JPH1024640A - 画像形成システム及びその制御方法 - Google Patents

画像形成システム及びその制御方法

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JPH1024640A
JPH1024640A JP8179367A JP17936796A JPH1024640A JP H1024640 A JPH1024640 A JP H1024640A JP 8179367 A JP8179367 A JP 8179367A JP 17936796 A JP17936796 A JP 17936796A JP H1024640 A JPH1024640 A JP H1024640A
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job
image forming
environment
forming apparatus
unit
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JP8179367A
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Hiroshi Sumio
弘 角尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定のジョブを実行時、予期せぬ結果を防止
できる画像形成システム及びその制御方法を提供する。 【解決手段】 ネットワークを介してコンピュータから
印刷ジョブの実行環境を入力し(S101,S10
2)、画像形成装置でその実行環境と画像形成装置の環
境とを比較し(S103)、その結果、一致していなけ
ればその旨操作パネルに表示し(S106)、印刷ジョ
ブの実行をキャンセルする(S108)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータと、
前記コンピュータとネットワークを介して接続される画
像形成装置とで構成される画像形成システム及びその制
御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばLIPSやPCL、PostSc
ript等のPDLプリンタで代表される画像形成装置にお
いては、コンピュータに接続され、印刷ジョブを作成す
る際に給紙カセットを選択するなどにより、画像形成す
る用紙のサイズを変更したり、用紙の種類を変更するこ
とが可能である。また、ファクス装置やファイル装置と
連動可能な画像形成装置では、接続されたコンピュータ
側の指定によってメモリ上に描画した画像を印刷する代
わりに、ファクスしたり、ファイル化したりすることも
可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、コンピュータ側で、画像形成装置に装備
されている拡張機能や給紙カセット等の環境を想定し、
画像形成ジョブを、画像形成装置に送っても実際に画像
を形成する際に、当初意図した環境とは異なった環境の
ため、意図しない結果が得られる場合が多かった。
【0004】例えば、印刷ジョブを作成する時には、第
一段目のカセットに赤色の紙が装着されており、ユーザ
ーがその紙を利用するつもりで、第一段目のカセットを
選択して出力するJOBを作成しても、実際にJOBを
実行するまでの間に第一段目のカセットが空になり、白
い紙が補給されるなどにより、実際のJOB実行時に
は、第一段目のカセットに装着された白い紙に印字され
てしまうなどの不具合があった。
【0005】また、一般的に、出力ジョブを作成するタ
イミングと、そのジョブが画像形成されるタイミングと
は、必ずしも一致せず、ジョブを作成時に、画像形成装
置の持つ環境や想定した環境と、実際に画像を形成する
際に画像形成装置の持つ環境とが異なる場合、例えばジ
ョブを作成する時には、給紙カセット1に赤色の紙が装
着されており、その赤色の紙を選択するつもりで給紙カ
セット1を選択しても、実際にジョブを実行する時には
給紙カセット1には、白色の紙がセットされていたなど
により、予想と異なる結果が得られてしまうことがしば
しばあった。
【0006】また、ジョブを作成する時に、画像形成装
置にファクス機能が実際には装着されていないにもかか
わらず、装着されていると誤解し、形成した画像をファ
クス送信するジョブを作成して実行しようとすると、実
際にはファクス機能がないため、ジョブを実行できない
などの問題もあった。更に、ファイル装置に画像記憶媒
体が装着されていないにもかかわらず、画像をファイル
化するジョブを作成し実行しようとすると、実際には記
