JP4478862B2 - ゲーム装置 - Google Patents

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本発明は、アタリが発生するまでに生じたポイントが積み立てられ、アタリが発生すると、それまでに積み立てられたポイントに応じた払い出しが行われるジャックポット遊技と、このジャックポット遊技とは異なるメインの通常遊技とを同時に進行させていくゲーム装置に関する。
従来より、メダルを投入した遊技者により遊技が行われ、遊技者が遊技に勝つと、投入した枚数よりも多くのメダルの払い出しを遊技者に対して行うゲーム装置が利用されている。
このようなゲーム装置としては、遊技者が勝つまで、すなわち、アタリを出すまで、それまでに投入されたメダルを積み立てておき、アタリが発生すると、それまでに積み立てられたメダルを、アタリを出した遊技者に払い出すジャックポット遊技装置がある。
このようなジャックポット遊技装置によれば、アタリが出ない状態が長く続いた後に、新たな遊技者が遊技を開始すれば、多くのメダルが蓄積されていることから、大当たりを引き当てることができ、遊技に勝った遊技者に大きな満足感を与えることができる。
一方、パチンコ機やスロット機等の遊技機では、遊技者が遊技における所定の条件を達成すると、通常の遊技モードよりも当選確率が著しく高いビックボーナスモードへ遊技を移行させることができる。このビックボーナスモードに遊技が移行すると、アタリが多発し、多量の遊技球やメダルが遊技者に払い出され、遊技者により大きな満足感を与えることができる。
ここで、遊技者が長時間にわたって根気づよく遊技を続け、その結果、ビッグボーナスを獲得しても、このビックボーナスモードが終了した後、再度、ビックボーナスモードを獲得するまでに、間があいてしまうと、遊技者の満足感はかえって損なわれてしまう。
そこで、遊技者が一度ビッグボーナスを獲得すると、ビックボーナスモードの発生する確率が高まるように設定され、次にビックボーナスモードが発生するまでに間があかないようにした遊技機が提案されている(特許文献1参照)。
また、ビックボーナスモードが長時間連続的に継続すると、遊技機から払い出される遊技球やメダルの量が多くなりすぎる。
そこで、ビックボーナスモードにおける遊技回数を制御し、ビックボーナスモードにおける払い出しすぎを防止するようにした遊技機が提案されている(特許文献2参照)。
特開平7−80126号公報 特開2001−79152号公報
前述のようなジャックポット遊技装置では、メダルが蓄積されるまで、メダルが払い出されることがないので、一度大当たりが出てしまうと、その直後には、アタリを出しても、メダルの払い出しがない、または、賭けたメダルと同数の払い出しか行われない等、実質的な当たりにはならないので、ゲームの満足感が全く得られない、という問題が生じる。
ここで、当選確率が著しく高いビックボーナスモード等のように確率を変動させても、一旦、大当たりが出てしまうと、払い出しされるメダルがなくなってしまうので、前記問題を解決することはできない。
なお、ビックボーナスモードにおける遊技回数を制御しても、前記問題を解決できないことは言うまでもない。
本発明の目的は、遊技者に遊技の満足感を充分与えることができるうえ、ジャックポット遊技の確率変動が行えるゲーム装置を提供することにある。
第1の発明
(特徴点)
第1の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、第1の発明は、ジャックポットのアタリが発生するまでに生じたポイントが積み立てられ、ジャックポットのアタリが発生すると、それまでに積み立てられたポイントに応じた払い出しが行われるジャックポット遊技が通常遊技とともに進行していくゲーム装置であって、通常遊技に係るポイントを付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する通常抽選手段と、ジャックポット遊技に係るポイントを積み立てるか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する積み立て抽選手段と、前記積み立て抽選手段がポイントを積み立てることを決定すると、積み立てポイントを累積して加算するとともに、加算した累積ポイントを保持する積み立てポイント加算手段と、前記積み立てポイント加算手段に保持されている累積ポイントをボーナスとして付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選するボーナス抽選手段とを備えていることを特徴とする。
第2の発明
(特徴点)
第2の発明は、前述した第1の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第2の発明は、前記ボーナス抽選手段による抽選でアタリが発生すると、ボーナス抽選における抽選確率を高める抽選確率上昇手段が設けられていることを特徴とする。
第3の発明
(特徴点)
第3の発明は、前述した第2の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第3の発明は、前記ボーナス抽選手段による抽選が行われた抽選回数をカウントするボーナス抽選回数計数手段と、前記ボーナス抽選手段による抽選でアタリが発生すると、前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値を「0」にリセットする抽選回数値リセット手段と、前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値が所定回数値を超えると、前記抽選確率上昇手段が高めた抽選確率を最初の値にリセットする抽選確率リセット手段とを備えていることを特徴とする。
第4の発明
(特徴点)
第4の発明は、前述した第3の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第4の発明は、前記抽選確率上昇手段として、前記ボーナス抽選手段の抽選でアタリが発生すると、以前に高めた抽選確率をさらに高めるものが採用されていることを特徴とする。
第5の発明
(特徴点)
第5の発明は、前述した第4の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第5の発明は、前記ボーナス抽選手段による抽選で発生したアタリの発生回数をカウントするアタリ発生回数計数手段が設けられ、前記抽選確率リセット手段は、前記アタリ発生回数計数手段がカウントしたアタリ発生回数値が所定回数値を超えると、前記抽選確率上昇手段が高めた抽選確率を最初の値にリセットするものであることを特徴とする。
