JP4473794B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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このため、制御部材をハンドル軸に回り止め嵌合すると、ハンドル軸に対する制御部材の直角度が悪く、ハンドル軸が回ると制御部材に振れが生じて制御部材の側面に当接する駆動歯車の歯が振れ、この結果、ハンドルの回転性能が低下して円滑な巻取り操作が行えなくなる虞があった。
本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもので、駆動歯車の歯の振れをなくし、ハンドルの回転性能を向上させて円滑な巻取り操作を可能とした魚釣用リールを提供することを目的とする。
このため、連結部材の外周に制御部材を装着しても、連結部材は良好な平面度を有するため、当該連結部材に当接させて駆動歯車をハンドル軸に装着すれば、従来に比し確実に駆動歯車の振れを抑えることが可能となってハンドルの回転性能が向上し、円滑な巻取り操作が可能となる。
また、ハンドル軸に対する連結部材の高精度な回り止め嵌合を、連結部材自身に設けた回り止め嵌合孔という限られたスペースで確実に行える利点を有する。
尚、本実施形態に係る魚釣用リールに於て、スプールを釣糸巻取り状態とスプールフリー状態とに切り換えるクラッチ機構と、ハンドルの釣糸巻取り方向への回転操作で、当該クラッチ機構をクラッチOFF状態からクラッチON状態へ自動復帰させる復帰機構は、本出願人が先に特開2000−139298号公報で開示したものと同一のため、発明部分を除くそれらの詳細な構造説明は省略する。
また、図2に示すようにスプール19後方の側板1,3間には、特開2000−139298号公報で開示された魚釣用リールと同様、スプール19をスプールフリー状態と釣糸巻取り状態とに切り換えるクラッチ機構25のクラッチレバー27が下方へ押圧操作可能に装着されており、当該クラッチレバー27を下方へ押圧操作すると、ピニオンギヤ23の外周に設けた環状溝29に係合するクラッチプレート31が、クラッチ部21に対するピニオンギヤ23のクラッチ結合を解除してクラッチ機構25をクラッチOFFに切り換え、そして、後述するハンドル33の巻取り操作でクラッチ機構25が図2のクラッチON状態に自動復帰して、スプール19が釣糸巻取り状態に切り換わるようになっている。
そして、図示しないクラッチOFF状態でハンドル33を釣糸巻取り方向へ操作すると、特開2000−139298号公報の従来例と同様、ハンドル軸37の基部に取り付くクラッチ復帰ギヤ(板状の制御部材)39に係止していた図2の係止部材41やクラッチ作動部材43等を介してクラッチレバー27がクラッチONの位置に復帰すると共に、図示しないコイルスプリングの復元力で、クラッチプレート31がピニオンギヤ23をクラッチ部21にクラッチ結合させて、クラッチ機構25がクラッチON状態に自動復帰するようになっているが、本実施形態は、ハンドル軸37の基部へ板状の制御部材たるクラッチ復帰ギヤ39を取り付けるに当たり、平面度及び直角度に優れた寸法精度のよい連結部材45を用いたことを特徴とする。
また、連結部材45の中央には、ハンドル軸37のストッパ51の外形形状に沿った円形部61と、ハンドル軸37の外形形状に沿った非円形部63とからなる回止め嵌合孔65が寸法精度よく加工されており、連結部材45は前記ストッパ49にその一側面が当接し乍ら、ハンドル軸37の基部に良好な直角度を以って回り止め嵌合されている。
更に、図3に示すようにハンドル軸37には、ピニオンギヤ23に噛合するドライブギヤ(駆動歯車)69が回転可能に取り付けられている。
