JP4567392B2 - ステンシルマスク及びステンシルマスクブランクス - Google Patents

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本発明は、半導体装置の製造に用いられるステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスに関する。
半導体デバイスの微細化に伴い、紫外光を用いたリソグラフィによる微細パターンの形成が困難になりつつある。そこで、X線、電子ビーム、イオンビーム等を用いるリソグラフィ技術が提案され、研究開発されている。
これまで提案されている電子ビーム転写型リソグラフィとしては、PREVAIL(projection exposure with variable axis immersion lenses)、SCALPEL(scattering with angular limitation in projection electron-beam lithography)およびLEEPL(low energy electron-beam proximity projection lithography)が挙げられる。
PREVAILおよびSCALPELには加速電圧100kV程度の高エネルギー電子ビームが用いられる。PREVAILおよびSCALPELの場合、マスクの一部を通過した電子ビームが通常4倍の縮小投影系でレジスト上に結像され、パターンが転写される。一方、LEEPLには加速電圧2kV程度の低エネルギー電子ビームが用いられる。LEEPLの場合、マスクに設けられた孔を電子線が通過することにより、レジスト上に等倍でパターンが転写される。
LEEPLに用いられるステンシルマスクのメンブレンにはパターンに対応して多数の孔が形成され、これらの孔を通って電子線がシリコンウエハ上のレジスト膜に入射される。メンブレンの周囲にはステンシルマスクの機械的強度を補償するために支持枠(フレーム)が設けられ、さらにメンブレン内にはメンブレン自体の剛性を高めるために多数の梁が設けられる。これらの梁は、メンブレンの剛性の向上を図ることを考慮したものであるとともに、多重露光によるパターンの繋ぎ合わせを行うために相補パターンを構成するように配置される。
例えば特許文献1には、図7に示すように、梁帯部セグメント6a,6b,6c,6dによってメンブレン3Mを4つの相補パターン区画I〜IVに区分したステンシルマスク1Mが記載されている。これを多重露光に用いる場合は、相補パターン区画I→II→III→IVの順にマスク1Mをシリコンウエハに対して相対的にステップ移動させ、1回のみの露光ではパターン形成できないドーナツ状パターン等をレジストに形成する。
特開2003−59819号公報
しかし、従来のステンシルマスク1Mにおいては、メンブレン中央部分に開口面積の小さなメンブレン分割領域5M1が存在するため、梁形成時のエッチング条件を決めることが非常に難しい。すなわち、小開口面積のメンブレン分割領域5M1では梁の相互間隔が狭く、他のメンブレン分割領域5M2〜5M6(梁の相互間隔が広い領域)よりもエッチングレートが小さくなるので、小開口面積のメンブレン分割領域5M1のエッチングレートに合わせて全体のエッチング条件を決めなければならないのが現状である。
しかし、一番最後に貫通する小開口領域5M1に合わせて全体のエッチング時間を決めると、一番最初に貫通した大開口領域5M5,5M6のエッチングストッパー層が耐え切れずに貫通してしまうことがある。このように最適のエッチング条件を決めることが非常に困難であり、製造プロセス上の解決すべき大きな課題になっている。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、エッチング条件を容易に決めることができるステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスを提供することを目的とする。
本発明のステンシルマスクは、荷電粒子線が通過する孔がパターン形成されたメンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記荷電粒子線通過孔と重ならないように前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクであって、前記梁帯部は、X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメントと、X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメントと、Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメントと、Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメントと、を有し、前記複数のメンブレン分割領域は、サイズが異なるものを含み、下式で与えられる二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分が1.5未満になるように形成されていることを特徴とするステンシルマスク。