第6の発明
(特徴点)
第6の発明は、前述した3から5までのいずれかの発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、第6の発明は、前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値、及び、前記積み立てポイント加算手段が保持している累積ポイントの両方を監視し、前記抽選回数値が所定回数値未満であり、且つ、前記累積ポイントが所定値未満であると、前記ボーナス抽選手段の抽選を休止させるボーナス抽選休止手段を備えていることを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
第1の発明の効果)
第1の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、第1の発明によれば、通常抽選手段の抽選により進行する通常遊技と、積み立て抽選手段及びボーナス抽選手段の抽選より進行するジャックポット遊技とが同時に行われるので、ポイントの積み立てが全くない状態でも、通常遊技でアタリが発生すれば、アタリで得られたポイントに応じた払い出しが確実に行われ、大当たりの直後でも、アタリが出れば、遊技者は、確実に払い出しを受けることができ、ゲームの満足感を充分得ることができる。
また、通常遊技による払い出しがあるので、ボーナス抽選手段によるアタリの確率を一時的に低くしても、遊技者の満足感を損なうことはない。
しかも、積み立て抽選手段により、ジャックポット遊技におけるポイントの積み立てが行われるので、通常遊技でアタリが多発しても、確率的に多数のポイントが積み立てられる可能性が高くなる。
これにより、ボーナス抽選手段によるボーナスのアタリ確率を最初は低くしておき、段階的にアタリ確率を高くしていくようにしても、ボーナス抽選でアタリが発生する毎に、充分なポイントに相当する払い出しを行うことができ、ジャックポット遊技の確率変動に対応できるようになる。
以上により、遊技者に遊技の満足感を充分与えることができるようになるうえ、ジャックポット遊技の確率変動が行えるようになる。
第2の発明の効果)
第2の発明によれば、前述した第1の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第2の発明によれば、ボーナス抽選手段による抽選でアタリが発生すると、ボーナス抽選における抽選確率が確実に高められるようになり、ジャックポット遊技の確率変動が適切に行えるようになる。
第3の発明の効果)
第3の発明によれば、前述した第2の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第3の発明によれば、抽選確率リセット手段が抽選確率を最初の値にリセットするので、抽選確率上昇手段を設けても、ボーナスの抽選確率が過度に高くなることがなく、ボーナスの抽選確率が適正な範囲から逸脱させることなく、ジャックポット遊技の進行が可能となる。
第4の発明の効果)
第4の発明によれば、前述した第3の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第4の発明によれば、ボーナス抽選手段のアタリ発生により、抽選確率上昇手段が段階的に抽選確率を高めるようにしたので、ボーナス抽選におけるアタリが短時間の間に複数発生すると、抽選確率が次々と高められて、いわゆる大当たり状態を演出することができ、遊技者に大きな満足感を与えることができる。
第5の発明の効果)
第5の発明によれば、前述した第4の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第5の発明によれば、アタリの発生回数値が所定回数値を超えると、抽選確率リセット手段が抽選確率を最初の値にリセットするので、積み立てポイント加算手段に保持されている累積ポイントが完全になくなってしまう前に、ボーナス抽選における抽選確率を低下させることが可能となり、ボーナス抽選でアタリが出ても払い出しが行えない等の不具合が防止される。
第6の発明の効果)
第6の発明によれば、前述した3から5までのいずれかの発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、第6の発明によれば、積み立てポイント加算手段に保持されている累積ポイントの貯留量が充分でないときには、ボーナス抽選休止手段がボーナス抽選を休止させ、累積ポイントが充分貯留されるのを待って、ボーナス抽選を開始させるようにしたので、ボーナス抽選のアタリ発生が許容される時期には、充分なポイントの払い出しが可能となり、アタリを発生させた遊技者に対して確実且つ充分に払い出しを行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施の一形態(以下「実施形態」という)について、図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、本実施形態の構成を説明するための図であり、図1は、本実施形態に係るゲーム装置全体を示す斜視図、図2は、本実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。
図1には、本実施形態に係るゲーム装置1が示されている。このゲーム装置1は、CRTや液晶等を含んで構成されたディスプレイ装置2を備え、ディスプレイ装置2に映し出されるゲーム画像を見ながら、遊技者が押しボタン3を操作することにより遊技が進行するものとなっている。
また、ゲーム装置1に設けられた押しボタン3の下方には、メダルが投入されるスロット4Aと、投入したメダルを返却させるための返却レバー4Bと、返却されるメダルの取り出し口である返却口4Cと、遊技の賞品として払い出されるメダルの取り出し口である払い出し口4Dとが設けられている。
ここで、ディスプレイ装置2の画面には、クレーン5を搭載した海賊船6と、海底に沈んでいる様々な財宝7とが映し出されるようになっている。そして、海賊船6は、画面の右上位置に固定され、その背景となる海底の方が画面の左から右へと横スクロールするようになっている。
このようなゲーム装置1は、遊技者がスロット4Aにメダルを投入すると、遊技を開始し、この後、遊技者によりボタン3が押圧されると、クレーン5のクレーンハンド8が海賊船6から海底へ投下され、財宝7の近傍にクレーンハンド8が到達すると、クレーンハンド8が閉じて上昇するようになっている。これにより、海底から財宝7の引き上げが成功すると、所定数のメダルが遊技者に払い出される遊技がゲーム装置1で行えるようになっている。
