JPH0643110U - パネルの連結装置 - Google Patents
パネルの連結装置Info
- Publication number
- JPH0643110U JPH0643110U JP8280292U JP8280292U JPH0643110U JP H0643110 U JPH0643110 U JP H0643110U JP 8280292 U JP8280292 U JP 8280292U JP 8280292 U JP8280292 U JP 8280292U JP H0643110 U JPH0643110 U JP H0643110U
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- Japan
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- panel
- joiner
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 施工性、水密性の良いパネル連結装置を提供
すること。 【構成】 パネル5を建て並べて室の壁を形成する際、
パネル5の隣接する側縁部21同士を支柱17とジョイ
ナー18とによって連結する連結装置16において、ジ
ョイナー18は断面視本体25が略H形状をなし、この
本体25側部に1対の係合部29を突設したことを特徴
とする。又、ジョイナー本体25の脚部26と反対側に
1対のパネル保持部27を設け、パネル保持部27の先
端30は軟質材で形成した。
すること。 【構成】 パネル5を建て並べて室の壁を形成する際、
パネル5の隣接する側縁部21同士を支柱17とジョイ
ナー18とによって連結する連結装置16において、ジ
ョイナー18は断面視本体25が略H形状をなし、この
本体25側部に1対の係合部29を突設したことを特徴
とする。又、ジョイナー本体25の脚部26と反対側に
1対のパネル保持部27を設け、パネル保持部27の先
端30は軟質材で形成した。
Description
【0001】
本考案は、ユニット式浴室、あるいは間仕切り等のパネルの連結装置、更に詳 しくはパネルの連結装置の一部を構成するジョイナーに関する。
【0002】
ユニット式浴室、あるいは間仕切り等の壁を形成するパネル連結装置において 、従来、ジョイナー、もしくはスペーサを用いるパネルの連結装置として、下記 のものが知られている。 実開昭60−33210号公報に記載されたものは、パネル端部に予めスペー サを嵌着してから、支柱に挿入するとともに、そのパネル間の狭隙に細目地材を 打込むパネル連結装置である。 実開昭61−8212号公報に記載されたものは、細目地材に相当する部材を スペーサと一体成形し、そのスペーサをパネル端部に嵌着した後、支柱に挿入す るパネル連結装置である。 実開昭59−168414号公報に記載されたものは、支柱に予めジョイナー を装着しておき、そのジョイナーの開口部にパネルの端部を挿入するパネル連結 装置である。
【0003】
しかしながら上記のパネル連結装置は、部品数が多く、施工時にスペーサが 外れる場合があり、施工性が良いとは言い難く、又、水密性にも問題を残してい た。 においては、目地材をスペーサと一体成形している分だけのものより部品 数が少なくて済むが、パネルを支柱に挿入しにくく、施工性に問題を残していた 。又、水密性にも多少問題があった。 においては、施工時に支柱にジョイナーを挿入しづらく、又、水密性にも問 題があった。
【0004】 本考案は上記従来例の不都合を解消し、施工性、水密性の良いパネル連結装置 を提供することを目的とする。
【0005】
上記課題を解決するために本考案は、パネルを建て並べて室の壁を形成する際 、パネルの隣接する側縁部同士を支柱とジョイナーとによって連結する連結装置 において、前記ジョイナーは断面視本体が略H形状をなし、この本体側部に1対 の係合部を突設した。又、本体の脚部と反対側に1対のパネル保持部を設け、パ ネル保持部の先端は軟質材で形成した。
【0006】
上記手段によれば、ジョイナーの脚部を頭にして支柱の開口部から中に一杯に 差込むと、脚部が支柱の開口部と対向する面に当接する。この時ジョイナーの1 対の係合部は支柱の折曲片部に係合し、パネル保持部は支柱の開口部を臨む。次 いで隣接するパネルの側縁部を夫々このパネル保持部間に差込み、両パネル側縁 部間の隙間に目地材を叩き込んでパネルの連結が完了する。
【0007】
次に本考案の実施例を添付した図面により説明する。 図1は本考案のパネルの連結装置を適用したユニット式浴室の平面図、図2は 同じく側断面図である。 ユニット式浴室1は、地面Eの上に高さ調整可能な支持脚2等を介して床パン 3を設け、床パン3の縁部4上に後述するパネルの連結装置を介してパネル5同 士連結して立て並べることで壁を設け、パネル5の上部間に天井パネル6を載置 して形成する。床パン3には浴槽7を設置して洗い場8を設け、一方の壁のパネ ル5にはカウンター9を設けて、浴槽用の湯水混合栓10と洗い場用の湯水混合 栓11を設ける。又、このパネル5にはシャワー12、照明13、鏡14等を設 ける。尚、15は出入口のドアである。
【0008】 パネルを建て並べて室の壁を形成する際に用いる上述のパネル連結装置16は 、図4に示す様にパネル5と支柱17とジョイナー18とからなる。パネル5は 、表面19を鋼板等で形成し、裏面は四方の縁部を除いてプラスターボード、石 綿、グラスウール等の裏打ち材20で裏打ちしてある。パネル表面19の鋼板は 、側縁部21を背面方向(室外側)へ折曲げ、側縁部21の先端をこれと逆方向 に屈曲して屈曲部22を形成してある。
【0009】 支柱17は、図3に示す様に鋼板等を断面視みぞ形に折曲げたパネルの高さと 略同寸の長尺で、両端部を夫々内側に折曲げてパネル表面側内方へ突出した折曲 片部23を形成し、向い合う折曲片部23間に開口部24を設けた構成になって いる。
【0010】 支柱17の開口部24に挿入するジョイナー18は、パネル5の側縁部21を 支持して連結するので、図6に示す様にパネルの高さと略同寸の長尺をなす。又 、ジョイナー18の本体25は、図3に示す様に断面視支柱17内面に当接し開 口部の位置を安定させるための1対の脚部26と、脚部26の反対側に設けられ パネル5の側縁部21を保持するパネル保持部27と、左右の脚部26及びパネ ル保持部27を連結する一体部28とからなる略H形状をなし、この本体25の 側部に背面方向(室外側)に向って鋭角をなす係合部29を突設した。そしてパ ネル保持部27の先端30は、軟質材で背面方向(室外側)に折返して鉤状に形 成した。
