JP4481059B2 - 通信装置とその遠隔管理システム,os更新方法,プログラム,および記録媒体 - Google Patents
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Description
通常、ソフトウェアを記憶するメモリとしてROMが用いられ、そのROMに、通信装置の基本動作を制御するプログラムを始めとして、各種パラメータやプログラムコードを含むファームウェアが格納されている。
従来、この種の通信装置のソフトウェアの更新(例えばパラメータの書き換え等の更新を含む)は、サービスエンジニア(カスタマエンジニア)が顧客先を訪問し、その顧客先に設置されている通信装置の内部のROMを差し替えることによって行っていた。
(2)ソフトウェアの更新は、ROMを交換するか、SCSIポート,RS―232CポートやICカードスロット等からローカルな場所でしかできなかったので、遠隔地に設置されている通信装置のソフトウェアの更新は、直接サービスエンジニアがその設置場所を訪問して行うか、ソフトウェアを郵送など別の手段であらかじめ送っておいて、ローカルで行うしかなかった。
ところが、このような通信装置では、ソフトウェアの更新中に電源遮断等のトラブル発生によってそのソフトウェアの更新に失敗すると、ソフトウェアが壊れるなどの理由で、それ以降電源投入等によって再起動させても、正常に動作しなくなる場合があり、結局はSCSIポート,RS―232CポートやICカードスロット等からソフトウェアを入力したり、不揮発性メモリを交換したりして、ソフトウェアの更新を行わなければならない。
特許文献1に記載された通信装置では、管理装置から更新用OSをダウンロードしてOSの更新を行う場合には、そのOS更新中に電源遮断等のトラブル発生によってそのOS更新が失敗しても、その後の電源投入による再起動時にその失敗を判断することはできない。
請求項3の発明による通信装置は、請求項2の通信装置において、上記ダウンロード手段は、上記OS更新失敗通知手段による上記外部装置へのOS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードする手段を備えたものである。
請求項6の発明による遠隔管理システムは、請求項5の遠隔管理システムにおいて、上記通信装置に、上記管理装置に対して定期的に送信要求があるかどうかの問い合わせを行う送信要求有無問合手段を設け、上記通信装置のダウンロード手段を、上記送信要求有無問合手段による上記管理装置への送信要求の問い合わせに対して、該管理装置からOS更新要求があった場合に、該管理装置に対して更新用OSを要求することにより、該管理装置から更新用OSをダウンロードする手段としたものである。
請求項10の発明によるOS更新方法は、請求項9のOS更新方法において、上記外部装置への上記OS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードするものである。
請求項13の発明によるプログラムは、請求項12のプログラムにおいて、上記ダウンロード機能に、上記OS更新失敗通知機能による上記外部装置へのOS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードする機能を備えたものである。
まず、この発明による通信装置を被管理装置とする遠隔管理システムの構成例について説明する。図1は、その遠隔管理システムの構成の一例を示す概念図である。
なお、各設置環境A,B,Cには、セキュリティ面を考慮し、ファイアウォール7(7a,7b,7c)を設置する。
管理装置3は、各通信装置1の制御管理を行うためのアプリを実装している。そして、この遠隔管理システムにおけるこれら各通信装置1は、RPC(remote procedure call)により、相互の実装するアプリのメソッドに対する処理の依頼である「要求」を通知し、この依頼された処理の結果である「応答」を取得することができるようになっている。
なお、RPCを実現するために、SOAP(Simple Object Access Protocol),HTTP,FTP(File Transfer Protocol),COM(Component Object Model),CORBA(Common Object Request Broker Architecture)等の既知のプロトコル(通信規格),技術,仕様などを利用することができる。
