JP2000250285A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2000250285A
JP2000250285A JP11054114A JP5411499A JP2000250285A JP 2000250285 A JP2000250285 A JP 2000250285A JP 11054114 A JP11054114 A JP 11054114A JP 5411499 A JP5411499 A JP 5411499A JP 2000250285 A JP2000250285 A JP 2000250285A
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隆己 前田
Kazunori Nakamura
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 副走査方向のAC成分の位置ずれを低減して
印字品質の劣化を防ぐことができるカラー画像形成装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数の感光体6k,6y,6m,6c各
々の駆動を独立に行う複数の駆動モータ5k,5y,5
m,5cと、複数の駆動モータ各々の回転駆動制御を独
立に行う複数のモータ回転制御部4k,4y,4m,4
cと、複数の感光体各々の回転位相を検出するための複
数の回転位相検出部7k,7y,7m,7cと、基準と
なる感光体6kの回転位相に対する他感光体6y,6
m,6cの回転位相差を算出する回転位相差算出部3
と、印字動作時において回転位相差を設定する位相補正
設定部1と、算出された回転位相差と設定された回転位
相差とに基づいて他感光体の回転位相を補正する位相補
正制御部2とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のレーザ走査
ユニットにより複数の感光体を各々走査して各感光体に
形成する画像の副走査方向レジストレーションを制御す
るカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式を採用した画像
形成装置においては像担持体としての感光体を帯電器に
より帯電し、この感光体に画像情報に応じた光照射を行
って潜像を形成し、この潜像を現像器によって現像して
得た像をシート材等に転写して画像を形成することが行
われている。
【0003】一方、画像のカラー化にともなって、上
記、各画像形成プロセスがなされる画像形成ステーショ
ンを複数備えて、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、
好ましくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に
形成し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を
重ねて転写することによりフルカラー画像を形成するタ
ンデム方式のカラー画像形成装置が提案されている。か
かるタンデム方式のカラー画像形成装置は各色ごとにそ
れぞれの画像形成部を有するため、高速化に有利であ
る。
【0004】しかしながら、異なる画像形成部で形成さ
れた各画像の位置合わせ(レジストレーション)を如何
に良好に行うかの点で問題点を有している。なぜなら
ば、シート材に転写された4色の画像形成位置のずれ
は、最終的には色ずれとしてまたは色調の変化として現
れてくるからである。
【0005】そこで、予め色ずれの基準となるパターン
(以下、「レジストレーションパターン」と称す)を描
画し、複数のセンサーによってレジストレーションパタ
ーンを検出(色ずれ検出)し、その結果からずれ量を算
出し、そのずれ量に応じて、各画像の位置合わせ(色ず
れ補正)を行う。
【0006】以下、従来のカラー画像形成装置の動作、
色ずれ検出動作について説明する。
【0007】図9は一般的なカラー画像形成装置を示す
構成図であり、図10は色ずれ検出部を示す構成図、図
11は中間転写材上のレジストレーションパターンと色
ずれ検出部の配置を示す配置図、図12は従来の駆動部
を示すブロック図である。
【0008】図9において、21k,21y,21m,
21cは画像ステーション、22k,22y,22m,
22cは像担持体としての感光体、23k,23y,2
3m,23cは帯電器、24k,24y,24m,24
cは現像器、25k,25y,25m,25cはクリー
ニング器、26k,26y,26m,26cは露光器、
27は転写部、28k,28y,28m,28cは転写
部27を構成する転写器、29k,26y,29m,2
9cはレーザ光、30、31は後述の中間転写ベルト3
2を駆動するための駆動ローラ、32は中間転写材とし
ての中間転写ベルト、33は制御部、34は給紙カセッ
ト、35はシート材、36は給紙ローラ、37はシート
材転写ローラ、38は定着器、38aは加熱ローラ、3
9は色ずれ検出部(センサユニット)である。
【0009】また、図10、図11において、39、3
9a、39bはセンサユニット、40はイメージセンサ
(CCD)、40a、40bはCCD40内の画素、4
1はランプ等の光源、42はセルフォックレンズアレ
イ、43〜46はトナー像である。
【0010】さらに、図12において、50は制御部
(図9の制御部33に同じ)、51はモータ回転制御
部、52は駆動モータ、53は駆動伝達部、54は回転
移動部である。なお、図12において、実線は電気系で
あることを示し、点線は機械系であることを示す。
【0011】まず、図9における配置等について説明す
る。画像形成装置は4つの画像ステーション21k,2
1y,21m,21cが配置され、各画像ステーション
21k,21y,21m,21cは像担持体としての感
光体22k,22y,22m,22cをそれぞれに有す
る。また、その周りには専用の帯電器23k,23y,
23m,23c、画像情報に応じたレーザ光29k,2
6y,29m,29cを各々の感光体22k,22y,
22m,22cに照射するための走査光学系の露光器2
6k,26y,26m,26c、現像器24k,24
y,24m,24c、転写部27内の転写器28k,2
8y,28m,28c、クリーニング器25k,25
y,25m,25cがそれぞれ配置されている。ここ
で、画像ステーション21k,21y,21m,21c
はそれぞれブラック画像,イエロー画像,マゼンタ画
像,シアン画像を形成するところである。一方、各画像
ステーション21k,21y,21m,21cを通過す
る態様で、感光体22k,22y,22m,22cの下
方に無担ベルト状の中間転写ベルト32が配置され、矢
印A方向へ移動する。
【0012】以上のような構成において、まず第1の画
像形成ステーション21kの帯電器23k及び露光器2
6k等の公知の電子写真プロセス手段により感光体22
k上に画像情報のブラック成分色の潜像を形成した後、
この潜像は現像器24kでブラックトナーを有する現像
材によりブラックトナー像として可視像化され、転写器
28kで中間転写ベルト32にブラックトナー像が転写
される。
【0013】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
32に転写されている間に第2の画像形成ステーション
21yではイエロー成分色の潜像が形成され、続いて現
像器24yでイエロートナーによるイエロートナー像が
得られ、先の第1の画像ステーション21kで転写が終
了した中間転写ベルト32にイエロートナー像が第2の
画像ステーション21yの転写器28yにて転写されブ
ラックトナー像と重ね合わされる。
【0014】以下、マゼンタトナー像、シアントナー像