なお、ゲーム装置1は、遊技を開始するにあたり、複数のメダルを賭けることができる、換言すると、一回の遊技の開始時に、スロット4Aに複数のメダルを投入できるようになっている。
このようなゲーム装置1は、ジャックポットのアタリが発生するまでに生じたポイントが積み立てられ、ジャックポットのアタリが発生すると、それまでに積み立てられたポイントに応じた払い出しが行われるジャックポット遊技と、通常遊技である財宝引き上げ遊技とを同時に進行させていくものであり、遊技における動作を制御するための制御装置10を備えている。
図2には、制御装置10の概略構成が示されており、図2において、制御装置10は、マイクロコンピュータを主要なハードウェアとするものである。また、制御装置10には、各種のソフトウエアにより、遊技におけるディスプレイ装置2の画面や効果音等を制御するゲーム制御部11と、通常遊技の勝ち負け等を決定するために、アタリ/ハズレを抽選するゲーム抽選部12とが形成されている。
このうち、ゲーム抽選部12は、乱数を発生するとともに発生させた乱数を利用して抽選を行う三つの抽選部、すなわち、図2に示すように、通常抽選部13、ストック抽選部14及びボーナス抽選部15を備えたものとなっている。
これらの通常抽選部13、ストック抽選部14及びボーナス抽選部15の各々は、ゲーム制御部11から出力される抽選指令信号を受信したことをトリガーとして抽選動作を開始するものとなっている。なお、抽選指令信号は、後述するベット保持部16を経由して通常抽選部13、ストック抽選部14及びボーナス抽選部15の各々に到達するようになっている。
通常抽選部13は、通常遊技に係るポイントを付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する通常抽選手段である。具体的に説明すると、通常抽選部13は、財宝引き上げ遊技においてクレーン5及びクレーンハンド8で財宝7を海底から引き上げられるか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選するものである。
ここで、ディスプレイ装置2の画面に表示される財宝7の近傍には、図1に示すように、当該財宝7の引き上げに成功したことにより得られるポイントに相当するメダルの枚数、いわゆるオッズも表示されている。すなわち、財宝7の近傍に表示される枚数は、遊技の開始時にスロット4Aに投入されたメダル1枚に対する払い出し枚数である。
また、通常抽選部13は、アタリを抽選すると、アタリ信号を後述する払い出しポイント加算部18へ出力するようになっている。
図2に戻って、通常抽選部13の前段には、前述のベット保持部16が設けられている。このベット保持部16は、スロット4Aにメダルが投入されると、投入されたメダル枚数を示すベット枚数信号を、通常抽選部13、ストック抽選部14及びボーナス抽選部15へ出力するようになっている。
具体的には、ベット保持部16は、遊技の開始時にスロット4Aに投入されたメダルの枚数(ベット枚数)をゲーム制御部11から受信して保持するものである。このベット保持部16には、通常抽選部13がアタリを抽選した際に、ゲーム制御部11から引き上げた財宝7のオッズも受信するようになっている。そして、ベット保持部16は、通常抽選部13がアタリを抽選すると、財宝7の近傍に表示された枚数に、遊技の開始時にスロット4Aに投入された枚数を乗じた数値、すなわち、遊技者に払い出されるメダルの枚数に相当する払い出し枚数を、後述する払い出しポイント加算部18に出力するようになっている。
払い出しポイント加算部18の後段には、後述する払い出し部19が設けられ、払い出しポイント加算部18、払い出し部19及びベット保持部16により、通常抽選部13がアタリを抽選する、換言すると、財宝7の引き上げが成功すると、財宝7の近傍に表示された枚数(オッズ)に、遊技の開始時にスロット4Aに投入された枚数(ベット枚数)を乗じた積となる数のメダルが遊技者に払い出されるようになっている。
例えば、財宝7の近傍に「10枚」と表示され、遊技の開始時にスロット4Aに2枚のメダルを投入した場合に、通常抽選部13がアタリを抽選すると、遊技者に20枚のメダルが払い出されるようになっている。
ストック抽選部14は、ジャックポット遊技に係るポイントを積み立てるか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する積み立て抽選手段である。より詳しく説明すると、ストック抽選部14は、遊技の開始時にスロット4Aに投入された枚数と同数のメダルを積み立てるか否かを決定するために抽選を行うものとなっている。
具体的には、ストック抽選部14は、遊技の開始時にスロット4Aに投入されたメダルの枚数であるベット枚数をゲーム制御部11から受信し、このベット枚数を一時的に保持しておき、ストック抽選部14がアタリを抽選すると、当該ベット枚数が示す数値を、次に説明する積み立てポイント加算部17へ出力するものとなっている。
積み立てポイント加算部17は、ストック抽選部14がアタリを抽選する、換言すると、ベット枚数分のメダルを積み立てることを決定すると、ベット枚数が示す数値を累積して加算するとともに、毎回の遊技で加算した累積ポイントを保持する積み立てポイント加算手段である。
ここで、積み立てポイント加算部17が保持する累積ポイントは、換言すると、ボーナス当選により払い出すべきメダルの枚数となる累積ベット合計数となっている。
ボーナス抽選部15は、積み立てポイント加算部17に保持されている累積ポイント、すなわち、累積ベット合計数のメダルをボーナスとして付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選するボーナス抽選手段となっている。
このボーナス抽選部15からは、一回の抽選が完了したことを示す信号である抽選信号が一回の抽選毎に出力されるとともに、ボーナス抽選でアタリが発生したことを示すアタリ信号がアタリの発生毎に出力されるようになっている。
そして、前述の積み立てポイント加算部17は、アタリを抽選したボーナス抽選部15からアタリ信号を受信すると、累積ベット合計数を払い出しポイント加算部18に出力するようになっている。
なお、積み立てポイント加算部17は、ボーナス抽選部15へも累積ベット合計数を出力するようになっている。そして、ボーナス抽選部15は、累積ベット合計数が所定数(例えば、「99」)以上になると、ボーナス抽選を強制的にアタリとしてしまうように設定されている。