【0011】 次に以上説明した本考案のパネルの連結装置16を用いて、パネル5を取付け る仕方を図3〜図5により説明する。 最初にジョイナー18の左右の脚部26を左右から押して開き幅を狭くした状 態で支柱17の開口部24から中に一杯に差込むと、図3に示す様に脚部26が 支柱17の開口部24と対向する面に当接する。この様に脚部26の開き幅を狭 くすることにより、簡単に支柱17に挿入できるので、施工性が良い。又、ジョ イナー18の1対の係合部29は、支柱17の折曲片部23と互いに弾発しつつ 係合し、ジョイナー18は支柱17から脱落しない。そしてパネル保持部27は 支柱17の開口部24を臨み、パネル保持部27間に形成される開口部31の位 置が安定する。
【0012】 次いで図4に示す様に隣接するパネル5の側縁部21を、片方ずつこのパネル 保持部27間の開口部31に差込むと、パネル保持部27の先端30がパネル5 の側縁部21に押されて弾性変形し、パネル5が脱落しない。更に図5に示す様 に両パネル側縁部21間の隙間32に目地材33を叩き込んでパネル5の連結が 完了する。両パネル側縁部21間の隙間32に叩き込む目地材33は、パネル間 からの水漏れを防止するため、室内側の面両端に止水部34を設ける。又、止水 部34は、打込む際奥へ入り込むのを防止するための役割もある。 目地材33は、パネルを固定するためヒレ形状35を設けている。ヒレ形状3 5は、防水機能を有しているので、水密性はたかい信頼性が得られる。この目地 材33によって水密性を確保することが出来る。
【0013】
以上詳述した様に本考案によれば、施工性、水密性の良いパネル連結装置を提 供することが出来る。
【図1】本考案のパネルの連結装置を適用したユニット
式浴室の平面図である。
式浴室の平面図である。
【図2】同じく側断面図である。
【図3】本考案のパネルの連結装置の支柱にジョイナー
を嵌合させた状態の平断面図である。
を嵌合させた状態の平断面図である。
【図4】同じく更にパネルの側縁部を嵌合させた状態の
平断面図である。
平断面図である。
【図5】おなじくパネルの側縁部間の隙間に目地材を挿
入してパネルの連結を完成させた状態の平断面図であ
る。
入してパネルの連結を完成させた状態の平断面図であ
る。
【図6】本考案のパネルの連結装置のジョイナーの斜視
図である。
図である。
5 パネル 16 パネルの連結装置 17 支柱 18 ジョイナー 21 パネルの側縁部 25 ジョイナーの本体 26 ジョイナーの脚部 27 ジョイナーのパネル保持部 29 ジョイナーの係合部 30 パネル保持部の先端
Claims (3)
- 【請求項1】 パネルを建て並べて室の壁を形成する
際、パネルの隣接する側縁部同士を支柱とジョイナーと
によって連結する連結装置において、前記ジョイナーは
断面視本体が略H形状をなし、この本体側部に1対の係
合部を突設したことを特徴とするパネルの連結装置。 - 【請求項2】 前記ジョイナー本体の脚部と反対側に1
対のパネル保持部を設けたことを特徴とする請求項1に
記載のパネルの連結装置。 - 【請求項3】 前記パネル保持部の先端は軟質材で形成
されていることを特徴とする請求項1に記載のパネルの
連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082802U JP2590696Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | パネルの連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992082802U JP2590696Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | パネルの連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643110U true JPH0643110U (ja) | 1994-06-07 |
JP2590696Y2 JP2590696Y2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=13784544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992082802U Expired - Lifetime JP2590696Y2 (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | パネルの連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2590696Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003268900A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Matsushita Electric Works Ltd | ユニットルームの壁パネルの連結構造 |
JP2007051487A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Hitachi Housetec Co Ltd | 壁パネルの接合用ファスナー、および、その接合構造 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP1992082802U patent/JP2590696Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003268900A (ja) * | 2002-03-18 | 2003-09-25 | Matsushita Electric Works Ltd | ユニットルームの壁パネルの連結構造 |
JP2007051487A (ja) * | 2005-08-19 | 2007-03-01 | Hitachi Housetec Co Ltd | 壁パネルの接合用ファスナー、および、その接合構造 |
JP4484788B2 (ja) * | 2005-08-19 | 2010-06-16 | 株式会社ハウステック | 壁パネルの接合用ファスナー、および、その接合構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2590696Y2 (ja) | 1999-02-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981112 |