JPH0991129A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JPH0991129A
JPH0991129A JP24584095A JP24584095A JPH0991129A JP H0991129 A JPH0991129 A JP H0991129A JP 24584095 A JP24584095 A JP 24584095A JP 24584095 A JP24584095 A JP 24584095A JP H0991129 A JPH0991129 A JP H0991129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rewriting
unit
image processing
control program
processing apparatus
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP24584095A
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English (en)
Inventor
Akinobu Nishikata
彰信 西方
Yoshihiko Suzuki
嘉彦 鈴木
Shiyoukiyou Kou
松強 黄
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御プログラムの書き換え動作中において
も、何らかの画像処理を実行可能な画像処理装置及びそ
の方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 リーダ部1内のCPUはファクシミリ部
3における受信モジュールはリーダ部1の制御プログラ
ムが書き換え中であっても動作可能であると判断し、実
際の書き換え時にファクシミリ部3へ書き換え開始コマ
ンドと共に動作可能モジュール情報を送信する。ファク
シミリ部3では該情報に従って、リーダ部1の制御プロ
グラムの書き換え中であっても、受信モジュールのみを
通常動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置及びそ
の方法に関し、例えば、画像処理装置内に具備された制
御プログラムの書き換えを行う画像処理装置及びその方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、画像処理装置における制御プ
ログラムを格納する不揮発性メモリとして、製造工程に
おいて固定データ(制御プログラム)を書き込んだマス
クROMや、製造後にプログラムの書き込みが可能なP
ROM(programmable ROM)や紫外線消去型のEPROM
(erasable PROM)が使用されていた。近年、これらに代
わるメモリとして、電気的に書き換え可能な不揮発性メ
モリであるEEPROM(electrically erasable and p
rogrammable ROM)等が開発され、画像処理装置において
もこれらを用いることが提案されている。このような書
き換え可能な不揮発性メモリを用いることにより、制御
プログラムの修正、変更の際にROM交換を行う必要が
なくなり、オンボード上で該プログラムの書き換えを行
うことが容易に可能となった。これにより、ネットワー
クを介して接続された画像処理装置であれば、遠隔地か
ら通信を用いて制御プログラムを書き換えることもでき
るようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た書き換え可能な不揮発性メモリに制御プログラムを格
納した画像処理装置において、該制御プログラムの書き
換えを行う場合には、該画像処理装置はその機能を全て
停止しておく必要があった。即ち、メモリの書き換え動
作中においては他の処理が行なえないため、処理効率が
低下してしまうという問題があった。
【0004】本発明は上述した課題を解決するためにな
されたものであり、制御プログラムの書き換え動作中に
おいても、何らかの画像処理を実行可能な画像処理装置
及びその方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ための一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構
成を備える。
【0006】即ち、制御プログラムを書き換え可能な記
憶手段に保持した画像処理装置であって、前記制御プロ
グラムに従って装置全体を制御する制御手段と、前記制
御プログラムを書き換える書き換え手段とを有し、前記
制御手段は、前記書き換え手段による書き換えの際に動
作可能な処理を指示し、前記書き換え手段による書き換
えの際に該処理の動作を許可することを特徴とする。
【0007】例えば、前記記憶手段はフラッシュROM
を含むことを特徴とする。
【0008】例えば、前記記憶手段はEEPROMを含
むことを特徴とする。
【0009】例えば、前記書き換え手段による書き換え
の際に動作可能な処理は、前記制御プログラムが直接関
与しない処理であることを特徴とする。
【0010】更に、前記書き換え可能な記憶手段とは異
なる第2の記憶手段に第2の制御プログラムを有し、前
記書き換え手段による書き換えの際に動作可能な処理
は、前記第2の制御プログラムによる処理であることを
特徴とする。
【0011】例えば、前記第2の記憶手段は書き換え不
可能であることを特徴とする。
【0012】更に、操作者に装置状態を報知する報知手
段を有し、前記報知手段は、前記書き換え手段による書
き換えの際に、書き換え中である旨を報知することを特
徴とする。
【0013】例えば、前記報知手段は、前記書き換え手
段による書き換えの際に、動作可能な処理を報知するこ
