JP4480506B2 - ステンシルマスク及びステンシルマスクブランクス - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造に用いられるステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスに関する。
半導体デバイスの微細化に伴い、紫外光を用いたリソグラフィによる微細パターンの形成が困難になりつつある。そこで、X線、電子ビーム、イオンビーム等を用いるリソグラフィ技術が提案され、研究開発されている。
これまで提案されている電子ビーム転写型リソグラフィとしては、PREVAIL(projection exposure with variable axis immersion lenses)、SCALPEL(scattering with angular limitation in projection electron-beam lithography)およびLEEPL(low energy electron-beam proximity projection lithography)が挙げられる。
PREVAILおよびSCALPELには加速電圧100kV程度の高エネルギー電子ビームが用いられる。PREVAILおよびSCALPELの場合、マスクの一部を通過した電子ビームが通常4倍の縮小投影系でレジスト上に結像され、パターンが転写される。一方、LEEPLには加速電圧2kV程度の低エネルギー電子ビームが用いられる。LEEPLの場合、マスクに設けられた孔を電子線が通過することにより、レジスト上に等倍でパターンが転写される。
LEEPLに用いられるステンシルマスクのメンブレンにはパターンに対応して多数の孔が形成され、これらの孔を通って電子線がシリコンウエハ上のレジスト膜に入射される。メンブレンの周囲にはステンシルマスクの機械的強度を補償するために支持枠(フレーム)が設けられ、さらにメンブレン内にはメンブレン自体の剛性を高めるために多数の梁が設けられる。これらの梁は、メンブレンの剛性の向上を図ることを考慮したものであるとともに、多重露光によるパターンの繋ぎ合わせを行うために相補パターンを構成するように配置される。
例えば特許文献1には、図7に示すように、梁帯部セグメント6a,6b,6c,6dによってメンブレン3Mを4つの相補パターン区画I〜IVに区分したステンシルマスク1Mが記載されている。これを多重露光に用いる場合は、相補パターン区画I→II→III→IVの順にマスク1Mをシリコンウエハに対して相対的にステップ移動させ、1回のみの露光ではパターン形成できないドーナツ状パターン等をレジストに形成する。このようなステンシルマスクを相補マスクという。
特開2003−59819号公報
しかし、従来のステンシルマスク1Mにおいては、メンブレン中央部分6Mに開口面積の小さなメンブレン分割領域5M1が存在するため、梁形成時のエッチング条件を決めることが非常に難しい。すなわち、小開口面積のメンブレン分割領域5M1では梁の相互間隔が狭く、他のメンブレン分割領域5M3〜5M5(梁の相互間隔が広い領域)よりもエッチングレートが小さくなるので、小開口面積のメンブレン分割領域5M1のエッチングレートに合わせて全体のエッチング条件を決めなければならないのが現状である。このため最適のエッチング条件を決めることが非常に困難であり、製造プロセス上の解決すべき大きな課題になっている。
エッチング条件を決めやすくするために、例えば図8に示すように小開口面積のメンブレン分割領域を中央部から無くして、梁の相互間隔を広くしたメンブレン分割領域5N1〜5N7を持つステンシルマスク1Nとすることも考えられるが、図9の(a)に示すようにメンブレン中央部分において4つの梁帯部セグメント6a〜6dが交差する部分(4重点)6Nに応力が集中しやすく、この局部応力集中によって中央交差部分6Nが破損するおそれがある。
このようにエッチング条件の設定を容易化しようとするとメンブレン剛性が低下し、メンブレン剛性を大きくしようとするとエッチング条件の設定が難しくなり、両者は二律背反の関係にある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、エッチング条件を容易に決めることができ、かつメンブレンが壊れ難い、製造容易な高剛性のステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスを提供することを目的とする。
