JP6349572B2 - スロットマシン - Google Patents
スロットマシン Download PDFInfo
- Publication number
- JP6349572B2 JP6349572B2 JP2016123971A JP2016123971A JP6349572B2 JP 6349572 B2 JP6349572 B2 JP 6349572B2 JP 2016123971 A JP2016123971 A JP 2016123971A JP 2016123971 A JP2016123971 A JP 2016123971A JP 6349572 B2 JP6349572 B2 JP 6349572B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reel
- symbol
- winning
- stop
- combination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Description
また、上記特許文献1に記載のスロットマシンは、CBゲーム中に内部当選した無配当役の種別によって、最大配当小役を入賞させることの出来るストップボタンの操作順を異ならしめ、当該操作順の報知の有無により、CBゲーム中のメダル獲得枚数に差異を生じさせるものであり、目押し技量の発揮によって最大配当小役の入賞獲得率に差異が生じるといった、CBゲーム本来のゲーム性は、皆無である。
ゲーム開始操作に応じて、複数種類の役(BB役、RB役、小役1〜11及びリプレイ役)それぞれについて入賞を許容する否かを決定する決定手段と、
該決定手段による決定の後に、それぞれの外周面に複数種類の図柄が配された複数のリール(4L、4C、4R)を回転始動させるリール始動手段と、
該リール始動手段による前記複数のリールの回転始動の後、各リール(4L、4C、4R)に対する停止指示操作に応じて、当該停止指示操作に対応するリール(4L、4C、4R)を所定の最大引込範囲内で停止させる制御を行うリール制御手段と、
前記リール制御手段により全てのリール(4L、4C、4R)が停止した結果、該全てのリール(4L、4C、4R)に跨る有効ライン(L1〜L5)上に、前記複数種類(BB役、RB役、小役1〜11及びリプレイ役)の役毎に予め定められた入賞図柄組合せの何れかが表示される入賞に基づいて、該入賞した役の種別に応じた特典を付与する特典付与手段と、を備え、
前記最大引込範囲が全てのリールについて第1範囲(4コマ)に設定されるとともに、前記決定手段によって入賞が許容される複数種類の役のなかにボーナス役(BB役及びRB役)を含む通常遊技状態中に、前記特典付与手段は、前記ボーナス役(RB役)に係る入賞に基づいて、次ゲームからボーナス遊技状態(CBゲーム)へ移行させ、
該ボーナス遊技状態(CBゲーム)中には、特定リール(左リール4L)に係る前記最大引込範囲が前記第1範囲(4コマ)よりも狭い第2範囲(1コマ)に設定されるとともに、該特定リール(左リール4L)を除く他のリール(中リール4C及び右リール4R)の前記最大引込範囲が前記第1範囲(4コマ)に設定され、該ボーナス遊技状態(CBゲーム)は、当該ボーナス遊技状態(CBゲーム)中に前記特典付与手段により付与されたメダル枚数が閾値を超えたゲームで終了する。
前記ボーナス遊技状態(CBゲーム)中の各ゲームにおいて、前記決定手段は、前記特典付与手段により入賞に基づいて払い出されるメダル枚数たる配当が異なる複数種類の小役(小役1〜11)の入賞を常に許容し、
前記ボーナス遊技状態(CBゲーム)中の各ゲームにおいて、前記リール制御手段は、各リール(4L、4C、4R)に対する停止指示操作の順序が何れの場合においても、前記決定手段により入賞が許容された複数種類の小役のうち、配当が最大の第1小役(配当が15枚の小役)を入賞させる第1小役入賞制御を実行する場合と、前記第1小役よりも配当が小さな第2小役(配当が14枚の小役)を入賞させる第2小役入賞制御を実行する場合とがあるように設定されるとともに、
最初の停止指示操作が、当該停止指示操作の対象となったリール毎に設定された第1の特定のタイミングで行われた場合(例えば、最初の停止指示操作が左リール4Lの場合、左リール4Lの回転位置が図柄番号8〜9、15にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作された場合)において、当該第1の特定のタイミングに応じて定まる特定の順番(図柄番号が8〜9の場合は右→中の順番、15の場合は中→右の順番)で、残りのリール(4L、4C、4R)に対する停止指示操作を行った場合には、残りの各リール(4L、4C、4R)に対する停止指示操作タイミングにかかわらず前記第1小役入賞制御を実行し、前記特定の順番以外の順番で残りのリール(4L、4C、4R)に対する停止指示操作を行った場合には、残りの各リールに対する少なくとも一部の停止指示操作タイミング(図7(c)及び図8(c)参照)において前記第2小役入賞制御を実行する、ことを特徴としている。
また、上述の情報を事前に開示しなくとも、前記警告手段及び/または前記報知手段の搭載により、目押しの技量が低くとも、第1小役の入賞が可能となる。
スロットマシン1の最大引込範囲は、後述するCBゲーム中以外の遊技状態において4コマに設定しているため、当該遊技状態において、「リプレイ」図柄及び「ブドウ」図柄は、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、有効ラインL1〜L5上に引き込むことが可能な完全引込図柄である。
図5に示す如く、スロットマシン1では、ボーナス役としてBB役及びRB役の2通り、小役として小役1〜小役11の11通り、及びリプレイ役、合計14通りの役を設定している。
2通りのボーナス役BB役及びRB役のうち、BB役は遊技関連規則上の第1種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、1種BBという)、RB役は第2種特別役物に係る役物連続作動装置(以下、2種BBという)である。
RB役が入賞した場合、該入賞に対する配当はないが、次ゲームからチャンスボーナスゲーム(以下、CBゲームという)が開始される。CBゲーム中には、規定数が通常遊技状態中の3枚から2枚に変更され、小役1〜小役4の全ての小役の入賞が許容されるとともに、左リール4Rの最大引込範囲が1コマとなる。CBゲームは、CBゲーム中に払い出されたメダル枚数が105枚を超えたゲームで終了する。