についても同様な方法で画像形成が行われ、中間転写ベ
ルト32にも4色のトナー像の重ね合わせが終了する
と、給紙ローラ36により給紙カセット34から給紙さ
れた紙等のシート材35上にシート材転写ローラ37に
よって4色のトナー像が一括転写搬送され、定着器38
で加熱定着され、シート材35上にフルカラー画像が得
られる。
【0015】なお、転写が終了したそれぞれの感光体2
2k,22y,22m,22cはクリーニング器25
k,25y,25m,25cで残留トナーが除去され、
引き続き行われる次の像形成に備えられ、印字動作は完
了する。
【0016】図12に示すように、駆動部の制御は、装
置全体の動作を制御するCPU等の制御部50の制御信
号に応じて、モータ回転制御部51が駆動モータ52を
起動し、その回転数の制御を行って回転駆動の制御を行
う。駆動伝達部53は、駆動モータ52の回転軸からギ
ヤ等により回転移動部54に駆動力を伝達し、感光体2
2k,22y,22m,22cや、中間転写ベルト32
や、定着器38内の加熱ローラ38a等を含む回転移動
部54が回転駆動される。駆動モータ52として公知の
ステッピングモータ(図示せず)を使用する場合、モー
タ回転制御手段51は、回転数に対応した周波数の制御
信号を出力して回転数の制御を行う。一方、駆動モータ
52としてDCモータ(図示せず)を使用する場合、モ
ータ回転制御部51は、例えばPLL制御方式で駆動モ
ータの回転数の制御を行う。すなわち、回転する駆動モ
ータ52の回転数に比例した周波数を発生するFG信号
aを検出し、基準となるクロック周波数(図示せず)に
対して、FG信号aの位相および周波数が一致するよう
に制御し、定速回転制御を行う。
【0017】以上のような構成で、一連のカラー画像を
形成するが、電源オン時や、各々の画像ステーション2
1k,21y,21m,21cの交換、画像形成装置の
設置状態、機内の温度変化等による各画像形成ステーシ
ョンの位置ずれ、走査光学系の取り付けずれ等により色
ずれが発生し、主走査方向の位置ずれや副走査方向の位
置ずれ等となって現れる。そこで、電源オン時や、各々
の画像ステーション21k,21y,21m,21cの
交換時、機内の温度変化毎に色ずれ検出・補正動作を行
う。
【0018】図9に示すように、各画像ステーション2
1k,21y,21m,21cの下流側に、色ずれを検
出するためのセンサユニット39が配置されている。図
10に示すように、センサユニット39は、CCD4
0、ランプ等の光源41及び反射光をCCD40に結像
するためのセルフォックレンズアレイ42からなり、図
11に示すように、センサユニット39はCCD40内
の画素40a、40bが中間転写ベルト32の搬送方向
Aと直角に交わる線上に配置され、中間転写ベルト32
上の画像形成開始開始位置付近と画像形成終了位置付近
に2つ配置されている。
【0019】以上のような構成において、色ずれ検出動
作について説明する。前記印字動作と同様に、予めきめ
られた直線や図形等のレジストレーションパターンを形
成、例えば中間転写ベルト32の進行方向Aと直角に交
わる線上に露光器26k,26y,26m,26cの走
査開始位置を含む図11の点線47上と走査終了位置を
含む図11の点線48上とに予めきめられた間隔で各色
毎にトナー像43,44,45,46として転写させ、
センサユニット39a及び39bにて各色の位置ずれ
(色ずれ)量を測定する。例えば、主走査方向(図11
のA方向に対して垂直方向)の位置ずれは、図11に示
すように、中間転写ベルト32上の各色のレジストレー
ションパターン43,44,45,46がセンサユニッ
ト39a内のCCD40aを通過するときに、各色の主
走査方向の書き出し開始位置を検出し、予め決められた
設計値との誤差を位置ずれとして検出する。また、副走
査方向(図11のA方向)の位置ずれは、図11に示す
ように、中間転写ベルト32上の各色のレジストレーシ
ョンパターン43,44,45,46がセンサユニット
39a内のCCD40aを通過する時間T1と予め決め
られた設計値の時間差(ΔT1=T−T1、Tは予め決
められた設計値)と搬送速度vより各色の位置ずれ(Δ
Y1=ΔT1・v)を演算することで、検出する。さら
に、他のスキュー誤差(主走査方向の傾斜)や主走査方
向倍率誤差(主走査方向の印字領域幅の誤差)において
も、それぞれに対応する所定の形状のレジストレーショ
ンパターンを形成し、検出・演算を行うことで検出する
ことができる。
【0020】このようにして検出した各種の色ずれに対
する補正動作について説明する。主走査方向の位置ずれ
は、主走査方向の書き出し開始位置を決定する制御部3
3において、露光器26k,26y,26m,26cの
画像データ書き出しタイミングを各色に対して独立に制
御することによって、主走査方向の書き出し開始位置を
補正する。また、副走査方向位置ずれは、副走査方向の
印字領域を示す副走査方向の書き込みタイミング信号を
各色に対して独立に制御することによって副走査方向の
印字領域を制御し、副走査方向の位置ずれを補正する。
さらに、スキュー誤差や主走査方向倍率誤差について、
画像処理技術を用いた補正を行う。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
レジストレーション調整方法における副走査方向の位置
ずれに対する補正は、レジストレーションパターンを繰
返し形成させた場合にどの位置においても各色のパター
ンが常に一定の位置ずれになるとみなされる位置ずれ
(以下、「DC成分の位置ずれ」と称す)を検出して補
正する方式を採っており、次に説明する要因により発生
する周期変動によるレジストレーションパターンの位置
ずれ(以下、「AC成分の位置ずれ」と称す)に対する
補正を行うことができない。このAC成分の位置ずれ
は、各色の感光体表面の速度変動や、中間転写ベルト表
面の速度変動等に起因して発生する。各色の感光体表面
の速度変動は、駆動を行う駆動モータの回転変動や、駆
動モータの駆動力を伝達する伝達ギヤ列で発生するピッ
チむら、ギヤの偏心回転による速度変動あるいは感光体
自体の偏心回転による速度変動等に起因して発生し、感
光体の周長を変動周期として発生し、各色それぞれのA
C成分の変動位相がばらつくことによって発生する。ま
た、中間転写ベルト表面の速度変動は、駆動を行う駆動
モータの回転変動や、駆動モータの駆動力を伝達する伝
達ギヤ列で発生するピッチむら、ギヤの偏心回転による
速度変動あるいは駆動ローラ等の偏心回転等に起因して
発生し、中間転写ベルトの周長を変動周期として発生す
る。このような感光体や中間転写ベルトの速度変動によ
るAC成分の位置ずれによって副走査方向の位置ずれが
発生し、印字品質の劣化という問題点を有していた。
【0022】このカラー画像形成装置では、各色の感光
体表面の速度変動に起因して発生するAC成分の位置ず
れを低減するために、各色の感光体の回転位相を検出
し、基準となる所定の感光体の回転位相に対して他の複
数の感光体が所定の位相差で回転するように駆動モータ
それぞれを独立に回転駆動し、各色の感光体の回転位相
を独立に制御することにより、副走査方向のAC成分の
位置ずれを低減し、印字品質の劣化を防ぐことが要求さ
れている。
【0023】本発明は、副走査方向のAC成分の位置ず
れを低減して印字品質の劣化を防ぐことができるカラー
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のカラー画像形成装置は、感光体と感光体に形
成された潜像をトナー画像として顕画化する現像器とを
有する複数の画像ステーションと、複数の画像ステーシ
ョンで形成されたトナー画像を中間転写材へ転写し搬送
する転写部と、複数の画像ステーション内の感光体の各
