JP2002312187A - 画像形成システム、画像形成装置、管理装置、プログラム書換方法、及び情報記録媒体 - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置、管理装置、プログラム書換方法、及び情報記録媒体

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JP2002312187A
JP2002312187A JP2001112965A JP2001112965A JP2002312187A JP 2002312187 A JP2002312187 A JP 2002312187A JP 2001112965 A JP2001112965 A JP 2001112965A JP 2001112965 A JP2001112965 A JP 2001112965A JP 2002312187 A JP2002312187 A JP 2002312187A
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image forming
forming apparatus
rewriting
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Kenichi Ozawa
健一 小澤
Fusako Akimoto
扶佐子 秋元
Hiroyuki Arai
浩之 新井
Toshiyuki Maejima
利行 前島
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、サービスマンが画像形成装置の中
のプログラムのバージョンを直接見て判断することを要
せず、画像形成装置が停止しているプログラムの書き換
えを行うタイミングの判断をも要しない画像形成システ
ム、画像形成装置、管理装置、プログラム書換方法、及
び情報記録媒体を提供する。 【解決手段】 第1のプログラムを記憶した書換可能な
記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動作
し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、前記第
1のプログラムがバージョンアップした新たな第2のプ
ログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイル管理
システムと、前記画像形成装置と前記ファイル管理シス
テムとを接続するネットワークと、を有する。画像形成
装置は、該画像形成装置が前記ファイル管理システムに
アクセスして前記第2のプログラムを取得し、前記第1
のプログラムを前記第2のプログラムに書換えるタイミ
ングを判断する判断手段と、前記判断手段での判断結果
に基づき、書換の実行を制御する制御手段と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成システ
ム、画像形成装置、管理装置、プログラム書換方法、及
び情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置は、プログラムを記
憶した書換可能な記憶部を有し、該プログラムに基づい
て動作して、記録材上に画像を形成する。この画像形成
装置のプログラムのバージョンアップやバグ修正を行
う、さらには故障状況の把握をするに際しては、サービ
スマンが画像形成装置を設置している所に出向き、RO
M交換をするか、メモリカードやパーソナルコンピュー
タを、画像形成装置に接続して、前記プログラムをバー
ジョンアップしたプログラムやバグ修正したプログラム
などの書換るべきプログラム(書換プログラム)に書換
ることにより対処していた。
【0003】これに対し近年、ネットワークを利用した
画像形成装置のバージョンアップや画像形成装置の故障
状況を把握するシステムを構築することが試みられてい
る。
【0004】乃ち、画像形成装置の管理機能を備えた管
理装置と、この管理装置に対してネットワークを介して
接続されているユーザー側の任意台数の画像形成装置の
遠隔管理を実行する遠隔管理システム(以下、画像形成
システム)の構築がなされている。
【0005】この画像形成システムにより、画像形成装
置を動作させるためのプログラムを、バージョンアップ
等の必要に応じて、プログラムの書換を自動的に行うこ
とができる。なお、ネットワークとしては、例えば、R
S―232Cケーブルを用いて接続したり、電話回線を
用いて接続する方法を用いている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な画像形成システムにおいては、プログラムの書換を行
う必要があるか否かの判断は、サービスマンが直接画像
形成装置の中のプログラムのバージョンを見て判断を行
い、必要だと判断した場合にのみプログラムの書き換え
を行っていた。さらに、プログラムの書き換え操作もサ
ービスマンが行っている。
【0007】またさらに、プログラムの書き換えを行う
際は、画像形成装置が停止している状態でなければなら
ず、顧客の使用を妨げないよう行わなければならない必
要があった。
【0008】また、画像形成システムにおいて、書換プ
ログラムを管理装置側から画像形成装置に向けてデータ
転送を行う際に、断線等による異常終了が生じると、書
換プログラムのデータが途中までしか画像形成装置に転
送されない。
【0009】これによって、画像形成装置では、内部の
記憶手段例えばROM内に不完全な制御プログラムが存
在することとなり、システムダウンとともに画像形成装
置の復旧ができない。
【0010】従来は、このような事態が生じた場合に
は、技術者もしくはサービスマンが画像形成装置が設置
されている現地に行き、別のROM等などから起動しな
おすことにより、復旧作業を行わなければならなかっ
た。このため、プログラムの書き換え最中に異常終了が
起こった場合には、サービスマンが現地に出向いていか
なければならなかった。
【0011】また、制御ソフトウエアの書き換え(アッ
プデート)作業において、従来のように作業者が直接装
置に対して行うものである場合には、書き換え後のバー
ジョン確認や動作確認等は、装置を直接確認することで
行うことができ、かつ、作業終了時には、ユーザーに直
接作業終了の通知を行っていた。しかし、画像形成シス
テム等で、公衆回線等を利用し、離れた場所から書き換
え作業を行う場合などは、ユーザーが装置を使用しない
夜間に行うことが多い。このとき、作業終了の通知等を
ユーザーに報告するためには、後日改めて連絡を取る必
要があった。
【0012】さらに、書換作業が終了した場合に、作業
終了後に、作業者がユーザーに終了の旨を連絡するか、
ユーザーが自分でバージョンを確認する必要があった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、第1の目的は、書換を行う際に、サービスマン
が画像形成装置の中のプログラムのバージョンを直接見
て判断することを要せず、しかも、サービスマンが画像
形成装置が停止しているプログラムの書き換えを行うタ
イミングの判断をも要しない画像形成システム、画像形
成装置、管理装置、プログラム書換方法、及び情報記録
媒体を提供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、異常終了が
起こった場合にも、サービスマンが現場に出向くことを
要しない画像形成システム、画像形成装置、プログラム
書換方法、及び情報記録媒体を提供することにある。
【0015】さらに、本発明の第3の目的は、書換作業
が完了したことを通知するのに、改めて作業者がユーザ
ーに連絡をすることを要しない画像形成システム及び画
像形成装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明は、第1のプログラム
を記憶した書換可能な記憶手段を備え、前記第1のプロ
グラムに基づいて動作し、記録材上に画像形成を行う画
像形成装置と、前記第1のプログラムがバージョンアッ
プした新たな第2のプログラムを記憶した管理記憶手段
を備えたファイル管理システムと、前記画像形成装置と
前記ファイル管理システムとを接続するネットワーク
と、を有し、前記画像形成装置は、該画像形成装置が前
記ファイル管理システムにアクセスして前記第2のプロ
グラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2のプ
ログラムに書換えるタイミングを判断する判断手段と、
前記判断手段での判断結果に基づき、書換の実行を制御
する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0017】また、請求項12に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な記憶手段を備え、前記
第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上に画像形
成を行う画像形成装置と、前記第1のプログラムがバー
ジョンアップした新たな第2のプログラムを記憶した管
理記憶手段を備えたファイル管理システムと、前記画像
形成装置と前記ファイル管理システムとを接続するネッ
トワークと、を有し、前記ファイル管理システムの管理
装置は、書き換えを行う時期を設定するための設定手段
を有し、前記画像形成装置は、前記設定手段にて設定さ
れた時期に、前記プログラム管理システムから送信され
るダウンロード指示に基づいて、前記プログラム管理シ
ステムにアクセスして、前記第2のプログラムを取得
し、前記第1のプログラムを前記第2のプログラムに書
換え可能か否かを判断する可能可否判断手段と、前記可
能可否判断手段での判断結果に基づき、書換の実行を制
御する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0018】また、請求項19に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な第1の記憶手段を備
え、前記第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上
に画像形成を行う画像形成装置と、前記第1のプログラ
ムがバージョンアップした新たな第2のプログラムを記
憶した管理記憶手段を有したプログラム管理システム
と、前記ユーザーネットワークと前記プログラム管理シ
ステムとを接続する一般ネットワークと、前記一般ネッ
トワークを介して、前記プログラム管理システムにアク
セスして、前記管理記憶手段に記憶された前記第2のプ
ログラムを取得して、当該第2のプログラムを記憶する
第2の記憶手段を備えたサブホストと、前記画像形成装
置と前記サブホストとを接続するユーザーネットワーク
と、を含み、前記画像形成装置は、前記ユーザーネット
ワークを介して、前記第2の記憶手段に記憶された前記
第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラムを前
記第2のプログラムに書換えるタイミングを判断する判
断手段と、前記判断手段での判断結果に基づき、書換の
実行を制御する制御手段と、を含むことを特徴としてい
る。
【0019】また、請求項33に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な記憶手段を備え、前記
第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上に画像形
成を行う画像形成装置であって、接続されるネットワー
クを介して新たな第2のプログラムを取得して、前記第
1のプログラムを前記第2のプログラムに書換えるタイ
ミングを判断する判断手段と、該画像形成装置の電源投
入後のウォーミングアップ期間中に、取得のための前記
ネットワークに対する接続を開始する第1の接続開始手
段と、前記判断手段での判断結果に基づき、前記第1の
接続開始手段による接続を開始して、書換の実行を制御
する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0020】また、請求項34に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な記憶手段を備え、前記
第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上に画像形
成を行う画像形成装置であって、接続されるネットワー
クを介して新たな第2のプログラムを取得して、前記第
1のプログラムを前記第2のプログラムに書換えるタイ
ミングを判断する判断手段と、予め設定された当該画像
形成装置が未使用である特定時間帯に、取得のための前
記ネットワークに対する接続を開始する第2の接続開始
手段と、前記判断手段での判断結果に基づき、前記第2
の接続開始手段による接続を開始して、書換の実行を制
御する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0021】また、請求項35に記載の発明は、記録材
上に画像を形成する画像形成装置とネットワークを介し
て接続されて、前記画像形成装置の第1のプログラムを
第2のプログラムに書換るために前記画像形成装置を管
理する管理装置であって、前記画像形成装置に前記第2
のプログラムを送信する送信手段と、書換を行う時期を
設定するための設定手段と、前記設定手段にて設定され
た時期に、当該送信手段より前記画像形成装置に対して
ダウンロード指示を行い、前記画像形成装置に前記第2
のプログラムの取得を促すように制御する制御手段と、
を含むことを特徴としている。
【0022】また、請求項37に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラム書換方法であって、前記画像形成
装置の電源投入後のウォーミングアップ期間中に、前記
画像形成装置が前記管理装置にアクセスして前記第2の
プログラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2
のプログラムに書換るステップを含むことを特徴として
いる。
【0023】また、請求項38に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラム書換方法であって、予め設定され
た当該画像形成装置が未使用である特定時間帯に、前記
画像形成装置が前記管理装置にアクセスして前記第2の
プログラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2
のプログラムに書換るステップを含むことを特徴として
いる。
【0024】また、請求項39に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラム書換方法であって、管理装置側で
書換を行う時期を設定するステップと、設定された時期
に、当該管理装置より前記画像形成装置に対してダウン
ロード指示を行い、前記画像形成装置に前記第2のプロ
グラムの取得を促すステップと、を含むことを特徴とし
ている。
【0025】また、請求項43に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラムを記録したものであって、前記画
像形成装置の電源投入後のウォーミングアップ期間中
に、前記画像形成装置が前記管理装置にアクセスして前
記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラムを
前記第2のプログラムに書換る処理を行う情報を含むこ
とを特徴としている。
【0026】また、請求項44に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラムを記録したものであって、予め設
定された当該画像形成装置が未使用である特定時間帯
に、前記画像形成装置が前記管理装置にアクセスして前
記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラムを
前記第2のプログラムに書換る処理を行う情報を含むこ
とを特徴としている。
【0027】また、請求項45に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラムを記録したものであって、管理装
置側で書換を行う時期を設定する処理を行う情報と、設
定された時期に、当該管理装置より前記画像形成装置に
対してダウンロード指示を行い、前記画像形成装置に前
記第2のプログラムの取得を促す処理を行う情報と、を
含むことを特徴としている。
【0028】上記第2の目的を達成するために、請求項
46に記載の発明は、第1のプログラムを記憶した書換
可能な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づい
て動作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、
前記第1のプログラムがバージョンアップした新たな第
2のプログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイ
ル管理システムと、前記画像形成装置と前記ファイル管
理システムとを接続するネットワークと、を有し、前記
画像形成装置は、前記記憶手段の記憶内容を書換可能な
第1領域と、書換不可能な第2領域とを予め設定する設
定手段と、前記第2領域のプログラムにて前記ファイル
管理システムにアクセスして前記第2のプログラムを取
得し、前記第1領域に記憶されている前記第1のプログ
ラムを前記第2のプログラムに書換る書換手段と、を含
むことを特徴としている。
【0029】また、請求項53に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な第1の記憶手段を備
え、前記第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上
に画像形成を行う画像形成装置と、前記第1のプログラ
ムがバージョンアップした第2のプログラムを記憶した
管理記憶手段を備えたファイル管理システムと、前記画
像形成装置と前記ファイル管理システムとを接続するネ
ットワークと、を有し、前記画像形成装置は、前記第1
の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の記憶手段
と、当該画像形成装置の動作時には、前記第2の記憶手
段にて起動が開始されるように設定制御する制御手段
と、を含むことを特徴としている。
【0030】また、請求項57に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な記憶手段を備え、前記
第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上に画像形
成を行う画像形成装置であって、前記記憶手段の記憶内
容を書換可能な第1領域と、書換不可能な第2領域とを
予め設定する設定手段と、前記第2領域のプログラムに
て接続されるネットワークにアクセスして新たな第2の
プログラムを取得し、前記第1領域に記憶されている前
記第1のプログラムを前記第2のプログラムに書換る書
換手段と、を含むことを特徴としている。
【0031】また、請求項64に記載の発明は、第1の
プログラムを記憶した書換可能な第1の記憶手段を備
え、前記第1のプログラムに基づいて動作し、記録材上
に画像形成を行う画像形成装置であって、前記第1の記
憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の記憶手段と、
当該画像形成装置の動作時には、前記第2の記憶手段に
て起動が開始されるように設定制御する制御手段と、を
含むことを特徴としている。
【0032】また、請求項67に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラム書換方法であって、前記画像形成
装置の記憶手段の第1領域に記憶された前記第1のプロ
グラムが異常であるか否かを判断するステップと、前記
第1のプログラムが異常であると判断された場合に、前
記記憶手段の第2領域に記憶された最小限のプログラム
に基づき、前記第1のプログラムを前記第2のプログラ
ムに書換るステップと、を含むことを特徴としている。
【0033】また、請求項69に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラム書換方法であって、当該画像形成
装置の動作時には、前記第1のプログラムを記憶した第
1の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の記憶手
段にて起動が開始されるステップを含むことを特徴とし
ている。
【0034】また、請求項72に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラムを記録したものであって、前記画
像形成装置の記憶手段の第1領域に記憶された前記第1
のプログラムが異常であるか否かを判断する処理を行う
情報と、前記第1のプログラムが異常であると判断され
た場合に、前記記憶手段の第2領域に記憶された最小限
のプログラムに基づき、前記第1のプログラムを前記第
2のプログラムに書換る処理を行う情報と、を含むこと
を特徴としている。
【0035】また、請求項73に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成する画像形成装
置とネットワークを介して通信可能とされる管理装置に
より、前記第1のプログラムを、新たな第2のプログラ
ムに書換るプログラムを記録したものであって、当該画
像形成装置の動作時には、前記第1のプログラムを記憶
した第1の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の
記憶手段にて起動が開始される処理を行う情報を含むこ
とを特徴としている。
【0036】上記第3の目的を達成するために、請求項
74に記載の発明は、第1のプログラムを記憶した書換
可能な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づい
て動作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、
前記第1のプログラムをバージョンアップした新たな第
2のプログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイ
ル管理システムと、前記画像形成装置と前記ファイル管
理システムとを接続するネットワークと、を有し、前記
画像形成装置は、該画像形成装置が前記ネットワークを
介して前記第2のプログラムを取得し、前記第1のプロ
グラムを前記第2のプログラムに書換える書換手段と、
前記書換手段での書換処理を終了すると、書換処理終了
レポートを出力するように制御する制御手段と、を含む
ことを特徴としている。
【0037】また、請求項82に記載の発明は、第1の
プログラムに基づいて記録材を画像形成し、ネットワー
クを介して通信可能とされる管理装置により、前記第1
のプログラムをバージョンアップした第2のプログラム
に書換可能とし、かつ、ファクシミリ手順で画像形成を
行うファクシミリ手段、情報処理装置からのデータによ
り画像形成を行う手段、原稿読取手段からの画像情報に
基づいて画像形成を行う画像形成手段、をモード切換に
より使用する複合型の画像形成装置であって、該画像形
成装置が前記ネットワークを介して前記第2のプログラ
ムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2のプログ
ラムに書換える書換手段と、前記書換手段での書換処理
を終了すると、書換処理終了レポートを出力するように
制御する制御手段と、を含むことを特徴としている。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
の一例について、図面を参照して具体的に説明する。
【0039】[第1の実施の形態] (システムの全体構成)先ず、本発明の画像形成システ
ムの全体の概略構成について、図1を参照して説明す
る。図1は、本例の画像形成システムの構成を示す機能
ブロック図である。
【0040】本例では、インターネットを利用した画像
形成装置のプログラム自動書き換えシステムが実現され
たとき可能となるものである。
【0041】本例の画像形成システム1は、図1に示す
ように、ユーザー側システム1aと、サービス側システ
ム2と、これらユーザー側システム1aとサービス側シ
ステム2との情報を画像形成装置10との情報を授受す
るために接続されるネットワークであるインターネット
3と、により構成される。
【0042】ユーザー側システム1aには、画像形成装
置10と、画像形成装置10が接続されるユーザー側の