(A)は、通信装置1で管理装置3に対する要求が発生したケースである。このケースでは、通信装置1が通信装置側要求aを生成し、これを受け取った管理装置3がこの要求に対する応答aを返すというモデルになる。なお、(A)では、応答aだけでなく応答遅延通知a′を返信するケースが表記されている。これは、管理装置3を、通信装置側要求を受け取って、当該要求に対する応答を即座に返せないと判断したときには、応答遅延通知を通知して一旦接続状態を切断し、次回の接続の際に上記要求に対する応答を改めて引き渡す構成としているためである。
図3は、通信装置1内のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この通信装置1は、CPU11,DRAM12,フラッシュROM13,カードメモリコントローラ14,カードメモリ15,リアルタイムクロック回路(RTC)16,モデム17,NCU(網制御装置)18,NIC19,20,および電源回路21等によって構成されている。
DRAM12には、OSを含む各種プログラムを記憶するプログラムメモリや、CPU11がデータ処理を行う際に使用するワークメモリ等として使用するメインメモリである。なお、このDRAM12の代わりに、SRAMを使用してもよい。
カードメモリ15は、SDメモリ等の記録媒体であり、OSイメージを記憶するOSイメージメモリ,アプリ(アプリケーションプログラム)を記憶するアプリメモリや、各種データを記憶するデータメモリとして使用する不揮発性メモリ(第2の不揮発性記憶手段)である。なお、この実施例では、アプリおよびOSイメージ(OSファイル)をファームウェアとするが、それらのいずれか、あるいは他のデータをファームウェアとしても構わない。
なお、フラッシュROM13やカードメモリ15の代わりに、ハードディスク装置等の大容量記憶装置(大容量記憶手段)を用いることもできる。あるいは、不揮発性記憶手段としてフラッシュROM13や大容量記憶装置等の記憶装置を1個のみ使用し、そこにフラッシュROM13として使用する記憶領域とカードメモリ15として使用する記憶領域を確保するようにしてもよい。
モデム17は、変復調手段であり、管理装置3へ公衆回線経由でデータを送信する場合、そのデータを公衆回線に流せる形に変調する。また、管理装置3から送られてくる変調されたデータを受信した場合、そのデータを復調する。
NCU18は、公衆回線経由で管理装置3を含む各種外部装置との通信(データの送受信)を制御するものである。
NIC19,20は、LAN(他のネットワークでもよい)上の他の通信装置との通信を制御したり、インタネット5を介して管理装置3を含む各種の外部装置と通信を制御するものである。
電源回路21は、ACアダプタ22からのAC電源(商用電源)をDC電源に変換して通信装置1内の上述した各部に供給するものである。
また、NCU18とモデム17とは、受信データ(RXD)および送信データ(TXD)の信号線によって接続されている。受信データ(RXD)は管理装置3のモデムにより変調されたアナログ信号、送信データ(TXD)はモデム17によって変調されたアナログ信号である。
図4は、管理装置3内のハードウェア構成例を示すブロック図である。
この管理装置3は、モデム31,通信端末32,プロキシ(Proxy)サーバ33,操作者端末34,データベース35,制御装置36等からなる。
モデム31は、公衆回線を介して機器利用者側(通信装置1を利用している顧客先)の通信装置1と通信するものであり、送受信するデータを変復調する。
通信端末32は、モデム31による通信を制御するものである。
プロキシサーバ33は、インタネット5を介して機器利用者側の通信装置1との通信およびセキュリティ管理を行う。
データベース35は、図示しないサーバのハードディスク装置等の大容量記憶装置に存在し、各機器利用者側の顧客情報および通信装置1の更新用ファームウェア(新バージョンのファームウェア)や制御装置36のCPUを動作させるためのプログラムを含む各種ソフトウェア、通信装置1から受信したデータ、操作者端末34から入力されたデータ等を記憶する。
制御装置36は、図示しないCPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを備えており、管理装置3全体を統括的に制御する。そのCPUが、データベース35内の所定のプログラムに従って動作する。
まず、通信装置1のCPU11による起動時の動作の概要について、図5を参照して説明する。
図5は、通信装置1のCPU11による起動時の動作の概要例を示すフローチャートである。
通信装置1のCPU11は、電源投入(電源回路21からの給電)時に、フラッシュROM13内のブートローダに従い、図5の動作を開始する。
すなわち、フラッシュROM13内のOSイメージを読み出し、それをDRAM12にロードして使用可能なOSに展開した後、そのOSを起動させる。
次に、ステップS5で後述するリカバリ処理を行う。
