JP4474654B2 - 緩衝材付き包装用箱 - Google Patents

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本発明は、パソコン等の精密機器を梱包する緩衝材付き包装用箱に関するものである。
従来、精密機器を包装する場合には、発泡スチロールや紙製成形体を包装する内容品形状に合わせて成形したものを内容品と箱との間隙に嵌め込み緩衝材として利用したり、気泡緩衝材等に内容品を包み込むなどして包装している。
しかしながら、前記の方法で精密機器を包装すると、発泡スチロールや紙製成形体を大量に使用することになるので開封後には多量の廃棄物が出ることになる上に、間隙を埋めるようにして緩衝材を嵌め込むので手間もコストもかかる。
また、特許文献1に記載の包装用緩衝材及び包装用箱のように、容器内に収納される緩衝材であって、上記緩衝材は三角状柱体に形成される第1緩衝材及び他の三角状柱体に形成される第2緩衝材並びに台形状柱体に形成される第3緩衝材からなり、上記各緩衝材はいずれも中空体であって斜面の全面に弾力性を有するフィルムが設けられ、上記第1緩衝材及び上記第3緩衝材がおのおのの斜面により当接され、上記第2緩衝材が上記第3緩衝材の上に移動自在に載置され、上記第2緩衝材と上記第1緩衝材の対向面が上下方向の斜面に形成されることを特徴とするものがある。
しかしながら、前記の緩衝材は、一つの物品を包装するために包装用緩衝材が第1緩衝材、第2緩衝材、第3緩衝材と内容物に合わせた多角形状の柱体が複数個必要となり、また、その分だけコスト及び手間がかかる。
特許第3779224号
そこで、本発明は、極めて簡単な構造でありながらも精密機器等の内容物に与えられる外部からの衝撃を吸収して破損等を防ぐことができ、容易に包装ができて、繰り返し使用可能なため廃棄物も減らすことが可能な緩衝材付き包装用箱を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、梱包箱1と前記梱包箱1内部に収納する緩衝部材2とからなり、前記緩衝部材2はコ字状に形成され横緩衝シート6及び縦緩衝シート7を有したことを特徴とする緩衝材付き包装用箱の構成とした。
また、本発明は、梱包箱1内部に収納する前記緩衝部材2を段ボール紙製の側面部材3、4及び底面部材5を互いに接合することで一体とした上で底面部材5を中心として側面部材3、4をそれぞれ上方に折り曲げることでコ字状に形成し、前記底面部材5の底部に取り付けた横緩衝シート6の先端6a、6cが底面部材5の両端から突出させ、また縦緩衝シート7は側面部材3、4に設けられた挿通孔3e、4eから前記側面部材3、4の内部に向かって先端7a、7cを突出させるように取り付けたことを特徴とする緩衝材付き包装用箱の構成とした。
本発明は、梱包箱と緩衝部材とからなり、前記緩衝部材は段ボール紙製の側面部材及び底面部材とビニール製の緩衝シートとで構成されているため、極めて簡単な構造でありながら内容物の破損等を防ぐことができる。
また、本発明は緩衝部材に取り付けられた緩衝シートで精密機器等の内容物を覆い、緩衝シートに取り付けた接着テープで前記緩衝シートを接着させ、緩衝部材を梱包箱に収納するので精密機器等を容易に包装することができ、何度でも繰り返し使用することができる。
図1は本発明である緩衝材付き包装用箱の梱包箱の蓋を閉じた状態を示す図、図2は梱包箱の蓋を開いた状態を示す図である。図1及び図2に示すように、梱包箱1は直方体状に形成された段ボール紙製の箱であり、上部には観音開きの蓋1a、1aが設けられている。
また、梱包箱1の収納部1bは中空になっていて、収納部1bの内部には緩衝部材2が収納され、前記緩衝部材2は梱包箱1と緩衝部材2との間に間隙ができることなく密着して収納できる大きさである。