ネットワークであるローカルエリアネットワーク4(以
下、LAN4ともいう)によって、相互間に情報の授受
が可能となっている。そして、このLAN4は、インタ
ーネット3とは異なるユーザーネットワークであるが、
インターネット3とを接続されている。この接続を行う
ために、通過する情報を制限するファイアーウォール5
を用いて、インターネット3からの不正進入を阻止する
ようにしている。
【0043】画像形成装置10は、記録材上に画像を形
成する装置であり、LAN4、ファイアーウォール5を
介して、インターネット3に接続される。この画像形成
装置10は、記録媒体としての転写紙上に画像形成を行
う画像形成手段である画像形成部11と、画像情報など
を記憶する記憶手段である第1記憶部12と、制御部1
3と、例えばネットワーク接続して通信を行う通信手段
である通信部14と、ID記憶部15と、画像形成装置
10がサービス側システム2のホスト20にアクセスし
てプログラムの取得を行い、書換処理を行う一連の処理
を行うタイミングを判断するための判断手段である判断
部16と、を有している。
【0044】この他、受信した又は読み取った画像情報
に所定の処理(変倍処理、画像の重ね合わせ処理等)を
施し記憶部12等に格納する画像処理手段、ファクシミ
リ通信、プリンタ、コピー等の複合機である場合には、
各種モードの設定、入力等を行う多数のキー群(テンキ
ー)、スタート釦等を備えた操作を行う操作手段、など
も有している。
【0045】画像形成部11は、記録材上に画像形成を
行うものであり、種々の画像形成エンジンを用いること
ができ、例えば、インクジェット方式や電子写真方式な
どのエンジンを用いることができる。なお、この画像形
成部11として、記録材上に画像形成をおこなう画像形
成部本体のみならず、原稿の画像データを読み取る画像
読み取り部や、原稿を読み取るために原稿を自動搬送す
る自動原稿搬送部や、画像形成された記録紙の後処理
(ソーティングやステープルなど)を行う後処理部を備
えていてもよい。なお、自動原稿搬送部や後処理装置
は、画像形成部11のオプションとして、ユーザーの希
望により付加することが可能になっている。
【0046】第1記憶部12は、各種プログラムを記憶
した書き換え可能な記憶部、例えば、フラッシュメモリ
などである。この第1記憶部12に記憶されているプロ
グラムとしては、画像形成部11の制御を行うプログラ
ム、例えば、画像形成部本体、画像読み取り部、後処理
装置のシーケンス制御を行うためのプログラムや、読み
取った画像情報を処理する画像処理プログラムや、画像
書き込み処理を行う画像書き込みプログラムや、通信部
14を制御するためのプログラムや、図示しない画像形
成装置10の状態や設定の表示を行う表示部や画像形成
条件の設定を行う設定部(操作部)を制御するためのプ
ログラムなどがある。そして、第1記憶部12は、書き
換え可能であるため、第1記憶部12に記憶されている
プログラムは、それぞれ書換プログラムに書き換えるこ
とができる。この書き換えには、所定のプログラムに基
づいて、画像形成装置10自身が行うものであり、この
所定のプログラムは、第1記憶部12内に記憶されてい
る。
【0047】制御部13(制御手段)は、上述した各部
の制御を司るものであり、また、第1記憶部12に記憶
された各種プログラムに基づいて画像形成装置10を制
御する。この他、制御部13は、複合機の構成各部の状
態を管理し制御を行う機能を有し、画像形成部の制御を
行うための画像制御部、プリンタ制御部、操作制御部、
通信制御部などを含む。
【0048】通信部14(通信手段)は、LAN4内に
おける情報の授受や、LAN4、ファイアーウォール5
を介して、インターネット3への情報の授受の通信を司
るものである。なお、通信部14に、NTTなどの公衆
網との間で発呼を行ったり、不特定多数の相手方からの
着呼、復旧、切断処理等の接続制御を行うための網制御
装置(ネットワークコントロールユニット)、受信時に
公衆網によって伝送されてきた変調信号を復調してデジ
タルの受信画像に変換し、送信時に公衆網の周波数帯に
整合するように原稿画像情報を変調して変調信号に変換
する通信モデムなどを構成してもよい。
【0049】ID記憶部15は、各種のID情報を記憶
する記憶部である。このID記憶部15に記憶されてい
るID情報としては、第1記憶部12に記憶されている
各種プログラム情報(プログラムが作成された日付情
報、プログラムが記憶された日付情報、プログラムのバ
ージョン情報、プログラムの種類、プログラムの経歴情
報、画像形成装置10の機種を特定する画像形成装置機
種情報などがある)、画像形成装置10を一意的に特定
するための画像形成装置のID情報(シリアル番号)
と、本画像形成装置10を管理するサービス側システム
2内におけるホスト20の情報、ホスト20との通信を
行うに際して行う認証するためのパスワードなどがあ
る。
【0050】もちろん、画像形成装置10にオプション
として付加される各種機器(たとえば、自動原稿搬送部
や後処理部など)を一意的に特定するためのシリアル番
号も記憶できるようになっている。
【0051】なお、複合機である画像形成装置10にお
けるコピー機能のみ抽出した構成でも画像形成装置を構
成できる。
【0052】また、画像形成装置10の不図示の操作手
段は、操作の受付けを行うタッチパネルとパターンや文
字の表示を行うLCDからなる表示手段とが重ねて配置
されてなり、LCDに表示されている位置でタッチパネ
ルを押して操作するようにされている表示操作部と、ワ
ンタッチ送信や同報通信等を実行するためのワンタッチ
ダイヤル用のワンタッチキーと、「0」〜「9」のテン
キーや「*」キー、「#」キー等からなる電話番号入力
用のキー釦、チェック釦、ヘルプ釦、アプリケーション
釦、リセット釦、ストップ/クリア釦、割込コピー釦、
スタート、コピー機能、ファクシミリ機能、及びプリン
タ機能の切替えを行うためのモードチェンジキーなどを
有している。これによって、操作手段は、表示手段に後
述する画面表示された場合に、所望の設定が行われるこ
ととなる。
【0053】なお、上述の表示操作部(表示操作手段)
に表示される表示画面の一画面展開において、ウィーク
リータイマー設定時間等の未使用時間帯を含む書換時期
を設定するための設定画面が表示形成されることとな
る。この場合、制御部13は、前記設定画面にて設定さ
れた時期に基づいて、書換を行うように制御されること
となる。
【0054】LAN4は、ユーザー側で敷設されている
情報通信網であり、このLAN4に画像形成装置10の
みならず、他の画像形成装置や、画像形成装置10で画
像を形成するために画像データを送信するパーソナルコ
ンピュータなどが接続されている。そして、このLAN
4には、インターネット3とを接続するとともに、通過
する情報を制限するファイアーウォール5が接続されて
いる。
【0055】サービス側システム2には、管理装置であ
るホスト20と、ホスト20が接続されるサービス側の
ネットワークであるローカルエリアネットワーク6(以
下、LAN6ともいう)と、このLAN6とインターネ
ット3とを接続するとともに、通過する情報を制限する
ファイアーウォール7と、を有している。このサービス
側システム2は、本実施の形態では、画像形成装置10
の第1記憶部12に記憶されているメインプログラム
(第1のプログラム)をバージョンアップしたプログラ
ム、バグ修正等のプログラムを含むプログラム(第2の
プログラム)を管理するプログラム管理システム(ファ
イル管理システム)でもある。
【0056】ホスト(管理装置)20は、画像形成装置
10(その他複数の画像形成装置)を管理する管理装置
であり、LAN4、ファイアーウォール5を介して、イ
ンターネット3に接続される。より詳細には、このホス
ト20は、このホスト20が管理する画像形成装置10
の状態を把握する、本実施の形態では、画像形成装置1
0のプログラムの状態(バージョン等)を管理すること
により、画像形成装置10の状態を把握する。このホス
ト20は、表示部21、管理記憶部22と、制御部23
と、通信部24と、ID記憶部25と、画像形成装置1
0がプログラムを書き換える時期か否かを判断し、画像
形成装置10の書換可能時期の設定情報等を調査する判
断調査部26と、を有している。この他、画像形成装置
10の書換可能時期を設定する付図示の設定部(設定手
段)なども形成されている。
【0057】表示部21は、画像形成装置10の状態を
把握するために、画像形成装置10の状態が表示される
表示部である。すなわち、サービス側のサービスマン
が、その表示をみて、どの画像形成装置10が、どのバ
ージョンのプログラムを入れているかを把握できるもの
である。もちろん、後述するように、画像形成装置がプ
ログラムを更新するに際しては、その設定等を行う際に
も、この表示部21が利用され、図示しない操作部から
その設定が行われる。
【0058】管理記憶部22(管理記憶手段)は、画像
形成装置10の各種プログラムのバージョンアップ版
や、バグ修正を施したプログラムを記憶した記憶部、例
えば、フラッシュメモリなどである。この管理記憶部2
2に記憶されているプログラムとしては、第1記憶部1
2で記憶されている上述した各種プログラムの書換プロ
グラムであり、サービス側が適宜、記憶させるものであ
る。
【0059】制御部23(制御手段)は、各部の制御を
司り、ホスト20を制御する制御部である。従って、付
図示の設定部などで未使用時間帯などが設定された場合
には、画像形成装置10に対してもダウンロード指示を
行い、画像形成装置10に書換の取得を促すように制御
する。
【0060】また、通信部24(通信手段、送信手段)
は、LAN6内における情報の授受や、LAN6、ファ
イアーウォール7を介して、インターネット3への情報
の授受の通信を司るものである。
【0061】ID記憶部25は、各種のID情報を記憶
する記憶部である。このID記憶部15に記憶されてい
るID情報としては、ホスト20の情報(ホスト20を
一意的に特定するためのシリアル番号など)、画像形成
装置10との通信を行うに際して行う認証するためのパ
スワード、本ホスト20が管理する画像形成装置のシリ
アル番号のみならず、管理記憶部22に記憶されている
書換プログラム情報(プログラムが作成された日付情
報、プログラムが記憶された日付情報、プログラムのバ
ージョン情報、プログラムの経歴情報、書換対象となる
画像形成装置の機種を特定する画像形成装置機種情報な
どがある)などがある。
【0062】LAN6は、サービス側で敷設されている
情報通信網であり、このLAN6にホスト20のみなら
ず、他のホストなどが接続されている。そして、このL
AN6は、インターネット3とは異なるサービスネット
ワークであるが、インターネット3と接続されている。
この接続を行うために、通過する情報を制限するファイ
アーウォール7を用いて、インターネット3からの不正
進入を阻止するようにしている。
【0063】以上のように構成された画像形成システム
1において、画像形成装置10の第1記憶部12に記憶
されている各種プログラムの書き換えの手順を、以下に
説明する。なお、以下の説明の手順に先立ち、サービス
側システム2においては、書換プログラムが管理記憶部
22に、また、この書換プログラムの情報がID記憶部
25に、既に記憶されている。
【0064】画像形成装置10の書き換え可能なプログ
ラムがバージョンアップ等で書き換えが必要になった場
合、従来のようにサービスマンが画像形成装置が設置さ
れている場所に出向いて手動で書き換えを行うのではな
く、画像形成装置システム1において、画像形成装置1
0は、図2に示すように、予め設定している時に自動的
にネットワークに接続し、ファイル管理システムのある
ホスト20(一例としてPCサーバーなどで構成され
る)にアクセスする。
【0065】画像形成装置10は、自分のプログラムの
バージョンとホスト20のバージョンとを比較し、もし
自分のプログラムがホスト20のプログラムに比べ古い
バージョンであると判断した場合、画像形成装置10
は、自動的に新しいバージョンに書き換えを行う。これ
を実施することでプログラムのバージョンを意識するこ
となく、常に新しいバージョンのプログラムで画像形成
装置を使用することが可能である。
【0066】(画像形成装置側の制御系の機能構成)次
に、画像形成装置の制御系の構成について、図3を参照
しつつ説明する。図3は、画像形成システムにおいて、
画像形成装置が「ウィークリータイマー」機能などによ
って動作、停止期間が設定されている場合や、電源投入
時などの状況に応じて、書換プログラムの実行を制御す
るための(画像形成装置側の処理の)概念を機能的に示
した機能ブロック図である。
【0067】なお、同図に示した各種の「〜手段」「〜
部」は、種々のソフトウエア及びハードウエアの組み合
わせにより実現しても、あるいはハードウエアのみ、ソ
フトウエアのみで実現しても構わない。
【0068】画像形成装置10は、図3に示すように、
上述した構成同様、画像形成部11、通信部14に加
え、画像形成装置内部の各機構に電源の供給を開始、終
了するためのいわゆる主電源と称される電源投入スイッ
チ17a、例えばLCDタッチパネルを用いて各種画面
(例えばウィークリータイマーを設定するためのウィー
クリータイマー設定画面40)を表示するための表示手
段17c、表示手段17cに表示される画面の画面デー
タを記憶しておく画面データ記憶手段17e、この画面
データ記憶手段17eに基づいて表示手段の表示制御を
行う表示制御手段17d、ウィークリータイマー設定時
間などの情報を記憶しておくウィークリータイマー設定
時間記憶手段(記憶領域)17f、遠隔管理システム
(画像形成システム)自動プログラムなどの情報を記憶
しておく遠隔管理システム自動接続プログラム記憶手段
(記憶領域)17g、タイマー17b、構成各部を所定
の制御プログラムに従って制御する制御手段13a、を
含んで構成されている。
【0069】制御手段13aは、電源投入スイッチ17
aによる電源投入に基づき、遠隔管理システム自動接続
プログラム記憶手段17gに格納された遠隔管理システ
ム自動接続プログラムを起動させて、通信部14を介し
て遠隔管理システム(画像形成システム)の動作を可能
とする第1の機能と、ウィークリータイマー設定時間記
憶手段17fに格納されたウィークリータイマー設定時
間に基づき、遠隔管理システム自動接続プログラム記憶
手段17gに格納された遠隔管理システム自動接続プロ
グラムを起動させて、通信部14を介して遠隔管理シス
テム(画像形成システム)の動作を可能とする第2の機
能とを有する。
【0070】乃ち、制御手段13aは、画像形成部11
の使用状態に応じて、画像形成装置の各機構例えば画像
形成部11が未使用であるのか、あるいは使用している
のかを判断する画像形成未使用判断部16cと、電源投
入スイッチ17aにて電源がオン状態となっているのか
あるいはオフ状態となっているのかを判断する電源ON
時期判断部16aと、ウィークリータイマー設定時間記
憶手段17fのウィークリータイマー設定時間情報とタ
イマー17bでの時間情報とに基づき、現在の時刻がウ
ィークリータイマー設定時間であるか否かを判断するタ
イマー設定時期判断部16b、前記画像形成未使用判断
部16cにおける判断情報(乃ち画像形成手段が未使用
であるか否かの使用状態)と、前記電源ON時期判断部
16aにおける判断情報(乃ち電源がオン状態であるか
否かの状態)とに基づき、書換プログラムを取得しても
よい時期か否かの判断を行う、もしくはタイマー設定時
期判断部16bのタイマーの設定時期情報(タイマーが
設定されている時期か否か)に基づき、書換プログラム
を取得してもよい時期か否かの判断を行う書換プログラ
ム取得時期判断部16dと、前記書換プログラム取得時
期判断部16dでの判断結果に基づき、遠隔管理システ
ム自動接続プログラム記憶手段17gの遠隔管理システ
ム自動接続プログラムを取得して、プログラムの起動を
促すプログラム起動部16eと、を含んで構成される。
【0071】上記のような構成の画像形成装置10の制
御系において、先ず、電源投入スイッチ17aがオフ状
態からオン状態に切り替わり、電源が投入されると、電
源ON時期判断部16aは、電源がオン状態であること
を検出して、電源が投入された旨の信号、例えば電源投
入検出制御信号などを書換プログラム取得時期判断部1
6dに向けて出力する。さらに、画像形成部11が未使
用である場合には、画像形成未使用判断部16cは、画
像形成部11が未使用である旨の信号例えば画像形成未
使用信号を書換プログラム取得時期判断部16dに向け
て出力する。なお、画像形成部11が使用されている場
合には、画像形成未使用判断部16cは、上述の画像形
成未使用信号は、例えばHアクティブであればLレベル
の状態のままである。
【0072】一方、電源が投入されていない場合には、
電源ON状態時期判断部16aは、電源がオンであるこ
とを検出しないので、例えば上述の電源特入検出制御信
号は例えばHアクティブであればLレベルの状態のまま
である。
【0073】従って、書換プログラム取得時期判断部1
6dは、電源ON時期判断部16aからの電源投入検出
制御信号がHレベルであって、かつ、画像形成未使用判
断部16cからの画像形成未使用信号がHレベルとなっ
た場合になると、プログラム起動部16eの起動を促
す。このため、電源が投入されているにも拘わらず、画
像形成手段11が使用中である場合などは、プログラム
起動は開始されないこととなる。
【0074】他方、ウィークリータイマー設定時間記憶
手段17fにてウィークリータイマーが設定されている
場合には、タイマー設定時期判断部16bは、タイマー
17bからの時間情報に基づき、現在の時刻がウィーク
リータイマーが設定されている時刻であるか否かの判断
を行い、その結果、設定されていると判断されている場
合には、タイマーが設定されている旨の信号例えばタイ
マー設定信号を書換プログラム取得時期判断部16dに
対して送信する。これにより、書換プログラム取得時期
判断部16dは、プログラム起動部16eの起動を促
す。なお、現在時刻がタイマーが設定されていない時刻
である場合には、タイマー設定時期判断部16bはタイ
マーが設定されている時刻ではないと判断するため、上
述のタイマー設定信号が例えばHアクティブであればL
レベルのままの状態である。
【0075】このように、電源投入時において画像形成
が未使用の場合や、ウィークリータイマーが設定されて
いる場合などには、書換プログラム取得時期判断部16
dはプログラム起動部16eにプログラムを起動する旨
の信号を供給することによって、プログラム起動部16
eが動作して、遠隔管理システム自動接続プログラム記
憶手段17gの遠隔管理システム自動接続プログラムを
実行させて、通信部14を介して上述の管理装置とのア
クセスを開始することとなる。
【0076】(時間設定のレイアウト)次に、画像形成
装置から自動的にホストにアクセスし、書換プログラム
のダウンロードを行う際の時間等の設定方法として、画
像形成装置にてウィークリータイマーを設定する場合
や、逆に管理装置側にて、特定の画像形成装置のウィー
クリータイマーを設定する場合の画面展開の一例を図4
〜図6を参照しつつ説明する。
【0077】先ず、不図示のキーオペレータメニュー画
面からウィークリータイマーの設定を選択すると、図4
に示しようなマスターキーコード入力画面42が表示さ
れる。
【0078】このマスターキーコード入力画面42にお
いては、ウィークリータイマーパスワードを入力するた
めのパスワード入力欄43aと、このパスワード入力欄
43aに入力するための数字キー43bと、マスターキ
ーコード入力画面42における設定をキャンセルするキ
ャンセルボタン43c、設定を行うOKボタン43dが
形成されている。パスワード入力画面では、表示画面上
の上記数字キー43bを用いてパスワード(複数桁例え
ば4桁等)を入力しても、操作手段を構成するハードウ
エア的なテンキーを用いて入力してもよい。
【0079】次に、マスターキーコード入力画面42に
おいて、キーが正しいものであると判断された場合に
は、不図示のウィークリータイマー設定メニュー画面が
表示される。そして、このウィークリータイマー設定メ
ニュー画面において、タイマー予約時刻設定を選択する
と、図5に示すようなタイマー予約時刻設定画面44が
表示されることとなる。
【0080】このタイマー予約時刻設定画面44におい
ては、曜日別にタイマーをオンする時間を設定するオン
時刻もしくはタイマーをオフするオフ時刻の設定を行う
ための曜日別設定入力欄45aと、この曜日別設定入力
欄45aの各欄に数値入力を行うための数字キー45
b、入力数値の設定を固定するための設定キー45c
と、曜日別一括設定を行うための画面に移行するための
曜日別一括設定選択部45dと、タイマー予約時刻設定
画面44における設定をキャンセルするキャンセルボタ
ン45e、設定を行うOKボタン45fが形成されてい
る。タイマー予約時刻設定画面44では、ウィークリー
タイマーによる複写機電源のON時刻とOFF時刻を曜
日別に設定することができる。
【0081】次に、上記不図示のウィークリータイマー
メニュー画面において動作日設定を選択すると、図6に
示すような動作日設定画面46が表示されることとな
る。
【0082】この動作日設定画面46においては、動作
する年及び月を設定するための動作月設定欄47aと、
この動作月設定欄47aにて設定される月を表示するた
めの月表示欄47bと、月を選択するための左右の選択
キー47c、47dと、動作日を選択するための動作日
選択欄47eと、曜日別一括設定を行うための曜日別一
括設定欄47fと、動作日設定画面46における設定を
キャンセルするキャンセルボタン47g、設定を行うO
Kボタン47fが形成されている。この動作日設定画面
46では、タイマー操作(タイマー時刻になったとき実
際に複写機の電源をONするかどうか)をカレンダーを
見ながら個別に設定を行う。
【0083】なお、上記設定画面の他に、ウィークリー
タイマー設定メニュー画面や昼休みオフ機能設定画面、
時間外使用パスワード設定画面等があり、これらを組み
合わせウィークリータイマー機能の設定を行う。
【0084】因みに、ウィークリータイマー設定メニュ
ー画面は、ウィークリータイマー使用設定、タイマー予
約時刻設定、動作日設定、昼休みオフ機能設定、時間外
使用パスワード設定などの各種設定項目に展開するため
のメニュー画面である。
【0085】また、昼休みオフ機能設定画面では、昼休
みにオフする時刻や再起動する時刻を設定することがで
きる。
【0086】さらに、時間外使用パスワード設定画面で
は、数字キーにより例えば4桁のパスワードが設定可能
である。
【0087】このようにして、画像形成装置が使用され
ない未使用時の未使用時間帯を設定しておくことによっ
て、当該書換プログラムのダウンロード等をその未使用
時間帯に行うことができる。
【0088】なお、これらの設定画面は、画像形成装置
側に設けても、管理装置側の画像形成システム用の設定
画面に設けてもよい。
【0089】(処理手順) (電源投入後のウォーミングアップ時に書き換える場
合)まず、ファイアーウォール5による通過する情報を
厳しく制限している場合における書換手順について、書
換手順を示すシーケンス図である図7に基づきながら説
明する。この実施の形態においては、画像形成装置10
自らが、ホスト20にアクセスして、書換プログラムを
取得するものである。
【0090】先ず、画像形成装置10の主電源ボタン等
を操作し、電源投入を行う(ステップ、以下「S」10
1)。すると、画像形成装置10は、ウォーミングアッ
プを開始する。なお、本例においては、このウォーミン
グアップを行っている期間中を利用して書換処理を行う
こととなるため、以下に示すS102〜S112の処理
が終了するまでは、特に断りがない限りすべてウォーミ
ングアップ期間中であるとする。
【0091】ウォーミングアップを開始して、先ず最初
に、ネットワーク接続プログラムに基づくネットワーク
接続を行う処理が実行される(S102)。なお、この
ネットワーク接続を行う際の通信プロトコルとしては、
ファイアーウォール5、7などを越えることができるプ
ロトコル例えばFTP等が好ましい。
【0092】次に、ネットワークに接続されると、ファ
イル管理システムのホスト20との接続を行う処理が実
行される(S103)。この処理を行う処理プログラム
は、例えば本発明の第1の接続開始手段を構成できる。
【0093】そして、画像形成装置は、ID記憶部15
に記憶されている画像形成装置10のID情報(シリア
ル番号)やパスワードを、ID記憶部15に記憶されて
いる画像形成装置10を管理するホスト20の情報に基
づいて送信先を設定して、LAN4、ファイアーウォー
ル5、インターネット3、ファイアーウォール7、LA
N6を介して、ホスト20へと送信する。ホスト20
は、画像形成装置10から送信されたID情報を受信す
ると、正常に受信したことを示す正常受信信号(AC