払い出しポイント加算部18は、三つの抽選部13〜15の抽選がすべて完了すると、ベット保持部16から受信した払い出し枚数と、積み立てポイント加算部17から受信した累積ベット合計数との和である払い出しメダル数を払い出し部19に出力するようになっている。
なお、ボーナス抽選でアタリが出たことにより払い出されるメダルの枚数には、上限値が予め設定されている。さらに詳しく説明すると、ゲーム装置1のメモリには、抽選のアタリ/ハズレを決めるために、複数の抽選テーブルが記憶されており、各抽選テーブルには、ボーナス抽選による払い出し枚数の上限値が適宜設定・登録されている。
これらの抽選テーブルは、そのうちの一つが遊技開始時に選択されるようになっている。そして、ボーナス抽選でアタリが出ると、遊技開始時に予め選択された抽選テーブルに登録された上限値を超えてメダルが払い出されないようになっている。
例えば、累積ベット合計数が40枚まで積み立てられた状態で、スロット4Aに2枚のメダルを投入し、オッズ枚数が「10枚」の財宝7の引き上げに成功したとすると、遊技者には、60枚のメダルが払い出されるようになっている。
また、累積ベット合計数が0枚の状態で、スロット4Aに1枚のメダルを投入し、オッズ枚数が「10枚」の財宝7の引き上げに成功したとすると、遊技者には、10枚のメダルが払い出されるようになっている。
さらに、累積ベット合計数が30枚の状態で、スロット4Aに2枚のメダルを投入し、財宝7の引き上げに失敗したとすると、遊技者には、30枚のメダルが払い出されるようになっている。
払い出し部19は、メダルホッパー等の払い出し装置の動作を制御し、当該払い出し装置に払い出しメダル数を出力して、遊技者へのメダルの払い出しを行うものである。
ここで、ボーナス抽選部15で行われる抽選でアタリが発生する確率を変動させるために、ボーナス抽選部15には、抽選でアタリが発生する確率を設定するとともに、その設定値が変更可能となった抽選確率設定部20が接続されている。
また、ボーナス抽選部15の入力側には、ゲーム制御部11との間に、ボーナス抽選部15の抽選を休止させるボーナス抽選休止手段であるボーナス抽選休止操作部21が設けられている。
一方、ボーナス抽選部15の抽選信号を出力する出力端には、ボーナス抽選部15による抽選が行われた抽選回数をカウントするボーナス抽選回数計数手段としてのボーナス抽選回数カウンタ22が接続されている。
また、ボーナス抽選部15のアタリ信号を出力する出力端には、前述の積み立てポイント加算部17が接続されている他に、次に説明する抽選確率上昇操作部23、アタリ発生回数カウンタ24、及び、抽選回数リセット部25も接続されている。
ボーナス抽選回数カウンタ22は、ボーナス抽選部15による抽選回数をカウントした結果である抽選回数値を、デジタル信号からなる抽選回数データに変換して、後述する抽選確率リセット部26及びボーナス抽選休止操作部21の両方へ送出するようになっている。
ボーナス抽選休止操作部21は、ボーナス抽選回数カウンタ22がカウントした抽選回数値、及び、積み立てポイント加算部17が保持している累積ポイントの両方を監視し、抽選回数値が所定回数値未満であり、且つ、累積ポイントが所定値未満であると、ゲーム制御部11から出力される抽選指令信号を遮断し、ボーナス抽選部15の抽選を休止させるボーナス抽選休止手段となっている。
抽選確率上昇操作部23は、ボーナス抽選部15による抽選でアタリが発生すると、ボーナス抽選における抽選確率を高める抽選確率上昇手段である。この抽選確率上昇操作部23は、ボーナス抽選部15の抽選でアタリが発生したことを検知し、アタリが発生する毎に、抽選確率設定部20へ抽選確率上昇指令を送出するものである。
これにより、抽選確率設定部20に設定されている抽選確率は、段階的に上昇するようになっている。換言すれば、抽選確率上昇操作部23は、それ以前にボーナス抽選部15の抽選でアタリが発生した後に、再度アタリが発生すると、以前に高めたボーナス抽選部15の抽選確率をさらに高める機能を有している。
アタリ発生回数カウンタ24は、ボーナス抽選部15による抽選で発生したアタリの発生回数をカウントするアタリ発生回数計数手段である。このアタリ発生回数カウンタ24は、アタリ発生回数のカウント結果を、デジタル信号からなるアタリ発生回数データに変換して、後述する抽選確率リセット部26へ送出するようになっている。
抽選回数リセット部25は、ボーナス抽選部15による抽選でアタリが発生すると、ボーナス抽選回数カウンタ22へリセット指令信号を送出し、ボーナス抽選回数カウンタ22がカウントしている抽選回数値を「0」にリセットする抽選回数値リセット手段である。
抽選確率リセット部26は、ボーナス抽選回数カウンタ22がカウントした抽選回数値が所定回数値を超えると、抽選確率設定部20へリセット指令信号を送出し、抽選確率上昇操作部23が高めたボーナス抽選部15の抽選確率を最初の値にリセットする抽選確率リセット手段となっている。
ここで、ボーナス抽選回数カウンタ22の抽選回数値は、抽選回数リセット部25によりリセットされるようになっている。これにより、ボーナス抽選部15による抽選でアタリが発生してから、所定回数の遊技が行われる前に、次のアタリをボーナス抽選部15が発生させないと、ボーナス抽選部15の抽選確率が最初の値にリセットされるようになっている。
また、抽選確率リセット部26は、アタリ発生回数カウンタ24がカウントしたアタリ発生回数値が所定回数値を超えると、抽選確率上昇操作部23が高めた抽選確率を最初の値にリセットする機能も備えたものとなっている。これにより、ボーナス抽選部15による抽選でアタリが発生してから、所定回数のアタリが発生することによっても、ボーナス抽選部15の抽選確率が最初の値にリセットされるようになっている。
次に、本実施形態に係るゲーム抽選部12の動作について、図3〜図7のフローチャートを参照しながら説明する。なお、これらの図3〜図7において、円の内部に数字(丸数字)が記された部位は、各ステップの接続点を表している。
まず、メダルがゲーム装置1に投入されると、1プレイの遊技が開始され、ステップS010において、遊技者がボタン3を押圧するのを待ち、遊技者がボタン3を押圧すると、ステップS020から始まる通常抽選処理と、ステップS100から始まるストック抽選処理とが同時に開始される。
なお、通常抽選処理が完了すると、そのままステップS050へ進む一方、ストック抽選処理が完了すると、必要に応じて、ボーナス抽選処理及びリセット処理等の処理へ進み、これらの処理を行った後にステップS050へ進む。