憶媒体がないため、ジョブを実行できない等の問題があ
った。
【0007】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、所定のジョブを実行時、予期せぬ結果を防
止できる画像形成システム及びその制御方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、コンピュータとネットワークを介して接
続される画像形成装置で構成される画像形成システムに
おいて、コンピュータに、所定のジョブの実行環境を含
むジョブ情報をネットワークを介して伝達する伝達手段
を備え、画像形成装置に、前記ネットワークを介して伝
達されたジョブ情報に含まれるジョブの実行環境と画像
形成装置の環境とを比較する比較手段と、前記比較手段
での比較結果に応じて前記ジョブの実行を制御する制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0009】かかる構成において、コンピュータから所
定のジョブの実行環境を含むジョブ情報をネットワーク
を介して伝達し、画像形成装置でそのジョブ情報に含ま
れるジョブの実行環境と画像形成装置の環境とを比較
し、その比較結果に応じてそのジョブの実行を制御する
ように動作する。
【0010】また上記目的を達成するために、本発明
は、コンピュータとネットワークを介して接続される画
像形成装置で構成される画像形成システムの制御方法に
おいて、コンピュータから所定のジョブの実行環境を含
むジョブ情報をネットワークを介して伝達し、画像形成
装置で、前記ネットワークを介して伝達されたジョブ情
報に含まれるジョブの実行環境と画像形成装置の環境と
を比較し、その比較結果に応じて前記ジョブの実行を制
御することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に係る実施の形態を詳細に説明する。
【0012】図1は、実施形態における画像形成装置の
構成を示すブロック図である。図示するように、画像形
成装置はリーダ部1、プリンタ部2、及び画像入出力部
3で構成され、リーダ部1は原稿の画像を読み取り、原
稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及び画像入出
力制御部3へ出力する。また、プリンタ部2はリーダ部
1や画像入出力制御部3からの画像データに応じた画像
を記録紙上に記録する。そして、画像入出力制御部3は
リーダ部1に接続されており、ファクス部4、ファイル
部5、ネットワーク・インターフェース部7、フォーマ
ッタ部8、イメージメモリ部9、コア部10等で構成さ
れている。
【0013】ここで、画像入出力制御部3の各部につい
て詳細に説明する。ファクス部4は電話回線13を介し
て受信した圧縮画像データを伸長し、伸長された画像デ
ータをコア部10へ転送する一方、コア部10から転送
された画像データを圧縮し、圧縮された圧縮画像データ
を電話回線13を介して送信する。また、ファクス部4
にはハードディスク12が接続されており、受信した圧
縮画像データを一時的に保存することができる。ファイ
ル部5には光磁気ディスク・ドライブユニット6が接続
されており、ファイル部5にはコア部10から転送され
た画像データを圧縮し、その画像データを検索するため
のキーワード等の属性情報と共に光磁気ディスク・ドラ
イブユニット6にセットされた光磁気ディスクに記憶さ
せる。また、ファイル部5はコア部10を介して転送さ
れたキーワードに基づいて光磁気ディスクに記憶されて
いる圧縮画像データを検索し、検索された圧縮画像デー
タを読み出して伸張し、伸長された画像データをコア部
10へ転送する。
【0014】ネットワーク・インターフェース部7はパ
ーソナル・コンピュータ又はワークステーション(PC
/WS)11とコア部10との間のネットワーク・イン
ターフェースである。フォーマッタ部8はPC/WS1
1から転送された画像を表わすコードデータをプリンタ
部2で記録できる画像データに展開するものである。イ
メージメモリ部9はPC/WS11から転送されたデー
タを一時的に記憶するものである。尚、コア部10につ
いては後述するが、コア部10はリーダ部1、ファクス
部4、ファイル部5、ネットワーク・インターフェース
部7、フォーマッタ部8、イメージメモリ部9のそれぞ
れの間のデータの流れを制御するものである。
【0015】図2は、リーダ部1及びプリンタ部2の構
造を示す断面図である。リーダ部1において、原稿給送
装置101は原稿を最終順に1枚ずつプラテンガラス1
02上へ給送し、原稿の読み取り動作終了後、プラテン
ガラス102上の原稿を排出するものである。原稿がプ