とを特徴とする。
【0014】また、制御プログラムを書き換え可能な記
憶手段に保持した画像処理装置であって、前記制御プロ
グラムに従って装置全体を制御する制御手段と、前記制
御プログラムを書き換える書き換え手段とを有し、前記
記憶手段は前記制御プログラムを複数のモジュールに分
割して保持し、前記書き換え手段は前記モジュール単位
で書き換えを行い、前記制御手段は、前記書き換え手段
による書き換えの際に動作可能な処理を前記複数のモジ
ュールから指示し、前記書き換え手段による書き換えの
際に該モジュールの動作を許可することを特徴とする。
【0015】例えば、前記制御手段は、前記書き換え手
段による書き換えの際に前記指示されたモジュールが動
作する場合、前記書き換えを中断することを特徴とす
る。
【0016】例えば、前記記憶手段はフラッシュROM
を含むことを特徴とする。
【0017】例えば、前記記憶手段はEEPROMを含
むことを特徴とする。
【0018】更に、操作者に装置状態を報知する報知手
段を有し、前記報知手段は、前記書き換え手段による書
き換えの際に、書き換え中である旨を報知することを特
徴とする。
【0019】例えば、前記報知手段は、前記書き換え手
段による書き換えの際に、動作可能な処理を報知するこ
とを特徴とする。
【0020】上述した目的を達成するための一手法とし
て、本発明の画像処理方法は以下の工程を備える。
【0021】即ち、制御プログラムを書き換え可能な記
憶手段に保持した画像処理装置における画像処理方法で
あって、前記制御プログラムを書き換える際に動作可能
な処理を指示し、書き換えの際に該処理の動作を許可す
ることを特徴とする。
【0022】また、制御プログラムを書き換え可能な記
憶手段に保持した画像処理装置における画像処理方法で
あって、前記記憶手段は前記制御プログラムを複数のモ
ジュールに分割して保持し、前記制御プログラムを前記
モジュール単位で書き換える際に動作可能な処理を前記
複数のモジュールから指示し、書き換えの際に該モジュ
ールの動作を許可することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0024】<第1実施形態>図1は本実施形態におけ
る画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に
おいて、10は画像処理装置、11はホストコンピュー
タ等の外部装置であり、所定のインタフェースにより互
いに接続されている。また、画像処理装置10におい
て、1はリーダ部、2はプリンタ部、3はファクシミリ
部、4はハードディスクである。
【0025】以下、上記構成における動作について説明
する。まず、リーダ部1は不図示の原稿台に載置された
原稿の画像を光学的に読み取り、原稿画像に応じた画像
データをプリンタ部2及びファクシミリ部3へ出力す
る。尚、本実施形態の画像処理装置10において、後述
するプログラムの書き換え対象となるメモリはリーダ部
1内に備えられているものとする。プリンタ部2は、リ
ーダ部1及びファクシミリ部3を介して入力された画像
データに応じた画像を、記録媒体上に記録する。ファク
シミリ部3はリーダ部1に接続されており、公衆電話回
線を介して受信した圧縮画像データを伸長し、該伸長し
た画像データをリーダ部1へ転送する、所謂受信処理を
行う、又、ファクシミリ部3は、リーダ部1から転送さ
れてきた画像データを圧縮し、該圧縮した画像データを
公衆電話回線を介して設定された相手先へ送信する。フ
ァクシミリ部3にはハードディスク4が接続されてお
り、受信した圧縮画像データを一時的に保存することが
できる。また、外部装置11は例えばホストコンピュー
タであり、後述する様にしてリーダ部1内のメモリの書
き換えを行う。
【0026】以下、リーダ部1及びプリンタ部2につい
て詳細に説明する。本実施形態においてはリーダ部1及
びプリンタ部2を一体の装置として備えており、図2に
その側断面図を示す。リーダ部1において、101は原
稿給送装置であり、原稿を最終頁から順に1枚ずつプラ
テンガラス102上へ給送し、原稿の読み取り動作終了
後、プラテンガラス102上の原稿を排出するものであ
る。原稿がプラテンガラス102上に搬送されると、ラ
ンプ103が点灯し、スキャナユニット104の移動が
開始されることにより、原稿が露光走査される。この時
の原稿からの反射光は、ミラー105,106,10
7、及びレンズ108によってCCDイメージセンサ
(以下CCDと称する)109へ導かれる。このように
して、プラテンガラス102上で走査された原稿の画像
データは、CCD109によって読み取られる。CCD
109から出力される画像データは、所定の画像処理が
施された後、プリンタ部2又はファクシミリ部3へ転送
される。
【0027】プリンタ部2において、221はレーザド
ライバであり、レーザ発光部201を駆動して、リーダ
部1から出力された画像データに応じたレーザ光を発光
させる。該レーザ光は感光ドラム202に照射され、感
光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像が処理され
る。この感光ドラム202の潜像の部分には現像器20
3によって現像剤が付着される。そして、レーザ光の照
射開始と同期したタイミングで、カセット204及びカ
セット205のいずれかから記録紙を給紙して転写部2
06へ搬送し、感光ドラム202に付着された現像剤を
該記録紙に転写する。現像剤ののった記録紙は定着部2
07に搬送され、加熱及び加圧されることにより、現像
剤が記録紙に定着される。定着部207を通過した記録
紙は排出ローラ208によって排出される。ソータ22
0は排出された記録紙をそれぞれのビンに収納すること
により、記録紙の仕分けを行う。尚、ソータ220にお
ける仕分けが設定されていない場合には、最上ビンに記
