JP4484788B2 - 壁パネルの接合用ファスナー、および、その接合構造 - Google Patents

壁パネルの接合用ファスナー、および、その接合構造 Download PDF

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この発明は、建物に用いられる壁パネルを接続させ合うために用いられるファスナー、および、かかるファスナーによって隣り合う壁パネル同士を接合されてなる接合構造の改良に関する。
接合端部301にパネル背面側に向けて突き出す屈曲板部302を有する壁パネル300同士をこの屈曲板部302の外面を突き合わせた状態で接合させ合わせると共に、この壁パネル300をこの接合箇所においてC型チャンネル状をなす壁パネル300の支持材200に対して支持させるために用いられるファスナーFとして、図7に示されるものがあった。
かかるファスナーFは、プラスチックの押し出し成形により構成され、必要な長さ、つまり、壁パネル300の高さに合わせて切断して使用される。かかるファスナーFは、背部100と、この背部100から前方に突き出す一対の翼部101、101とを有している。そして、かかるファスナーFは、このファスナーFを支持材200の開放部201から支持材200内にはめ込ませた後、このようにはめ込ませたファスナーFの一対の翼部101、101間に前方より隣り合う壁パネル300の屈曲板部302を入れ込ませることにより、隣り合う壁パネル300同士の接合と支持材200への取り付け支持をなすようになっている。ファスナーFの内側には、シール用のリップ102が前後にそれぞれ設けられていると共に、前後のリップ102間に翼部101の内面から突き出す弾性掛合爪103が設けられている。ファスナーFの一対の翼部101、101間に前方から屈曲板部302を押し込むとこの弾性掛合爪103が撓んでこの押し込みが許容される。そして、かかる屈曲板部302の後端の先でさらに折り返されて前端を屈曲板部302の基部側に向けた折り返し板部303のこの前端が弾性掛合爪103より奥に入り込んだ押し込み位置での、この弾性掛合爪103の弾性復帰によって弾性掛合爪103が折り返し板部303の前端に掛合し、これによりかかるファスナーF内からの屈曲板部302の抜け出しが阻止されるようになっている。
しかるに、かかるファスナーFにあっては、支持材200にファスナーFをはめ込む際に一対の翼部101、101をこの一対の翼部101、101の外面間の寸法を狭める向きに弾性変形させる必要があるがこれには所用の押し込み力を要し、また、ファスナーF内への屈曲板部302の押し込みにも弾性掛合爪103を弾性変形させるための所用の押し込み力を有する。従来は一般にかかる押し込みを当て木を用いたハンマーなどによる打撃によって行っていた。こうしたことから、支持材200への壁パネル300の取り付け支持作業を一層容易にする観点から、これらの押し込み操作をよりスムースになせるようにすることが望まれていた。
この発明が解決しようとする主たる問題点は、この種のファスナーおよびこれを用いた接合構造において、壁下地材などに取り付け支持されている支持材に対しファスナーをはめ込む操作、および、はめ込まれたファスナーに壁パネルの屈曲板部を受け入れさせる操作のどちらをも、スムースかつ適切になせるようにする点にある。
前記課題を達成するために、この発明にあっては、壁パネルの接合用ファスナーを、以下の(1)〜(4)の構成を備えたものとした。
(1)C型チャンネル状をなす壁パネルの支持材にはめ込まれて、接合端部にパネル背面側に向けて突き出す屈曲板部を有する壁パネル同士を、屈曲板部の外面を突き合わせた状態で接合させ合わせるファスナーであって、
(2)プラスチックの押し出し成形によって構成されていると共に、背部とこの背部から前方に突き出す両翼部とを有しており、
(3)支持材の開放部より背部を先にして両翼部を弾性変形させながらこの支持材にはめ込まれた後、両翼部間に前方より壁パネルの屈曲板部を受け入れるように構成されており、
(4)しかも、背部に軟質部を備えている。