小役2の入賞図柄組合せは、有効ラインL1〜L5上に左から順に「ベル1」「ベル1」「ベル2」図柄が並ぶ図柄組合せに設定している。小役2が入賞した場合、通常遊技状態中(規定数が3枚の場合)には15枚、BBゲーム中及びCBゲーム中(規定数が2枚の場合)には14枚のメダルがそれぞれ払い出される。
通常遊技状態中のBB役の抽選値は228、その当選確率は約1/287.4に設定している。
通常遊技状態中のRB役の抽選値は152、その当選確率は約1/431.2に設定している。
従い、通常遊技状態中のBB役及びRB役の合算の当選確率、即ちボーナス当選確率は約1/172.5に設定している。
小役3に関して、通常遊技状態中の抽選値は64、その当選確率は1/1024、BBゲーム中及びCBゲーム中の抽選値は65536に各設定している。
小役4に関して、通常遊技状態中の抽選値は10320、その当選確率は1/6.35、BBゲーム中及びCBゲーム中の抽選値は65536に各設定している。
小役5に関して、通常遊技状態中の抽選値は1819、その当選確率は1/36.0、BBゲーム中及びCBゲーム中の抽選値は65536に各設定している。
小役6〜11に関して、通常遊技状態中及びBBゲーム中に入賞が許容されることはなく、CBゲーム中の抽選値はそれぞれ65536に設定している。
従い、BBゲーム中には毎ゲーム、小役1〜小役5の入賞が許容され、CBゲーム中には毎ゲーム、小役1〜小役11の入賞が許容されることになる。
さらに具体的には、最初に操作したストップボタン20L、20C、20Rの種別(換言すれば、最初に停止させようとしたリール4L、4C、4Rの種別)と、その操作タイミングとに応じて、15枚役の入賞が確定する場合と、14枚役の入賞可能性が残る場合とに分岐させ、さらに、14枚役の入賞可能性が残る場合にも、その後のストップボタンの操作順によっては、その操作タイミングにかかわらず、14枚役の入賞を回避することができる仕様としている。
上述の如く、CBゲーム中には、左リール4Lの最大引込範囲が1コマとなる。このため、CBゲーム中以外、即ち最大引込範囲が4コマの遊技状態中には常時引込が可能であった小役3も、CBゲーム中には、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングによっては取り零す場合が生じることになる。
以下、各ストップボタン20L、20C、20R操作時の各リール4L、4C、4Rの回転位置や各リール4L、4C、4Rの停止位置について言及するが、該回転位置や停止位置は、対応するリール4L、4C、4Rの中段ラインL2上に位置する図柄の図柄番号により示す。
この場合、左リール4Lを除く、残り2つのリール4C、4Rについては、CBゲーム中も通常遊技状態中と同様に、最大引込範囲が4コマであるため、左リール4Lの上段/中段/下段の何れかに、「ブドウ」図柄を停止させることができれば、その後のストップボタン20C、20Rの操作順及びタイミングにかかわらず、小役4を入賞させることが出来る。
図3に示す如く、左リール4Lにおいて、2つの隣接する「ブドウ」図柄の間に最も多くの他の図柄が配置されているのは、図柄番号18と図柄番号1の間の3図柄であるが、例えば、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が、図柄番号20の場合であっても、1コマ滑らせれば、上段に「ブドウ」図柄を停止可能であるため、左リール4Lについては、最大引込範囲が1コマとなるCBゲーム中においても、上段/中段/下段の何れかに、「ブドウ」図柄を停止させることが可能な図柄配列を有している。よって、最初に左リール4Lに対する停止操作(左ストップボタン20L)を操作した場合には、CBゲーム中においても、各ストップボタン20L、20C、20Rの操作タイミングにかかわらず、小役4を入賞させることが出来る図柄配列を有している。
これに加え、左リール4Lの上段/中段/下段の何れかに、「チェリー1」図柄を停止させることができれば、その時点で小役5の入賞が確定することになる。
そこで、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号8または9の場合は、図柄番号9で左リール4Lを停止させることとし、これ以外のタイミングで左ストップボタン20Lが最初に操作された場合には、上段/中段/下段の何れかに「ピエロ」図柄が停止表示されることはないようにしている。
図柄番号3にて左リール4Lを停止させることが出来るのは、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号2または3の場合であるが、図柄番号2の場合は即止め、図柄番号3の場合は1コマ滑らせることにより、上段/中段/下段の何れにも「黒BAR」図柄を表示させずに左リール4Lを停止させることも可能である。
一方、図柄番号16にて左リール4Lを停止させることが出来るのは、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号15または16の場合であるが、図柄番号16の場合は1コマ滑らせることにより、上段/中段/下段の何れにも「黒BAR」図柄を表示させずに左リール4Lを停止させることも可能である。
そこで、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号15の場合は、図柄番号16で左リール4Lを停止させることとし、これ以外のタイミングで最初に左ストップボタン20Lが操作された場合には、上段/中段/下段の何れかに「黒BAR」図柄が停止表示されることはないようにしている。
図7(a)は、左リール4Lの回転位置が図柄番号8及び9にあるタイミングで最初に左ストップボタン20Lを操作し、左リール4Lが図柄番号9で停止した状態を示している。
スロットマシンにおいて、配当の異なる複数種類の小役の入賞が許容され、且つ、相対的に配当が多い第1小役に係る入賞図柄と、相対的に配当が少ない第2小役の入賞図柄の何れも有効ライン上に引き込める場合には、配当が多い第1小役に係る入賞図柄を優先して引き込む配当優先引込制御、及び入賞可能性の残る小役の数が最大となる入賞図柄を優先して引き込む組合せ優先引込制御のうち、何れかの引込制御を実行する必要がある。