K)を画像形成装置10に返信する。もちろん、画像形
成装置10においては、ACKを受け取らなければ、送
信に失敗したものとして、再度、情報を送信する(この
送信の失敗は、以下のいずれの情報の送信の場合にも適
用されており、以下においては説明を省略する)。
【0094】ホスト20では、画像形成装置10から受
け取った画像形成装置10のID情報とパスワードとが
あっているか、あるいは、自身が管理する画像形成装置
である否かなど、送信されたデータ確認を、ID記憶部
25に記憶されている情報から判断する(S104)。
【0095】そして、データ確認が終了し、その確認結
果を、ID送信に対する返信として、画像形成装置10
へと返信する。画像形成装置10では、この確認結果を
受け取ると、正常に受信した場合はACKをホスト20
へ返す。
【0096】続いて、画像形成装置10は、ホスト20
に対して、ホスト20の管理記憶部22に記憶されてい
る書換プログラムの情報を、送信するよう要求する書換
プログラム情報要求を、送信する。ホスト20は、この
書換プログラム情報要求を受け取ると、正常に受信した
場合はACKを画像形成装置10へ返す。そして、この
要求に対する応答としてホスト20は、、現時点で、管
理記憶部22に記憶されている書換プログラムの情報
(すなわち、ID記憶部25にきおくされている書換プ
ログラムの情報)を、書換プログラム情報回答として、
画像形成装置10へと返信する。画像形成装置10で
は、この書換プログラム情報回答を受け取ると、正常に
受信した場合はACKをホスト20へ返す。
【0097】そして、画像形成装置10は、第1記憶部
12に記憶されている自分の制御プログラム(第1のプ
ログラム)の現在のバージョンをID記憶部15のバー
ジョン情報に基づき、チェックを行う(S105)。
【0098】次に、受け取った書換プログラム(第2の
プログラム)の情報(バージョン情報)と、ID記憶部
15に記憶されている自身のプログラム(第1のプログ
ラム)の情報(バージョン情報)とから、自身のプログ
ラム(第1のプログラム)がホスト20内のプログラム
(第2のプログラム)のバージョンアップ版やバグ修正
版に比べて、古いバージョンであるか否か、すなわち、
書換プログラム(第2のプログラム)のダウンロードを
する必要があるか否かを判断する(S106)。
【0099】この判断処理を行う処理プログラムは、例
えば本発明の必要可否判断手段を構成できる。
【0100】なお、この判断は、(現時点における)自
らのプログラムに対応づけられたプログラム情報(作成
された日付情報、記憶された日付情報、バージョン情
報、経歴情報、画像形成装置機種情報など)と、書換プ
ログラムに対応付けられた書換プログラム情報(作成さ
れた日付情報、記憶された日付情報、バージョン情報、
経歴情報、画像形成装置機種情報など)とに基づいて、
書換プログラムが、自らのプログラムより新しい否かに
よって判断することもできる。
【0101】そして、ダウンロードをする必要があると
画像形成装置10が判断すると、まず、書換プログラム
を選択(プログラムとしては、上述したように複数のも
のがあるため、書き換える必要のあるプログラムは1つ
とは限らないため)する(S108)。
【0102】選択すると、画像形成装置10は、選択し
た書換プログラムを送信するよう要求する書換プログラ
ム要求を、ホスト20へと送信する。ホスト20は、こ
の書換プログラム要求を受け取ると、正常に受信した場
合はACKを画像形成装置10へ返す。そして、ホスト
20は、書換プログラム要求に対する応答として、ま
ず、書換プログラムのデータ量(データレングス)など
の書換プログラムデータ情報1を、書換プログラムID
とともに、画像形成装置10へと返信する。画像形成装
置10では、この書換プログラムデータ情報1を受け取
ると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。なお、データ量(1つの書換プログラム全体の量)
が、画像形成装置10側で受け取り可能サイズを超えて
いる場合は、NACK(拒否)情報を返し、通信を終
了、又は、次の書換プログラムの取得をおこなう。ホス
ト20は、ACKを受け取ると、引き続き、書換プログ
ラム要求に対する応答として、転送ブロック情報や圧縮
情報などの送信方法に関する情報である書換プログラム
データ情報2を、書換プログラムIDとともに、画像形
成装置10へと返信する。画像形成装置10では、この
書換プログラムデータ情報1を受け取ると、正常に受信
した場合はACKをホスト20へ返す。
【0103】ホスト20は、このACKを受け取ると、
書換プログラム要求に対する応答として、実際に、書換
プログラムを画像形成装置10へと返信する。このと
き、書換プログラムデータ情報2に示される送信方法
で、すなわち、ブロック単位毎に返信するために、受け
取った画像形成装置10では、メモリに蓄積するととも
に、複数のブロックの結合や、圧縮の解答など、受信し
たデータのデータ受信処理を行う。勿論、画像形成装置
は、書換プログラムを受信すると、受信する毎に、正常
に受信した場合はACKをホスト20へ返し、このAC
Kをホスト20が受け取ると、次のブロックを送る。
【0104】このように、画像形成装置10は、この書
換プログラムの受信と、データ受信処理は、書換プログ
ラムデータ情報1に示されたデータ量に相当するデータ
を処理するまで繰り返される(図においては、繰り返し
1)(S109)。
【0105】そして、ホスト20では、最終のブロック
の返信が終わると、最終データ通知を画像形成装置10
へと返信する。画像形成装置は、最終データ通知を受信
すると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。
【0106】ACKをホスト20へ返した画像形成装置
10は、書換プログラム取得終了判断を行う(S11
0)。
【0107】すなわち、他の書換プログラムをダウンロ
ードする必要があるか否かの判断を行い、ダウンロード
する必要がれば、書換プログラム選択に戻り、ダウンロ
ードする必要がないまで、図における繰り返し2を繰り
返す。
【0108】一方、書換プログラム取得終了と判断する
と、画像形成装置10は、通信終了通知を、ホスト20
へと送信する。この信号を受けてホスト20は、画像形
成装置10との回線を切断する(S111)。
【0109】通信終了通知をホスト20へ送信した画像
形成装置10は、ダウンロード(送信元の要求に応じて
送信(返信)されることである)した書換プログラム
が、本当に書き換えてよい書換プログラムか否か、さら
には、ダウンロードした書換プログラムが正確にダウン
ロードされたか否かを、書換プログラム情報や書換プロ
グラムデータ情報1に基づいて行う。
【0110】その後、画像形成装置10は、プログラム
書き換え可能状態の判断を行う。この判断は、プログラ
ムの書き換えを行うに際しては、書き換え対象となって
いるプログラムが使用されているか否か(使用されてい
なければ書き換え可能状態である)を最低に判断を行
い、より安全に書き換えを行うには、書き換えには制御
部13であるCPUの作業領域として使用するメモリを
使用するので、このメモリが空いているか否か(空いて
いれば書き換え可能状態である)、などを判断する。そ
して、書き換え可能状態であると判断されると、所定の
プログラムに基づいて、画像形成装置10自身が、書換
プログラムに書き換える処理を行う(S112)。
【0111】このような処理を、ウォーミングアップ期
間中に必要な処理として行うこととなる。
【0112】なお、S106の判断において、書換の必
要がないと判断された場合には、これらの処理(S10
8〜S112)は行われず、通常のウォーミングアップ
時に必要な処理のみが行われることとなる。
【0113】このような処理を行うために、例えば画像
形成装置10の制御部13(制御手段)は、判断部16
(判断手段)が書換を行う必要があると判断した場合
に、このウォーミングアップ期間中に、書換プログラム
(新メインプログラム、第2のプログラム)を取得して
書換を行い、画像形成装置が第2のプログラムに基づい
て動作するように制御する。
【0114】以上のように本実施の形態によれば、自動
的にネットワークに接続し、ファイル管理システムにア
クセスし、プログラムの書き換えの必要があれば、自動
的に書き換えを行うことが可能となる。
【0115】この際、このネットワークに接続するタイ
ミングやこの自動書き換えを行うか否かは使用者がそれ
ぞれ設定できるため、画像形成装置を使用しない時間帯
や画像形成装置の電源を入れ、ウォーミングアップを行
っている際に行うなど、画像形成装置を使用する妨げに
ならない時に人手もかからず行うことができ、常に最新
のプログラムにて画像形成装置を使用することが可能で
ある。
【0116】なお、ウォーミングアップ時に、上述の一
連の書換処理を行うプログラムを、使用するか否かを不
図示の設定画面にて設定できるように構成しても構わな
い。
【0117】[第2の実施の形態]次に、本発明にかか
る第2の実施の形態について、図8に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。
【0118】上述の第1の実施の形態では、電源投入時
のウォーミングアップ時に、書換を実行処理する例を示
したが、本例では、ウィークリータイマー機能等により
画像形成装置が使用されていない時間が設定されている
か否かを探索し、未使用の時間帯に上述の書換処理を自
動的に行う例である。以下、その処理手順を図8を参照
しながら説明する。
【0119】なお、本例では、上記第1の実施の形態同
様、ファイアーウォール5による通過する情報を厳しく
制限している場合における書換手順であり、さらに、画
像形成装置10自らが、ホスト20にアクセスして、書
換プログラムを取得するものである。
【0120】そして、ウィークリータイマーの設定方法
等の詳細な構成は、上述の第1の実施の形態における制
御系の説明において既に説明したので、ここでは、シス
テムにおける書換手順についてのみ説明する。
【0121】先ず、画像形成装置10は、書換プログラ
ム取得時期か、及び、取得可能状態かを判断する。ここ
で、取得時期とは、予め設定された日時(時刻)(未使
用時間帯)に達したか否かの判断である。さらに、当該
未使用時間帯が、本例のダウンロードから書換処理が完
了するまでの一連の処理を行う書換処理期間(一般的に
必要な時間として登録しておく)よりも長く設定されて
いるかも判断する。
【0122】なお、取得可能状態であるかの判断は、例
えば、取得するには通信部14を使用するために、この
通信部14が空いている状態(他の動作を行っていない
状態)か否か(空いていれば、取得可能状態である)
(未使用時間帯が設定されていても複合機の場合にはF
AX等の受信処理がなされる場合が考えられる)、ま
た、ダウンロードするに際しては、制御部13に非常に
負荷をかけるために、制御部13であるCPUの作業領
域として使用するメモリを使用するので、このメモリが
空いているか否か、などを判断するための各種判断プロ
グラムを備えても構わない。なお、この判断処理は必ず
しも必須ではない。
【0123】次に、書換プログラム取得時期であり、か
つ、取得可能状態であれば、画像形成装置は、ネットワ
ークへの接続を開始することとなる(S202)。な
お、このネットワーク接続を行う際の通信プロトコルと
しては、ファイアーウォール5、7などを越えることが
できるプロトコル例えばFTP等が好ましい。
【0124】次に、特定の未使用時間帯にネットワーク
に接続されると、ファイル管理システムのホスト20と
の接続を行う処理が実行される(S203)。なお、こ
の処理を行う処理プログラムは、例えば、本発明の第2
の接続開始手段を構成する。
【0125】以降、上述の第1の実施の形態のS105
〜S112と同様に、S205〜S212の処理が行わ
れる。なお、各処理は上記第1の実施の形態とほぼ同様
であるのでその詳細な説明は省略する。
【0126】なお、上述の処理を行うために、画像形成
装置10の制御部13(制御手段)は、判断部16(判
断手段)が書換を行う必要があると判断した場合には、
特定の未使用時間帯の間に書換プログラム(新メインプ
ログラム、第2のプログラム)を取得して、書換を行
い、画像形成装置10が書換プログラムに基づいて動作
するように制御することとなる。
【0127】以上のように本実施の形態によれば、上述
の第1の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、
予めユーザーが設定した、画像形成装置の未使用時間帯
を利用して制御プログラムのバージョンアップが自動的
になされ、ユーザーの負担やサービスマンの負担を低減
できる。
【0128】なお、原則として、書換プログラムは、特
定時期に一括してダウンロードすることが前提である
が、一の書換プログラムを短時間にダウンロードしやす
いように複数に分割して構成し、各プログラムを所望の
各時間に各々ダウンロード可能に構成する場合も考えら
れる。このような場合には、複数の未使用時間帯のうち
最適な時間帯を選択的に利用して自動的に各プログラム
をダウンロードすることができるような構成としても構
わない。この場合には、書換プログラムの容量並びに通
信速度、通信トラフィック等の状況も判断材料としても
構わない。
【0129】[第3の実施の形態]次に、本発明にかか
る第3の実施の形態について、図9に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図9は、本例の画像形成システムにおけ
る処理手順の一例を示すシーケンス図である。
【0130】上述した第1の実施の形態においては、画
像形成装置10自らが、ホスト20にアクセスして、書
換プログラムを取得するものであったが、本例において
は、ホスト20側から画像形成装置10に対して、書換
プログラムへの書換を指示するものである。
【0131】なお、ダウンロード指示は、インターネッ
ト3を介して、ホスト20から画像形成装置10へと送
信されているために、ファイアーウォール5により通過
する情報の制限が厳しいところにおいては、このような
ダウンロード指示すら通過することが困難となるが、本
例では、ファイアーウォール5により通過する情報の制
限が厳しくないということを前提として説明する(厳し
い場合の例は後述)。
【0132】なお、以下において、上述の第1の実施の
形態と同様である手順については、その記載を省略する
こともある。
【0133】先ず、ホスト20では、予めある特定の画
像形成装置10にて設定されているウィークリータイマ
ー等の未使用時間帯に関する情報が取得できているもの
とする。
【0134】あるいは、ホスト20側で画像形成装置1
0を遠隔管理している場合においては、ホスト20に
て、予定の設定手段によって、特定の画像形成装置10
(もちろん他の複数の画像形成装置についても設定可能
である)にて未使用となる時間帯を設定している(設定
するステップ)場合には、その時間帯に関する情報を自
身の管理記憶部、ID記憶部から取得を行う。
【0135】このような条件の下で、特定の画像形成装
置が未使用になる未使用時間帯となると、ホスト20
は、その画像形成装置10に対して回線を接続して(S
301)、該書換プログラムの対象となる画像形成装置
(ここでは、画像形成装置10)に対して、ダウンロー
ドするように指示(ダウンロード指示)を出す。
【0136】このとき、このダウンロード指示には、対
象となる画像形成装置10のID情報、パスワード、ホ
スト20の情報をあわせて送信される。画像形成装置1
0では、このダウンロード指示を受け取ると、正常に受
信した場合はACKをホスト20へ返す。
【0137】このようにして、画像形成装置10に書換
プログラムの取得を促す。そして、画像形成装置10
は、送信されてきた、パスワード、ホスト20の情報か
ら、画像形成装置10を管理するホスト20か否か、あ
るいは、画像形成装置10のID情報から対象機種とし
て合っているか否かなどを、ID記憶部15に記憶され
ている情報と照らし合わせながら判断してデータ確認を
行う(S302)。
【0138】さらに、画像形成装置10は、書換プログ
ラムの取得可能状態か否か判断する(S303)。この
処理を行う処理プログラムは、例えば本発明の可能可否
判断手段を構成できる。
【0139】ここで、取得可能状態とは、例えば、取得
するには通信部14を使用するために、この通信部14
が空いている状態(他の動作ファクシミリ等の受信を行
っていない状態)か否か(空いていれば、取得可能状態
である)、また、ダウンロードするに際しては、制御部
13であるCPUの作業領域として使用するメモリを使
用するので、このメモリが空いているか否かなどを判断
する。
【0140】そして、書換プログラム取得可能状態であ
れば、これらの確認・判断の結果は、ホスト20へと送
信される。ホスト20では、この確認・判断の結果を受
け取ると、正常に受信した場合はACKを画像形成装置
10へ返す。
【0141】ホスト20は、受け取った確認・判断の結
果から、対象機種として適合し、書換可能状態であれ
ば、画像形成装置10に対して、第1記憶部12に記憶
されているプログラム(現在のプログラム)の情報を、
ホスト20へ送信するようプログラム情報要求を、送信
する。画像形成装置10では、このプログラム情報要求
を受け取ると、正常に受信した場合はACKをホスト2
0へ返す。そして、画像形成装置10は、プログラムの
情報として、ID記憶部15に記憶されている各種プロ
グラム情報を、プログラム情報回答として、ホスト20
へ送信する。ホスト20では、このプログラム情報回答
を受け取ると、正常に受信した場合はACKを画像形成
装置10へ返す。
【0142】ホスト20は、画像形成装置10から送信
されてきたプログラム情報に基づき、バージョンチェッ
クを行う(S304)。
【0143】また、画像形成装置10から送信されてき
たプログラム情報と、ID記憶部25に記憶されている
書換プログラム情報とから、画像形成装置10に対し
て、書換プログラムを送信する必要があるか否か(すな
わち、画像形成装置10がプログラムを書き換える必要
があるか否か)判断を行う(S305)。
【0144】なお、これらの処理を行う処理プログラム
は、本発明の必要可否判断手段を構成できる。
【0145】送信する必要があると画像形成装置10が
判断すると、まず、書換プログラムを選択する(S30
6)。
【0146】そして、ホスト20は、まず、書換プログ
ラムのデータ量などの書換プログラムデータ情報1を、
書換プログラムIDとともに、画像形成装置10へと送
信する。画像形成装置10では、この書換プログラムデ
ータ情報1を受け取ると、正常に受信した場合はACK
をホスト20へ返す。ホスト20は、ACKを受け取る
と、引き続き、転送ブロック情報や圧縮情報などの送信
方法に関する情報である書換プログラムデータ情報2
を、書換プログラムIDとともに、画像形成装置10へ
と送信する。画像形成装置10では、この書換プログラ
ムデータ情報1を受け取ると、正常に受信した場合はA
CKをホスト20へ返す。
【0147】ホスト20は、このACKを受け取ると、
実際に、書換プログラムを画像形成装置10へと送信す
る。このとき、書換プログラムデータ情報2に示される
送信方法で送信するために、受け取った画像形成装置1
0では、データ受信処理を行う。勿論、画像形成装置1
0は、書換プログラムを受信すると、受信する毎に、正
常に受信した場合はACKをホスト20へ返し、このA
CKをホスト20が受け取ると、次のブロックを送る。
【0148】このように、画像形成装置10は、この書
換プログラムの受信と、データ受信処理は、書換プログ
ラムデータ情報1に示されたデータ量に相当するデータ
を処理するまで繰り返される(図においては、繰り返し
1)(S307)。
【0149】そして、ホスト20では、最終のブロック
の送信が終わると、最終データ通知を画像形成装置10
へと送信する。画像形成装置は、最終データ通知を受信
すると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。ACKを受信したホスト20は、書換プログラム送
信終了判断を行う(S308)。
【0150】送信する必要がれば、書換プログラム選択
に戻り、送信する必要がないまで、図における繰り返し
2を繰り返す。一方、書換プログラム送信終了と判断す
ると、ホスト20は、通信終了通知を、画像形成装置1
0へと送信する。この信号を受けて画像形成装置10
は、ホスト20との回線を切断する(S309)。
【0151】通信終了通知を受信した画像形成装置10
は、取得した書換プログラムが正確にダウンロードされ
たか否かを、書換プログラム情報や書換プログラムデー
タ情報1に基づいて行う(S310)。その後、画像形
成装置10は、プログラム書き換え可能状態の判断を行
う。そして、書き換え可能状態であると判断されると、
所定のプログラムに基づいて、画像形成装置19自身
が、書換プログラムに書き換える処理を実行することと
なる(S311)。
【0152】以上のように本実施の形態によれば、上述
の第1、第2の実施の形態と同様の作用効果を奏しなが
らも、画像形成装置の未使用時間帯に関する情報をホス
ト(管理装置)側で管理する場合には、管理装置側から
指示してダウンロード及び書換処理を行うことも可能で
あり、上述の第1、第2の実施の形態において使用され
るプログラムを予め製造段階その他の段階にて複数の各
画像形成装置に組み込んで置かなくても、管理側主体で
使用するプログラムのみで実行することも可能であり、
プログラム実装の手間が低減する。
【0153】[第4の実施の形態]次に、本発明にかか
る第4の実施の形態について、図10にづいて説明す
る。なお、以下には、前記第3の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。図10は、本例の画像形成システムにお
ける処理手順の一例を示したシーケンス図である。
【0154】上述の第3の実施の形態では、ホスト20
からの指示指導型、すなわち、情報の発信は基本的に、
ホスト20側であり、送信すべき書換プログラムの選択
などもホスト20側で行うようにしているが、第1の実
施の形態のように、ホスト20からのダウンロード指示
以降(具体的に言えば、図9におけるS304以降)を
画像形成装置10の主導型としてもよい。この場合の、
書換手順を図10に示す。
【0155】図10において、S401〜S403まで
は、上述の第3の実施の形態のS301〜S303同様
であり、S404〜S411は、上述の第1の実施の形
態のS105〜S112同様であり、上述した第1の実
施の形態及び第3の実施の形態と重複するので、ここで
は割愛する。
【0156】なお、例えばS404、S405を処理す
る処理プログラムは、例えば本発明の必要可否判断手段
を構成できる。
【0157】[第5の実施の形態]次に、本発明にかか
る第5の実施の形態について、図11に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。
【0158】上述した第3、第4の実施の形態では、ダ
ウンロード指示は、インターネット3を介して、ホスト
20から画像形成装置10へと送信されているために、
ファイアーウォール5により通過する情報の制限が厳し
いところにおいては、このようなダウンロード指示すら
通過することが困難となる。そこで、本実施の形態のよ
うに構成すれば、この問題は解決することができる。
【0159】以下、第5の実施の形態について説明す
る。図11は、画像形成システムの全体構成を示すブロ
ック図であり、図12は、ダウンロード指示の手順を示
すシーケンス図である。
【0160】なお、図11は、基本的には図1における
ブロック図とは同様(同じ機能・部には同じ符号を付
与)であり、異なる点についてのみ以下に説明し、その
他の点は、図1と同じであるので、説明を省略する。
【0161】図11において、画像形成装置10にモデ
ム17が、ホストにモデム27が付加された点で、図1
と異なる。これらモデム17,27は、公衆回線である
電話回線網(インターネット3とは異なるネットワー
ク)に接続され、デジタル信号とアナログ信号との変換
を行うものである。すなわち、画像形成装置10とホス
ト20とが、P to Pで接続される状態となることが
可能となる。なお、これらモデム17,27は、それぞ
れ、画像形成装置10、ホスト20に直接設けられるこ
とが好ましいが、それぞれのLAN内にモデムを設け、
画像形成装置10とホスト20とが、直接、通信可能な
状態となればよい。
【0162】次に、本例の書換手順について、書換手順
の一部をであるダウンロード指示の手順を示すシーケン
ス図である図12基づいて、ダウンロード指示の与え方
について説明する。
【0163】先ず、ホスト20は、管理記憶部22に書
換プログラムが記憶された状態であって、特定の画像形
成装置10の未使用時間帯となると、該書換プログラム