本発明のステンシルマスクは、荷電粒子線が通過する孔がパターン形成されたメンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠(9)と、平面視野において前記荷電粒子線通過孔と重ならないように前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁(4)と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部(11)および前記梁(4)を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域(5)に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画(I〜IV)に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクであって、前記梁帯部は、X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメント(6d)と、X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメント(6b)と、Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメント(6a)と、Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメント(6c)と、を有し、1つの象限の相補パターン区画に属する梁帯部セグメントの端部が出会う中央の交差部分(6M,6N)を欠落させ、周囲のメンブレン分割領域よりも平面視野内での面積が大きい中央メンブレン分割領域(5A1,5B1,5B2,5C)を有することを特徴とする。
本発明のステンシルマスクブランクスは、メンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクブランクスであって、前記梁帯部は、X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメント(6d)と、X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメント(6b)と、Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメント(6a)と、Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメント(6c)と、を有し、1つの象限の相補パターン区画に属する梁帯部セグメントの端部が出会う中央の交差部分(6M,6N)を欠落させ、周囲のメンブレン分割領域よりも平面視野内での面積が大きい中央メンブレン分割領域(5A1,5B1,5B2,5C)を有することを特徴とする。
本発明においては、4つの梁帯部セグメントのうちの2つの梁帯部セグメント(6b,6c)について中央部分を部分的に欠落させるようにしてもよいし(図2参照)、4つの梁帯部セグメントの全て(6a〜6d)について中央部分を部分的に欠落させるようにしても良い(図5、図6参照)。
欠落させる梁帯部セグメントを2つとし、欠落した梁帯部セグメントに接して隣り合う象限の中央メンブレン分割領域に該象限に接する欠落した梁帯部セグメントと平行な補強梁をさらに設けてもよい(図2参照)。
また、少なくとも1つの相補パターン区画に属する梁の群が、該相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントにそれぞれ接続される部分を除いて、前記少なくとも1つの相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントの全てを欠落させてもよい(図5参照)。
本明細書において「相補マスク」とは、1回のみの露光によっては形成できないパターンを複数回の露光(多重露光)によって形成できるようにするために、どのパターン形成予定領域においても少なくとも2回露光されるようにメンブレンのセグメント分割領域(開口)が割り振られているステンシルマスクのことをいうものと定義する。
また、「相補パターン区画」とは、1回ごとの露光にそれぞれ対応して区分された相補マスクの一区画のことをいうものと定義する。
また、「梁帯部セグメント」とは、隣り合う相補パターン区画を互いに区分する梁帯部のことをいうものと定義する。
相補マスクでは、隣り合う相補パターン区画に属する同じ方向を向く2つの梁群が、両相補パターン区画を区分する梁帯部セグメントに対して互いに異なる位置に接続される。
本発明のステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスは、メンブレンの中央部分に小さなメンブレン分割領域が存在しないので、設計上エッチングレートを大きく設定でき、全体のエッチング時間を短縮できるため、支持枠および梁となるべき残留部分のオーバーエッチングを有効に防止することができる。
