JP4479963B2 - 車両用トノカバー装置 - Google Patents

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この発明は、リヤシートとバックドアとの間に画成されるラゲージルームの上面開口を開閉自在に蓋する車両用トノカバー装置に係り、特に、トノカバーにシワや傷付きが発生するのを確実に防止でき、しかも、トノカバーの引出し操作並びに収容操作が円滑に行なえる車両用トノカバー装置に関する。
通常、図9に示すように、ハッチバック型車両等においては、リヤシート1とバックドア2との間に画成されるラゲージルーム3には、車両用トノカバー装置4が設けられている。この車両用トノカバー装置4は、ラゲージルーム3の上面開口を開閉自在に蓋するトノカバー5と、リヤシート1の背面側に設けられトノカバー5を巻取り可能に収容する巻取り収容ボックス6とから構成されている。
更に、巻取り収容ボックス6は、図10に示すように、車幅方向に沿って延びる長尺状のボックスフレーム7と、ボックスフレーム7を車体側に固定するためにボックスフレーム7の両端にスライド可能に装着されているホルダ8とから構成され、このホルダ8は、外側面に係合突起8aが形成されており、内部の付勢バネによりラゲージサイドトリムの係合凹部内にこの係合突起8aが嵌合することにより、車体側に着脱自在に取り付けられる構成となっている。従来のトノカバー装置4の構成については、特許文献1に詳細に記載されている。
ところで、従来の巻取り収容ボックス6とトノカバー5との関係は、図11に示すように、トノカバー5を引き出すための引出し用開口9がボックスフレーム7及びホルダ8の側壁(ラゲージルーム3に対向する側壁)に設定されているため、トノカバー5を引出し用開口9を通じてラゲージルーム3側に引き出した際、巻取り収容ボックス6の上面6aとトノカバー5との間に段差(図11中符号d1で示す)が形成され、巻取り収容ボックス6とトノカバー5との間の一体感を現出させることができず、外観見栄えを低下させるという傾向がある。この対策として、図12,図13に示すように、引出し用開口9の位置を巻取り収容ボックス6の上面6aに設定する試みがなされている。図12は、巻取り収容ボックス6におけるボックスフレーム7の引出し用開口9から、トノカバー5を引き出す状態が示されており、図13は、ボックスフレーム7の両端に位置するホルダ8の引出し用開口9からトノカバー5を引き出す状態が示されている。
特開平9−30331号公報
しかしながら、図12,図13に示すように、巻取り収容ボックス6とトノカバー5との一体感を現出するために、トノカバー5を引き出すための引出し用開口9の位置を巻取り収容ボックス6の上面6aに設定した場合、ボックスフレーム7とホルダ8との間に段差(図13,図15中符号d2で示す)が形成されるため、図14に示すように、巻取り収容ボックス6からトノカバー5を引き出した際、この段差d2にならってトノカバー5にシワaが発生し易く、トノカバー5使用時における外観見栄えを低下させるという問題点が指摘されている。
更に、トノカバー5を引出し操作並びに収容操作する際には、特に、ボックスフレーム7がアルミ等の軽金属材料から構成されているため、トノカバー5が傷付き易く、また、擦れ音等の不快音が発生することも見逃せない。従って、耐久性を高めるとともに、円滑で静粛な操作性を確保することが急務とされていた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、リヤシートとバックドアとの間のラゲージルームに設けられる車両用トノカバー装置であって、トノカバー使用時における外観見栄えを良好に維持できるとともに、トノカバーの引出し時、あるいは収容時、傷付きや擦れ音等が生じることがなく、円滑で静粛な操作性を確保した車両用トノカバー装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、リヤシートとバックドアとの間に画成されるラゲージルームの上面開口を開閉可能に覆うトノカバーと、リヤシートの背面側に配設され、トノカバーを巻取り収容する巻取り収容ボックスとからなる車両用トノカバー装置であって、上記巻取り収容ボックスは、内部に巻取り軸を内装したボックスフレームと、このボックスフレームの両端に取着され、車体側への固着機能をもつホルダとを備え、ボックスフレーム並びにホルダにトノカバーを引き出すための引出し用開口が設定された車両用トノカバー装置において、前記ボックスフレームの引出し用開口の縁部には、縁取り用スペーサが取り付けられ、ボックスフレームの引出し用開口から引き出されるトノカバーは、縁取り用スペーサにより上方に持ち上げられ、ホルダの引出し用開口から引き出されるトノカバーの高さ位置に追従することにより、トノカバーの全幅に亘りフラット状に規制された状態で引き出されることを特徴とする。
ここで、巻取り収容ボックスは、リヤシートの背面側に車幅方向に沿って配設され、長尺筒状体のボックスフレームと、このボックスフレームの両端にスライド可能に装着されるホルダとから構成されている。このホルダは、内部の付勢バネにより、常時外方に向けて突出するようにバネ付勢されており、ホルダの外側面に突設した係合突起がラゲージサイドトリムの係合凹部内に嵌まり込むことにより、巻取り収容ボックスが着脱可能にラゲージルーム内に固定される。また、巻取り収容ボックスにおけるボックスフレーム内には、巻取りバネを備えた巻取り軸が収容されており、この巻取り軸にトノカバーが巻取り収容される。
一方、トノカバーは、サーモプラスチックオレフィン(以下、TPOという)、サーモプラスチックウレタン(以下、TPUという)等の熱可塑性樹脂シート、あるいはクロス等の布地シートを使用することができる。更に、トノカバー使用時の係止手段としては、トノカバーの引出し端の両側に設けた係止ピンをラゲージサイド側の受け部に係止することで、引出し状態を保持することができる。そして、巻取り収容ボックスを構成するボックスフレームとその両端に位置するホルダの双方にトノカバーを引き出すための引出し用開口が開設され、トノカバーと巻取り収容ボックスとの間の一体感を現出するために巻取り収容ボックスの上面コーナー部に引出し用開口が設定されており、更に、ボックスフレームの引出し用開口の縁部には、ボックスフレームにおけるトノカバーの引出し高さ位置をホルダの引出し高さ位置と同調させるための縁取り用スペーサが取り付けられている。
従って、巻取り収容ボックスの引出し用開口からトノカバーを引出し操作する際、従来ではホルダの厚みに相当する段差がボックスフレームとホルダとの間に形成されていたが、ボックスフレームに取り付けられる縁取り用スペーサにより、この段差が解消され、トノカバーの全幅に亘りフラット状に規制した状態でトノカバーを引き出すことができる。
次いで、本発明の好ましい実施の形態においては、前記縁取り用スペーサにおけるトノカバーと当接する部位には、緩衝テープが貼付されており、トノカバーの引出し操作並びに収容操作時、擦れ音が解消されているとともに、トノカバーに対するプロテクト機能が付与されていることを特徴とする。
そして、この実施の形態によれば、縁取り用スペーサの外側面でトノカバーと当接する部位には、不織布テープ等の緩衝テープが貼付されているため、トノカバーの引出し時、並びに収容時において擦れ音等の低級音が発生することがなく、しかも、傷付きも未然に防止できる。
更に、本発明の好ましい実施の形態においては、前記縁取り用スペーサは、ボックスフレームの内側面に添装固定される取付プレート体を備え、この取付プレート体の上縁部には、ボックスフレームの引出し用開口の縁部を縁取るカール部が形成されているとともに、取付プレート体の下部側には、ボックスフレームの内面に形成したガイドレール内にスライド式に嵌め込む凸条が形成されていることにより、トノカバーの引出し操作並びに収容操作時に加わる応力に耐え得る保持強度が備わっていることを特徴とする。
そして、この実施の形態によれば、縁取り用スペーサは、ボックスフレームの内面に沿うように長尺状の取付プレート体から構成され、取付プレート体の上縁部はボックスフレームの引出し用開口の縁部を縁取るようにカール状に形成され、かつ下部側は、ボックスフレームの内面に条設したガイドレール内にスライド式に嵌合する凸条が形成されており、取付プレート体は、その上下縁部に沿って確実にボックスフレームに固定されているため、トノカバーの引出し時、並びに収容時に過度の応力が加わっても、縁取り用スペーサがボックスフレームから脱落することがない。
以上説明した通り、本発明に係る車両用トノカバー装置は、トノカバーを巻取り収容する巻取り収容ボックスはボックスフレームと、その両端に取り付けられるホルダとから構成され、巻取り収容ボックスとトノカバーとの一体感を現出するために、トノカバーの引出し用開口が巻取り収容ボックスの上面に設定されているとともに、ボックスフレームとホルダの双方の引出し用開口間のギャップを解消するために、ボックスフレームの引出し用開口縁部には、縁取り用スペーサが設けられており、この縁取り用スペーサによりトノカバーを引き出した際、トノカバーの全幅に亘りフラット状に規制されることから、トノカバー使用時における外観見栄えを常に良好に維持することができるという効果を有する。
更に、本発明に係る車両用トノカバー装置によれば、ボックスフレームの引出し用開口に設けられる縁取り用スペーサのトノカバーと当接する部位に緩衝テープを貼付する構成を採用しているため、トノカバーの引出し時、巻取り収容時において、擦れ音等の低級音が発生することがなく、また、傷付きも未然に防止できる等、円滑で静粛な操作性が期待できるとともに、トノカバー装置の耐久性を高めることができるという効果を有する。
以下、本発明の好適な実施の一形態を添付図面に従って詳細に説明する。尚、念のため付言すれば、本発明の要旨は特許請求の範囲によってのみ特定されるものであり、以下の実施例は本発明の一例を示すに過ぎない。
図1は巻取り収容ボックスからトノカバーを引き出した状態を示す車両用トノカバー装置の斜視図、図2は同車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスの構成を示す概要図、図3は同巻取り収容ボックスにおけるボックスフレームとホルダとの接合部の構成を示す斜視図、図4は同車両用トノカバー装置の巻取り収容ボックスにおけるボックスフレームとホルダとの接合部の構成を示す断面図、図5は同車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスの構成を示す分解斜視図、図6,図7は同車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスを示す各断面図である。また、図8は本発明に係る車両用トノカバー装置の別の実施例を示す断面図である。
図1,図2において、本発明に係る車両用トノカバー装置10は、ラゲージルーム3の上面開口を開閉自在に覆うトノカバー20と、このトノカバー20を巻取り可能に収容する巻取り収容ボックス30とから構成されている。尚、車両の適用部位並びに使用形態は、図9に示す従来例と同一である。本実施例では、トノカバー20の素材としてTPOシートが使用されているが、TPUシート、あるいはクロス等の布地シートを使用することもできる。そして、トノカバー20は、引出し端側に車幅方向に沿ってストッパーフレーム21が取り付けられており、このストッパーフレーム21が巻取り収容ボックス30に当接することで、巻取り動作が規制される。従って、ストッパーフレーム21よりも手前側が操作部となる。そして、このストッパーフレーム21の両端には、トノカバー20を引き出した状態で車体側に固定するサポートピン22が外方に向けて突設形成されており、このサポートピン22は、ラゲージサイドトリム(図示せず)の受け部に係着保持される。尚、図中符号23は、トノカバー20の引出し操作時に使用する操作部を示す。
一方、このトノカバー20を巻取り収容する巻取り収容ボックス30は、トノカバー20の全幅に沿って延びる長尺中空状のボックスフレーム40と、このボックスフレーム40の両端にスライド可能に装着されて、車体側への保持機能を有するホルダ50とから大略構成されている。また、巻取り収容ボックス30とリヤシート1との間には、可動式フラップ31が設けられており、特に、リヤシート1のリクライニング操作に追従して、この可動式フラップ31が動作することにより、巻取り収容ボックス30とリヤシート1との間の隙間を常時被覆することで、ラゲージルーム3内の美観を良好に維持している。尚、この可動式フラップ31はリヤシート1の仕様に応じて、左右2分割構造であり、独立して可動する構成である。
更に詳しくは、上記ボックスフレーム40は、アルミ等の軽金属を素材としており、内部にトノカバー20を巻き取る巻取り軸41が収容され、更にトノカバー20の巻取り方向に上記巻取り軸41を付勢する巻取りバネ42が内装されている。そして、ホルダ50はキャップ状に成形された合成樹脂成形体からなり、ボックスフレーム40の両端外側面にスライド可能に嵌め込まれ、車幅方向に沿ってスライド可能である。そして、ホルダ50の内部には、巻取り軸41を支持する軸受け51とホルダ50の内面との間に付勢バネ52が介挿されている。従って、ホルダ50は、図2中矢印方向にバネ付勢され、図示はしないがラゲージサイドの係合凹部内にホルダ50の係合突起53が係合することで車体側に着脱可能に取り付けられる。
本発明に係る車両用トノカバー装置10は、図3乃至図5に示すように、巻取り収容ボックス30に開設されるトノカバー20の引出し用開口(ボックスフレーム40に形成される引出し用開口43、ホルダ50における引出し用開口54とする)が巻取り収容ボックス30の上面(ボックスフレーム40の上面40a並びにホルダ50の上面50a)に形成されることで、トノカバー20をラゲージルーム3側に引き出した際、巻取り収容ボックス30とトノカバー20との一体感を現出させることができる。
そして、ボックスフレーム40の引出し用開口43とホルダ50の引出し用開口54とのギャップを埋めるために、この実施例においては、縁取り用スペーサ60がボックスフレーム40の内壁面に取り付けられている。更に詳しくは、この縁取り用スペーサ60は、高さ寸法がボックスフレーム40の高さよりもやや短寸で、長さ寸法はボックスフレーム40よりやや短めに設定された長尺状の取付プレート体61から構成されており、ボックスフレーム40の引出し用開口43の縁部を巻き込むように取付プレート体61の上端縁がカール部62として成形され、かつ下縁部近くには、凸条63が条設されている。そして、図5に示すように、カール部62により、ボックスフレーム40の引出し用開口43の縁部を巻き込んで、凸条63をボックスフレーム40のガイドレール44内に挿入することで、縁取り用スペーサ60をボックスフレーム40の内面にスライド装着することができる。
また、縁取り用スペーサ60のカール部62の外面には、不織布テープ等の緩衝テープ64が貼付されている。従って、巻取り収容ボックス30からトノカバー20をラゲージルーム3側に引き出した際、ボックスフレーム40に縁取り用スペーサ60が介装されているため、従来ではそれぞれの引出し用開口43,54のギャップによりシワが発生する傾向を示していたが、図7に示すように、ボックスフレーム40の引出し用開口43は縁取り用スペーサ60が取り付けられているため、トノカバー20が縁取り用スペーサ60より上方に持ち上げられ、ホルダ50の引出し用開口54の高さ位置(図6で示す)とほぼ合致することになり、巻取り収容ボックス30からトノカバー20を引き出した状態においては、トノカバー20の全幅に亘りフラット状態を維持することでシワ発生を皆無とし、良好な外観見栄えが得られる。
そして、図7に示すように、トノカバー20の引出し時、あるいは巻取り収容時、縁取り用スペーサ60に貼付された緩衝テープ64がトノカバー20と当接するため、ボックスフレーム40のエッヂ部分との接触による傷付き等の不具合が皆無となり、かつ擦れ音もないことから静粛で円滑な引出し、巻取り操作が期待できる。ここで、参考までに、巻取り収容ボックス30に付設される可動式フラップ31の構成と動作について簡単に説明する。可動式フラップ31は、フラップボード31aの外表面をフラップ表皮31bで被包して構成されており、支持ブラケット32に両面接着テープやリベット等の固定手段を介して取り付けられている。また、支持ブラケット32は、ボックスフレーム40の背面側に支持ピン33を介して回動可能に取り付けられているとともに、付勢バネ34により図7中矢印方向(図中時計廻り方向)に付勢されている。
従って、リヤシート1が起立状態の時、図中実線で示す位置に位置決めされ、リヤシート1と巻取り収容ボックス30との間の隙間を確実に覆い隠している。そして、リヤシート1を図中点線で示す位置までリクライニング操作する際、可動式フラップ31は、二点鎖線で示す位置まで回動することで、リヤシート1と干渉することがない。この時、可動式フラップ31を受けるための緩衝パッド35がボックスフレーム40の背面側に取り付けられている。尚、リヤシート1を起立させれば、付勢バネ34のバネ圧により、可動式フラップ31は実線位置まで復帰する。
次いで、図8は長尺状の取付プレート体61をベースとした縁取り用スペーサ60に替えて縁取り条体65の外表面に緩衝テープ64を貼付した縁取り用スペーサ60Aを使用した変形例を示している。この変形例では、ボックスフレーム40の引出し用開口43の縁部を嵌着するように、縁取り用スペーサ60Aが嵌め込まれており、同様に、縁取り条体65の外表面に緩衝テープ64が貼付されているため、トノカバー20の傷付き防止、擦れ音防止等に効果がある。そして、この変形例では、縁取り用スペーサ60Aを小型化することで、コンパクト化、材料の節約を図ることができる。
実施例では、巻取り収容ボックス30内にTPOシート製のトノカバー20を巻取り自在に収容し、ラゲージルーム3の上面開口を開閉自在に蓋する形態について説明したが、トノカバー20の素材として、合成樹脂シート、布地シートの他に、ネット等の材質に置き換えても良く、また、トノカバーを水平に位置決め固定するだけでなく、垂直方向、すなわち、引出し端を天井側に固定して、パーテーションカバーとして併用できる多機能型のトノカバー装置に適用することもできる。
本発明に係る車両用トノカバー装置の一実施例の全体構成を示す斜視図である。 図1に示す車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスの構成を示す概要図である。 図1に示す車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスのボックスフレームとホルダとの接合部を示す部分斜視図である。 図3中IV−IV線断面図である。 図1に示す車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスの構成を示す分解斜視図である。 図1中VI−VI線断面図である。 図1中VII −VII 線断面図である。 本発明に係る車両用トノカバー装置の変形例を示す断面図である。 従来の車両用トノカバー装置の設置箇所を示す説明図である。 従来の車両用トノカバー装置の全体構成を示す斜視図である。 従来の車両用トノカバー装置における巻取り収容ボックスからトノカバーを引き出した状態を示す断面図である。 従来の巻取り収容ボックスにおけるボックスフレームの上面開口からトノカバーを引き出した状態を示す断面図である。 従来の巻取り収容ボックスにおけるホルダの上面開口からトノカバーを引き出した状態を示す断面図である。 従来の巻取り収容ボックスにおけるボックスフレームとホルダの引出し用開口のギャップを示す説明図である。 従来の巻取り収容ボックスにおけるボックスフレームとホルダの引出し用開口からトノカバーを引き出した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 リヤシート
2 バックドア
3 ラゲージルーム
10 車両用トノカバー装置
20 トノカバー
30 巻取り収容ボックス
31 可動式フラップ
32 支持ブラケット
33 支持ピン
34 付勢バネ
35 緩衝パッド
40 ボックスフレーム
40a 上面
41 巻取り軸
42 巻取りバネ
43 引出し用開口
50 ホルダ
50a 上面
51 軸受け
52 付勢バネ
53 係合突起
54 引出し用開口
60,60A 縁取り用スペーサ
61 取付プレート体
62 カール部
63 凸条
64 緩衝テープ
65 縁取り条体

Claims (3)

  1. リヤシート(1)とバックドア(2)との間に画成されるラゲージルーム(3)の上面開口を開閉可能に覆うトノカバー(20)と、リヤシート(1)の背面側に配設され、トノカバー(20)を巻取り収容する巻取り収容ボックス(30)とからなる車両用トノカバー装置(10)であって、上記巻取り収容ボックス(30)は、内部に巻取り軸(41)を内装したボックスフレーム(40)と、このボックスフレーム(40)の両端に取着され、車体側への固着機能をもつホルダ(50)とを備え、ボックスフレーム(40)並びにホルダ(50)にトノカバー(20)を引き出すための引出し用開口(43,54)が設定された車両用トノカバー装置(10)において、
    前記ボックスフレーム(40)の引出し用開口(43)の縁部には、縁取り用スペーサ(60)が取り付けられ、ボックスフレーム(40)の引出し用開口(43)から引き出されるトノカバー(20)は、縁取り用スペーサ(60)により上方に持ち上げられ、ホルダ(50)の引出し用開口(54)から引き出されるトノカバー(20)の高さ位置に追従することにより、トノカバー(20)の全幅に亘りフラット状に規制された状態で引き出されることを特徴とする車両用トノカバー装置。
  2. 前記縁取り用スペーサ(60)におけるトノカバー(20)と当接する部位には、緩衝テープ(64)が貼付されており、トノカバー(20)の引出し操作並びに収容操作時、擦れ音が解消されているとともに、トノカバー(20)に対するプロテクト機能が付与されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用トノカバー装置。
  3. 前記縁取り用スペーサ(60)は、ボックスフレーム(40)の内側面に添装固定される取付プレート体(61)を備え、この取付プレート体(61)の上縁部には、ボックスフレーム(40)の引出し用開口(43)の縁部を縁取るカール部(62)が形成されているとともに、取付プレート体(61)の下部側には、ボックスフレーム(40)の内面に形成したガイドレール(44)内にスライド式に嵌め込む凸条(63)が形成されていることにより、トノカバー(20)の引出し操作並びに収容操作時に加わる応力に耐え得る保持強度が備わっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用トノカバー装置。
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