JP4488422B2 - 車両用エアクリーナ構造 - Google Patents

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Description

この発明は、V型エンジンを搭載した自動2輪車等の車両に好適な車両のエアクリーナ構造に関する。
V型エンジンの上方へエアクリーナを配置し、エアクリーナの底部中央から下方に位置するVバンクの谷間内へインレット部を垂下させ、このインレット部へ車体前方から後方へ延びる吸気ダクトを接続させるとともに、インレット部及びこれと接続するフィルターエレメントを前後に挟むような位置に吸気ファンネルを下方へ延出させてそれぞれ前・後気筒へ接続させたエアクリーナ構造が公知である(特許文献1参照)。
特開2002−160686号公報
上記インレット部をVバンクの谷間内へ配置し、ここで吸気ダクトを接続する形式では、インレット部及びフィルターエレメントを前後に挟むような位置へ前後の吸気ファンネルを配置し、それぞれを下方へ向けて長く延出させなければならない。しかしこのようにファンネル長を長くすると、それだけエアクリーナボックスを車体上方位置へ配置しなければならないから、エアクリーナを含むエンジンの全高が高くなり、その結果、車体の全高が高くなってしまうことがある。そこで本願発明はエアクリーナボックスをできるだけ低い位置へ配置可能にすることを目的とする。
上記課題を解決するため本願の車両用エアクリーナ構造に係る請求項1は、前側バンク気筒と後側バンク気筒を前後に配置したV型エンジンを搭載し、エアクリーナをエンジンの上方に配置した車両において、
前記前側バンク気筒と後側バンク気筒の各吸気通路へ浄化空気を送るためこれら各吸気通路に対応する第1及び第2吸気ファンネルをその各軸線が交差するようにエアクリーナボックス内へ配置し、
筒型のフィルターエレメントを前記エアクリーナボックス内の車体前方側に配置し、
側面視にて、前記第1吸気ファンネルを前記フィルタエレメントと重なるように配置するとともに、
前記第2吸気ファンネルを前記フィルタエレメントの後方に配置し、
前記第1及び第2吸気ファンネルの各軸線が前記フィルタエレメントを指向しないように配置したことを特徴とする。
請求項2は上記請求項1において、前記フィルターエレメントを縦置きし、上下割りされたエアクリーナボックスで上下から挟んで保持したことを特徴とする。
請求項3は上記請求項1において、前記エアクリーナボックスの前部に設けた開口から前記フィルターエレメントへ新気を導入するようにしたことを特徴とする。
請求項4は上記請求項3において、前記エアクリーナボックスに設けられた前記開口から車体前方へ湾曲して延出する吸気ダクトを備えたことを特徴とする。
請求項1によれば、複数の吸気ファンネルの各軸線を交差させることにより吸気経路を略直線状にできるので、吸気効率が向上するとともに、吸気ファンネルの傾きによりエアクリーナボックスの全高を低くできる。
また、吸気ファンネルをエアクリーナボックス内に配置することでエアクリーナボックスを含めたエンジンの全高を低くすることが可能となり、車体の全高を低くすることが可能になる。
さらに、交差した吸気ファンネルの一方に重ねてフィルターエレメントを配置することで、エアクリーナボックス内のスペースを無駄なく活用できる。
請求項2によれば、筒状のフィルターエレメントを縦置きし、上下割りされたエアクリーナボックスで上下から挟んで保持するようにしたので、フィルターエレメントをエアクリーナボックスだけで固定でき、別の保持部材が不要となる。
請求項3によれば、フィルターエレメントをエアクリーナボックス内の車体前方に配置し、エアクリーナボックスの前部下方に設けた開口部から新気を導入するようにしたので、吸気ダクトをバンクの谷間に収容する必要がなくなり、その分だけエアクリーナボックスをエンジンへ近接させることができ、エアクリーナボックスを含めたエンジン全高を低くすることができる。
請求項4によれば、エアクリーナボックスの前部に設けた開口に接続し、車体前方へ湾曲して延出する吸気ダクトを設けたので、吸気ダクトをスペース効率よく配置でき、かつ比較的短くできるから効率よく新気を導入することが可能となる。
以下、図面に基づいて一実施形態を説明する。図1は本願発明が適用された自動2輪車の左側面図である。前輪1を下端部に支持する左右一対のフロントフォーク2は、上部でヘッドパイプ3へ連結され、ハンドル4にて操向自在となっている。
ヘッドパイプ3はメインフレーム5の前端に取付けられている。メインフレーム5はヘッドパイプ3から後方へ拡開して左右一対で延び、それぞれの後端部にピボットプレート6が取付けられている。ピボットプレート6は側面視略L字状をなして左右一対で設けられ、これらの間に横架されるピボット軸7の両端部を支持している。メインフレーム5とピボットプレート6は車体フレームのうちエンジン10を支持するフレーム本体部を構成する。