2DAR={(ARx2+ARy2)/2}1/2
但し、ARx:メンブレン分割領域となるべき開口のX軸方向長さLxに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Lx)、ARy:メンブレン分割領域となるべき開口のY軸方向長さLyに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Ly)、基板の厚みTz:前記支持枠または前記梁の高さに相当。
本発明のステンシルマスクブランクスは、メンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクブランクスであって、前記梁帯部は、X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメントと、X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメントと、Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメントと、Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメントと、を有し、前記複数のメンブレン分割領域は、サイズが異なるものを含み、下式で与えられる二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分が1.5未満になるように形成されていることを特徴とするステンシルマスクブランクス。
2DAR={(ARx2+ARy2)/2}1/2
但し、ARx:メンブレン分割領域となるべき開口のX軸方向長さLxに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Lx)、ARy:メンブレン分割領域となるべき開口のY軸方向長さLyに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Ly)、基板の厚みTz:前記支持枠または前記梁の高さに相当。
上記の場合に、二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分をさらに1.0未満まで下げることが更に好ましい(図2、図6参照)。また、全てのメンブレン分割領域の二次元アスペクト比2DAR値が1.0未満であることが更に好ましい(図2、図6参照)。このようにすると、単に小開口サイズのメンブレン分割領域がなくなるばかりでなく、細長い開口のメンブレン分割領域もなくなるので、梁と梁(又は支持枠)との間隔が広くなり、エッチングしやすくなるからである。
なお、本発明及び従来例の説明に用いている図2、図5〜図7において、メンブレン分割領域の二次元アスペクト比2DARが分かるように、各分割領域内に格子状の補助線を描き込んでいる。
支持枠と前記梁との間隔を拡張するために、メンブレンの周縁部において荷電粒子線が通過しないダミー開口を有するメンブレン分割領域を設けることが好ましい(図6参照)。メンブレン中央部分の開口を拡張すると、周縁部において支持枠との間に細長い開口ができる場合があるので、ダミー開口を設けることでそれを解消することができるからである。
本明細書において「ダミー開口」とは、1つのメンブレン分割領域の一部としてメンブレン周縁に形成されるが、実際の転写パターン用の荷電粒子線の通過孔は形成されない非パターン領域のことをいうものと定義する。例えば図6中に符合DMを付して示した斜線領域がダミー開口に該当する。
本明細書において「二次元アスペクト比」は、下式(1)で与えられる2DARで定義される。
2DAR={(ARx2+ARy2)/2}1/2 …(1)
但し、上式(1)中のARxは、メンブレン分割領域となるべき開口のX軸方向長さLxに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Lx)、ARyはメンブレン分割領域となるべき開口のY軸方向長さLyに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Ly)をそれぞれ示す。なお、基板の厚みTzは支持枠または梁の高さに相当するものである。
例えば、8インチ(200mm)径ウエハの標準的な厚みTzは725μmであるので、基準となるメンブレン分割領域の開口サイズを1mm×1mm(梁の中心間ピッチP=1.25mmで設計)としたときに、ARx及びARyはそれぞれ0.725になる。これらを上式(1)に当てはめて計算してみると、2DAR値は小数点下第3位を四捨五入して0.73となる。また、開口サイズが0.25mm×0.25mm(1/4角サイズ)と小さいメンブレン分割領域について二次元アスペクト比を計算してみると、ARx及びARyはそれぞれ2.9であるので、2DAR値は2.9となる。
メンブレン形成層には内部応力が与えられているので、特許文献1に記載されているように開口サイズを大きくするとメンブレンの歪み量が過大になり、マスクとして使用することができなくなる。このため、基準となる開口の最大サイズは、メンブレンに単結晶シリコンを用いた場合には、2mm×2mm程度までが限界であり、好ましくは1mm×1mm程度である。なお、最大の開口サイズは2mm×2mm程度まで許容されるが、開口後においても歪みの無い平坦なメンブレンを提供するためには、1mm×1mmサイズ以下に抑えるほうが望ましい。
