JP4479637B2 - 車両用バンパ構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の衝突時に車体に対する被衝突体を保護するための車両用バンパ構造に関する。
バンパフェイシャ(バンパカバー)の下部の内側に下段衝撃吸収体を配設し、歩行者との衝突時に下段衝撃吸収体によって歩行者の脚部の下部をすくい上げることで、歩行者の膝部分を中心とした脚部を衝突時の衝撃から保護するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この技術では、下段衝撃吸収体は、バンパフェイシャの内面に沿って前端が湾曲したベースプレートと、前後方向に長手とされるととこに車幅方向に並列してベースプレートから上向きに立設された複数の縦リブと、縦リブの中央部と直交する横リブと、車体骨格である下部フレームに固定されるリム部及び取付け部とを含んで構成されている。リム部の側壁を含む各縦リブの後端は下部フレームの前面に至っている。
特開2002−274298号公報 特開平7−17341号公報
ところで、バンパフェイシャは車体の意匠を構成するため、下部に向かうほど路面側を向くように水平面に対する傾斜角が大きくなり、脚部との衝突によって下段衝撃吸収体の前部が持ち上げられるような力が作用する。上記特許文献1記載の技術では、各縦リブの後端を下部フレームまで至らせているため、脚部の衝突時に反力を生じさせることができる。
しかしながら、上記従来の技術では、各縦リブの後端を下部フレームまで至らせているため、各種の制約が生じていた。
本発明は、上記事実を考慮して、簡単な構造でバンパの被衝突体への衝突時に適正な反力を生じる車両用バンパ構造を得ることが目的である。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明に係る車両用バンパ構造は、
バンパの下部に、車幅方向に長手とされると共に車体前後方向の一端側が車体骨格部材に固定された下側支持部材が配設された車両用バンパ構造であって、前記下側支持部材は、車体前後方向の一端側が前記車体骨格部材に固定されたベースプレートの他端側から、それぞれ車体前後方向に長手とされた複数の縦リブが車幅方向に並列して立設されており、前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側端部と該車体骨格部材とは、車体前後方向に離間されており、かつ、前記ベースプレートが、前記車体前後方向に離間された前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側端部と該車体骨格部材との間において、前記車体骨格部材側とは反対側の端部を車体上下方向の上側又は下側に変位させる方向への曲がるのに伴って、所定の反力を生じる反力付与構造を備え、前記反力付与構造は、前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側端部と該車体骨格部材とが車体前後方向に離間されることが維持される範囲で、該複数の縦リブの前記車体骨格部材側の端部の車体前後方向における位置を異ならせて構成されている。
請求項1記載の車両用バンパ構造では、バンパ下部に下側支持部材が配設されており、車両の被衝突体との衝突時には下側支持部材が被衝突体の下部に当接して、該被衝突体が保護される。このとき、下側支持部材は、縦リブで被衝突体からの衝突荷重を受け、該荷重をベースプレート経由で車体骨格部材に伝達する。
ここで、下側支持部材は、上記荷重によってベースプレートにおける縦リブと車体骨格部材との間の部分(縦リブの車体骨格部材端部)で曲げを生じると、この曲げに伴って反力付与構造が、単にベースプレートを単独で曲げた場合と比較して大きな所定の反力を生じる。本車両用バンパ構造では、この反力によって被衝突体を支持する。そして、上記したベースプレートの曲げに伴って反力付与構造が反力を生じるため、圧縮荷重に基づく反力を付与する構成のように複雑な圧潰構造を採ることなく、被衝突体への反力を抑えることができる。
このように、請求項1記載の車両用バンパ構造では、簡単な構造でバンパの被衝突体への衝突時に適正な反力を生じる。また、本車両用バンパ構造では、車体骨格部材にまで至る縦リブを設ける等、下側支持部材の曲げを生じさせないための特別の構造に頼ることなく、適正な反力で被衝突体を支持することができる。