かかる構成によれば、支持材の開放部からこの支持材内に、一対の翼部を互いに近接させる向きに軟質部を中心に弾性変形させながらファスナーをはめ込み易く、支持材に対するファスナーの取り付け作業性を向上させることができる。そして、このように支持材にはめ込んだ後、両翼部間に前方より壁パネルの屈曲板部を受け入れさせることにより、隣り合う壁パネル同士をファスナーを介して接合させ合わせ、かつ、この接合箇所において支持材に支持させることができる。
前記両翼部間に、合掌状に向き合った一対の、壁パネルの接合端部の挟持片部を有しており、
この一対の挟持片部がそれぞれ、この挟持片部と翼部の内面との間に間隔を形成させるようにして、挟持片部の前端側と翼部の前端側とに亘る連接片によって、翼部に連接されているようにしておくこともある。
このようにした場合、支持材にはめ込んだファスナーの一対の挟持片部間に、隣り合う壁パネルの接合端部を構成する屈曲板部を入れ込む操作したときに、連接片のストロークによって挟持片部を一対の挟持片部間の間隔を広げる向きにスムースに弾性変形させることができ、壁パネルの屈曲板部をファスナー内に容易に受け入れ、かつ、これを適切に保持できる。すなわち、ハンマーなどを用いた打撃などをせずに手作業によってファスナーに壁パネルの接合端部を受け入れ保持させるようにできる。
前記挟持片部における壁パネルの接合端部の内面に接する箇所を軟質材によって構成させておくこともある。また、前記挟持片部の後端より奥において、翼部からファスナーの内方に向けて突き出す軟質材よりなるリップを設けさせておくこともある。
このようにした場合、壁パネルの接合端部に対するファスナーの保持力を強めることができると共に、屈曲板部の外面を突き合わせた状態でファスナーによって接合させ合わされた壁パネルの屈曲板部間からの水の進入を阻止する構造を、ファスナーに容易かつ適切に備えさせることができる。
前記連接片を挟持片部の前端側に向かうに連れて次第に翼部の内面から離れる傾斜を持つように構成させておくこともある。
このようにした場合、一対の挟持片部間に壁パネルの接合端部を構成する屈曲板部を容易かつ確実に導入させることができる。
また、前記課題を解決するために、この発明にあっては壁パネルの接合構造を、 C型チャンネル状をなす壁パネルの支持材の開放部より背部を先にして両翼部を弾性変形させながらこの支持材にはめ込まれた前記ファスナーの両翼部間に、
接合端部にパネル背面側に向けて突き出す屈曲板部を有する壁パネルのこの屈曲板部を前方より受け入れさせて、
隣り合う壁パネル同士を、屈曲板部の外面を突き合わせた状態で接合させ合わせたものとした。
かかる接合構造にあっては、前記ファスナーの構造上の特徴によって、支持材へのファスナーの取り付け作業性が良く、かつ、ファスナーの取り付けられた支持材に対する壁パネルの取り付け作業性が良く、しかも、これらの取り付けを適切になすことができる。
この発明にかかるファスナーおよび接合構造によれば、壁下地材などに取り付け支持されている支持材に対しファスナーをはめ込む操作、および、はめ込まれたファスナーに壁パネルの屈曲板部を受け入れさせる操作のどちらをも、スムースかつ適切になすことができる。
以下、図1ないし図6に基づいて、この発明を実施するための最良の形態について説明する。
なお、ここで図1、図5および図6は、実施の形態にかかるファスナーFをそれぞれ示しており、また、図2は、支持材にファスナーFをはめ込んだ様子を、図3および図4は、図2の状態からファスナーFに隣り合う壁パネル300の接合端部301をそれぞれ前方から受け入れ保持させた状態を、(すなわち、接合構造J)それぞれ示している。
この実施の形態にかかるファスナーFは、建物に用いられる壁パネル300を接続させ合うために用いられるものである。また、かかるファスナーFは、隣り合う壁パネル300の接合端部301間のドライシールともなるものである。かかるファスナーFは、典型的には、ユニットバスを構成する壁パネル300同士の接続などに用いるのに適している。
また、この実施の形態にかかる接合構造Jは、かかるファスナーFによって隣り合う壁パネル300同士を接合されてなるものである。