録紙を収納する。また、両面記録が設定されている場合
には、排出ローラ208まで記録紙を搬送した後、排出
ローラ208の回転方向を逆転させ、フラッパ209に
よって再給紙搬送路へ記録紙を導く。また、多重記録が
設定されている場合には、記録紙を排出ローラ208ま
で搬送しないように、フラッパ209によって再給紙搬
送路へ導く。再給紙搬送路へ導かれた記録紙は、上述し
たタイミングで転写部206へ給紙される。
【0028】図3に、リーダ部1の詳細ブロック構成を
示す。図3において、109はCCD、110はA/D
変換及びシェーディング補正を行うA/D・SH部、1
11は各種画像処理を行う画像処理部、113はファク
シミリ部3とのインタフェースを司るI/F部、115
は操作者により指示入力や、装置の状態報知等が行われ
る操作部、117は外部装置11とのインタフェースを
司るI/F部であり、SCSI,RS−232C等を備
えている。
【0029】114はリーダ部1の各構成を統括的に制
御するCPUであり、116はCPU114によって参
照、実行される制御プログラムを格納したメモリであ
る。メモリ116はEEPROM等によって構成され、
本実施形態において書き換え対象となるメモリである。
【0030】CCD109から出力された画像データ
は、A/D・SH部110でアナログ/デジタル変換が
行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A
/D・SH部110によって処理された画像データは画
像処理部111を介してプリンタ部2へ転送されるとと
もに、I/F部113を介してファクシミリ部3へ転送
される。CPU114は操作部115で設定された設定
内容に応じて、画像処理部111及びI/F部113を
制御する。例えば、操作部115でトリミング処理を行
って複写を行う複写モードが設定されている場合には、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてからプリ
ンタ部2へ転送させる。また、操作部115でファクシ
ミリ送信モードが設定されている場合には、画像データ
及び設定されたモードに応じた制御コマンドを、I/F
部113からファクシミリ部3へ転送させる。上述した
様に、このような処理を行うCPU114の制御プログ
ラムはメモリ116に記憶されている。また、メモリ1
16はCPU114の作業領域としても使用される。
【0031】次に、メモリ116の詳細構成について説
明する。図4は、図3に示すメモリ116の構成を示す
ブロック図である。図4において、メモリ116はフラ
ッシュROM1161,EPROM1162,RAM1
163により構成されている。また、118及び119
はそれぞれCPU114のアドレスバス及びデータバス
である。フラッシュROM1161はリーダ部1の通常
動作のための制御プログラムを記憶しており、EEPR
OM等からなる書き換え可能な不揮発性メモリである。
EPROM1162はフラッシュROM1161を書き
換える際のダウンロードプログラムを記憶している。ま
た、RAM1163はリーダ部1のバックアップデータ
の記憶、及びCPU114の作業領域として使用され
る。
【0032】以下、上述した様な構成の画像処理装置1
0において、例えば外部装置11によりリーダ部1の制
御プログラムを書き換える、所謂バージョンアップ処理
を行う場合の動作について考える。この時、外部装置1
1はホストコンピュータであり、RS−232Cのイン
タフェース117を介して図4に示すフラッシュROM
1161内に記憶する制御プログラムを画像処理装置1
0側に送信する。するとCPU114は、EPROM1
162に記憶されたダウンロードプログラムを参照しな
がら、受信した制御プログラムをフラッシュROM11
61に記憶させる。
【0033】この場合、フラッシュROM1161は書
き換えモードになっており、通常の読み出し動作はでき
ない。従って、リーダ部1では通常動作が行なえない状
態になる。そこで本実施形態においては、フラッシュR
OM1161の書き換えを行う際には、プリンタ部2お
よびファクシミリ部3にその旨を通知する。そして、プ
リンタ部2及びファクシミリ部3において、リーダ部1
が動作していなければ動作することができないモジュー
ルに関してはその動作を全て中止し、リーダ部1が動作
していなくても動作可能なモジュールに関してはそのま
ま動作を続行する。例えば本実施形態においては、ファ
クシミリ部3において公衆電話回線を介して受信した圧
縮画像データをハードディスク4に保存する機能のみ
が、リーダ部1の状態に関らず動作可能であるとする。
【0034】ここで、ファクシミリ部3の詳細構成を、
図5のブロック図に示す。図5において、31はファク
シミリ部3の動作を制御するCPUであり、32はファ
クシミリ部3における制御プログラムを保持するメモリ
である。メモリ32は書き換え不可能な不揮発性メモリ
(マスクROM等)であり、受信モジュール及び送信モ
ジュールを制御プログラムとして備えている。33,3
5はそれぞれ通信相手装置,リーダ部1とのインタフェ
ースをとるI/F部であり、34は受信画像の伸張処理
や送信画像の圧縮処理等を行う画像処理部である。尚、
ファクシミリ部3においてI/F33を介して受信され
た画像データは、画像処理部34で伸張され、ハードデ
ィスク4に格納される。
【0035】以下、図6に示すフローチャートを参照し
て、本実施形態のメモリ書き換え実行時におけるリーダ
部1の動作の詳細について説明する。図6のフローチャ
ートに示す処理はリーダ部1のフラッシュROM116
1のダウンロードを行う際の処理を示し、該処理を実現
するプログラムは、EPROM1162にダウンロード
プログラムとして予め記憶されている。該ダウンロード