すなわち、フラッシュROM13内のリカバリプログラムを読み出し、それをDRAM12にロードして展開した後、そのリカバリプログラムを起動させてリカバリ処理を行う。
すなわち、カードメモリコントローラ14を制御してカードメモリ15内のOSイメージを読み出し、それをDRAM12にロードして使用可能なOSに展開した後、そのOSを起動させる。
そして、正常に起動すると、ステップS3の通常動作のモードに進む。
このモード時には、何らかの要求があった場合に、その要求に応じた動作(通常動作)を行う。このとき、必要に応じて所要のアプリをカードメモリ15から読み出し、それをDRAM12にロードして展開して起動させる。
図8は、通信装置1と管理装置3との通信シーケンスの一例を示す説明図である。
通信装置1のCPU11は、電源投入(電源回路21からの給電)時に図6,図7の動作を開始し、まずステップS11でフラッシュROM13内のブートローダを起動させ、そのブートローダに従い、ステップS12でフラッシュROM13内のファームウェア書き換え中フラグ(以下「ファーム書き換え中フラグ」ともいう)の状態(有無)をチェックし、ファーム書き換え中フラグが“0”にリセット(設定解除)されていればステップS13へ、“1”にセット(設定)されていればステップS26へそれぞれ移行する。
DRAM12へのOSの展開が完了すると、ステップS14でそのOSを起動させ、ステップS15へ移行する。
ステップS15では、カードメモリ15内のアプリ(当該通信装置1の通常動作用アプリ)を読み出し、それをDRAM12にロードして展開した後、そのアプリを起動させる。このアプリの起動により、通信装置1としての動作が可能になる。
その後、ステップS16でフラッシュROM13内のファームウェア書き換え完了フラグ(以下「ファーム書き換え完了フラグ」ともいう)の状態をチェックし、ファーム書き換えフラグが“0”にリセットされていればステップS20へ、“1”にセットされていればステップS17へそれぞれ移行する。
この通常動作のモード中に、定期的にステップS21へ移行し、管理装置3からインタネット5経由でファームウェア書き換え要求(以下「ファーム書き換え要求」ともいう)がなければステップS20へ戻るが、ファーム書き換え要求があればステップS22へ移る。そして、管理装置3から書き換え(更新)用のファームウェア(例えば新バージョンのOS,アプリ,又はその両者)をダウンロードする。
管理装置3の制御装置36は、データベース35に書き換え用のファームウェアがある場合、いずれかの通信装置1からのポーリングにより、ファーム書き換えをその通信装置1に対して要求する。
通信装置1のCPU11は、管理装置3からファーム書き換え要求があった場合に、ファーム書き換え要求を受けた旨(応答)を管理装置3へ通知した後、書き換え用のファームウェアを管理装置3に対して要求する。
管理装置3の制御装置36は、ポーリング元の通信装置1から書き換え用のファームウェアの要求があると、データベース35内の書き換え用のファームウェアをその通信装置1へダウンロードする。
もし、通信装置1側でセキュリティ面を考慮する必要がなければ、ファイアウォール7を設けないか、そのファイアウォール7に対して管理装置3からの通信要求を通信装置1へ通すように設定すればよく、その場合には、管理装置3は通信装置1からポーリングを受けることなく、その通信装置3に対してファーム書き換え要求を行えば、その要求は通信装置1に届くことになる。
書き換え用ファームウェアのダウンロードが成功した場合には、図7のAへ移行し、ステップS33で書き換え用ファームウェアのダウンロードが成功した旨を通信装置1の識別情報と共に管理装置3へ通知し、ステップS34でフラッシュROM13内のファーム書き換え中フラグを“1”にセットする。
すなわち、ダウンロードした書き換え用のファームウェアがアプリであれば、カードメモリ15内のアプリをダウンロードしたアプリに書き換える。ダウンロードした書き換え用のファームウェアがOSとアプリであれば、カードメモリ15内のOSとアプリをダウンロードしたOSとアプリに書き換える。
ファームウェアの書き換えが成功した場合には、ステップS37でフラッシュROM13内のファーム書き換え中フラグを“0”にリセットすると共に、ファーム書き換え完了フラグを“1”にセットした後、ステップS39でこの通信装置1を再起動させ、図6のBへ移行して、再びステップS11以降の各処理を行う。
そして、この状態で再び電源が投入された場合には、CPU11は図6の動作を再開し、上述と同様にステップS11でフラッシュROM13内のブートローダを起動させ、そのブートローダに従い、ステップS12でフラッシュROM13内のファーム書き換え中フラグの状態をチェックする。