また、本請求項2記載の車両用バンパ構造では、車幅方向に並列した複数の縦リブのうち、少なくとも一部の縦リブにおける車体骨格部材側の端部の車体前後方向の位置が異なるため、下側支持部材においてベースプレートの曲げの基点となり易い強度(剛性)変化点の前後位置が、車幅方向で異なる。したがって、バンパが被衝突体に衝突した際には、ベースプレートの曲げに伴って、各縦リブの車体骨格部材側の端部の車体前後方向の位置を一致させた構成と比較して大きな反力が生じる。
請求項2記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1記載の車両用バンパ構造において、前記反力付与構造は、前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側の端部が、平面視で波型を成すように車体前後方向における位置が異ならされることで構成されている。
請求項3記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1又は請求項2記載の車両用バンパ構造において、前記下側支持部材の車体前後方向の他端側を覆うバンパカバーの下部に、該下側支持部材の車体上下方向の上側に張り出す係合凸部を設けた。
請求項3記載の車両用バンパ構造では、被衝突体への衝突時にベースプレートが所定量以上曲がると、下側支持部材の他端側が係合凸部に係合して曲げが規制される。これにより、該係合前におけるベースプレートの曲げに伴う反力を抑えつつ、該係合後の反力の落ち込みを抑えて被衝突体を良好に支持することができる。
請求項4記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1〜請求項3の何れか1項記載の車両用バンパ構造において、車幅方向に沿って設けられ、前記複数の縦リブを連結する壁をさらに備えた。
請求項5記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項4記載の車両用バンパ構造において、前記複数の縦リブを連結する壁は、車幅方向に沿う直線状に形成されている。
請求項6記載の発明に係る車両用バンパ構造は、請求項1〜請求項5の何れか1項記載の車両用バンパ構造において、前記複数の縦リブは、前記ベースプレートにおける車両上下方向の両面にそれぞれ設けられており、前記ベースプレートに対する車両上下方向の上側の縦リブと下側の縦リブとは、車幅方向にオフセットされている。
以上説明したように本発明に係る車両用バンパ構造は、簡単な構造でバンパの被衝突体への衝突時に適正な反力を生じるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る車両用バンパ構造が適用されたフロントバンパ10について、図1乃至図4に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印OUTは、それぞれ、フロントバンパ10が適用された自動車の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の外側を示している。
図2には、フロントバンパ10の概略全体構成が断面図にて示されている。この図に示される如く、フロントバンパ10は、バンパ骨格部材としてのバンパリインフォースメント12を備えている。バンパリインフォースメント12は、車幅方向に長手とされた閉断面構造体であり、車体骨格部材である左右一対のフロントサイドメンバ14の前端を架け渡して車体に支持されている。
バンパリインフォースメント12は、車体前方側からバンパカバー16によって覆われている。バンパカバー16は、車体前下部の意匠を構成する部品であり、バンパリインフォースメント12を前方から覆うカバー上部18と、カバー上部18よりも下方に位置するカバー下部20とを含んで構成されており、カバー上部18とカバー下部20との間には空気取り入れ用の開口部22が設けられている。バンパカバー16のカバー上部18とバンパリインフォースメント12との間には、緩衝部材としてのフォーム材24が配設されている。