プログラムは外部装置11から書き換え実行のコマンド
を受信することにより起動され、CPU114によって
実行される。
【0036】リーダ部1が外部装置11のホストコンピ
ュータより書き換え実行のコマンドを受信すると、まず
ステップS101において制御プログラムが書き換え可
能であるか否かが判定され、書き換え不可能であればス
テップS101に戻り、書き換え可能になるのを待つ。
ここで、書き換え不可能である状態としては、画像処理
装置10が現在複写処理やファクシミリ送信/受信処理
等の動作中であるか、又は、紙詰まりや紙無し等の中間
状態であるか、又は、ヒートローラの異常加熱等の何ら
かの異常状態である場合が考えられる。
【0037】ステップS101で制御プログラムが書き
換え可能であればステップS102に進み、CPU11
4はプリンタ部2、ファクシミリ部3に対して、制御プ
ログラムの書き換えが開始されたことを示す書き換え開
始コマンドを送信する。この時CPU114は、制御プ
ログラムの書き換え中であっても動作可能な機能の情報
を、送信する書き換え開始コマンドに機能情報として付
加する。
【0038】リーダ部1においては、メモリ116内に
ファクシミリ部3で動作するモジュールの一覧を備えて
いる。即ち、ファクシミリ部3における受信モジュール
と送信モジュールに関する情報を有している。尚、CP
U114が、例えばファクシミリ部3のCPU31に対
して、メモリ32内のモジュールの問い合わせを行うよ
うにしても良い。
【0039】このように、ステップS102において書
き換え開始コマンドを送信する際に、ファクシミリ部3
で動作可能なモジュールを判定することができる。例え
ば、メモリ116内の動作モジュール一覧内に、書き換
え時に動作可能か否かを示すフラグ等を設けておけば良
い。ファクシミリ部3における受信モジュールにおいて
は、受信した信号をハードディスク4に格納するため、
これはリーダ部1内のメモリ116が書き換え中であっ
ても動作可能であるが、送信モジュールではリーダ部1
が送信信号を生成する必要があるため、書き換え中には
動作不可能である。
【0040】そしてステップS103に進み、CPU1
14は書き換え実行中の動作状態を操作部115に表示
する。本実施形態においては、書き換え実行中である旨
の表示と、ファクシミリの自動受信が可能である旨の表
示を行う。
【0041】続いてステップS104に進み、フラッシ
ュROM1161に対して制御プログラムの書き換えを
実行する。この時、ステップS102で書き換え開始コ
マンドに付加された機能情報で示される機能(ファクシ
ミリ部3における受信モジュール)のみが動作可能であ
る。即ち、書き換え実行中にはファクシミリ部3におい
て電話回線を介して受信した圧縮画像データをハードデ
ィスク4に保存することが可能である。
【0042】フラッシュROM1161の書き換えが終
了するとステップS105に進み、CPU114はプリ
ンタ部2、ファクシミリ部3に制御プログラムの書き換
えが終了したことを示す書き換え終了コマンドを送信す
る。
【0043】続いてステップS106に進み、CPU1
14は操作部115に、通常動作が可能である旨の表示
を行い、その後、通常動作に戻る。例えば本実施形態に
おいては、書き換え実行中にファクシミリ部3において
受信処理が行われたのであれば、ハードディスク4に格
納されている受信データをプリンタ部2から出力する。
【0044】尚、制御プログラムの書き換えによって画
像処理装置10の機能が大きく変わってしまう場合に
は、画像処理装置10の本体電源を一旦オフにした後、
再びオンとすることによりリブートをかけても良い。こ
の場合、ステップS106において操作部115にその
旨の表示を行い、操作者にリブートを促す。
【0045】次に、図7に示すフローチャートを参照し
て、メモリ書き換え実行時におけるファクシミリ部3の
動作について詳細に説明する。
【0046】図7のフローチャートに示す処理はリーダ
部1のフラッシュROM1161のダウンロードを行う
際のファクリミリ部3における処理を示す。該処理を実
現するプログラムは、ファクシミリ部3内の不図示のR
OM等に保持されており、CPU114から書き換え開
始コマンドを受信することにより起動される。
【0047】ファクシミリ部3がリーダ部1より書き換
え開始コマンドを受信するとまずステップS201にお
いて、受信した書き換え開始コマンドに付加されている
機能情報から、ファクシミリ部3において動作可能なモ
ジュール(受信モジュール)が選択される。次にステッ
プS202に進み、ファクシミリ部3は動作可能なモジ
ュールのみを実行可能な状態にする。そしてステップS
203に進み、リーダ部1から書き換え終了コマンドを
受信したか否かを判定する。受信していなければステッ
プS202に戻り、書き換え終了コマンドを受信するま
で、ステップS202における動作可能なモジュールの
みの動作を続行する。ステップS203において書き換
え終了コマンドを受信したらステップS204に進み、
通常の動作に復帰する。
【0048】尚、本実施形態においては、制御プログラ
ムの書き換え中に動作可能なモジュールとして、ファク
リミリ部3における受信モジュールのみであるとして説
明を行ったが、リーダ部1による直接の制御を必要とし
ない機能であれば、ファクシミリ部3に限らず本発明が
適用可能である。
【0049】以上説明した様に本実施形態によれば、画
像処理装置の制御プログラムの書き換え中であっても、
該制御プログラムの動作に関らず動作可能な機能に関し
てはそのまま動作を続行することができる。従って、画
像処理装置を効率良く稼働させながら、適宜バージョン
アップを行うことができる。
【0050】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0051】図8は、第2実施形態における画像処理装