図3は本発明である緩衝材付き包装用箱の梱包箱から取り出した緩衝部材の斜視図である。図3に示すように、緩衝部材2は、コ字状に形成された段ボール紙製の側面部材3、4、底面部材5と、横緩衝シート6及び縦緩衝シート7から構成されている。
図3に示すように、梱包箱1にパソコン等の精密機器を収納する前の緩衝部材2は、底面部材5の両端から突出した横緩衝シート6及び側面部材3、4の下方から突出した縦緩衝シート7を折りたたんだ状態で、梱包箱1の収納部1bに収納されている。
図4は緩衝部材の正面展開図、図5は緩衝部材の背面展開図である。図4及び図5に示すように、緩衝部材2は、互いに接着された側面部材3、4及び底面部材5と、横緩衝シート6及び縦緩衝シート7により構成されている。
前記緩衝部材2を構成する側面部材3は、略長方形に成形された段ボール紙製の部材である。前記側面部材3は、上片3a、側片3c、底片3dからなり、前記上片3aは中央部に楕円形状の貫通孔3bが設けられ、側片3cの下部と底片3dの上部にかかる中央部に長方形状の挿通孔3eが設けられている。
前記上片3aは使用時に内側に倒されることで蓋となる片であり、前記上片3aに設けられた楕円形状の貫通孔3bは、緩衝部材2を梱包箱1に収納あるいは取り出す際に手で持つための持ち手となる孔である。
前記側面部材3の側片3c及び底片3dに設けられた挿通孔3eは縦緩衝シート7を挿通させるための孔である。図3に示したように側面部材3をコ字状に成形した際にちょうど底部の角になるように挿通孔3eが設けられている。
側面部材3の底片3dが底面部材5の背面に接合されることで、側面部材3と底面部材5が一体となっており、さらに底面部材5を介した側面部材3の対面には同様に側面部材4が接合され、側面部材3、底面部材5、側面部材4が一体となっている。
前記側面部材4とは、側面部材3と同様に略長方形に成形された段ボール紙製の部材で、上片4a、側片4c、底片4dからなり、前記上片4dには楕円形状の貫通孔4bが設けられ、側片4cの下部と底片4dの上部にかかる中央部には長方形の挿通孔4eがそれぞれ設けられている。
図4及び図5に示すように、緩衝部材2には横緩衝シート6及び縦緩衝シート7が取り付けられている。横緩衝シート6及び縦緩衝シート7とは、空気を内包した無数の突起6e、7eが表面に設けられたことにより、前記突起6e、7eがクッションとなって外部からの衝撃を吸収することを可能とする気泡緩衝材等の緩衝シートである。
図5に示すように、横緩衝シート6の突起6eが設けられていない裏面6bには先端6cに接着テープ6dが貼着されている。また、縦緩衝シート7も同様に突起7eが設けられていない裏面7bには先端7cに接着テープ7dが貼着されている。
横緩衝シート6は、側面部材3の底片3d及び側面部材4の底片4dを底面部材5に接合したために側面部材3及び側面部材4の持つ段ボール紙の厚みによって形成された底面部材5底部の段差部分に嵌め込まれるようにして取り付けられている。また、前記横緩衝シート6は、中央部に取り付けられた粘着テープ等で底面部材4に接着されている。
さらに、縦緩衝シート7は、まず底面部材5の底部に取り付けられた横緩衝シート6の上に前記横緩衝シート6に対し垂直に置かれ、前記縦緩衝シート7の先端7aを側面部材3に設けられた挿通孔3eに挿通させ、他方の先端7cを側面部材4に設けられた挿通孔4eに挿通させることで取り付けられてられている。また、前記縦緩衝シート7は、中央部に取り付けられた粘着テープ等で横緩衝シートに接着されている。
緩衝部材2を使用状態のコ字状に形成した場合、横緩衝シート6は空気を内包した無数の突起6eが設けられた凹凸面を緩衝部材2内部側の面として底面部材5を包むようにして前記底面部材5の両端から先端6a、6cが突出している。