ラテンガラス102上に搬送されると、ランプ103を
点灯し、そしてスキャナユニット104の移動を開始さ
せて原稿を露光走査する。この時の原稿からの反射光
は、ミラー105,106,107、及びレンズ108
によってCCDイメージセンサ(以下CCDという)1
09へ導かれる。このように、走査された原稿の画像は
CCD109によって読み取られ、CCD109から画
像データとして出力され、所定の処理が施された後、プ
リンタ部2及び画像入出力制御部3のコア部10へ転送
される。
【0016】一方、プリンタ部2において、レーザ発光
部201は不図示のレーザドライバーによって駆動さ
れ、リーダ部1から出力された画像データに応じたレー
ザ光を発光させる。このレーザ光は感光ドラム202に
照射され、感光ドラム202にはレーザ光に応じた潜像
が形成される。この感光ドラム202の潜像の部分には
現像器203によって現像剤が付着される。そして、レ
ーザ光の照射開始と同期したタイミングで、カセット2
04又はカセット205のいずれかから記録紙を給紙し
て転写部206へ搬送し、感光ドラム202に付着され
た現像剤を記録紙に転写する。現像剤の乗った記録紙は
定着部207に搬送され、定着部207の熱と圧力によ
り現像剤が記像紙に定着される。定着部207を通過し
た記録紙は排出ローラ208によって排出され、ソータ
220が排出された記録紙をそれぞれのビンに収納して
記録紙の仕分けをしたり、仕分けされた記録紙のステイ
プルを行う。
【0017】尚、ソータ220は仕分けが設定されてい
ない場合は最上ビンに記録紙を収納する。また、両面記
録が設定されている場合は、排出ローラ208のところ
まで記録紙を搬送した後、排出ローラ208の回転方向
を逆転させ、フラッパ209によって再給紙搬送路21
0へ導く。更に、多重記録が設定されている場合は、記
録紙を排出ローラ208まで搬送しないようにフラッパ
209によって再給紙搬送路210へ導く。そして、再
給紙搬送路210へ導かれた記録紙は上述したタイミン
グで転写部206へ給紙される。
【0018】図3は、上述のリーダ部1の構成を示すブ
ロック図である。まずCCD109から出力された画像
データはA/D・SH部110でアナログ/デジタル変
換が行われると共に、シェーディング補正が行われる。
次に、A/D・SH部110によって処理された画像デ
ータは画像処理部111を介してプリンタ部2へ転送さ
れると共に、インターフェース部113を介して画像入
出力制御部3のコア部10へ転送される。CPU114
は操作部115で設定された設定内容に応じて画像処理
部111及びインターフェース113を制御する。
【0019】例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う複写モードが設定されている場合は、
画像処理部111でトリミング処理を行わせてプリンタ
部2へ転送させる。また、操作部115でファクシミリ
送信モードが設定されている場合は、インターフェース
113を介して画像データと設定モードに応じた制御コ
マンドをコア部10へ転送させる。
【0020】このようなCPU114の制御プログラム
はメモリ116に記憶されており、CPU114はメモ
リ116を参照しながら制御を行う。また、メモリ11
6はCPU114の作業領域としても使われる。
【0021】図4は、上述のコア部10の構成を示すブ
ロック図である。ここで、リーダ部1からの画像データ
はデータ処理部121へ転送されると共に、リーダ部1
からの制御コマンドはCPU123へ転送される。デー
タ処理部121は画像の回転処理や変倍処理などの画像
処理を行うものであり、リーダ部1からデータ処理部1
21へ転送された画像データはリーダ部1から転送され
た制御コマンドに応じてインターフェース120を介し
てファクス部4、ファイル部5、ネットワーク・インタ
ーフェース部7へ転送される。また、ネットワーク・イ
ンターフェース部7を介して入力された画像を表すコー
ドデータは、データ処理部121に転送された後、フォ
ーマッタ部8へ転送されて画像データに展開され、この
画像データはデータ処理部121に転送された後、ファ
クス部4、プリンタ部2、ファイル部5へ転送される。
【0022】ファクス部4からの画像データは、データ
処理部121へ転送された後、プリンタ部2やファイル
部5、ネットワーク・インターフェース部7へ転送され
る。また、ファイル部5からの画像データは、データ処
理部121へ転送された後、プリンタ部2やファクス部
4、ネットワーク・インターフェース部7へ転送され
る。CPU123はメモリ124に記憶されている制御
プログラム及びリーダ部1から転送された制御コマンド
に従ってこのような制御を行う。また、メモリ124は