々に光を照射し潜像を形成する複数の露光器とを有し、
複数の画像ステーションで顕画化されたトナー画像を中
間転写材に順次重ね合わせて合成像を形成するカラー画
像形成装置であって、複数の感光体それぞれの駆動を独
立に行う複数の駆動モータと、複数の駆動モータそれぞ
れの回転駆動制御を独立に行う複数のモータ回転制御部
と、駆動モータに回転駆動された複数の感光体それぞれ
の回転位相を検出するための複数の回転位相検出部と、
複数の回転位相検出部で検出された回転位相のうち基準
となる所定の感光体の回転位相に対する他の複数の感光
体の回転位相差を算出する回転位相差算出部と、印字動
作時において回転位相差を設定する位相補正設定部と、
算出された回転位相差と設定された回転位相差とに基づ
いて感光体の回転位相を補正する位相補正制御部とを有
する構成を備えている。
【0025】これにより、副走査方向のAC成分の位置
ずれを低減し、印字品質の劣化を防ぐことが可能なカラ
ー画像形成装置が得られる。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のカラー
画像形成装置は、感光体と感光体に形成された潜像をト
ナー画像として顕画化する現像器とを有する複数の画像
ステーションと、複数の画像ステーションで形成された
トナー画像を中間転写材へ転写し搬送する転写部と、複
数の画像ステーション内の感光体の各々に光を照射し潜
像を形成する複数の露光器とを有し、複数の画像ステー
ションで顕画化されたトナー画像を中間転写材に順次重
ね合わせて合成像を形成するカラー画像形成装置であっ
て、複数の感光体それぞれの駆動を独立に行う複数の駆
動モータと、複数の駆動モータそれぞれの回転駆動制御
を独立に行う複数のモータ回転制御部と、駆動モータに
回転駆動された複数の感光体それぞれの回転位相を検出
するための複数の回転位相検出部と、複数の回転位相検
出部で検出された回転位相のうち基準となる所定の感光
体の回転位相に対する他の複数の感光体の回転位相差を
算出する回転位相差算出部と、印字動作時において回転
位相差を設定する位相補正設定部と、算出された回転位
相差と設定された回転位相差とに基づいて感光体の回転
位相を補正する位相補正制御部とを有することとしたも
のであり、算出された各感光体の回転位相差と設定され
た各感光体の回転位相差とに基づいて各感光体の回転位
相を独立に補正することができるので、複数の感光体の
回転位相を精度良く制御することができ、副走査方向の
AC成分の位置ずれが発生した場合にも、その位置ずれ
を低減して印字品質の劣化を防ぐことができるという作
用を有する。
【0027】請求項2に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1に記載のカラー画像形成装置において、モータ
回転制御部はPLL制御により駆動モータの回転数制御
を行い、位相補正制御部はモータ回転制御部が入力する
PLL基準クロックの周波数を制御することで感光体の
回転位相を制御することとしたものであり、感光体の回
転位相の補正が正確に行われるという作用を有する。
【0028】請求項3に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1または2に記載のカラー画像形成装置におい
て、複数の各画像ステーションで形成され、転写部に順
次転写され搬送される各色のレジストレーションパター
ンを検出するレジストレーション検出部を備え、位相補
正設定部はレジストレーション検出部により検出したレ
ジストレーションの補正値により回転位相差を設定する
こととしたものであり、位相補正制御部は回転位相差算
出部により算出された前記回転位相差およびレジストレ
ーションの検出値に基づいて複数の感光体の回転位相を
制御することができるので、複数の感光体の回転位相を
精度良く制御することができるという作用を有する。
【0029】請求項4に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1または2に記載のカラー画像形成装置におい
て、キー入力信号または外部入力信号による各種設定が
可能な入力設定部を備え、位相補正設定部は入力設定部
によって設定された補正値によって回転位相差を設定す
ることとしたものであり、入力設定部におけるユーザの
設定値に基づいて複数の感光体の回転位相を精度良く制
御することができるという作用を有する。
【0030】請求項5に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1乃至4のいずれか1に記載のカラー画像形成装
置において、位相補正制御部は、感光体の回転位相の補
正を、印字動作開始前、複数の画像ステーションのいず
れかの交換もしくは調整後、装置の電源投入後または印
字動作中に詰まった印字用紙を取り除くジャム処理後に
行うこととしたものであり、待機中、画像ステーション
の交換もしくは調整前または装置電源投入前に複数の複
数の感光体のいずれかの回転位相がずれても、あるいは
ジャム処理によって複数の感光体のいずれかの回転位相
がずれても、そのずれた回転位相の補正を行って所定の
回転位相で回転するように制御することができるという
作用を有する。
【0031】請求項6に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画像形成
装置において、位相補正制御部は、複数の感光体のうち
で特定の1つを基準とし、基準となる感光体を駆動する
駆動モータである基準駆動モータのPLL基準クロック
の周波数を基準周波数として、基準駆動モータに対する
他駆動モータのPLL基準クロックの周波数を定められ
た期間のみ基準周波数より下げることで感光体の回転位
相を遅らせる方向に制御して感光体の位相補正を行うこ
ととしたものであり、感光体の回転位相を遅らせる場合
(つまり回転速度を下げる場合)に精度良く制御するこ
とができるという作用を有する。
【0032】請求項7に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画像形成
装置において、位相補正制御部は、複数の感光体のうち
で特定の1つを基準とし、基準となる感光体を駆動する
基準駆動モータのPLL基準クロックの周波数を基準周
波数として、基準駆動モータに対する他駆動モータのP
LL基準クロックの周波数を定められた期間のみ基準周
波数より上げることで感光体の回転位相を早める方向に
制御して感光体の位相補正を行うこととしたものであ
り、感光体の回転位相を早める場合(つまり回転速度を
上げる場合)に精度良く制御することができるという作
用を有する。
【0033】請求項8に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画像形成
装置において、位相補正制御部は、複数の感光体のうち
で特定の1つを基準とし、基準となる感光体を駆動する
駆動モータである基準駆動モータのPLL基準クロック
の周波数を基準周波数として、基準駆動モータに対する
他駆動モータのPLL基準クロックの周波数を位相補正
量に応じて定められた期間のみ基準周波数より上げるか
または下げるかを判別して、位相補正処理時間が短くな
る方向に感光体の回転位相を制御して感光体の位相補正
を行うこととしたものであり、感光体の回転位相補正の
処理時間が短縮されかつその回転位相を精度良く制御す
ることができるという作用を有する。
【0034】請求項9に記載のカラー画像形成装置は、
請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画像形成
装置において、位相補正制御部は、複数の感光体のうち
で特定の1つを基準と、基準となる感光体を駆動する駆
