWの表面にレジスト液を塗布してレジスト膜を形成するレジスト塗布装置、あるいはウエハWの表面に現像液を供給してレジスト膜を現像する現像装置などに適用することもできる。
さらにまた、処理対象の基板は、ウエハWに限らず、液晶表示装置用ガラス基板、プラズマディプレイパネル用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板などの他の種類の基板であってもよい。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
この発明の一実施形態に係る基板処理装置の構成を概念的に示す断面図である。 移動ノズルの底面図である。 この基板処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 この基板処理装置の洗浄処理時における動作を説明するための図である。 基板の表面とこの基板の表面に近接した移動ノズルの吐出口との間の距離について説明するための図解図である。
符号の説明
1 スピンチャック
2 移動ノズル
16 支持軸回転駆動機構
17 支持軸昇降駆動機構
24 遮断板
33 多段回収カップ
34 下カップ
35 上カップ
51 第1回収開口部
52 第2回収開口部
53 第3回収開口部
54 廃液開口部
55 カップ昇降駆動機構
56 第1薬液吐出口
57 第2薬液水吐出口
58 純水吐出口
59 制御装置
W ウエハ

Claims (12)

  1. 基板を保持して、その基板を回転させる基板回転手段と、
    この基板回転手段によって回転される基板の回転軸線上の位置と、その回転軸線上から外れた退避位置との間で移動可能に設けられ、上記基板回転手段によって回転される基板に向けて、互いに異なる種類の処理液をそれぞれ吐出するための複数の吐出口を備え、前記吐出口から当該基板の表面に対してほぼ垂直な方向に処理液を吐出する移動ノズルと、
    この移動ノズルを上記回転軸線上の位置と上記退避位置との間で移動させるためのノズル移動手段と、
    上記基板回転手段を取り囲む環状にそれぞれ形成され、上記基板回転手段によって回転される基板の端面に対して選択的に対向して、その対向する状態で当該基板から飛散する処理液を受け入れる複数段の開口部を有する回収カップと、
    上記基板回転手段と上記回収カップとを相対的に移動させて、上記複数段の開口部を上記基板回転手段によって回転される基板の端面に対して選択的に対向させるための移動手段と
    上記複数の吐出口のうちの1つの吐出口が上記回転軸線上に位置して停止している状態で、当該吐出口から処理液が吐出され、その吐出終了後、当該吐出口とは別の吐出口からの処理液の吐出開始前に、上記ノズル移動手段を制御して、当該別の吐出口が上記回転軸線上に位置して停止するように上記移動ノズルを移動させるノズル微小移動制御手段とを含むことを特徴とする基板処理装置。
  2. 上記移動ノズルからの処理液の吐出および停止を切り替えるためのバルブと、
    上記ノズル移動手段を制御して、上記移動ノズルを上記回転軸線上の位置に移動させた後、上記バルブを制御して、上記移動ノズルからの処理液の吐出を開始させるノズル制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 上記ノズル制御手段は、上記バルブを制御して、基板表面の回転中心に対して処理液が吐出されている状態において、上記移動ノズルからの処理液の吐出を停止させた後、上記ノズル移動手段を制御して、上記移動ノズルを上記回転軸線上の位置から上記退避位置に移動させることを特徴とする請求項2記載の基板処理装置。
  4. 上記基板回転手段によって回転される基板の表面に近接する遮断板近接位置と、当該基板の表面から離間した遮断板離間位置とに移動可能に設けられ、上記遮断板近接位置において、当該基板の表面が接する雰囲気を周囲の雰囲気から遮断するための遮断板をさらに含むことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 上記遮断板を上記遮断板近接位置と上記遮断板離間位置とに移動させるための遮断板移動手段と、
    上記遮断板移動手段を制御して、少なくとも上記移動ノズルから基板の表面への処理液の供給が行われている期間、上記遮断板を上記遮断板離間位置に位置させる遮断板制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求項4記載の基板処理装置。
  6. 上記複数の吐出口は、上記移動ノズルが上記回転軸線上の位置と上記退避位置との間で移動するときに描く移動軌跡に沿って一列に並べて配置されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 上記移動ノズルを、上記回転軸線に沿って、上記基板回転手段によって回転される基板の表面に対して近接および離間させるノズル接離手段をさらに含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置。
  8. 上記移動ノズルが上記基板回転手段によって回転される基板の表面に近接した状態において、上記移動ノズルの吐出口から上記基板の表面までの距離は、上記基板の端面に対向する上記開口部の上記基板の表面側の端縁と上記基板の表面との間の距離以下であることを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  9. 上記基板回転手段によって回転される基板の裏面の回転中心に対して近接して対向配置され、当該基板の裏面に対してほぼ垂直な方向に処理液を吐出する裏面ノズルをさらに含むことを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の基板処理装置。
  10. 基板回転手段によって処理対象の基板を回転させる基板回転工程と、
    上記基板回転手段によって回転される基板から飛散する処理液を受け入れるための複数段の開口部を有する回収カップと上記基板回転手段とを相対的に移動させて、上記複数段の開口部のうちの1つを上記基板回転手段によって回転される基板の端面に対向させる開口部対向工程と、
    上記基板回転工程中に、処理対象の基板の表面に対してほぼ垂直な方向に処理液を供給するための移動ノズルを、当該基板の回転軸線上に移動させるノズル移動工程と、
    このノズル移動工程および上記開口部対向工程の後に、上記移動ノズルが停止された状態で、上記移動ノズルから回転中の基板の表面の回転中心に向けて当該基板の表面にほぼ垂直な方向に処理液を供給する処理液供給工程とを含み、
    上記移動ノズルは、上記基板回転手段によって回転される基板に向けて、互いに異なる種類の処理液をそれぞれ吐出するための複数の吐出口を備えており、
    上記ノズル移動工程は、上記複数の吐出口のうちの1つの吐出口を上記回転軸線上に移動させて停止させる第1の移動工程と、当該1つの吐出口から処理液を吐出させることによる上記処理液供給工程の終了後に、当該1つの吐出口とは別の吐出口を上記回転軸線上に移動させて停止させる第2の移動工程とを含むことを特徴とする基板処理方法。
  11. 上記処理液供給工程の終了後に、上記移動ノズルを上記回転軸線上から退避させるノズル退避工程をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の基板処理方法。
  12. 上記ノズル移動工程の後、上記処理液供給工程の開始前に、上記移動ノズルを上記基板回転手段によって回転される基板の表面に対して近接させるノズル近接工程をさらに含むことを特徴とする請求項10または11に記載の基板処理方法。
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