の対象となる画像形成装置(ここでは、画像形成装置1
0)に対して、モデム27を使って、電話回線網で、ホ
スト20から発呼して通信を開始する(電話をかける)
(S501)。
【0164】そして、受けた画像形成装置10では、接
続情報として、通信の形態の確認を行うために接続情報
をホスト20へと返す(S502)。なお、これら電話
回線接続指示及び接続情報は、電話回線を使った通信に
おけるネゴシエーションに相当するものである。
【0165】ネゴシエーションが終了すると、ホスト2
0は、画像形成装置10に対して、ダウンロードするよ
うに指示(ダウンロード指示)を出す(S503)。こ
のとき、このダウンロード指示には、対象となる画像形
成装置10のID情報、パスワード、ホスト20の情報
をあわせて送信される。画像形成装置10では、このダ
ウンロード指示を受け取ると、正常に受信した場合は受
信確認(上述した実施の形態でいえばACK)をホスト
20へ返す(S504)。これをホスト20が受ける
と、電話回線を切断する(S505)。
【0166】なお、この間になされる各処理は、上述の
第3、第4の実施の形態と同様であるので、詳細な説明
を省略する。
【0167】以上のように本実施の形態によれば、上記
実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、電話回線
を利用しているので、ファイアーウォール等を回避でき
る。
【0168】[第6の実施の形態]次に、本発明にかか
る第6の実施の形態について、図13に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第5の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。
【0169】上述した第5の実施の形態では、ダウンロ
ード指示をホスト側から行う場合に電話回線を利用した
例を説明したが、本例には、画像形成装置側からアクセ
スする場合にも、電話回線を利用する例を示している。
【0170】以下、第6の実施の形態について説明す
る。図13は、ダウンロード指示の手順を示すシーケン
ス図である。また、図14は、指示を受けた以降の書換
手順を示すシーケンス図である。
【0171】先ず、本例の書換手順について、書換手順
の一部をであるダウンロード指示の手順を示すシーケン
ス図である図13に基づいて、ダウンロード指示の与え
方について説明する。
【0172】画像形成装置10は、電源が投入されると
(もしくはウィークリータイマー設定時間等の未使用時
間帯となると)、ホスト20に対して、モデム17を使
って、電話回線網で、画像形成装置10から発呼して通
信を開始する(電話をかける)(S511)。そして、
受けたホスト20では、接続情報として、通信の形態の
確認を行うために接続情報を画像形成装置10へと返す
(S512)。なお、これら電話回線接続指示及び接続
情報は、電話回線を使った通信におけるネゴシエーショ
ンに相当するものである。
【0173】ネゴシエーションが終了すると、画像形成
装置10は、ホスト20に対して、ダウンロードするよ
うに指示(ダウンロード指示)を出す(S513)。こ
のとき、このダウンロード指示には、画像形成装置10
のID情報、パスワード等の情報をあわせて送信され
る。ホスト20では、このダウンロード指示を受け取る
と、正常に受信した場合は受信確認(上述した実施の形
態でいえばACK)を画像形成装置10へ返す(S51
4)。これを画像形成装置10が受けると、電話回線を
切断する(S515)。
【0174】このように、画像形成装置から電話回線を
用いてホストへアクセスを開始することができる。
【0175】その後の書換手順もしくは、S515の回
線切断前における各処理について、図14に基づきなが
ら説明する。なお、この説明においても、上述した第1
の実施の形態と同様なものに対しては、説明を省略する
ことがある。
【0176】上述したように、モデム17,27を介し
て、電話回線にてダウンロード指示を電源投入後(もし
くは未使用時間帯)に行いホスト20に接続する(S6
03)。
【0177】そして、画像形成装置10は、ホスト20
へ、ID記憶部15に記憶されている画像形成装置10
のID情報(シリアル番号)やパスワードを、送信す
る。ホスト20は、画像形成装置10から送信されたI
D情報を正常に受信すると、ACKを画像形成装置10
に返信する。
【0178】ホスト20では、画像形成装置10から受
け取った画像形成装置10のID情報とパスワードとが
あっているか、あるいは、自身が管理する画像形成装置
である否かなど、送信されたデータ確認を、ID記憶部
25に記憶されている情報から判断する(S604)。
そして、データ確認が終了し、その確認結果を、画像形
成装置10へと返信する。画像形成装置10では、この
確認結果を受け取ると、正常に受信した場合はACKを
ホスト20へ返す。
【0179】続いて、画像形成装置10は、ホスト20
に対して、書換プログラム情報要求を、送信する。ホス
ト20は、この書換プログラム情報要求を受け取ると、
正常に受信した場合はACKを画像形成装置10へ返
す。そして、ホスト20は、現時点で、管理記憶部22
に記憶されている書換プログラムの情報を、書換プログ
ラム情報回答として、画像形成装置10へと返信する。
画像形成装置10では、この書換プログラム情報回答を
受け取ると、正常に受信した場合はACKをホスト20
へ返す。
【0180】そして、画像形成装置10は、第1記憶部
12に記憶されている自分の制御プログラム(第1のプ
ログラム)の現在のバージョンをID記憶部15のバー
ジョン情報に基づき、チェックを行う(S605)。
【0181】次に、受け取った書換プログラム(第2の
プログラム)の情報(バージョン情報)と、ID記憶部
15に記憶されている自身のプログラム(第1のプログ
ラム)の情報(バージョン情報)とから、自身のプログ
ラム(第1のプログラム)がホスト20内のプログラム
(第2のプログラム)のバージョンアップ版やバグ修正
版に比べて、古いバージョンであるか否か、すなわち、
書換プログラム(第2のプログラム)のダウンロードを
する必要があるか否かを判断する(S606)。
【0182】なお、この判断は、(現時点における)自
らのプログラムに対応づけられたプログラム情報(作成
された日付情報、記憶された日付情報、バージョン情
報、経歴情報、画像形成装置機種情報など)と、書換プ
ログラムに対応付けられた書換プログラム情報(作成さ
れた日付情報、記憶された日付情報、バージョン情報、
経歴情報、画像形成装置機種情報など)とに基づいて、
書換プログラムが、自らのプログラムより新しい否かに
よって判断することもできる。
【0183】そして、ダウンロードをする必要があると
画像形成装置10が判断すると、まず、書換プログラム
を選択(プログラムとしては、上述したように複数のも
のがあるため、書き換える必要のあるプログラムは1つ
とは限らないため)する(S608)。
【0184】選択すると、画像形成装置10は、選択し
た書換プログラムを送信するよう要求する書換プログラ
ム要求を、ホスト20へと送信する。ホスト20は、こ
の書換プログラム要求を受け取ると、正常に受信した場
合はACKを画像形成装置10へ返す。そして、ホスト
20は、書換プログラム要求に対する応答として、ま
ず、書換プログラムのデータ量(データレングス)など
の書換プログラムデータ情報1を、書換プログラムID
とともに、画像形成装置10へと返信する。画像形成装
置10では、この書換プログラムデータ情報1を受け取
ると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。なお、データ量(1つの書換プログラム全体の量)
が、画像形成装置10側で受け取り可能サイズを超えて
いる場合は、NACK(拒否)情報を返し、通信を終
了、又は、次の書換プログラムの取得をおこなう。ホス
ト20は、ACKを受け取ると、引き続き、書換プログ
ラム要求に対する応答として、転送ブロック情報や圧縮
情報などの送信方法に関する情報である書換プログラム
データ情報2を、書換プログラムIDとともに、画像形
成装置10へと返信する。画像形成装置10では、この
書換プログラムデータ情報1を受け取ると、正常に受信
した場合はACKをホスト20へ返す。
【0185】ホスト20は、このACKを受け取ると、
書換プログラム要求に対する応答として、実際に、書換
プログラムを画像形成装置10へと返信する。このと
き、書換プログラムデータ情報2に示される送信方法
で、すなわち、ブロック単位毎に返信するために、受け
取った画像形成装置10では、メモリに蓄積するととも
に、複数のブロックの結合や、圧縮の解答など、受信し
たデータのデータ受信処理を行う。勿論、画像形成装置
は、書換プログラムを受信すると、受信する毎に、正常
に受信した場合はACKをホスト20へ返し、このAC
Kをホスト20が受け取ると、次のブロックを送る。
【0186】このように、画像形成装置10は、この書
換プログラムの受信と、データ受信処理は、書換プログ
ラムデータ情報1に示されたデータ量に相当するデータ
を処理するまで繰り返される(図においては、繰り返し
1)(S609)。
【0187】そして、ホスト20では、最終のブロック
の返信が終わると、最終データ通知を画像形成装置10
へと返信する。画像形成装置は、最終データ通知を受信
すると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。
【0188】ACKをホスト20へ返した画像形成装置
10は、書換プログラム取得終了判断を行う(S61
0)。
【0189】すなわち、他の書換プログラムをダウンロ
ードする必要があるか否かの判断を行い、ダウンロード
する必要がれば、書換プログラム選択に戻り、ダウンロ
ードする必要がないまで、図における繰り返し2を繰り
返す。
【0190】一方、書換プログラム取得終了と判断する
と、画像形成装置10は、通信終了通知を、ホスト20
へと送信する。この信号を受けてホスト20は、画像形
成装置10との回線を切断する(S611)。
【0191】通信終了通知をホスト20へ送信した画像
形成装置10は、ダウンロード(送信元の要求に応じて
送信(返信)されることである)した書換プログラム
が、本当に書き換えてよい書換プログラムか否か、さら
には、ダウンロードした書換プログラムが正確にダウン
ロードされたか否かを、書換プログラム情報や書換プロ
グラムデータ情報1に基づいて行う。
【0192】その後、画像形成装置10は、プログラム
書き換え可能状態の判断を行う。この判断は、プログラ
ムの書き換えを行うに際しては、書き換え対象となって
いるプログラムが使用されているか否か(使用されてい
なければ書き換え可能状態である)を最低に判断を行
い、より安全に書き換えを行うには、書き換えには制御
部13であるCPUの作業領域として使用するメモリを
使用するので、このメモリが空いているか否か(空いて
いれば書き換え可能状態である)、などを判断する。そ
して、書き換え可能状態であると判断されると、所定の
プログラムに基づいて、画像形成装置10自身が、書換
プログラムに書き換える処理を行う(S612)。
【0193】なお、S606の判断において、書換の必
要がないと判断された場合には、これらの処理(S60
8〜S612)は行われない。
【0194】このように、電話回線を通じて行うことに
より、ファイアーウォールを回避した処理を行うことも
できる。
【0195】[第7の実施の形態]次に、本発明にかか
る第7の実施の形態について、図15に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。
【0196】上述した第1の実施の形態においては、画
像形成装置10が直接ホスト20にアクセスする例であ
ったが、画像形成装置10自身が直接ホスト20にアク
セスして書換プログラムをダウンロードせずに、間接的
に、書換プログラムをダウンロードしてもよい。本例で
は、画像形成装置10自身が、間接的に、書換プログラ
ムをダウンロードする例について説明する。
【0197】図15は、画像形成システムの全体構成を
示すブロック図である。また、図16、図17は、書換
手順を示すシーケンス図である。なお、図15は、基本
的には図1におけるブロック図とは同様(同じ機能・部
には同じ符号を付与)であり、異なる点についてのみ以
下に説明し、その他の点は、図1と同じであるので、説
明を省略する(同じ符号であっても、以下に説明する点
は異なる)。
【0198】この画像形成システム200には、図1の
ユーザー側システム1に、サブホスト80が付加された
ものである。サブホスト80は、LAN4に接続されて
いる(詳細には、LAN4から見て、ファイアーウォー
ル5より内側に接続されている)画像形成装置10(そ
の他複数の画像形成装置)を管理する管理装置であると
ともに、LAN4、ファイアーウォール5、インターネ
ット3を介して、ホスト20から、管理している画像形
成装置の書換プログラムを取得し記憶するものである。
より詳細には、このサブホスト80は、このサブホスト
80が管理する画像形成装置の状態を把握する、本実施
の形態では、画像形成装置10のプログラムの状態(バ
ージョン等)を管理することにより、画像形成装置10
の状態を把握するとともに、自身が管理している画像形
成装置の書換プログラムを、ホスト20から取得し、記
憶する。このサブホスト80は、表示部81と、第2記
憶部82と、制御部83と、通信部84と、ID記憶部
85と、判断調査部86と、判断部87と、を有してい
る。
【0199】表示部81は、画像形成装置の状態を把握
するために、画像形成装置の状態が表示される表示部で
ある。すなわち、その表示をみて、どの画像形成装置
が、どのバージョンのプログラムを入れているかを把握
できるものである。また、この表示部81は、ホスト2
0から取得する書換プログラムも表示できる。
【0200】第2記憶部82は、ホスト20からダウン
ロードした、サブホスト80が管理する画像形成装置の
各種プログラムのバージョンアップ版や、バグ修正を施
した書換プログラムを記憶した記憶部、例えば、フラッ
シュメモリなどである。制御部83は、サブホスト80
を制御する制御部でる。また、通信部84は、LAN4
内における情報の授受や、LAN4、ファイアーウォー
ル5を介して、インターネット3への情報の授受の通信
を司るものである。
【0201】ID記憶部85は、各種のID情報を記憶
する記憶部である。このID記憶部85に記憶されてい
るID情報としては、サブホスト80の情報(サブホス
ト80を一意的に特定するためのシリアル番号など)、
画像形成装置10との通信を行うに際して行う認証する
ためのパスワード、ホスト20との通信を行うに際して
行う認証するためのパスワード、本サブホスト80が管
理する画像形成装置のシリアル番号のみならず、サブホ
スト80が管理する画像形成装置の第1記憶部12に記
憶されている各種プログラム情報、第2記憶部82に記
憶されている書換プログラム情報(プログラムが作成さ
れた日付情報、プログラムが記憶された日付情報、プロ
グラムのバージョン情報、プログラムの経歴情報、書換
対象となる画像形成装置の機種を特定する画像形成装置
機種情報などがある)などがある。
【0202】なお、このサブホスト80を設けたことに
伴い、画像形成装置10のID記憶部15に記憶される
ID情報は、各種プログラム情報、画像形成装置10を
一意的に特定するための画像形成装置のID情報(シリ
アル番号)、と、本画像形成装置10を管理するサブホ
スト80の情報、サブホスト80との通信を行うに際し
て行う認証するためのパスワードなどがある。同様に、
ホスト20のID記憶部25に記憶されるID情報は、
ホスト20の情報、サブホスト80との通信を行うに際
して行う認証するためのパスワード、本ホスト20が管
理するサブホスト80の情報(シリアル番号)、管理記
憶部22に記憶されている書換プログラム情報などがあ
る。
【0203】判断調査部86は、画像形成装置10がプ
ログラムを書き換える時期か否かを判断し、画像形成装
置10の書換可能時期の設定情報等を取得して調査す
る。
【0204】設定部86(設定手段)は、画像形成装置
10の書換のタイミング、時期(上述の未使用時間帯)
を設定するものである。
【0205】(ホストーサブホスト間の処理)次に、本
例における書換手順について説明する。まず、ホスト2
0からサブホスト80へ書換プログラムをダウンロード
する手順について図16について説明する。
【0206】先ず、サブホスト80は、書換プログラム
取得可能状態かを判断する(S701)。ここで、取得
可能状態であるかの判断は、例えば、取得するには通信
部84を使用するために、この通信部84が空いている
状態(他の動作を行っていない状態)か否か(空いてい
れば、取得可能状態である)、また、ダウンロードする
に際しては、制御部83であるCPUの作業領域として
使用するメモリを使用するので、このメモリが空いてい
るか否かなどを判断する。
【0207】そして、書換プログラム取得可能状態であ
れば、サブホスト80は、ID記憶部85に記憶されて
いるサブホスト80のID情報(シリアル番号)やパス
ワードを、ID記憶部85に記憶されているサブホスト
80を管理するホスト20の情報に基づいて送信先を設
定して、LAN4、ファイアーウォール5、インターネ
ット3、ファイアーウォール7、LAN6を介して、ホ
スト20へと送信する。ホスト20は、サブホスト80
から送信されたID情報を受信すると、正常に受信した
ことを示すACKをサブホスト80に返信する。
【0208】ホスト20では、サブホスト80から受け
取ったサブホスト80のID情報とパスワードとがあっ
ているか、あるいは、自身が管理するサブホストである
否かなど、送信されたデータ確認を、ID記憶部25に
記憶されている情報から判断する(S702)。
【0209】そして、データ確認が終了し、その確認結
果を、ID送信に対する返信として、サブホスト80へ
と返信する。サブホスト80では、この確認結果を受け
取ると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。
【0210】続いて、サブホスト80は、ホスト20に
対して、ホスト20の管理記憶部22に記憶されている
書換プログラムの情報を、送信するよう要求する書換プ
ログラム情報要求を、送信する。ホスト20は、この書
換プログラム情報要求を受け取ると、正常に受信した場
合はACKをサブホスト80へ返す。そして、この要求
に対する応答としてホスト20は、現時点で、管理記憶
部22に記憶されている書換プログラムの情報(すなわ
ち、ID記憶部25にきおくされている書換プログラム
の情報)を、書換プログラム情報回答として、画像形成
装置10へと返信する。サブホスト80では、この書換
プログラム情報回答を受け取ると、正常に受信した場合
はACKをホスト20へ返す。
【0211】そして、サブホスト80は、画像形成装置
のプログラムのバージョンチェックを行う(S70
3)。乃ち、受け取った書換プログラムの情報と、ID
記憶部85に記憶されている自身で管理する画像形成装
置のプログラム情報とから、プログラムのバージョンア
ップ版やバグ修正版などの書換プログラムが、ホスト2
0にあるか否か、すなわち、書換プログラムのダウンロ
ードをする必要があるか否かを判断する。この判断に
は、(現時点における)プログラムに対応づけられたプ
ログラム情報(作成された日付情報、記憶された日付情
報、バージョン情報、経歴情報、画像形成装置機種情報
など)と、書換プログラムに対応付けられた書換プログ
ラム情報(作成された日付情報、記憶された日付情報、
バージョン情報、経歴情報、画像形成装置機種情報な
ど)とに基づいて、書換プログラムが、プログラムより
新しい否かによって判断する。
【0212】そして、ダウンロードをする必要があると
サブホスト80が判断すると、まず、書換プログラムを
選択(プログラムとしては、上述したように複数のもの
があるとともに、複数の画像形成装置を管理するため、
書き換える必要のあるプログラムは1つとは限らないた
め)する(S704)。
【0213】選択すると、サブホスト80は、選択した
書換プログラムを送信するよう要求する書換プログラム
要求を、ホスト20へと送信する。ホスト20は、この
書換プログラム要求を受け取ると、正常に受信した場合
はACKをサブホスト80へ返す。そして、ホスト20
は、書換プログラム要求に対する応答として、まず、書
換プログラムのデータ量(データレングス)などの書換
プログラムデータ情報1を、書換プログラムIDととも
に、サブホスト80へと返信する。サブホスト80で
は、この書換プログラムデータ情報1を受け取ると、正
常に受信した場合はACKをホスト20へ返す。ホスト
20は、ACKを受け取ると、引き続き、書換プログラ
ム要求に対する応答として、転送ブロック情報や圧縮情
報などの送信方法に関する情報である書換プログラムデ
ータ情報2を、書換プログラムIDとともに、サブホス
ト80へと返信する。サブホスト80では、この書換プ
ログラムデータ情報1を受け取ると、正常に受信した場
合はACKをホスト20へ返す。
【0214】ホスト20は、このACKを受け取ると、
書換プログラム要求に対する応答として、実際に、書換
プログラムをサブホスト80へと返信する。このとき、
書換プログラムデータ情報2に示される送信方法で、す
なわち、ブロック単位毎に返信するために、受け取った
サブホスト80では、メモリに蓄積するとともに、複数
のブロックの結合や、圧縮の解答など、受信したデータ
のデータ受信処理を行う。勿論、サブホスト80は、書
換プログラムを受信すると、受信する毎に、正常に受信
した場合はACKをホスト20へ返し、このACKをホ
スト20が受け取ると、次のブロックを送る。
【0215】このように、サブホスト80は、この書換
プログラムの受信と、データ受信処理は、書換プログラ
ムデータ情報1に示されたデータ量に相当するデータを
処理するまで繰り返される(図においては、繰り返し
1)(S705)。
【0216】そして、ホスト20では、最終のブロック
の返信が終わると、最終データ通知をサブホスト80へ
と返信する。サブホスト80は、最終データ通知を受信
すると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。
【0217】ACKをホスト20へ返したサブホスト8
0は、書換プログラム取得終了判断を行う(S70
6)。すなわち、他の書換プログラムをダウンロードす
る必要があるか否かの判断を行い、ダウンロードする必
要がれば、書換プログラム選択に戻り、ダウンロードす
る必要がないまで、図における繰り返し2を繰り返す。
【0218】一方、書換プログラム取得終了と判断する
と、サブホスト80は、通信終了通知を、ホスト20へ
と送信する。この信号を受けてホスト20は、サブホス
ト80との回線を切断する(S707)。
【0219】このようにして、サブホスト80の第2記
憶部82には、サブホスト80が管理する画像形成装置
の書換プログラムが記憶されることになる。なお、ホス
ト20からサブホスト80へは、書換プログラム取得時
期かを判断して、第1の実施の形態のような取得手順を
スタートしてもよく、また、第3、第4の実施の形態の
ように、ダウンロード指示がホスト20からサブホスト
80へと送信されたことを、図で示すような取得手順の
スタートとしてもよい。
【0220】(画像形成装置―サブホスト間の処理)次
いで、画像形成装置10が、サブホスト80の第2記憶
部82に記憶された書換プログラムを、ダウンロード
し、プログラムを書き換える手順について、図17に基
づきながら説明する。
【0221】先ず、画像形成装置10の主電源ボタン等
を操作し、電源投入を行う、もしくは、未使用時間帯に
達すると、画像形成装置10は、ネットワーク接続プロ
グラムに基づくネットワーク接続を行う処理が実行され
る(S802)。
【0222】次に、ネットワークに接続されると、ファ
イル管理システムのサブホスト80との接続を行う処理
が実行される(S803)。
【0223】そして、画像形成装置10は、ID記憶部
15に記憶されている画像形成装置10のID情報(シ
リアル番号)やパスワードを、ID記憶部15に記憶さ
れている画像形成装置10を管理するサズホスト80の
情報に基づいて送信先を設定して、LAN4、を介し
て、サブホスト80へと送信する。サブホスト80は、
画像形成装置10から送信されたID情報を受信する
と、正常に受信したことを示す正常受信信号(ACK)
を画像形成装置10に返信する。もちろん、画像形成装
置10においては、ACKを受け取らなければ、送信に
失敗したものとして、再度、情報を送信する(この送信
の失敗は、以下のいずれの情報の送信の場合にも適用さ
れており、以下においては説明を省略する)。
【0224】サズホスト80では、画像形成装置10か
ら受け取った画像形成装置10のID情報とパスワード
