JPH10107979A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10107979A
JPH10107979A JP25926696A JP25926696A JPH10107979A JP H10107979 A JPH10107979 A JP H10107979A JP 25926696 A JP25926696 A JP 25926696A JP 25926696 A JP25926696 A JP 25926696A JP H10107979 A JPH10107979 A JP H10107979A
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JP
Japan
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memory
program
control
image
unit
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JP25926696A
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English (en)
Inventor
Masahiko Taniguchi
雅彦 谷口
Takeshi Nozaki
武史 野崎
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 何らかの理由で装置本体の制御プログラムを
変更する必要が生じた場合に、装置本体の制御プログラ
ムを安全かつ容易に変更できる画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】 更新用制御プログラムを装置本体のFR
OM16に更新記憶させるための書換プログラムが先頭
アドレス側に格納され、その後に上記更新用制御プログ
ラムが格納されたメモリカードCがある。このメモリカ
ードCをメモリカードインターフェース17にセットす
ることにより、メモリマップのFROM16の配置とメ
モリカードCの配置とが入れ替わり、メモリカードC内
の更新用制御プログラムが安全かつ容易にFROM16
に更新記憶される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スキャナ機能、
プリンタ機能、ファクシミリ送受信機能などを有する複
合型の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル複写機の複合化は進
み、従来の複写機能に加えて、ネットワークへの接続が
可能となりつつあり、また、ディジタル複写機をネット
ワークプリンタとして使用することも可能となりつつあ
る。さらには、ファクシミリの送受信インターフェイス
を搭載した機種も存在し、ディジタル複写機で読取った
画像データを公衆回線を使用して送信したり、公衆回線
から受信した画像データをディジタル複写機から出力す
ることも可能となっている。
【0003】従来のディジタル複写機にもカードインタ
ーフェイスを搭載したものは存在した。しかし、そのカ
ードの使用方法は主にフォントデータの格納であった
り、編集機能の拡張プログラムの格納といった用途のみ
の使用であった。しかも、従来のディジタル複写機にお
いて、制御プログラムの変更はサービスマンによる手作
業でのROMの付け替えによって行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】複合画像形成装置が多
機能になるとともに、その販売形態で複合画像形成装置
のオプション機能が多くなる傾向にある。それと共に、
販売後に複合画像形成装置の構成をユーザーの注文に応
じて変更する必要が生じる。このことは、実例に与える
なら、ファックス機能のない複合画像形成装置の後に、
ファックス機能を付加するような場合を指す。この場合
はファックスボードを複合画像形成装置内に備え付けれ
ば事は足りる。しかし、ファックスボードをコントロー
ルする制御プログラムの変更も同時に行わなくてはなら
ない。
【0005】この発明は上記事情を考慮したもので、第
1および第2の発明の画像形成装置は、何らかの理由で
装置本体の制御プログラムを変更する必要が生じた場合
に、装置本体の制御プログラムを安全かつ容易に変更で
きることを目的とする。
【0006】第3および第4の発明の画像形成装置は、
何らかの理由で装置本体の制御プログラムを変更する必
要が生じた場合に、装置本体の制御プログラムを安全か
つ容易に変更でき、しかもサービスマンによるメンテナ
ンスの手間を大幅に軽減できることを目的とする。
【0007】第5ないし第7の発明の画像形成装置は、
何らかの理由で装置本体の制御プログラムを変更する必
要が生じた場合に、装置本体の制御プログラムを安全か
つ容易に変更でき、しかもサービスマンによるメンテナ
ンスの手間を大幅に軽減でき、さらには当該装置をネッ
トワーク上のリモートスキャナとしてユーザが容易に利
用できることを目的とする。
【0008】第8の発明の画像形成装置は、サービスマ
ンによるメンテナンスの手間を大幅に軽減できることを
目的とする。第9の発明の画像形成装置は、当該装置を
ネットワーク上のリモートスキャナとしてユーザが容易
に利用できることを目的とする。
【0009】第10の発明の画像形成装置は、サービス
マンによるメンテナンスの手間を大幅に軽減できるとと
もに、当該装置をネットワーク上のリモートスキャナと
してユーザが容易に利用できることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の画像形成装
置は、制御プログラムに従って像担持体に画像を形成す
る画像形成手段と、上記制御プログラムを記憶する記憶
手段と、更新用制御プログラムを上記記憶手段に更新記
憶させるためのための書換プログラムが先頭アドレス側
に格納され、その後に上記更新用制御プログラムが格納
された第1のメモリ手段と、所定のプログラムまたはデ
ータが格納された第2のメモリ手段と、上記各メモリ手
段のいずれかがセットされることによりそのメモリ手段
とのアクセスを行うインターフェースと、上記記憶手段
と上記インターフェースにセットされるメモリ手段とを
一つのメモリとして見なすメモリマップを形成し、その
メモリマップの先頭アドレス側から順にプログラムまた
はデータを読出して制御を実行する制御手段と、上記メ
モリマップの先頭アドレス側に上記記憶手段を配置しそ
の後に上記メモリ手段を配置する第1のメモリ制御手段
と、上記メモリマップの先頭アドレス側に上記メモリ手
段を配置しその後に上記記憶手段を配置する第2のメモ
リ制御手段と、この第1および第2のメモリ制御手段の
処理のいずれか一方を選択する選択手段と、を備える。
【0011】第2の発明の画像形成装置は、制御プログ
ラムに従って像担持体に画像を形成する画像形成手段
と、上記制御プログラムを記憶する記憶手段と、更新用
制御プログラムを上記記憶手段に更新記憶させるための
ための書換プログラムが先頭アドレス側に格納され、そ
の後に上記更新用制御プログラムが格納された第1のメ
モリ手段と、所定のプログラムまたはデータが格納され
た第2のメモリ手段と、上記各メモリ手段のいずれかが
セットされることによりそのメモリ手段とのアクセスを
行うインターフェースと、上記記憶手段と上記インター
フェースにセットされるメモリ手段とを一つのメモリと
して見なすメモリマップを形成し、そのメモリマップの
先頭アドレス側から順にプログラムまたはデータを読出
して制御を実行する制御手段と、装置電源が投入されて
いる状態で上記インターフェースにメモリ手段がセット
されたとき、上記メモリマップの先頭アドレス側に上記