本明細書において「相補マスク」とは、1回のみの露光によっては形成できないパターンを複数回の露光(多重露光)によって形成できるようにするために、どのパターン形成予定領域においても少なくとも2回露光されるようにメンブレンのセグメント分割領域(開口)が割り振られているステンシルマスクのことをいうものと定義する。
また、「相補パターン区画」とは、1回ごとの露光にそれぞれ対応して区分された相補マスクの一区画のことをいうものと定義する。
また、「梁帯部セグメント」とは、隣り合う相補パターン区画を互いに区分する梁帯部のことをいうものと定義する。
相補マスクでは、隣り合う相補パターン区画に属する同じ方向を向く2つの梁群が、両相補パターン区画を区分する梁帯部セグメントに対して互いに異なる位置に接続される。
本発明のステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスは、メンブレンの中央部分に小開口のメンブレン分割領域が存在しないので、全体のエッチング時間を短縮することができる。このため、支持枠および梁となるべき残留部分を保護するエッチングストッパー層のオーバーエッチングを有効に防止することができる。
以下、添付の図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について図1〜図4を参照して説明する。図1に示すように、ステンシルマスク1Aはシリコンウエハ2を用いて形成される。シリコンウエハ2の中央部は正方形状に除去されており、この部分にメンブレン3Aが形成されている。メンブレン3Aを取り囲む厚肉のシリコンウエハ2は、薄膜のメンブレン3Aを支持するための支持枠(フレーム)9として用いられる(図4の(g)参照)。メンブレン3Aには格子状に梁4が形成されている。梁4はシリコンウエハ2に複数の開口部を形成した残りの部分である。全ての梁4の末端はフレーム9または他の梁4に接続しており、梁4が途切れている箇所はない。
以下、メンブレン3Aの梁帯部6で囲まれた略正方形の部分をメンブレン分割領域5A1〜5A6と呼ぶものとする。梁帯部6は、図3に示すように、梁4と、梁4に平行に微小な幅で設けられた裾部(スカート)11とからなる。
図1のシリコンウエハ2の中心を原点とし、図2のメンブレン3AをX−Y平面と仮定すると、メンブレン3AはX軸およびY軸により4つの領域に分割される。以下、これらの分割領域を相補パターン区画I〜IVと呼ぶ。メンブレン3Aは厳密に正方形である必要はなく、区画I〜IVがX軸とY軸を2辺とする矩形あるいはそれに近い多角形状であれば、区画I〜IVのすべての辺の長さは完全に一致しなくてもよい。
梁帯部6は、4つの梁帯部セグメント6a〜6dからなり、メンブレン3Aを4つの相補パターン区画I〜IVに区分するものである。第1のX軸梁帯部セグメント6dは、X軸に沿って延び出すとともに第1象限の相補パターン区画に含まれ、第1象限の相補パターン区画Iと第4象限の相補パターン区画IVとに分けている。第2のX軸梁帯部セグメント6bは、X軸に沿って延び出すとともに第3象限の相補パターン区画に含まれ、第2象限の相補パターン区画IIと第3象限の相補パターン区画IIIとに分けている。第1のY軸梁帯部セグメント6aは、Y軸に沿って延び出すとともに第1象限の相補パターン区画に含まれ、第1象限の相補パターン区画Iと第2象限の相補パターン区画IIとに分けている。第2のY軸梁帯部セグメント6cは、Y軸に沿って延び出すとともに第3象限の相補パターン区画に含まれ、第3象限の相補パターン区画IIIと第4象限の相補パターン区画IVとに分けている。
図2に示すように、X軸方向に隣接する区画Iと区画IIとの間、または区画IIIと区画IVとの間で、第1のX軸梁帯部セグメント6dの位置と第2のX軸梁帯部セグメント6bの位置とは一致していない。両梁帯部セグメント6b,6d間のシフト量は1本の梁の幅に等しい。同様に、Y軸方向に隣接する区画Iと区画IVとの間、または区画IIと区画IIIとの間で、第1のY軸梁帯部セグメント6aの位置と第2のY軸梁帯部セグメント6cの位置とは一致していない。両梁帯部セグメント6a,6c間のシフト量は1本の梁の幅に等しい。なお、梁帯部6の幅W1,W2は100〜200μm程度とすることができる。相補マスク1Aでは、隣り合う相補パターン区画に属する同じ方向を向く2つの梁群が、両相補パターン区画を区分する梁帯部セグメントに対して互いに異なる位置に接続される。例えば、区画Iの梁群と区画IIの梁群とは同一のライン上になく、区画Iと区画IIを区分する梁帯部セグメント6aに対して位置がずれたところで当接している。
本実施形態のマスク1Aでは、基準サイズを1mm×1mmとした場合のメンブレン分割領域5A4よりも大きい拡張サイズ(1.5mm×1.5mm)のメンブレン分割領域5A6をメンブレン3Aの中央部分に2つ設けている。これら2つの拡張メンブレン分割領域5A6は、区画IIと区画IVにおいてメンブレンの中心に対して点対称に配置されている。区画IIと区画IVでは拡張サイズのメンブレン分割領域5A6、基準サイズのメンブレン分割領域5A4、基準サイズより小さいサイズ(0.75mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5A1が対角線上に並んで配置されている。