また、縦緩衝シート7は、空気を内包した無数の突起7eが設けられた凹凸面を緩衝部材2内部側の面として側面部材3に設けられた挿通孔3eから内部に向かって先端7aが挿通され、側面部材4に設けられた挿通孔4eからは内部に向かって他方の先端7cが挿通されることで、側面部材3の側片3c及び側面部材4の側片4cの内面に縦緩衝シート7の両端が突出している。
図6及び図7は本発明である緩衝材付き包装用箱の使用状態を示す図である。図6は緩衝部材でパソコンを包装した状態を示す図、図7はパソコンを包装した緩衝部材を梱包箱に収納する状態を示す図である。
図6に示すようにパソコン8等の精密機器を包装する場合、底面部材5にパソコン8を載せ、側面部材3の挿通孔3e及び側面部材4の挿通孔4eから突出した縦緩衝シート7でパソコン8の左右側面を覆いながら前記縦緩衝シート7の先端7aと先端7cを重ね合わせ、先端7cに貼着された接着テープ7dで両端をしっかりと接着させる。
次に、底面部材5の両端から突出した横緩衝シート6でパソコン8の前後面を覆いながら前記横緩衝シート6の先端6aと先端6cを重ね合わせ、先端6cに貼着された接着テープ6dで両端をしっかりと密着させ、側面部材3及び側面部材4でパソコン8を挟むようにして固定させる。
そして、図7に示すように側面部材3の上片3aに設けられた貫通孔3bと側面部材4の上片4aに設けられた貫通孔4bを持ち手として両手で緩衝部材2を持ち、梱包箱1の収納部1bに前記緩衝部材2を収納し蓋1aを閉じれば、パソコン8の包装が完了する。
図6及び図7に示すように、パソコン8は緩衝シート6、7でしっかりと覆われているので前記緩衝シート6、7が外部からの衝撃を吸収し、また同時に緩衝シート6、7はパソコン8を底面部材5に固定する役割も果たしているので、パソコン8の破損を防ぐことが可能となる。
緩衝材付き包装用箱を用いる梱包箱の蓋を閉じた状態を示す斜視図である。 緩衝材付き包装用箱を用いる梱包箱の蓋を開いた状態を示す斜視図である。 緩衝部材の斜視図である。 緩衝部材の正面展開図である。 緩衝部材の背面展開図である。 緩衝材付き包装用箱の使用状態を示す図である。 緩衝材付き包装用箱及び梱包箱の使用方法を示す図である。
符号の説明
1 梱包箱
1a 蓋
1b 収納部
2 緩衝部材
3 側面部材
3a 上片
3b 貫通孔
3c 側片
3d 底片
3e 挿通孔
4 側面部材
4a 上片
4b 貫通孔
4c 側片
4d 底片
4e 挿通孔
5 底面部材
6 横緩衝シート
6a 先端
6b 裏面
6c 先端
6d 接着テープ
6e 突起
7 縦緩衝シート
7a 先端
7b 裏面
7c 先端
7d 接着テープ
7e 突起
8 パソコン

Claims (1)

  1. 直方体に形成され内部が中空の梱包箱と前記梱包箱内に収納する緩衝部材からなり、
    さらに、前記緩衝部材は、前記梱包箱の内部底部に配置される底面部材と、前記底面部材の一端背面に接合し前記底面部材端部付近に挿通孔を有する第1の側面部材と、前記底面部材の前記第1の側面部材に対面する他端背面に接合し前記底面部材端部付近に挿通孔を有する第2の側面部材と、前記底面部材の背面に接しかつ前記第1、2の側面部材の間に位置し一方の先端に接着テープを貼付したビニール製の横緩衝シートと、前記第1、2の側面部材の挿通孔に通しかつ前記横緩衝シートの下に位置し一方の先端に接着テープを貼付したビニール製の縦緩衝シートとからなり、
    前記底面部材に精密機器を載置し、前記側面部材及び縦横緩衝シートを前記底面部材の端部位置で折曲げて前記精密機器を覆い、前記接着テープによって前記縦横緩衝シートをそれぞれ連結し上で前記梱包箱内に収納することを特徴とする緩衝材付き包装用箱。
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