記憶手段を配置しその後に上記メモリ手段を配置する第
1のメモリ制御手段と、上記インターフェースにメモリ
手段がセットされた状態で、装置電源が投入されたとき
または装置本体の動作がリセットされたとき、上記メモ
リマップの先頭アドレス側に上記メモリ手段を配置しそ
の後に上記記憶手段を配置する第2のメモリ制御手段
と、この第2のメモリ制御手段の処理後に上記インター
フェースからメモリ手段が除去され、かつ装置電源が再
投入されたときまたは装置本体の動作がリセットされた
とき、上記メモリマップの先頭アドレス側に上記記憶手
段を配置しその後に上記メモリ手段を配置する第3のメ
モリ制御手段と、を備える。
【0012】第3の発明の画像形成装置は、制御プログ
ラムに従って像担持体に画像を形成する画像形成手段
と、上記制御プログラムを記憶する記憶手段と、更新用
制御プログラムを上記記憶手段に更新記憶させるための
ための書換プログラムが先頭アドレス側に格納され、そ
の後に上記更新用制御プログラムが格納された第1のメ
モリ手段と、装置本体のメンテナンスに関わるプログラ
ムまたはデータが格納された第2のメモリ手段と、上記
各メモリ手段のいずれかがセットされることによりその
メモリ手段とのアクセスを行うインターフェースと、上
記記憶手段と上記インターフェースにセットされるメモ
リ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを形
成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプロ
グラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手段
と、上記メモリマップの先頭アドレス側に上記記憶手段
を配置しその後に上記メモリ手段を配置する第1のメモ
リ制御手段と、上記メモリマップの先頭アドレス側に上
記メモリ手段を配置しその後に上記記憶手段を配置する
第2のメモリ制御手段と、この第1および第2のメモリ
制御手段の処理のいずれか一方を選択する選択手段と、
を備える。
【0013】第4の発明の画像形成装置は、制御プログ
ラムに従って像担持体に画像を形成する画像形成手段
と、上記制御プログラムを記憶する記憶手段と、更新用
制御プログラムを上記記憶手段に更新記憶させるための
ための書換プログラムが先頭アドレス側に格納され、そ
の後に上記更新用制御プログラムが格納された第1のメ
モリ手段と、装置本体のメンテナンスに関わるプログラ
ムまたはデータが格納された第2のメモリ手段と、上記
各メモリ手段のいずれかがセットされることによりその
メモリ手段とのアクセスを行うインターフェースと、上
記記憶手段と上記インターフェースにセットされるメモ
リ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを形
成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプロ
グラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手段
と、装置電源が投入されている状態で上記インターフェ
ースにメモリ手段がセットされたとき、上記メモリマッ
プの先頭アドレス側に上記記憶手段を配置しその後に上
記メモリ手段を配置する第1のメモリ制御手段と、上記
インターフェースにメモリ手段がセットされた状態で、
装置電源が投入されたときまたは装置本体の動作がリセ
ットされたとき、上記メモリマップの先頭アドレス側に
上記メモリ手段を配置しその後に上記記憶手段を配置す
る第2のメモリ制御手段と、この第2のメモリ制御手段
の処理後に上記インターフェースからメモリ手段が除去
され、かつ装置電源が再投入されたときまたは装置本体
の動作がリセットされたとき、上記メモリマップの先頭
アドレス側に上記記憶手段を配置しその後に上記メモリ
手段を配置する第3のメモリ制御手段と、を備える。
【0014】第5の発明の画像形成装置は、原稿の画像
をスキャナ部で読取り、その読取画像をプリンタ部から
印刷出力またはファクシミリ部から送信出力する画像形
成装置において、制御プログラムに従って像担持体に画
像を形成する画像形成手段と、上記制御プログラムを記
憶する記憶手段と、更新用制御プログラムを上記記憶手
段に更新記憶させるためのための書換プログラムが先頭
アドレス側に格納され、その後に上記更新用制御プログ
ラムが格納された第1のメモリ手段と、装置本体のメン
テナンスに関わるプログラムまたはデータが格納された
第2のメモリ手段と、装置本体をネットワーク上のリモ
ートスキャナとして機能させるためのプログラムまたは
データが格納された第3のメモリ手段と、上記各メモリ
手段のいずれかがセットされることによりそのメモリ手
段とのアクセスを行うインターフェースと、上記記憶手
段と上記インターフェースにセットされるメモリ手段と
を一つのメモリとして見なすメモリマップを形成し、そ
のメモリマップの先頭アドレス側から順にプログラムま
たはデータを読出して制御を実行する制御手段と、上記
メモリマップの先頭アドレス側に上記記憶手段を配置し
その後に上記メモリ手段を配置する第1のメモリ制御手
段と、上記メモリマップの先頭アドレス側に上記メモリ
手段を配置しその後に上記記憶手段を配置する第2のメ
モリ制御手段と、この第1および第2のメモリ制御手段
の処理のいずれか一方を選択する選択手段と、を備え
る。
【0015】第6の発明の画像形成装置は、原稿の画像
をスキャナ部で読取り、その読取画像をプリンタ部から
印刷出力またはファクシミリ部から送信出力するもので
あって、制御プログラムに従って像担持体に画像を形成
する画像形成手段と、上記制御プログラムを記憶する記
憶手段と、更新用制御プログラムを上記記憶手段に更新
記憶させるためのための書換プログラムが先頭アドレス
側に格納され、その後に上記更新用制御プログラムが格
納された第1のメモリ手段と、装置本体のメンテナンス
に関わるプログラムまたはデータが格納された第2のメ
モリ手段と、装置本体をネットワーク上のリモートスキ
ャナとして機能させるためのプログラムまたはデータが
格納された第3のメモリ手段と、上記各メモリ手段のい
ずれかがセットされることによりそのメモリ手段とのア
クセスを行うインターフェースと、上記記憶手段と上記
インターフェースにセットされるメモリ手段とを一つの
メモリとして見なすメモリマップを形成し、そのメモリ
マップの先頭アドレス側から順にプログラムまたはデー
タを読出して制御を実行する制御手段と、装置電源が投
入されている状態で上記インターフェースにメモリ手段
がセットされたとき、上記メモリマップの先頭アドレス
側に上記記憶手段を配置しその後に上記メモリ手段を配
置する第1のメモリ制御手段と、上記インターフェース
にメモリ手段がセットされた状態で、装置電源が投入さ
れたときまたは装置本体の動作がリセットされたとき、
上記メモリマップの先頭アドレス側に上記メモリ手段を
配置しその後に上記記憶手段を配置する第2のメモリ制
御手段と、この第2のメモリ制御手段の処理後に上記イ
ンターフェースからメモリ手段が除去され、かつ装置電
源が再投入されたときまたは装置本体の動作がリセット
されたとき、上記メモリマップの先頭アドレス側に上記
記憶手段を配置しその後に上記メモリ手段を配置する第
3のメモリ制御手段と、を備える。
【0016】第7の発明の画像形成装置は、原稿の画像
をスキャナ部で読取り、その読取画像をプリンタ部から
印刷出力またはファクシミリ部から送信出力するもので
あって、制御プログラムに従って像担持体に画像を形成
する画像形成手段と、上記制御プログラムを記憶する書
換可能なフラッシュメモリと、更新用制御プログラムを
上記フラッシュメモリに更新記憶させるための書換プロ