CPU123の作業領域としても使われる。
【0023】このように、コア部10を中心に、原稿画
像の読み取り、画像のプリント、画像の送受信、画像の
保存、コンピュータからのデータの入出力などの機能を
複合させた処理を行うことが可能である。
【0024】以上説明したように、ネットワーク・イン
ターフェース部7に接続されたPC/WS11はその装
置上で画像形成装置が処理を行う内容をジョブとして作
成し、ネットワークを通じて画像形成装置に伝達する。
これにより、画像形成装置では、そのジョブの内容に従
い、フォーマッタ部8で画像を形成し、プリンタ部2を
経由して用紙上に画像を形成し出力したり、フォーマッ
タ部8にて画像を形成した後、ファイル部5に転送し、
光磁気ディスク・ドライブユニット6にて記録したり、
フォーマッタ部8にて画像を形成し、ファクス部4に転
送して電話回線13を通じて画像を他のファクシミリ装
置に転送することが可能である。
【0025】[第1の実施形態]以上の構成において、
画像形成装置がジョブを受け取り、実行する際の動作に
ついて説明する。
【0026】図5は、第1の実施形態におけるジョブ実
行時の処理を示すフローチャートである。第1の実施形
態では、受け取ったジョブが画像形成装置の持つ環境で
実現できない場合、操作部115にその旨警告を表示
し、ユーザにキャンセルさせるものであり、コア部10
のCPU123がPC/WS11からジョブを受け取
り、実行するものである。
【0027】まず、ステップS101において、PC/
WS11からネットワーク・インターフェース7を経由
してジョブが入力されるのを待つ。この時、一般的に、
PC/WS11で作成されたジョブは一旦、PC/WS
11内に保存された後、画像形成装置に転送されるた
め、ジョブを作成した時刻と、ジョブが画像形成装置に
送られて来た時刻とは時間的にずれがある。ここで、ジ
ョブ入力があった場合はステップS102に進み、その
ジョブを取得する。そして、ステップS103におい
て、ジョブデータ内に記載されている環境情報と、実際
の環境情報とを比較する。
【0028】図6は、実施形態におけるジョブのデータ
構造を示す図である。同図において、301はジョブを
実行する際に必要な環境情報であり、例えばジョブで使
用を予定している用紙の種類や、ジョブで使用している
画像形成装置内のオプション機能の種類などの情報が記
述される。そして、302はジョブ詳細指示であり、3
03は印刷コマンドである。
【0029】次に、ステップS104において、ジョブ
を実行する際に必要な環境と、実際の画像形成装置の環
境情報との比較結果が一致しているか否かを調べる。こ
こで一致している場合はステップS105に進み、その
ジョブを実行し、スタートへ戻る。しかし、一致してい
ない場合はステップS106に進み、操作部115に図
7に示すようなメッセージを出力し、ステップS107
でユーザからのYesの応答入力を待ち、入力されると
(ステップS108のYes)、そのジョブを実行せ
ず、次のジョブ入力を待つために、スタートに戻る。
【0030】[第2の実施形態]次に、図面を参照しな
がら本発明に係る第2の実施形態を詳細に説明する。
【0031】図8は、第2の実施形態におけるジョブ実
行時の処理を示すフローチャートである。第2の実施形
態は、画像形成装置が持っている環境で処理できないジ
ョブを受け取った場合、ネットワークを通じてジョブを
作成したPC/WS上にその旨を表示し、ユーザにキャ
ンセルさせるものである。
【0032】尚、ここでは、PC/WSがネットワーク
上で自分自身を識別するのに十分なネットワークアドレ
ス等の情報を、ジョブの一部又はネットワークプロトコ
ルに付加することで、画像形成装置でジョブを作成した
PC/WSがネットワーク上のどのPC/WSかを特定
する。
【0033】まず、ステップS201において、PC/
WS11からネットワーク・インターフェース7を経由
してジョブが入力されるのを待つ。この時、一般的に、
PC/WS11で作成されたジョブは一旦、PC/WS
11内に保存された後、画像形成装置に転送されるた
め、ジョブを作成した時刻と、ジョブが画像形成装置に
送られて来た時刻とは時間的にずれがある。ここで、ジ
ョブ入力があった場合はステップS202に進み、その
ジョブを取得する。そして、ステップS203におい
て、ジョブデータ内に記載されている環境情報と、実際
の環境情報とを比較する。
【0034】次に、ステップS204において、ジョブ
を実行する際に必要な環境と、実際の画像形成装置の環
境情報との比較結果が一致しているか否かを調べる。こ
こで一致している場合はステップS205に進み、その