ステップS26では、フラッシュROM13内のレスキュー用OSイメージを読み出し、それをDRAM12にロードして使用可能なOSに展開する。
DRAM12へのレスキュー用OSの展開が完了すると、ステップS27でそのOSを起動させ、ステップS28へ移行する。
ステップS28では、フラッシュROM13内のリカバリプログラムを読み出し、それをDRAM12にロードして展開した後、そのリカバリプログラムを起動させる。
管理装置3からファーム書き換え要求があった場合には、ステップS31で管理装置3に対して書き換え用ファームウェアのダウンロードを要求し、ステップS23で管理装置3から書き換え用ファームウェアをダウンロードし、以後上述と同様の処理を繰り返す。
(1)通信装置1のCPU11が、管理装置3からファームウェア(OSを含む)の書き換え(更新)要求があった場合に、管理装置3から書き換え用のファームウェアをダウンロードし、そのダウンロードが成功した場合に、フラッシュROM13内のファーム書き換え中フラグを“1”にセットし、その後の通信装置1の起動(ブートローダの起動)時に、ファーム書き換え中フラグの状態をチェックし、ファーム書き換え中フラグが“0”にリセットされている場合には、カードメモリ15内のOSおよびアプリを順次DRAM12に展開させて起動させ、ファーム書き換え中フラグが“1”にセットされている場合には、フラッシュROM13内のOSおよびリカバリプログラムを順次DRAM12に展開させて起動させることにより、管理装置3から書き換え用ファームウェアをダウンロードしてファームウェアの書き換えを行う場合に、電源遮断(他のトラブル発生でもよい)によってそのファームウェアの書き換えが失敗した場合でも、その後の電源投入による再起動時にその失敗を簡単且つ確実に判断することができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
Claims (14)
- 第1,第2の不揮発性記憶手段と、外部装置からOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードするダウンロード手段と、該手段によってダウンロードされたOSに基づいて前記第1,第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新するOS更新手段とを有する通信装置であって、
前記ダウンロード手段による更新用OSのダウンロードが成功した場合に、OS更新中を示す更新中情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定する第1の状態情報制御手段と、
当該通信装置の起動時に、前記更新中情報の設定の有無をチェックし、該更新中情報が設定されていない場合には前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを、該更新中情報が設定されている場合には前記第1の不揮発性記憶手段内のOSをそれぞれ起動させるOS起動手段と、
該手段によって前記第2の不揮発性記憶手段内のOSが起動された後、該不揮発性記憶手段内のアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーションプログラム起動手段と、
前記OS更新手段による前記第2の不揮発性記憶手段内のOSの更新が成功した場合に、前記更新中情報の設定を解除すると共に、OS更新完了を示す更新完了情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定する第2の状態情報制御手段と、
前記OS起動手段および前記アプリケーションプログラム起動手段によって前記第2の不揮発性記憶手段内のOSおよびアプリケーションプログラムが順次起動し、且つ前記更新完了情報が設定されている場合には、OS更新完了を前記外部装置へ通知するOS更新完了通知手段と、
該手段による通知が終了した後、前記更新完了情報の設定を解除する第3の状態情報制御手段とを設け、
前記OS更新手段は、前記第1の状態情報制御手段によって前記更新中情報が設定された後、前記更新用OSに基づいて前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新する手段と、前記第3の状態情報制御手段によって前記更新完了情報の設定が解除された後、前記第2の不揮発性記憶手段内のOSに基づいて前記第1の不揮発性記憶手段内のOSを更新する手段とを有することを特徴とする通信装置。 - 請求項1記載の通信装置において、
前記OS起動手段によって前記第1の不揮発性記憶手段内のOSが起動された場合には、OS更新失敗を前記外部装置へ通知するOS更新失敗通知手段を設けたことを特徴とする通信装置。 - 請求項2記載の通信装置において、