とがあっているか、あるいは、自身が管理する画像形成
装置である否かなど、送信されたデータ確認を、ID記
憶部25に記憶されている情報から判断する(S80
4)。
【0225】そして、データ確認が終了し、その確認結
果を、ID送信に対する返信として、画像形成装置10
へと返信する。画像形成装置10では、この確認結果を
受け取ると、正常に受信した場合はACKをサブホスト
80へ返す。
【0226】続いて、画像形成装置10は、サブホスト
80に対して、サブホスト80の管理記憶部22に記憶
されている書換プログラムの情報を、送信するよう要求
する書換プログラム情報要求を、送信する。サブホスト
80は、この書換プログラム情報要求を受け取ると、正
常に受信した場合はACKを画像形成装置10へ返す。
そして、この要求に対する応答としてサブホスト80
は、現時点で、第2記憶部82に記憶されている書換プ
ログラムの情報(すなわち、ID記憶部85にきおくさ
れている書換プログラムの情報)を、書換プログラム情
報回答として、画像形成装置10へと返信する。画像形
成装置10では、この書換プログラム情報回答を受け取
ると、正常に受信した場合はACKをサブホスト80へ
返す。
【0227】そして、画像形成装置10は、第1記憶部
12に記憶されている自分の制御プログラム(第1のプ
ログラム)の現在のバージョンをID記憶部15のバー
ジョン情報に基づき、チェックを行う(S805)。
【0228】次に、受け取った書換プログラム(第2の
プログラム)の情報(バージョン情報)と、ID記憶部
15に記憶されている自身のプログラム(第1のプログ
ラム)の情報(バージョン情報)とから、自身のプログ
ラム(第1のプログラム)がサブホスト80内のプログ
ラム(第2のプログラム)のバージョンアップ版やバグ
修正版に比べて、古いバージョンであるか否か、すなわ
ち、書換プログラム(第2のプログラム)のダウンロー
ドをする必要があるか否かを判断する(S806)。
【0229】なお、この判断は、(現時点における)自
らのプログラムに対応づけられたプログラム情報(作成
された日付情報、記憶された日付情報、バージョン情
報、経歴情報、画像形成装置機種情報など)と、書換プ
ログラムに対応付けられた書換プログラム情報(作成さ
れた日付情報、記憶された日付情報、バージョン情報、
経歴情報、画像形成装置機種情報など)とに基づいて、
書換プログラムが、自らのプログラムより新しい否かに
よって判断することもできる。
【0230】そして、ダウンロードをする必要があると
画像形成装置10が判断すると、まず、書換プログラム
を選択(プログラムとしては、上述したように複数のも
のがあるため、書き換える必要のあるプログラムは1つ
とは限らないため)する(S808)。
【0231】選択すると、画像形成装置10は、選択し
た書換プログラムを送信するよう要求する書換プログラ
ム要求を、サブホスト80へと送信する。サブホスト8
0は、この書換プログラム要求を受け取ると、正常に受
信した場合はACKを画像形成装置10へ返す。そし
て、サブホスト80は、書換プログラム要求に対する応
答として、まず、書換プログラムのデータ量(データレ
ングス)などの書換プログラムデータ情報1を、書換プ
ログラムIDとともに、画像形成装置10へと返信す
る。画像形成装置10では、この書換プログラムデータ
情報1を受け取ると、正常に受信した場合はACKをサ
ブホスト80へ返す。なお、データ量(1つの書換プロ
グラム全体の量)が、画像形成装置10側で受け取り可
能サイズを超えている場合は、NACK(拒否)情報を
返し、通信を終了、又は、次の書換プログラムの取得を
おこなう。サブホスト80は、ACKを受け取ると、引
き続き、書換プログラム要求に対する応答として、転送
ブロック情報や圧縮情報などの送信方法に関する情報で
ある書換プログラムデータ情報2を、書換プログラムI
Dとともに、画像形成装置10へと返信する。画像形成
装置10では、この書換プログラムデータ情報1を受け
取ると、正常に受信した場合はACKをホスト20へ返
す。
【0232】サブホスト80は、このACKを受け取る
と、書換プログラム要求に対する応答として、実際に、
書換プログラムを画像形成装置10へと返信する。この
とき、書換プログラムデータ情報2に示される送信方法
で、すなわち、ブロック単位毎に返信するために、受け
取った画像形成装置10では、メモリに蓄積するととも
に、複数のブロックの結合や、圧縮の解答など、受信し
たデータのデータ受信処理を行う。勿論、画像形成装置
は、書換プログラムを受信すると、受信する毎に、正常
に受信した場合はACKをサブホスト80へ返し、この
ACKをサブホスト80が受け取ると、次のブロックを
送る。
【0233】このように、画像形成装置10は、この書
換プログラムの受信と、データ受信処理は、書換プログ
ラムデータ情報1に示されたデータ量に相当するデータ
を処理するまで繰り返される(図においては、繰り返し
1)(S809)。
【0234】そして、サブホスト80では、最終のブロ
ックの返信が終わると、最終データ通知を画像形成装置
10へと返信する。画像形成装置は、最終データ通知を
受信すると、正常に受信した場合はACKをサブホスト
80へ返す。
【0235】ACKをサブホスト80へ返した画像形成
装置10は、書換プログラム取得終了判断を行う(S8
10)。
【0236】すなわち、他の書換プログラムをダウンロ
ードする必要があるか否かの判断を行い、ダウンロード
する必要がれば、書換プログラム選択に戻り、ダウンロ
ードする必要がないまで、図における繰り返し2を繰り
返す。
【0237】一方、書換プログラム取得終了と判断する
と、画像形成装置10は、通信終了通知を、サブホスト
80へと送信する。この信号を受けてサブホスト80
は、画像形成装置10との回線を切断する(S81
1)。
【0238】通信終了通知をサブホスト80へ送信した
画像形成装置10は、ダウンロード(送信元の要求に応
じて送信(返信)されることである)した書換プログラ
ムが、本当に書き換えてよい書換プログラムか否か、さ
らには、ダウンロードした書換プログラムが正確にダウ
ンロードされたか否かを、書換プログラム情報や書換プ
ログラムデータ情報1に基づいて行う。
【0239】その後、画像形成装置10は、プログラム
書き換え可能状態の判断を行う。この判断は、プログラ
ムの書き換えを行うに際しては、書き換え対象となって
いるプログラムが使用されているか否か(使用されてい
なければ書き換え可能状態である)を最低に判断を行
い、より安全に書き換えを行うには、書き換えには制御
部13であるCPUの作業領域として使用するメモリを
使用するので、このメモリが空いているか否か(空いて
いれば書き換え可能状態である)、などを判断する。そ
して、書き換え可能状態であると判断されると、所定の
プログラムに基づいて、画像形成装置10自身が、書換
プログラムに書き換える処理を行う(S812)。
【0240】なお、S806の判断において、書換の必
要がないと判断された場合には、これらの処理(S80
8〜S812)は行われない。
【0241】以上のように本実施の形態によれば、上述
の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、サブホ
ストを利用して書換処理を行うことができる。
【0242】[第8の実施の形態]次に、本発明にかか
る第8の実施の形態について、図18に基づいて説明す
る。なお、以下には、前記第7の実施の形態の実質的に
同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分につい
てのみ述べる。
【0243】ところで、サブホスト80と画像形成装置
10間の情報の授受は、ファイアーウォール5内のLA
N4上での情報の授受であるため、ファイアーウォール
5による通過する情報の制限を受けない。そのために、
このLAN4内では、互いの情報の授受をある程度自由
度がます。したがって、画像形成装置10が、サブホス
ト80から書換プログラムを取得するためには、図18
に示すような方法であっても、ユーザー側としては、フ
ァイアーウォール5によるセキュリティー機能を低下さ
せることなく(制限をゆるめることなく)対応すること
もできる。なお、図18による書換プログラムの取得の
手順は、上述した第3の実施の形態とほぼ同じ(ホスト
20がサブホスト80に代わる)であり、その説明は省
略する。
【0244】なお、この実施の形態では、サブホスト8
0は、インターネット3を介してホストから情報を取得
するようにしているが、FD、MD、CD、DVDなど
のリムーバルストレージ(記録媒体)を経由して、ホス
ト20の情報を、取得するようにしてもよい。
【0245】また、以上の実施の形態では、ホスト20
は、書換プログラムデータ情報1と書換プログラムデー
タ情報2とを分けて、画像形成装置10へと送信した
が、分けずに送信してもよい。
【0246】また、以上の実施の形態において、書換プ
ログラムに書き換えが終了すると、画像形成装置10
は、画像形成装置10のID情報と、書き換えたプログ
ラム情報(書換プログラム情報)をホスト20へ送信す
ることが好ましく、この送信された情報に基づいて、ホ
スト20では、表示部21に、画像形成装置10の書き
換えが終了したことが表示され、画像形成装置10のプ
ログラムの状態を把握することより可能となる。勿論、
画像形成装置10がダウンロードしたか否かなどもホス
ト20側で知ることができ、これらもあわせて表示部2
1に表示するようにすることがより好ましい。
【0247】以上説明したように、サービスマンが画像
形成装置の設置個所に出向くことなく、画像形成装置の
プログラムを、遠隔にて、書換プログラム書き換え、時
間、費用の低減を図り、より細かな画像形成装置の管理
を行い得る。また、常に最新のプログラムを使用できる
ようになるため、ユーザーの利便性があがる。
【0248】また、以上の実施の形態においては、画像
形成装置10は、書換プログラムをダウンロードする前
に、管理記憶部22に記憶された書換プログラムが第1
記憶部12に記憶されたプログラムを書き換えるべき書
換プログラムであると判断した場合(バージョンチェッ
ク)に書換プログラムを取得するようにしており、イン
ターネット3やLAN4のトランザクション(情報伝達
密度)が過大になることを防止でき好ましいが、管理記
憶部22に記憶されている書換プログラムを画像形成装
置10(あるいは、サブホスト80)にダウンロード
し、この取得した書換プログラムが第1記憶部12に記
憶されたプログラムを書き換えるべき書換プログラムで
あるか否か判断した上で、書き換えるべき書換プログラ
ムと判断した場合に第1記憶部12に記憶されているプ
ログラムを書換プログラムに書き換えるように構成して
もよい。
【0249】また、以上の実施の形態では、プログラム
及び書換プログラムは、それぞれに、作成された日付情
報、記憶された日付情報、バージョン情報、経歴情報、
画像形成装置機種情報が(このうち少なくとも1つであ
ってもよい)、対応付けられており、この情報に基づい
て、書換プログラムが第1記憶部12に記憶されたプロ
グラムを書き換えるべき書換プログラムであるか否か判
断するので、バージョンアップなど、最新のプログラム
に更新することができ、或いは、特別に作成したプログ
ラム(特注プログラム)などにも容易に対応することが
できる。
【0250】また、第3、第4の実施の形態で述べたよ
うに、画像形成装置10は、サービス側システム2から
送信されるダウンロード指示に基づいて、サービス側シ
ステム2にアクセスして、管理記憶部22に記憶された
書換プログラムを取得し、第1記憶部12に記憶されて
いるプログラムを書換プログラムに書き換えるので、最
適なタイミングで、書換プログラムを取得し、書き換え
ることができる。
【0251】特に、書換プログラムが伝達されるネット
ワーク(インターネット3)とは異なるネットワーク
(電話回線網)でダウンロード指示が伝達されるので、
タイミングはより正確となる。
【0252】また、画像形成システムとして、プログラ
ムを記憶する第2記憶部82を有したサブホストを設
け、サブホスト80は、一般ネットワーク(インターネ
ット3)を介して、サービス側システム2にアクセスし
て、管理記憶部22に記憶された書換プログラムを取得
して、第2記憶部82に記憶し、画像形成装置10は、
ユーザーネットワーク(LAN4)を介して、第2記憶
部82に記憶された書換プログラムを取得して、第1記
憶部12に記憶されているプログラムを書換プログラム
に書き換えることにより、LAN4内に存在する複数の
画像形成装置、例えば、同じ機種が複数ある場合に、イ
ンターネット3を介して取得する書換プログラムは、1
つで済み、時間の短縮などを図ることができばかりでな
く、サブホスト80により、LAN4内の画像形成装置
の一元管理をユーザー自体で可能とすることができる。
【0253】また、以上説明した実施の形態において
は、未使用時間帯やウォーミングアップ時にて行うの
で、使用されている画像形成装置10に過度な負担をか
けることがなく、プログラムの実行中に、該プログラム
の書き換えに伴うトラブルを排除することができる。
【0254】また、以上の説明において、取得(受信)
した書換プログラム(書き換える前のプログラム)を記
憶する記憶部と、プログラムが記憶された第1記憶部1
2とは別体であることが好ましいが、同じハード(HD
D,フラッシュメモリ、不揮発メモリ)内で領域を分け
ていてもよい。
【0255】また、以上の説明においては、種々の例に
ついて述べたが、いずれにしろ、画像形成装置からホス
ト(あるいは、画像形成装置からサブホスト、又は、サ
ブホストからホスト)にアクセスする場合も、ホストか
ら画像形成装置(あるいは、サブホストから画像形成装
置、または、ホストからサブホスト)にアクセスする場
合も、書き換えるべきプログラムである否かの判断は、
画像形成装置側で判断しても、ホスト(あるいはサブホ
スト)側で判断してもよい。
【0256】[第9の実施の形態]次に、本発明にかか
る第9の実施の形態について、図19〜図21に基づい
て説明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態の
実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部
分についてのみ述べる。図19は、本例の画像形成シス
テムの全体の概略構成を示す説明図である。
【0257】(システム構成)本例の画像形成システム
300は、図19に示すように、画像形成装置310
と、この画像形成装置310を管理するファイル管理シ
ステム内の管理装置であるPCサーバー320と、この
PCサーバー320と画像形成装置310とを接続する
ネットワーク303と、このネットワーク303に介在
するユーザー側のファイアーウォール305と、を含ん
で構成されている。
【0258】画像形成装置310は、第1の記憶手段で
あるフラッシュROM312を有しており、このフラッ
シュROM312は、書換可能な第1領域312bと、
書換不可能な第2領域312aと、を含む。このフラッ
シュROM312には、画像形成装置310を動作制御
するためのメインプログラム(第1のプログラム)を有
している。
【0259】なお、第1領域312bと第2領域312
aとは、例えば第2領域312aにプロテクト等をかけ
ることによって領域の設定を行うことができる。なお、
このプロテクト処理は、付図示の設定手段によって行う
ことができる。
【0260】PCサーバー320は、管理記憶手段であ
るハードディスク322を有している。このハードディ
スク322には、メインプログラムを新たなプログラム
に書き換えるための新メインプログラム(第2のプログ
ラム)などが記憶されている。
【0261】なお、ネットワーク303は、例えばLA
NやWAN等のネットワーク、あるいはインターネット
などを含む。このネットワーク03には、ファイアーウ
ォール305などの障害が存在するため、画像処理装置
310側からPC320には、FTP等のプロトコルを
用いて接続することが好ましい。
【0262】上記のような画像形成システム1におい
て、画像形成装置310側から書換要求が生じると、画
像形成装置310は、PCサーバー320にアクセスを
行い、ハードディスク322から新メインプログラムを
ダウンロードする要求に基づき、ダウンロードを行い、
新メインプログラムを取得して、フラッシュROM31
2のメインプログラムを新メインプログラムに書き換え
る処理を行う。
【0263】ここで、本例において特徴的なことは、こ
のような書換処理を行っている最中に断線等により処理
が中断した場合にも、自動復旧が可能な構成としている
ことにある。
【0264】(メモリ構造)以下、その原理をフラッシ
ュROM内312のメモリマップを参照しながら説明す
る。
【0265】画像処理装置310内のフラッシュROM
312内は、図20のように分割されており、メインプ
ログラムが壊れても、最小限のOS、ネットワークプロ
グラム、ISWプログラムによって自動接続復旧が可能
としてある。
【0266】フラッシュROM312内のメモリ領域3
30は、ブートプログラム331、OS(オペレーティ
ングシステム)、アプリケーションプログラム332、
必要最小限のOS(オペレーティングシステム)33
3、必要最小限のネットワークプログラム334、書換
用プログラム(In System Writerプログラム、以下IS
Wプログラムという)335、用の各領域を形成してい
る。
【0267】ブートプログラム331は、起動プログラ
ムであって、ブートプログラム331の処理が完了する
まで、アプリケーション等の各プログラムは動作しな
い。また、必要最小現のOS333とOS332との起
動を切り換えるためのチェックサム計算用プログラム及
び照合用チェックサムなども用意されている。このチェ
ックサムとしては、各種のものがあるが、例えば先頭デ
ータから最終データまでを加算し、その加算後の1の補
数としたものを用いるようにすればよい。
【0268】必要最小限のネットワークプログラム33
4は、ネットワーク接続用のプログラムであり、例え
ば、ファイアーウォール305を越えることができる通
信プロトコルであればよい。この通信プロトコルとして
は、例えばFTP等が挙げられる。
【0269】必要最小限のOS333は、前記ネットワ
ークプログラムが動作するのに必要な機能を有していれ
ばよい。従って、この種のOSに備わっているすべての
機能は必ずしも必要ない。
【0270】そして、本例において、画像形成装置31
0からPCサーバー320にアクセスを行い、新メイン
プログラムを取得して書換処理を行うために必要な「最
小限のプログラム」とは、必要最小限のOS333、必
要最小限のネットワークプログラム334、ISWプロ
グラム335をいう。
【0271】この「最小限のプログラム」が形成される
前記フラッシュROM312の領域には、ハードウエア
的にもしくはソフトウエア的にプロテクトをかけ、常時
は容易に書換ができないようにしおく。この書換できな
い領域が上述の第2領域312aとなる。なお、「最小
限のプログラム」は、例えば本発明の書換手段を構成で
きる。
【0272】従って、書換可能な第1領域312bに
は、ブートプログラム331、OS(オペレーティング
システム)、アプリケーションプログラム332などを
有することとなる。
【0273】また、PCサーバー320のハードディス
ク322には、上記画像形成装置310と通信可能な通
信プロトコルを備え、その他通常のサーバーの機能を有
するための各種プログラムを備えていればよい。
【0274】なお、本例において、画像形成装置330
を、動作制御するための「メインプログラム」(第1の
プログラム)とは、一般には、OS、アプリケーション
プログラム332を含む。そして、ダウンロードされる
「新メインプログラム」(第2のプログラム)とは、一
般には、新バージョンのOS、アプリケーションプログ
ラムを含む。さらに、ISWプログラム335は、前記
OS、アプリケーションプログラム332を、新バージ
ョンのOS、アプリケーションプログラムに書き換える
のに必要な書換用プログラム、PCサーバー320か
ら、新バージョンのOS、アプリケーションプログラム
をダウンロードの指示を出し、取得するプログラムを含
む。
【0275】このような構成のメモリ領域330におい
て、上述のような新メインプログラムをダウンロード
し、書換処理中に断線等が生じると、OS(オペレーテ
ィングシステム)、アプリケーションプログラム332
が壊れてしまう。すると、画像形成装置310は停止
し、この状態で画像形成装置310の主電源は一旦停止
される。
【0276】次に、主電源が投入されると、ブートプロ
グラム331が起動し、OS(オペレーティングシステ
ム)、アプリケーションプログラム332がこわれてい
ることを発見する。すると、必要最小限のOS333が
立ち上がり、必要最小限のネットワークプログラム33
4動作して、画像形成装置310がネットワーク303
に接続をしてPCサーバー320にアクセスを行い、I
SWプログラム335によって再度前記新メインプログ
ラムを取得して、前記書換処理が行われることとなる。
【0277】(処理手順)次に、この処理の詳細を、図
21を参照して説明する。先ず、電源をオンすると、最
小限のOS333とISWプログラム335によってメ
インプログラムのチェックを行う(S1001)。
【0278】このS1001において、メインプログラ
ムに異常が発見されると、最小限のOS333と、IS
Wプログラム335、ネットワークプログラム334に
よるネットワーク接続およびISWの書換処理が行われ
(S1002)、S1001に戻る。
【0279】一方、S1001において、メインプログ
ラムに異常が発見されない場合には、メインプログラム
により起動を行う(S1003)。
【0280】次に、メインプログラムによるISW(書
換処理)を行うかのチェックを行う(S1004)。
【0281】このS1004において、ISW(書換処
理)が必要であると判断されると、メインプログラムと
ISWプログラム335、ネットワークプログラム33
4によるネットワーク接続およびISWプログラム33
5による書換処理を行い(S1005)、S1001に
戻る。
【0282】一方、S1004において、メインプログ
ラムによるISW(書換処理)が不要であると判断され
ると、処理は終了する。
【0283】以上のように本実施の形態によれば、予め
画像形成装置の記憶手段にプロテクトされて書換不可能
な第2領域に、ネットワークにアクセスしてPCサーバ
ーより新メインプログラムを取得して書換を行うための
必要最小限のプログラムを記憶させておき、断線等の異
常終了が生じると、前記第2領域の必要最小限のプログ
ラムが動作することにより容易に復旧することができ
る。
【0284】これにより、断線等が生じたとしても従来
のようにサービスマンが復旧作業のために現場に赴くこ
となく、電源投入とともに自動的に画像形成装置を新た
な制御プログラムにて動作するように復旧することが可
能となり、ユーザーが画像形成装置を使用できなくなる
時間を短縮できる。
【0285】[第10の実施の形態]次に、本発明にか
かる第10の実施の形態について、図22及び図23に
基づいて説明する。なお、以下には、前記第9の実施の
形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異
なる部分についてのみ述べる。図22は、本例の画像形
成システムの全体の概略構成を示す説明図である。
【0286】本例の画像形成システム400は、図22
に示すように、画像形成装置410と、この画像形成装
置410を管理するファイル管理システム内の管理装置
であるPCサーバー420と、このPCサーバー420
と画像形成装置410とを接続するネットワーク403
と、このネットワーク403に介在するユーザー側のフ
ァイアーウォール405と、を含んで構成されている。
【0287】画像形成装置410は、第1の記憶手段で
あるフラッシュROM412と、第2の記憶手段である
フラッシュROM414と、を有している。
【0288】このフラッシュROM412には、画像形
成装置310を動作制御するための、OS(オペレーテ
ィングシステム)、アプリケーションプログラム、等の
メインプログラム(第1のプログラム)、ブートプログ
ラム、ネットワークプログラム、上述のISWプログラ
ムなどを有している。なお、このフラッシュROM41
2には書換不可とするプロテクトをかけておくことが好
ましい。
【0289】また、フラッシュROM414には、フラ
ッシュROM412への例えばジャンプ命令等のみが記
憶されている。
【0290】なお、画像形成装置410は、例えば第1
の実施の形態の画像形成装置10とROMの構造が異な
るものの、その機能においては、ほぼ同じである。この
ため、この画像形成装置410を制御する制御手段は、