ジョブを実行し、スタートへ戻る。しかし、一致してい
ない場合はステップS206に進み、そのジョブからジ
ョブを作成したPC/WSを特定し、そのPC/WSに
ネットワーク・インターフェース部7を経由して図9に
示すようなメッセージを出力し、ユーザからのYesの
応答入力を待つ(ステップS207)。その後、ユーザ
からのYesの応答があると(ステップS208のYe
s)、そのままジョブを実行せず、次のジョブを取得す
るためにスタートに戻る。
【0035】このように、実施形態によれば、実際のジ
ョブ実行前に、そのジョブの実行に必要な環境が整って
いるかチェックすることで、ジョブを実行後、予期せぬ
結果が得られてしまうことを未然に防ぐことが可能とな
る。
【0036】また、ジョブ作成時に、ジョブデータ内に
記載される環境情報としては、給紙カセットに搭載され
ている用紙の種類(用紙の色、形、紙質、穴あきである
か否か、穴の位置)等が挙げられる他、画像を形成し、
転送する相手のボードの種類などが挙げられる。
【0037】以上説明した実施形態では、ジョブ作成時
の環境情報と、実行時の環境が異なった場合、ユーザに
これを示し、キャンセルを促す例を示したが、ジョブの
作成時に想定した実行に必要な環境と、ジョブの実行時
の実際の環境との差を示し、差を承知の上で、実行を継
続するか、キャンセルをするか、ユーザに選択させても
よい。
【0038】また、作成時に想定した実行に必要な環境
と、ジョブの実行時の実際の環境が異なる場合、一旦ジ
ョブの実行をストップし、ユーザにジョブそのものの変
更を許すことで、予期せぬ結果が得られるのを最小限に
することも可能である。
【0039】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0040】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0041】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0042】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0043】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0044】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータとネットワークを介して接続される画像形
成装置で構成される画像形成システムにおいて、コンピ
ュータに、所定のジョブの実行環境を含むジョブ情報を
ネットワークを介して伝達する伝達手段を備え、画像形
成装置に、前記ネットワークを介して伝達されたジョブ
情報に含まれるジョブの実行環境と画像形成装置の環境
とを比較する比較手段と、前記比較手段での比較結果に
応じて前記ジョブの実行を制御する制御手段とを備える
ことで、所定のジョブを実行時、予期せぬ結果を防止す
ることが可能となる。
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における画像形成装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】リーダ部1及びプリンタ部2の構造を示す断面
図である。
【図3】リーダ部1の構成を示すブロック図である。
【図4】コア部10の構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施形態におけるジョブ実行時の処理を
示すフローチャートである。
【図6】実施形態におけるジョブのデータ構造を示す図
である。
【図7】第1の実施形態で操作部に表示するメッセージ
を示す図である。
【図8】第2の実施形態におけるジョブ実行時の処理を
示すフローチャートである。
【図9】第2の実施形態でPC/WSに表示するメッセ
ージを示す図である。
【符号の説明】
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 画像入出力制御部 4 ファクス部 5 ファイル部 7 ネットワーク・インターフェース部 8 フォーマッタ部 9 イメージメモリ部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータとネットワークを介して接
    続される画像形成装置で構成される画像形成システムに
    おいて、 コンピュータに、所定のジョブの実行環境を含むジョブ
    情報をネットワークを介して伝達する伝達手段を備え、 画像形成装置に、前記ネットワークを介して伝達された
    ジョブ情報に含まれるジョブの実行環境と画像形成装置