グラムが先頭アドレス側に格納され、その後に上記更新
用制御プログラムが格納された不揮発性の第1のメモリ
手段と、装置本体のメンテナンスに関わるプログラムま
たはデータが格納された不揮発性の第2のメモリ手段
と、装置本体をネットワーク上のリモートスキャナとし
て機能させるためのプログラムまたはデータが格納され
た不揮発性の第3のメモリ手段と、上記各メモリ手段の
いずれかがセットされることによりそのメモリ手段との
アクセスを行うインターフェースと、上記フラッシュメ
モリと上記インターフェースにセットされるメモリ手段
とを一つのメモリとして見なすメモリマップを形成し、
そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプログラム
またはデータを読出して制御を実行する制御手段と、装
置電源が投入されている状態で上記インターフェースに
メモリ手段がセットされたとき、上記メモリマップの先
頭アドレス側に上記フラッシュメモリを配置しその後に
上記メモリ手段を配置する第1のメモリ制御手段と、上
記インターフェースにメモリ手段がセットされた状態
で、装置電源が投入されたときまたは装置本体の動作が
リセットされたとき、上記メモリマップの先頭アドレス
側に上記メモリ手段を配置しその後に上記フラッシュメ
モリを配置する第2のメモリ制御手段と、この第2のメ
モリ制御手段の処理後に上記インターフェースからメモ
リ手段が除去され、かつ装置電源が再投入されたときま
たは装置本体の動作がリセットされたとき、上記メモリ
マップの先頭アドレス側に上記記憶手段を配置しその後
に上記メモリ手段を配置する第3のメモリ制御手段と、
を備える。
【0017】第8の発明の画像形成装置は、制御プログ
ラムに従って像担持体に画像を形成する画像形成手段
と、上記制御プログラムを記憶する記憶手段と、装置本
体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデータが格
納されたメモリ手段と、上記メモリ手段がセットされる
ことによりそのメモリ手段とのアクセスを行うインター
フェースと、上記記憶手段と上記インターフェースにセ
ットされるメモリ手段とを一つのメモリとして見なすメ
モリマップを形成し、そのメモリマップに基づきプログ
ラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手段
と、を備える。
【0018】第9の発明の画像形成装置は、原稿の画像
をスキャナ部で読取り、その読取画像をプリンタ部から
印刷出力またはファクシミリ部から送信出力するもので
あって、制御プログラムに従って像担持体に画像を形成
する画像形成手段と、上記制御プログラムを記憶する記
憶手段と、装置本体をネットワーク上のリモートスキャ
ナとして機能させるためのプログラムまたはデータが格
納されたメモリ手段と、このメモリ手段がセットされる
ことによりそのメモリ手段とのアクセスを行うインター
フェースと、上記記憶手段および上記インターフェース
にセットされるメモリ手段とを一つのメモリとして見な
すメモリマップを形成し、そのメモリマップに基づきプ
ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
段と、を備える。
【0019】第10の発明の画像形成装置は、原稿の画
像をスキャナ部で読取り、その読取画像をプリンタ部か
ら印刷出力またはファクシミリ部から送信出力するもの
であって、制御プログラムに従って像担持体に画像を形
成する画像形成手段と、上記制御プログラムを記憶する
記憶手段と、装置本体のメンテナンスに関わるプログラ
ムまたはデータが格納された第1のメモリ手段と、装置
本体をネットワーク上のリモートスキャナとして機能さ
せるためのプログラムまたはデータが格納された第2の
メモリ手段と、上記各メモリ手段のいずれかがセットさ
れることによりそのメモリ手段とのアクセスを行うイン
ターフェースと、上記記憶手段と上記インターフェース
にセットされるメモリ手段とを一つのメモリとして見な
すメモリマップを形成し、そのメモリマップに基づきプ
ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
段と、を備える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。図1は本実施形態に係わる
スキャナ、プリンタ、ファクシミリの3機能を有する複
合画像形成装置の構成図である。
【0021】装置全体の制御を司るCPU1、コントロ
ールパネル3、メカ部制御CPU6、画像処理部7、バ
スコントローラ8、メモリコントローラ15が制御バス
B1を介して接続される。
【0022】さらに、バスコントローラ8には、ハード
ディスクドライブ10、ファクシミリ送受信部11、ペ
ージメモリ12、ネットワークインターフェイス14が
制御バスB2を介して接続されて構成されていて、CP
U1はバスコントローラ8、制御バスB2を介してハー
ドディスクドライブ10、ファクシミリ送受信部11、
ページメモリ12、ネットワークインターフェイス14
を制御するようになっている。
【0023】また画像処理部7、プリンタ部5、ファク
シミリ送受信部11、ページメモリ12、ネットワーク
インターフェイス14は画像バスB3を介して画像デー
タの受け渡しを行うようになっている。さらに、制御バ
スB2も画像データをハードディスク10、ページメモ
リ12、ファクシミリ送受信部11で受け渡しできるよ
うになっている。
【0024】そして、メモリコントローラ15には書換
可能な記憶手段であるところのフラッシュメモリ(以
下、FROMと称す)16とメモリカードインターフェ
イス17が接続され、CPU1は制御バスB1を介して
FROM16、メモリカードインターフェイス17にア
クセスする。
【0025】加えて、装置本体のスキャナ部4、プリン
タ部5、ファクシミリ送受信部11は個々に独立で動作
することができるようになっている。 [スキャナ部説明]図2を参照してスキャナ部4および
画像処理部7の構成について説明する。
【0026】スキャナ部4のスキャナCPU4aには、
照明ランプ4bを制御するランプ制御部4c、走査モー
タ4dを制御するモータドライバ4e、センサ、スイッ
チ、ソレノイド等を駆動制御する駆動部4gに接続し
て、これらを制御し、また、CCD等の光電素子20か
らの画像データについて画像処理するためのA/D変換
回路7a、解像度変換回路7b、シェーディング補正回
路7c、画質改善回路7d、2値化回路7eに接続して
これらを制御する。
【0027】また、光電素子20で読取られた画像デー
タは画像処理部7の2値化回路7eから、画像バスB3
を介してページメモリ12に送られ、ここに記憶される
ようになっている。 [プリンタ部説明]図3を参照してプリンタ部5の構成
について説明する。
【0028】プリンタ部5のプリンタCPU5aには、
メインモータ5bを駆動するメインモータドライバ5
c、センサ、スイッチ、ソレノイド等5dを駆動制御す
る駆動部5e、定着ランプ5fを制御する定着ランプ制
御部5g、帯電チャージャ5h、転写チャージャ5i、
剥離チャージャ5j、PPCチャージャ5kを制御する
高圧出力制御部5m、除電ランプ5nを制御する除電ラ
ンプ制御部5o、給紙ローラ5p、ピックアップローラ
5q用の給紙ローラ5rを制御する給紙制御部5s、電
光変換部(レーザダイオード)5t、ポリゴンモータ5
u用のレーザ駆動回路5vを駆動する変調回路5wに接
続して、これらを制御する。
【0029】このような構成のプリンタ部5により、ペ
ージメモリ12から画像バスB3を介して送られてきた
画像データはプリンタCPU5aによる制御のもと、所
定の用紙に印刷されるようになっている。 [ファクシミリ部説明]図4を参照してファクシミリ送