従って、第2停止操作として、「ピエロ」図柄を中段に引き込むことが出来るタイミングで、中ストップボタン20Cが操作された場合は、中段有効ラインL2上に、小役3及び小役6の2種類の小役に係るテンパイを形成することが出来ることになる。この場合、入賞可能性が残る小役の数が2種類となり、仮に「ブドウ」図柄を引き込んだ場合に入賞可能性が残る小役の数も2種類で同じであるため、組合せ優先引込制御の適用が可能となる。
図3に示す如く、中リール4Cにおいて、「ピエロ」図柄は、図柄番号9に1つしか配置されておらず、図柄番号9の「ピエロ」図柄を中段有効ラインL2上に引き込むことが出来るのは、中リール4Cの回転位置が図柄番号5〜9にあるタイミングで中ストップボタン20Cが操作された場合に限られる。
そこで、図7(b)に示す如く、中ストップボタン20C操作時の中リール4Cの回転位置が図柄番号9の場合のみ、図柄番号9で中リール4Cを停止させることとしている。この状態で、入賞可能性が残るのは、小役3及び小役6となる。一方、中リール4Cの回転位置が図柄番号9以外のタイミングで中ストップボタン20Cが操作された場合には、左リール4Lにて「ブドウ」図柄が停止している下段有効ラインL3または右上がり有効ラインL5上に、「ブドウ」図柄を引き込むリール停止制御を実行する。
図3に示す如く、右リール4Lには、小役3に係る入賞図柄である「ピエロ」図柄が、図柄番号3、7、11、15に配置されているため、右リール4Rの回転位置が図柄番号1〜15及び20〜21にあるタイミングで、右ストップボタン20Cが操作された場合には、「ピエロ」図柄を中段有効ラインL2上に引き込むことが可能である。この場合は、図7(d)に示す如く、小役3、即ち15枚役が入賞することになる。
一方、右リール4Lには、図柄番号15から3の8コマに亘り、「ピエロ」図柄が配置されていないため、右リール4Rの回転位置が図柄番号16〜19にあるタイミングで、右ストップボタン20Rが操作された場合には、「ピエロ」図柄を中段有効ラインL2上に引き込むことができない。従って、この場合には、小役6に係る入賞図柄である「黒BAR」図柄を中段有効ラインL2上に引き込むことになる。この結果、図7(c)に示す如く、小役6、即ち14枚役が入賞することになる。
図7(a)に示す状態で、入賞可能性が残るのは、小役3、小役4、小役6、小役9〜11であるが、このうち、左リール4L及び右リール4Rに係る入賞図柄が共通する小役はないため、組合せ優先引込制御を適用することが出来ない。よって、第2停止操作として、右ストップボタン20Rが操作された場合は、左リール4Lにて「ブドウ」図柄が停止している下段有効ラインL3または右上がり有効ラインL5上に、「ブドウ」図柄を引き込むリール停止制御を実行する。
残る中リール4Cの停止制御についても同様に、小役4がテンパイしている、下段有効ラインL3または右上がり有効ラインL5上に、「ブドウ」図柄を引き込むリール停止制御を実行する。
従って、左リール4Lの回転位置が図柄番号8及び9にあるタイミングで最初に左ストップボタン20Lを操作し、その後、右ストップボタン20R、中ストップボタン20Cの順でリール停止操作を行った場合には、右ストップボタン20R及び中ストップボタン20Cの操作タイミングにかかわらず、小役4、即ち15枚役が入賞することになる。
図8(a)は、左リール4Lの回転位置が図柄番号15にあるタイミングで最初に左ストップボタン20Lを操作し、左リール4Lが図柄番号16で停止した状態を示している。
従って、第2停止操作として、「黒BAR」図柄を下段有効ラインL3または右上がり有効ラインL5に引き込むことが出来るタイミングで、右ストップボタン20Rが操作された場合は、下段有効ラインL3または右上がり有効ラインL5上に、小役7及び小役8の2種類の小役に係るテンパイを形成することが出来ることになる。この場合、入賞可能性が残る小役の数が2種類となるので、組合せ優先引込制御の適用が可能となる。
図3に示す如く、右リール4Rにおいて、「黒BAR」図柄は、図柄番号19に1つしか配置されておらず、図柄番号19の「黒BAR」図柄を右上がり有効ラインL5上に引き込むことが出来るのは、右リール4Rの回転位置が図柄番号14〜18にあるタイミングで右ストップボタン20Rが操作された場合に限られる。
そこで、図8(b)に示す如く、中ストップボタン20R操作時の右リール4Rの回転位置が図柄番号18の場合のみ、図柄番号18で右リール4Rを停止させることとしている。この状態で、入賞可能性が残るのは、小役7及び小役8となる。一方、右リール4Rの回転位置が図柄番号18以外のタイミングで右ストップボタン20Rが操作された場合には、左リール4Lにて「ブドウ」図柄が停止している中段有効ラインL2上に、「ブドウ」図柄を引き込むリール停止制御を実行する。
図3に示す如く、中リール4Cには、小役7に係る入賞図柄である「チェリー1」図柄が、図柄番号1、5、10、18に配置されているため、中リール4Cの回転位置が図柄番号1〜10及び14〜21にあるタイミングで、中ストップボタン20Cが操作された場合には、「チェリー1」図柄を右上がり有効ラインL5上に引き込むことが可能である。この場合は、図8(d)に示す如く、小役7、即ち15枚役が入賞することになる。
一方、中リール4Cには、図柄番号10から18の7コマに亘り、「チェリー1」図柄が配置されていないため、中リール4Cの回転位置が図柄番号11〜13にあるタイミングで、中ストップボタン20Cが操作された場合には、「チェリー1」図柄を右上がり有効ラインL5上に引き込むことができない。従って、この場合には、小役8に係る入賞図柄である「チェリー2」図柄を右上がり有効ラインL5上に引き込むことになる。この結果、図8(c)に示す如く、小役8、即ち14枚役が入賞することになる。
図5に示す如く、小役4の中リール4Cに係る入賞図柄は「ブドウ」図柄、小役7の中リール4Cに係る入賞図柄は「チェリー1」図柄、小役8の中リール4Cに係る入賞図柄は「チェリー2」図柄で、互いに異なるため、何れを引き込んだとしても、入賞可能性の残る小役の数は1通りとなり、組合せ優先引込制御を適用することが出来ない。
よって、第2停止操作として、右ストップボタン20Rが操作された場合は、左リール4Lにて「ブドウ」図柄が停止している中段有効ラインL2上に、「ブドウ」図柄を引き込むリール停止制御を実行する。
残る右リール4Cの停止制御についても同様に、小役4がテンパイしている、中段有効ラインL2上に、「ブドウ」図柄を引き込むリール停止制御を実行する。