動モータである基準駆動モータのPLL制御の基準クロ
ックの周波数を基準周波数として、基準駆動モータに対
する他駆動モータのPLL基準クロックの周波数を基準
周波数に対して、定められた期間を一定時間単位で位相
補正量に応じて数段階に切替えて制御することで、駆動
モータ回転速度の加減速制御を行い、位相補正処理時間
が短くなるように制御して感光体の位相補正を行うこと
としたものであり、感光体の回転位相補正の処理時間が
短縮されかつその回転位相を精度良く制御することがで
きるという作用を有する。
【0035】請求項10に記載のカラー画像形成装置
は、請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画像
形成装置において、位相補正制御部は、PLL制御の基
準となる基準クロックによって複数のそれぞれの駆動モ
ータを起動して回転させた状態で、それぞれのPLL制
御の基準クロックの周波数を制御することとしたもので
あり、駆動モータに駆動される感光体を回転させた状態
で、感光体の回転位相を精度良く制御することができる
という作用を有する。
【0036】請求項11に記載のカラー画像形成装置
は、請求項1乃至10のいずれかに1に記載のカラー画
像形成装置において、位相補正設定部は、回転位相差の
設定値を不揮発性メモリに記憶することとしたものであ
り、各色のレジストレーションパターンの検出の処理回
数を削減すること、または位相補正値の再指定処理を削
減することが可能になるという作用を有する。
【0037】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図11を参照しながら説明する。
【0038】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1によるカラー画像形成装置の駆動部を示すブロック
図である。
【0039】図1において、1は位相補正設定部、2は
位相補正制御部、3は回転位相差算出部、4k,4y,
4m,4cはそれぞれブラックK,イエローY,マゼン
タM,シアンCのモータ回転制御部、5k,5y,5
m,5cはそれぞれブラックK,イエローY,マゼンタ
M,シアンCの感光体駆動モータ、6k,6y,6m,
6cはそれぞれブラックK,イエローY,マゼンタM,
シアンCの感光体、7k,7y,7m,7cはそれぞれ
感光体6k,6y,6m,6cの回転軸上に配設された
回転位相検出部である。図1の位相補正設定部1、位相
補正制御部2、回転位相差算出部3は図9の制御部33
内に配置される。
【0040】以上のように構成されたカラー画像形成装
置の駆動部について、その配置、機能、動作等を図2〜
図8を用いて説明する。図2は回転位相検出部7k,7
y,7m,7cを示す構成図であり、図3(a)〜
(d)は各感光体6k,6y,6m,6cのホーム信号
を示すタイミング図、図4(a)〜(d)は各色の副走
査方向の位置ずれのAC成分の位相信号を示すタイミン
グ図、図5(a)〜(h)は位相補正制御前における各
感光体のホーム信号と各色の副走査方向の位置ずれのA
C成分の位相信号との関係を示すタイミング図、図6
(a)〜(h)は位相補正制御後における各感光体のホ
ーム信号と各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位
相信号との関係を示すタイミング図、図7は図1の駆動
部における感光体の位相補正制御の動作を示すフローチ
ャート、図8(a)、(b)は位相制御のための感光体
駆動モータ5k,5y,5m,5cの速度設定切替えを
示す説明図である。
【0041】図1において、感光体駆動モータ5k,5
y,5m,5cとしては公知のDCモータを使用し、内
部に回転速度を検出するホール素子が備えられ(図示せ
ず)、そのホール素子からの周波数信号FGk、FG
y、FGm、FGcがモータ回転制御部4k,4y,4
m,4cにそれぞれ入力されている。ここでモータ回転
制御手段4k,4y,4m,4cはPLL(フェーズ・
ロック・ループ)制御回路(図示せず)であり、入力さ
れる基準クロック(図示せず)と前記周波数信号に対し
て位相及び周波数が一致するように駆動モータ5k,5
y,5m,5cの回転速度を制御し、駆動モータ5k,
5y,5m,5cは基準クロック周波数に対応する一定
速度で回転する。
【0042】感光体6k,6y,6m,6cは、駆動モ
ータ5k,5y,5m,5cによってそれぞれ回転駆動
され、図9に記載のブラックK、シアンC、マゼンタ
M、イエローYの各画像形成ステーション21k,21
y,21m,21c内に備わる感光体22k,22y,
22m,22cと同一のものである。回転位相検出部7
k,7y,7m,7cは、図2に示すようにホーム位置
検出用のエンコーダ板10k,10y,10m,10c
と透過センサ11k,11y,11m,11cを備えて
おり、感光体1回転周期内のホーム信号として出力し、
感光体6k,6y,6m,6cそれぞれの回転位相を検
出するものである。なお、12k,12y,12m,1
2cは感光体6k,6y,6m,6cの回転軸である。
【0043】図3において、Kのホーム信号,Yのホー
ム信号,Mのホーム信号,Cのホーム信号はそれぞれ、
回転位相検出部7k,7y,7m,7cの出力信号であ
る。
【0044】図1において、回転位相差算出部3は、回
転位相検出部7k,7y,7m,7cから出力されたK
のホーム信号,Yのホーム信号,Mのホーム信号および
Cのホーム信号から、Kのホーム信号に対するYMC各
色のホーム信号の位相ずれ時間を算出する。また位相補
正設定部1は、位相補正を実施するか否かの設定、およ
び位相補正を実施する場合には印字動作時における感光
体6y,6m,6cの回転位相差の設定を行う。位相補
正設定部1は、従来の技術で説明した色ずれ検出部39
と同等のものであり、その説明は省略する。また位相補
正設定部1は、ユーザによるキー入力信号または外部入
力信号による各種設定が可能な入力設定部を有するもの
であってもよい。
【0045】位相補正制御部2は、位相補正設定部1か
ら得られた印字動作時における感光体6kの回転位相に
対する他の複数の感光体6y,6m,6cの回転位相差
と、回転位相差算出部3から得られた感光体6kのKの
ホーム信号に対するYMC各色のホーム信号の位相差と
に基づいて、感光体6kのKのホーム信号に対するYM
C各色のホーム信号の位相補正量を算出し、PLL制御
の基準クロック周波数を切り替えて、YMC各色のホー
ム信号の位相補正制御を行うものである。また位相補正
制御部2は、位相補正設定部1から得られた印字動作時
における感光体6kの回転位相に対する他の複数の感光
体6y,6m,6cの回転位相差を不揮発性メモリ(図
示せず)に記憶する。ここで前記不揮発性メモリは、好
ましくはEEPROM(電気的書込み・消去可能なRO
M)あるいはフラッシュメモリ等が使用できるが、電源
をOFFしてもデータが消失しないメモリであればいず
れのメモリを使用してもよく、また、バックアップ電池
等により、電源をOFFしてもデータが消失しない機構
を設けてあれば、SRAM等のメモリを使用しても良
い。
【0046】次に、図1の駆動部における感光体位相補
正制御の動作を図7のフローチャートを用いて詳細説明
する。
【0047】まず、位相補正制御部2は、感光体6k,
6y,6m,6cを通常印字時の回転速度Voで駆動す
るためのPLL制御基準クロックfoをモータ回転制御
部4k,4y,4m,4cに設定して駆動モータ5k,
5y,5m,5cを駆動する。このとき、回転位相検出
部7k,7y,7m,7cからは、図3に示したように
それぞれ周期TopcのKのホーム信号,Yのホーム信
号,Mのホーム信号,Cのホーム信号が出力される。こ