受信部11の構成について説明する。
【0030】ファクシミリ送受信部11のファクシミリ
CPU11aは、制御バスインターフェイス、画像バス
インターフェイス部からなるインターフェイス制御回路
11b、制御プログラムが格納されているメモリ(EP
ROM)11c、画像データを格納するメモリ(SRA
M)11d、入出力の際に画像データを圧縮・伸長する
CODEC11e、画像データを送受信する際の圧縮・
伸長のためのCODEC11f、通信回線に接続されて
例えば、公衆回線網を制御するNCU(Network Contro
l Unit)11gを介してデータの送受信を行うための変
調・復調を行うモデム11hに接続して、これらを制御
する。
【0031】このような構成のファクシミリ送受信部1
1では、ページメモリ12、画像バスB3を介して送ら
れてきた画像データに対し、圧縮等の処理を行って、通
信回線に出力するとともに、通信回線を介して受信した
画像データに伸長等の処理を施し、画像バスB3を介し
てページメモリ12に送信し、ここに一時記憶されるよ
うになっている。 [ページメモリの説明]ページメモリ12には多数のD
RAMが搭載され、画像データの蓄積、編集処理が行え
るようになっている。ページメモリ12には制御バスB
2と画像バスB3が接続されていて、両方のバスから、
ページメモリ12へ画像データの読み書きが可能なよう
になっている。また、ページメモリ12上の画像データ
に対して、画像の回転、圧縮・伸長、合成、解像度変換
といった画像処理がページメモリ12上で可能である。 [メモリカードインターフェイスの説明]メモリカード
インターフェイス17は、アドレス信号線、データ信号
線、リード・ライトのそれぞれのストローブ信号線、割
込み信号線、電源帰還信号線、チップセレクト信号線な
どを持っている。
【0032】メモリカードインターフェイス17で重要
な働きをする信号は、電源帰還信号である。この電源帰
還信号は、メモリカードCからメモリカードインターフ
ェイス17へ入力される信号であり、メモリカードCに
装置本体から電源電圧の供給がなされた場合に真となっ
て還ってくる信号である。この電源帰還信号の真偽は、
メモリカードインターフェイス17のカードスロットに
メモリカードCがセット(挿入)されているかどうかの
認識に用いられる。
【0033】装置本体が電源投入状態のときにメモリカ
ードインターフェイス17のカードスロットにメモリカ
ードCが挿入された場合には、割込み信号が真になる。 [メモリコントローラの説明]図5にCPU1から見た
メモリマップを示している。
【0034】メモリ制御手段であるところのメモリコン
トローラ15は、FROM16とメモリカードインター
フェイス17にセットされるメモリカードCとを一つの
メモリとして見なすメモリマップを形成し、そのメモリ
マップの先頭アドレスから順にCPU1の指示に従いプ
ログラムまたはデータを読出す機能を有する。通常の状
態ではFROM16はメモリマップの第1エリアにマッ
ピングつまり配置され、メモリカードCは第2エリアへ
配置される(図示Xの状態)。
【0035】メモリコントローラ15は、メモリカード
インターフェイス17の電源帰還信号を監視する。ユー
ザが装置本体の動作をリセットしたとき、または装置電
源の投入(装置電源が一旦遮断されてから投入されるこ
と)によるリセット信号が入ったとき、その直後に電源
帰還信号が真となっていれば、メモリカードCがメモリ
カードインターフェイス17のカードスロットに挿入さ
れていると認識し、FROM16をメモリマップの第2
エリアへ配置し、メモリカードCを第1エリア1へ配置
する(図示Yの状態)。
【0036】なお、装置電源が投入されている状態(ユ
ーザによる通常使用の状態)でカードスロットにメモリ
カードCが挿入された場合、電源帰還信号は真となる
が、メモリマップの変更はない(図示Zの状態)。
【0037】あくまで、メモリコントローラ15にリセ
ットがかかったとき、メモリコントローラ15は電源帰
還信号を監視し、カードスロットにおけるメモリカード
Cの有無をメモリマップに反映させる。
【0038】電源帰還信号は、メモリコントローラ15
が持つポートに状態が反映されるもので、装置本体の起
動後、装置本体の制御プログラムにより、ソフトウェア
的にカードスロットの状態を確認できる仕組みになって
いる。 [装置本体の制御プログラムの書換処理の説明]CPU
1のメモリマップにおいて、CPU1のROMエントリ
は第1エリアと一致している。すなわち、装置電源の投
入後、CPU1は第1エリアの先頭アドレスより命令を
読出して実行に入る。カードスロットにメモリカードC
が挿入されていない場合、メモリコントローラ15は第
1エリアにFROM16を配置する。ここには装置本体
の制御プログラムが格納してある。通常はこの命令をC
PU1が読出して実行する。
【0039】しかし、装置本体の機能追加や何らかの理
由で装置本体の制御プログラムを変更する必要が生じる
ことがある。以下、書換え手順を図6のフローチャート
を用いて説明する。
【0040】制御プログラムを書換える際には、更新用
制御プログラムと、その更新用制御プログラムをFRO
M16に更新記憶させるための書換プログラムとが必要
になる。この更新用制御プログラムおよび書換プログラ
ムが予め格納されたメモリカードCが用意されており、
そのメモリカードCをメモリカードインターフェイス1
7のカードスロットに挿入する(ステップ101 )。そし
て、装置本体の動作をリセットするか、または装置電源
を一度落としてから再投入する(ステップ102)。この
とき、リセット信号が真になる。
【0041】リセット信号が真になった直後、メモリコ
ントローラ15はカードインターフェイス17の電源帰
還信号を監視する。もしカードスロットにメモリカード
Cが挿入されている場合には、メモリコントローラ15
はメモリマップの第1エリアにメモリカードC、第2エ
リアにFROM16を配置する(ステップ103 )。
【0042】CPU1のROMエントリポイントは第1
エリアなので、CPU1は第1エリアの先頭アドレスか
ら命令を読出して実行に入る。この状態でのCPU1の
ROMエントリポイントに存在するのはメモリカードC
である。
【0043】メモリカードCには、先頭アドレス側に書
換プログラムが格納され、その後に更新用制御プログラ
ムが格納されている。したがって、書換プログラムが先
に読出されてCPU1により実行される(ステップ104
)。
【0044】この書換プログラムの起動により(ステッ
プ105 )、先ず制御プログラムの書換を行うか否かが装
置本体の表示部に表示され、制御プログラムの書換を行
う人に注意を促す。ここで中止を選択すれば、何も変更
なしに書換プログラムは終了する。実行が選択される
と、書換プログラムにより、更新用制御プログラムがメ
モリカードCから読出され、それが第2エリア経由でF
ROM16に更新記憶つまり上書きされる(ステップ10
6 )。FROM16への上書きの方法はデバイスにより
異なるが、大きくは次のようになされる。
【0045】すなわち、書換プログラムはFROM16
をイネーブルにし、FROM16の領域にある古い制御
プログラムをイレースし、そこに更新用制御プログラム
を書込み、FROM16をディセーブルにする。
【0046】書換終了の旨が書換プログラムによって装
置本体の表示部上に表示された後、メモリカードCをカ
ードインターフェイス17から引き抜いて除去し、装置
本体の動作にリセットをかけるか、装置電源を一度落と
して再投入すると、メモリコントローラ15は今度は第
1エリアにFROM16を配置し、第2エリアにメモリ
カードCを配置する。このFROM16に記憶されてい
るデータは新しい制御プログラムにほかならない。こう