従って、左リール4Lの回転位置が図柄番号15にあるタイミングで最初に左ストップボタン20Lを操作し、その後、中ストップボタン20C、右ストップボタン20Rの順でリール停止操作を行った場合には、中ストップボタン20C及び右ストップボタン20Rの操作タイミングにかかわらず、小役4、即ち15枚役が入賞することになる。
図9に、最初に中リール4Cに対する停止操作をした場合の、中ストップボタン20C操作時の中リール4Cの回転位置に応じた中リール4Cの停止位置を示す。
図9からわかるように、中リール4Cは、中ストップボタン20Cの操作タイミングに応じて、図柄番号1、2、6、11、14、19及び20の7箇所のうち、何れかの位置で停止する。
また、上述の如く、右リール4Rは、右ストップボタン20Cの操作タイミングにかかわらず、4コマの最大引込範囲内で「ブドウ」図柄を上段/中段/下段の任意の位置に引き込むことが可能な図柄配列を有している。
さらに、図5に示す如く、中リール4C及び右リール4Rに係る入賞図柄がそれぞれ「ブドウ」図柄に設定されているCBゲーム中の15枚役として、小役4と小役9の2通りがあり、また左リール4Lに係る入賞図柄しか問わない小役5もあるため、左リール4Lに関しては、第2停止時には中リール4Cにて「ブドウ」図柄が停止している有効ラインL1〜L5上に「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させること、または上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させること、第3停止時には、中リール4C及び右リール4Rにて「ブドウ」図柄が並んでいる有効ラインL1〜L5上に「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させること、または上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させることにより、15枚役を入賞させることが可能である。
また、左ストップボタン操作時の左リール4Lの回転位置が上記の回転位置以外の場合、具体的には、回転位置が1〜2、7〜11及び16〜21の場合には、上段/中段/下段の何れにも、「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させることができる図柄配列を有している。
中リール4Cの停止位置が図柄番号2であった場合には、以降、右ストップボタン20R、左ストップボタン20Lの順で残りの2つのリール4L、4Rに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングに係らず15枚役を入賞させる制御を行う一方、左ストップボタン20L、右ストップボタン20Rの順で残り2つのリール4L、4Rに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングによっては、15枚役の入賞を取り零し、14枚役を入賞させる停止制御を行う。
中リール4Cの停止位置が図柄番号20であった場合には、以降、左ストップボタン20L、右ストップボタン20Rの順で残りの2つのリール4L、4Rに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングに係らず15枚役を入賞させる制御を行う一方、右ストップボタン20R、左ストップボタン20Lの順で残り2つのリール4L、4Rに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングによっては、15枚役の入賞を取り零し、14枚役を入賞させる停止制御を行う。
以下、中リール4Cの停止位置が図柄番号2及び20であった場合、即ち、中ストップボタン20C操作時の中リール4Cの回転位置が2及び20であった場合の、以降のリール停止制御について、詳細に説明する。
図10(a)は、中リール4Cの回転位置が図柄番号2にあるタイミングで最初に中ストップボタン20Cを操作し、中リール4Cが図柄番号2で停止した状態を示している。
図5に示す小役1〜11のうち、この状態で入賞可能性が残っているのは、小役1、小役2、小役4、小役7及び小役9〜11の7種類となる。
当該7種類の小役のうち、中リール4Cを含む2つのリールに係る入賞図柄が共通し、且つ配当が異なる複数種類の小役の組合せは、小役1と小役2、及び小役10と小役11の2通りで、上述の通り、組合せ優先引込制御を適用する上では、当該2通りの小役の組合せが重要な役割を担っている。このうち、中リール4Cが図柄番号2で停止した場合には、小役1と小役2の組合せを用いて、組合せ優先引込制御を適用している。
従って、第2停止が右リール4Rであった場合には、中段有効ラインL2上に「ブドウ」図柄を停止させる。そして、最後の左リール4Lの停止時には、中段有効ラインL2上に「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させることにより、小役4または小役9を入賞させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させることにより、小役5を入賞させる。結果として、第2停止が右リール4R、第3停止が左リール4Lであった場合には、15枚役が入賞することになる。
図3に示す如く、左リール4Lには、「ベル1」図柄が図柄番号21の1箇所にしか配置されていないため、図柄番号21の「ベル1」図柄を左リール4L上段に引き込むことが出来るのは、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号19または20の場合に限られる。また、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号19の場合は即止めにより「ブドウ」図柄を下段に、図柄番号20の場合は1コマ滑らせることにより「ブドウ」図柄を上段に引き込むことも可能であるが、上述の通り、組合せ優先引込制御の適用により、「ベル1」図柄を上段に引き込むことも出来る。本スロットマシン1においては、左ストップボタン20L操作時の左リール4Lの回転位置が図柄番号20の場合にのみ、左リール4Lを図柄番号20で停止させることとしている。