また、本発明のステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスは、1つの象限の相補パターン区画に属する梁帯部セグメントの端部が出会う中央の交差部分を欠落させているので、メンブレン中央部における局部的な応力集中が大幅に緩和され、メンブレンの変形(歪み)および破断を防止することができる。このように本発明によれば、従来よりも低コストで、かつ高精度にステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスを製造することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1に示すように、ステンシルマスク1Aはシリコンウエハ2を用いて形成される。シリコンウエハ2の中央部は正方形状に除去されており、この部分にメンブレン3Aが形成されている。メンブレン3Aを取り囲む厚肉のシリコンウエハ2は、薄膜のメンブレン3Aを支持するための支持枠(フレーム)9として用いられる(図4の(g)参照)。メンブレン3Aには格子状に梁4が形成されている。梁4はシリコンウエハ2に複数の開口部を形成した残りの部分である。全ての梁4の末端はフレーム9または他の梁4に接続しており、梁4が途切れている箇所はない。
以下、メンブレン3Aの梁帯部6で囲まれた略正方形の部分をメンブレン分割領域5A1〜5A6と呼ぶものとする。梁帯部6は、図3に示すように、梁4と、梁4に平行に微小な幅で設けられた裾部(スカート)11とからなる。
図1のシリコンウエハ2の中心を原点とし、図2のメンブレン3AをX−Y平面と仮定すると、メンブレン3AはX軸およびY軸により4つの領域に分割される。以下、これらの分割領域を相補パターン区画I〜IVと呼ぶ。メンブレン3Aは厳密に正方形である必要はなく、区画I〜IVがX軸とY軸を2辺とする矩形あるいはそれに近い多角形状であれば、区画I〜IVのすべての辺の長さは完全に一致しなくてもよい。
梁帯部6は、4つの梁帯部セグメント6a〜6dからなり、メンブレン3Aを4つの相補パターン区画I〜IVに区分するものである。第1のX軸梁帯部セグメント6dは、X軸に沿って延び出すとともに第1象限の相補パターン区画に含まれ、第1象限の相補パターン区画Iと第4象限の相補パターン区画IVとに分けている。第2のX軸梁帯部セグメント6bは、X軸に沿って延び出すとともに第3象限の相補パターン区画に含まれ、第2象限の相補パターン区画IIと第3象限の相補パターン区画IIIとに分けている。第1のY軸梁帯部セグメント6aは、Y軸に沿って延び出すとともに第1象限の相補パターン区画に含まれ、第1象限の相補パターン区画Iと第2象限の相補パターン区画IIとに分けている。第2のY軸梁帯部セグメント6cは、Y軸に沿って延び出すとともに第3象限の相補パターン区画に含まれ、第3象限の相補パターン区画IIIと第4象限の相補パターン区画IVとに分けている。
図2に示すように、X軸方向に隣接する区画Iと区画IIとの間、または区画IIIと区画IVとの間で、第1のX軸梁帯部セグメント6dの位置と第2のX軸梁帯部セグメント6bの位置とは一致していない。両梁帯部セグメント6b,6d間のシフト量は1本の梁の幅に等しい。同様に、Y軸方向に隣接する区画Iと区画IVとの間、または区画IIと区画IIIとの間で、第1のY軸梁帯部セグメント6aの位置と第2のY軸梁帯部セグメント6cの位置とは一致していない。両梁帯部セグメント6a,6c間のシフト量は1本の梁の幅に等しい。なお、梁帯部6の幅W1,W2は100〜200μm程度とすることができる。相補マスク1Aでは、隣り合う相補パターン区画に属する同じ方向を向く2つの梁群が、両相補パターン区画を区分する梁帯部セグメントに対して互いに異なる位置に接続される。例えば、区画Iの梁群と区画IIの梁群とは同一のライン上になく、区画Iと区画IIを区分する梁帯部セグメント6aに対して位置がずれたところで当接している。
本実施形態のマスク1Aでは、メンブレン3Aの中央部分において、図2に二点鎖線で示すように、第2のX軸梁帯部セグメント6bの一部および第2のY軸梁帯部セグメント6cの一部をそれぞれ欠落させている。そして、これらを欠落させた代わりとして2本の補強梁帯部6Rを設け、補強梁帯部6Rの端部を第1のX軸梁帯部セグメント6dの辺部および第1のY軸梁帯部セグメント6aの辺部にそれぞれ当接させ、メンブレン3A中央部分の剛性を補償している。すなわち、補強梁帯部6Rと各梁帯部セグメント6a,6dとはT字に連結されている。これにより梁帯部の4重点が無くなり、局部応力集中が発生しなくなる。また、補強梁帯部6Rと他の梁帯部6とで周囲を規定された中央メンブレン分割領域5A1は、梁4相互間の間隔が広くなっている。このような中央メンブレン分割領域5A1の開口面積は、他のメンブレン分割領域5A2〜5A6の開口面積より大きいため、エッチングされやすく、エッチング条件を容易に決定することができる。
なお、本実施形態では、欠落させた梁帯部セグメント6b,6cから梁幅の2倍の距離だけシフトした位置に補強梁帯部6Rをそれぞれ設けているが、梁帯部セグメント6b,6cから梁幅の3倍又は4倍の距離だけシフトさせた位置に補強梁帯部6Rを設けるようにしてもよい。