して、CPU1は新しい制御プログラムをFROM16
より読出して実行する(ステップ107 )。
【0047】もし、制御プログラムの上書き途中で、停
電、操作ミス等による装置電源が遮断される事故があっ
たとしても、書換プログラムと更新用制御プログラム
は、メモリカードC上にあって、しかもメモリカードC
は不揮発性であるから、装置電源の再投入によりメモリ
カードCの先頭アドレスから再び書換プログラムがCP
U1にロード実行され、書換処理を確実に行う仕組みと
なる。したがって、安全かつ容易に制御プログラムを書
換えることができる。 [カードの判別]メモリカードCに格納される各種プロ
グラムのフォーマットを図7に示しており、格納される
プログラムの種類に応じて複数種のメモリカードCが用
意される。
【0048】すなわち、サービスマンが装置本体の制御
プログラムを書換えるときに使用する制御プログラム書
換カード、サービスマンが装置本体のメンテナンス情報
をダウンロードするためのサービスメンテナンスカー
ド、ユーザーが装置本体をリモートスキャナとして使用
する際に用いるユーザリモートスキャナカードなとがあ
る。
【0049】制御プログラム書換カードには、先頭アド
レスからの所定領域に書換プログラムが先ず格納され、
続いて、更新用制御プログラムが格納されている。サー
ビスメンテナンスカードおよびユーザリモートスキャナ
カードの先頭アドレスからの所定領域には、装置本体の
表示部にメモリカードCの種類をメッセージ表示するた
めのプログラムが格納されている。このプログラムは、
カードの種類をメッセージ表示した後で終了となる。
【0050】メモリアドレスは、メモリカードCを第1
エリア1または第2エリアにメモリマッピングする際の
オフセットアドレスとなる。このようにメモリカードC
の先頭アドレスからのプログラムが、制御プログラム書
換カードの場合と他のサービスメンテナンスカードおよ
びユーザリモートスキャナカードの場合とで異なること
により、サービスメンテナンスカードやユーザリモート
スキャナカードをカードスロットメモリカードにセット
したまま、誤って装置本体の動作にリセットをかけたり
装置電源の再投入を行っても、既存の制御プログラムに
は何ら影響はない。 [サービスマンによるメモリカード使用の説明]メモリ
カードCの使用方法としては、メモリカードCからのデ
ータの読出しだけでなく、メモリカードCへのデータの
書込みも可能である。
【0051】書込みの手順は、FROM16に対するの
と同様であり、メモリカードCのレジスタを操作して書
込みイネーブルの状態とし、その後特定のアドレスにデ
ータを書込む。そして、再度レジスタ操作を行い、書込
みディセーブルの状態にすることで、データの書込みが
終了となる。このメモリカードCは、不揮発性で、電源
遮断後も書込まれたデータを保持し続ける。
【0052】サービスマンメンテナンスカードを用いた
サービスマンによる装置本体のメンテナンス手順を図8
のフローチャートを用いて説明する。装置本体が起動し
た状態つまり装置電源が投入された状態でメモリカード
Cを挿入すると(ステップ201 )、メモリカードCがメ
モリマップの第2エリアへ配置されると共に、割込み信
号がCPU1に伝わる。この割込み信号により、FRO
M16内の制御プログラムは、メモリコントローラ15
のポートを読込むことでメモリカードCが挿入されてい
ることを正確に認識する。
【0053】サービスマンは、コントロールパネルの操
作によって装置本体をメンテナンスモードに切換え(ス
テップ203 )、かつメンテナンス情報のダウンロードを
選択する(ステップ204,205 )。
【0054】FROM16内の制御プログラムにより、
装置本体が持つメンテナンス情報がメモリカードCへ書
込まれる(ステップ206 )。ちなみに、ここでいうメン
テナンス情報とは、出力枚数、トナー残量、ファックス
の交信記録、停電等の事故で装置電源が遮断していた時
間の記録などが含まれる。
【0055】そして、装置本体の表示部にダウンロード
終了のメッセージが表示される(ステップ209 )。サー
ビスマンがメモリカードCをカードスロットから引き抜
くと、メンテナンス情報のダウンロードが終了となる。
【0056】メモリカードCに書込まれたメンテナンス
情報は、サービスマンがコンピュータ等のメモリカード
インターフェイスを持つ装置で読出すことができる。ま
た、装置本体のファクシミリ機能の電話番号登録もメモ
リカードCから行うことができる。メモリカードCには
コンピュータ等で作成したファクシミリ送受信用の電話
番号データが書込まれている。
【0057】サービスマンがメンテナンスモードでファ
ックス電話帳登録を選択する(ステップ203,204,207
)。すると、FROM16内の制御プログラムがメモ
リカードCから登録番号データを読込み(ステップ208
)、それを装置本体のメモリ(SRAM)11dに書
込む。
【0058】そして、装置本体の表示部に書込み終了の
メッセージが表示される(ステップ209 )。サービスマ
ンがメモリカードCをカードスロットから引き抜くと、
ファクシミリ送受信用の電話帳一括登録が終了となる。 [装置本体のリモートスキャナとしての使用方法]メモ
リカードCは、サービスマンのみならず、通常のユーザ
も使用することができる。ユーザーがメモリカードCを
使用する場合には、装置本体はリモートスキャナとして
機能する。
【0059】この場合、メモリカードCは、それを持つ
ユーザの個人のアドレス帳とリモートスキャナのモード
を起動する鍵の役割を果たす。全体のシステム構成を図
9に示している。ネットワーク1には複数台のコンピュ
ータ、複数台の複合画像形成装置(CCS)、複数台の
ファイルストレージが接続されているものとする。
【0060】同様の構成のネットワーク2があり、ネッ
トワーク1とネットワーク2とはゲートウェイで接続さ
れている。もちろん、ネットワーク形態は図に示したも
のが全てではなく、コンピュータ、複合画像形成装置、
ファイルストレージは同一ネットワーク上に存在しても
よい。
【0061】以下、ユーザによる複合画像形成装置のリ
モートスキャナとしての利用を図10のフローチャート
を参照しながら説明する。ここで、ユーザは複合画像形
成装置つまり装置本体にユーザーリモートスキャナカー
ドを挿入する(ステップ301 )。
【0062】装置本体はメモリカードCの挿入を認識す
る。この場合、装置電源の投入状態でのメモリカードC
の挿入なので、メモリコントローラ15はメモリカード
Cをメモリマップの第2エリアへ配置する。
【0063】FROM16内の制御プログラムは挿入さ
れたメモリカードCの種別を判定する(ステップ302
)。ここでメモリカードCがユーザ使用のものである
ならば、制御プログラムは装置本体のリモートスキャナ
モードを使用可能な状態に設定する。
【0064】そして、ユーザは、コントロールパネルの
操作により、装置本体のリモートスキャナモードを選択
する(ステップ303 )。このリモートスキャナモードで
は、原稿をスキャンして読取った画像データを装置本体
のプリンタ部5から出力することはせず、ネットワーク
を経由して、他の装置に転送する。なお、メモリカード
Cが挿入された状態でも、ユーザによってリモートスキ
ャナモードが選択されない限りは、装置本体では通常の
動作が可能である。
【0065】FROM16内の制御プログラムはリモー
トスキャナモードとして動作を開始する。この制御プロ
グラムはメモリカードCのアドレス・フィールドを読出
し、画像データを送信する相手の装置もしくは、その装
置がコンピュータである場合、そのコンピュータにアカ
ウント(メールアドレス)を持つユーザー名を装置本体
の表示部に表示し、ユーザに送信相手の決定を促す(ス
テップ304,305,306 )。