また、区画IIと区画IVには、梁帯部6a,6cに沿って準拡張サイズ(1.5mm×1.0mm)のメンブレン分割領域5A5が拡張メンブレン分割領域5A6に隣接して配置され、また、梁帯部6b,6dに沿って準拡張サイズ(1.0mm×1.25mm)のメンブレン分割領域5A5が拡張メンブレン分割領域5A6に隣接して配置されている。
さらに、区画IIと区画IVには、基準サイズより小さいサイズ(1.0mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5A2と、基準サイズに準ずるサイズ(1.5mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5A3とが設けられている。
なお、区画Iと区画IIIには、基準サイズのメンブレン分割領域5A4のみが設けられている。
本実施形態のマスク1Aでは、メンブレン分割領域5A1,5A2,5A3,5A4,5A5,5B6の二次元アスペクト比2DAR値が、それぞれ0.97,0.86,0.77,0.73,0.62,0.48である。
図3はメンブレン分割領域5の1つとその周囲の梁4および梁帯部6を拡大した斜視図である。図3に示すように、メンブレン3A(3B,3C)が梁4を含む梁帯部6によって複数のメンブレン分割領域5に分割されている。パターンに対応した孔8は、梁4の部分には形成できず、メンブレン分割領域5に形成される。
メンブレン分割領域5と梁4との間には、メンブレン分割領域形成時の誤差を吸収するための裾部としてスカート11を設けてある。梁4とその両側のスカート11を合わせた部分が梁帯部6に相当する。原則として、孔8はメンブレン分割領域5に形成されるが、場合によってはスカート11の一部にはみ出して形成してもよい。梁帯部6の幅W1,W2は例えば100〜200μm程度とすることができる。
LEEPLによれば、ステンシルマスク1Aに対する電子ビームの入射角を微妙に変化させることが可能である。電子ビームの入射角の範囲は通常、0〜10mrad程度である。8インチ径ウエハを用いてステンシルマスク1Aを形成した場合、梁4の高さは8インチシリコンウエハの厚さの725μmとなる。
次に、図4を参照して本発明のステンシルマスク及びステンシルマスクブランクスを製造する方法について説明する。
基礎材料となるSOIウエハ21は、シリコンウエハ2の一方側の面にシリコン酸化膜10を介してメンブレン形成用層3aとしてのシリコン薄膜を有するものである。メンブレン形成用層3aは1μm以下の所定の膜厚(例えば500nm)に形成されている。メンブレンにエッチングを行って高精度に孔を形成するには、一般に、孔の径に対するメンブレン厚の比(アスペクト比)を10以下、望ましくは5以下に抑える必要がある。したがって、ステンシルマスクに、例えば線幅90nmのパターン孔を形成するには、メンブレン厚を1μm以下にする必要があるからである。本実施形態のメンブレン形成用層3aには、内部応力を制御するために所定のドーパントを所定量ドープしたシリコン薄膜を用いたが、シリコン窒化膜などの他のシリコン系材料を用いることもできる。
先ず、SOIウエハ21の裏面側に、図4(a)に示すように、ドライエッチング用の保護膜22として所定膜厚のシリコン酸化膜を形成する。この保護膜22の上にレジストを塗布し、ベークする。このレジスト膜を図2に示す梁およびフレームのパターンで露光し、現像し、レジストパターン23を形成する。このレジストパターン23をマスクとして、図4(b)に示すように保護膜22をドライエッチングする。
次いで、レジストパターン23と保護膜22をマスクとしてシリコン基板2をドライエッチングする。この工程は例えばSF6やNF3等のエッチングガスを用いる強い異方性エッチングであり、削られたシリコン基板の側壁は図4(c)に示すように垂直に近いものとなり、これにより高アスペクト比の梁4およびフレーム9が形成される。この工程では、シリコン酸化膜10はエッチングストッパー層として機能する。
SOIウエハ21として例えば8インチウエハを用いる場合は、シリコン基板2の厚みは725μmとする。従って、保護膜22を設けずに、レジストパターン23をマスクとしてシリコン基板2にドライエッチングを行うと、シリコン基板2の厚さ分のエッチングが終了する前に、レジストパターン23が消費されてしまい、所望の高さと形状を有する梁4とフレーム9を形成することが困難になる。よって、保護膜22の膜厚をどのように設定するかということは重要である。
次いで、図4(d)に示すように、梁4とフレーム9をマスクとしてシリコン酸化膜10をエッチングする。このエッチングにはエッチング液として例えばフッ酸を用いる湿式エッチングを用いる。この工程において、保護膜22も除去され、所望のステンシルマスクブランクス30が得られる。
次いで、上記のステンシルマスクブランクス30をメンブレン形成用層3aが上面となるように塗布装置のスピンチャックに保持させ、メンブレン形成用層3aの上にレジストを塗布し、図4(e)に示すように、所定膜厚のレジスト層24を形成する。