図3はメンブレン分割領域5の1つとその周囲の梁4および梁帯部6を拡大した斜視図である。図3に示すように、メンブレン3A(3B,3C)が梁4を含む梁帯部6によって複数のメンブレン分割領域5に分割されている。パターンに対応した孔8は、梁4の部分には形成できず、メンブレン分割領域5に形成される。
メンブレン分割領域5と梁4との間には、メンブレン分割領域形成時の誤差を吸収するための裾部としてスカート11を設けてある。梁4とその両側のスカート11を合わせた部分が梁帯部6に相当する。原則として、孔8はメンブレン分割領域5に形成されるが、場合によってはスカート11の一部にはみ出して形成してもよい。梁帯部6の幅W1,W2は例えば100〜200μm程度とすることができる。
次に、図4を参照して本発明のステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスを製造する方法について説明する。
基礎材料となるSOIウエハ21は、シリコンウエハ2の一方側の面にシリコン酸化膜10を介してメンブレン形成用層3aとしてのシリコン薄膜を有するものである。メンブレン形成用層3aは1μm以下の所定の膜厚(例えば500nm)に形成されている。メンブレンにエッチングを行って高精度に孔を形成するには、一般に、孔の径に対するメンブレン厚の比(アスペクト比)を10以下、望ましくは5以下に抑える必要がある。したがって、ステンシルマスクに、例えば線幅90nmのパターン孔を形成するには、メンブレン厚を1μm以下にする必要があるからである。本実施形態のメンブレン形成用層3aには、内部応力を制御するために所定のドーパントを所定量ドープしたシリコン薄膜を用いたが、シリコン窒化膜などの他のシリコン系材料を用いることもできる。
先ず、SOIウエハ21の裏面側に、図4(a)に示すように、ドライエッチング用の保護膜22として所定膜厚のシリコン酸化膜を形成する。この保護膜22の上にレジストを塗布し、ベークする。このレジスト膜を図2に示す梁およびフレームのパターンで露光し、現像し、レジストパターン23を形成する。このレジストパターン23をマスクとして、図4(b)に示すように保護膜22をドライエッチングする。
次いで、レジストパターン23と保護膜22をマスクとしてシリコン基板2をドライエッチングする。この工程は例えばSF6やNF3等のエッチングガスを用いる強い異方性エッチングであり、削られたシリコン基板の側壁は図4(c)に示すように垂直に近いものとなり、これにより高アスペクト比の梁4およびフレーム9が形成される。この工程では、シリコン酸化膜10はエッチングストッパー層として機能する。
SOIウエハ21として例えば8インチウエハを用いる場合は、シリコン基板2の厚みは725μmとする。従って、保護膜22を設けずに、レジストパターン23をマスクとしてシリコン基板2にドライエッチングを行うと、シリコン基板2の厚さ分のエッチングが終了する前に、レジストパターン23が消費されてしまい、所望の高さと形状を有する梁4とフレーム9を形成することが困難になる。よって、保護膜22の膜厚をどのように設定するかということは重要である。
次いで、図4(d)に示すように、梁4とフレーム9をマスクとしてシリコン酸化膜10をエッチングする。このエッチングにはエッチング液として例えばフッ酸を用いる湿式エッチングを用いる。この工程において、保護膜22も除去され、所望のステンシルマスクブランクス30が得られる。
次いで、上記のステンシルマスクブランクス30をメンブレン形成用層3aが上面となるように塗布装置のスピンチャックに保持させ、メンブレン形成用層3aの上にレジストを塗布し、図4(e)に示すように、所定膜厚のレジスト層24を形成する。
次いで、図4(f)に示すように、孔を形成するためのパターン24aをレジスト層24に転写する。このレジスト層24のパターニングは、通常の電子ビームリソグラフィにより行うことができる。
次いで、レジスト層24をマスクとしてメンブレン形成用層3aにドライエッチングを行い、ステンシルマスクの孔8を形成するとともに、所定位置の梁4の裏面側に対応するメンブレン形成用層3aに位置合せ用のアライメントマーク25を形成する。アライメントマーク25を設けることにより、薄膜全体で位置合わせを高精度に行うことが可能となる。このドライエッチングには、エッチングガスとして例えばSF6やNF3等を用いる。その後、レジスト層24を剥離する。このようにして図4(g)に示すステンシルマスク40が得られる。
上記ステンシルマスクの使用方法の概要について説明する。
ステンシルマスク1Aは、パターンが転写されるウエハ表面に、メンブレン3A側の面が近接するように配置される。ステンシルマスク1A上をフレーム9側から電子ビームで走査すると、孔8の部分のみ電子ビームが透過して、ウエハ上のレジストにパターンが転写される。