バンパカバー16のカバー下部20は、その下部20Aが下側ほど後方に位置するように傾斜しており、車体下側に回り込む下端20Bに連続している。カバー下部20の下端20Bは、車体を下側から覆うアンダカバー25の前端に接続している。
そして、フロントバンパ10は、車幅方向に長手とされた(図3参照)下側支持部材としてのアブソーバ26を備えている。図1に示される如く、アブソーバ26は、その後部が車体骨格部材であるラジエータサポートロアクロスメンバ28に固定されると共に、その前端がカバー下部20の下部20Aの後方に近接させて位置されており、フロントバンパ10が被衝突体に衝突した際の荷重を分担支持し得る構成とされている。ラジエータサポートロアクロスメンバ28は、ラジエータ、エアコンコンデンサ、冷却ファン等で構成される冷却系部品Rを下側から支持している。
図1に示される如く、アブソーバ26は、ベースプレート30を有している。ベースプレート30は、アブソーバ26の前端から後端まで至ると共に車幅方向の全長に亘る構成するアブソーバ26の基部であり、後部30Aの前側に面一に連なる中間部30Bと前部30Cとの間に段部30Dが形成された段付き板状に形成されている。段部30Dは、中間部30Bの前端から上向きに立ち上がる縦壁として構成されており、前部30Cは後部30A及び中間部30Bよりも上方に位置している。
図3に示される如く、ベースプレート30の後部30A、中間部30Bには、それぞれボルト孔30Eが車幅方向(長手方向)に沿って複数設けられている。そして、図1に示される如く、ベースプレート30の後部30Aは、ボルト孔30E及びラジエータサポートロアクロスメンバ28の後側フランジ部28Aを貫通したボルト32がナット34に螺合することで、ラジエータサポートロアクロスメンバ28に締結固定されている。また、ベースプレート30の中間部30Bは、アンダカバー25、ボルト孔30E、及びラジエータサポートロアクロスメンバ28の前側フランジ部28Bを貫通したボルト32がナット34に螺合することで、ラジエータサポートロアクロスメンバ28に締結固定されている。これにより、アブソーバ26は、そのベースプレート30の後部30A側においてラジエータサポートロアクロスメンバ28に片持ち支持されている。なお、ベースプレート30の後部30A及び中間部30Bの少なくとも一方のラジエータサポートロアクロスメンバ28への固定構造は、ボルト32、ナット34による締結構造に代えて、例えばクリップによる係止構造とすることも可能である。
図3に示される如く、ベースプレート30の前部30Cは、その縁部がバンパカバー16の湾曲形状に対応して弓状に湾曲している。この前部30Cの前縁からは、前壁36が車幅方向の全長に亘り立設されている。図1に示される如く、前壁36は、バンパカバー16のカバー下部20の下部20Aの背面側に所定間隔で対向して位置するように、該下部20Aの傾斜方向に対応して前傾している。
一方、前部30Cと中間部30Bとの境界部分からは、段部30Dに連続するように後壁38が車幅方向の全長に亘り立設されている。図3に示される如く、後壁38は、平面視で波高方向が車体前後方向となる波型に形成されている。この実施形態では、後壁38は、波高(振幅)、頂部間のピッチ(周期)が不定のランダム波形状とされている。そして、ベースプレート30の30Dは、後壁38と連続する波型に形成されている。
さらに、図1に示される如く、アブソーバ26は、車幅方向に並列してそれぞれベースプレート30の前部30Cから上向きに立設された複数の縦リブ40を有する。各縦リブ40は、前後方向に長手とされ、それぞれ前壁36と後壁38とを連結している。各縦リブ40の後端は、後壁38との連結部位とされている。したがって、車幅方向に並列している各縦リブ40の後端は、前後方向の位置が異なる。
また、図1に示される如く、この実施形態では、複数の縦リブ42が車幅方向に並列してベースプレート30の前部30Cから下向きに立設されている。各縦リブ42は、車幅方向における縦リブ40と同じ位置に設けられており、それぞれの前縁42Aが側面視で前壁36の前面に連続するように傾斜している。一方、縦リブ42の後端は、段部30Dに接続されており、対応する40の後端位置(後壁38)に一致する。なお、縦リブ42は、各縦リブ40に対し車幅方向にオフセットして設けられても良い。
この車幅方向に並列する縦リブ40、42の後端位置を車体前後方向に異ならせた構造によって、アブソーバ26は、ベースプレート30における段部30Dとラジエータサポートロアクロスメンバ28との間における、前壁36側を持ち上げる方向(矢印A参照)の曲げが抑制されるようになっており、該構造が本発明における「反力付与構造」に相当する。
以上説明したアブソーバ26は、例えば、金属製とされても良く、樹脂材にて構成されても良い。この実施形態では、アブソーバ26は樹脂成形にて形成されている。
さらに、図1に示される如く、フロントバンパ10は、バンパカバー16のカバー下部20の背面から突設された係合凸部として係合リブ44を備えている。係合リブ44は、車幅方向に沿って連続的又は断続的に後向きに突出して、該車幅方向の略全幅に亘って設けられている。この係合リブ44は、アブソーバ26の前壁36の上端36Aとの間に上下方向に沿う所定間隔の隙間Cが形成されるように、カバー下部20の下部20Aにおける上端近傍に位置している。
次に、第1の実施形態の作用を説明する。
上記構成のフロントバンパ10が適用された車両では、図4(A)に示される如く走行中にフロントバンパ10が被衝突体Iに衝突すると、上部ではフォーム材24が変形して衝撃を吸収しつつバンパカバー16のカバー上部18からの荷重をバンパリインフォースメント12に伝える。一方、フロントバンパ10の下部では、バンパカバー16のカバー下部20からの荷重がアブソーバ26によって支持される。すなわち、被衝突体Iは、その下部がアブソーバ26によって支持され、該下部が車体下側に潜り込むことが防止される。
この被衝突体Iへの衝突荷重を支持する際に、車体意匠の一部を構成するカバー下部20の下部20Aに倣って前壁36及び縦リブ42の前縁42Aが前傾しているアブソーバ26は、この前傾形状によって、被衝突体Iからの衝撃荷重の一部が、上向き荷重すなわちベースプレート30を矢印A方向に曲げようとする曲げモーメントに変換される。
ここで、アブソーバ26は、車幅方向に並列した複数の縦リブ40の後端位置(後壁38)が車体前後方向に異なる構造であるため、ベースプレートにおける曲げの基点となり易い強度(剛性)変化点の前後位置が車幅方向の各部で異なる。このため、上記曲げモーメントによってベースプレート30が矢印A方向に曲がる際には、各縦リブ40の後端位置を一致させた構成と比較して、該曲げに対し大きな反力(抵抗力)が作用し、ベースプレート30すなわちアブソーバ26の過大な曲げが防止される。一方、アブソーバ26は、後壁38の曲げによって、被衝突体Iに作用する衝撃荷重(上記した反力)を抑えつつ、被衝突体Iへの衝突に伴う衝撃エネルギを吸収する。
また、フロントバンパ10では、バンパカバー16のカバー下部20に係合リブ44が設けられているため、アブソーバ26の曲げが所定量以上になると、図4(A)に示される如く該アブソーバ26は、その前壁36の上端36Aが係合リブ44に係合して矢印A方向の曲げが規制される。このため、前壁36と係合リブ44との係合後においては、アブソーバ26は、主に前後方向に沿う圧縮荷重に基づく反力によって被衝突体Iを支持する。
以上により、フロントバンパ10では、被衝突体Iへの衝突初期には、アブソーバ26の曲げに基づく適正な反力で衝撃エネルギを吸収しつつ被衝突体を支持し、衝突の中期以降は係合リブ44に前壁36を係合させることでアブソーバ26に過大な曲げが生じて反力が落ち込むことを防止しつつ、アブソーバ26の圧縮荷重に基づく適正な反力で被衝突体を支持することができる。
以上のことを、図4(B)に示す比較例との比較で説明する。比較例に係るフロントバンパ100は、アブソーバ26に代えてアブソーバ102を備える。アブソーバ102は、平板状に形成されたベースプレート104の前端から前壁106が立設されている。前壁106は、カバー下部20の下部に倣って前傾している。アブソーバ102には、前壁106とベースプレート104とに跨って車体前後方向に沿う縦リブ108が車幅方向に並列して複数設けられている。各縦リブ108の後端108Aは、車体前後方向の位置が一致しており、かつラジエータサポートロアクロスメンバ28から離間している。この比較例に係る構成では、前壁106が傾斜していることで生じる曲げモーメントによって、図4(B)に示す如くベースプレート104が大きく曲げ変形し、被衝突体Iを維持する反力が小さい。特に、曲げが大きくなるほどベースプレート104の圧縮荷重に基づく反力が低減するので、被衝突体Iを支持する反力は一層小さくなっていく。
これに対し本発明の実施形態に係るフロントバンパ10では、上記の通り各縦リブ40の後端位置を異ならせることで、ベースプレート30の曲げに伴う適正な反力を生じ、衝突初期における被衝突体の支持とエネルギ吸収を両立し、かつ係合リブ44によって衝突中期以降の反力落ち込みが防止される。
このように、フロントバンパ10では、アブソーバ26の曲げを阻止するのではなく、曲げを利用して反力を生じつつエネルギ吸収を行うように構成したため、車体の意匠を犠牲にしたり、圧縮によってエネルギ吸収を行うための複雑な圧潰構造を採用したり、アブソーバ26の曲げを阻止する特別の構造を採用したりすることなく、簡単な構造で被衝突体Iへの衝突時に適正な反力を生じる。
また、フロントバンパ10では、各縦リブ40の後端がラジエータサポートロアクロスメンバ28まで至らない構成であるため、アブソーバ26の軽量化を図ることができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品・部分については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略する。
(第2の実施形態)
図5には、本発明の第2の実施形態に係るフロントバンパ50を構成するアブソーバ52が平面図にて示されている。この図に示される如く、アブソーバ52は、後壁38に代えて、平面視で車幅方向に沿う直線状に形成された後壁54を有する点で、第1の実施形態とは異なる。
このアブソーバ52では、各縦リブ40の後端40Aは、後壁54よりも後方に突出している。なお、一部の縦リブ40の後端は、後壁54に一致していても良い。また、図示は省略するが、アブソーバ52は、ベースプレート30の段部30Dが後壁54と一致する直線状に形成されており、縦リブ42は、後端位置が平面視で対応する各縦リブ40の後端40Aの位置と一致している。
フロントバンパ50の他の構成は、フロントバンパ10の対応する構成と同じである。したがって、第2の実施形態に係るフロントバンパ50によっても、第1の実施形態と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。
(第3の実施形態)
図6には、本発明の第3の実施形態に係るフロントバンパ60が側断面図にて示されている。この図に示される如く、フロントバンパ60は、アブソーバ26に代えてアブソーバ62を備え、かつアブソーバ62の矢印A方向の曲げを抑制するスペーサ部材(ストッパ)64を備える点で、第1の実施形態とは異なる。
アブソーバ62は、後壁38に代えて後壁54を有し、かつ各縦リブ40の後端が後壁54に接続されている前後位置が一致している点で、アブソーバ26、52とは異なる。また、アブソーバ62では、縦リブ42の後端は、後壁54に対応して車幅方向に沿う直線状に形成された段部30Dに接続されて、対応する縦リブ40の後端位置と一致している。
スペーサ部材64は、その後端側がラジエータサポートロアクロスメンバ28に固定された状態で、該ラジエータサポートロアクロスメンバ28と後壁54との間に挿入されている。これにより、ベースプレート30を矢印A方向に曲げようとすると、後壁54がスペーサ部材64に干渉するようになっている。このスペーサ部材64は、後壁54の矢印A方向への曲げに伴って変形(弾性変形又は塑性変形)しつつ反力を生じるようになっている。ラジエータサポートロアクロスメンバ28と後壁54との間にスペーサ部材64を配設した構造が、本発明における「反力付与構造」に相当する。
また、この実施形態では、ラジエータサポートロアクロスメンバ28と後壁54との間にスペーサ部材64が配設されて、スペーサ部材64の圧縮すなわちアブソーバ62曲げが増すほど反力が増大するため、係合リブ44が設けられていない。
フロントバンパ60の他の構成は、フロントバンパ10の対応する構成と同じである。
第3の実施形態に係るフロントバンパ60では、被衝突体Iに衝突すると、スペーサ部材64を28との間で潰しながらベースプレート30が矢印A方向に曲がることで、アブソーバ62はスペーサ部材64が生じる反力で被衝突体を支持しつつ、該スペーサ部材64は変形によるエネルギ吸収を行う。ベースプレート30の曲げが大きくなると、スペーサ部材64の圧縮に伴って生じる反力が大きくなり、衝突中期以降にはベースプレート30の曲げが制限されて、アブソーバ62、スペーサ部材64の圧縮荷重に基づく反力によって被衝突体を支持する。
このように、第3の実施形態に係るフロントバンパ60によっても、第1の実施形態と同様の作用を奏するので、第1の実施形態と効果を得ることできる。
なお、第3の実施形態では、スペーサ部材64として圧縮に伴って反力が増す中実構造体を用いた例を示したが、例えば、圧縮荷重を受けて圧潰する中空構造体にてスペーサ部材64を構成しても良い。この場合、カバー下部20に係合リブ44を設けることが好ましい。
(第4の実施形態)
図7には、本発明の第4の実施形態に係るフロントバンパ70が側断面図にて示されている。この図に示される如く、フロントバンパ70は、アブソーバ26に代えてアブソーバ72を備える点で、第1の実施形態とは異なる。
アブソーバ72では、平面視でベースプレート30の後部30A、中間部30B、前部30Cに相当する後部74A、中間部74B、前部74Cを有し、前部74Cと中間部74Bとの間に段部30Dに相当する段部が形成されない平板状に形成されたベースプレート74を有している。ベースプレート74の前部74Cの湾曲した前縁からは全幅に亘り前壁76が立設されている。前壁76は、カバー下部20の下部20Aに倣って前傾している。
また、ベースプレート74における中間部74Bと前部74Cとの境界部分からは、後壁78が全幅に亘り立設されている。後壁78は、平面視で車幅方向に沿う直線状に形成されている。さらに、ベースプレート74の前部74Cからは、複数の縦リブ80が車幅方向に並列して立設されている。各縦リブ80は、前端が前壁76に接続されると共に後端が後壁78に接続されている。
そして、アブソーバ72は、ベースプレート74の下面から下向きに立設された反力付与構造としての下リブ82を有する。下リブ82は、車体前後方向に沿って長手とされると共に、ベースプレート74の前後方向の全長に亘っている。下リブ82は、車幅方向に並列して複数設けられている。下リブ82の前縁82Aは、前壁76の傾斜面に連続するように傾斜している。
下リブ82の車幅方向の位置、数は、縦リブ80の車幅方向の位置、数とは独立して決められている。すなわち、下リブ82は、ベースプレート74が矢印A方向に曲がる際に所定の反力を生じるように、ベースプレート74からの立設高さ、位置、数が決められており、この実施形態では、立設高さが縦リブ80の立設高さよりも低く、数が縦リブ80の数よりも少なく、車幅方向に等間隔で配置されている。
また、この実施形態では、ベースプレート74の矢印A方向への曲げが大きくなると下リブ82の伸び量が増して反力が増大するため、係合リブ44が設けられていない。
フロントバンパ70の他の構成は、フロントバンパ10の対応する構成と同じである。
第4の実施形態に係るフロントバンパ70では、被衝突体Iに衝突すると、ベースプレート30が矢印A方向に曲がりつつ下リブ82を同方向に曲げる(下リブ82の下部を伸ばす)ことで、アブソーバ72は被衝突体を支持しつつエネルギ吸収を行う。ベースプレート74の曲げが大きくなると、下リブ82の伸び量が増して反力が増大し、衝突中期以降にはベースプレート74の曲げが制限されて、主にアブソーバ72の圧縮荷重に基づく反力によって被衝突体を支持する。
このように、第4の実施形態に係るフロントバンパ70によっても、第1の実施形態と同様の作用を奏するので、第1の実施形態と効果を得ることできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、各種変更して実施することが可能である。したがって例えば、ベースプレート74に後壁38、各縦リブ40を設けてアブソーバを構成しても良く、アブソーバ62、アブソーバ72の後壁54、78に代えて後壁38を設けたり、後壁54、78よりも後方に位置する後端40Aの前後位置が車幅方向の各部で異なる構成としても良い。また、上記実施形態における各反力付与構造を2つ以上組み合わせて構成しても良い。
また、本発明は、フロントバンパの他に、例えばリヤバンパ等に適用することも可能である。
さらに、本発明は、アブソーバ26、52、62、72がバンパカバー16のカバー下部20にて被覆される構造には限定されず、例えば、アブソーバ26等の前壁36を露出させて車体の意匠面を構成するようにしても良い。この場合、バンパカバー16のカバー下部20以外の部分に係合リブ44を設けることも可能である。
本発明の第1の実施形態に係るフロントバンパの要部を示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るフロントバンパの概略全体構成を示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るフロントバンパを構成するアブソーバの平面図である。 (A)は、本発明の第1の実施形態に係るフロントバンパの被衝突体との衝突状態を示す側断面図、(B)は、比較例に係るフロントバンパの被衝突体との衝突状態を示す側断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るフロントバンパを構成するアブソーバの平面図である。 本発明の第3の実施形態に係るフロントバンパの要部を示す側断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るフロントバンパの要部を示す側断面図である。
符号の説明
10 フロントバンパ(車両用バンパ構造、バンパ)
16 バンパカバー
20 カバー下部(バンパカバーの下部)
26 アブソーバ(下側支持部材)
28 ラジエータサポートロアクロスメンバ(車体骨格部材)
30 ベースプレート
40・42 縦リブ(反力付与構造)
44 係合リブ(係合凸部)
50・60・70 フロントバンパ(車両用バンパ構造、バンパ)
52・62・72 アブソーバ
64 スペーサ部材(反力付与構造)
74 ベースプレート
80 縦リブ
82 下リブ(反力付与構造)

Claims (6)

  1. バンパの下部に、車幅方向に長手とされると共に車体前後方向の一端側が車体骨格部材に固定された下側支持部材が配設された車両用バンパ構造であって、
    前記下側支持部材は、車体前後方向の一端側が前記車体骨格部材に固定されたベースプレートの他端側から、それぞれ車体前後方向に長手とされた複数の縦リブが車幅方向に並列して立設されており、
    前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側端部と該車体骨格部材とは、車体前後方向に離間されており、
    かつ、前記ベースプレートが、前記車体前後方向に離間された前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側端部と該車体骨格部材との間において、前記車体骨格部材側とは反対側の端部を車体上下方向の上側又は下側に変位させる方向への曲がるのに伴って、所定の反力を生じる反力付与構造を備え
    前記反力付与構造は、前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側端部と該車体骨格部材とが車体前後方向に離間されることが維持される範囲で、該複数の縦リブの前記車体骨格部材側の端部の車体前後方向における位置を異ならせて構成されている車両用バンパ構造。
  2. 前記反力付与構造は、前記複数の縦リブの前記車体骨格部材側の端部が、平面視で波型を成すように車体前後方向における位置異ならされることで構成されている請求項1記載の車両用バンパ構造。
  3. 前記下側支持部材の車体前後方向の他端側を覆うバンパカバーの下部に、該下側支持部材の車体上下方向の上側に張り出す係合凸部を設けた請求項1又は請求項2記載の車両用バンパ構造。
  4. 車幅方向に沿って設けられ、前記複数の縦リブを連結する壁をさらに備えた請求項1〜3の何れか1項記載の車両用バンパ構造。
  5. 前記複数の縦リブを連結する壁は、車幅方向に沿う直線状に形成されている請求項4記載の車両用バンパ構造。
  6. 前記複数の縦リブは、前記ベースプレートにおける車両上下方向の両面にそれぞれ設けられており、
    前記ベースプレートに対する車両上下方向の上側の縦リブと下側の縦リブとは、車幅方向にオフセットされている請求項1〜5の何れか1項記載の車両用バンパ構造。
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