前記ダウンロード手段は、前記OS更新失敗通知手段による前記外部装置へのOS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードする手段を有することを特徴とする通信装置。 - 管理装置によってネットワーク経由で複数の通信装置を遠隔管理する遠隔管理システムであって、
前記通信装置に、第1,第2の不揮発性記憶手段と、前記管理装置からOS更新要求があった場合に、該管理装置から更新用OSをダウンロードするダウンロード手段と、該手段によってダウンロードされたOSに基づいて前記第1,第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新するOS更新手段と、前記ダウンロード手段による更新用OSのダウンロードが成功した場合に、OS更新中を示す更新中情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定する第1の状態情報制御手段と、当該通信装置の起動時に、前記更新中情報の設定の有無をチェックし、該更新中情報が設定されていない場合には前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを、該更新中情報が設定されている場合には前記第1の不揮発性記憶手段内のOSをそれぞれ起動させるOS起動手段と、該手段によって前記第2の不揮発性記憶手段内のOSが起動された後、該不揮発性記憶手段内のアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーションプログラム起動手段と、前記OS更新手段による前記第2の不揮発性記憶手段内のOSの更新が成功した場合に、前記更新中情報の設定を解除すると共に、OS更新完了を示す更新完了情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定する第2の状態情報制御手段と、前記OS起動手段および前記アプリケーションプログラム起動手段によって前記第2の不揮発性記憶手段内のOSおよびアプリケーションプログラムが順次起動し、且つ前記更新完了情報が設定されている場合には、OS更新完了を当該通信装置の識別情報と共に前記管理装置へ通知するOS更新完了通知手段と、該手段による通知が終了した後、前記更新完了情報の設定を解除する第3の状態情報制御手段とを設け、
前記通信装置のOS更新手段は、前記第1の状態情報制御手段によって前記更新中情報が設定された後、前記更新用OSに基づいて前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新する手段と、前記第3の状態情報制御手段によって前記更新完了情報の設定が解除された後、前記第2の不揮発性記憶手段内のOSに基づいて前記第1の不揮発性記憶手段内のOSを更新する手段とを有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項4記載の遠隔管理システムにおいて、
前記通信装置に、前記OS起動手段によって前記第1の不揮発性記憶手段内のOSが起動された場合には、OS更新失敗を当該通信装置の識別情報と共に前記管理装置へ通知するOS更新失敗通知手段を設けたことを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項5記載の遠隔管理システムにおいて、
前記通信装置に、前記管理装置に対して定期的に送信要求があるかどうかの問い合わせを行う送信要求有無問合手段を設け、
前記通信装置のダウンロード手段は、前記送信要求有無問合手段による前記管理装置への送信要求の問い合わせに対して、該管理装置からOS更新要求があった場合に、該管理装置に対して更新用OSを要求することにより、該管理装置から更新用OSをダウンロードする手段であることを特徴とする遠隔管理システム。 - 請求項5又は6記載の遠隔管理システムにおいて、
前記通信装置のダウンロード手段は、前記OS更新失敗通知手段による前記管理装置へのOS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該管理装置に対して更新用OSを要求することにより、該管理装置から更新用OSをダウンロードする手段を有することを特徴とする遠隔管理システム。 - 第1,第2の不揮発性記憶手段と、外部装置から更新用OSをダウンロードし、該OSに基づいて前記第1,第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新する通信装置におけるOS更新方法であって、