こで、回転位相差算出部3によって、Kのホーム信号に
対するYMC各色のホーム信号の位相差の検出(S1)
を行い、TmY,TmM,TmCを算出する。
【0048】次に、位相補正制御部2は、色ずれAC成
分検出が必要か否かの判定(S2)を行う。すなわち、
色ずれAC成分検出可能な場合において、印字動作開始
前である場合、あるいは複数の画像ステーション21
k,21y,21m,21cのいずれかの交換された場
合、あるいは装置の電源投入後である場合、あるいは印
字動作中に印字用紙が装置内を正常に搬送されずに紙詰
まりを起こし、詰まった印字用紙を取り除くジャム処理
後である場合には、色ずれAC成分検出が必要と判定す
るものである。なお、印字動作開始前、ジャム処理後等
の情報はジャム検出部(図示せず)等から制御部33へ
入力される。
【0049】ステップ2で色ずれAC成分検出が必要と
判定された場合は、AC成分の色ずれ検出(S3)を行
い、色ずれAC成分検出が必要でないと判定された場合
は、位相補正後のホーム信号位相差設定値を前記不揮発
性メモリより読み込む(S6)。
【0050】次に、ステップ2で色ずれAC成分検出が
必要と判定された場合の処理について詳細に説明する。
すなわち、色ずれAC成分の検出(S3)を行い、次に
各色の色ずれAC成分のピーク位置位相差を算出し(S
4)、前記AC成分のピーク位置を合わせるための位相
補正設定値の算出を行う(S5)処理について詳細に説
明する。
【0051】まず、副走査方向の位置ずれのAC成分を
検出するために、Kの感光体22kによりレジストレー
ションパターンを中間転写ベルト32に形成する(S
3)。このレジストレーションパターンは従来の技術の
図10に示すように、中間転写ベルト32の進行方向A
と直角に交わる線上に、露光器26k,26y,26
m,26cの走査開始位置を含む直線上と走査終了位置
を含む直線上に予めきめられた間隔で、トナー像を順次
に転写して形成する。
【0052】次に、色ずれ検出部39(位相補正設定部
1)によりレジストレーションパターンを検出し、副走
査方向の位置ずれのAC成分の検出を行う(S3)。す
なわち、図10に示すように、レジストレーションパタ
ーンがセンサユニット39a内のCCD40aを通過す
る時間T1と予め決められた設計値の時間差(ΔT1=
T−T1、Tは予め決められた設計値)と搬送速度Vs
より各色の位置ずれ(ΔY1=ΔT1・v)を演算する
ことで検出する。この演算を個々のレジストレーション
パターン毎に順次に行い、副走査方向の位置ずれを検出
する。検出した副走査方向の位置ずれは、Kの感光体2
2k表面の速度変動や、中間転写ベルト32表面の速度
変動等に起因して発生するAC成分を含んでおり、Kの
感光体22kの速度変動に起因するAC成分のみを抽出
するために、検出データにバンド・パス・フィルタ等の
フィルタ処理を施す。このようにして、図4(a)に示
すように、Kの感光体22kの速度変動成分をKのAC
成分として検出することができ、このAC成分はKの感
光体22kの偏心等による速度変動を示すために1回転
周期Topcで変動する。従って、Kの印字開始位置から
1回転周期Topcに相当する距離Lopcの中にKの色ずれ
AC成分ピーク位置が存在し、その距離Lpkを検出でき
る。
【0053】次にY,M,Cについては、Kの印字開始
位置から1回転周期Topcに相当する距離Lopcの整数倍
の位置から印字を開始することで、それぞれの印字開始
位置から1回転周期Topcに相当する距離Lopcの中に色
ずれAC成分ピーク位置が存在し、その距離Lpy,Lp
m,Lpcを検出できる。なぜならば、感光体のホーム信
号は、感光体の1回転周期Topcに1度パルス信号とし
て発生し、また副走査方向の位置ずれのAC成分も1回
転周期Topcで変動するからである。
【0054】ここで、KのAC成分ピーク位置と他の色
Y,M,CのAC成分ピーク位置の位相遅れ時間をそれ
ぞれTacY,TacM,TacCとすると、TacY,Tac
M,TacCは次式(1)、(2)、(3)で示される
(図5参照)。
【0055】 TacY=(Lpy−Lpk)/Vs・・・・・(1) TacM=(Lpm−Lpk)/Vs・・・・・(2) TacC=(Lpc−Lpk)/Vs・・・・・(3) 従って、Y,M,CのAC成分ピーク位置をKのAC成
分ピーク位置に合わせるための位相補正設定値をそれぞ
れTmY’,TmM’,TmC’とすると、まずTm
Y’は次式(4)のようになる。
【0056】 TmY’=TmY−TacY・・・・・(4) ただし、TmY’<0の場合は、次式(5)で示され
る。
【0057】 TmY’=TmY’+Topc=TmY−TacY+Topc・・・・・(5) また、TmY’≧Topcの場合は、次式(6)で示され
る。
【0058】 TmY’=TmY’−Topc・・・・・(6) これにより、次式(7)が成立する。
【0059】0≦TmY’<Topc・・・・・・(7) TmM’,TmC’についても同様に算出される。
【0060】ここで、位相補正設定TmY’,Tm
M’,TmC’を不揮発性メモリに記憶する。
【0061】次に、色ずれAC成分検出が必要でないと
判定された場合は、以前の位相補正設定値が有効な場合
は、前記不揮発性メモリに記憶されている位相補正設定
TmY’,TmM’,TmC’を読み込む。
【0062】次に現在の位相差TmY,TmM,TmC
からの位相補正量ΔTmY,ΔTmM,ΔTmCの算出
を次式(8)、(9)、(10)により行う(S7)。
【0063】 ΔTmY=TmY’−TmY・・・・・(8) ΔTmM=TmM’−TmM・・・・・(9) ΔTmC=TmC’−TmC・・・・・(10) ここで、感光体の位相補正制御において、Y,M、Cの
駆動モータ5y,5m,5cの回転速度を下げて感光体
ホーム信号の位相を遅らせるような制御について説明す
る。ΔTmY<0のときは、 ΔTmY=ΔTmY+Topc=TmY’−TmY+Topc・・・(11) となる。ΔTmM,ΔTmCについても同様である。
【0064】また、感光体の位相補正制御において、
Y,M、Cの駆動モータ5y,5m,5cの回転速度を
上げて感光体ホーム信号の位相を早めるような制御を行
う場合について説明する。ΔTmY>0のときは、 ΔTmY=ΔTmY−Topc・・・・(12) となる。ΔTmM,ΔTmCについても同様である。
【0065】また、位相補正量に応じて、Y,M、Cの
駆動モータ5y,5m,5cの回転速度を上げるかまた
は下げるかを判別して、位相補正処理時間が短くなる方
向に感光体の回転位相を制御する場合について説明す
る。ΔTmY<−Topc/2のときは、 ΔTmY=ΔTmY+Topc・・・・・(13) ΔTmY>Topc/2のときは、 ΔTmY=ΔTmY−Topc・・・・・(14) となる。ΔTmM,ΔTmCについても同様である。
【0066】このように、位相補正のためのホーム信号
の補正処理は最大でも感光体半周分なので、補正処理時
間の短縮が可能である(S8)。
【0067】次に、図8を参照して位相補正制御を説明
する。
【0068】本実施の形態では、Kの感光体の位相補正
は行わず、他の感光体Y,M,CについてKの感光体の
位相に合わせる制御を行うものであり、全ての感光体駆
動モータ5k,5y,5m,5cが回転速度Vsで駆動
しているものとし、説明のためYの感光体6yの位相補
正について説明する。まず、図8(a)は、Yの感光体
駆動モータ5yの速度設定値をVsからV1に切替えるこ
とで、Y感光体6yの位相をΔTmYずらすように制御
しているものである。このとき位相補正処理時間はnT
要している。
【0069】また、図8(b)は、Yの感光体駆動モー
タ5yの速度設定値を時間T毎にVsからV1,V2…V