通常の動作時には、フラッシュROM412にて起動が
開始されるように制御する。
【0291】PCサーバー420は、管理記憶手段であ
るハードディスク422を有している。このハードディ
スク422には、メインプログラムにとって代わる新た
なバージョンの新メインプログラム(第2のプログラ
ム)などが記憶されている。
【0292】なお、ネットワーク403は、例えばLA
NやWAN等のネットワーク、あるいはインターネット
などを含む。このネットワーク403には、ファイアー
ウォール405などの障害が存在するため、画像処理装
置410側からPCサーバー420には、FTP等のプ
ロトコルを用いて接続することが好ましい。
【0293】上記のような画像形成システム400にお
いて、画像形成装置410側から書換要求が生じると、
画像形成装置410は、PCサーバー420にアクセス
を行い、ハードディスク422から新メインプログラム
をダウンロードする要求に基づき、ダウンロードを行
い、新メインプログラムを取得して、フラッシュROM
412のメインプログラムを新メインプログラムに書き
換える処理を行う。
【0294】ここで、本例において特徴的なことは、こ
のような書換処理を行っている最終に断線等により処理
が中断し、異常終了した場合にも、自動復旧が可能な構
成としていることにある。
【0295】乃ち、本例の画像形成装置410内には、
フラッシュROM412、414の2つが用意されてお
り、一のフラッシュROM412には、OS、アプリケ
ーション、ネットワーク接続プログラムが記憶されてお
り、他のフラッシュROM414には、フラッシュRO
M414へのジャンプ命令のみが記憶されている。
【0296】このような状況において、通常は、フラッ
シュROM414から起動がかかるように設定してお
く。そして、フラッッシュROM412の書き換え時に
は、フラッシュROM414にネットワーク接続のため
の最小限のプログラムをコピーする。そして、正常終了
時は、フラッシュROM414には、フラッシュROM
412へのジャンプ命令を書き込む。このことにより、
ISWプログラムの異常終了があった場合は、フラッシ
ュROM414から起動がかかるため、自動でネットワ
ーク接続が可能となる。
【0297】(処理手順)次に、上述の原理に基づく処
理手順を、図23を参照しつつ説明する。
【0298】先ず、フラッシュROM414より起動す
る(S1101)。そして、フラッシュROM414内
に、フラッシュROM412へのジャンプ命令があるか
否かを判断する(S1102)。この判断を行う処理プ
ログラムは、例えば判断手段を構成できる。
【0299】このS1102において、ジャンプ命令が
ないと判断されると、フラッシュROM414の必要最
小限OS、ISWプログラム、ネットワークプログラム
で起動される(S1105)。
【0300】次に、フラッシュROM412を、ISW
プログラムで起動する(S1107)。次に、正常に終
了したか否かを判断する(S1108)。この判断を処
理する処理プログラムは、例えば本発明の判定手段を構
成できる。
【0301】S1108において、正常に終了していな
いものと判断すると、S1101に戻る。
【0302】一方、S1108において、正常に終了し
ているものと判断されると、フラッシュROM414に
ジャンプ命令を書き込む処理を行う(S1109)。
【0303】一方、S1102において、ジャンプ命令
があると判断されると、フラッシュROM412よりメ
インプログラムを起動する(S1103)。
【0304】次に、ISWプログラムの指示があるか否
かの判断処理を行う(S1104)。
【0305】このS1104にて、ISWプログラムの
指示がないと判断されると、処理は終了する。
【0306】一方、S1104において、ISWプログ
ラムからの指示があると判断されると、フラッシュRO
M414のジャンプ命令の上から必要最小限のOS、I
SWプログラム、ネットワークプログラムを書く処理を
行い(S1106)、S1107に進む。
【0307】以上のように本実施の形態によれば、上述
の第9の実施の形態と同様の作用効果を奏しながらも、
フラッシュROMを増設するのみでよいので、第10の
実施の形態のような専用の最小限のプログラムを要しな
い。
【0308】なお、第11の実施の形態における第1の
記憶手段に、上記第10の実施の形態におけるメモリ構
造を採用した構成としても構わない。
【0309】[第11の実施の形態]次に、本発明にか
かる第11の実施の形態について、図24に基づいて説
明する。なお、以下には、前記第1の実施の形態の実質
的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0310】(全体構成)先ず、本発明の特徴である書
換処理終了後のレポート出力処理の説明に先立って、本
発明の画像形成装置の全体の概略構成について、図24
を参照して説明する。図24は、本例の画像形成システ
ムにおける画像形成装置の概略構成を示す機能ブロック
図である。
【0311】本例の画像形成装置500は、図24に示
すように、ファクシミリ機能、複写機能、及びプリンタ
機能を有する複合機であり、外部情報処理装置PC等か
ら画像情報を受け取るためのネットワークに接続された
画像情報通信手段511と、例えば所定のファクシミリ
通信手順に従って通信を行い通信回線(電話回線)を介
してデータを送受信するデータ通信手段512と、管理
情報及び制御プログラムを前記画像情報通信手段511
又はデータ通信手段512を利用して送受信する管理情
報通信手段513と、画像形成装置500の管理情報を
記憶する管理情報記憶手段514と、所定の光学系から
なり原稿画像を読み取るための原稿読取手段である画像
入力手段515と、画像入力手段515にて読み取った
画像情報、通信手段512にて受信した画像情報を記憶
する画像記憶手段518と、を含んで構成されている。
【0312】さらに、画像形成装置500は、受信した
又は読み取った画像情報に所定の処理(変倍処理、画像
の重ね合わせ処理等)を施し画像記憶手段518に格納
する画像処理手段523と、記録媒体としての記録紙上
に画像形成を行う画像形成手段522と、記憶されてい
る画像情報もしくはデータを印字出力するための画像出
力手段519と、送信時の各種モードの設定や通信先の
電話番号入力等を行う多数のキー群を備えた操作手段5
16と、例えばLCDタッチパネルを用い画像形成時の
倍率等を指定する指定手段として機能する表示手段51
7と、構成各部を所定の制御プログラムに従って制御す
る制御手段530と、前記制御手段530の制御プログ
ラム等を格納するための制御手段の記憶手段521と、
制御プログラムを書き換えるための制御手段の変更手段
(制御プログラム書換手段)520と、を含んで構成さ
れている。
【0313】なお、受信時に受信画像情報を復号化して
伸長する復号化手段、送信時に原稿画像情報を圧縮して
符号化する符号化手段、などを構成してもよい。
【0314】また、上述の画像出力手段519、画像形
成手段522、制御手段530、画像情報通信手段51
1、データ通信手段512、管理情報通信手段512と
で本発明の「制御手段」(図24の符号530の実施の
形態の制御手段とは異なる)を構成できる。この場合、
「制御手段」は、書換処理が終了すると、書換処理終了
レポートをファクシミリ受信画像トレイに出力するよう
に制御したり、書換処理終了レポートを指定された宛先
にファクシミリ送信するように制御したり、書換処理終
了レポートを指定された宛先に電子メールとして送信す
るように制御したり、書換処理が終了し、管理装置側か
らの書き換え確認通信が終了した際に、書換処理終了レ
ポートを画像形成手段により出力するように制御した
り、書換処理が終了し、前記管理装置側からの書き換え
確認通信が終了した際に、書換処理終了レポートをファ
クシミリ受信画出力トレイに出力するように制御した
り、書換処理が終了し、管理装置側からの書き換え確認
通信が終了した際に、書換処理終了レポートを指定され
た宛先にファクシミリ送信するように制御したり、書換
処理が終了し、管理装置側からの書き換え確認通信が終
了した際に、書換処理終了レポートを指定された宛先に
電子メールとして送信するように制御したりすることも
できる。
【0315】また、制御手段の変更手段520、制御手
段の記憶手段521、制御手段530で、本発明の書換
手段を構成できる。さらに、複合機である画像形成装置
400におけるファクシミリ機能のみ抽出した構成で本
発明の画像形成装置を構成できる。
【0316】画像情報通信手段511においては、種々
の通信プロトコル(FTP、SMTP等)でプログラム
のダウンロード、あるいは電子メールの送受信を可能と
している。
【0317】データ通信手段512は、NTTなどの公
衆網との間で発呼を行ったり、不特定多数の相手方から
の着呼、復旧、切断処理等の接続制御を行うための網制
御装置(ネットワークコントロールユニット)、受信時
に公衆網によって伝送されてきた変調信号を復調してデ
ジタルの受信画像に変換し、送信時に公衆網の周波数帯
に整合するように原稿画像情報を変調して変調信号に変
換する通信モデムを有している。
【0318】画像入力手段515は、両面読取りが可能
なADF(AutoDocumentFeeder)、原稿台上の原稿を露
光走査するための照明ランプとミラーとからなり水平移
動する第1ミラーユニット及び一対のミラーからなり第
1ミラーユニットに追従移動する第2ミラーユニット
と、露光走査によって得られた画像が投影レンズを介し
て結像されるCCD撮像部とを有している。
【0319】画像処理手段523においては、画像入力
手段515によって読み取られたデジタル画像信号、又
はデータ通信手段512によって受信されたデジタル画
像信号に対して、必要に応じて拡大縮小回路、濃度補正
回路で前処理を行った後、圧縮伸長回路で画像圧縮し、
画像記憶手段518に記憶する。そして、この記憶した
画像を読み出して、圧縮伸長回路で伸張し、画像形成手
段522に出力する。
【0320】画像形成手段522は、レーザ光学系、レ
ーザ光による走査で静電気のパターン(静電潜像)が表
面に形成される感光ドラム、感光ドラムを予め帯電させ
る帯電器、静電潜像に負に帯電したトナーを付着させて
可視像にする現像器、感光ドラム上に形成されたトナー
による可視像を紙に転写する転写器、等を有している。
【0321】画像記憶手段518は、コピー領域のコピ
ー画像メモリ、ファクシミリ領域のFAX画像メモリ、
各国フォントビットマップデータやウォータマーク、ス
タンプ、日付け、ページ、ナンバーリング等からなる複
数種の合成画像のデータを内蔵している汎用メモリ及び
不揮発性メモリからなっている。また、FAX画像メモ
リの一部は、親展の受信情報を格納する親展ボックス
(メイルボックス)を確保するための親展ボックス領域
として割り当てられている。
【0322】コピー機能においては、コピー画像メモリ
が使用され、画像入力手段515で読み取られた原稿画
像情報が圧縮された後に、コピー画像メモリに記憶され
る。
【0323】ファクシミリ機能においては、FAX画像
メモリが使用され、相手方から送られてきた画像情報が
通信モデムによって受信されると復号化手段で復号化さ
れた後、再び圧縮されてFAX画像メモリに記憶され
る。
【0324】プリンタ機能においては、コピー画像メモ
リが共用され、外部情報処理装置等から送られてきた画
像情報が画像情報通信手段511によって受け取られ、
画像処理手段523にて所定の画像処理がなされた後に
コピー画像メモリに記憶される。
【0325】FAX画像メモリには、例えば100件分
の画像情報が受信毎に番号が付され、例えば親展ボック
ス情報等として、この番号によって示されるディレクト
リ内にファイル化されて記憶される。また、受信情報と
して記憶される各親展ボックス情報は、最大データサイ
ズの主走査解像度や副走査解像度、最大データサイズの
紙幅等を含んでいる。
【0326】操作手段516は、操作の受付けを行うタ
ッチパネルとパターンや文字の表示を行うLCDからな
る表示手段517とが重ねて配置されてなり、LCDに
表示されている位置でタッチパネルを押して操作するよ
うにされている表示操作部、ワンタッチ送信や同報通信
等を実行するためのワンタッチダイヤル用のワンタッチ
キー、「0」〜「9」のテンキーや「*」キー、「#」
キー等からなる電話番号入力用のキー釦、ストップ/ク
リア釦、スタートと、コピー機能、ファクシミリ機能、
及びプリンタ機能の切替えを行うためのモードチェンジ
キー等を有している。
【0327】ファクシミリ機能では、通常、原稿をセッ
トした後、ワンタッチキーの押下のみで、所望の宛先へ
送信されるようになっている。
【0328】制御手段530は、複合機の構成各部の状
態を管理し制御を行うと共に画像処理手段523の制御
を行うための画像制御部、画像形成手段522の駆動制
御を行うためのプリンタ制御部、操作手段516の制御
を行うための操作制御部、データ通信手段512の制御
を行うための通信制御部(データ処理手段、データ通信
制御手段)等を有している。
【0329】通信制御部内の図示しないCPUは、例え
ばデータ通信手段512を介して得られた受信信号にS
UB信号が含まれている場合には、登録可否の確認後、
受信した画像データをSUB信号が示すサブアドレスに
よって指定されたFAX画像メモリ内の親展ボックス領
域に格納すると共に、受信情報等を記憶する。
【0330】次に、この複合機のファクシミリ受信手順
について述べる。
【0331】例えばFコード機能を有する発呼局として
送信側のファクシミリ装置から送信された発呼トーン信
号CNGを複合機が受信すると、CPUは、被呼局識別
信号CEDを送信させ、続いて、発呼端末識別信号CS
I、ディジタル識別信号DISを送信させる。
【0332】これを受けて、ファクシミリ装置は、送信
端末識別信号TSIを送信した後、サブアドレス信号S
UB、ディジタル命令信号DCS、さらにトレーニング
チェック信号TCFを送信する。次に、CPUは、サブ
アドレス信号SUBに含まれるサブアドレスで指定され
た親展ボックスに登録が可能か否かを判断する。登録が
可能あると判断すると、受信準備確認信号CFRを送信
させる。これを受けてファクシミリ装置は、画信号PI
Xを送信し、複合機は画像データの受信を開始する。
【0333】受信された画像情報は、復号化手段におい
て復号化後、再び符号化処理を行い、この画像情報をF
AX画像メモリの所定の親展ボックス内に書き込み、さ
らに、FAX画像メモリ内の受信情報を更新する。
【0334】データ通信手段512は、例えば画信号P
IXの送信を終了すると、手順終了信号EOPを送信
し、CPUは、手順終了信号EOPの受信を確認する
と、メッセージ確認信号MCFを送信する。この後デー
タ通信手段512は、切断命令信号DCNを送信して一
連の通信を終了する。
【0335】(本例の特徴)ここで、本例において特徴
的なことは、遠隔管理システム(画像形成システム)に
おいて、新バージョンの新メインプログラムの書換処理
が終了した際には、画像出力手段519により、書換完
了の通知例えば書換処理終了レポートが出力されること
にある。
【0336】なお、画像出力手段519による出力先と
しては、ファクシミリ受信画像トレイ、などが挙げられ
るが、必要に応じて画像形成手段522、すなわちコピ
ー機の排紙トレイから出力することもできる。
【0337】つまり、書換え作業は、夜間等のユーザー
が画像形成装置500を利用しない時に行うことが通常
の運用であるため、書き換え作業完了時に連絡を取るこ
とは難しい。ユーザーに書き換え作業が完了したことを
通知するためには、翌朝改めてユーザーに連絡を取る必
要があった。これに対し本例では、書き換え作業終了時
に、レポートとして作業内容等を出力することにより、
翌朝ユーザーが利用しようと画像形成装置200の前に
来たときに、文章として通知する事が可能となる。その
ため、多数の書き換え作業がある場合などでは、作業後
の連絡等の作業量が削減される。
【0338】(処理手順)次に、画像形成システムにお
いて書換処理がなされる場合に、上述のような構成の画
像形成装置にてなされる処理の詳細について、図25を
参照しつつ説明する。
【0339】図25は、本例の画像形成装置における書
換処理終了後のレポート出力の処理を示すフローチャー
トである。
【0340】先ず、遠隔管理システム(画像形成システ
ム)、すなわち画像形成装置が管理装置より新メインプ
ログラムを取得して、書換処理などの処理が行われる
(S1201)。この処理を行う処理プログラムは、例
えば書換手段を構成できる。
【0341】次に、書換作業を終了すると(S120
2)、ファクシミリ機能があるか否かの判断処理を行う
(S1203)。
【0342】ファクシミリがないと判断された場合に
は、任意のトレイより書換処理終了レポートを出力する
こととなる(S1204)。一方、ファクシミリがある
と判断された場合には、ファクシミリ出力トレイより書
換処理終了レポートを出力することとなる。
【0343】なお、S1202〜S1205を処理する
処理プログラムは、例えば制御手段を構成できる。
【0344】以上のように本実施の形態によれば、遠隔
書き換え作業が終了すると、装置本体が画像出力手段を
用いて、または通信手段を用いて、作業終了レポートを
自動的に出力する。これにより、作業者が、改めて作業
終了の通知を行わなくても、ユーザーは完了の通知を受
けることが可能である。
【0345】なお、本発明にかかる装置と方法は、その
いくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、
当業者は本発明の主旨および範囲から逸脱することなく
本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形
が可能である。
【0346】例えば、上述の各実施の形態の遠隔管理シ
ステム(画像形成システム)、画像形成装置、管理装置
において処理される処理プログラム、説明された処理、
データの全体もしくは各部を情報記録媒体に記録した構
成であってもよい。さらに、上述の処理プログラムを、
一般のパソコンや携帯端末で動作可能な電子メールソフ
トに組み込んだもの、あるいは組み込んだ電子メールソ
フトを記録した情報記録媒体も含む。
【0347】この情報記録媒体としては、例えばRO
M、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ並びに
集積回路、光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体
等を用いてよく、さらに、CD−ROM、ハードディス
ク、CD―R、CD―RW、FD、DVDRAM、DV
DROM、MO、ZIP、磁気カード、磁気テープ、不
揮発性メモリカード、ICカード等に記録して構成して
用いてよい。
【0348】さらにまた、媒体の例としては、コンピュ
ータと別のデバイスの間の無線又は赤外線送信チャンネ
ル、コンピュータで読取可能なカード、例えばPCMC
IAカード、別のコンピュータ又はネットワーク上のデ
バイスへのネットワーク接続、及び電子メール送信とウ
ェブサイトその他に記録された情報を含むインターネッ
トやイントラネットが挙げられる。
【0349】この情報記録媒体を上記各実施の形態によ
るシステム以外の他のシステムあるいは装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記各実施の形態と同等の機能を実現できると
共に、同等の効果を得ることができる。
【0350】また、コンピュータ上で稼働しているO
S、画像形成装置上のRTOS等が処理の一部又は全部
を行う場合、あるいは記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータ、画像形成装置に挿入され
た拡張機能ボードやコンピュータ、画像形成装置に接続
された拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた
後、そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張
機能ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理
の一部又は全部を行う場合にも、上記各実施の形態と同
等の機能を実現できると共に、同等の効果を得ることが
できる。
【0351】具体的には、上述の第1〜第8の実施の形
態での処理に関して、情報記録媒体は、画像形成装置が
ネットワークを介して管理装置にアクセスして、前記画
像形成装置の第1のプログラムを、前記管理装置の第2
のプログラムに書き換えるプログラムを記録したもので
ある。
【0352】この情報記録媒体は、前記画像形成装置が
前記管理装置にアクセスして前記第2のプログラムを取
得し、前記書換を行うタイミングを判断する処理を行う
プログラム情報と、この判断結果に基づき、前記書換の
実行を行うプログラム情報と、を含む。
【0353】また、情報記録媒体は、前記画像形成装置
の電源投入後のウォーミングアップ期間中に、前記画像
形成装置が前記管理装置にアクセスして前記第2のプロ
グラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2のプ
ログラムに書き換える処理を行う情報を含む。
【0354】また、情報記録媒体は、予め設定された当
該画像形成装置が未使用である特定時間帯に、前記画像
形成装置が前記管理装置にアクセスして前記第2のプロ
グラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2のプ
ログラムに書き換える処理を行う情報を含む。
【0355】さらに、情報記録媒体は、管理装置側で書
き換えを行う時期を設定する処理を行う情報と、設定さ
れた時期に、当該管理装置より前記画像形成装置に対し
てダウンロード指示を行い、前記画像形成装置に前記第
2のプログラムの取得を促す処理を行う情報と、管理装
置側で前記第2のプログラムを前記第1のプログラムを
書き換えるべきか否か判断する処理を行う情報と、を含
む。
【0356】また、情報記録媒体は、画像形成装置側で
前記第2のプログラムを前記第1のプログラムを書き換
えるべきか否か判断する処理を行う情報を含む。
【0357】また、上述の第9、第10の実施の形態で
の処理に関しては、情報記録媒体は、前記画像形成装置
の記憶手段の第1領域に記憶された前記第1のプログラ
ムが異常であるか否かを判断する処理を行う情報と、前
記第1のプログラムが異常であると判断された場合に、
前記記憶手段の第2領域に記憶された最小限のプログラ
ムに基づき、前記第1のプログラムを前記第2のプログ
ラムに書き換える処理を行う情報と、を含む。
【0358】また、情報記録媒体は、前記第1のプログ
ラムが正常であると判断された場合に、前記第1のプロ
グラムに基づき前記画像形成装置を動作させる処理を行
う情報と、前記第1のプログラムに基づき、書換が必要
であるか否かを判断する処理を行う情報と、書換が必要
であると判断された場合に、前記第1のプログラムと、
前記ネットワークに対する接続プログラムと、書換用プ
ログラムとに基づき、前記第1のプログラムを前記第2
のプログラムに書き換える処理を行う情報と、を含む。
【0359】また、情報記録媒体は、当該画像形成装置
の動作時には、前記第1のプログラムを記憶した第1の
記憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の記憶手段に
て起動が開始される処理を行う情報と、前記ジャンプ命
令があるか否かを判断する処理を行う情報と、前記ジャ
ンプ命令があると判断された場合に、前記第1の記憶手
段より前記第1のプログラムを起動する処理を行う情報
と、その後、書換の必要があるか否かを判断する処理を
行う情報と、書換の必要があると判断された場合に、前
記第1の記憶手段に記憶された前記ネットワークに対す
る接続して前記第2のプログラムを取得して書き換えを
行うための最小限プログラムを、前記第2の記憶手段に
記憶させる処理を行う情報と、を含む。
【0360】さらに、情報記録媒体は、前記第1のプロ
グラムを前記第2のプログラムに書き換える書換が正常
に終了したか否かを判定する処理を行う情報と、異常終
了と判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶され
たプログラムに基づいて動作させる処理を行う情報と、
を含む。
【0361】また、上述の第11の実施の形態の処理に
関しては、情報記録媒体は、該画像形成装置が前記ネッ
トワークを介して前記第2のプログラムを取得し、前記
第1のプログラムを前記第2のプログラムに書換える処
理を行う情報と、書換処理を終了すると、書換処理終了
レポートを出力する処理を行う情報と、を含む。
【0362】さらに、情報記録媒体は、書換処理が終了
すると、前記書換処理終了レポートをファクシミリ受信