ステップS020では、通常遊技における抽選が行われる。具体的には、財宝7を海底から引き上げられるか否かが決定され、この後、ステップS030へ進む。
ステップS030では、ステップS020での抽選がアタリ及びハズレのいずれかであるかが判断され、アタリの場合には、ステップS040へ進む。一方、ハズレの場合には、ステップS050へ進み、これにより、通常抽選処理が完了する。
ステップS040では、通常遊技に当選した、換言すると、通常遊技でアタリを出したことにより払い出されるメダルの枚数を払い出しポイント加算部18にセットする。具体的には、財宝7の近傍に表示されるオッズとベットされたメダルの枚数との積となる数値(以下「通常払出枚数」という。)が払い出しポイント加算部18にセットされる。このようなステップS040での処理が終わると、ステップS050へ進み、これにより、通常抽選処理が完了する。
一方、ステップS100では、図4に示すように、ジャックポット遊技に係るポイントを積み立てるか否かを決定するボーナスストック抽選を行う。具体的には、ステップS100では、遊技の開始時にベットされたメダルの枚数と同一の数値を積み立てポイント加算部17へ出力するか否かを抽選する。この後、ステップS101へ進む。
ステップS101では、ステップS100での抽選がアタリ及びハズレのいずれかであるかが判断され、アタリの場合には、ステップS102へ進む。一方、ハズレの場合には、そのままボーナスストック抽選が完了し、図3の如く、ステップS200へ進み、ボーナス抽選処理が開始される。
ステップS102では、遊技の開始時にベットされたメダルの枚数と同一の数値を積み立てポイント加算部17へ出力され、当該数値が積み立てポイント加算部17に累積される。これにより、ボーナスストック抽選が完了し、図3の如く、ステップS200へ進み、ボーナス抽選処理が開始される。
ステップS200から始まるボーナス抽選処理では、ボーナス抽選そのものを行う抽選処理と、ボーナス抽選がハズレの場合に行われるハズレ処理と、ボーナス抽選がアタリの場合に行われるアタリ処理との三つの処理が行われる。
抽選処理は、前述のようにステップS200から始まるものである。抽選処理の最初に行われるステップS200では、図6に示すように、積み立てポイント加算部17の累積ベット合計数が所定数(例えば、「99」)以上であるか否かが判断され、累積ベット合計数が所定数以上である場合、ステップS210へ進み、累積ベット合計数が所定数未満である場合、ステップS220へ進む。
ステップS210では、ボーナス抽選を強制的にアタリとしてしまうボーナス強制当選処理が行われ、この後、接続点6を経由して、ステップS300から始まるアタリ処理(図5参照)へ進む。
ステップS220では、図6の如く、ボーナス抽選回数カウンタ22がカウントした抽選回数値kが所定値(例えば、「1」)未満であるか否かが判断され、抽選回数値kが所定回未満である場合、例えば、抽選回数値kが1未満であり、これが最初のボーナス抽選である場合、ステップS221へ進む。
一方、ボーナス抽選回数カウンタ22がカウントした抽選回数値kが所定値、例えば、1以上の場合、ステップS230へ進む。
ステップS221では、積み立てポイント加算部17の累積ベット合計数が所定数n(例えば、「40」)を超えているか否かが判断され、累積ベット合計数が所定数nを超過している場合、ステップS222へ進む。一方、累積ベット合計数が所定数n以下である場合、ボーナス抽選が休止となり、以上でボーナス抽選処理が完了する。この後、接続点4及び接続点3を経由して、ステップS050から始まる払出処理(図3参照)へ進む。なお、所定数nは、ボーナス抽選を行うために最低限必要な累積ベット合計数であり、所定数nを超えないと、ボーナス抽選が行えないようになっている。
ステップS222では、ボーナス抽選を行った抽選回数が加算される。すなわち、抽選回数を示すパラメータkが、kに1を加えた値に更新される。ボーナス抽選回数の更新を完了した後、ステップS223へ進む。
ステップS223では、ジャックポット遊技におけるボーナス抽選が行われる。このボーナス抽選を行った後、ステップS224へ進む。
ステップS224では、ステップS223でのボーナス抽選がアタリ及びハズレのいずれかであるかが判断され、アタリの場合には、接続点6を経由してステップS300へ進み、アタリ処理を開始し、これにより、抽選処理が完了する。
一方、ハズレの場合には、接続点5を経由してステップS110へ進み、ハズレ処理を開始し、これにより、抽選処理が完了する。
ところで、ステップS220において、ボーナス抽選が既に1回でも行われていると、ステップS220からステップS230へ進む。このステップS230では、ボーナス抽選が行われた回数である抽選回数kが所定数m(例えば、「20」)に達しているか否かが判断され、ステップS230で、抽選回数kが所定数mに達していない場合、ボーナス抽選を行うために、ステップS222へ進む。
ただし、所定数mは、ボーナス抽選でアタリを出して抽選確率を上昇させた際に、同一の抽選確率でボーナス抽選を連続して行うことができる回数の上限値である。換言すれば、一回のボーナス抽選でアタリを出した後、ボーナス抽選を上限の回数以上行っても、次のアタリがでないときには、上昇させた抽選確率が元の値に戻すために、所定数(以下、「ボーナス抽選最大回数」という)mが設定されている。
一方、ステップS230で抽選回数kがボーナス抽選最大回数mに達している場合、ボーナス抽選処理が完了し、この後、接続点7を経由して、ステップS120から始まるリセット処理(図5参照)へ進む。
図5に戻って、抽選処理でアタリが出ると、ステップS300から始まるアタリ処理が行われ、抽選処理でハズレが出ると、ステップS110から始まるハズレ処理が行われる。
すなわち、アタリ処理は、図7にも示すように、ステップS300から始まるものである。このステップS300では、以前にボーナス抽選でアタリが出たか否かが判断される。
具体的には、以前の遊技でアタリが出たために、このステップS300よりも後で行われるステップS302が既に行われ、このステップS302により、ボーナス抽選部15の制御用のボーナスフラグが既にオンになっているか否かが判断される。
ステップS300で、ボーナスフラグがオフの場合には、次のステップS301へ進む。ステップS301では、ボーナス抽選でアタリを連続して発生させることのできる最大数であるボーナス継続回数jを設定し、例えば、ボーナス継続回数jを3に設定し、この後、次のステップS302へ進む。
ステップS302では、前述したように、ボーナス抽選部15の制御用のボーナスフラグをオンし、次のステップS302へ進む。