【0066】ユーザは、表示部の表示に従い、送信相手
をコントロールパネルの操作によって選択する(ステッ
プ305 )。このとき制御プログラムは、送信相手がコン
ピュータにアカウントを持つユーザである場合には、次
に送信するデータに付けるタイトルの入力を表示部によ
りユーザーに促す。
【0067】ユーザは、タイトルを入力後(ステップ30
7 )、通常のコピー動作と同様にスタートボタンで装置
本体のスキャナ部を駆動させ、画像データを読込ませ
る。このとき、FROM16内の制御プログラムは、メ
モリカードCのメールフィールドより、電子メールシス
テムに適合するテキスト列を読出し、それを電子メール
本体として先ほど入力したタイトルと共に装置本体から
外部に転送(送信)する(ステップ308 )。
【0068】このとき、スキャンして読取った画像デー
タは、添付ファイルとして電子メールに添付される。こ
のようにして、既存の電子メールシステムと整合性をと
ることが可能となる。また、従来の電子メールで転送し
づらい画像データの取り扱いが容易になる。
【0069】送信先が他の複合画像形成装置である場合
には、制御プログラムはメモリカードCのファックスフ
ィールドから、ユーザのファックス送信の表紙データを
読出し、それをスキャンした画像データの先頭に付加
し、送信先の複合画像形成装置へ転送(送信)する(ス
テップ305,309,310 )。
【0070】画像データを受信した他の複合画像形成装
置は、電話回線から受信した従来のファックスデータと
今回のネットワーク経由で受信した表紙付き画像データ
を区別することなく出力する。受取る側のユーザはその
出力原稿がどこを経由して転送されてきたかは関知しな
い。
【0071】以上の様に、ユーザがメモリカードCを使
用することによって、装置本体が従来のファックスや電
子メールをも包含した個人別の文書送信端末として機能
することが可能となる。 [画像データのロック]図10で、画像データの転送先
にネットワーク上のファイルストレージを選択した場
合、その画像データはメモリカードCによってロックさ
れる。このロックの目的は、ファイルストレージにある
画像データがネットワーク上の装置から参照され無尽蔵
に複写されるのを防ぐ効果がある。
【0072】すなわち、送信相手の選択段階でファイル
ストレージを選択すると(ステップ305 )、装置本体は
読込む画像データに付けるファイル名の入力をユーザー
に促す。
【0073】ユーザーはファイル名入力後(ステップ31
1 )、スタートボタンでスキャナを駆動させ、装置本体
に画像データを読込ませる。読込まれた画像データはネ
ットワーク経由でファイルストレージへ転送される(ス
テップ312 )。このとき画像データにはロックナンバー
と呼ばれる識別番号が付加される。
【0074】この時にメモリカードCのストレージフィ
ールドにファイル名とロックナンバーが書戻される(ス
テップ313 )。ファイルストレージにある画像データを
読出す場合には、メモリカードCとファイル名とロック
ナンバーが必要になる。
【0075】すなわち、ファイルストレージにある画像
データを読出す場合は、ファイルストレージに画像デー
タを転送した際に用いたユーザーリモートスキャナカー
ドをネットワーク上の任意の複合画像形成装置に挿入
し、ファイルストレージをユーザが指定することで、メ
モリカードCのストレージフィールドのデータが参照さ
れ照合される。これでロックの状態が解け、メモリカー
ドCを挿入した複合画像形成装置から画像データの出力
が可能となる。 [まとめ]何らかの理由で装置本体の制御プログラムを
変更する必要が生じた場合には、メモリカードC(制御
プログラム書換カード)を用いることにより、装置本体
の制御プログラムを安全かつ容易に変更できる。
【0076】メモリカードC(サービスメンテナンスカ
ード)を用いることにより、サービスマンによるメンテ
ナンスの手間を大幅に軽減できる。メモリカードC(ユ
ーザリモートスキャナカード)を用いることにより、当
該装置をネットワーク上のリモートスキャナとしてユー
ザが容易に利用できる。
【0077】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、第
1および第2の発明の画像形成装置は、何らかの理由で
装置本体の制御プログラムを変更する必要が生じた場合
に、装置本体の制御プログラムを安全かつ容易に変更で
きる。
【0078】第3および第4の発明の画像形成装置は、
何らかの理由で装置本体の制御プログラムを変更する必
要が生じた場合に、装置本体の制御プログラムを安全か
つ容易に変更でき、しかもサービスマンによるメンテナ
ンスの手間を大幅に軽減できる。
【0079】第5ないし第7の発明の画像形成装置は、
何らかの理由で装置本体の制御プログラムを変更する必
要が生じた場合に、装置本体の制御プログラムを安全か
つ容易に変更でき、しかもサービスマンによるメンテナ
ンスの手間を大幅に軽減でき、さらには当該装置をネッ
トワーク上のリモートスキャナとしてユーザが容易に利
用できる。
【0080】第8の発明の画像形成装置は、サービスマ
ンによるメンテナンスの手間を大幅に軽減できる。第9
の発明の画像形成装置は、当該装置をネットワーク上の
リモートスキャナとしてユーザが容易に利用できる。
【0081】第10の発明の画像形成装置は、サービス
マンによるメンテナンスの手間を大幅に軽減できるとと
もに、当該装置をネットワーク上のリモートスキャナと
してユーザが容易に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の全体の構成を概略的に示すブロック
図。
【図2】同実施例のスキャナ部の構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図3】同実施例のプリンタ部の構成を概略的に示すブ
ロック図。
【図4】同実施例のファクシミリ送受信部部の構成を概
略的に示すブロック図。
【図5】同実施例のメモリマップを示す図。
【図6】同実施例の制御プログラムの書換処理を説明す
るためのフローチャート。
【図7】同実施例のメモリカードCの種類を示す図。
【図8】同実施例のメンテナンス処理を説明するための
フローチャート。
【図9】同実施例のネットワーク構成を示す図。
【図10】同実施例のリモートスキャナとしての利用時
の処理を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU 4…スキャナ部 5…プリンタ部 11…ファクシミリ送受信部 15…メモリコントローラ(メモリ制御手段) 16…フラッシュメモリ(FROM、記憶手段) 17…メモリカードインターフェース C…メモリカード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムに従って像担持体に画像
    を形成する画像形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 更新用制御プログラムを前記記憶手段に更新記憶させる
    ためのための書換プログラムが先頭アドレス側に格納さ
    れ、その後に前記更新用制御プログラムが格納された第
    1のメモリ手段と、 所定のプログラムまたはデータが格納された第2のメモ
    リ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプ
    ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
    段と、 前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段を配
    置しその後に前記メモリ手段を配置する第1のメモリ制