そして、最後の右リール4Rに関し、図3に示す如く、右リール4Rには、小役1に係る入賞図柄である「ベル1」図柄を図柄番号2、6、10、14の4箇所、小役2に係る入賞図柄である「ベル2」図柄を図柄番号18の1箇所にそれぞれ配している。従って、図10(c)に示す如く、右リール4Rの回転位置が図柄番号14〜17にあるタイミングで、右ストップボタン20Rが操作された場合は、上段有効ラインL1上に図柄番号18の「ベル2」図柄を引き込み、小役2、即ち14枚役が入賞することになる。
一方、右リール4Rの回転位置が図柄番号1〜13及び18〜21にあるタイミングで、右ストップボタン20Rが操作された場合は、上段有効ラインL1上に「ベル1」図柄を引き込み、小役1、即ち15枚役が入賞することになる。
図11(a)は、中リール4Cの回転位置が図柄番号20にあるタイミングで最初に中ストップボタン20Cを操作し、中リール4Cが図柄番号20で停止した状態を示している。
図5に示す小役1〜11のうち、この状態で入賞可能性が残っているのは、小役4及び小役9〜11の4種類となる。
当該4種類の小役のうち、中リール4Cを含む2つのリールに係る入賞図柄が共通し、且つ配当が異なる複数種類の小役の組合せは、小役10と小役11である。そこで、中リール4Cが図柄番号20で停止した場合には、小役10と小役11の組合せを用いて、組合せ優先引込制御を適用している。
従って、第2停止が左リール4Lであった場合には、下段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させる。そして、最後の右リール4Rの停止時には、下段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を引き込むことにより、小役4、小役5及び小役9の何れかを入賞させる。結果として、第2停止が左リール4L、第3停止が右リール4Rであった場合には、15枚役が入賞することになる。
図3に示す如く、右リール4Lには、「黒BAR」図柄が図柄番号19の1箇所にしか配置されていないため、図柄番号19の「黒BAR」図柄を右リール4R下段に引き込むことが出来るのは、右ストップボタン20R操作時の右リール4Rの回転位置が図柄番号16〜20の場合に限られる。このうち、右ストップボタン20R操作時の右リール4Rの回転位置が図柄番号16〜20の場合は、「ブドウ」図柄を右リール4R下段に引き込むことも可能であるが、上述の通り、組合せ優先引込制御の適用により、「黒BAR」図柄を右リール4R下段に引き込むことも出来る。本スロットマシン1においては、右ストップボタン20R操作時の右リール4Rの回転位置が図柄番号20の場合にのみ、右リール4Rを図柄番号20で停止させることとしている。
そして、最後の左リール4Lに関し、図3に示す如く、左リール4Lには、小役11に係る入賞図柄である「赤7」図柄を図柄番号10、20の2箇所に配している。従って、下段有効ラインL1上に「赤7」図柄を引き込んだ場合の左リール4Lの停止位置は図柄番号11、21となる。左リール4Lを図柄番号11、21で停止させることが出来るのは左リール4Lの回転位置が図柄番号10、11、20、21にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合である。このうち、左リール4Lの回転位置が図柄番号11の場合は、1コマ滑らせることで、下段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を引き込むこともできるため、左リール4Lの回転位置が図柄番号10、20、21にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合にのみ、下段有効ラインL1上に「赤7」図柄を引き込むこととしている。この場合は、図11(c)に示す如く、下段有効ラインL1上に小役11、即ち14枚役が入賞することになる。
一方、左リール4Lの回転位置が図柄番号10、20、21にあるタイミングで左ストップボタン20Lが操作された場合は、下段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を停止させて小役10を入賞させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させて小役5を入賞させる。この結果、15枚役が入賞することになる。
図12に、最初に右リール4Rに対する停止操作をした場合の、右ストップボタン20R操作時の右リール4Rの回転位置に応じた右リール4Rの停止位置を示す。
図12からわかるように、右リール4Rは、右ストップボタン20Rの操作タイミングに応じて、図柄番号1、5、9、13、17、18及び20の7箇所のうち、何れかの位置で停止する。
上述の如く、左リール4L及び中リール4Cについては、既に停止している右リール4Cの停止位置、左ストップボタン20L及び右ストップボタン20Rの操作順、並びにその操作タイミングにかかわらず、15枚役を取り零さないリール停止制御を採用することも可能であるが、既に停止している右リール4Rの停止位置に応じて、上述の組合せ優先の引き込み制御を適用することにより、15枚役を取り零して14枚役を入賞させる停止制御を敢えて含むようにしている。
右リール4Rの停止位置が図柄番号18であった場合には、以降、中ストップボタン20C、左ストップボタン20Lの順で残りの2つのリール4C、4Lに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングに係らず15枚役を入賞させる制御を行う一方、左ストップボタン20L、中ストップボタン20Cの順で残り2つのリール4L、4Cに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングによっては、15枚役の入賞を取り零し、14枚役を入賞させる停止制御を行う。
右リール4Rの停止位置が図柄番号20であった場合には、以降、左ストップボタン20L、中ストップボタン20Cの順で残りの2つのリール4L、4Cに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングに係らず15枚役を入賞させる制御を行う一方、中ストップボタン20C、左ストップボタン20Lの順で残り2つのリール4C、4Lに対する停止操作を行った場合には、そのタイミングによっては、15枚役の入賞を取り零し、14枚役を入賞させる停止制御を行う。