外部装置からOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードし、
該ダウンロードが成功した場合に、OS更新中を示す更新中情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定した後、前記更新用OSに基づいて前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新し、
該更新が成功した場合に、前記更新中情報の設定を解除すると共に、OS更新完了を示す更新完了情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定し、
当該通信装置の起動時に、前記更新中情報の設定の有無をチェックし、
該更新中情報が設定されていない場合には、前記第2の不揮発性記憶手段内のOSおよびアプリケーションプログラムを順次起動させた後、前記更新完了情報が設定されている場合には、OS更新完了を前記外部装置へ通知して、前記更新完了情報の設定を解除した後、前記第2の不揮発性記憶手段内のOSに基づいて前記第1の不揮発性記憶手段内のOSを更新し、
前記更新中情報が設定されている場合には、前記第1の不揮発性記憶手段内のOSを起動させることを特徴とするOS更新方法。 - 請求項8記載のOS更新方法において、
前記第1の不揮発性記憶手段内のOSが起動した場合には、OS更新失敗を前記外部装置へ通知することを特徴とするOS更新方法。 - 請求項9記載のOS更新方法において、
前記外部装置への前記OS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードすることを特徴とするOS更新方法。 - 第1,第2の不揮発性記憶手段を有する通信装置を制御するコンピュータに、
外部装置からOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードするダウンロード機能と、該機能による更新用OSのダウンロードが成功した場合に、OS更新中を示す更新中情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定する第1の状態情報制御機能と、該機能によって前記更新中情報が設定された後、前記更新用OSに基づいて前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを更新するOS更新機能と、該機能による更新が成功した場合に、前記更新中情報の設定を解除すると共に、OS更新完了を示す更新完了情報を前記第1の不揮発性記憶手段に設定する第2の状態情報制御機能と、当該通信装置の起動時に、前記更新中情報の設定の有無をチェックし、該更新中情報が設定されていない場合には前記第2の不揮発性記憶手段内のOSを、該更新中情報が設定されている場合には前記第1の不揮発性記憶手段内のOSをそれぞれ起動させるOS起動機能と、該機能によって前記第2の不揮発性記憶手段内のOSが起動された後、該不揮発性記憶手段内のアプリケーションプログラムを起動させるアプリケーションプログラム起動機能と、前記OS起動機能および前記アプリケーションプログラム起動機能によって前記第2の不揮発性記憶手段内のOSおよびアプリケーションプログラムが順次起動し、且つ前記更新完了情報が設定されている場合には、OS更新完了を前記外部装置へ通知するOS更新完了通知機能と、該機能による通知が終了した後、前記更新完了情報の設定を解除する第3の状態情報制御機能とを実現させるためのプログラムであり、
前記OS更新機能が、前記第3の状態情報制御機能によって前記更新完了情報の設定が解除された後、前記第2の不揮発性記憶手段内のOSに基づいて前記第1の不揮発性記憶手段内のOSを更新する機能を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項11記載のプログラムにおいて、
前記コンピュータに、
前記OS起動機能によって前記第1の不揮発性記憶手段内のOSが起動された場合には、OS更新失敗を前記外部装置へ通知するOS更新失敗通知機能をも実現させるためのプログラム。 - 請求項12記載のプログラムにおいて、
前記ダウンロード機能が、前記OS更新失敗通知機能による前記外部装置へのOS更新失敗の通知に対して、該外部装置から再びOS更新要求があった場合に、該外部装置から更新用OSをダウンロードする機能を有することを特徴とするプログラム。 - 請求項11乃至13のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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