画像トレイに出力する処理を行う情報と、書換処理が終
了すると、前記書換処理終了レポートを指定された宛先
にファクシミリ送信する処理を行う情報と、書換処理が
終了すると、前記書換処理終了レポートを指定された宛
先に電子メールとして送信する処理を行う情報とを含
む。
【0363】また、情報記録媒体は、書換処理が終了
し、前記管理装置側からの書き換え確認通信が終了した
際に、前記書換処理終了レポートを前記画像形成手段に
より出力する処理を行う情報を含む。
【0364】さらに、情報記録媒体は、前記制御手段
は、書換処理が終了し、前記管理装置側からの書き換え
確認通信が終了した際に、前記書換処理終了レポートを
ファクシミリ受信画出力トレイに出力する処理を行う情
報を含む。
【0365】さらにまた、情報記録媒体は、書換処理が
終了し、前記管理装置側からの書き換え確認通信が終了
した際に、前記書換処理終了レポートを指定された宛先
にファクシミリ送信する処理を行う情報と、書換処理が
終了し、前記管理装置側からの書き換え確認通信が終了
した際に、前記書換処理終了レポートを指定された宛先
に電子メールとして送信する処理を行う情報と、を含
む。
【0366】また、上述の各実施の形態における各処理
を行う各処理プログラムあるいはそれらの各処理のうち
のいずれかを組み合わせることにより行われる全体乃至
部分的な処理は、「〜手段」として機能名称で示される
構成としてよい。
【0367】さらに、上述の各実施の形態同士、および
それらのいずれかと各変形例との組み合わせによる例を
も含むことは言うまでもない。
【0368】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、書
き換える時期を自動的に判断し、自動的にネットワーク
に接続して、ファイル管理システムにアクセスし、プロ
グラムの書き換えの必要があれば、自動的に書き換えを
行うことが可能となる。
【0369】この際、このネットワークに接続するタイ
ミングやこの自動書き換えを行うか否かはユーザーがそ
れぞれ設定できるため、画像形成装置を使用しない未使
用時間帯や、画像形成装置の電源投入後のウォーミング
アップを行っている際に行うなど、画像形成装置を使用
する妨げにならない時に人手もかからず行うことがで
き、常に最新のプログラムにて画像形成装置を使用する
ことが可能である。
【0370】また、未使用時間帯やウォーミングアップ
時にて行うので、画像形成装置に過度な負担をかけるこ
とがなく、書換処理実行中に、該プログラムの書き換え
に伴うトラブルを排除できる。
【0371】さらに、画像形成装置の未使用時間帯に関
する情報を管理装置側で管理する場合には、管理装置側
から指示してダウンロード及び書換処理を行うことも可
能である。この際、プログラムが伝達されるネットワー
クを電話回線網を用いることで、タイミングはより正確
となる。
【0372】また、画像形成システムとして、サブホス
トを設けることで、LAN内に存在する複数の画像形成
装置、例えば、同じ機種が複数ある場合に、インターネ
ットなどのネットワークを介して取得するプログラムは
1つで済み、時間の短縮などを図ることができばかりで
なく、サブホストにより、LAN内の画像形成装置の一
元管理をユーザー自体で可能とすることができる。
【0373】さらに、本発明の他の態様によれば、予め
画像形成装置の記憶手段の書換不可能な第2領域に、ネ
ットワークにアクセスして管理装置より第2のプログラ
ムを取得して書換を行うための必要最小限のプログラム
を記憶させておき、断線等の異常終了が生じると、前記
第2領域の必要最小限のプログラムが動作することによ
り容易に復旧することができる。これにより、断線等が
生じたとしても従来のようにサービスマンが復旧作業の
ために現場に赴くことなく、電源投入とともに自動的に
画像形成装置を新たな第2のプログラムにて動作するよ
うに復旧することが可能となり、ユーザーが画像形成装
置を使用できなくなる時間を短縮できる。
【0374】また、本発明の他の態様によれば、文書と
して書換処理終了レポートを出力することができるた
め、ユーザーに別途連絡する手間を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施の形態の画像形成システ
ムの全体構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図2】図1の画像形成システムの概略を示す説明図で
ある。
【図3】図1の画像形成システムを構成する画像形成装
置の構成を示す機能ブロック図である。
【図4】図1の画像形成システムを構成する管理装置又
は画像形成装置側にて設定操作される表示画面の態様の
一例を示す説明図である。
【図5】図1の画像形成システムを構成する管理装置又
は画像形成装置側にて設定操作される表示画面の態様の
一例を示す説明図である。
【図6】図1の画像形成システムを構成する管理装置又
は画像形成装置側にて設定操作される表示画面の態様の
一例を示す説明図である。
【図7】図1の画像形成システムにおける画像形成装
置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図8】図1の画像形成システムにおける画像形成装
置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図9】図1の画像形成システムにおける画像形成装
置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図10】図1の画像形成システムにおける画像形成装
置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図11】本発明にかかる他の実施の形態の画像形成シ
ステムの全体構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図12】図11の画像形成システムにおける画像形成
装置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図13】図11の画像形成システムにおける画像形成
装置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図14】図11の画像形成システムにおける画像形成
装置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図15】本発明にかかる他の実施の形態の画像形成シ
ステムの全体構成の一例を示す機能ブロック図である。
【図16】図15の画像形成システムにおける画像形成
装置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図17】図15の画像形成システムにおける画像形成
装置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図18】図15の画像形成システムにおける画像形成
装置、管理装置間の送受信処理を示すシーケンス図であ
る。
【図19】本発明にかかる他の実施の形態の画像形成シ
ステムの全体構成の一例を示す説明図である。
【図20】図19の画像形成システムを構成する画像形
成装置のメモリマップを示す説明図である。
【図21】図19の画像形成システムを構成する画像形
成装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図22】本発明にかかる他の実施の形態の画像形成シ
ステムの全体構成の一例を示す説明図である。
【図23】図22の画像形成システムを構成する画像形
成装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図24】 本発明にかかる他の実施の形態の画像形成
システムを構成する画像形成装置の全体構成の一例を示
す機能ブロックである。
【図25】図24の画像形成装置の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成システム 1a ユーザー側システム 2 サービス側システム 3 インターネット 4 ローカルエリアネットワーク(LAN) 5 ファイアーウォール 6 ローカルエリアネットワーク(LAN) 7 ファイアーウォール 10 画像形成装置 11 画像形成部 12 第1記憶部 13 制御部 14 通信部 15 ID記憶部 16 モデム 20 ホスト 21 表示部 22 管理記憶部 23 制御部 24 通信部 25 ID記憶部 26 モデム 80 サブホスト 81 表示部 82 第2記憶部 83 制御部 84 通信部 85 ID記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/10 320 G06F 9/06 640A 630D (72)発明者 前島 利行 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP07 AQ05 AQ06 HH03 HJ08 HK19 HN26 HP06 HQ12 HX10 5B014 EB01 FA05 FA14 FA16 FB04 5B021 AA01 BB00 CC06 5B076 AC01 AC03 AC07 BB06 EA12 EA18

Claims (88)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のプログラムを記憶した書換可能な
    記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動作
    し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、 前記第1のプログラムがバージョンアップした新たな第
    2のプログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイ
    ル管理システムと、 前記画像形成装置と前記ファイル管理システムとを接続
    するネットワークと、 を有し、 前記画像形成装置は、 該画像形成装置が前記ファイル管理システムにアクセス
    して前記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログ
    ラムを前記第2のプログラムに書換えるタイミングを判
    断する判断手段と、 前記判断手段での判断結果に基づき、書換の実行を制御
    する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成システム。
  2. 【請求項2】 前記画像形成装置は、該画像形成装置の
    電源投入後のウォーミングアップ期間中に、前記ファイ
    ル管理システムに対する接続を開始する第1の接続開始
    手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成
    システム。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記判断手段が書換を
    行う必要があると判断した場合には、前記ウォーミング
    アップ期間中に、前記第2のプログラムを取得して書換
    を行い、前記画像形成装置が前記第2のプログラムに基
    づいて動作するように制御することを特徴とする請求項
    2に記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記画像形成装置は、予め設定された当
    該画像形成装置が未使用である特定時間帯に、前記ファ
    イル管理システムに対する接続を開始する第2の接続開
    始手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成システム。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記判断手段が書換を
    行う必要があると判断した場合には、前記特定期間帯の
    間に、前記第2のプログラムを取得して書換を行い、前
    記画像形成装置が前記第2のプログラムに基づいて動作
    するように制御することを特徴とする請求項4に記載の
    画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記画像形成装置は、書換を行う時期を
    設定するための設定画面を表示した表示操作手段を有
    し、 前記制御手段は、前記設定画面にて設定された時期に基
    づき、書換を行うように制御することを特徴とする請求
    項1に記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 前記ファイル管理システムの管理装置
    は、書換を行う時期を設定するための設定手段を有する
    ことを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の画像形
    成システム。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段の前記第1のプログラムの
    バージョンデータと、前記管理記憶手段の前記第2のプ
    ログラムのバージョンデータと、に基づき、書換える必
    要があるか否かを判断する必要可否判断手段をさらに有
    することを特徴とする請求項1に記載の画像形成システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記第1のプログラム及び前記第2のプ
    ログラムは、それぞれに、作成された日付情報、記憶さ
    れた日付情報、バージョン情報、経歴情報、画像形成装
    置機種情報のうち少なくとも1つが、対応付けられてお
    り、前記情報に基づいて、前記第2のプログラムが前記
    記憶手段に記憶された前記第1のプログラムを書換える
    べきか否か判断することを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成システム。
  10. 【請求項10】 前記管理記憶手段には複数の第2のプ
    ログラムが記憶されていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項9のうちいずれか一項に記載の画像形成システ
    ム。
  11. 【請求項11】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動
    作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、 前記第1のプログラムがバージョンアップした新たな第
    2のプログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイ
    ル管理システムと、 前記画像形成装置と前記ファイル管理システムとを接続
    するネットワークと、 を有し、 前記ファイル管理システムの管理装置は、書換を行う時
    期を設定するための設定手段を有し、 前記画像形成装置は、 前記設定手段にて設定された時期に、前記プログラム管
    理システムから送信されるダウンロード指示に基づい
    て、前記プログラム管理システムにアクセスして、前記
    第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラムを前
    記第2のプログラムに書換え可能か否かを判断する可能
    可否判断手段と、 前記可能可否判断手段での判断結果に基づき、書換の実
    行を制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成システム。
  12. 【請求項12】 前記管理装置は、前記第2のプログラ
    ムが前記記憶手段に記憶された前記第1のプログラムを
    書換える必要があるか否か判断する必要可否判断手段を
    有し、 前記必要可否判断手段は、前記記憶手段の前記第1のプ
    ログラムのバージョンデータと、前記管理記憶手段の前
    記第2のプログラムのバージョンデータと、に基づき、
    判断されることを特徴とする請求項11に記載の画像形
    成システム。
  13. 【請求項13】 前記画像形成装置は、取得した前記第
    2のプログラムが前記記憶手段に記憶された前記第1の
    プログラムを書換える必要があるかを判断する必要可否
    判断手段を有し、 前記画像形成装置の前記必要可否判断手段は、前記記憶
    手段の前記第1のプログラムのバージョンデータと、前
    記管理記憶手段の前記第2のプログラムのバージョンデ
    ータと、に基づき、判断されることを特徴とする請求項
    11に記載の画像形成システム。
  14. 【請求項14】 前記第1のプログラム及び前記第2の
    プログラムは、それぞれに、作成された日付情報、記憶
    された日付情報、バージョン情報、経歴情報、画像形成
    装置機種情報のうち少なくとも1つが、対応付けられて
    おり、 前記情報に基づいて、前記第2のプログラムが前記記憶
    手段に記憶された前記第1のプログラムを書換えるべき
    であるか否か判断することを特徴とする請求項11に記
    載の画像形成システム。
  15. 【請求項15】 前記管理記憶手段には複数の第2のプ
    ログラムが記憶されていることを特徴とする請求項12
    乃至請求項14のうちいずれか一項に記載の画像形成シ
    ステム。
  16. 【請求項16】 前記ネットワークは、前記第2のプロ
    グラムが伝達されるネットワークと、前記ダウンロード
    指示が伝達されるネットワークとを含む特徴とする請求
    項11に記載の画像形成システム。
  17. 【請求項17】 前記第2のプログラムが伝達されるネ
    ットワークは、インターネットであり、前記ダウンロー
    ド指示が伝達されるネットワークは、電話回線であるこ
    とを特徴とする請求項16に記載の画像形成システム。
  18. 【請求項18】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な第1の記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づ
    いて動作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置
    と、 前記第1のプログラムがバージョンアップした新たな第
    2のプログラムを記憶した管理記憶手段を有したプログ
    ラム管理システムと、 前記ユーザーネットワークと前記プログラム管理システ
    ムとを接続する一般ネットワークと、 前記一般ネットワークを介して、前記プログラム管理シ
    ステムにアクセスして、前記管理記憶手段に記憶された
    前記第2のプログラムを取得して、当該第2のプログラ
    ムを記憶する第2の記憶手段を備えたサブホストと、 前記画像形成装置と前記サブホストとを接続するユーザ
    ーネットワークと、 を含み、 前記画像形成装置は、 前記ユーザーネットワークを介して、前記第2の記憶手
    段に記憶された前記第2のプログラムを取得し、前記第
    1のプログラムを前記第2のプログラムに書換えるタイ
    ミングを判断する判断手段と、 前記判断手段での判断結果に基づき、書換の実行を制御
    する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成システム。
  19. 【請求項19】 前記画像形成装置は、該画像形成装置
    の電源投入後のウォーミングアップ期間中に、前記サブ
    ホストに対する接続を開始する第1の接続開始手段を含
    むことを特徴とする請求項18に記載の画像形成システ
    ム。
  20. 【請求項20】 前記制御手段は、前記判断手段が書換
    を行う必要があると判断した場合には、前記ウォーミン
    グアップ期間中に、前記第2のプログラムを取得して書
    換を行い、前記画像形成装置が前記第2のプログラムに
    基づいて動作するように制御することを特徴とする請求
    項19に記載の画像形成システム。
  21. 【請求項21】 前記画像形成装置は、予め設定された
    当該画像形成装置が未使用である特定時間帯に、前記サ
    ブホストに対する接続を開始する第2の接続開始手段を
    含むことを特徴とする請求項18に記載の画像形成シス
    テム。
  22. 【請求項22】 前記制御手段は、前記判断手段が書換
    を行う必要があると判断した場合には、前記特定期間帯
    の間に、前記第2のプログラムを取得して書換を行い、
    前記画像形成装置が前記第2のプログラムに基づいて動
    作するように制御することを特徴とする請求項21に記
    載の画像形成システム。
  23. 【請求項23】 前記画像形成装置は、書換を行う時期
    を設定するための設定画面を表示した表示操作手段を有
    し、 前記制御手段は、前記設定画面にて設定された時期に基
    づき、書換を行うように制御することを特徴とする請求
    項19に記載の画像形成システム。
  24. 【請求項24】 前記サブホストは、書換を行う時期を
    設定するための設定手段を有することを特徴とする請求
    項19又は請求項23に記載の画像形成システム。
  25. 【請求項25】 前記第1の記憶手段の前記第1のプロ
    グラムのバージョンデータと、前記第2の記憶手段の前
    記第2のプログラムのバージョンデータと、に基づき、
    書換る必要があるか否かを判断する必要可否判断手段を
    さらに有することを特徴とする請求項18に記載の画像
    形成システム。
  26. 【請求項26】 前記第1のプログラム及び前記第2の
    プログラムは、それぞれに、作成された日付情報、記憶
    された日付情報、バージョン情報、経歴情報、画像形成
    装置機種情報のうち少なくとも1つが、対応付けられて
    おり、前記情報に基づいて、前記第2のプログラムが前
    記第1の記憶手段に記憶された前記第1のプログラムを
    書換るべきか否か判断することを特徴とする請求項18
    に記載の画像形成システム。
  27. 【請求項27】 前記第2の記憶手段には複数の第2の
    プログラムが記憶されていることを特徴とする請求項1
    8乃至請求項24のうちいずれか一項に記載の画像形成
    システム。
  28. 【請求項28】 前記サブホストは、前記第2の記憶手
    段に記憶された前記第2のプログラムが前記第1の記憶
    手段に記憶された前記第1のプログラムを書き換えるべ
    きか否かを判断する判断手段を有することを特徴とする
    請求項18に記載の画像形成システム。
  29. 【請求項29】 前記サブホストは、前記ユーザーネッ
    トワークに接続されている複数の各画像形成装置に伝達
    すべき各第2のプログラムを、管理記憶手段から取得す
    ることを特徴とする請求項19又は請求項28に記載の
    画像形成システム。
  30. 【請求項30】 前記サブホストは、前記プログラム管
    理システムから送信されるダウンロード指示に基づい
    て、前記プログラム管理システムにアクセスして、前記
    管理記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを取得
    することを特徴とする請求項19、請求項28、請求項
    29のうちいずれか一項に記載の画像形成システム。
  31. 【請求項31】 前記画像形成装置は、前記サブホスト
    から送信されるダウンロード指示に基づいて、前記第2
    の記憶手段に記憶された前記第2のプログラムを取得
    し、前記第1の記憶手段に記憶されている前記第1のプ
    ログラムを前記第2のプログラムに書換えることを特徴
    とする請求項18に記載の画像形成システム。
  32. 【請求項32】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動
    作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置であっ
    て、 接続されるネットワークを介して新たな第2のプログラ
    ムを取得して、前記第1のプログラムを前記第2のプロ
    グラムに書換えるタイミングを判断する判断手段と、 該画像形成装置の電源投入後のウォーミングアップ期間
    中に、取得のための前記ネットワークに対する接続を開
    始する第1の接続開始手段と、 前記判断手段での判断結果に基づき、前記第1の接続開
    始手段による接続を開始して、書換の実行を制御する制