2,V1,Vsと可変させてに切替えることで、Y感光体
6yの位相をΔTmYずらすように制御しているもので
あって、その処理時間はmT(m≦n)である。
【0070】すなわち、位相補正量に応じて、速度可変
量を切替えることで位相補正時間の短縮が可能である。
この速度可変値は、位相補正量に応じて毎回異なるもの
であるが、前もって不揮発性メモリまたはROM等にデ
ータテーブルとして作成されているものを参照するよう
にしてもよい。
【0071】他のMの感光体6m,Cの感光体6cにつ
いても同様である。
【0072】上記のように、Y,M,Cの感光体の位相
を補正することにより、図6に示すようにK,Y,M,
Cの色ずれAC成分の位相を合わせることが可能であ
る。
【0073】以上のように本実施の形態では、複数の感
光体6k,6y,6m,6cそれぞれの駆動を独立に行
う複数の駆動モータ5k,5y,5m,5cと、複数の
駆動モータ5k,5y,5m,5cそれぞれの回転駆動
制御を独立に行う複数のモータ回転制御部4k,4y,
4m,4cと、駆動モータに回転駆動された複数の感光
体6k,6y,6m,6cそれぞれの回転位相を検出す
るための複数の回転位相検出部7k,7y,7m,7c
と、複数の回転位相検出部7k,7y,7m,7cで検
出された回転位相のうち基準となる所定の感光体6kの
回転位相に対する他の複数の感光体6y,6m,6cの
回転位相差を算出する回転位相差算出部3と、印字動作
時において回転位相差を設定する位相補正設定部1と、
算出された回転位相差と設定された回転位相差とに基づ
いて感光体6y,6m,6cの回転位相を補正する位相
補正制御部2とを設けたことにより、算出された各感光
体の回転位相差と設定された各感光体の回転位相差とに
基づいて各感光体6y,6m,6cの回転位相を独立に
補正することができるので、複数の感光体6y,6m,
6cの回転位相を精度良く制御することができ、副走査
方向のAC成分の位置ずれが発生した場合にも、その位
置ずれを低減して印字品質の劣化を防ぐことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載のカラー画像形成装置によれば、感光体と感光体に
形成された潜像をトナー画像として顕画化する現像器と
を有する複数の画像ステーションと、複数の画像ステー
ションで形成されたトナー画像を中間転写材へ転写し搬
送する転写部と、複数の画像ステーション内の感光体の
各々に光を照射し潜像を形成する複数の露光器とを有
し、複数の画像ステーションで顕画化されたトナー画像
を中間転写材に順次重ね合わせて合成像を形成するカラ
ー画像形成装置であって、複数の感光体それぞれの駆動
を独立に行う複数の駆動モータと、複数の駆動モータそ
れぞれの回転駆動制御を独立に行う複数のモータ回転制
御部と、駆動モータに回転駆動された複数の感光体それ
ぞれの回転位相を検出するための複数の回転位相検出部
と、複数の回転位相検出部で検出された回転位相のうち
基準となる所定の感光体の回転位相に対する他の複数の
感光体の回転位相差を算出する回転位相差算出部と、印
字動作時において回転位相差を設定する位相補正設定部
と、算出された回転位相差と設定された回転位相差とに
基づいて感光体の回転位相を補正する位相補正制御部と
を有することにより、算出された各感光体の回転位相差
と設定された各感光体の回転位相差とに基づいて各感光
体の回転位相を独立に補正することができるので、複数
の感光体の回転位相を精度良く制御することができ、副
走査方向のAC成分の位置ずれが発生した場合にも、そ
の位置ずれを低減して印字品質の劣化を防ぐことができ
るという有利な効果が得られる。
【0075】請求項2に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1に記載のカラー画像形成装置において、
モータ回転制御部はPLL制御により駆動モータの回転
数制御を行い、位相補正制御部はモータ回転制御部が入
力するPLL基準クロックの周波数を制御することで感
光体の回転位相を制御することにより、感光体の回転位
相の補正を正確に行うことができるという有利な効果が
得られる。
【0076】請求項3に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1または2に記載のカラー画像形成装置に
おいて、複数の各画像ステーションで形成され、転写部
に順次転写され搬送される各色のレジストレーションパ
ターンを検出するレジストレーション検出部を備え、位
相補正設定部はレジストレーション検出部により検出し
たレジストレーションの補正値により回転位相差を設定
することにより、位相補正制御部は回転位相差算出部に
より算出された前記回転位相差およびレジストレーショ
ンの検出値に基づいて複数の感光体の回転位相を制御す
ることができるので、複数の感光体の回転位相を精度良
く制御することができるという有利な効果が得られる。
【0077】請求項4に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1または2に記載のカラー画像形成装置に
おいて、キー入力信号または外部入力信号による各種設
定が可能な入力設定部を備え、位相補正設定部は入力設
定部によって設定された補正値によって回転位相差を設
定することにより、入力設定部におけるユーザの設定値
に基づいて複数の感光体の回転位相を精度良く制御する
ことができるという有利な効果が得られる。
【0078】請求項5に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1乃至4のいずれか1に記載のカラー画像
形成装置において、位相補正制御部は、感光体の回転位
相の補正を、印字動作開始前、複数の画像ステーション
のいずれかの交換もしくは調整後、装置の電源投入後ま
たは印字動作中に詰まった印字用紙を取り除くジャム処
理後に行うことにより、待機中、画像ステーションの交
換もしくは調整前または装置電源投入前に複数の複数の
感光体のいずれかの回転位相がずれても、あるいはジャ
ム処理によって複数の感光体のいずれかの回転位相がず
れても、そのずれた回転位相の補正を行って所定の回転
位相で回転するように制御することができるという有利
な効果が得られる。
【0079】請求項6に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画
像形成装置において、位相補正制御部は、複数の感光体
のうちで特定の1つを基準とし、基準となる感光体を駆
動する駆動モータである基準駆動モータのPLL基準ク
ロックの周波数を基準周波数として、基準駆動モータに
対する他駆動モータのPLL基準クロックの周波数を定
められた期間のみ基準周波数より下げることで感光体の
回転位相を遅らせる方向に制御して感光体の位相補正を
行うことにより、感光体の回転位相を遅らせる場合に精
度良く制御することができるという有利な効果が得られ
る。
【0080】請求項7に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画
像形成装置において、位相補正制御部は、複数の感光体
のうちで特定の1つを基準とし、基準となる感光体を駆
動する基準駆動モータのPLL基準クロックの周波数を
基準周波数として、基準駆動モータに対する他駆動モー
タのPLL基準クロックの周波数を定められた期間のみ
基準周波数より上げることで感光体の回転位相を早める
方向に制御して感光体の位相補正を行うことにより、感
光体の回転位相を早める場合に精度良く制御することが
できるという有利な効果が得られる。
【0081】請求項8に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画