次いで、図4(f)に示すように、孔を形成するためのパターン24aをレジスト層24に転写する。このレジスト層24のパターニングは、通常の電子ビームリソグラフィにより行うことができる。
次いで、レジスト層24をマスクとしてメンブレン形成用層3aにドライエッチングを行い、ステンシルマスクの孔8を形成するとともに、所定位置の梁4の裏面側に対応するメンブレン形成用層3aに位置合せ用のアライメントマーク25を形成する。アライメントマーク25を設けることにより、薄膜全体で位置合わせを高精度に行うことが可能となる。このドライエッチングには、エッチングガスとして例えばSF6やNF3等を用いる。その後、レジスト層24を剥離する。このようにして図4(g)に示すステンシルマスク40が得られる。
上記ステンシルマスクの使用方法の概要について説明する。
ステンシルマスク1Aは、パターンが転写されるウエハ表面に、メンブレン3A側の面が近接するように配置される。ステンシルマスク1A上をフレーム9側から電子ビームで走査すると、孔8の部分のみ電子ビームが透過して、ウエハ上のレジストにパターンが転写される。
ステンシルマスク1Aを用いて露光を行う場合、まず、ステンシルマスク1Aと被処理ウエハを固定して区画I〜IVのパターンを転写する。次に、ステンシルマスク1Aとウエハを相対的に移動させ、転写された区画I〜IVのパターン上に、ステンシルマスク1Aのそれぞれ異なる区画を配置させる。通常、ステンシルマスク1Aを固定したまま、被処理ウエハを移動させる方が容易である。
被処理ウエハを移動させてから、再度、ステンシルマスク1A上を電子ビームで走査する。以上の工程を繰り返し、ステンシルマスク1Aの4つの区画I〜IV(図2参照)のパターンが重なるように、4回の多重露光を行う。これにより、梁4部分に存在するパターンもレジストに相補的に転写される。
本実施形態のステンシルマスク1Aにおいては、メンブレン分割領域5A1,5A2,5A3,5A4,5A5,5B6の二次元アスペクト比2DAR値がそれぞれ0.97,0.86,0.77,0.73,0.62,0.48であり、二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分が0.49となっている。このように二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分を小さくしているので、エッチングが容易になり、全体のエッチング時間を短くすることができる。
(第2の実施形態)
次に、図5を参照して第2の実施形態のマスクについて説明する。なお、本実施形態が上記第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。
第2の実施形態のステンシルマスク1Bでは、区画IIと区画IVにおいて、4つの梁帯部6a,6b,6c,6dに沿って細長サイズ(0.75mm×0.25mm)のメンブレン分割領域5B1と、細長サイズ(1.0mm×0.25mm)のメンブレン分割領域5B2と、細長サイズ(1.5mm×0.25mm)のメンブレン分割領域5B3とをそれぞれ設けている。また、区画IIおよび区画IVの周縁部分には、基準サイズよりも小さいサイズ(0.75mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5B4と、基準サイズよりも少し小さいサイズ(1.0mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5B5とをそれぞれ設けている。なお、区画Iと区画IIIには、基準サイズのメンブレン分割領域5B6のみが設けられている。
本実施形態のステンシルマスク1Bにおいては、メンブレン分割領域5B1,5B2,5B3,5B4,5B5,5B6の二次元アスペクト比2DAR値がそれぞれ2.2,2.1,2.1,0.97,0.86,0.73である。従って、本実施形態マスク1Bにおける二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差は1.47になる。このように二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分を小さくしているので、エッチングが容易になり、全体のエッチング時間を短くすることができる。
(第3の実施形態)
次に、図6を参照して第3の実施形態のマスクについて説明する。なお、本実施形態が上記第1の実施形態と重複する部分の説明は省略する。
第3の実施形態のステンシルマスク1Cでは、区画IIと区画IVにおいて、4つの梁帯部6a,6b,6c,6dに沿って基準サイズよりも小さいサイズ(0.75mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5C1と、基準サイズよりも少し小さいサイズ(1.0mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5C2とをそれぞれ設けている。また、区画IIおよび区画IVの周縁部分にも、基準サイズよりも小さいサイズ(0.75mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5C1と、基準サイズよりも少し小さいサイズ(1.0mm×0.75mm)のメンブレン分割領域5C2とをそれぞれ設けている。