置の構成を示すブロック図である。図8において、51
はリーダ部であり、不図示の原稿台に載置された原稿画
像を読み取り、該原稿画像に応じた画像データをプリン
タ部52及び画像入出力制御部53へ出力する。プリン
タ部52はリーダ部51及び画像入出力制御部53から
転送されてくる画像データに応じた画像を、記録紙上に
記録して出力する。画像入出力制御部53はリーダ部5
1に接続されており、ファクシミリ部54,ファイル部
55,コンピュータインターフェース部57,フォーマ
ッタ部58,イメージメモリ部59,コア部60等から
なる。
【0052】ファクシミリ部54は、公衆電話回線を介
して受信した圧縮画像データを伸長し、該伸長された画
像データをコア部60へ転送する。又、コア部60から
転送されてき画像データを圧縮し、該圧縮された画像デ
ータを公衆電話回線を介して指定された宛て先へ送信す
る。ファクシミリ部54にはハードディスク62が接続
されており、受信した圧縮画像データを一時的に保存す
ることができる。
【0053】ファイル部55には光磁気ディスクドライ
ブユニット56が接続されている。ファイル部55はコ
ア部60から転送されてきた画像データを圧縮し、光磁
気ディスクドライブユニット56にセットされた着脱可
能な光磁気ディスクに、該画像データを検索するための
キーワードとともに記憶させる。又、ファイル部55は
コア部60を介して転送されてきたキーワードに基づい
て、光磁気ディスクに記憶されている圧縮画像データを
検索する。そして、検索された圧縮画像データを読み出
して伸長し、該伸長された画像データをコア部60へ転
送する。
【0054】コンピュータインターフェース部57は、
パーソナルコンピュータ又はワークステーション(PC
/WS)61とコア部60の間のインターフェースを司
る部分である。フォーマッタ部58はPC/WS61か
ら転送されてきた、画像を表現すりコードデータをプリ
ンタ部52で記録可能な形式の画像データに展開するも
のである。イメージメモリ部59はPC/WS61から
転送されてきたデータを一時的に記憶するものである。
【0055】尚、コア部60の詳細については後述する
が、コア部60はリーダ部51,ファクシミリ部54,
ファイル部55,コンピュータインターフェース部5
7,フォーマッタ部58,イメージメモリ部59のそれ
ぞれの間のデータの流れを制御するものである。また、
第2実施形態においては、外部装置63をホストコンピ
ュータとして、リーダ部51内のメモリの書き換えを行
うものとする。
【0056】尚、第2実施形態においてはリーダ部1及
びプリンタ部2を一体の装置として備えるが、その側断
面図は上述した第1実施形態に示す図2と同様であるた
め、説明を省略する。
【0057】図9に、リーダ部51の詳細ブロック構成
を示す。図9において、159はCCD、150はA/
D変換及びシェーディング補正を行うA/D・SH部、
151は各種画像処理を行う画像処理部、153は画像
入出力制御部53とのインタフェースを司るI/F部、
155は操作者により指示入力や、装置の状態報知等が
行われる操作部、157は外部装置11とのインタフェ
ースを司るI/F部であり、SCSI,RS−232C
等を備えている。
【0058】154はリーダ部51の各構成を統括的に
制御するCPUであり、156はCPU154によって
参照、実行される制御プログラムを格納したメモリであ
る。メモリ156はEEPROM等によって構成され、
本実施形態において書き換え対象となるメモリである。
【0059】CCD159から出力された画像データ
は、A/D・SH部150でアナログ/デジタル変換が
行われるとともに、シェーディング補正が行われる。A
/D・SH部150によって処理された画像データは画
像処理部151を介してプリンタ部2へ転送されるとと
もに、I/F部153を介して画像入出力制御部53の
コア部60へ転送される。CPU154は操作部155
で設定された設定内容に応じて、画像処理部151及び
I/F部153を制御する。例えば、操作部155でト
リミング処理を行って複写を行う複写モードが設定され
ている場合には、画像処理部151でトリミング処理を
行わせてからプリンタ部2へ転送させる。また、操作部
155でファクシミリ送信モードが設定されている場合
には、画像データ及び設定されたモードに応じた制御コ
マンドを、I/F部153からコア部60へ転送させ
る。上述した様に、このような処理を行うCPU154
の制御プログラムはメモリ156に記憶されている。ま
た、メモリ156はCPU154の作業領域としても使
用される。
【0060】図10に、コア部60の詳細ブロック構成
を示す。コア部60内において、120が画像入出力制
御部53における他の構成とのインタフェースをとるI
/F部、121は画像処理を行うデータ処理部、122
はリーダ部51とのインタフェースをとるI/F部、1
23はコア部60全体の制御を行うCPU、124はC
PU123によって実行される制御プログラムを格納し
たメモリである。
【0061】リーダ部51から転送されてきた画像デー
タ及び制御コマンドは、それぞれデータ処理部121及
びCPU123へ入力される。転送されてきた画像デー
タは、データ処理部121で回転や変倍等の画像処理が
施され、制御コマンドの内容に応じて、I/F部120
を介してファクシミリ部54,ファイル部55,コンピ
ュータインターフェース部57のいずれかへ転送され
る。
【0062】また、コンピュータインターフェース57
を介して入力される、画像を表すコードデータは、デー
タ処理部121に転送された後にフォーマッタ部58へ
転送される。そしてフォーマッタ部58で画像データに
展開された後、該画像データはデータ処理部121に転
送され、ファクシミリ部54やプリンタ部52へ転送さ