以下、中リール4Cの停止位置が図柄番号18及び20であった場合、即ち、右ストップボタン20C操作時の右リール4Rの回転位置が18〜20であった場合の、以降のリール停止制御について、詳細に説明する。
図13(a)は、右リール4Cの回転位置が図柄番号18にあるタイミングで最初に右ストップボタン20Rを操作し、右リール4Rが図柄番号18で停止した状態を示している。
図5に示す小役1〜11のうち、この状態で入賞可能性が残っているのは、小役2、小役6〜8、及び小役10〜11の6種類となる。
当該6種類の小役のうち、右リール4Rを含む2つのリールに係る入賞図柄が共通し、且つ配当が異なる複数種類の小役の組合せは小役7と小役8で、この組合せを用いて、組合せ優先引込制御を適用している。
従って、第2停止が中リール4Cであった場合には、右上がり有効ラインL5または上段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を停止させる。そして、最後の左リール4Lの停止時には右上がり有効ラインL5または上段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を停止させることにより、小役10を入賞させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させることにより、小役5を入賞させる。結果として、第2停止が中リール4C、第3停止が左リール4Lであった場合には、15枚役が入賞することになる。
図3に示す如く、左リール4Lには、小役7及び小役8に係る入賞図柄である「黒BAR」図柄を図柄番号4、15の2箇所に配している。従って、右上がり有効ラインL5上に「黒BAR」図柄を引き込んだ場合の左リール4Lの停止位置は図柄番号5、16となるが、図柄番号5で停止させた場合は、中段に「チェリー1」図柄が停止するため、小役5が入賞することになる。一方、左リール4Lを図柄番号16で停止させることが出来るのは左リール4Lの回転位置が図柄番号15、16にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合であるが、図柄番号15にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合は、図柄番号15で停止させることも可能で、この場合には下段に「チェリー1」図柄が停止するため、小役5を入賞させることも出来る。そこで、左リール4Lの回転位置が図柄番号16にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合にのみ、図柄番号16で停止させることとしている。
一方、左リール4Lの回転位置が図柄番号16にあるタイミング以外、具体的には図柄番号1〜15、17〜21で、左ストップボタン20Lが操作された場合には、右上がり有効ラインL5または上段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を停止させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させる。そして、最後の中リール4Cの停止時に、小役10がテンパイしている右上がり有効ラインL5または上段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を停止させる。この結果、小役10または小役5、即ち15枚役が入賞することになる。
そして、最後の中リール4Cに関し、図3に示す如く、中リール4Cには、小役7に係る入賞図柄である「チェリー1」図柄を図柄番号1、5、10、18の4箇所、小役8に係る入賞図柄である「チェリー2」図柄を図柄番号14の1箇所にそれぞれ配している。従って、図13(c)に示す如く、中リール4Cの回転位置が図柄番号11〜14にあるタイミングで、中ストップボタン20Cが操作された場合は、右上がり有効ラインL5上に図柄番号18の「チェリー2」図柄を引き込み、小役8、即ち14枚役が入賞することになる。
一方、中リール4Cの回転位置が図柄番号1〜10及び15〜21にあるタイミングで、中ストップボタン20Cが操作された場合は、右上がり有効ラインL5上に「チェリー1」図柄を引き込み、小役7、即ち15枚役が入賞することになる。
図14(a)は、右リール4Rの回転位置が図柄番号19〜20にあるタイミングで最初に右ストップボタン20Rを操作し、中リール4Rが図柄番号20で停止した状態を示している。
図5に示す小役1〜11のうち、この状態で入賞可能性が残っているのは、小役4及び小役6〜11の7種類となる。
当該7種類の小役のうち、右リール4Cを含む2つのリールに係る入賞図柄が共通し、且つ配当が異なる複数種類の小役の組合せは、小役7と小役8及び小役10と小役11の2通りである。このうち、右リール4Rが図柄番号20で停止した場合には、小役10と小役11の組合せを用いて、組合せ優先引込制御を適用している。
従って、第2停止が左リール4Lであった場合には、上段有効ラインL1または右上がり有効ラインL5上に「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させる。そして、最後の中リール4Cの停止時には、上段または中段に「ブドウ」図柄を引き込むことにより、小役4、小役5及び小役9の何れかを入賞させる。結果として、第2停止が左リール4L、第3停止が中リール4Cであった場合には、15枚役が入賞することになる。
上述の如く、中リール4Lは、中ストップボタンの操作タイミングにかかわらず、小役10及び小役10に係る「ブドウ」図柄を上段/中段/下段の任意の位置に引き込むことが可能な図柄配列を有している。そこで、本スロットマシン1においては、中ストップボタン20C操作時の中リール4Rの回転位置が図柄番号20の場合にのみ、中リール4C下段に「ブドウ」図柄を停止させることとし、これ以外の場合、即ち図柄番号1〜19及び21の場合には、中リール4R上段または中段に「ブドウ」図柄を停止させることとしている。中リール4R上段または中段に「ブドウ」図柄が停止した場合は、最後の左リール4L停止時に、上段有効ラインL1または右上がり有効ラインL5上に「ブドウ」図柄または「赤7」図柄を停止させ、小役4または小役9を入賞させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させて、小役5を入賞させる。従って、15枚役が入賞することになる。