区画IIおよび区画IVの周縁部分のメンブレン分割領域5C1,5C2は、図中に斜線で示したダミー開口DMを含むものである。これらのダミー開口DMには露光時の電子線ビームが通過しない。なお、区画Iと区画IIIには、基準サイズのメンブレン分割領域5C3のみが設けられている。
本実施形態のステンシルマスク1Cにおいては、メンブレン分割領域5C1,5C2,5C3の二次元アスペクト比2DAR値がそれぞれ0.97,0.86,0.73である。従って、本実施形態マスク1Cにおける二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差は0.24になる。このように二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分を小さくしているので、エッチングが容易になり、全体のエッチング時間を短くすることができる。
また、ダミー開口DMを設けることにより、メンブレン周縁部においても小開口や細長い開口が生じなくなり、エッチング条件の設定がさらに容易になるというメリットがある。
(比較例)
次に、図7を参照して比較例のマスクについて説明する。
比較例のステンシルマスク1Mは、基準サイズを1mm×1mmとした場合に、区画IIと区画IVに最小サイズ(0.25mm×0.25mm)の開口をもつメンブレン分割領域5M1をそれぞれ有している。また、区画IIと区画IVには、4つの梁帯部6a,6b,6c,6dに沿ってそれぞれ細長サイズ(0.75mm×0.25mm)のメンブレン分割領域5M2と、細長サイズ(1.0mm×0.25mm)のメンブレン分割領域5M3を有している。なお、区画Iと区画IIIには、基準サイズ(1mm×1mm)のメンブレン分割領域5M6のみが設けられている。
メンブレン分割領域5M1,5M2,5M3,5M4,5M5,5M6の二次元アスペクト比2DAR値は、それぞれ2.9,2.2,2.1,0.97,0.86,0.73である。従って、比較例マスク1Mにおける二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差は2.17になり、上記第1〜第3の実施形態の値よりもかなり大きい。このため、メンブレン分割領域5M1,5M2,5M3に属する部分のエッチングが、特にメンブレン分割領域5M1のエッチングが、他の領域5M4,5M5,5M6よりも遅く、メンブレン分割領域5M1に揃えて全体のエッチング時間を長くした場合、他の領域5M4,5M5,5M6のエッチングストッパー層10が消費されてしまい、メンブレン形成用層3aをもオーバーエッチングされるという事態が生じた。一方、逆にメンブレン分割領域5M4,5M5,5M6にエッチング時間を揃えると、細長形状のメンブレン分割領域5M1,5M2,5M3の掘り進みが不十分になり、特にメンブレン分割領域5M1ではエンドラインまで完全に掘り進むことができず、メンブレン分割領域を形成できなかった。
本発明のステンシルマスクは、低速電子線近接転写リソグラフィー(LEEPL)、PREVAIL(projection exposure with variable axis immersion lenses)に用いることができる。また、本発明のステンシルマスクブランクスは、ユーザー側で任意に所望のパターン孔をメンブレンに形成することができる半製品として利用することができる。
本発明の実施形態に係るステンシルマスクを示す平面図。 図1のステンシルマスクの要部を拡大して示す平面図。 メンブレン分割領域の一単位およびその周囲の梁を拡大して示す斜視図。 (a)〜(g)は本発明のステンシルマスクの製造方法を示す工程図。 本発明の他の実施形態に係るステンシルマスクの要部を拡大して示す平面図。 本発明の他の実施形態に係るステンシルマスクの要部を拡大して示す平面図。 比較例のステンシルマスクを示す要部拡大平面図。
符号の説明
1A,1B,1C,1M,1N…ステンシルマスク、
2…シリコン基板(シリコンウエハ)、
3,3A,3B,3C,3M,3N…メンブレン、
3a…メンブレン形成用層(シリコン系薄膜)、
4…梁、
5,5A1〜5A6,5B1〜5B6,5C1〜5C3,5M1〜5M6…メンブレン分割領域、
DM…ダミー開口、
6…梁帯部、
6a…第1のY軸梁帯部セグメント、
6b…第2のX軸梁帯部セグメント、
6c…第2のY軸梁帯部セグメント、
6d…第1のX軸梁帯部セグメント、
8…荷電粒子線通過孔(電子線通過孔)、
9…支持枠(フレーム)、
10…エッチングストッパ層(シリコン酸化膜)、
11…裾部(スカート)、
21…SOIウエハ、
22…保護膜(シリコン酸化膜)、
23,24…レジスト膜、
25…アライメントマーク、
30…ステンシルマスクブランクス、
40…ステンシルマスク、
I…第1象限の相補パターン区画、
II…第2象限の相補パターン区画、
III…第3象限の相補パターン区画、
IV…第4象限の相補パターン区画。

Claims (8)

  1. 荷電粒子線が通過する孔がパターン形成されたメンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記荷電粒子線通過孔と重ならないように前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクであって、
