JP2002072611A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2002072611A
JP2002072611A JP2000264990A JP2000264990A JP2002072611A JP 2002072611 A JP2002072611 A JP 2002072611A JP 2000264990 A JP2000264990 A JP 2000264990A JP 2000264990 A JP2000264990 A JP 2000264990A JP 2002072611 A JP2002072611 A JP 2002072611A
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photoconductor
rotation
image forming
photoconductors
time
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Application number
JP2000264990A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Ihara
宏文 井原
Yuzo Kawano
裕三 川野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの使い勝手の向上、さらには装置内の
各ユニットの長寿命化を実現できるカラー画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 複数の感光体5K等を駆動する複数のモ
ータ4K等、複数のモータの駆動を制御する複数の制御
手段3K等、複数のモータの回転状態を検出する状態検
出手段7K等、モータに駆動された複数の感光体の位相
を検出する位相検出手段6K等、位相検出手段により複
数の感光体の位相を検出し、基準となる所定の感光体の
位相に対する他の複数の感光体の位相差を算出する回転
位相補正制御手段2、印字動作時において基準となる所
定の感光体の位相に対する他の複数の感光体の位相差を
設定する回転位相補正設定手段1、位相差設定手段によ
り設定された位相差に応じて感光体の位相を補正する回
転位相補正制御手段2とを備え、位相補正手段により感
光体の位相が補正された後、複数の感光体の位相関係を
保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のレーザ走査
ユニットを備え、複数の感光体をそれぞれ走査するカラ
ー画像形成装置に関し、特に、各感光体に形成する画像
の副走査方向のレジストレーションを制御することが可
能なカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真方式を採用した画像
形成装置においては、像担持体としての感光体を帯電器
により帯電し、この感光体に画像情報に応じた光照射を
行って潜像を形成し、この潜像を現像器によって現像し
得た像をシート材等に転写して画像を形成することが行
われている。
【0003】そして、画像のカラー化にともなって、上
記各画像形成プロセスがなされる画像形成ステーション
を複数備えて、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好
ましくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形
成し、各像担持体の転写位置にてシート材に各色像を重
ねて転写することによりフルカラー画像を形成するタン
デム方式のカラー画像形成装置も提案されている。
【0004】かかるタンデム方式のカラー画像形成装置
は各色ごとにそれぞれの画像形成部を有するため、高速
化に有利であるが、シート材に転写された4色の画像形
成位置のずれは、最終的には色ずれとしてまたは色調の
変化として現れてくるので、異なる画像形成部で形成さ
れた各画像の位置合わせ(レジストレーション)を如何
に良好に行うかが重要なポイントとなっている。
【0005】そこで、予め色ずれの基準となるパターン
(以下、「レジストレーションパターン」という。)を
描画し、複数のセンサによってレジストレーションパタ
ーンを検出(色ずれ検出)し、その結果からずれ量を算
出し、そのずれ量に応じて、各画像の位置合わせ(色ず
れ補正)を行うようにしている。この色ずれ補正には、
各色に対して周期的に変動する位置ずれを検出して補正
(以下、「AC成分の補正」という。)する場合と、各
色に対して一定の大きさの位置ずれを検出して補正(以
下、「DC成分の補正」という。)する場合とがある。
【0006】以下、従来のカラー画像形成装置の動作、
色ずれ検出、補正動作について説明する。
【0007】図8は従来のカラー画像形成装置の構成図
である。
【0008】図8において、画像形成装置は4つの画像
形成ステーション21k,21y,21m,21cが配
置され、各画像形成ステーション21k,21y,21
m,21cには像担持体としての感光体22k,22
y,22m,22cがそれぞれに備えられている。ここ
で、画像形成ステーション21k,21y,21m,2
1cはそれぞれブラック画像,イエロー画像,マゼンタ
画像,シアン画像を形成するところである。
【0009】そして、それらの周りには専用の帯電手段
23k,23y,23m,23c、画像情報に応じたレ
ーザ光29k,29y,29m,29cを各々の感光体
22k,22y,22m,22cに照射するための走査
光学系の露光手段26k,26y,26m,26c、現
像手段24k,24y,24m,24c、転写手段27
内の転写器28k,28y,28m,28c、クリーニ
ング手段25k,25y,25m,25cがそれぞれ配
置されている。
【0010】また、各画像形成ステーション21k,2
1y,21m,21cを通過する態様で、感光体22
k,22y,22m,22cの下方に無端ベルト状の中
間転写ベルト32が配置され、矢印A方向へ回転移動す
るようになっている。
【0011】以上のような構成において、先ず、第1の
画像形成ステーション21kの帯電手段23kおよび露
光手段26k等の公知の電子写真プロセス手段により、
感光体22k上に画像情報のブラック成分色の潜像が形
成される。その後、この潜像は現像手段24kでブラッ
クトナーを有する現像材によりブラックトナー像として
可視像化され、このブラックトナー像は中間転写ベルト
32に転写器28kで転写される。
【0012】一方、ブラックトナー像が中間転写ベルト
32に転写されている間に、第2の画像形成ステーショ
ン21yでは感光体22y上に画像情報のイエロー成分
色の潜像が形成され、続いて現像手段24yでイエロー
トナーを有する現像材によりイエロートナー像として可
視像化される。そして、このイエロートナー像は先の第
1の画像形成ステーション21kで転写が終了した中間
転写ベルト32に転写器28yで転写されブラックトナ
ー像と重ね合わされる。
【0013】以下、マゼンタトナー像、シアントナー像
についても同様な方法で画像形成が行われ、中間転写ベ
ルト32に4色のトナー像が重ね合わされる。そして、
トナー像の重ね合わせが終了すると、給紙ローラ36に
より給紙カセット34から給紙された紙等のシート材3
5上にシート材転写ローラ37によって4色のトナー像
が一括転写される。その後、このシート材35は定着手
段38に搬送され、4色のトナー像が加熱定着される。
これにより、シート材35上にフルカラー画像が形成さ
れる。
【0014】なお、転写が終了したそれぞれの感光体2
2k,22y,22m,22cはクリーニング手段25
k,25y,25m,25cで残留トナーが除去され、
引き続き行われる次の像形成に備えられる。以上によ
り、印字動作は完了する。
【0015】以上のような構成で、一連のカラー画像を
形成するが、電源オン時の起動、各々の画像形成ステー
ション21k,21y,21m,21cの交換、カラー
画像形成装置の設置状態、装置内の温度変化等による各
画像形成ステーションの位置ずれ、走査光学系の取り付
けずれ等が原因となって色ずれが発生し、主走査方向の
位置ずれや副走査方向の位置ずれ等となって現れる。そ
こで、上記原因が生じる毎に色ずれ検出、補正動作を行
うために、図8に示すように、各画像形成ステーション
21k,21y,21m,21cの下流側に、色ずれを
検出するための色ずれ検出部(以下、「センサユニッ
ト」という。)39が配置されている。
【0016】先ず、従来のDC成分色ずれ検出、補正動
作について説明する。
【0017】図9は従来の色ずれDC補正制御の動作フ
ローチャートである。予め決められた直線や図形等のレ
ジストレーションパターンをトナー像として転写させ
(S1)、センサユニット39にて各色の位置ずれ(色
ずれ)量を測定する(S2)。例えば、主走査方向(露
光手段の走査方向)の位置ずれは、中間転写ベルト32
上の各色のレジストレーションパターンがセンサユニッ
ト39を通過するときに、各色の主走査方向の書き出し
開始位置を検出し、予め決められた設計値との誤差を位
置ずれとして検出する。
【0018】また、副走査方向(露光手段の走査方向に
対し垂直方向)の位置ずれは、中間転写ベルト32上の
各色のレジストレーションパターンがセンサユニット3
9を通過する時間T1と予め決められた設計値の時間T
との時間差ΔT1(=T−T1)と搬送速度vより各色
の位置ずれΔY1(=ΔT1・v)を演算することで検
出する。さらに、他のスキュー誤差(主走査方向の傾
斜)や主走査方向倍率誤差(主走査方向の印字領域幅の
誤差)においても、それぞれに対応する所定の形状のレ
ジストレーションパターンを形成し、検出、演算を行う
ことで検出する(S3)。
【0019】このようにして検出した各種の色ずれに対
して補正動作を行う。すなわち、主走査方向の位置ずれ
は、主走査方向の書き出し開始位置を決定する制御手段
33において、露光手段26k,26y,26m,26
cの画像データ書き出しタイミングを各色に対して独立
に制御することによって、主走査方向の書き出し開始位
置を補正する(S4)。また、副走査方向の位置ずれ
は、副走査方向の印字領域を示す副走査方向の書き込み
タイミング信号を各色に対して独立に制御することによ
って副走査方向の印字領域を制御し、副走査方向の位置
ずれを補正する(S5)。また、スキュー誤差や主走査
方向倍率誤差については、画像処理技術を用いた補正を
行う(S6)。
【0020】次に、従来のAC成分色ずれ検出、補正動
作について説明する。
【0021】図10は従来の感光体の位相補正制御装置
の構成を示すブロック図、図11は従来の感光体の回転
位相検出部の構成図であり、図12は従来の各感光体の
ホーム信号を示すタイミングチャートである。図10に
おいて、ブラックK,イエローY,マゼンタM,シアン
Cの感光体駆動モータ5k,5y,5m,5cは、公知
のDCモータであり、内部に回転速度を検出するホール
素子(図示せず)が備えられ、各ホール素子からの周波
数信号がブラックK,イエローY,マゼンタM,シアン
Cのモータ回転制御手段4k,4y,4m,4cにそれ
ぞれ入力されている。これらのモータ回転制御手段4
k,4y,4m,4cはPLL(フェーズ・ロック・ル
ープ)制御回路(図示せず)であり、入力される基準ク
ロック(図示せず)とホール素子からの周波数信号に対
して位相および周波数が一致するように感光体駆動モー
タ5k,5y,5m,5cの回転速度をそれぞれ制御す
る。これにより、感光体駆動モータ5k,5y,5m,
5cは基準クロック周波数に対応する一定速度で回転
し、ブラックK,イエローY,マゼンタM,シアンCの
感光体6k,6y,6m,6cをそれぞれ回転駆動す
る。
【0022】感光体6k,6y,6m,6cの回転軸上
に配設されたブラックK,イエローY,マゼンタM,シ
アンCの回転位相検出手段6k,6y,6m,6cは、
図11に示すようにホーム位置検出用のエンコーダ板1
0k,10y,10m,10cと透過センサ11k,1
1y,11m,11cを備えており、図12に示すよう
に感光体6k,6y,6m,6cの1回転周期内のブラ
ックK,イエローY,マゼンタM,シアンCのホーム信
号を出力し、感光体6k,6y,6m,6cの回転位相
をそれぞれ検出する。
【0023】回転位相差算出手段3は、回転位相検出手
段7k,7y,7m,7cから出力されたブラックK,
イエローY,マゼンタM,シアンCのホーム信号によ
り、ブラックKのホーム信号に対するイエローY,マゼ
ンタM,シアンCのホーム信号の回転位相ずれ時間を算
出する。
【0024】回転位相補正設定手段1は、回転位相補正
を実施するか否か、または、印字動作時における感光体
6kの回転位相に対する他の複数の感光体6y,6m,
6cの回転位相差を設定する。
【0025】回転位相補正制御手段2は、回転位相補正
設定手段1から得られた印字動作時における感光体6k
の回転位相に対する他の複数の感光体6y,6m,6c
の回転位相差と、回転位相差算出手段3から得られた感
光体6kのブラックKのホーム信号に対するイエロー
Y,マゼンタM,シアンCのホーム信号の回転位相差に
基づいて、感光体6kのブラックKのホーム信号に対す
るイエローY,マゼンタM,シアンCのホーム信号の回
転位相補正量を算出し、PLL制御の基準クロック周波
数を切り替えて、イエローY,マゼンタM,シアンCの
ホーム信号の回転位相補正を制御する。
【0026】また、回転位相補正制御手段2は、回転位
相補正設定手段1から得られた印字動作時における感光
体6kの回転位相に対する他の複数の感光体6y,6
m,6cの回転位相差を不揮発性メモリに記憶する。こ
こで、不揮発性メモリは、好ましくは、EEPROM
(電気的書き込み、消去可能なROM)、あるいは、フ
ラッシュメモリ等が使用できるが、電源をOFFしても
データが消失しないメモリであれば何れのメモリを使用
してもよく、また、バックアップ電池等により、電源を
OFFしてもデータが消失しない機構を設けてあれば、
SRAM等のメモリを使用しても良い。
【0027】以上のように構成されたカラー画像形成装
置において、感光体の回転位相補正制御の動作について
説明する。
【0028】図13は従来の感光体の回転位相補正制御
の動作フローチャート、図14は従来の各色の副走査方
向の位置ずれのAC成分の位相信号を示すタイミングチ
ャート、図15は従来の回転位相補正制御前の各感光体
のホーム信号と各色の副走査方向の位置ずれのAC成分
の位相信号の関係を示すタイミングチャートである。先
ず、感光体6k,6y,6m,6cを通常印字時の回転
速度Voで駆動するためのPLL制御基準クロックfo
をモータ回転制御手段4k,4y,4m,4cに設定し
て感光体駆動モータ5k,5y,5m,5cを駆動す
る。
【0029】このとき、回転位相検出手段7k,7y,
7m,7cからは、図12に示したように周期Topc
のブラックK,イエローY,マゼンタM,シアンCのホ
ーム信号がそれぞれ出力される。
【0030】ここで、回転位相差算出手段3は、ブラッ
クKのホーム信号に対するイエローY,マゼンタM,シ
アンCのホーム信号の回転位相差を検出し(S11)、
図12に示すようなイエローY,マゼンタM,シアンC
の回転位相差TmY,TmM,TmCを算出する。
【0031】次に、色ずれAC成分検出が必要か否かを
判断する(S12)。すなわち、色ずれAC成分検出可
能な場合において、印字動作開始前であるとき、あるい
は複数の画像形成ステーション21k,21y,21
m,21cの何れかが交換されたとき、あるいは装置の
電源投入後であるとき、あるいは印字動作中に印字用紙
が装置内を正常に搬送されずに紙詰まりを起こし、詰ま
った印字用紙を取り除くジャム処理後であるときには、
色ずれAC成分検出が必要と判断する。
【0032】S12において、色ずれAC成分検出が必
要と判断した場合は、AC成分の色ずれを検出し(S1
3)、各色の色ずれAC成分のピーク位置位相差を算出
し(S14)、各色のAC成分のピーク位置を合わせる
ための回転位相補正設定値を算出して記憶する(S1
5)。以下に、S14とS15の処理について詳細に説
明する。
【0033】先ず、副走査方向の位置ずれのAC成分を
検出するために、ブラックKの感光体22kによりレジ
ストレーションパターンを中間転写ベルト32に形成す
る。このレジストレーションパターンは、中間転写ベル
ト32の進行方向A(図8)と直角に交わる線上に、露
光手段26k,26y,26m,26cの走査開始位置
を含む直線と走査終了位置を含む直線を予めきめられた
間隔で、トナー像を順次に転写して形成する。
【0034】次に、センサユニット39によりレジスト
レーションパターンを検出し、副走査方向の位置ずれの
AC成分を検出する。すなわち、レジストレーションパ
ターンがセンサユニット39を通過する時間T1と予め
決められた設計値の時間Tとの時間差ΔT1(=T−T
1)と搬送速度Vsより各色の位置ずれΔY1(=ΔT
1・v)を演算することで検出する。この演算を個々の
レジストレーションパターン毎に順次に行い、副走査方
向の位置ずれを検出する。検出した副走査方向の位置ず
れは、ブラックKの感光体22k表面の速度変動や、中
間転写ベルト32表面の速度変動等に起因して発生する
AC成分を含んでおり、ブラックKの感光体22kの速
度変動に起因するAC成分のみを抽出するために、検出
データにバンド・パス・フィルタ等のフィルタ処理を施
す。
【0035】このようにして、図14に示すように、ブ
ラックKの感光体22kの速度変動成分をブラックKの
AC成分に示すように検出することができ、このAC成
分はブラックKの感光体22kの偏心等による速度変動
を示すために1回転周期Topcで変動する。したがっ
て、ブラックKの印字開始位置から1回転周期Topc
に相当する距離Lopcの中にブラックKの色ずれAC
成分ピーク位置が存在し、その距離Lpkを検出するこ
とができる。
【0036】次に、イエローY,マゼンタM,シアンC
については、ブラックKの印字開始位置から1回転周期
Topcに相当する距離Lopcの整数倍の位置から印
字を開始することで、それぞれの印字開始位置から1回
転周期Topcに相当する距離Lopcの中に色ずれA
C成分ピーク位置が存在し、その距離Lpy,Lpm,
Lpcを検出することができる。なぜならば、感光体の
ホーム信号は、感光体の1回転周期Topcに1度パル
ス信号として発生し、また副走査方向の位置ずれのAC
成分も1回転周期Topcで変動するからである。
【0037】ここで、ブラックKのAC成分ピーク位置
と他のイエローY,マゼンタM,シアンCのAC成分ピ
ーク位置の回転位相遅れ時間を、図15に示すように、
それぞれTacY,TacM,TacCとすると、各回
転位相遅れ時間TacY,TacM,TacCは、次式
(1)、(2)、(3)でそれぞれ表される。
【0038】 TacY=(Lpy−Lpk)/Vs・・・(1) TacM=(Lpm−Lpk)/Vs・・・(2) TacC=(Lpc−Lpk)/Vs・・・(3) したがって、イエローY,マゼンタM,シアンCのAC
成分ピーク位置をブラックKのAC成分ピーク位置に合
わせるための回転位相補正設定値をそれぞれTmY’,
TmM’,TmC’とすると、例えばイエローYの回転
位相補正設定値TmY’は、所定条件により次式
(4)、(5)または(6)でそれぞれ表される。
【0039】TmY’<0の場合は、 TmY’=TmY−TacY・・・(4) TmY’≧Topcの場合は、 TmY’=TmY’+Topc・・・(5) 0≦TmY’<Topcの場合は、 TmY’=TmY’−Topc・・・(6) 尚、マゼンタM,シアンCの回転位相補正設定値Tm
M’,TmC’についても同様に算出される。
【0040】ここで、イエローY,マゼンタM,シアン
Cの回転位相補正設定値TmY’,TmM’,TmC’
を不揮発性メモリに記憶する。
【0041】一方、S12において、色ずれAC成分検
出が必要でないと判断した場合は、以前の回転位相補正
設定値が有効なときは、不揮発性メモリに記憶されてい
る回転位相補正設定値TmY’,TmM’,TmC’を
読み込む(S16)。
【0042】次に、現在の回転位相差TmY,TmM,
TmCからの回転位相補正量ΔTmY,ΔTmM,ΔT
mCを次式(7)、(8)、(9)により算出する(S
17)。
【0043】ΔTmY=TmY’−TmY・・・(7) ΔTmM=TmM’−TmM・・・(8) ΔTmC=TmC’−TmC・・・(9) イエローY,マゼンタM,シアンCの感光体6y,6
m,6cの回転位相補正制御において、イエローY,マ
ゼンタM,シアンCの感光体駆動モータ5y,5m,5
cの回転速度を下げてイエローY,マゼンタM,シアン
Cのホーム信号の回転位相を遅らせるように制御するの
で、例えばイエローYの回転位相補正量ΔTmYは、所
定条件により次式(10)または(11)でそれぞれ表
される。
【0044】ΔTmY<0の場合は、 ΔTmY=ΔTmY+Topc・・・(10) ΔTmY>0の場合は、 ΔTmY=ΔTmY−Topc・・・(11) 尚、マゼンタM,シアンCの回転位相補正量ΔTmM,
ΔTmCについても同様である。
【0045】また、回転位相補正量ΔTmY,ΔTm
M,ΔTmCに応じて、イエローY,マゼンタM,シア
ンCの感光体駆動モータ5y,5m,5cの回転速度を
上げるかまたは下げるかを判別して、回転位相補正処理
時間が短くなる方向にイエローY,マゼンタM,シアン
Cの感光体6y,6m,6cの回転位相を制御するの
で、例えばイエローYの回転位相補正量ΔTmYは、所
定条件により次式(12)または(13)でそれぞれ表
される。
【0046】ΔTmY<−Topc/2の場合は、 ΔTmY=ΔTmY+Topc・・・(12) ΔTmY>Topc/2の場合は、 ΔTmY=ΔTmY−Topc・・・(13) 尚、マゼンタM,シアンCの回転位相補正量ΔTmM,
ΔTmCについても同様である。
【0047】回転位相補正のためのホーム信号の補正処
理は、最大でも感光体半周分なので補正処理時間の短縮
が可能である。
【0048】次に、回転位相補正制御の動作について説
明する。
【0049】図16は従来の回転位相制御のための感光
体駆動モータの速度設定切り替えを示す図、図17は従
来の回転位相補正制御後の各感光体のホーム信号と各色
の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相信号の関係を
示すタイミングチャートである。ブラックKの感光体6
kの回転位相補正は行わず、他のイエローY,マゼンタ
M,シアンCの感光体6y,6m,6cについてブラッ
クKの感光体6kの回転位相に合わせる制御を行うもの
であり、全ての感光体駆動モータ5k,5y,5m,5
cが回転速度Vsで駆動しているものとし、便宜上イエ
ローYの感光体6yの回転位相補正について説明する。
【0050】図16(a)は、イエローYの感光体駆動
モータ5yの速度設定値をVsからV1に切り替えるこ
とで、その感光体6yの回転位相をΔTmYずらすよう
に制御していることを表す図である。このとき回転位相
補正処理時間はnT要している。
【0051】また、図16(b)は、イエローYの感光
体駆動モータ5yの速度設定値を時間T毎にVsからV
1,V2・・・V2,V1,Vsと可変させて切り替え
ることで、その感光体6yの回転位相をΔTmYずらす
ように制御していることを表す図である。このときの回
転位相補正処理時間はmT(m≦n)である。
【0052】すなわち、回転位相補正量に応じて速度可
変量を切り替えることで、回転位相補正時間の短縮が可
能である。この速度可変値は、回転位相補正量に応じて
毎回異なるものであるが、前もって不揮発性メモリまた
はROM等にデータテーブルとして作成されているもの
を参照するようにしてもよいものである。
【0053】他のマゼンタMの感光体6m,シアンCの
感光体6cについても同様である。
【0054】上記のように、イエローY,マゼンタM,
シアンCの感光体6y,6m,6cの回転位相を補正す
ることにより、図17に示すように、イエローY,マゼ
ンタM,シアンCの色ずれAC成分の回転位相を合わせ
ることが可能である。
【0055】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成による従来のカラー画像形成装置において
は、AC成分の検出、補正には、AC検出用レジストパ
ターンの描画、読み取り、AC成分色ずれ演算、AC成
分色ずれ補正(感光体の回転位相制御)といった一連の
シーケンス動作が必要であるため、それらの所要時間が
長期化してしまい、ユーザの使い勝手が悪くなり、さら
には各装置内の各ユニットの駆動時間が長くなるので各
ユニットの寿命が短くなるといった問題点がある。
【0056】AC成分検出補正の一連の動作シーケンス
において特に感光体の回転位相制御に要する時間は各色
の感光体を駆動する感光体駆動モータの速度を予め定め
られたステップで可変することに依存する。その可変ス
テップの幅を大きくすれば補正に要する時間は減少する
が、ステップの幅を大きくすることで感光体駆動モータ
の制御安定性が損なわれることになり好ましくない。さ
らに、各感光体間の回転位相のずれは毎回一定ではな
く、各色の感光体の感光体駆動モータの起動タイミング
や各色感光体のトナー消費等による負荷変動といった要
因によって不定期にずれているので、補正に要する時間
が長いばかりでなく、補正時間のばらつきが大きいとい
った問題点もある。
【0057】そこで、本発明は、色ずれAC成分補正制
御の所要時間を短縮することで、ユーザの使い勝手の向
上、さらには装置内の各ユニットの長寿命化を実現でき
るカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0058】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明のカラー画像形成装置は、感光体及び前記感
光体に形成された潜像をトナー画像として顕画化する現
像手段を有する複数の画像形成ステーションと、前記複
数の画像形成ステーションで形成されたトナー画像を一
時保持する中間転写体を有し、前記中間転写体上のトナ
ー画像を転写材へ転写、搬送する転写手段と、前記複数
の画像形成ステーション内の前記感光体に光をそれぞれ
照射して潜像を形成する複数の露光手段とを備え、前記
複数の画像形成ステーションに顕画化されたトナー画像
を前記転写材に順次重ね合わせて合成像を形成するカラ
ー画像形成装置であって、前記複数の感光体をそれぞれ
駆動する複数の感光体駆動モータと、前記複数の感光体
駆動モータの回転駆動を制御する複数の駆動モータ回転
制御手段と、前記複数の感光体駆動モータの回転状態を
検出する駆動モータ回転状態検出手段と、前記感光体駆
動モータに回転駆動された前記複数の感光体の回転位相
をそれぞれ検出する回転位相検出手段と、前記回転位相
検出手段により前記複数の感光体の回転位相を検出し、
基準となる所定の前記感光体の回転位相に対する他の複
数の前記感光体の回転位相差を算出する回転位相差算出
手段と、印字動作時において基準となる所定の前記感光
体の回転位相に対する他の複数の前記感光体の回転位相
差を設定する回転位相差設定手段と、前記回転位相差設
定手段により設定された回転位相差に応じて前記感光体
の回転位相を補正する回転位相補正手段とを備え、前記
回転位相補正手段により前記感光体の回転位相が補正さ
れた後、前記複数の感光体の回転位相関係を保持する構
成としたものである。
【0059】これにより、回転位相補正手段で感光体の
回転位相を補正した後、複数の感光体の回転位相関係を
保持することができるので、感光体の回転位相補正の時
間を短縮することができる。また、感光体の負荷変動を
予測し、感光体の回転位相補正の所要時間のばらつきを
減少させることができる。
【0060】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、感光体及び感光体に形成された潜像をトナー画像と
して顕画化する現像手段を有する複数の画像形成ステー
ションと、複数の画像形成ステーションで形成されたト
ナー画像を一時保持する中間転写体を有し、中間転写体
上のトナー画像を転写材へ転写、搬送する転写手段と、
複数の画像形成ステーション内の感光体に光をそれぞれ
照射して潜像を形成する複数の露光手段とを備え、複数
の画像形成ステーションに顕画化されたトナー画像を転
写材に順次重ね合わせて合成像を形成するカラー画像形
成装置であって、複数の感光体をそれぞれ駆動する複数
の感光体駆動モータと、複数の感光体駆動モータの回転
駆動を制御する複数の駆動モータ回転制御手段と、複数
の感光体駆動モータの回転状態を検出する駆動モータ回
転状態検出手段と、感光体駆動モータに回転駆動された
複数の感光体の回転位相をそれぞれ検出する回転位相検
出手段と、回転位相検出手段により複数の感光体の回転
位相を検出し、基準となる所定の感光体の回転位相に対
する他の複数の感光体の回転位相差を算出する回転位相
差算出手段と、印字動作時において基準となる所定の感
光体の回転位相に対する他の複数の感光体の回転位相差
を設定する回転位相差設定手段と、回転位相差設定手段
により設定された回転位相差に応じて感光体の回転位相
を補正する回転位相補正手段とを備え、回転位相補正手
段により感光体の回転位相が補正された後、複数の感光
体の回転位相関係を保持する構成をとることで、感光体
の回転位相補正の時間を短縮するという作用を有する。
【0061】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載の発明において、駆動モータ回転制御手段によ
り感光体駆動モータの回転を開始すると共に駆動モータ
回転状態検出手段にて感光体駆動モータの回転状態の監
視を開始し、感光体駆動モータの回転開始から駆動モー
タ回転状態検出手段にて予め定められたステート信号が
検出されるまでの時間を測定する初期駆動時間測定手段
と、初期駆動時間測定手段により測定された時間を予め
定められた規則に従って変換するための時間変換手段と
を有することで、感光体の負荷変動を予測し感光体の回
転位相補正の所要時間のばらつきを減少させるという作
用を有する。
【0062】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
2に記載の発明において、駆動モータ回転状態検出手段
にて検出されるステート信号は、感光体駆動モータのロ
ック信号であるので、容易な構成で感光体の回転位相補
正の所要時間を短縮できるという作用を有する。
【0063】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
2または3に記載の発明において、予め定められた規則
とは、感光体の負荷と感光体駆動モータの回転開始から
駆動状態の安定に要するまでの時間の関係を示したデー
タテーブルまたは演算式であるので、容易な構成で感光
体の回転位相補正の所要時間を短縮できるという作用を
有する。
【0064】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、複数の感光
体の回転位相関係を保持する手段は、複数の駆動モータ
回転制御手段により複数の感光体の駆動を停止する際に
予め定められた時間間隔にて複数の感光体の駆動を順次
停止するので、感光体の回転位相補正時間の短縮化およ
び感光体の回転位相補正時間のばらつき減少を実現する
という作用を有する。
【0065】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
5に記載の発明において、複数の感光体の駆動を順次停
止する際に、時間変換手段により変換され得られた値に
応じて停止タイミングを補正することで、容易な構成で
感光体の回転位相補正時間の短縮化および感光体の回転
位相補正時間のばらつき減少を実現するという作用を有
する。
【0066】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1〜4の何れか一項に記載の発明において、複数の感光
体の回転位相関係を保持する手段は、複数の駆動モータ
回転制御手段により複数の感光体の駆動を開始する際に
予め定められた時間間隔にて複数の感光体の駆動を順次
開始するので、感光体の回転位相補正時間の短縮化およ
び感光体の回転位相補正時間のばらつき減少を実現する
という作用を有する。
【0067】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
7に記載の発明において、複数の感光体の駆動を順次開
始する際に、時間変換手段により変換され得られた値に
応じて開始タイミングを補正することで、容易な構成で
感光体の回転位相補正時間の短縮化および感光体の回転
位相補正時間のばらつき減少を実現するという作用を有
する。
【0068】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
5〜8の何れか一項に記載の発明において、予め定めら
れた時間間隔とは、感光体の回転周期の整数倍であるの
で、容易な構成で感光体の回転位相補正時間の短縮化お
よび感光体の回転位相補正時間のばらつき減少を実現す
るという作用を有する。
【0069】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1〜9の何れか一項に記載の発明において、上記一連
の動作シーケンスは、不揮発性メモリに格納されている
ので、容易且つ安価な構成で感光体の回転位相補正時間
の短縮化および感光体の回転位相補正時間のばらつき減
少を実現するという作用を有する。
【0070】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照しながら説明する。なお、図8に示す従来のカラ
ー画像形成装置の構成および動作は本発明のカラー画像
形成装置の構成および動作と同様であるので、重複した
図示および説明は省略されている。
【0071】図1は本発明の一実施の形態におけるカラ
ー画像形成装置の感光体の回転位相補正制御装置の構成
を示すブロック図である。図1において、この回転位相
補正制御装置は、回転位相補正設定手段1、回転位相補
正制御手段2、ブラックK、イエローY、マゼンタM、
シアンCの各モータ回転制御手段3K、3Y、3M、3
C、ブラックK、イエローY、マゼンタM、シアンCの
各感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4C、ブラック
K、イエローY、マゼンタM、シアンCの感光体5K、
5Y、5M、5C、ブラックK、イエローY、マゼンタ
M、シアンCの各回転位相検出手段6K、6Y、6M、
6Cを備えている。これらは図10に示す従来の技術と
構成は同一であるため詳細な説明は省略し、本実施の形
態の特徴的な構成を以下で説明する。
【0072】図1において、ブラックK、イエローY、
マゼンタM、シアンCの各駆動モータの回転状態検出手
段7K、7Y、7M、7Cは、それぞれの色に対応した
感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4Cのロック信号
をモニタする。それぞれの感光体駆動モータ4K、4
Y、4M、4Cの駆動が開始され、駆動が所定の回転数
で安定すると感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4C
がロック状態(定常回転状態)となり、ロック信号がア
クティブになる。
【0073】図1において、ブラックK、イエローY、
マゼンタM、シアンCの感光体の初期駆動測定手段8
K、8Y、8M、8Cは、感光体駆動モータ4K、4
Y、4M、4Cの駆動開始から感光体駆動モータ4K、
4Y、4M、4Cがロック状態になるまでの時間を測定
する。すなわち、それぞれの感光体駆動モータ4K、4
Y、4M、4Cが回転を開始すると同時に対応する感光
体駆動モータ4K、4Y、4M、4Cのロック信号のモ
ニタリングをある規定周期(ここでは10ms)で行
い、感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4Cがロック
するまでの時間を測定する。
【0074】図1において、ブラックK、イエローY、
マゼンタM、シアンCの時間変換手段9K、9Y、9
M、9Cは、初期駆動測定手段8K、8Y、8M、8C
で測定された各感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4
Cの駆動開始から各感光体駆動モータ4K、4Y、4
M、4Cがロック状態になるまでの感光体5K、5Y、
5M、5Cの回転位相補正時間を格納する。この各感光
体駆動モータ4K、4Y、4M、4Cの駆動開始から各
感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4Cがロック状態
になるまでの時間の長短は、各感光体5K、5Y、5
M、5Cの負荷の大小に依存する。すなわち、全く無負
荷の場合には、感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4
Cの速度リップル等で制定時間が長くなるが、ある程度
の負荷がかかった場合には、その負荷が大きければ大き
いほど感光体駆動モータ4K、4Y、4M、4Cの回転
が安定するまでの時間は長くなる。
【0075】次に、本発明における感光体の初期駆動時
間測定について図2および図3を参照して説明する。
【0076】図2は本発明における感光体の初期駆動時
間測定の動作フローチャートであり、図3は本発明にお
ける感光体の初期駆動時間測定の原理図である。感光体
の初期駆動時間測定の目的は、感光体駆動モータ4K、
4Y、4M、4Cが駆動開始されてからロックするまで
の時間には、それぞれの感光体5K、5Y、5M、5C
の残トナー量や、機構的負荷等によりばらつきがあるの
で、これらを予め測定しておいて、そのばらつき量を予
測することで感光体5K、5Y、5M、5Cの負荷変動
による感光体5K、5Y、5M、5Cの駆動開始時のば
らつきを抑制し、感光体5K、5Y、5M、5Cの回転
位相制御の精度を向上させることである。
【0077】図2において、先ず、ブラックKの感光体
駆動モータ4KがONされると(S21)、同時にその
感光体駆動モータ4Kのロック信号のモニタリングを開
始する(S22)。感光体駆動モータ4Kがロックして
いなければ10msのウエイトの後(S23)、ロック
検出カウンタをインクリメントし(S24)、再度感光
体駆動モータ4Kのロック信号のモニタリングを行う。
この処理は感光体駆動モータ4Kがロックするまで繰り
返し実施される。
【0078】感光体駆動モータ4Kがロック、すなわち
規定回転数で定常回転が行われるようになったら、ロッ
ク検出カウンタ値を所定のメモリに格納し(S25)、
処理を終了する。このロック検出カウンタの値×10m
sが、感光体5Kが駆動を開始してから定常回転に達す
るまで、すなわちロックするまでの時間となる。この処
理はブラックKのみならず、イエローY、マゼンタM、
シアンCについても同様に行われ、結果はそれぞれの対
応した所定のメモリエリアに格納される。
【0079】また、図3に示すように、ブラックKの感
光体駆動モータ4KがONされてからその感光体駆動モ
ータ4Kのロック信号がロック状態になるまでの時間T
LKと、イエローYの感光体駆動モータ4YがONされ
てからその感光体駆動モータ4Yのロック信号がロック
状態になるまでの時間TLYと、マゼンタMの感光体駆
動モータ4MがONされてからその感光体駆動モータ4
Mのロック信号がロック状態になるまでの時間TLM
と、シアンCの感光体駆動モータ4CがONされてから
その感光体駆動モータ4Cのロック信号がロック状態に
なるまでの時間TLCを測定し、それぞれを所定のメモ
リに格納しておく。
【0080】次に、本発明における感光体の駆動停止制
御について図4および図5を参照して説明する。
【0081】図4は本発明における感光体の駆動停止制
御の動作フローチャート、図5は本発明における感光体
の駆動停止制御の原理図である。感光体の駆動停止制御
の目的は、図1に示す回転位相検出手段6K、6Y、6
M、6Cによって検出し補正されたブラックK、イエロ
ーY、マゼンタM、シアンCの各感光体5K、5Y、5
M、5Cの回転位相関係を一定に保持することである。
ただし、この制御の前提条件として、感光体5K、5
Y、5M、5Cの駆動停止後に再度感光体5K、5Y、
5M、5Cの駆動を開始するときは、ブラックK、イエ
ローY、マゼンタM、シアンCの各感光体5K、5Y、
5M、5Cの駆動の開始を同一タイミングで行うことが
必要である。
【0082】図4において、感光体5K、5Y、5M、
5Cの駆動停止要求が出されると(S31)、先ず、ブ
ラックKの感光体5Kの駆動を停止する(S32)。そ
の後、その感光体5Kの周期時間分ウエイトする(S3
3)。これはブラックKの感光体5Kの周期分ウエイト
することで感光体5Kの回転位相関係を保持するためで
ある。続いて、さらに、感光体5Kの負荷によるオフセ
ット時間分ウエイトする(S34)。これは図3に示す
ようにブラックKの感光体駆動モータ4Kが回転開始し
てからロック状態になるまでの時間TLKと、ブラック
Kの感光体駆動モータ4Kの次に停止するイエローYの
感光体駆動モータ4Yの同時間TLYとの差分で求めら
れる。
【0083】TLK>TLYであればブラックKの感光
体5Kが定常回転に達するまでの時間が長くかかり、イ
エローYの感光体5Yに比べブラックKの感光体5Kの
負荷が大きいことが予測される。つまり、仮にブラック
Kの感光体5Kの駆動とイエローYの感光体5Yの駆動
を同時に開始した場合、それぞれの感光体駆動モータ4
K、4Yが定常回転に達するまでの時間は、ブラックK
の感光体駆動モータ4Kの方がイエローYのそれよりも
大きくなる。すなわち、このような場合には、このオフ
セット時間はマイナスの値を持つ。この場合、前ステッ
プの感光体5Kの周期時間からオフセット時間を差し引
いた時間ウエイトすることになる。また、TLK<TL
Yであればオフセット時間はプラスとなり、感光体5K
の周期時間にオフセット時間を加えた時間ウエイトする
必要がある。
【0084】これらの所定時間のウエイトの後、次に、
イエローYの感光体5Yの駆動を停止する(S35)。
その後、その感光体5Yの周期時間分ウエイトし(S3
6)、続いて、さらに、感光体5Yの負荷によるオフセ
ット時間分ウエイトする(S37)。これは図3に示す
ようにイエローYの感光体駆動モータ4Yが回転開始し
てからロック状態になるまでの時間TLYと、イエロー
Yの感光体駆動モータ4Yの次に停止するマゼンタMの
感光体駆動モータ4Mの同時間TLMとの差分で求めら
れる。
【0085】TLY>TLMであればイエローYの感光
体5Yが定常回転に達するまでの時間が長くかかり、マ
ゼンタMの感光体5Mに比べイエローYの感光体5Yの
負荷が大きいことが予測される。すなわち、このような
場合には、このオフセット時間はマイナスの値を持つ。
この場合、前ステップの感光体5Yの周期時間からオフ
セット時間を差し引いた時間ウエイトすることになる。
また、TLY<TLMであればオフセット時間はプラス
となり、感光体5Yの周期時間にオフセット時間を加え
た時間ウエイトする必要がある。
【0086】これらの所定時間のウエイトの後、次に、
マゼンタMの感光体5Mの駆動を停止する(S38)。
その後、その感光体5Mの周期時間分ウエイトし(S3
9)、続いて、さらに、感光体5Mの負荷によるオフセ
ット時間分ウエイトする(S40)。これは図3に示す
ようにマゼンタMの感光体駆動モータ4Mが回転開始し
てからロック状態になるまでの時間TLMと、マゼンタ
Mの感光体駆動モータ4Mの次に停止するシアンCの感
光体駆動モータ4Cの同時間TLCとの差分で求められ
る。
【0087】TLM>TLCであればマゼンタMの感光
体5Mが定常回転に達するまでの時間が長くかかり、シ
アンCの感光体5Cに比べマゼンタMの感光体5Mの負
荷が大きいことが予測される。すなわち、このような場
合には、このオフセット時間はマイナスの値を持つ。こ
の場合、前ステップの感光体5Mの周期時間からオフセ
ット時間を差し引いた時間ウエイトすることになる。ま
た、TLM<TLCであればオフセット時間はプラスと
なり、感光体5Mの周期時間にオフセット時間を加えた
時間ウエイトする必要がある。
【0088】これらの所定時間のウエイトの後、次に、
シアンCの感光体5Cの駆動を停止する(S41)。以
上の処理の様子を図5に示す。図5に示すように、先
ず、ブラックKの感光体5Kの駆動が停止され、感光体
5Kの周期時間+感光体5Kの負荷によるオフセット時
間分ウエイト後、順次イエローY、マゼンタM、シアン
Cのそれぞれの感光体5Y、5M、5Cの感光体駆動モ
ータ4Y、4M、4Cが停止する。こうしておくと次回
に感光体5K、5Y、5M、5Cが起動された場合に4
つの感光体5K、5Y、5M、5Cの回転位相関係が保
持される。
【0089】次に、本発明における感光体の駆動開始制
御について図6および図7を参照して説明する。
【0090】図6は本発明における感光体の駆動開始制
御の動作フローチャート、図7は本発明における感光体
の駆動開始制御の原理図である。感光体の駆動開始制御
の目的は、図1に示す回転位相検出手段6K、6Y、6
M、6Cによって検出し補正されたブラックK、イエロ
ーY、マゼンタM、シアンCの各感光体5K、5Y、5
M、5Cの回転位相関係を一定に保持することである。
ただし、この制御の前提条件として、感光体5K、5
Y、5M、5Cの駆動停止時は、ブラックK、イエロー
Y、マゼンタM、シアンCの各感光体5K、5Y、5
M、5Cの駆動の停止を同一タイミングで行うことが必
要である。
【0091】図6において、感光体5K、5Y、5M、
5Cの駆動開始要求が出されると(S51)、先ず、ブ
ラックKの感光体5Kの駆動を開始する(S52)。そ
の後、その感光体5Kの周期時間分ウエイトする(S5
3)。これはブラックKの感光体5Kの周期分ウエイト
することで感光体5Kの回転位相関係を保持するためで
ある。続いて、さらに、感光体5Kの負荷によるオフセ
ット時間分ウエイトする(S54)。これは図3に示す
ようにブラックKの感光体駆動モータ4Kが回転開始し
てからロック状態になるまでの時間TLKと、ブラック
Kの感光体駆動モータ4Kの次に停止するイエローYの
感光体駆動モータ4Yの同時間TLYとの差分で求めら
れる。
【0092】TLK<TLYであればブラックKの感光
体5Kが定常回転に達するまでの時間が長くかかり、イ
エローYの感光体5Yに比べブラックKの感光体5Kの
負荷が大きいことが予測される。すなわち、このような
場合には、このオフセット時間はマイナスの値を持つ。
この場合、前ステップの感光体5Kの周期時間からオフ
セット時間を差し引いた時間ウエイトすることになる。
また、TLK>TLYであればオフセット時間はプラス
となり、感光体5Kの周期時間にオフセット時間を加え
た時間ウエイトする必要がある。
【0093】これらの所定時間のウエイトの後、次に、
イエローYの感光体5Yの駆動を開始する(S55)。
その後、その感光体5Yの周期時間分ウエイトし(S5
6)、続いて、さらに、感光体5Yの負荷によるオフセ
ット時間分ウエイトする(S57)。これは図3に示す
ようにイエローYの感光体駆動モータ4Yが回転開始し
てからロック状態になるまでの時間TLYと、イエロー
Yの感光体駆動モータ4Yの次に停止するマゼンタMの
感光体駆動モータ4Mの同時間TLMとの差分で求めら
れる。
【0094】TLY<TLMであればイエローYの感光
体5Yが定常回転に達するまでの時間が長くかかり、マ
ゼンタMの感光体5Mに比べイエローYの感光体5Yの
負荷が大きいことが予測される。すなわち、このような
場合には、このオフセット時間はマイナスの値を持つ。
この場合、前ステップの感光体5Yの周期時間からオフ
セット時間を差し引いた時間ウエイトすることになる。
また、TLY>TLMであればオフセット時間はプラス
となり、感光体5Yの周期時間にオフセット時間を加え
た時間ウエイトする必要がある。
【0095】これらの所定時間のウエイトの後、次に、
マゼンタMの感光体5Mの駆動を開始する(S58)。
その後、その感光体5Mの周期時間分ウエイトし(S5
9)、続いて、さらに、感光体5Mの負荷によるオフセ
ット時間分ウエイトする(S60)。これは図3に示す
ようにマゼンタMの感光体駆動モータ4Mが回転開始し
てからロック状態になるまでの時間TLMと、マゼンタ
Mの感光体駆動モータ4Mの次に停止するシアンCの感
光体駆動モータ4Cの同時間TLCとの差分で求められ
る。
【0096】TLM<TLCであればマゼンタMの感光
体5Mが定常回転に達するまでの時間が長くかかり、シ
アンCの感光体5Cに比べマゼンタMの感光体5Mの負
荷が大きいことが予測される。すなわち、このような場
合には、このオフセット時間はマイナスの値を持つ。こ
の場合、前ステップの感光体5Mの周期時間からオフセ
ット時間を差し引いた時間ウエイトすることになる。ま
た、TLM>TLCであればオフセット時間はプラスと
なり、感光体5Mの周期時間にオフセット時間を加えた
時間ウエイトする必要がある。
【0097】これらの所定時間のウエイトの後、次に、
シアンCの感光体5Cの駆動を開始する(S61)。以
上の処理の様子を図5に示す。図5に示すように、先
ず、ブラックKの感光体5Kの駆動が開始され、感光体
5Kの周期時間+感光体5Kの負荷によるオフセット時
間分ウエイト後、順次イエローY、マゼンタM、シアン
Cのそれぞれの感光体5Y、5M、5Cの感光体駆動モ
ータ4Y、4M、4Cが回転開始する。こうすることで
感光体5K、5Y、5M、5Cが起動された場合に4つ
の感光体5K、5Y、5M、5Cの回転位相関係が保持
される。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、回転位
相補正手段により感光体の回転位相を補正した後、複数
の感光体の回転位相関係を保持するようにしているの
で、感光体の位相補正の時間を短縮することが可能にな
るという有効な効果が得られる。
【0099】また、本発明によれば、感光体の負荷変動
を予測し、感光体の回転位相補正の所要時間のばらつき
を減少させることが可能になるという有効な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるカラー画像形成
装置の感光体の回転位相補正制御装置の構成を示すブロ
ック図
【図2】本発明における感光体の初期駆動時間測定の動
作フローチャート
【図3】本発明における感光体の初期駆動時間測定の原
理図
【図4】本発明における感光体の駆動停止制御の動作フ
ローチャート
【図5】本発明における感光体の駆動停止制御の原理図
【図6】本発明における感光体の駆動開始制御の動作フ
ローチャート
【図7】本発明における感光体の駆動開始制御の原理図
【図8】従来のカラー画像形成装置の構成図
【図9】従来の色ずれDC補正制御の動作フローチャー
【図10】従来の感光体の位相補正制御装置の構成を示
すブロック図
【図11】従来の感光体の回転位相検出部の構成図
【図12】従来の各感光体のホーム信号を示すタイミン
グチャート
【図13】従来の感光体の回転位相補正制御の動作フロ
ーチャート
【図14】従来の各色の副走査方向の位置ずれのAC成
分の位相信号を示すタイミングチャート
【図15】従来の回転位相補正制御前の各感光体のホー
ム信号と各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相
信号の関係を示すタイミングチャート
【図16】従来の回転位相制御のための感光体駆動モー
タの速度設定切り替えを示す図
【図17】従来の回転位相補正制御後の各感光体のホー
ム信号と各色の副走査方向の位置ずれのAC成分の位相
信号の関係を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1 回転位相補正設定手段 2 回転位相補正制御手段 3K,3Y,3M,3C モータ回転制御手段 4K,4Y,4M,4C 感光体駆動モータ 5K,5Y,5M,5C 感光体 6K,6Y,6M,6C 回転位相検出手段 7K、7Y、7M、7C 回転状態検出手段 8K、8Y、8M、8C 初期駆動時間測定手段 9K、9Y、9M、9C 時間変換手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体及び前記感光体に形成された潜像を
    トナー画像として顕画化する現像手段を有する複数の画
    像形成ステーションと、 前記複数の画像形成ステーションで形成されたトナー画
    像を一時保持する中間転写体を有し、前記中間転写体上
    のトナー画像を転写材へ転写、搬送する転写手段と、 前記複数の画像形成ステーション内の前記感光体に光を
    それぞれ照射して潜像を形成する複数の露光手段とを備
    え、 前記複数の画像形成ステーションに顕画化されたトナー
    画像を前記転写材に順次重ね合わせて合成像を形成する
    カラー画像形成装置であって、 前記複数の感光体をそれぞれ駆動する複数の感光体駆動
    モータと、 前記複数の感光体駆動モータの回転駆動を制御する複数
    の駆動モータ回転制御手段と、 前記複数の感光体駆動モータの回転状態を検出する駆動
    モータ回転状態検出手段と、 前記感光体駆動モータに回転駆動された前記複数の感光
    体の回転位相をそれぞれ検出する回転位相検出手段と、 前記回転位相検出手段により前記複数の感光体の回転位
    相を検出し、基準となる所定の前記感光体の回転位相に
    対する他の複数の前記感光体の回転位相差を算出する回
    転位相差算出手段と、 印字動作時において基準となる所定の前記感光体の回転
    位相に対する他の複数の前記感光体の回転位相差を設定
    する回転位相差設定手段と、 前記回転位相差設定手段により設定された回転位相差に
    応じて前記感光体の回転位相を補正する回転位相補正手
    段とを備え、 前記回転位相補正手段により前記感光体の回転位相が補
    正された後、前記複数の感光体の回転位相関係を保持す
    ることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記駆動モータ回転制御手段により前記感
    光体駆動モータの回転を開始すると共に前記駆動モータ
    回転状態検出手段にて前記感光体駆動モータの回転状態
    の監視を開始し、前記感光体駆動モータの回転開始から
    前記駆動モータ回転状態検出手段にて予め定められたス
    テート信号が検出されるまでの時間を測定する初期駆動
    時間測定手段と、 前記初期駆動時間測定手段により測定された時間を予め
    定められた規則に従って変換するための時間変換手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のカラー画像
    形成装置。
  3. 【請求項3】前記駆動モータ回転状態検出手段にて検出
    されるステート信号は、前記感光体駆動モータのロック
    信号であることを特徴とする請求項2に記載のカラー画
    像形成装置。
  4. 【請求項4】前記予め定められた規則とは、前記感光体
    の負荷と前記感光体駆動モータの回転開始から駆動状態
    の安定に要するまでの時間の関係を示したデータテーブ
    ルまたは演算式であることを特徴とする請求項2または
    3に記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記複数の感光体の回転位相関係を保持す
    る手段は、前記複数の駆動モータ回転制御手段により前
    記複数の感光体の駆動を停止する際に予め定められた時
    間間隔にて前記複数の感光体の駆動を順次停止すること
    で実現することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項
    に記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記複数の感光体の駆動を順次停止する際
    に、前記時間変換手段により変換され得られた値に応じ
    て停止タイミングを補正することを特徴とする請求項5
    に記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記複数の感光体の回転位相関係を保持す
    る手段は、前記複数の駆動モータ回転制御手段により前
    記複数の感光体の駆動を開始する際に予め定められた時
    間間隔にて前記複数の感光体の駆動を順次開始すること
    で実現することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項
    に記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記複数の感光体の駆動を順次開始する際
    に、前記時間変換手段により変換され得られた値に応じ
    て開始タイミングを補正することを特徴とする請求項7
    に記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記予め定められた時間間隔とは、前記感
    光体の回転周期の整数倍であることを特徴とする請求項
    5〜8の何れか一項に記載のカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】上記一連の動作シーケンスは、不揮発性
    メモリに格納されていることを特徴とする請求項1〜9
    の何れか一項に記載のカラー画像形成装置。
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