    御手段と、 前記メモリマップの先頭アドレス側に前記メモリ手段を
    配置しその後に前記記憶手段を配置する第2のメモリ制
    御手段と、 この第1および第2のメモリ制御手段の処理のいずれか
    一方を選択する選択手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御プログラムに従って像担持体に画像
    を形成する画像形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 更新用制御プログラムを前記記憶手段に更新記憶させる
    ためのための書換プログラムが先頭アドレス側に格納さ
    れ、その後に前記更新用制御プログラムが格納された第
    1のメモリ手段と、 所定のプログラムまたはデータが格納された第2のメモ
    リ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプ
    ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
    段と、 装置電源が投入されている状態で前記インターフェース
    にメモリ手段がセットされたとき、前記メモリマップの
    先頭アドレス側に前記記憶手段を配置しその後に前記メ
    モリ手段を配置する第1のメモリ制御手段と、 前記インターフェースにメモリ手段がセットされた状態
    で、装置電源が投入されたときまたは装置本体の動作が
    リセットされたとき、前記メモリマップの先頭アドレス
    側に前記メモリ手段を配置しその後に前記記憶手段を配
    置する第2のメモリ制御手段と、 この第2のメモリ制御手段の処理後に前記インターフェ
    ースからメモリ手段が除去され、かつ装置電源が再投入
    されたときまたは装置本体の動作がリセットされたと
    き、前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段
    を配置しその後に前記メモリ手段を配置する第3のメモ
    リ制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 制御プログラムに従って像担持体に画像
    を形成する画像形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 更新用制御プログラムを前記記憶手段に更新記憶させる
    ためのための書換プログラムが先頭アドレス側に格納さ
    れ、その後に前記更新用制御プログラムが格納された第
    1のメモリ手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納された第2のメモリ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプ
    ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
    段と、 前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段を配
    置しその後に前記メモリ手段を配置する第1のメモリ制
    御手段と、 前記メモリマップの先頭アドレス側に前記メモリ手段を
    配置しその後に前記記憶手段を配置する第2のメモリ制
    御手段と、 この第1および第2のメモリ制御手段の処理のいずれか
    一方を選択する選択手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 制御プログラムに従って像担持体に画像
    を形成する画像形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 更新用制御プログラムを前記記憶手段に更新記憶させる
    ためのための書換プログラムが先頭アドレス側に格納さ
    れ、その後に前記更新用制御プログラムが格納された第
    1のメモリ手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納された第2のメモリ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプ
    ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
    段と、 装置電源が投入されている状態で前記インターフェース
    にメモリ手段がセットされたとき、前記メモリマップの
    先頭アドレス側に前記記憶手段を配置しその後に前記メ
    モリ手段を配置する第1のメモリ制御手段と、 前記インターフェースにメモリ手段がセットされた状態
    で、装置電源が投入されたときまたは装置本体の動作が
    リセットされたとき、前記メモリマップの先頭アドレス
    側に前記メモリ手段を配置しその後に前記記憶手段を配
    置する第2のメモリ制御手段と、 この第2のメモリ制御手段の処理後に前記インターフェ
    ースからメモリ手段が除去され、かつ装置電源が再投入
    されたときまたは装置本体の動作がリセットされたと
    き、前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段
    を配置しその後に前記メモリ手段を配置する第3のメモ
    リ制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 原稿の画像をスキャナ部で読取り、その
    読取画像をプリンタ部から印刷出力またはファクシミリ
    部から送信出力する画像形成装置において、 制御プログラムに従って像担持体に画像を形成する画像
    形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 更新用制御プログラムを前記記憶手段に更新記憶させる
    ためのための書換プログラムが先頭アドレス側に格納さ
    れ、その後に前記更新用制御プログラムが格納された第
    1のメモリ手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納された第2のメモリ手段と、 装置本体をネットワーク上のリモートスキャナとして機
    能させるためのプログラムまたはデータが格納された第
    3のメモリ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプ
    ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
    段と、 前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段を配
    置しその後に前記メモリ手段を配置する第1のメモリ制
    御手段と、 前記メモリマップの先頭アドレス側に前記メモリ手段を
    配置しその後に前記記憶手段を配置する第2のメモリ制
    御手段と、 この第1および第2のメモリ制御手段の処理のいずれか
    一方を選択する選択手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 原稿の画像をスキャナ部で読取り、その
    読取画像をプリンタ部から印刷出力またはファクシミリ
    部から送信出力する画像形成装置において、 制御プログラムに従って像担持体に画像を形成する画像
    形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 更新用制御プログラムを前記記憶手段に更新記憶させる