ピボット軸7にはリヤスイングアーム8の前端が揺動自在に支持されている。リヤスイングアーム8の後端には後輪9が支持されている。メインフレーム5の下方には水冷4サイクル式前後気筒V型のエンジン10が配置されている。エンジン10は、後輪9をチェーン駆動するようになっており、メインフレーム5及びピボットプレート6とヘッドパイプ3から斜め下がり後方へ延びるダウンチューブ11によって支持されている。
左右のメインフレーム5の各後部には上方へ突出するステー12が左右一対で一体に設けられ、このステー12とリヤスイングアーム8の前部上面間に後輪サスペンションを構成するリヤクッション13が連結されている。また、各ステー12の上部にはシートレール上部14の前端部が取付けられている。シートレール上部14は二人乗り用シート15を支持する。符号16はシートレール下部、17はリヤカバー、18はサイドトランクである。
シート15の前方かつエンジン10の上方には燃料タンク19が配置され、メインフレーム5及びステー12の上端部に支持されている。燃料タンク19の前部内側にはエアクリーナ20が内蔵され、吸気ダクト21から吸入した外気をフィルターエレメント22で浄化してエンジン10の前気筒23及び後気筒24へそれぞれ給気している。
前気筒23及び後気筒24の各排気口からは前排気管25,後排気管26がそれぞれ延出し、エンジン10の下方で集合してから、さらに後方のマフラー27へ接続している。前気筒23の前方には、ラジエタ28がダウンチューブ11に支持され、前気筒23及び後気筒24を水冷している。車体前部はフロントカウル29に覆われている。
図2は、エアクリーナ20の近傍部分を拡大して示す側面図である。エアクリーナ20を構成するエアクリーナボックス30は、上部ケース31と下部ケース32からなる上下分割構造をなす。
上部ケース31は略ドーム状をなして、燃料タンク19の前側下部に形成された下向きの開放空間19a内へ収容される。
下部ケース32内には、図示状態において、第1ファンネル33と第2ファンネル34が互いに車幅方向へ間隔をもって配置され、互いの後端部及び下端部が側面視で重なるように配置されている。
第1ファンネル33は車体前方から斜め下がりに後方へ向かう前傾配置とされ、その下端部は下部ケース32の底部より下方へ突出し、電子燃料供給装置であるスロットルボディ35へ接続している。
スロットルボディ35は内部に設けられたスロットルバルブと電子燃料噴射弁であるインジェクタを備えた公知の電子燃料供給装置であり、その下端部は後気筒24のシリンダヘッド前面に設けられた取付座36へ取付けられて後気筒24の吸気ポートへ接続している。
第2ファンネル34も同様であるが、斜め下がりに前方へ向かう後傾配置とされ、その下部は下部ケース32の底部から突出してスロットルボディ37へ接続する。スロットルボディ37は、前気筒23のシリンダヘッド背面に設けられた取付座38へ取付けられて前気筒23の吸気ポートへ接続している。取付座36及び38は、それぞれ前気筒23及び後気筒24で前後に挟まれたバンクの谷間39内に臨むように突出配置され、バンクの谷間39の空間を利用して配置されている。
C1,C2は、第1ファンネル33及び第2ファンネル34の各中心軸線であり、バンクの谷間39上で略X字状に交差している。各前気筒23,後気筒24の吸気ポートに対する吸気経路は、これらの軸線C1,C2に沿ってほぼ直線状に形成される。
下部ケース32の前側底部からは、比較的短い管長の吸気ダクト21が略L字状に下方へ突出している。すなわち、ダクト上部21aは下部ケース32の前側底部で第1ファンネル33より前方位置に設けられた開口40に嵌合し、エアクリーナボックス30内に固定されたフィルターエレメント22の貫通穴43(図4参照)へ下方から連通接続するとともに、ダクト下部21bは、ダクト上部21aから下方かつ前方へ向かって湾曲して突出し、ダクト下部21bの先端は前気筒23の上方にて略水平になって略車体中心上に前向き開放している(図3参照)。
吸気ダクト21は車体前方からの走行風を風圧の高い車体中心近傍にて吸入するとともに、前気筒23の上方空間を通ってエアクリーナボックス30内へ導入する。吸気ダクト21からエアクリーナボックス30内へ導入された外気は、フィルターエレメント22にて浄化された後、第1ファンネル33,第2ファンネル34に分かれて、各対応するスロットルボディ35,37へ送られ、さらに前気筒23,後気筒24の各吸気ポートへ送られる。
図3はエアクリーナ20の平面構成を概略的に示す図であり、エアクリーナ20はその前部の一部を除いてほぼ全体が燃料タンク19の前部と重なるように配置される。フィルターエレメント22は図示状態の平面視で長円形をなし、車幅方向へ横長に向けて配置され、かつ車体中心Cより車体右側へオフセット配置されている。