    前記梁帯部は、
    X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメントと、
    X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメントと、を有し、
    前記複数のメンブレン分割領域は、サイズが異なるものを含み、下式で与えられる二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分が1.5未満になるように形成されていることを特徴とするステンシルマスク。
    2DAR={(ARx2+ARy2)/2}1/2
    但し、
    ARx:メンブレン分割領域となるべき開口のX軸方向長さLxに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Lx)、
    ARy:メンブレン分割領域となるべき開口のY軸方向長さLyに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Ly)、
    基板の厚みTz:前記支持枠または前記梁の高さに相当。
  2. 前記二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分を1.0未満とすることを特徴とする請求項1記載のステンシルマスク。
  3. 全てのメンブレン分割領域の二次元アスペクト比2DAR値が1.0未満であることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項記載のステンシルマスク。
  4. 前記支持枠と前記梁との間隔を拡張するために、前記メンブレンの周縁部において荷電粒子線が通過しないダミー開口を有するメンブレン分割領域を設けることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のステンシルマスク。
  5. メンブレンと、前記メンブレンの周縁を支持する支持枠と、平面視野において前記支持枠の内側に設けられ、前記メンブレンを支持する複数の梁と、平面視野において前記梁と前記メンブレンとの連結部分の周囲の裾部および前記梁を含み、前記メンブレンを複数のメンブレン分割領域に分割するとともに、直交するX軸及びY軸に沿って前記メンブレンを矩形状に4つの第1〜第4象限の相補パターン区画に分ける梁帯部と、を具備するステンシルマスクブランクスであって、
    前記梁帯部は、
    X軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第1のX軸梁帯部セグメントと、
    X軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記第2象限の相補パターン区画と第3象限の相補パターン区画とを分ける第2のX軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第1象限の相補パターン区画に含まれ、前記第1象限の相補パターン区画と第2象限の相補パターン区画とを分ける第1のY軸梁帯部セグメントと、
    Y軸に沿って延び出し、前記第3象限の相補パターン区画に含まれ、前記前記第3象限の相補パターン区画と第4象限の相補パターン区画とを分ける第2のY軸梁帯部セグメントと、を有し、
    前記複数のメンブレン分割領域は、サイズが異なるものを含み、下式で与えられる二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分が1.5未満になるように形成されていることを特徴とするステンシルマスクブランクス。
    2DAR={(ARx2+ARy2)/2}1/2
    但し、
    ARx:メンブレン分割領域となるべき開口のX軸方向長さLxに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Lx)、
    ARy:メンブレン分割領域となるべき開口のY軸方向長さLyに対するZ軸方向にエッチングで掘り進められる基板の厚みTzのアスペクト比(=Tz/Ly)、
    基板の厚みTz:前記支持枠または前記梁の高さに相当。
  6. 前記二次元アスペクト比2DARの最大値と最小値の差分を1.0未満とすることを特徴とする請求項5記載のステンシルマスクブランクス。
  7. 全てのメンブレン分割領域の二次元アスペクト比2DAR値が1.0未満であることを特徴とする請求項5又は6のいずれか1項記載のステンシルマスクブランクス。
  8. 前記支持枠と前記梁との間隔を拡張するために、前記メンブレンの周縁部において荷電粒子線が通過しないダミー開口を有するメンブレン分割領域を設けることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項記載のステンシルマスクブランクス。
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