    ためのための書換プログラムが先頭アドレス側に格納さ
    れ、その後に前記更新用制御プログラムが格納された第
    1のメモリ手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納された第2のメモリ手段と、 装置本体をネットワーク上のリモートスキャナとして機
    能させるためのプログラムまたはデータが格納された第
    3のメモリ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側から順にプ
    ログラムまたはデータを読出して制御を実行する制御手
    段と、 装置電源が投入されている状態で前記インターフェース
    にメモリ手段がセットされたとき、前記メモリマップの
    先頭アドレス側に前記記憶手段を配置しその後に前記メ
    モリ手段を配置する第1のメモリ制御手段と、 前記インターフェースにメモリ手段がセットされた状態
    で、装置電源が投入されたときまたは装置本体の動作が
    リセットされたとき、前記メモリマップの先頭アドレス
    側に前記メモリ手段を配置しその後に前記記憶手段を配
    置する第2のメモリ制御手段と、 この第2のメモリ制御手段の処理後に前記インターフェ
    ースからメモリ手段が除去され、かつ装置電源が再投入
    されたときまたは装置本体の動作がリセットされたと
    き、前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段
    を配置しその後に前記メモリ手段を配置する第3のメモ
    リ制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 原稿の画像をスキャナ部で読取り、その
    読取画像をプリンタ部から印刷出力またはファクシミリ
    部から送信出力する画像形成装置において、 制御プログラムに従って像担持体に画像を形成する画像
    形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する書換可能なフラッシュメ
    モリと、 更新用制御プログラムを前記フラッシュメモリに更新記
    憶させるための書換プログラムが先頭アドレス側に格納
    され、その後に前記更新用制御プログラムが格納された
    不揮発性の第1のメモリ手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納された不揮発性の第2のメモリ手段と、 装置本体をネットワーク上のリモートスキャナとして機
    能させるためのプログラムまたはデータが格納された不
    揮発性の第3のメモリ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記フラッシュメモリと前記インターフェースにセット
    されるメモリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリ
    マップを形成し、そのメモリマップの先頭アドレス側か
    ら順にプログラムまたはデータを読出して制御を実行す
    る制御手段と、 装置電源が投入されている状態で前記インターフェース
    にメモリ手段がセットされたとき、前記メモリマップの
    先頭アドレス側に前記フラッシュメモリを配置しその後
    に前記メモリ手段を配置する第1のメモリ制御手段と、 前記インターフェースにメモリ手段がセットされた状態
    で、装置電源が投入されたときまたは装置本体の動作が
    リセットされたとき、前記メモリマップの先頭アドレス
    側に前記メモリ手段を配置しその後に前記フラッシュメ
    モリを配置する第2のメモリ制御手段と、 この第2のメモリ制御手段の処理後に前記インターフェ
    ースからメモリ手段が除去され、かつ装置電源が再投入
    されたときまたは装置本体の動作がリセットされたと
    き、前記メモリマップの先頭アドレス側に前記記憶手段
    を配置しその後に前記メモリ手段を配置する第3のメモ
    リ制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 制御プログラムに従って像担持体に画像
    を形成する画像形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納されたメモリ手段と、 前記メモリ手段がセットされることによりそのメモリ手
    段とのアクセスを行うインターフェースと、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップに基づきプログラムまたはデ
    ータを読出して制御を実行する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】 原稿の画像をスキャナ部で読取り、その
    読取画像をプリンタ部から印刷出力またはファクシミリ
    部から送信出力する画像形成装置において、 制御プログラムに従って像担持体に画像を形成する画像
    形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 装置本体をネットワーク上のリモートスキャナとして機
    能させるためのプログラムまたはデータが格納されたメ
    モリ手段と、 このメモリ手段がセットされることによりそのメモリ手
    段とのアクセスを行うインターフェースと、 前記記憶手段および前記インターフェースにセットされ
    るメモリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマッ
    プを形成し、そのメモリマップに基づきプログラムまた
    はデータを読出して制御を実行する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  10. 【請求項10】 原稿の画像をスキャナ部で読取り、そ
    の読取画像をプリンタ部から印刷出力またはファクシミ
    リ部から送信出力する画像形成装置において、 制御プログラムに従って像担持体に画像を形成する画像
    形成手段と、 前記制御プログラムを記憶する記憶手段と、 装置本体のメンテナンスに関わるプログラムまたはデー
    タが格納された第1のメモリ手段と、 装置本体をネットワーク上のリモートスキャナとして機
    能させるためのプログラムまたはデータが格納された第
    2のメモリ手段と、 前記各メモリ手段のいずれかがセットされることにより
    そのメモリ手段とのアクセスを行うインターフェース
    と、 前記記憶手段と前記インターフェースにセットされるメ
    モリ手段とを一つのメモリとして見なすメモリマップを
    形成し、そのメモリマップに基づきプログラムまたはデ
    ータを読出して制御を実行する制御手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007172391A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Canon Inc 電子機器の制御方法、電子機器の制御プログラム、電子機器、および記録装置
US7327488B2 (en) 2001-08-27 2008-02-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, program updating method and recording medium

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