そして、最後の左リール4Lに関し、図3に示す如く、左リール4Lには、小役11に係る入賞図柄である「赤7」図柄を図柄番号10、20の2箇所に配している。従って、下段有効ラインL1上に「赤7」図柄を引き込んだ場合の左リール4Lの停止位置は図柄番号11、21となる。左リール4Lを図柄番号11、21で停止させることが出来るのは左リール4Lの回転位置が図柄番号10、11、20、21にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合である。このうち、左リール4Lの回転位置が図柄番号11の場合は、1コマ滑らせることで、下段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を引き込むこともできるため、左リール4Lの回転位置が図柄番号10、20、21にあるタイミングで、左ストップボタン20Lが操作された場合にのみ、下段有効ラインL1上に「赤7」図柄を引き込むこととしている。この場合は、図14(c)に示す如く、下段有効ラインL1上に小役11、即ち14枚役が入賞することになる。
一方、左リール4Lの回転位置が図柄番号10、20、21にあるタイミング以外で左ストップボタン20Lが操作された場合は、下段有効ラインL1上に「ブドウ」図柄を停止させて小役10を入賞させるか、あるいは上段/中段/下段の何れかに「チェリー1」図柄を停止させて小役5を入賞させる。この結果、15枚役が入賞することになる。
さらに、最初に操作したストップボタン20L、20C、20R操作時の、対応するリール4L、4C、4Rの回転位置、即ち、第1停止操作タイミングが、第1停止対象リール4L、4C、4Rに応じた第1のタイミングであった場合には、残りのリール4L、4C、4Rに対する停止操作順序、及びそのタイミングに係らず、15枚役を入賞させる制御を行うように設定している。
一方、第1停止操作タイミングが前記第1のタイミング以外(以下、第2のタイミングという)であった場合にも、残りのリール4L、4C、4Rに対する停止操作を特定の順序で行えば、その操作タイミングにかかわらず15枚役を入賞させる制御を行うように設定している。
また、上述の15枚役入賞情報を事前に開示しなくとも、第1停止操作タイミングが前記第2のタイミングであった場合に、第2停止操作が行われる前に、15枚役を入賞させる制御が実行される前記特定の順序を報知することにより、15枚役の取り零しを防止することが可能である。当該特定の順序の報知は、従来のAT機と同様に、液晶表示装置24への表示、及び/または、スピーカ25L,25R、26L,26Rから出力させる音声によって、ナビゲーションするのが好適である。
さらに、第1停止タイミングを常に第1のタイミングで行える熟練遊技者に対して当該ナビゲーションが行われることはないので、熟練遊技者がナビゲーションを煩わしく感じることはない。
この場合、15枚役入賞情報を事前に入手している遊技者は、残りのリール4L、4C、4Rに対する停止操作を特定の順序で行えば、その操作タイミングにかかわらず15枚役の入賞が得られ、この情報を知らない遊技者であっても、残りのリール4L、4C、4Rに対する停止操作順によっては、その操作タイミングにかかわらず15枚の入賞が得られる。
このため、例えば、第1停止操作タイミングが前記第2のタイミングであった場合の警告の有無、及び/または、前記特定の順序に係る情報の報知の有無を、遊技者の嗜好により選択可能な仕様を採用することにより、初心者から熟練者まで、敬遠されることのないスロットマシンの提供が可能となる。
4L 左リール
4C 中リール
4R 右リール
19 スタートレバー
20L 左ストップボタン
20C 中ストップボタン
20R 右ストップボタン
41 CPU
42 ROM
43 RAM
Claims (4)
- ゲーム開始操作に応じて、複数種類の役それぞれについて入賞を許容する否かを決定する決定手段と、
該決定手段による決定の後に、それぞれの外周面に複数種類の図柄が配された複数のリールを回転始動させるリール始動手段と、
該リール始動手段による前記複数のリールの回転始動の後、各リールに対する停止指示操作に応じて、当該停止指示操作に対応するリールを所定の最大引込範囲内で停止させる制御を行うリール制御手段と、
前記リール制御手段により全てのリールが停止した結果、該全てのリールに跨る有効ライン上に、前記複数種類の役毎に予め定められた入賞図柄組合せの何れかが表示される入賞に基づいて、該入賞した役の種別に応じた特典を付与する特典付与手段と、を備え、
前記最大引込範囲が全てのリールについて第1範囲に設定されるとともに、前記決定手段によって入賞が許容される複数種類の役のなかにボーナス役を含む通常遊技状態中に、前記特典付与手段は、前記ボーナス役に係る入賞に基づいて、次ゲームからボーナス遊技状態へ移行させ、
該ボーナス遊技状態中には、特定リールに係る前記最大引込範囲が前記第1範囲よりも狭い第2範囲に設定されるとともに、該特定リールを除く他のリールの前記最大引込範囲が前記第1範囲に設定され、該ボーナス遊技状態は、当該ボーナス遊技状態中に前記特典付与手段により付与されたメダル枚数が閾値を超えたゲームで終了するスロットマシンにおいて、
前記ボーナス遊技状態中の各ゲームにおいて、前記決定手段は、前記特典付与手段により入賞に基づいて払い出されるメダル枚数たる配当が異なる複数種類の小役の入賞を常に許容し、
前記ボーナス遊技状態中の各ゲームにおいて、前記リール制御手段は、各リールに対する停止指示操作の順序が何れの場合においても、前記決定手段により入賞が許容された複数種類の小役のうち、配当が最大の第1小役を入賞させる第1小役入賞制御を実行する場合と、前記第1小役よりも配当が小さな第2小役を入賞させる第2小役入賞制御を実行する場合とがあるように設定されるとともに、
最初の停止指示操作が、当該停止指示操作の対象となったリール毎に設定された第1の特定のタイミングで行われた場合において、当該第1の特定のタイミングに応じて定まる特定の順番で、残りのリールに対する停止指示操作を行った場合には、残りの各リールに対する停止指示操作タイミングにかかわらず前記第1小役入賞制御を実行し、前記特定の順番以外の順番で残りのリールに対する停止指示操作を行った場合には、残りの各リールに対する少なくとも一部の停止指示操作タイミングにおいて前記第2小役入賞制御を実行する、