かかるファスナーFは、C型チャンネル状をなす壁パネル300の支持材200にはめ込まれて、接合端部301にパネル背面側304に向けて突き出す屈曲板部302を有する壁パネル300同士を、屈曲板部302の外面302aを突き合わせた状態で接合させ合わせるものである。
支持材200は、水平断面をどの位置でも略一様とした長尺物であり、壁下地材400などに対して、チャンネル開放部201側を前方に向けた状態で起立状態に取り付け支持される。
図示の例では、かかる支持材200は、背板202と、この背板202の両側からそれぞれ前方に一体に突き出す両側板203、203と、この両側板203、203の前端からそれぞれ他方の側板203の側に向けて背板202と略平行をなすように一体に突き出す前板204と、この前板204の先端から後方に向けて側板203と略平行をなすように一体に突き出す戻り部205とを有している。戻り部205の先端と背板202の内面との間、および、戻り部205と側板203との間には、間隔が形成されている。そして、かかる一対の戻り部205の間が前記チャンネル開放部201として機能するようになっている。図示の例では、かかる支持材200は、背板202側において補強フレーム500を介して壁下地材400などへの取り付けフレーム600に接続されて前記起立状態に支持されるようになっている。(図4)
また、図示の例では、壁パネル300は、石膏ボードなどのパネル主体305の表面を鋼板などの化粧材306で覆うようにこのパネル主体305に化粧材306を接着などして構成されている。図示の例では、パネル主体305の上下方向にある端面から側方に化粧材306の端部が突き出されるようになっていると共に、このように突き出された端部が第一折り曲げ部301aにおいて略90度後方に折り曲げられて前記屈曲板部302を形成させている。図示の例では、化粧材306の端部はさらに、屈曲板部302の後端302bを第二折り曲げ部301bとして、屈曲板部302の内面302c側に略180度折り返されて、屈曲板部302の内面302c側に折り返し板部303を形成させている。この折り返し板部303の前端303aと屈曲板部302の基部との間には間隔が形成されている。
一方、ファスナーFは、プラスチックの押し出し成形によって構成されており、水平方向の断面形状をどの位置でも略一様とするように構成されている。
かかるファスナーFは、背部1とこの背部1から前方に突き出す両翼部2、2とを有しており、支持材200の開放部201より背部1を先にして両翼部2、2を弾性変形させながらこの支持材200にはめ込まれた後、両翼部2、2間に前方より壁パネル300の屈曲板部302を受け入れるように構成されている。
図示の例では、背部1の上下方向に沿った両側縁よりそれぞれ前方に向けて翼部2が突き出している。一対の翼部2、2の前端2aにはそれぞれ、この翼部2の外面に直交する向きに外側に突き出すフランジ2bが形成されている。また、一対の翼部2、2の外面にはそれぞれ、かかるフランジ2bに掛合面2dを向けた抜け止め凸部2cが形成されている。左右の抜け止め凸部2cの頂部2e間の間隔は前記開放部201の幅よりもやや大きくなっている。また、抜け止め凸部2cとフランジ2bとの間の一対の翼部2、2の外面間の間隔は前記開放部201の幅と略等しくなっている。また、抜け止め凸部2cの頂部2eと背部1との間に亘る翼部2の外面は、この抜け止め凸部2cの頂部2eに向かうに連れて次第に外向きに張り出すように傾斜している。
そして、この実施の形態にかかるファスナーFは、前記背部1に軟質部3又は薄肉部を備えている。図示の例では、かかる背部1の左右方向略中程の位置に軟質部3が形成されており、この軟質部3によって左側の背部1の一部および翼部2と、右側の背部1の一部および翼部2とが、この軟質部3を中心に一対の翼部2、2の前端2a間を狭める向きの弾性変形を可能とした状態で、(つまり軟質部3をヒンジ部とするようにして)つなぎ合わされた様になっている。かかる軟質部3は、この軟質部3を構成する軟質の樹脂材料を、ファスナーFにおけるこれよりも硬質の部分を構成する樹脂材料と一緒に押し出すことにより、ファスナーFの他部と一体不可分に備えさせられている。(いわゆる二色押し出し)後述する挟持片部4の軟質材4b、および、リップ7も同様の二色押し出しによってファスナーFの前記他部に一体不可分に備えさせられている。