ステンシルマスク1Aを用いて露光を行う場合、まず、ステンシルマスク1Aと被処理ウエハを固定して区画I〜IVのパターンを転写する。次に、ステンシルマスク1Aとウエハを相対的に移動させ、転写された区画I〜IVのパターン上に、ステンシルマスク1Aのそれぞれ異なる区画を配置させる。通常、ステンシルマスク1Aを固定したまま、被処理ウエハを移動させる方が容易である。
被処理ウエハを移動させてから、再度、ステンシルマスク1A上を電子ビームで走査する。以上の工程を繰り返し、ステンシルマスク1Aの4つの区画I〜IV(図2参照)のパターンが重なるように、4回の多重露光を行う。これにより、梁4部分に存在するパターンもレジストに相補的に転写される。
次に、図9の(a)と(b)を参照しながら本実施形態マスクのメンブレン3Aと図8の比較例マスクのメンブレン3Nとをメンブレン剛性の観点から比較して説明する。
比較例メンブレン3Nにおいては、図9(a)に示すように梁帯部の中央に4重点6Nが存在するので、ここに局部的に応力が集中する。このため、4重点6Nの抵抗力(反力)R1が小さく、比較的小さな力F1が作用すると破損する場合がある。一方、実施例メンブレン3Aにおいては、図9(b)に示すように梁帯部セグメントの一部を欠落させた代わりとして2本の補強梁帯部6Rを設け、補強梁帯部6Rの端部を第1のX軸梁帯部セグメント6dの辺部および第1のY軸梁帯部セグメント6aの辺部にそれぞれ当接させ、メンブレン3A中央部分の剛性を補償している。すなわち、補強梁帯部6Rと各梁帯部セグメント6a,6dとはT字に連結されている。これにより梁帯部の隅角の4重点が無くなり、局部応力集中が発生しなくなる。このため、メンブレン中央部分6Aの抵抗力(反力)R2が大きく、比較例の力F1よりも大きな外力F2が作用したとしてもメンブレン3Aは破損しない。このように本実施形態のメンブレン3Aは図8の比較例メンブレン3Nよりも剛性の点で優れている。
(第2の実施形態)
次に、図5を参照して第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態が上記第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。
第2の実施形態のステンシルマスク1Bでは、図5に実線と二点鎖線で示すように、4つの梁帯部6a〜6dの大部分をそれぞれ欠落させている。すなわち、本実施形態では少なくとも1つの相補パターン区画に属する梁の群が該相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントにそれぞれ接続される部分のみを残して、梁帯部6a〜6dの全てについて該接続部以外のほとんどを欠落させている。これによりメンブレン中央部における梁帯部セグメントの4重点が無くなり、局部応力集中が発生しなくなる。
また、本実施形態の中央メンブレン分割領域5B1,5B2は、梁4の相互間隔が広くなっている。このような中央メンブレン分割領域5B1,5B2の開口面積は、他のメンブレン分割領域の開口面積より大きいため、エッチングされやすく、エッチング条件を容易に決定することができる。
(第3の実施形態)
次に、図6を参照して第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態が上記第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。
第3の実施形態のステンシルマスク1Cでは、メンブレン3Cの中央部分において、図6に二点鎖線で示すように、4つの梁帯部セグメント6a〜6dの一部をそれぞれ欠落させている。これにより梁帯部の4重点が無くなり、局部応力集中が発生しなくなる。また、中央メンブレン分割領域5C1は、梁4の相互間隔が広くなっている。このような中央メンブレン分割領域5C1の開口面積は、他のメンブレン分割領域の開口面積より大きいため、エッチングされやすく、エッチング条件を容易に決定することができる。
本発明のステンシルマスクは、低速電子線近接転写リソグラフィ(LEEPL)およびPREVAIL(projection exposure with variable axis immersion lenses)に用いることができる。また、本発明のステンシルマスクブランクスは、ユーザー側で任意に所望のパターン孔をメンブレンに形成することができる半製品として利用することができる。
本発明の実施形態に係るステンシルマスクを示す平面図。 図1のステンシルマスクの要部を拡大して示す平面図。 メンブレン分割領域の一単位およびその周囲の梁を拡大して示す斜視図。 (a)〜(g)は本発明のステンシルマスクの製造方法を示す工程図。 本発明の他の実施形態に係るステンシルマスクの要部を拡大して示す平面図。 本発明の他の実施形態に係るステンシルマスクの要部を拡大して示す平面図。 比較例のステンシルマスクを示す要部拡大平面図。 比較例のステンシルマスクを示す要部拡大平面図。 (a)は図8の比較例ステンシルマスクの中央部分を拡大して示す平面図、(b)は図2の実施例ステンシルマスクの中央部分を拡大して示す平面図。