    の環境とを比較する比較手段と、 前記比較手段での比較結果に応じて前記ジョブの実行を
    制御する制御手段とを備えることを特徴とする画像形成
    システム。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記比較結果が異なる
    場合、その旨、画像形成装置の表示手段に表示し、前記
    ジョブを実行するか否かを促すことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成システム。
  3. 【請求項3】 更に、前記ジョブ情報にコンピュータを
    特定する特定情報を含み、前記制御手段は前記比較結果
    が異なる場合、その旨、前記特定情報で特定されるコン
    ピュータに伝達し、前記ジョブを実行するか否かを促す
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  4. 【請求項4】 前記ジョブの環境は、給紙カセットに装
    備されている用紙の色、形、紙質、穴あきであるか否
    か、穴の位置の何れかであることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか記載の画像形成システム。
  5. 【請求項5】 前記ジョブの環境は、ファクス機能の有
    無であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れ
    か記載の画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記ジョブの環境は、画像ファイル機能
    の有無であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の
    何れか記載の画像形成システム。
  7. 【請求項7】 コンピュータとネットワークを介して接
    続される画像形成装置で構成される画像形成システムの
    制御方法において、 コンピュータから所定のジョブの実行環境を含むジョブ
    情報をネットワークを介して伝達し、 画像形成装置で、前記ネットワークを介して伝達された
    ジョブ情報に含まれるジョブの実行環境と画像形成装置
    の環境とを比較し、 その比較結果に応じて前記ジョブの実行を制御すること
    を特徴とする画像形成システムの制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御工程は、前記比較結果が異なる
    場合、その旨、画像形成装置の表示手段に表示し、前記
    ジョブを実行するか否かを促すことを特徴とする請求項
    7記載の画像形成システムの制御方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記ジョブ情報にコンピュータを
    特定する特定情報を含み、前記制御工程は前記比較結果
    が異なる場合、その旨、前記特定情報で特定されるコン
    ピュータに伝達し、前記ジョブを実行するか否かを促す
    ことを特徴とする請求項7記載の画像形成システムの制
    御方法。
  10. 【請求項10】 前記ジョブの環境は、給紙カセットに
    装備されている用紙の色、形、紙質、穴あきであるか否
    か、穴の位置の何れかであることを特徴とする請求項7
    乃至請求項9の何れか記載の画像形成システムの制御方
    法。
  11. 【請求項11】 前記ジョブの環境は、ファクス機能の
    有無であることを特徴とする請求項7乃至請求項9の何
    れか記載の画像形成システムの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記ジョブの環境は、画像ファイル機
    能の有無であることを特徴とする請求項7乃至請求項9
    の何れか記載の画像形成システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 前記ジョブの環境は、画像情報を記憶
    する記憶媒体の有無であることを特徴とする請求項7乃
    至請求項9の何れか記載の画像形成システムの制御方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068994A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Fuji Xerox Co Ltd 端末装置、出力システムおよびプログラム

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