    御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  33. 【請求項33】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動
    作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置であっ
    て、 接続されるネットワークを介して新たな第2のプログラ
    ムを取得して、前記第1のプログラムを前記第2のプロ
    グラムに書換えるタイミングを判断する判断手段と、 予め設定された当該画像形成装置が未使用である特定時
    間帯に、取得のための前記ネットワークに対する接続を
    開始する第2の接続開始手段と、 前記判断手段での判断結果に基づき、前記第2の接続開
    始手段による接続を開始して、書換の実行を制御する制
    御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  34. 【請求項34】 記録材上に画像を形成する画像形成装
    置とネットワークを介して接続されて、前記画像形成装
    置の第1のプログラムを第2のプログラムに書換るため
    に前記画像形成装置を管理する管理装置であって、 前記画像形成装置に前記第2のプログラムを送信する送
    信手段と、 書換を行う時期を設定するための設定手段と、 前記設定手段にて設定された時期に、当該送信手段より
    前記画像形成装置に対してダウンロード指示を行い、前
    記画像形成装置に前記第2のプログラムの取得を促すよ
    うに制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする管理装置。
  35. 【請求項35】 前記第2のプログラムを前記第1のプ
    ログラムを書換えるべきか否か判断する判断手段を有
    し、 前記判断手段は、前記第1のプログラムのバージョンデ
    ータと、前記第2のプログラムのバージョンデータと、
    に基づき、判断されることを特徴とする請求項34記載
    の管理装置。
  36. 【請求項36】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラム書換方
    法であって、 前記画像形成装置の電源投入後のウォーミングアップ期
    間中に、前記画像形成装置が前記管理装置にアクセスし
    て前記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラ
    ムを前記第2のプログラムに書換るステップを含むこと
    を特徴とするプログラム書換方法。
  37. 【請求項37】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラム書換方
    法であって、 予め設定された当該画像形成装置が未使用である特定時
    間帯に、前記画像形成装置が前記管理装置にアクセスし
    て前記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラ
    ムを前記第2のプログラムに書換るステップを含むこと
    を特徴とするプログラム書換方法。
  38. 【請求項38】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラム書換方
    法であって、 管理装置側で書換を行う時期を設定するステップと、 設定された時期に、当該管理装置より前記画像形成装置
    に対してダウンロード指示を行い、前記画像形成装置に
    前記第2のプログラムの取得を促すステップと、 を含むことを特徴とするプログラム書換方法。
  39. 【請求項39】 前記管理装置側で前記第2のプログラ
    ムを前記第1のプログラムを書換るべきか否か判断する
    判断ステップを含むことを特徴とする請求項38に記載
    のプログラム書換方法。
  40. 【請求項40】 前記画像形成装置側で前記第2のプロ
    グラムを前記第1のプログラムを書換るべきか否か判断
    する判断ステップを含むことを特徴とする請求項38に
    記載のプログラム書換方法。
  41. 【請求項41】 前記判断ステップは、前記第1のプロ
    グラムのバージョンデータと、前記第2のプログラムの
    バージョンデータと、に基づき、判断するステップであ
    ることを特徴とする請求項39又は請求項40に記載の
    プログラム書換方法。
  42. 【請求項42】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラムを記録
    した情報記録媒体であって、 前記画像形成装置の電源投入後のウォーミングアップ期
    間中に、前記画像形成装置が前記管理装置にアクセスし
    て前記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラ
    ムを前記第2のプログラムに書換る処理を行う情報を含
    むことを特徴とする情報記録媒体。
  43. 【請求項43】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラムを記録
    した情報記録媒体であって、 予め設定された当該画像形成装置が未使用である特定時
    間帯に、前記画像形成装置が前記管理装置にアクセスし
    て前記第2のプログラムを取得し、前記第1のプログラ
    ムを前記第2のプログラムに書換る処理を行う情報を含
    むことを特徴とする情報記録媒体。
  44. 【請求項44】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラムを記録
    した情報記録媒体であって、 管理装置側で書換を行う時期を設定する処理を行う情報
    と、 設定された時期に、当該管理装置より前記画像形成装置
    に対してダウンロード指示を行い、前記画像形成装置に
    前記第2のプログラムの取得を促す処理を行う情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  45. 【請求項45】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動
    作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、 前記第1のプログラムがバージョンアップした新たな第
    2のプログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイ
    ル管理システムと、 前記画像形成装置と前記ファイル管理システムとを接続
    するネットワークと、を有し、 前記画像形成装置は、 前記記憶手段の記憶内容を書換可能な第1領域と、書換
    不可能な第2領域とを予め設定する設定手段と、 前記第2領域のプログラムにて前記ファイル管理システ
    ムにアクセスして前記第2のプログラムを取得し、前記
    第1領域に記憶されている前記第1のプログラムを前記
    第2のプログラムに書換る書換手段と、 を含むことを特徴とする画像形成システム。
  46. 【請求項46】 前記第2領域のプログラムは、前記フ
    ァイル管理システムと接続して、前記第2のプログラム
    を取得できる必要最小限のプログラムであることを特徴
    とする請求項45に記載の画像形成システム。
  47. 【請求項47】 前記第2領域のプログラムは、前記ネ
    ットワークへの接続を行う必要最小限のネットワークプ
    ログラムを含むことを特徴とする請求項46に記載の画
    像形成システム。
  48. 【請求項48】 前記ネットワークプログラムは、ファ
    イアーウォールを越えることが可能なネットワークプロ
    トコルを含むことを特徴とする請求項47に記載の画像
    形成システム。
  49. 【請求項49】 前記ネットワークプロトコルは、FT
    Pであることを特徴とする請求項48に記載の画像形成
    システム。
  50. 【請求項50】 前記第2領域のプログラムは、前記ネ
    ットワークプログラムを動作させるための必要最小限の
    オペレーティングシステムを含むことを特徴とする請求
    項47に記載の画像形成システム。
  51. 【請求項51】 前記第2領域のプログラムは、前記第
    2のプログラムを前記第1のプログラムに書換る書換プ
    ログラムを含むことを特徴とする請求項46に記載の画
    像形成システム。
  52. 【請求項52】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な第1の記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づ
    いて動作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置
    と、 前記第1のプログラムがバージョンアップした第2のプ
    ログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイル管理
    システムと、 前記画像形成装置と前記ファイル管理システムとを接続
    するネットワークと、 を有し、 前記画像形成装置は、 前記第1の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の
    記憶手段と、 当該画像形成装置の動作時には、前記第2の記憶手段に
    て起動が開始されるように設定制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成システム。
  53. 【請求項53】 前記制御手段は、前記第1のプログラ
    ムを前記第2のプログラムに書換る書換時には、前記第
    1の記憶手段に記憶された前記ネットワークに対する接
    続を行うための最小限のネットワークプログラムを、前
    記第2の記憶手段に記憶するように制御することを特徴
    とする請求項52に記載の画像形成システム。
  54. 【請求項54】 前記第1のプログラムを前記第2のプ
    ログラムに書換る書換が正常に終了したか否かを判定す
    る判定手段を有し、 前記制御手段は、前記判定手段にて異常終了と判定され
    た場合に、前記第1の記憶手段に記憶されたプログラム
    に基づいて動作するように制御することを特徴とする請
    求項52に記載の画像形成システム。
  55. 【請求項55】 前記第1の記憶手段は、画像形成装置
    の動作を管理するオペレーティングシステムと、前記オ
    ペレーティングシステム上で動作するアプリケーション
    プログラムと、前記ネットワークに対する接続を行うた
    めのネットワークプログラムと、を含むことを特徴とす
    る請求項52に記載の画像形成システム。
  56. 【請求項56】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動
    作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置であっ
    て、 前記記憶手段の記憶内容を書換可能な第1領域と、書換
    不可能な第2領域とを予め設定する設定手段と、 前記第2領域のプログラムにて接続されるネットワーク
    にアクセスして新たな第2のプログラムを取得し、前記
    第1領域に記憶されている前記第1のプログラムを前記
    第2のプログラムに書換る書換手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  57. 【請求項57】 前記第2領域のプログラムは、前記ネ
    ットワークと接続して、前記第2のプログラムを取得で
    きる必要最小限のプログラムであることを特徴とする請
    求項56に記載の画像形成装置。
  58. 【請求項58】 前記第2領域のプログラムは、前記ネ
    ットワークへの接続を行う必要最小限のネットワークプ
    ログラムを含むことを特徴とする請求項57に記載の画
    像形成装置。
  59. 【請求項59】 前記ネットワークプログラムは、ファ
    イアーウォールを越えることが可能なネットワークプロ
    トコルを含むことを特徴とする請求項58に記載の画像
    形成装置。
  60. 【請求項60】 前記ネットワークプロトコルは、FT
    Pであることを特徴とする請求項59に記載の画像形成
    装置。
  61. 【請求項61】 前記第2領域のプログラムは、前記ネ
    ットワークプログラムを動作させるための必要最小限の
    オペレーティングシステムを含むことを特徴とする請求
    項58に記載の画像形成装置。
  62. 【請求項62】 前記第2領域のプログラムは、前記第
    2のプログラムを前記第1のプログラムに書換る書換プ
    ログラムを含むことを特徴とする請求項56に記載の画
    像形成装置。
  63. 【請求項63】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な第1の記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づ
    いて動作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置で
    あって、 前記第1の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した第2の
    記憶手段と、 当該画像形成装置の動作時には、前記第2の記憶手段に
    て起動が開始されるように設定制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  64. 【請求項64】 前記制御手段は、前記第1のプログラ
    ムを接続されるネットワークにアクセスして新たな第2
    のプログラムに書換る書換時には、前記第1の記憶手段
    に記憶された前記ネットワークに対する接続を行うため
    の最小限のネットワークプログラムを、前記第2の記憶
    手段に記憶するように制御することを特徴とする請求項
    63に記載の画像形成装置。
  65. 【請求項65】 前記第1のプログラムを前記第2のプ
    ログラムに書換る書換が正常に終了したか否かを判定す
    る判定手段を有し、 前記制御手段は、前記判定手段にて異常終了と判定され
    た場合に、前記第1の記憶手段に記憶されたプログラム
    に基づいて動作するように制御することを特徴とする請
    求項64記載の画像形成装置。
  66. 【請求項66】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラム書換方
    法であって、 前記画像形成装置の記憶手段の第1領域に記憶された前
    記第1のプログラムが異常であるか否かを判断するステ
    ップと、 前記第1のプログラムが異常であると判断された場合
    に、前記記憶手段の第2領域に記憶された最小限のプロ
    グラムに基づき、前記第1のプログラムを前記第2のプ
    ログラムに書換るステップと、 を含むことを特徴とするプログラム書換方法。
  67. 【請求項67】 前記第1のプログラムが正常であると
    判断された場合に、前記第1のプログラムに基づき前記
    画像形成装置を動作させるステップと、 前記第1のプログラムに基づき、書換が必要であるか否
    かを判断するステップと、 書換が必要であると判断された場合に、前記第1のプロ
    グラムと、前記ネットワークに対する接続プログラム
    と、書換用プログラムとに基づき、前記第1のプログラ
    ムを前記第2のプログラムに書換るステップと、 を含むことを特徴とする請求項66に記載のプログラム
    書換方法。
  68. 【請求項68】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラム書換方
    法であって、 当該画像形成装置の動作時には、前記第1のプログラム
    を記憶した第1の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した
    第2の記憶手段にて起動が開始されるステップを含むこ
    とを特徴とするプログラム書換方法。
  69. 【請求項69】 前記ジャンプ命令があるか否かを判断
    するステップと、 前記ジャンプ命令があると判断された場合に、前記第1
    の記憶手段より前記第1のプログラムを起動するステッ
    プと、 その後、書換の必要があるか否かを判断するステップ
    と、 書換の必要があると判断された場合に、前記第1の記憶
    手段に記憶された前記ネットワークに対する接続して前
    記第2のプログラムを取得して書換を行うための最小限
    プログラムを、前記第2の記憶手段に記憶させるステッ
    プと、 を含むことを特徴とする請求項68に記載のプログラム
    書換方法。
  70. 【請求項70】 前記第1のプログラムを前記第2のプ
    ログラムに書換る書換が正常に終了したか否かを判定す
    るステップと、 異常終了と判定された場合に、前記第1の記憶手段に記
    憶されたプログラムに基づいて動作させるステップと、 を含むことを特徴とする請求項68に記載のプログラム
    書換方法。
  71. 【請求項71】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラムを記録
    した情報記録媒体であって、 前記画像形成装置の記憶手段の第1領域に記憶された前
    記第1のプログラムが異常であるか否かを判断する処理
    を行う情報と、 前記第1のプログラムが異常であると判断された場合
    に、前記記憶手段の第2領域に記憶された最小限のプロ
    グラムに基づき、前記第1のプログラムを前記第2のプ
    ログラムに書換る処理を行う情報と、 を含むことを特徴とする情報記録媒体。
  72. 【請求項72】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成する画像形成装置とネットワークを介して通信
    可能とされる管理装置により、前記第1のプログラム
    を、新たな第2のプログラムに書換るプログラムを記録
    した情報記録媒体であって、 当該画像形成装置の動作時には、前記第1のプログラム
    を記憶した第1の記憶手段へのジャンプ命令を記憶した
    第2の記憶手段にて起動が開始される処理を行う情報を
    含むことを特徴とする情報記録媒体。
  73. 【請求項73】 第1のプログラムを記憶した書換可能
    な記憶手段を備え、前記第1のプログラムに基づいて動
    作し、記録材上に画像形成を行う画像形成装置と、 前記第1のプログラムをバージョンアップした新たな第
    2のプログラムを記憶した管理記憶手段を備えたファイ
    ル管理システムと、 前記画像形成装置と前記ファイル管理システムとを接続
    するネットワークと、 を有し、 前記画像形成装置は、 該画像形成装置が前記ネットワークを介して前記第2の
    プログラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2
    のプログラムに書換える書換手段と、 前記書換手段での書換処理を終了すると、書換処理終了
    レポートを出力するように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成システム。
  74. 【請求項74】 前記制御手段は、書換処理が終了する
    と、前記書換処理終了レポートをファクシミリ受信画像
    トレイに出力するように制御することを特徴とする請求
    項73に記載の画像形成システム。
  75. 【請求項75】 前記制御手段は、書換処理が終了する
    と、前記書換処理終了レポートを指定された宛先にファ
    クシミリ送信するように制御することを特徴とする請求
    項73に記載の画像形成システム。
  76. 【請求項76】 前記制御手段は、書換処理が終了する
    と、前記書換処理終了レポートを指定された宛先に電子
    メールとして送信するように制御することを特徴とする
    請求項73に記載の画像形成システム。
  77. 【請求項77】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートを前記画像形成手段により出力
    するように制御することを特徴とする請求項73に記載
    の画像形成装置。
  78. 【請求項78】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートをファクシミリ受信画出力トレ
    イに出力するように制御することを特徴とする請求項7
    3に記載の画像形成システム。
  79. 【請求項79】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートを指定された宛先にファクシミ
    リ送信するように制御することを特徴とする請求項73
    に記載の画像形成システム。
  80. 【請求項80】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートを指定された宛先に電子メール
    として送信するように制御することを特徴とする請求項
    73に記載の画像形成システム。
  81. 【請求項81】 第1のプログラムに基づいて記録材を
    画像形成し、ネットワークを介して通信可能とされる管
    理装置により、前記第1のプログラムをバージョンアッ
    プした第2のプログラムに書換可能とし、かつ、ファク
    シミリ手順で画像形成を行うファクシミリ手段、情報処
    理装置からのデータにより画像形成を行う手段、原稿読
    取手段からの画像情報に基づいて画像形成を行う画像形
    成手段、をモード切換により使用する複合型の画像形成
    装置であって、 該画像形成装置が前記ネットワークを介して前記第2の
    プログラムを取得し、前記第1のプログラムを前記第2
    のプログラムに書換える書換手段と、 前記書換手段での書換処理を終了すると、書換処理終了
    レポートを出力するように制御する制御手段と、 を含むことを特徴とする画像形成装置。
  82. 【請求項82】 前記制御手段は、書換処理が終了する
    と、前記書換処理終了レポートをファクシミリ受信画像
    トレイに出力するように制御することを特徴とする請求
    項81に記載の画像形成装置。
  83. 【請求項83】 前記制御手段は、書換処理が終了する
    と、前記書換処理終了レポートを指定された宛先にファ
    クシミリ送信するように制御することを特徴とする請求
    項81に記載の画像形成装置。
  84. 【請求項84】 前記制御手段は、書換処理が終了する
    と、前記書換処理終了レポートを指定された宛先に電子
    メールとして送信するように制御することを特徴とする
    請求項81に記載の画像形成装置。
  85. 【請求項85】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートを前記画像形成手段により出力
    するように制御することを特徴とする請求項81に記載
    の画像形成装置。
  86. 【請求項86】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートをファクシミリ受信画出力トレ
    イに出力するように制御することを特徴とする請求項8
    1に記載の画像形成装置。
  87. 【請求項87】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートを指定された宛先にファクシミ
    リ送信するように制御することを特徴とする請求項81
    に記載の画像形成装置。
  88. 【請求項88】 前記制御手段は、書換処理が終了し、
    前記管理装置側からの書換確認通信が終了した際に、前
    記書換処理終了レポートを指定された宛先に電子メール
    として送信するように制御することを特徴とする請求項
    81に記載の画像形成装置。
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