れる。
【0063】ファクシミリ部54からの画像データは、
データ処理部121へ転送された後、プリンタ部52や
ファイル部55,コンピュータインターフェース部57
のいずれかへ転送される。また、ファイル部55からの
画像データは、データ処理部121へ転送された後、プ
リンタ部52やファクシミリ部54,コンピュータイン
ターフェース部57へ転送される。
【0064】CPU123は、メモリ124に記憶され
ている制御プログラム、及びリーダ部51から転送され
てくる制御コマンドに従って、上述したような制御を行
う。尚、メモリ124はCPU123の作業領域として
も使用される。
【0065】以上説明した様に第2実施形態の画像処理
装置においては、コア部60を中心に、原稿画像の読み
取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の保存、コ
ンピュータからのデータの入出力等の機能を複合させた
処理を行うことが可能である。
【0066】次に、リーダ部51内のメモリ156の詳
細構成について説明する。図11は、図9に示すメモリ
156の構成を示すブロック図である。図11におい
て、メモリ156はフラッシュROM1561及びRA
M1562により構成されている。また、158及び1
59はそれぞれCPU154のアドレスバス及びデータ
バスである。フラッシュROM1561はリーダ部51
の通常動作のための制御プログラムを記憶しており、E
EPROM等の書き換え可能な不揮発性メモリである。
また、RAM1563はリーダ部51のバックアップデ
ータの記憶、及びCPU154の作業領域として使用さ
れる。
【0067】ここで図12に、フラッシュROM156
1の内部構成を示す。図12に示す様に、フラッシュR
OM1561は1100〜1115で示す16ブロック
に分割され、各ブロック毎に個別のモジュールが格納さ
れている。フラッシュROM1561は、書き換えを行
う際に通常の読み出し動作ができない書き換えモードと
なるが、書き換えを一時中断することで、読み出し動作
が可能となる。また、フラッシュROM1561は書き
換えを該ブロック単位で行うことができる。
【0068】図12に示すフラッシュROM1561に
おいて、ブロック1100にはフラッシュROM156
1を書き換える際にCPU154によって参照されるダ
ウンロードプログラムが記憶されており、このブロック
のみ、書き換えを禁止するためにハード的にプロテクト
がかけられている。他のブロックに対して書き換えを行
う際には、CPU154はブロック1100に記憶され
たダウンロードプログラムをRAM1562に転送し、
該転送されたプログラムを参照しながら制御を行う。ま
た、ブロック1101からブロック1107まではリー
ダ部51に関する制御プログラムを記憶している。ま
た、ブロック1108からブロック1112までは各操
作部のプログラムを記憶しており、ブロック1113か
らブロック1115は予備領域とする。
【0069】以下、上述した様な構成をなす第2実施形
態の画像処理装置において、例えば外部装置63により
リーダ部51の制御プログラムを書き換える、所謂バー
ジョンアップ処理を行う場合の動作について考える。こ
の時、外部装置63はホストコンピュータであり、RS
−232Cのインタフェース157を介して図11に示
すフラッシュROM1561内に記憶する制御プログラ
ムを画像処理装置側に送信する。するとCPU154
は、RAM1562に転送されたダウンロードプログラ
ムを参照しながら、受信した制御プログラムをフラッシ
ュROM1561に記憶させる。
【0070】第2実施形態におけるフラッシュROM1
561は、書き換えモード時は通常の読み出しができな
くなるが、書き換えを一時中断することで読み出しが可
能となる。そこで第2実施形態においては、フラッシュ
ROM1561の書き換えを行う際に以下のような制御
を行う。
【0071】即ち、書き換えるブロックと無関係なブロ
ック内のプログラムを組み合わせて実行できるモジュー
ルに関しては、読み出し可能とする。そして、書き換え
モード時に実行可能なモジュールに対して実行命令が発
生した場合には、書き換えを一時中断して実行可能なモ
ジュールに対する動作を優先的に行い、該動作が終了し
た後、再度書き換えを行う。例えば、フラッシュROM
1561内の制御プログラムに対して、特に図12のブ
ロック1111に示すファイル操作部における機能を追
加するための書き換えが行われる場合について考える
と、この場合、コピー,ファクシミリ,プリンタの各操
作部(それぞれブロック1109,1110,1112
に対応)に関しては、通常の処理を行うことが許可され
る。
【0072】次に、図13に示すフローチャートを参照
して、メモリ書き換え実行時におけるリーダ部51の動
作について詳細に説明する。図13のフローチャートに
示す処理はリーダ部51のフラッシュROM1561の
ダウンロードを行う際の処理を示し、該処理を実現する
プログラムは、フラッシュROM1561のブロック1
100に予め記憶されている。該ダウンロードプログラ
ムは外部装置11から書き換え実行のコマンドを受信す
ることによりRAM1562に転送され、CPU154
によって実行される。
【0073】リーダ部51が外部装置11のホストコン
ピュータより書き換え実行のコマンドを受信すると、ま
ずステップS301において制御プログラムが書き換え
可能であるか否かが判定され、書き換え不可能であれば
ステップS301に戻り、書き換え可能になるのを待
つ。ここで、書き換え不可能である状態としては、画像
処理装置10が現在複写処理やファクシミリ送信/受信
処理等の動作中であるか、又は、紙詰まりや紙無し等の
中間状態であるか、又は、ヒートローラの異常加熱等の
何らかの異常状態である場合が考えられる。