一方、ステップS300で、ボーナスフラグがオンの場合には、以前の遊技でアタリが出た際に行われたステップS301で設定されたボーナス継続回数jから1を減じ、これにより、ボーナス継続回数jの値を更新する。このボーナス継続回数jの値の更新が完了した後、ステップS303へ進む。
ステップS303では、積み立てポイント加算部17の累積ベット合計数等に基づいて、ボーナス当選で払い出されるメダル枚数であるボーナス払出枚数を設定する、ボーナス払出枚数設定処理を行う。
詳しく説明すると、その時点で、積み立てポイント加算部17が保持している累積ベット合計数をボーナス払出枚数として設定する。ただし、累積ベット合計数が最大払出枚数を超えている場合、最大払出枚数をボーナス払出枚数として設定する。これにより、後述の払出処理において、ボーナス抽選のアタリに対して、設定された枚数のメダルが払い出せるようにする。そして、積み立てポイント加算部17の累積ベット合計数からボーナス払出枚数を減じ、これにより、累積ベット合計数の値を更新し、これにより、ボーナス払出枚数設定処理を完了させ、この後、次のステップS304へ進む。
ステップS304では、積み立てポイント加算部17にストックされているメダルの枚数、すなわち、累積ベット合計数が0になったか否かが判断される。累積ベット合計数が0となっている場合には、接続点9を経由してステップS120へ進み、ステップS120から始まるリセット処理(図5参照)へ進む。これにより、ボーナス抽選処理が完了する。一方、累積ベット合計数が0となっていない場合には、次のステップS305へ進む。
ステップS305では、ボーナス継続回数jが0になったか否かが判断される。ボーナス継続回数jが0となっている場合には、接続点9を経由してステップS120へ進み、ステップS120から始まるリセット処理(図5参照)へ進む。これにより、ボーナス抽選処理が完了する。一方、ボーナス継続回数jが0となっていない場合には、次のステップS306へ進む。
ステップS306では、次のボーナス抽選からカウントが開始されるボーナス抽選回数kの最大値であるボーナス抽選最大回数mを新たに設定する。この後、次のステップS307へ進む。
ステップS307では、次のボーナス抽選から採用されるボーナス抽選確率を新たに設定する。このボーナス抽選確率の設定の完了を以て、ボーナス抽選処理が完了し、この後、接続点8及び接続点3を経由してステップS050へ進み、ステップS050において払出処理(図3参照)を開始する。
図5に戻って、抽選処理でハズレが出て、ステップS110へ進むと、ステップS110では、前述のステップS300と同様に、ボーナス抽選部15の制御用のボーナスフラグが既にオンになっているか否かが判断される。
ステップS110で、ボーナスフラグがオフの場合には、接続点3を経由してステップS050へ進み、ステップS050において払出処理(図3参照)を開始する。
一方、ステップS110で、ボーナスフラグがオンの場合には、ステップS120から始まるリセット処理へ進む。
ステップS120から始まるリセット処理では、ボーナスフラグをオフにするリセット処理、ボーナス抽選回数kを「0」にクリアするクリア処理、抽選確率を元の値にリセットするリセット処理、及び、ボーナス継続回数jを「0」にクリアするクリア処理等、各種数値をクリア又はリセットするリセット処理が行われる。このリセット処理が完了すると、接続点3を経由してステップS050へ進み、ステップS050において払出処理(図3参照)を開始する。
ステップS050から始まる払出処理では、まず、ステップS050において、遊技者に払い出すメダルの総払出枚数をセットする。すなわち、ステップS040でセットされた通常払出枚数と、ステップS303でセットされたボーナス払出枚数とを互いに加算し、その和を総払出枚数としてセットする。このような総払出枚数のセットが完了した後、次のステップS060へ進む。
ステップS060では、払い出し部19がメダルホッパー等の払い出し装置の動作を制御し、総払出枚数に応じたメダルを遊技者に払い出す。この払い出しにより、1プレイの遊技が完了する。そして、以上の動作は、メダルが投入されるたびにステップS101から開始され、電源が遮断されて停止するまで繰り返される。
次に、本実施形態に係るゲーム装置1の遊技について、図面を参照しながら説明する。
本実施形態に係るゲーム装置1では、スロット4Aにメダルが投入されると、ボタン3による操作が機能するようになる。具体的には、遊技者は、ボタン3の操作でクレーン5のクレーンハンド8を作動させ、図8(A)に示すように、海底に沈む複数の財宝7A, 7Bのいずれかを引き上げることが可能となる。
ここで、遊技者は、右から左へスクロールする画面の移動速度に応じたタイミングで、ボタン3を押圧操作しても、財宝7を引き上げられるか否かは、通常抽選部13の抽選によって決まる。
例えば、遊技者が1枚のメダルをスロット4Aにメダルが投入した後、オッズが2枚となった財宝7Aを狙ってボタン3を押圧すると、図8(B)に示すように、クレーンハンド8は財宝7Aに命中する。
この後、クレーンハンド8が閉じて財宝7Aを把持すると、クレーン5がクレーンハンド8を上昇させる。
この際、通常抽選部13の抽選がアタリ及びハズレのいずれであっても、クレーン5でクレーンハンド8を上昇させると、図8(C)に示すように、財宝7Aが海底から海賊船6の手前まで引き上げられるようになっている。
そして、通常抽選部13の抽選がアタリである場合には、図9(D)に示すように、財宝7Aの海賊船6への引き上げが成功する。これにより、通常遊技による賞品として2枚のメダルが払い出される。
ここで、ボーナス抽選部15の抽選もアタリである場合には、ボーナス入りの後述する財宝袋7Cが財宝7Aの後ろに隠れており、財宝7Aとともに海賊船6に引き上げられることとなる。これにより、積み立てポイント加算部17が保持しているボーナス払出枚数分のメダルが追加されて払い出される。例えば、積み立てポイント加算部17に保持されているボーナス払出枚数が40枚の場合には、合計42枚のメダルが払い出される。
なお、ボーナス抽選部15の抽選がハズレの場合には、メダルの払い出しは、当然2枚である。
一方、通常抽選部13の抽選がハズレである場合には、図9(E)に示すように、財宝7Aの海賊船6への引き上げが失敗し、海賊船6から財宝7Aが落下し、再度海底に沈む。
海底から財宝7の引き上げが失敗すると、遊技者への通常遊技におけるメダルの払い出しはない。