像形成装置において、位相補正制御部は、複数の感光体
のうちで特定の1つを基準とし、基準となる感光体を駆
動する駆動モータである基準駆動モータのPLL基準ク
ロックの周波数を基準周波数として、基準駆動モータに
対する他駆動モータのPLL基準クロックの周波数を位
相補正量に応じて定められた期間のみ基準周波数より上
げるかまたは下げるかを判別して、位相補正処理時間が
短くなる方向に感光体の回転位相を制御して感光体の位
相補正を行うことにより、感光体の回転位相補正の処理
時間が短縮されかつその回転位相を精度良く制御するこ
とができるという有利な効果が得られる。
【0082】請求項9に記載のカラー画像形成装置によ
れば、請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー画
像形成装置において、位相補正制御部は、複数の感光体
のうちで特定の1つを基準と、基準となる感光体を駆動
する駆動モータである基準駆動モータのPLL制御の基
準クロックの周波数を基準周波数として、基準駆動モー
タに対する他駆動モータのPLL基準クロックの周波数
を基準周波数に対して、定められた期間を一定時間単位
で位相補正量に応じて数段階に切替えて制御すること
で、駆動モータ回転速度の加減速制御を行い、位相補正
処理時間が短くなるように制御して感光体の位相補正を
行うことにより、感光体の回転位相補正の処理時間が短
縮されかつその回転位相を精度良く制御することができ
るという有利な効果が得られる。
【0083】請求項10に記載のカラー画像形成装置に
よれば、請求項1乃至4のいずれかに1に記載のカラー
画像形成装置において、位相補正制御部は、PLL制御
の基準となる基準クロックによって複数のそれぞれの駆
動モータを起動して回転させた状態で、それぞれのPL
L制御の基準クロックの周波数を制御することにより、
駆動モータに駆動される感光体を回転させた状態で、感
光体の回転位相を精度良く制御することができるという
有利な効果が得られる。
【0084】請求項11に記載のカラー画像形成装置に
よれば、請求項1乃至10のいずれかに1に記載のカラ
ー画像形成装置において、位相補正設定部は、回転位相
差の設定値を不揮発性メモリに記憶することにより、各
色のレジストレーションパターンの検出の処理回数を削
減すること、または位相補正値の再指定処理を削減する
ことが可能になるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるカラー画像形成装
置の駆動部を示すブロック図
【図2】回転位相検出部を示す構成図
【図3】(a)各感光体のホーム信号を示すタイミング
図 (b)各感光体のホーム信号を示すタイミング図 (c)各感光体のホーム信号を示すタイミング図 (d)各感光体のホーム信号を示すタイミング図
【図4】(a)各色の副走査方向の位置ずれのAC成分
の位相信号を示すタイミング図 (b)各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信
号を示すタイミング図 (c)各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信
号を示すタイミング図 (d)各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信
号を示すタイミング図
【図5】(a)位相補正制御前における各感光体のホー
ム信号と各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相
信号との関係を示すタイミング図 (b)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (c)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (d)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (e)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (f)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (g)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (h)位相補正制御前における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図
【図6】(a)位相補正制御後における各感光体のホー
ム信号と各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相
信号との関係を示すタイミング図 (b)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (c)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (d)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (e)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (f)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (g)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図 (h)位相補正制御後における各感光体のホーム信号と
各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号との
関係を示すタイミング図
【図7】図1の駆動部における感光体の位相補正制御の
動作を示すフローチャート
【図8】(a)位相制御のための感光体駆動モータの速
度設定切替えを示す説明図 (b)位相制御のための感光体駆動モータの速度設定切
替えを示す説明図
【図9】一般的なカラー画像形成装置を示す構成図
【図10】色ずれ検出部を示す構成図
【図11】中間転写材上のレジストレーションパターン
と色ずれ検出部の配置を示す配置図
【図12】従来の駆動部を示すブロック図
【符号の説明】
1 位相補正設定部 2 位相補正制御部 3 回転位相差算出部 4k,4y,4m,4c モータ回転制御部 5k,5y,5m,5c 駆動モータ 6k,6y,6m,6c 感光体 7k,7y,7m,7c 回転位相検出部 21k,21y,21m,21c 画像ステーション 22k,22y,22m,22c 感光体 23k,23y,23m,23c 帯電器 24k,24y,24m,24c 現像器 25k,25y,25m,25c クリーニング器 26k,26y,26m,26c 露光器 27 転写部 28k,28y,28m,28c 転写器 29k,26y,29m,29c レーザ光 30、31 駆動ローラ 32 中間転写ベルト(中間転写材) 33 制御部 34 給紙カセット 35 シート材 36 給紙ローラ 37 シート材転写ローラ 38 定着器 38a 加熱ローラ 39,39a、39b 色ずれ検出部(センサユニッ
ト) 40 イメージセンサ(CCD) 40a、40b 画素 41 光源 42 セルフォックレンズアレイ 43、44、45、46 トナー像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 隆己 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中村 和則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA09 DA17 DA41 DE07 EC03 EC10 ED02 ED16 ED24 EE01 EE03 EE04 EE08 FA28 2H030 AA01 AB02 AD05 AD17 BB36 BB42 BB56 BB63 BB71 2H032 AA05 BA01 BA09 CA01 CA12 9A001 GG11 HH31 HH34 JJ35