【0074】ステップS301で制御プログラムが書き
換え可能であればステップS302に進み、CPU15
4は書き換え対象であるブロック内のモジュールに関す
る機能を全て休止させる。例えば、上述した様にブロッ
ク1111に示すファイル操作モジュールに対する書き
換えが行われる場合、CPU154はこれよりファイル
操作が不可能となる旨を操作部155に表示し、画像入
出力制御部53へファイル部55が無効であることを示
すコマンドを発行する。尚、この時、操作部155にお
いて、ファイル操作に関する表示を全て停止しても良
い。
【0075】次にステップS303に進み、画像処理装
置は書き換えモードに移行する。そしてステップS30
4において、フラッシュROM1561に対して制御プ
ログラム(この場合ブロック1111のみ)の書き換え
を実行する。
【0076】そしてフラッシュROM1561の書き換
えが終了するとステップS305に進み、書き換えモー
ドを終了する。続いてステップS306において、ステ
ップS302で書き換えのために休止させたモジュール
を再起動する。
【0077】以上説明した様にして第2実施形態におけ
るメモリ書き換え処理が実行されるが、第2実施形態に
おいては、上述した様にメモリ書き換え中においても他
の操作を優先して実行することを特徴とする。以下、書
き換え処理中の割込み中断処理について、図14のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0078】上述した図13のステップS304に示す
書き換え処理実行中において、何らかの動作可能モジュ
ールに対する実行要求の割込みを受けたとする。例え
ば、図12に示すブロック1112のプリンタ操作部内
のモジュールに対するプリント実行命令等が、この割込
み要求に該当する。するとCPU154は割込み中断処
理を開始する。まずステップS311において、CPU
154はフラッシュROM1561のブロック1111
に対する書き換えを一時中断し、フラッシュROM15
61を読み出し可能な状態にする。
【0079】次に、ステップS312に進み、動作要求
があった動作可能モジュールを実行する。そして該モジ
ュールの動作が終了したらステップS313に進み、他
の動作可能モジュールに対する動作要求割り込みが有る
か否かを判定する。他のモジュールに対する割込みがあ
った場合、処理はステップS312に戻って当該モジュ
ールを実行する。
【0080】一方、ステップS313において他の割込
みがなければステップS314に進み、ステップS31
1による書き換え処理の一時中断を解除しフラッシュR
OM1561を書き換え可能な状態にする。
【0081】そして、図13に示すステップS304に
戻り、書き換え処理を再開することができる。
【0082】以上説明した様に第2実施形態によれば、
画像処理装置の制御プログラムの書き換え中であって
も、優先度の高い処理については、書き換え処理を中断
して該処理を実行し、その終了後に書き換え処理を再実
行することができる。従って、画像処理装置を効率良く
稼働させながら、適宜バージョンアップを行うことがで
きる。
【0083】また、本発明は、ホストコンピュータ、イ
ンタフェース、プリンタ等の複数の機器から構成される
システムに適用しても、複写機等の1つの機器からなる
装置に適用しても良い。また、本発明はシステム或は装
置にプログラムを供給することによって実施される場合
にも適用できることは言うまでもない。この場合、本発
明に係るプログラムを格納した記憶媒体が本発明を構成
することになる。そして、該記憶媒体からそのプログラ
ムをシステム或は装置に読み出すことによって、そのシ
ステム或は装置が、予め定められた仕方で動作する。
【0084】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、画像
処理装置の制御プログラムの書き換え中であっても、該
制御プログラムの動作に関らず動作可能な機能に関して
はそのまま動作を続行することができる。
【0085】また、制御プログラムの書き換え中であっ
ても、優先度の高い処理については、書き換え処理を中
断して該処理を実行し、その終了後に書き換え処理を再
実行することができる。
【0086】従って、本発明によれば、画像処理装置を
効率良く稼働させながら、適宜バージョンアップを行う
ことができる。
【0087】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態における画像処理装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態におけるリーダ部1及びプリンタ部
2を一体とした装置の側断面図である。
【図3】本実施形態のリーダ部1の構成を示すブロック
図である。
【図4】本実施形態のメモリ116の詳細構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本実施形態のファクシミリ部3の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】本実施形態においてリーダ部1内の制御プログ
ラムを書き換える処理を示すフローチャートである。
【図7】本実施形態において制御プログラムを書き換え
る際のファクシミリ部3の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明に係る第2実施形態における画像処理装
置の構成を示すブロック図である。
【図9】第2実施形態におけるリーダ部51の構成を示
すブロック図である。
【図10】第2実施形態におけるコア部60の構成を示
すブロック図である。
【図11】第2実施形態におけるメモリ156の詳細構
成を示すブロック図である。