ことを特徴とするスロットマシン。 - 前記ボーナス遊技状態中の各ゲームにおいて、前記リール制御手段は、最初の停止指示操作が、前記第1の特定のタイミングとは異なる第2の特定のタイミングで行われた場合には、残りのリールに対する停止指示操作の順序及びタイミングにかかわらず第1小役入賞制御を実行する、請求項1に記載のスロットマシン。
- 最初の停止指示操作が、前記第1の特定のタイミングで行われた場合に、警告を付与する警告手段を備えた、請求項1または2に記載のスロットマシン。
- 最初の停止指示操作が、前記第1の特定のタイミングで行われた場合に、前記特定の順番を報知する報知手段を備えた、請求項1〜3のいずれか1項に記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016123971A JP6349572B2 (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016123971A JP6349572B2 (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | スロットマシン |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018091133A Division JP2018118150A (ja) | 2018-05-10 | 2018-05-10 | スロットマシン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017225637A JP2017225637A (ja) | 2017-12-28 |
JP6349572B2 true JP6349572B2 (ja) | 2018-07-04 |
Family
ID=60889623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016123971A Active JP6349572B2 (ja) | 2016-06-22 | 2016-06-22 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6349572B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4643150B2 (ja) * | 2004-01-26 | 2011-03-02 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP5701273B2 (ja) * | 2012-11-10 | 2015-04-15 | 株式会社藤商事 | 回胴式遊技機 |
JP6153590B2 (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-28 | 株式会社ディ・ライト | 遊技機 |
-
2016
- 2016-06-22 JP JP2016123971A patent/JP6349572B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017225637A (ja) | 2017-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6205602B1 (ja) | スロットマシン | |
JP2018082809A (ja) | スロットマシン | |
JP2015131064A (ja) | スロットマシン | |
JP6277435B1 (ja) | スロットマシン | |
JP6252919B1 (ja) | スロットマシン | |
JP2007167592A (ja) | 遊技機 | |
JP6392262B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2010017431A (ja) | スロットマシン | |
JP2008061997A (ja) | 遊技機 | |
JP2015147009A (ja) | 遊技機 | |
JP2005334411A (ja) | 遊技機 | |
JP6392261B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4854053B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6349564B2 (ja) | スロットマシン | |
JP6349572B2 (ja) | スロットマシン | |
JP4938230B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6277432B2 (ja) | スロットマシン | |
JP6283835B2 (ja) | スロットマシン | |
JP2018118150A (ja) | スロットマシン | |
JP7430002B2 (ja) | 遊技機 | |
JP7440919B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4559333B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2017185142A (ja) | 遊技機 | |
JP4971591B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6283962B2 (ja) | スロットマシン |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20171031 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180424 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180510 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6349572 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S802 | Written request for registration of partial abandonment of right |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |