JPH11160938A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH11160938A
JPH11160938A JP9341976A JP34197697A JPH11160938A JP H11160938 A JPH11160938 A JP H11160938A JP 9341976 A JP9341976 A JP 9341976A JP 34197697 A JP34197697 A JP 34197697A JP H11160938 A JPH11160938 A JP H11160938A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】中間転写体に転写されたトナー像を転写紙に直
ちに転写して単位時間当たりの印刷枚数を多くする。 【解決手段】中間転写ベルト41に基準マーク42Aの
検出を基準にして1又は複数枚分のカラ−画像を形成し
てからマ−クセンサ44で最初に検出する第2の基準マ
ーク42Bの検出に基づいて転写紙を給紙し、中間転写
ベルトにカラ−画像を形成してから中間転写ベルトを余
分に回転させずに直ちにカラ−画像を転写紙に2次転写
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラー複写機や
カラープリンタ等の画像形成装置、特に印刷能率の向上
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばカラープリンタ等でOHP用紙や
ハガキ等の厚手の転写紙に転写したトナー像を定着する
ための熱量は、通常の転写紙よりはるかに多くの熱量が
必要になる。このOHP用紙やハガキ等の厚紙に画像を
定着するときに定着効率が落ちないようにするために、
例えば特開平4−67174号公報に示されているように転
写紙1頁分のカラーのトナー像が中間転写体に転写され
た後に中間転写体の速度を定着装置の速度とほぼ同じ速
度となるように減速してトナー像を転写紙に転写すると
きの速度を定着装置の速度に合わせて、小型の定着装置
でカラー画像を定着するときの熱量を確保するようにし
ている。
【0003】また、特開平6−11977号公報に示された
画像形成装置では、トナー像を転写するときと定着する
ときの中間転写体の速度を画像形成の際の他のプロセス
における速度より遅くして高い記録速度を保持してい
る。
【0004】しかしながら、上記のようにトナー像を中
間転写体に転写した後転写紙に転写する前に中間転写体
の速度を遅くするのでは、装置毎に中間転写体を駆動す
るモータの速度変化時間や速度変化時の移動距離に機械
的な差がある場合にはトナー像を転写紙に転写するタイ
ミングを固定にしていると、転写紙における画像先端位
置が不安定になる。この転写紙における画像先端位置が
不安定になることを解消するためには、装置毎にトナー
像を転写紙に転写するタイミングを調整する必要があ
り、組立や調整工数が増大する。また、トナー像を転写
紙に転写するタイミングは経時変化する場合があり、こ
のような場合には装置毎にトナー像を転写紙に転写する
タイミングを調整するだけでなく、タイミングが変化す
る都度調整しなおさなければならない。
【0005】このような問題を解消するために、特開平
9−185271号公報に示されているように、中間転写体へ
トナー像を転写してから中間転写体の速度を変えたと
き、中間転写体に設けられた位置合わせ用のマークの検
出を基準として中間転写体に転写したトナー像を転写紙
に転写するタイミングを決定し、中間転写体を駆動する
モータの速度変化時間や速度変化時の移動距離による画
像に対する影響を無くすようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように中間転写
体へトナー像を転写してから中間転写体の速度を変えた
とき、中間転写体に設けられた位置合わせ用のマークの
検出を基準として中間転写体に転写したトナー像を転写
紙に転写するタイミングを決定していると、感光体から
中間転写体にトナー像を転写した後、中間転写体に転写
されたトナー像を転写紙に転写する前に中間転写体を1
回余分に回転させて中間転写体の位置合わせ用のマーク
を検出する必要がある。このように中間転写体を余分に
回転させるため、単位時間当たりの印刷枚数が低下して
しまう。また、中間転写体を余分に回転させると、中間
転写体に転写したトナー像と感光体との接触が多くな
り、画像劣化を引き起こす可能性もある。
【0007】さらに、感光体から中間転写体にトナー像
の後端が転写されたあと中間転写体の速度を切り換える
ようにしているが、そのタイミング如何によっては、中
間転写体の線速度を変更してからマーク検出まで時間が
かかり、結果的に単位時間当たりの印刷枚数が低下して
しまう。また、画像のサイズが基準サイズ例えばA4サ
イズより小さい場合、中間転写体に2面分のトナー像を
転写して単位時間当たりの印刷枚数の向上を図っている
が、2面目の画像後端が中間転写体に転写された直後に
速度を切り替えても、レイアウト上1面目の画像先端が
転写紙への転写位置を通過してしまい、中間転写体を速
度切り換え後の速度でほぼ1回転分回転させる必要があ
り、その分だけ単位時間当たりの印刷枚数が低下してし
まう。
【0008】この発明はかかる短所を解消し、中間転写
体を速度切り換えてから直ちに中間転写体に転写された
トナー像を転写紙に転写して単位時間当たりの印刷枚数
を向上することができる画像形成装置を得ることを目的
とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、感光体に順次形成されたカラー画像をトナー像
担持体に設けられた基準マ−クの検出に基づいて各色の
位置合わせながらトナー像担持体に1枚又は複数枚分の
カラー画像を転写し、トナー像担持体に転写された1枚
又は複数枚分のカラー画像をそれぞれ転写紙に転写し、
転写紙に転写されたカラー画像を転写紙に定着させる画
像形成装置であって、上記トナー像担持体のトナー像の
位置合わせ用の基準マークとは異なる位置に設けた第2
の基準マークの検出に基づいて転写紙給紙タイミングを
定めることを特徴とする。
【0010】上記第2の基準マークをトナー像の位置合
わせ用の基準マークよりトナー像担持体の回転方向の前
方に設けられ、トナー像の位置合わせ用の基準マークと
第2の基準マークの間隔を転写紙の先端を突き当てて待
機状態にする給紙レジストロ−ラからトナー像担持体に
転写されたトナー像を転写紙に転写する位置までの距離
により定めると良い。
【0011】また、この発明に係る他の画像形成装置
は、感光体に順次形成されたカラー画像をトナー像担持
体に設けられた基準マ−クの検出に基づいて各色の位置
合わせながらトナー像担持体に1枚又は複数枚分のカラ
ー画像を転写し、トナー像担持体に転写された1枚又は
複数枚分のカラー画像をそれぞれ転写紙に転写し、転写
紙に転写されたカラー画像を転写紙に定着させる画像形
成装置であって、上記トナー像担持体の基準マークを検
出してトナー像担持体のトナー像の位置合わせの基準信
号を出力する第1のマークセンサとは異なる位置にトナ
ー像担持体の基準マークを検出して転写紙給紙タイミン
グを定める第2のマークセンサを設けたことを特徴とす
る。
【0012】上記第1のマークセンサと第2のマークセ
ンサの間隔を転写紙の先端を突き当てて待機状態にする
給紙レジストロ−ラからトナー像担持体に転写されたト
ナー像を転写紙に転写する位置までの距離により定める
と良い。
【0013】また、上記画像形成装置は、上記トナー像
担持体の面移動速度を、感光体に形成された画像をトナ
ー像担持体に転写するときとトナー像担持体に形成され
た画像を転写紙に転写するときとで切り換えるモードを
有する。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、感光
体に順次形成されたカラー画像を中間転写ベルトに設け
られた基準マ−クに基づいて各色の位置合わせながら中
間転写ベルトに1又は複数枚分のカラー画像を転写し、
中間転写ベルトに転写された1又は複数枚分のカラー画
像をそれぞれ転写紙に転写し、転写紙に転写されたカラ
ー画像を転写紙に定着させる。中間転写ベルトには各色
の位置合わせをする基準マークより中間転写ベルトの回
転方向の前方に設けられた第2の基準マークを有する。
この第2の基準マークをマークセンサで検出したときが
中間転写ベルトに転写されたトナー像を転写紙に転写す
るときのトナー像と転写紙の先端を位置合わせするため
の転写紙給紙タイミングの基準となる。各色の位置合わ
せをする基準マークと第2の基準マークの間隔は転写紙
の先端を突き当てて待機状態にする給紙レジストロ−ラ
から中間転写ベルトに転写されたトナー像を転写紙に転
写する位置までの距離に応じて定められている。
【0015】そして中間転写ベルトに1又は複数枚分の
カラ−画像を形成してからマ−クセンサで最初に検出す
る第2の基準マークの検出に基づいて転写紙を給紙し、
中間転写ベルトに形成されたカラ−画像を転写紙に2次
転写する。このようにして中間転写ベルトにカラ−画像
を形成してから中間転写ベルトを余分に回転させずに直
ちにカラ−画像を転写紙に2次転写する。
【0016】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成図である。
図に示すように、画像形成装置の画像形成・転写動作を
行うプリンタ部1は感光体2とリボルバユニット3と転
写ユニット4及び書込ユニット5を有する。感光体2の
回転方向に沿って除電ランプ6と帯電チャージャ7とリ
ボルバユニット3とトナー付着量センサ8と転写前除電
ランプ9と転写ユニット4及びドラムクリ−ニングブ1
0が設けられている。リボルバユニット3は黒(K),
シアン(C),マゼンタ(M),黄(Y)の各色の現像
器31,32,33,34とリボルバホームポジション
センサ35を有する。転写ユニット4は複数のロ−ラに
巻き回され、2個の基準マーク42A,42Bを有する
中間転写ベルト41とベルト転写チャ−ジャ43と基準
マ−ク42A,42Bを読み取るマ−クセンサ44と紙
転写チャ−ジャ45及びベルトクリ−ニング部46を有
する。中間転写ベルト41は、例えばA4横サイズの2
枚分と転写紙間隔を加えた感光体2の周長の2倍の長さ
を有し、感光体2の2回転で中間転写ベルト41に同一
色で2画面の画像が形成できるようになっている。この
中間転写ベルト41に設けられた基準マーク42Aは感
光体2に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト4
1に重ねて転写するときの基準となり、基準マーク42
Aより中間転写ベルト41の回転方向の前方に設けられ
た基準マーク42Bは中間転写ベルト41に転写された
トナー像を転写紙に転写するときに、トナー像と転写紙
の先端を位置合わせするための転写紙給紙タイミングの
基準となる。この基準マーク42Aと基準マーク42B
の間隔は転写紙の先端を突き当てて待機状態にする給紙
レジストロ−ラ12から紙転写チャ−ジャ45で中間転
写ベルト41に転写されたトナー像を転写紙に転写する
位置までの距離に応じて定められている。
【0017】画像形成装置の制御部には、図2のブロッ
ク図に示すように、プリンタ制御部100とスキャナ制
御部200と給紙制御部300及びソータ制御部400
を有し、システム制御部500の制御により画像形成転
写処理や画像読み込み処理,給紙処理,原稿搬送処理及
び仕分け処理を実行する。
【0018】プリンタ制御部100はCPU101とR
OM102とRAM103とシリアル通信コントローラ
104と書き込み制御ユニット105とレーザ光源制御
ユニット106及び入出力制御を行うIOコントローラ
107を有する。CPU101はROM102に予め記
憶した制御プログラムにしたがって紙搬送系を駆動する
メインモータ110や感光体2と中間転写ベルト41を
駆動するドラムモータ111,現像スリ−ブを駆動する
現像モータ112,リボルバユニット3を駆動するリボ
ルバモータ113,トナ−を補給する補給モータ11
4,定着ユニット160及び電源部170を駆動させ、
マークセンサ44に接続されたマークセンサ回路150
やリボルバホームポジションセンサ35に接続されたリ
ボルバホームポジションセンサ回路151,帯電チャ−
ジャ7で帯電した感光体2の電位を測定する電位計回路
180及びトナ−付着量センサ8に接続されたトナー付
着量センサ回路181からの信号によりプリンタ部1全
体の動作を制御する。シリアル通信コントロ−ラ104
はスキャナ制御部200や給紙制御部300,ソータ制
御部400及びシステム制御部500との間で制御情報
や画像デ−タの授受を制御する。書き込み制御ユニット
105はレーザ光源制御ユニット106及びポリゴンモ
ータ115と接続して画像データの露光制御を行なう。
【0019】上記のように形成された画像形成装置で例
えばB4サイズやA4サイズの1枚の原稿のフルカラ−
画像を厚紙等の転写紙に形成するときの動作を図3のタ
イムチャ−トを参照して説明する。
【0020】画像形成サイクルを開始すると、プリンタ
制御部100のCPU101は除電ランプ6をオンにし
てドラムモータ111を回転させて感光体2を反時計方
向に回転し、中間転写ベルト41を感光体2と同じ線速
V1で時計方向に回転する。この感光体2の回転により
除電ランプ6で除電された感光体2表面を帯電チャ−ジ
ャ7で一様に帯電する。一方、中間転写ベルト41が回
転してマークセンサ44が最初の基準マーク42Bに引
き続いて2番目の基準マーク42Aを検出すると1色目
の黒(K)画像のスキャン開始コマンドをスキャナ制御
部200に送る。スキャナ制御部200はスキャナにセ
ットされた原稿の画像を読み取り書込ユニット5に送
る。書込ユニット5はスキャナ制御部200で読み取っ
た原稿の黒画像K1に応じて感光体2を露光して黒画像
K1の静電潜像を形成する。感光体2に形成された黒画
像K1の静電潜像をリボルバユニット3で可視化する。
この可視化した黒画像K1をマ−クセンサ44による中
間転写ベルト41の基準マーク42Aの検出を基準にし
たタイミングで中間転写ベルト41にベルト転写チャ−
ジャ43で1次転写する。1色目の黒画像K1の2次転
写が終了すると、現像モータ112によりリボルバユニ
ット3を回転し、シアン(C)の現像器32を感光体2
に接触させる。その後、上記と同様にして感光体2にシ
アン画像C1を形成し、形成したシアン画像C1を中間
転写ベルト41の基準マーク42A検出を基準にしたタ
イミングで中間転写ベルト41に1次転写して、1色目
の黒画像K1と2色目のシアン画像C1を重ね合わせ
る。この画像形成と1次転写をマゼンタ(M),黄
(Y)の各画像毎に繰返し、図4に示すように中間転写
ベルト41にカラ−画像FC1を形成する。
【0021】この画像形成,1次転写工程で最後の色に
あたる黄画像Y1を中間転写ベルト41に1次転写が終
了し、図4に示すように、感光体2と中間転写ベルト4
1の接触点からカラ−画像FC1がなくなると、CPU
101はドラムモータ111の回転速度を減速して感光
体2と中間転写ベルト41の線速V1を例えば1/2の
線速V2にする。ドラムモータ111の回転速度の減速
を開始すると一定時間後に中間転写ベルト41が線速V
2になり安定する。中間転写ベルト41の駆動速度を線
速V2に減速してからマ−クセンサ44で中間転写ベル
ト41の最初の基準マーク42Bを検出すると、CPU
101は基準マーク42Bを検出したときを基準にして
中間転写ベルト41上のカラ−画像FC1と給紙部11
から送られて給紙レジストロ−ラ12に先端を突き当て
て待機状態になっている転写紙の先端とが合うようにタ
イミングをとって給紙レジストローラ12を回転させて
転写紙を送り、転写紙にカラ−画像FC1を2次転写さ
せる。カラ−画像FC1を転写した転写紙は搬送手段1
3により定着ユニット160に搬送されて定着される。
【0022】このように中間転写ベルト41に原稿のカ
ラ−画像FC1を形成してからマ−クセンサ44で最初
に検出する基準マーク42Bの検出に基づいて転写紙を
給紙しカラ−画像FC1を2次転写するから、中間転写
ベルト41に1枚目の原稿のカラ−画像FC1を形成し
てから中間転写ベルト41を余分に回転させずに直ちに
カラ−画像FC1を転写紙に2次転写することができ
る。
【0023】2次転写が終了したときにベルトクリーニ
ング部46を中間転写ベルト41に接触させて中間転写
ベルト41に残量したトナ−を除去し、次の原稿の画像
形成,1次転写工程に入る。
【0024】次に例えばA4横サイズの2枚分の原稿の
フルカラ−画像を転写紙に形成するときの動作を図5の
タイムチャ−トを参照して説明する。
【0025】画像形成サイクルを開始し、中間転写ベル
ト41が回転してマークセンサ44が最初の基準マーク
42Bに引き続いて2番目の基準マーク42Aを検出す
ると1色目の黒(K)画像のスキャン開始コマンドをス
キャナ制御部200に送る。スキャナ制御部200はス
キャナにセットされた2枚の原稿の1枚目の画像を読み
取り書込ユニット5に送る。書込ユニット5はスキャナ
制御部200で読み取った1枚目の原稿の黒画像K1に
応じて感光体2を露光して黒画像K1の静電潜像を形成
する。感光体2に形成された黒画像K1の静電潜像をリ
ボルバユニット3で可視化する。この可視化した黒画像
K1をマ−クセンサ44による中間転写ベルト41の基
準マーク42Aの検出を基準にしたタイミングで中間転
写ベルト41にベルト転写チャ−ジャ43で1次転写す
る。1枚目の原稿の読取りが終了すると、スキャナは高
速でリタ−ンして2枚目の原稿の読取開始するまで、す
なわち1枚目の原稿の転写紙と2枚目の原稿の転写紙と
を搬送する時間間隔に対応した時間だけスキャナホ−ム
ポジションで待機する。その後、上記と同様にして2枚
目の原稿の黒画像K2を感光体2に形成して、感光体2
に形成した黒画像K2を中間転写ベルト41の黒画像K
1を転写した領域のあとの領域に1次転写する。1色目
の黒画像K1,K2の2次転写が終了すると、現像モー
タ112によりリボルバユニット3を回転し、シアン
(C)の現像器32を感光体2に接触させる。その後、
上記と同様にして感光体2に1枚目の原稿のシアン画像
C1を形成し、形成したシアン画像C1を中間転写ベル
ト41の基準マーク42A検出を基準にしたタイミング
で中間転写ベルト41に1次転写して、1色目の黒画像
K1と2色目のシアン画像C1を重ね合わせる。その
後、2枚目の原稿のシアン画像C2を感光体2に形成
し、形成したシアン画像C2を中間転写ベルト41に1
次転写して黒画像K2と重ね合わせる。この画像形成と
1次転写をマゼンタ(M),黄(Y)の各画像毎に繰返
し、図6に示すように中間転写ベルト41に1枚目の原
稿のカラ−画像FC1を形成したあと、画像形成,1次
転写工程で最後の色にあたる2枚目の原稿の黄画像Y2
を転写して2枚目の原稿のカラ−画像FC2を形成す
る。
【0026】この画像形成,1次転写工程で最後の色に
あたる2枚目の原稿の黄画像Y2を中間転写ベルト31
に1次転写が終了して2次転写工程に入ると、CPU1
01はドラムモータ111の回転速度を減速して感光体
2と中間転写ベルト41の線速V1を例えば1/2の線
速V2に減速してから、マ−クセンサ44で中間転写ベ
ルト41の最初の基準マーク42Bを検出すると、基準
マーク42Bを検出したときを基準にしてタイミングを
とって給紙レジストローラ12を回転させて転写紙を送
り、転写紙にカラ−画像FC1を2次転写させる。カラ
−画像FC1を転写した転写紙は搬送手段13で定着ユ
ニット160に搬送されて定着される。カラ−画像FC
1を2次転写したら引き続いて2枚目の原稿のカラ−画
像FC2を転写紙に2次転写して定着する。また、2次
転写が終了したときにベルトクリーニング部46を中間
転写ベルト41に接触させて中間転写ベルト41に残量
したトナ−を除去し、3枚目の原稿と4枚目の原稿の画
像形成,1次転写工程に入る。
【0027】このように中間転写ベルト41に1枚目の
原稿のカラ−画像FC1に引き続いて2枚目の原稿のカ
ラー画像を形成するから、単位時間当たりの印刷速度を
向上することができる。
【0028】上記実施例は、中間転写ベルト41に2つ
の基準マーク42A,42Bを設けて、一方の基準マー
ク42Aの検出を感光体2に形成された各色のトナー像
を中間転写ベルト41に重ねて転写するときの基準と
し、他方の基準マーク42Bの検出を中間転写ベルト4
1に転写されたトナー像を転写紙に転写するときの転写
紙給紙タイミングの基準にした場合について説明した
が、図7に示すように、中間転写ベルト41に設けた1
つの基準マーク42を2個のマ−クセンサ44A,44
Bで検出するようにしても良い。この場合は、図8のタ
イムチャートに示すように、マ−クセンサ44Aで基準
マーク42を検出したときを感光体2に形成された各色
のトナー像を中間転写ベルト41に重ねて転写するとき
の基準とし、マークセンサ44Bで基準マーク42を検
出したときを中間転写ベルト41に転写されたトナー像
を転写紙に転写するときの転写紙給紙タイミングの基準
にすれば良い。
【0029】また、上記実施例は厚紙等の転写紙に画像
を形成せするために中間転写ベルト41にトナー像を転
写してから中間転写ベルト41の線速V1を例えば1/
2の線速V2に減速してトナー像を転写紙に転写する場
合について説明したが、普通紙の転写紙を使用し、中間
転写ベルト41にトナー像を転写してから中間転写ベル
ト41の線速V1を減速しないでトナー像を転写紙に転
写する場合も同様にして単位時間当たりの印刷速度を向
上することができる。
【0030】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、感光体
に形成されたトナー像をトナー像担持体のトナー像の位
置合わせ用の基準マークの検出を基準にしてトナー像担
持体に転写してカラー画像を形成してからマ−クセンサ
で最初に検出する第2の基準マークの検出に基づいて転
写紙を給紙し、トナー像担持体に形成されたカラ−画像
を転写紙に2次転写するようにしたから、トナー像担持
体にカラ−画像を形成してからトナー像担持体を余分に
回転させずに直ちにカラ−画像を転写紙に2次転写する
ことができ、単位時間当たりの印刷速度を向上すること
ができる。
【0031】また、トナー像担持体にカラ−画像を形成
してから直ちににカラ−画像を転写紙に2次転写するか
ら、トナー像担持体から感光体へのトナー画像の逆転写
を少なくすることができ良好な画像を形成することがで
きる。
【0032】また、第2の基準マークをトナー像の位置
合わせ用の基準マークよりトナー像担持体の回転方向の
前方に設け、トナー像の位置合わせ用の基準マークと第
2の基準マークの間隔を転写紙の先端を突き当てて待機
状態にする給紙レジストロ−ラからトナー像担持体に転
写されたトナー像を転写紙に転写する位置までの距離に
より定めることにより、中間転写ベルトにカラ−画像を
形成してから直ちにカラ−画像を転写紙に2次転写でき
るとともに転写紙給紙タイミングを簡単に設定すること
ができる。
【0033】さらに、トナー像担持体の基準マークを検
出してトナー像担持体のトナー像の位置合わせの基準信
号を出力する第1のマークセンサとは異なる位置にトナ
ー像担持体の基準マークを検出して転写紙給紙タイミン
グを定める第2のマークセンサを設けることにより、ト
ナー像担持体にトナー像を転写するときとトナー像担持
体に形成されたカラー画像を転写紙に転写するときの制
御をより簡単にすることができる。
【0034】また、第1のマークセンサと第2のマーク
センサの間隔を転写紙の先端を突き当てて待機状態にす
る給紙レジストロ−ラからトナー像担持体に転写された
トナー像を転写紙に転写する位置までの距離により定め
ることにより、転写紙給紙タイミングを簡単に設定する
ことができる。
【0035】さらに、トナー像担持体の面移動速度を、
感光体に形成された画像をトナー像担持体に転写すると
きとトナー像担持体に形成された画像を転写紙に転写す
るときとで切り換えるモードを有することにより、厚紙
等の特殊な転写紙に転写するときにも良質な画像を迅速
に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成図である。
【図2】上記実施例の制御部の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】上記実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【図4】中間転写ベルトに形成されたカラー画像を示す
構成図である。
【図5】上記実施例の他の動作を示すタイムチャートで
ある。
【図6】中間転写ベルトに形成された2枚のカラー画像
を示す構成図である。
【図7】この発明の第2の実施例の構成図である。
【図8】第2の実施例の動作を示すタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 プリンタ部 2 感光体 3 リボルバユニット 4 転写ユニット 5 書込ユニット 12 給紙レジストロ−ラ 41 中間転写ベルト 42 基準マーク 43 ベルト転写チャ−ジャ 44 マ−クセンサ 45 紙転写チャ−ジャ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に順次形成されたカラー画像をト
    ナー像担持体に設けられた基準マ−クの検出に基づいて
    各色の位置合わせながらトナー像担持体に1枚又は複数
    枚分のカラー画像を転写し、トナー像担持体に転写され
    た1枚又は複数枚分のカラー画像をそれぞれ転写紙に転
    写し、転写紙に転写されたカラー画像を転写紙に定着さ
    せる画像形成装置であって、 上記トナー像担持体のトナー像の位置合わせ用の基準マ
    ークとは異なる位置に設けた第2の基準マークの検出に
    基づいて転写紙給紙タイミングを定めることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記第2の基準マークをトナー像の位置
    合わせ用の基準マークよりトナー像担持体の回転方向の
    前方に設けられ、トナー像の位置合わせ用の基準マーク
    と第2の基準マークの間隔を転写紙の先端を突き当てて
    待機状態にする給紙レジストロ−ラからトナー像担持体
    に転写されたトナー像を転写紙に転写する位置までの距
    離により定めた請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 感光体に順次形成されたカラー画像をト
    ナー像担持体に設けられた基準マ−クの検出に基づいて
    各色の位置合わせながらトナー像担持体に1枚又は複数
    枚分のカラー画像を転写し、トナー像担持体に転写され
    た1枚又は複数枚分のカラー画像をそれぞれ転写紙に転
    写し、転写紙に転写されたカラー画像を転写紙に定着さ
    せる画像形成装置であって、 上記トナー像担持体の基準マークを検出してトナー像担
    持体のトナー像の位置合わせの基準信号を出力する第1
    のマークセンサとは異なる位置にトナー像担持体の基準
    マークを検出して転写紙給紙タイミングを定める第2の
    マークセンサを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記第1のマークセンサと第2のマーク
    センサの間隔を転写紙の先端を突き当てて待機状態にす
    る給紙レジストロ−ラからトナー像担持体に転写された
    トナー像を転写紙に転写する位置までの距離により定め
    た請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記トナー像担持体の面移動速度を、感
    光体に形成された画像をトナー像担持体に転写するとき
    とトナー像担持体に形成された画像を転写紙に転写する
    ときとで切り換えるモードを有する請求項1,2,3又
    は4記載の画像形成装置。
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