これにより、この実施の形態にかかるファスナーFにあっては、支持材200の開放部201からこの支持材200内に、一対の翼部2、2を互いに近接させる向きに軟質部3を中心に弾性変形させながらはめ込み易く、支持材200に対するファスナーFの取り付け作業性を向上させることができる。そして、このように支持材200にはめ込んだ後、両翼部2、2間に前方より壁パネル300の屈曲板部302を受け入れさせることにより、隣り合う壁パネル300同士をファスナーFを介して接合させ合わせ、かつ、この接合箇所において支持材200に支持させることができる。
図示の例では、ファスナーFをその背部1を先にして支持材200の開放部201から支持材200内に押し込み操作すると、先ず翼部2の傾斜箇所2fが支持材200の前板204と戻り部205との間の外隅部に押し当てられて翼部2は徐々に内向きに窄められ、支持材200内へのファスナーFの背部1側からの入り込みが許容される。この後、ファスナーFのフランジ2bが支持材200の前板204に突き当てられる位置までファスナーFが支持材200に入れ込みきられると、翼部2の抜け止め凸部2cの頂部2eが戻り部205の後端より奥に位置され、翼部2は弾性復帰してその外面を戻り部205の外面に密着させるに至り、これによりファスナーFは支持材200にはめ込まれる。このように一度支持材200にはめ込まれたファスナーFは抜け止め凸部2cの作用によって支持材200から外れ出すことはない。
また、この実施の形態にかかるファスナーFにあっては、その両翼部2、2間に、合掌状に向き合った一対の、壁パネル300の接合端部301の挟持片部4を有している。それと共に、この一対の挟持片部4、4がそれぞれ、この挟持片部4と翼部2の内面との間に間隔を形成させるようにして、挟持片部4の前端側と翼部2の前端側とに亘る連接片5によって、翼部2に連接されている。
図示の例では、連接片5は、挟持片部4の前端側に向かうに連れて次第に翼部2の内面から離れるように傾斜状に設けられている。一方、挟持片部4は連接片5との連接箇所からその後端4aに向かうに連れて次第に翼部2の内面に近づく向きに傾斜しており、挟持片部4と連接片5との連接箇所にはエッジ部6が形成されている。そして、図示の例では、左右のかかるエッジ部6間の間隔が、壁パネル300の屈曲板部302の厚さの二倍と略等しいか、これよりもやや小さくなるようにしてある。
これにより、この実施の形態にあっては、支持材200にはめ込んだファスナーFの一対の挟持片部4、4間に、隣り合う壁パネル300の接合端部301を構成する屈曲板部302を入れ込む操作したときに、連接片5のストロークによって挟持片部4を一対の挟持片部4、4間の間隔を広げる向きにスムースに弾性変形させることができ、壁パネル300の屈曲板部302をファスナーF内に容易に受け入れ、かつ、これを適切に保持できる。
また、この実施の形態にあっては、連接片5が前記の向きの傾斜を有していることから、一対の挟持片部4、4間に壁パネル300の接合端部301を構成する屈曲板部302を容易かつ確実に導入させることができる。
図示の例では、ファスナーFの一対の挟持片部4、4間に、隣り合う壁パネル300の屈曲板部302を互いの外面302aを突き合わせた状態で入れ込みきると、左側の翼部2の挟持片部4と連接片5との間のエッジ部6が左側の折り返し板部303の前端303aに前方から引っかかり、かつ、右側の翼部2の挟持片部4と連接片5との間のエッジ部6が右側の折り返し板部303の前端303aに前方から引っかかり、ファスナーF内からの両屈曲板部302の抜け出しが阻止されるようになっている。
また、この実施の形態にあっては、ファスナーFの挟持片部4における壁パネル300の接合端部301の内面に接する箇所が軟質材4bによって構成されている。