エアクリーナ20内における車体中心Cより車体左側の空間内には、第1ファンネル33が前後方向へ長く配置され、その前端部はフィルターエレメント22と車幅方向で重なり、後端部は第2ファンネル34の下端部の位置と車幅方向で略一致する。
第2ファンネル34は、エアクリーナ20内の車体右側部分にて、フィルターエレメント22の後方へ前後に並ぶように略直立に近い傾きで配置される。エアクリーナ20は車幅方向で非対称であり、車体右側の方が大きな容量をなすよう拡大している。なお、第1ファンネル33及び第2ファンネル34の各中心軸線C1,C2はそれぞれ平面視で車体中心線Cに対して斜交するように傾いている。
図4は、上部ケース31を外した状態で示すエアクリーナ20の斜視図である。下部ケース32の底部中央には略円柱状の取付ボス41が上方へ一体に突出形成され、ここに上部ケース31の中央がボルト止めされるようになっている。この取付ボス41を挟んで第1ファンネル33と第2ファンネル34は車幅方向に配置されている。
下部ケース32の周囲に形成される取付フランジ42には適当間隔で取付部42aが形成され、ここに上部ケース31の周囲がビス止めされる。このようにして上部ケース31を下部ケース32の上に被せて固定することにより、フィルターエレメント22の上部は上部ケース31によって押さえ付けられて固定される。したがって、上部ケース31を取り外すと、フィルターエレメント22を着脱可能になる。
フィルターエレメント22の中央には貫通穴43が形成され、この貫通穴43内の空間が吸気ダクト21と連通するダーティサイド45になっている。フィルターエレメント22は貫通穴43を上下方向へ向けた縦置き配置にされ、その周囲を囲むエアクリーナ20内の空間がクリーンサイド46であり、吸気ダクト21から導入された外気はダーティサイド45へ入り、浄化されながらフィルターエレメント22を通過してクリーンサイド46へ入り、第1ファンネル33及び第2ファンネル34へ流入する。
次に作用を説明する。図2に示すように、外気は前気筒23上方の車体前方より吸気ダクト21へ導入され、フィルターエレメント22を通って浄化された後、第1ファンネル33及び第2ファンネル34から、前気筒23及び後気筒24の各吸気ポートへ送られる。このとき、吸気経路はほぼ直線状をなす比較的短いものとなるので、吸気効率を高めることができる。
しかも、吸気ダクト21をバンクの谷間39外の前気筒23上方に配置したので、バンクの谷間39内の殆どをスロットルボディ35,37の配置スペースとして利用できる。このため、エアクリーナ20を前気筒23,後気筒24へ接近させて配置することが可能になり、エアクリーナ20を含むエンジン10の全高を低くでき、結果的に車高を低くすることができる。
しかも、吸気ダクト21は比較的短いもので足り、かつ車体中心近傍へ湾曲して開口するから、前気筒23上方の比較的冷えた外気を風圧の高い位置で吸入でき、吸気効率を高めることができる。そのうえ、吸気ダクト21を湾曲させることにより、フィルターエレメント22が車体の一側側へオフセットされていても車体中心側から外気を導入でき、かつ他部品との干渉を避けてスペース効率よく配置することが容易になる。さらに、下ケース32の底部前方側に設けた開口40へ接続することにより、縦置きされたフィルターエレメント22に対する外気導入を容易とし、かつ下ケース32と前気筒23との間の空間を有効利用して配管できる。
また、第1ファンネル33,第2ファンネル34をそれぞれ斜めにして各軸線C1及びC2が側面視で略X字状に交差するように配置したので、各ファンネルの上方への突出量を少なくし、それだけ上部ケース31を低くできるので、この点でもエアクリーナ20を低く配置できる。
そのうえ、側面視で第1ファンネル33と重なるようにフィルターエレメント22を配置することにより、エアクリーナ20内全体をコンパクトに配置できる。
図5及び図6は別形態を示し、図5は図2に相当する側面図、図6は図3に相当する平面図である。この例では、フィルターエレメント22は、貫通穴を前後方向に向けた横置き配置とし、その前端部をリッド50に取付け、リッド50をエアクリーナボックス30の前面へ着脱自在に取付けることにより、リッド50と一体にフィルターエレメント22を着脱可能になっている。第1ファンネル33,第2ファンネル34の配置は前実施形態と同様である。
吸気ダクト21はエアクリーナボックス30の前面へ取付けられている。すなわち吸気ダクト21の後端はリッド50に設けられた開口40に嵌合してフィルターエレメント22の貫通穴に連通接続するととももに、若干車体左側へ湾曲しながら前方へ延出し、さらに前端はラジエタ28の上方かつ車体中心近傍にて下向きに開口している。吸気ダクト21の前端開口部下方にはラジエタ28の冷却ファン28aが位置している。
このようにすると、エアクリーナ20のコンパクト構造を前実施形態と同様に期待できるとともに、リッド50を取り外せば、上部ケース31を取り外すことなくフィルターエレメント22の着脱交換が可能となる。このため、メンテナンス性に優れたものになる。
しかも、吸気ダクト21はエアクリーナボックス30の前面から前方へ延出する比較的短いもので足り、かつ湾曲することにより車体中心近傍へ開口できる。したがって、前実施形態同様に吸気効率を高めることができ、スペース効率よく配置することが容易になる。さらに、横置きされたフィルターエレメント22に対する外気導入が容易になる。
なお、本願発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、発明の原理内において種々に変形や応用が可能である。例えば、V型エンジンは自動2輪車用のみならず各種車両用のものを含む。また前後バンク形式だけではなく、左右バンク形式も含む。したがって、吸気ファンネルとフィルターエレメントとの重なりは、側面視のみではなく、前後方向視において表れる場合もある。さらに、フィルターエレメントは筒型であれば足り、横断面形状は円形や楕円形等任意である。
本願発明が適用された自動2輪車の左側面図 エアクリーナの近傍部分を拡大して示す側面図 エアクリーナの平面構成を示す図 上部ケースを外した状態で示すエアクリーナの斜視図 別形態を示す図2相当図 別形態を示す図3相当図
符号の説明
10:エンジン、19:燃料タンク、20:エアクリーナ、21:吸気ダクト、22:フィルターエレメント、23:前気筒、24:後気筒、30:エアクリーナボックス、31:上部ケース、32:下部ケース、33:第1ファンネル、34:第2ファンネル、35:スロットルボディ、37:スロットルボディ、39:バンクの谷間、40:開口、50:リッド

Claims (7)

  1. 前側バンク気筒(23)と後側バンク気筒(24)を前後に配置したV型エンジン(10)を搭載し、エアクリーナ(20)をエンジン(10)の上方に配置した車両において、
    前記前側バンク気筒(23)と後側バンク気筒(24)の各吸気通路へ浄化空気を送るためこれら各吸気通路に対応する第1及び第2吸気ファンネル(33,34)をその各軸線(C1、C2)が交差するようにエアクリーナボックス(30)内へ配置し、
    筒型のフィルターエレメント(22)前記エアクリーナボックス(30)内の車体前方側に配置し、
    側面視にて、前記第1吸気ファンネル(33)を前記フィルタエレメント(22)と重なるように配置するとともに、
    前記第2吸気ファンネル(34)を前記フィルタエレメント(22)の後方に配置し、
    前記第1及び第2吸気ファンネル(33,34)の各軸線(C1、C2)が前記フィルタエレメント(22)を指向しないように配置したことを特徴とする車両用エアクリーナ構造。
  2. 前記フィルターエレメント(22)を縦置きし、上下割りされたエアクリーナボックス(30)で上下から挟んで保持したことを特徴とする請求項1に記載した車両用エアクリーナ構造。
  3. 前記V型エンジンは各バンク気筒を前後に配置したものであり、前記エアクリーナは、前記フィルターエレメント(22)を前記エアクリーナボックス内における車体前方側に配置するとともに、前記エアクリーナボックス(30)の前部に設けた開口(40)から前記フィルターエレメント(22)へ新気を導入するようにしたことを特徴とする請求項1に記載した車両用エアクリーナ構造。
  4. 前記エアクリーナボックス(30)に設けられた前記開口(40)から車体前方へ湾曲して延出する吸気ダクト(21)を備えたことを特徴とする請求項3に記載した車両用エアクリーナ構造。
  5. 前記エアクリーナボックス(30)は上部ケース(31)と下部ケース(32)からなる上下分割構造をなし、前記上部ケース(31)はドーム形状に形成されるとともに、
    前記各吸気軸線(C1、C2)が前記上部ケース(31)に指向することを特徴とする請求項1に記載した車両用エアクリーナ構造。
  6. 前記各吸気軸線(C1、C2)は側面視で略X字状に交差し、平面視で車体中心線(C)に対して斜交していることを特徴とする請求項1に記載した車両用エアクリーナ構造。
  7. 前記第1吸気ファンネル(33)は前記フィルタエレメント(22)の側方に前後方向へ長く前傾配置して、前端部を側面視で前記フィルタエレメント(22)へ重ねられ、
    前記第2吸気ファンネル(34)は前記フィルタエレメント(22)の後方に前記第1吸気ファンネル(33)よりも直立して後傾配置され、側面視で上端が前記フィルタエレメント(22)の上端程度の高さとされていることを特徴とする請求項1に記載した車両用エアクリーナ構造。
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