符号の説明
1A,1B,1C,1M,1N…ステンシルマスク(相補マスク)、
2…シリコンウエハ、
3,3A,3B,3C,3M,3N…メンブレン、
3a…メンブレン形成用層(シリコン系薄膜)、
4…梁、
5,5A,5B1〜5B2,5C,5M1〜5M5,5N1〜5N6…メンブレン分割領域、
6…梁帯部、
6A,6B…梁帯部セグメントが交差する部分を無くした部分、
6M,6N…4つの梁帯部セグメントが交差する部分(4重点)、
6R…補強梁を含む梁帯部、
6a…第1のY軸梁帯部セグメント、
6b…第2のX軸梁帯部セグメント、
6c…第2のY軸梁帯部セグメント、
6d…第1のX軸梁帯部セグメント、
8…荷電粒子線通過孔(電子線通過孔)、
9…支持枠(フレーム)、
10…エッチングストッパ層(シリコン酸化膜)、
11…裾部(スカート)、
21…SOIウエハ、
22…保護膜(シリコン酸化膜)、
23,24…レジスト膜、
25…アライメントマーク、
30…ステンシルマスクブランクス、
40…ステンシルマスク、
I…第1象限の相補パターン区画、
II…第2象限の相補パターン区画、
III…第3象限の相補パターン区画、
IV…第4象限の相補パターン区画。

Claims (8)

  1. 荷電粒子線が通過する孔がパターン形成されたメンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記荷電粒子線通過孔と重ならないように前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクであって、
    前記梁帯部は、
    X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメントと、
    X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメントと、を有し、
    1つの象限の相補パターン区画に属する梁帯部セグメントの端部が出会う中央の交差部分を欠落させ、周囲のメンブレン分割領域よりも平面視野内での面積が大きい中央メンブレン分割領域を有することを特徴とするステンシルマスク。
  2. 前記4つの梁帯部セグメントの全てについて中央部分を部分的に欠落させていることを特徴とする請求項1記載のステンシルマスク。
  3. 前記欠落させる梁帯部セグメントは2つであり、欠落した梁帯部セグメントに接して隣り合う象限の中央メンブレン分割領域に、該象限に接する欠落した梁帯部セグメントと平行な補強梁を含む梁帯部を設けたことを特徴とする請求項1記載のステンシルマスク。
  4. 少なくとも1つの相補パターン区画に属する梁の群が、該相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントにそれぞれ接続される部分を除いて、前記少なくとも1つの相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントの全てを欠落させていることを特徴とする請求項1記載のステンシルマスク。
  5. メンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクブランクスであって、
    前記梁帯部は、
    X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメントと、
    X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメントと、を有し、
    1つの象限の相補パターン区画に属する梁帯部セグメントの端部が出会う中央の交差部分を欠落させ、周囲のメンブレン分割領域よりも平面視野内での面積が大きい中央メンブレン分割領域を有することを特徴とするステンシルマスクブランクス。
  6. 前記4つの梁帯部セグメントの全てについて中央部分を部分的に欠落させていることを特徴とする請求項5記載のステンシルマスクブランクス。
  7. 前記欠落させる梁帯部セグメントは2つであり、欠落した梁帯部セグメントに接して隣り合う象限の中央メンブレン分割領域に、該象限に接する欠落した梁帯部セグメントと平行な補強梁を含む梁帯部を設けたことを特徴とする請求項5記載のステンシルマスクブランクス。
  8. 少なくとも1つの相補パターン区画に属する梁の群が、該相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントにそれぞれ接続される部分を除いて、前記少なくとも1つの相補パターン区画に属する2つの梁帯部セグメントの全てを欠落させていることを特徴とする請求項5記載のステンシルマスクブランクス。
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