図示の例にあっては、挟持片部4における他方の挟持片部4に向き合った面全体が軟質材4bによって覆われている。
また、この実施の形態にあっては、かかる挟持片部4の後端より奥において、左右の翼部2においてそれぞれ、この翼部2からファスナーFの内方に向けて突き出す軟質材よりなるリップ7が設けられている。図示の例では、左右一対のリップ7の先端間の間隔は、二枚の屈曲板部302、302の厚さと二枚の折り返し板部303、303の厚さとを足した寸法と略同じかこれよりやや小さくなるようにしてある。また、リップ7は屈曲板部302の後端302b側において折り返し板部303に先端を接しさせると共に、リップ7と背部1内面との間には水切り空隙Sが形成されるようになっている。
これにより、この実施の形態にかかるファスナーFにあっては、壁パネル300の接合端部301に対するファスナーFの保持力を強めることができると共に、屈曲板部302の外面302aを突き合わせた状態でファスナーFによって接合させ合わされた壁パネル300の屈曲板部302間からの水の進入を、リップ7および挟持片部4の軟質材4bを接合端部301に接しさせることにより二カ所で阻止する構造を、ファスナーFに容易かつ適切に備えさせることができる。
ファスナーFの斜視構成図 同使用状態を示す斜視図 同使用状態を示す斜視図 同使用状態を示す断面構成図 同断面図 同側面図 従来例を示した断面構成図
符号の説明
F ファスナー
J 接合構造
1 背部
2 翼部
3 軟質部
200 支持材
201 開放部
300 壁パネル
301 接合端部
302 屈曲板部
302a 外面

Claims (6)

  1. C型チャンネル状をなす壁パネルの支持材にはめ込まれて、接合端部にパネル背面側に向けて突き出す屈曲板部を有する壁パネル同士を、屈曲板部の外面を突き合わせた状態で接合させ合わせるファスナーであって、
    プラスチックの押し出し成形によって構成されていると共に、背部とこの背部から前方に突き出す両翼部とを有しており、
    支持材の開放部より背部を先にして両翼部を弾性変形させながらこの支持材にはめ込まれた後、両翼部間に前方より壁パネルの屈曲板部を受け入れるように構成されており、
    しかも、背部に軟質部を備えていることを特徴とする壁パネルの接合用ファスナー。
  2. 両翼部間に、合掌状に向き合った一対の、壁パネルの接合端部の挟持片部を有しており、
    この一対の挟持片部がそれぞれ、この挟持片部と翼部の内面との間に間隔を形成させるようにして、挟持片部の前端側と翼部の前端側とに亘る連接片によって、翼部に連接されていることを特徴とする請求項1に記載の壁パネルの接合用ファスナー。
  3. 挟持片部における壁パネルの接合端部の内面に接する箇所が軟質材によって構成されていることを特徴とする請求項2に記載の壁パネルの接合用ファスナー。
  4. 連接片が挟持片部の前端側に向かうに連れて次第に翼部の内面から離れるように傾斜していることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の壁パネルの接合用ファスナー。
  5. 挟持片部の後端より奥において、翼部からファスナーの内方に向けて突き出す軟質材よりなるリップが設けられていることを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれか1項に記載の壁パネルの接合用ファスナー。
  6. C型チャンネル状をなす壁パネルの支持材の開放部より背部を先にして両翼部を弾性変形させながらこの支持材にはめ込まれた請求項1〜請求項5記載のファスナーの両翼部間に、
    接合端部にパネル背面側に向けて突き出す屈曲板部を有する壁パネルのこの屈曲板部を前方より受け入れさせて、
    隣り合う壁パネル同士を、屈曲板部の外面を突き合わせた状態で接合させ合わせるようにしていることを特徴とする壁パネルの接合構造。
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