ここで、ボーナス抽選部15の抽選がアタリである場合には、図9(F)に示すように、財宝7Aが海賊船6から海底へ落下しても、財宝7Aの後ろに隠れていたボーナス入りの財宝袋7Cが海賊船6に引き上げられ。これにより、積み立てポイント加算部17が保持しているボーナス払出枚数分のメダルが払い出されることとなる。例えば、積み立てポイント加算部17に保持されているボーナス払出枚数が40枚の場合には、合計40枚のメダルが払い出される。
ただし、ボーナス払出枚数分のメダル枚数が、前述したボーナス抽選による払い出し枚数の上限値を超える場合は、上限値に相当するメダルが払い出されることとなる。
また、ボーナス当選時及びボーナス継続中においては、図9(F)の如く、
ディスプレイ装置2の画面に、当該画面中を飛び回るオウム9が表示され、この飛び回るオウム9の表示は、ボーナスが解除されるまで継続される。
なお、ボーナス抽選部15の抽選もハズレの場合には、メダルの払い出しは、全くないこととなる。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、通常遊技に係るアタリ/ハズレの抽選を行う通常抽選部13と、ジャクポット遊技でポイントの積み立てを行うか否かの抽選を行うストック抽選部14と、ジャクポット遊技に係るアタリ/ハズレの抽選を行うボーナス抽選部15とを設け、通常抽選部13の抽選により進行する通常遊技と、ストック抽選部14及びボーナス抽選部15の抽選より進行するジャックポット遊技とを別々且つ同時に行えるようにしたので、ポイントの積み立てが全くない状態でも、通常遊技でアタリが発生すれば、アタリで得られたポイントに応じた払い出しが確実に行われ、大当たりの直後でも、アタリが出れば、遊技者は、確実に払い出しを受けることができ、遊技者にゲームの満足感を充分与えることができる。
また、通常遊技による払い出しがあるので、ボーナス抽選部15によるアタリの確率を一時的に低くしても、遊技者に満足感を充分与えることができるうえ、ストック抽選部14により、ジャックポット遊技におけるポイントの積み立てが行われるので、通常遊技でアタリが多発しても、ポイントの積み立てが停滞することがなく、確率的に多数のポイントを積み立てることができる。
従って、ボーナス抽選部15によるボーナスのアタリ確率を最初は低くしておき、段階的にアタリ確率を高くしていくようにしても、ボーナス抽選でアタリが発生する毎に、充分なポイントに相当する払い出しを行うことができ、ジャックポット遊技の確率変動に充分対応することができ、以上により、遊技者に遊技の満足感を充分与えることができるようになるうえ、ジャックポット遊技の確率変動を確実に行うことができる。
さらに、ボーナス抽選部15によるアタリの発生を検知して、ボーナス抽選における抽選確率を高める抽選確率上昇操作部23を設け、ボーナス抽選部15による抽選でアタリが発生すると、ボーナス抽選における抽選確率が確実に高められるようにしたので、ジャックポット遊技の確率変動を適切に行うことができる。
また、ボーナスの抽選回数が所定回数を超えると、抽選確率上昇操作部23が高めた抽選確率を最初の値にリセットする抽選確率リセット部26を設け、この抽選確率リセット部26で抽選確率を最初の値にリセットするようにしたので、抽選確率上昇操作部23でボーナスの抽選確率を高めるようにしても、ボーナスの抽選確率が過度に高くなることがなく、ボーナスの抽選確率が適正な範囲から逸脱させることなく、ジャックポット遊技を適切に進行させることができる。
さらに、ボーナス抽選部15のアタリ発生により、抽選確率上昇操作部23が段階的に抽選確率を高めるようにしたので、ボーナス抽選におけるアタリが短時間の間に複数発生すると、抽選確率が次々と高められて、いわゆる大当たり状態を演出することができ、遊技者に大きな満足感を与えることができる。
また、アタリの発生回数が所定回数を超えると、抽選確率リセット部26で抽選確率上昇操作部23が高めた抽選確率を最初の値にリセットするようにしたので、積み立てポイント加算部17に保持されている累積ポイントが完全になくなってしまう前に、ボーナス抽選における抽選確率を低下させることが可能となり、ボーナス抽選でアタリが多発したために、払い出しが行えない等の不具合を未然に防止することができる。
さらに、積み立てポイント加算部17に保持されている累積ポイントの貯留量が充分でないときには、ボーナス抽選休止操作部21がボーナス抽選を休止させ、累積ポイントが充分貯留されるのを待って、ボーナス抽選を開始させるようにしたので、ボーナス抽選のアタリ発生が許容される時期には、充分なポイントの払い出しが可能となり、アタリを発生させた遊技者に対して確実且つ充分に払い出しを行うことができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
例えば、通常抽選により払い出されるメダルの枚数を設定する払出枚数設定手段としては、ベット枚数にオッズを乗じる演算により、払い出し枚数を設定するものに限らず、図10に示すように、財宝毎に、ベット数に対応する払い出し枚数が登録された通常抽選払出テーブル30を備え、この通常抽選払出テーブル30を参照することにより、払い出し枚数を設定するものでもよい。
例えば、通常抽選に当選し、財宝No.1を引き上げたとすると、通常抽選払出テーブル30を参照し、図10の如く、遊技開始時にメダル1枚をベットした場合には、メダルの払い出し枚数として「1」を設定し、遊技開始時にメダル2枚をベットした場合には、メダルの払い出し枚数として「2」を設定し、遊技開始時にメダル3枚をベットした場合には、メダルの払い出し枚数として「5」を設定するテーブル参照式の払出枚数設定手段でもよい。
本発明に係る一実施形態の全体を示す斜視図である。 前記実施形態の概略構成を示すブロック図である。 前記実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。 図3におけるストック抽選処理を説明するためのフローチャートである。 図3におけるボーナス抽選処理を説明するためのフローチャートである。 図5における抽選処理を説明するためのフローチャートである。 図5におけるアタリ処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態の遊技動作を説明するための図である。 前記実施形態の遊技動作を説明する図8の後に続く図である。 本発明の変形例に係る払い出し枚数設定テーブルを示す図である。
符号の説明
1 ゲーム装置 2 ディスプレイ装置
3 ボタン 5 クレーン
4A スロット 4B 返却レバー
4C 返却口 4D 出し口
6 海賊船 7,7A,7B 財宝