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体と前記感光体に形成された潜像をト
    ナー画像として顕画化する現像器とを有する複数の画像
    ステーションと、前記複数の画像ステーションで形成さ
    れたトナー画像を中間転写材へ転写し搬送する転写部
    と、前記複数の画像ステーション内の感光体の各々に光
    を照射し潜像を形成する複数の露光器とを有し、前記複
    数の画像ステーションで顕画化されたトナー画像を中間
    転写材に順次重ね合わせて合成像を形成するカラー画像
    形成装置であって、前記複数の感光体それぞれの駆動を
    独立に行う複数の駆動モータと、前記複数の駆動モータ
    それぞれの回転駆動制御を独立に行う複数のモータ回転
    制御部と、前記駆動モータに回転駆動された前記複数の
    感光体それぞれの回転位相を検出するための複数の回転
    位相検出部と、前記複数の回転位相検出部で検出された
    回転位相のうち基準となる所定の感光体の回転位相に対
    する他の複数の感光体の回転位相差を算出する回転位相
    差算出部と、印字動作時において前記回転位相差を設定
    する位相補正設定部と、前記算出された回転位相差と前
    記設定された回転位相差とに基づいて前記感光体の回転
    位相を補正する位相補正制御部とを有することを特徴と
    するカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記モータ回転制御部はPLL制御により
    前記駆動モータの回転数制御を行い、前記位相補正制御
    部は前記モータ回転制御部が入力するPLL基準クロッ
    クの周波数を制御することで前記感光体の回転位相を制
    御することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】前記複数の各画像ステーションで形成さ
    れ、前記転写部に順次転写され搬送される各色のレジス
    トレーションパターンを検出するレジストレーション検
    出部を備え、前記位相補正設定部は前記レジストレーシ
    ョン検出部により検出したレジストレーションの補正値
    により前記回転位相差を設定することを特徴とする請求
    項1または2に記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】キー入力信号または外部入力信号による各
    種設定が可能な入力設定部を備え、前記位相補正設定部
    は前記入力設定部によって設定された補正値によって前
    記回転位相差を設定することを特徴とする請求項1また
    は2に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記位相補正制御部は、前記感光体の回転
    位相の補正を、印字動作開始前、前記複数の画像ステー
    ションのいずれかの交換もしくは調整後、装置の電源投
    入後または印字動作中に詰まった印字用紙を取り除くジ
    ャム処理後に行うことを特徴とする請求項1乃至4のい
    ずれか1に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記位相補正制御部は、前記複数の感光体
    のうちで特定の1つを基準とし、前記基準となる感光体
    を駆動する駆動モータである基準駆動モータのPLL基
    準クロックの周波数を基準周波数として、前記基準駆動
    モータに対する他駆動モータのPLL基準クロックの周
    波数を定められた期間のみ前記基準周波数より下げるこ
    とで前記感光体の回転位相を遅らせる方向に制御して前
    記感光体の位相補正を行うことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1に記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記位相補正制御部は、前記複数の感光体
    のうちで特定の1つを基準とし、前記基準となる感光体
    を駆動する基準駆動モータのPLL基準クロックの周波
    数を基準周波数として、前記基準駆動モータに対する他
    駆動モータのPLL基準クロックの周波数を定められた
    期間のみ前記基準周波数より上げることで前記感光体の
    回転位相を早める方向に制御して前記感光体の位相補正
    を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1に
    記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記位相補正制御部は、前記複数の感光体
    のうちで特定の1つを基準とし、前記基準となる感光体
    を駆動する駆動モータである基準駆動モータのPLL基
    準クロックの周波数を基準周波数として、前記基準駆動
    モータに対する他駆動モータのPLL基準クロックの周
    波数を位相補正量に応じて定められた期間のみ前記基準
    周波数より上げるかまたは下げるかを判別して、位相補
    正処理時間が短くなる方向に前記感光体の回転位相を制
    御して前記感光体の位相補正を行うことを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか1に記載のカラー画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】前記位相補正制御部は、前記複数の感光体
    のうちで特定の1つを基準と、前記基準となる感光体を
    駆動する駆動モータである基準駆動モータのPLL制御
    の基準クロックの周波数を基準周波数として、前記基準
    駆動モータに対する他駆動モータのPLL基準クロック
    の周波数を前記基準周波数に対して、定められた期間を
    一定時間単位で位相補正量に応じて数段階に切替えて制
    御することで、前記駆動モータ回転速度の加減速制御を
    行い、位相補正処理時間が短くなるように制御して前記
    感光体の位相補正を行うことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれか1に記載のカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記位相補正制御部は、PLL制御の基
    準となる基準クロックによって前記複数のそれぞれの駆
    動モータを起動して回転させた状態で、それぞれのPL
    L制御の基準クロックの周波数を制御することにより前
    記感光体の位相補正を行うことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれか1に記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記位相補正設定部は、前記回転位相差
    の設定値を不揮発性メモリに記憶することを特徴とする
    請求項1乃至10のいずれか1に記載のカラー画像形成
    装置。
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