【図12】第2実施形態におけるフラッシュROM15
61のメモリ構成を示す図である。
【図13】第2実施形態においてリーダ部1内の制御プ
ログラムを書き換える処理を示すフローチャートであ
る。
【図14】第2実施形態において制御プログラムを書き
換える際の割込み処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 ファクシミリ部 4 ハードディスク 11 外部装置 111 画像処理部 114 CPU 115 操作部 116 メモリ 1161 フラッシュROM 1162 EPROM 1163 RAM

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムを書き換え可能な記憶手
    段に保持した画像処理装置であって、 前記制御プログラムに従って装置全体を制御する制御手
    段と、 前記制御プログラムを書き換える書き換え手段とを有
    し、 前記制御手段は、前記書き換え手段による書き換えの際
    に動作可能な処理を指示し、前記書き換え手段による書
    き換えの際に該処理の動作を許可することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段はフラッシュROMを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段はEEPROMを含むこと
    を特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記書き換え手段による書き換えの際に
    動作可能な処理は、前記制御プログラムが直接関与しな
    い処理であることを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記書き換え可能な記憶手段とは
    異なる第2の記憶手段に第2の制御プログラムを有し、 前記書き換え手段による書き換えの際に動作可能な処理
    は、前記第2の制御プログラムによる処理であることを
    特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の記憶手段は書き換え不可能で
    あることを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、操作者に装置状態を報知する報知
    手段を有し、 前記報知手段は、前記書き換え手段による書き換えの際
    に、書き換え中である旨を報知することを特徴とする請
    求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記報知手段は、前記書き換え手段によ
    る書き換えの際に、動作可能な処理を報知することを特
    徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 制御プログラムを書き換え可能な記憶手
    段に保持した画像処理装置であって、 前記制御プログラムに従って装置全体を制御する制御手
    段と、 前記制御プログラムを書き換える書き換え手段とを有
    し、 前記記憶手段は前記制御プログラムを複数のモジュール
    に分割して保持し、 前記書き換え手段は前記モジュール単位で書き換えを行
    い、 前記制御手段は、前記書き換え手段による書き換えの際
    に動作可能な処理を前記複数のモジュールから指示し、
    前記書き換え手段による書き換えの際に該モジュールの
    動作を許可することを特徴とする画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記書き換え手段に
    よる書き換えの際に前記指示されたモジュールが動作す
    る場合、前記書き換えを中断することを特徴とする請求
    項9記載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記記憶手段はフラッシュROMを含
    むことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記記憶手段はEEPROMを含むこ
    とを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 更に、操作者に装置状態を報知する報
    知手段を有し、 前記報知手段は、前記書き換え手段による書き換えの際
    に、書き換え中である旨を報知することを特徴とする請
    求項9記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記報知手段は、前記書き換え手段に
    よる書き換えの際に、動作可能な処理を報知することを
    特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 制御プログラムを書き換え可能な記憶
    手段に保持した画像処理装置における画像処理方法であ
    って、 前記制御プログラムを書き換える際に動作可能な処理を
    指示し、書き換えの際に該処理の動作を許可することを
    特徴とする画像処理方法。
  16. 【請求項16】 制御プログラムを書き換え可能な記憶
    手段に保持した画像処理装置における画像処理方法であ
    って、 前記記憶手段は前記制御プログラムを複数のモジュール
    に分割して保持し、 前記制御プログラムを前記モジュール単位で書き換える
    際に動作可能な処理を前記複数のモジュールから指示
    し、書き換えの際に該モジュールの動作を許可すること
    を特徴とする画像処理方法。
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