JP4484207B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
感光体ドラム(像担持体)を回転駆動するギアは、製造上の限界からある程度偏心している。したがって、感光体ドラムを回転駆動すると、感光体ドラムとともに回転するギアの偏心による回転周期の位相が生じることになる。このような各感光体ドラムにおける位相が中間転写ベルト(又は被転写材)への転写タイミングに対して一致していないで位相差がある場合には、その位相差に応じた色ずれや滲みが生じてしまう。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
図1は画像形成装置としてのレーザプリンタを示す構成図であり、図2はその作像部を示す拡大図である。
その後、感光体ドラム1の表面は、露光部7(図1を参照できる。)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によって静電潜像が形成される(露光工程である。)。
詳しくは、現像部5内には、トナーとキャリアとからなる現像剤Gが収容されている。現像部5内の現像剤Gは、トナー濃度センサ57によって検知される現像剤G中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。すなわち、現像部5内のトナー消費に応じて、トナー搬送パイプ43からトナー補給口44を介して現像剤収容部54内に、トナーが補給される。
最後に、感光体ドラム1の表面は、不図示の除電部との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写バイアスローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y、1M、1C、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
詳しくは、給紙部26には、転写紙等の被転写材Pが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上の被転写材Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
その後、被転写材Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置本体100外に排出された被転写Pは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
図3は、プロセスカートリッジ6の感光体ドラム1が、装置本体100の駆動系60に装着された状態を上方から示す断面図である。なお、図3にて、感光体ドラム1以外のプロセスカートリッジ6の構成部材の図示は省略している。
DCブラシレスモータ61は、装置本体100の側板90にブラケットを介して固設されている。DCブラシレスモータ61の回転軸には駆動ギア62が設けられている。駆動ギア62は、駆動軸64と一体的に回転するギア63に噛合する。駆動軸64には、感光体ドラム1の端面に設けられたフランジ11の係合部に係合するジョイント65が挿設されている。
詳しくは、感光体ドラム1の装着時には、面板95を外した状態の装置本体100に対して、感光体ドラム1を駆動系60に向けて挿入する。このとき、駆動系60の駆動軸64が、感光体ドラム1の軸受に挿入される。さらに、駆動系60におけるジョイント65の爪部材が、スプリングの付勢力によって、感光体ドラム1の係合部に係合される。そして、感光体ドラム1の挿入が完了した後に、面板95を側板90に固定することで、装置本体100に対する感光体ドラム1の位置が定まる。
なお、3つの感光体ドラム1Y、1M、1Cを回転駆動する第2の駆動系60Cは、1つのDCブラシレスモータ61に設置された駆動ギア62から、ギア列(不図示である。)を介して、3つの感光体ドラム1Y、1M、1Cの軸上にそれぞれ設置されたギア63にそれぞれ駆動力を伝達する。
なお、本実施の形態では、フォトセンサ80K、80Cとして、透過型フォトセンサを用いたが、その代わりに反射型フォトセンサを用いることもできる。
なお、起立部63aK、63aCは、ギア63K、63Cに対して着脱自在に構成することが好ましい。これにより、ギア63K、63Cが成形された後の偏心検査の結果に基いて起立部63aK、63aCを設置して、回転基準位置を最適に設定することができる。
図5は、2つの駆動系60K、60Cのフォトセンサ80K、80Cで検出される信号の例を示すチャートである。第1の駆動系60Kと第2の駆動系60Cとにギア偏心による位相差が生じている場合(モノクロモードからフルカラーモードへの切り替え時等である。)には、図5に示すように、第1のフォトセンサ80Kの出力S1(黒色感光体センサ信号)と、第2のフォトセンサ80Cの出力S2(カラー感光体センサ信号)と、にも同様の位相差が生じる。なお、図5において、横軸はギア63(又は感光体ドラム1)の回転角度を示す。
そして、図6に基いて、検出時間が±40msec(角度差が±22.5°)の範囲内になるように、2つの駆動系60K、60Cが駆動制御される。すなわち、双方のギア63K、63Cの回転基準位置(起立部63aK、63aC)が一致又は近似するように、2つの駆動系60K、60Cが駆動制御される。
図5に示す破線S1´、S2´は、起立部63aK、63aCを180°の円弧状ではなくて極小の角度の円弧状で形成した場合の、フォトセンサ出力を示すものである。このような場合には、破線S1´、S2´に示すように、制御開始から最初に信号の切り替えを検出するまでの時間(角度A´)が感光体ドラムの半周回転する時間よりも長くなることがある。したがって、短時間で回転基準位置を位置合わせするのが難しくなってしまう。
また、本実施の形態では、2つの駆動系60K、60Cをそれぞれ独立して回転数可変制御ができるように構成しているために、1つの駆動系のみ回転数可変制御する場合と比較して、可変制御に係わる時間が短縮される。また、1つの駆動系のみの回転数変動率が大きくなって、感光体ドラム1や中間転写ベルト8のダメージが大きくなる不具合も未然に防止される。
6、6Y、6M、6C、6K プロセスカートリッジ(作像部)、
60 駆動系、 60K 第1の駆動系、 60C 第2の駆動系、
61 DCブラシレスモータ、 62 駆動ギア、
63、63K、63C ギア、
63a、63aK、63aC 起立部、 70 制御部、
80、80K、80C フォトセンサ(検出手段)、
90 側板、 95 面板、
100 画像形成装置本体(装置本体)。
Claims (4)
- 複数の像担持体と、
前記複数の像担持体を複数の駆動系に分けてそれぞれ回転駆動する駆動手段と、
前記複数の駆動系によって回転駆動される像担持体の回転基準位置をそれぞれ検出する複数の検出手段と、
前記複数の検出手段の検出結果に基いて前記複数の像担持体の回転基準位置が一致又は近似するように前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
を備え、
前記複数の駆動系は、それぞれ、前記像担持体とともに回転するギアを備え、
前記ギアは、その偏心位置を基準に設定されて前記回転基準位置となる半円弧状の起立部を備え、
前記半円弧状の起立部は、その円弧長が、前記像担持体の半周ピッチに対応するように形成され、
前記検出手段は、前記起立部の有無を検出するフォトセンサであり、
前記駆動制御手段は、2つの前記フォトセンサのうちいずれか一方のフォトセンサにおける前記起立部の有無を検出する検出結果と他方のフォトセンサにおける前記起立部の有無を検出する検出結果とに基づいて、当該2つのフォトセンサに対応するそれぞれの前記像担持体の回転数を増減して当該像担持体の前記回転基準位置が一致又は類似するように当該像担持体に対応する前記駆動手段を駆動制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数の駆動系は、それぞれ、DCブラシレスモータを備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記複数の駆動系は、黒色の画像形成に係わる像担持体を回転駆動する第1の駆動系と、黒色以外のカラーの画像形成に係わる像担持体を回転駆動する第2の駆動系と、であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記複数の駆動系は、それぞれ、回転駆動する像担持体の回転数を可変できるように構成され、
前記駆動制御手段は、前記複数の駆動系による回転数を可変して前記複数の像担持体の回転基準位置が一致又は近似するように制御することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
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