7C 財宝袋 8 クレーンハンド
10 制御装置 11 ゲーム制御部
12 ゲーム抽選部 13 通常抽選部
14 ストック抽選部 15 ボーナス抽選部
16 ベット保持部 17 ポイント加算部
18 ポイント加算部 19 払い出し部
20 抽選確率設定部 21 ボーナス抽選休止操作部
22 ボーナス抽選回数カウンタ 23 抽選確率上昇操作部
24 アタリ発生回数カウンタ 25 抽選回数リセット部
26 抽選確率リセット部 30 通常抽選払出テーブル

Claims (6)

  1. ジャックポットのアタリが発生するまでに生じたポイントが積み立てられ、ジャックポットのアタリが発生すると、それまでに積み立てられたポイントに応じた払い出しが行われるジャックポット遊技が通常遊技とともに進行していくゲーム装置であって、
    通常遊技に係るポイントを付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する通常抽選手段と、
    ジャックポット遊技に係るポイントを積み立てるか否かを前記通常抽選手段の抽選とは無関係に決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する積み立て抽選手段と、
    前記積み立て抽選手段がポイントを積み立てることを決定すると、積み立てポイントを累積して加算するとともに、加算した累積ポイントを保持する積み立てポイント加算手段と、
    前記積み立てポイント加算手段に保持されている累積ポイントをボーナスとして付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選するボーナス抽選手段と
    前記通常抽選手段でアタリが抽選されたときに付与される前記通常遊技に係るポイントと、前記ボーナス抽選手段でアタリが抽選されたときに付与される前記ジャックポット遊技に係るポイントとがセットされる払い出しポイント加算手段と、
    前記払い出しポイント加算手段にセットされたポイントに応じた払い出しを遊技者に行う払い出し手段とを備えていることを特徴とするゲーム装置。
  2. 前記ボーナス抽選手段による抽選でアタリが発生すると、ボーナス抽選における抽選確率を高める抽選確率上昇手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のゲーム装置。
  3. 前記ボーナス抽選手段による抽選が行われた抽選回数をカウントするボーナス抽選回数計数手段と、
    前記ボーナス抽選手段による抽選でアタリが発生すると、前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値を「0」にリセットする抽選回数値リセット手段と、
    前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値が所定回数値を超えると、前記抽選確率上昇手段が高めた抽選確率を最初の値にリセットする抽選確率リセット手段とを備えていることを特徴とする請求項2記載のゲーム装置。
  4. 前記ボーナス抽選手段による抽選で発生したアタリの発生回数をカウントするアタリ発生回数計数手段が設けられ、
    前記抽選確率リセット手段は、前記アタリ発生回数計数手段がカウントしたアタリ発生回数値が所定回数値を超えると、前記抽選確率上昇手段が高めた抽選確率を最初の値にリセットするものであることを特徴とする請求項3記載のゲーム装置。
  5. 前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値、及び、前記積み立てポイント加算手段が保持している累積ポイントの両方を監視し、前記抽選回数値が所定回数値未満であり、且つ、前記累積ポイントが所定値未満であると、前記ボーナス抽選手段の抽選を休止させるとともに、前記抽選回数値が前記所定回数値以上である場合又は前記累積ポイントが前記所定値以上である場合には前記ボーナス抽選手段の抽選を実行させるボーナス抽選休止手段を備えていることを特徴とする請求項3又は4記載のゲーム装置。
  6. ジャックポットのアタリが発生するまでに生じたポイントが積み立てられ、ジャックポットのアタリが発生すると、それまでに積み立てられたポイントに応じた払い出しが行われるジャックポット遊技が通常遊技とともに進行していくゲーム装置であって、
    通常遊技に係るポイントを付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する通常抽選手段と、
    ジャックポット遊技に係るポイントを積み立てるか否かを前記通常抽選手段の抽選とは無関係に決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選する積み立て抽選手段と、
    前記積み立て抽選手段がポイントを積み立てることを決定すると、積み立てポイントを累積して加算するとともに、加算した累積ポイントを保持する積み立てポイント加算手段と、
    前記積み立てポイント加算手段に保持されている累積ポイントをボーナスとして付与するか否かを決定するために、アタリ及びハズレのいずれかを抽選するボーナス抽選手段と、
    前記通常抽選手段でアタリが抽選されたときに付与される前記通常遊技に係るポイントと、前記ボーナス抽選手段でアタリが抽選されたときに付与される前記ジャックポット遊技に係るポイントとがセットされる払い出しポイント加算手段と、
    前記払い出しポイント加算手段にセットされたポイントに応じた払い出しを遊技者に行う払い出し手段と、
    前記ボーナス抽選手段による抽選が行われた抽選回数をカウントするボーナス抽選回数計数手段と、
    前記ボーナス抽選手段による抽選でアタリが発生すると、前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値を「0」にリセットする抽選回数値リセット手段と、
    前記ボーナス抽選回数計数手段がカウントした抽選回数値、及び、前記積み立てポイント加算手段が保持している累積ポイントの両方を監視し、前記抽選回数値が所定回数値未満であり、且つ、前記累積ポイントが所定値未満であると、前記ボーナス抽選手段の抽選を休止させるとともに、前記抽選回数値が前記所定回数値以上である場合又は前記累積ポイントが前記所定値以上である場合には前記ボーナス抽選手段の抽選を実行させるボーナス抽選休止手段を備えていることを特徴とするゲーム装置。
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