ドラグ装置71は、ドライブギヤ69と共に一体回転するように配されたワッシャ73と、ハンドル軸37に回り止め固定された複数のワッシャ75と、これらの間に配されたライニング材77とで構成されており、ハンドル軸37に螺合した図1のドラグレバー79の操作でワッシャ73,75とライニング材77を軸方向へ押圧することによって、所望のドラグ力を付与することができるようになっている。
また、図3中、57は連結部材45の支持部59とその側面に摺接し乍ら、ハンドル軸37の基部に回転可能に取り付くアイドルギヤで、クラッチ復帰ギヤ39とは非接触状態に配置されている。そして、アイドルギヤ57には、ドライブギヤ69の反ハンドル33側に設けた複数の嵌合孔83に嵌合する複数の突起85が設けられており、アイドルギヤ57は、常にドライブギヤ69と共に一体回転するようになっている。
従来と同様、レベルワインド機構87は、外周面にトラバース溝91が形成されて端部に作動ギヤ89が取り付くウォームシャフト93と、このウォームシャフト93を収容する筒体95と、ウォームシャフト93の回転に連動して、筒体95に沿って左右に摺動する図示しない摺動体とを備え、摺動体に設けられた釣糸案内部材を介してスプール19に釣糸を案内する。
本実施形態はこのように構成されているから、図2のクラッチON状態でクラッチレバー27を下方へ押圧操作すれば、ピニオンギヤ23の環状溝29に係合するクラッチプレート31が、クラッチ部21に対するピニオンギヤ23のクラッチ結合を解除してクラッチ機構25をクラッチOFFに切り換える。
そして、斯かる連結部材45を介してクラッチ復帰ギヤ39をハンドル軸37に装着し、当該連結部材45に当接させてアイドルギヤ57やドライブギヤ69等をハンドル軸37に装着すれば、連結部材45は良好な平面度を有するため、アイドルギヤ57やドライブギヤ69の振れを確実に抑えることが可能となって従来の魚釣用リールに比しハンドル33の回転性能が向上し、円滑な巻取り操作が可能となる。
図7は請求項1の第二実施形態に係る魚釣用リールの要部断面図を示し、本実施形態は、図3の連結部材45とアイドルギヤ57に代え、これらを一体にした外形形状を有する連結部材45-1を削り出しで寸法精度よく形成して、その非円形形状の嵌合部55にクラッチ復帰ギヤ39を回り止め嵌合すると共に、前記嵌合孔83と突起85を省略して、連結部材45-1の一側面にドライブギヤ69-1を摺接させたものである。
而して、本実施形態によっても、良好な平面度及び直角度を以ってハンドル軸37に取り付く連結部材45-1にドライブギヤ69-1が摺接し、また、良好な平面度及び直角度を以ってハンドル軸37に取り付く連結部材45-1に作動ギヤ89が噛合するため、ハンドル33の巻取り操作時にドライブギヤ69-1や作動ギヤ89が振れることがなくなり、この結果、従来の魚釣用リールに比しハンドル33の回転性能が向上して円滑な巻取り操作が可能となる。
図8は請求項1の第三実施形態に係る魚釣用リールの要部断面図を示し、本実施形態は、レベルワインド機構を具備しない魚釣用リールに本発明を適用したもので、図3の実施形態からアイドルギヤ57を省略し、そして、図3のドライブギヤ69に代え、図7のドライブギヤ69-1を用いて、連結部材45とドライブギヤ69-1との摺接部位にワッシャ97を装着したもので、本実施形態によっても、ハンドル33の巻取り操作時にドライブギヤ69-1が振れることがなく、この結果、従来の魚釣用リールに比しハンドル33の回転性能が一段と向上して円滑な巻取り操作が可能となる。
5,7 フレーム
9 魚釣用リール
11 リール本体
17 スプール軸
19 スプール
23 ピニオンギヤ
25 クラッチ機構
31 クラッチプレート
33 ハンドル
37 ハンドル軸
39 クラッチ復帰ギヤ(板状の制御部材)
41 係止部材
43 クラッチ作動部材
45,45-1 連結部材
55 嵌合部
57 アイドルギヤ
59 支持部
61 円形部
63 非円形部
65,67 回止め嵌合孔
69,69-1 ドライブギヤ(駆動歯車)
71 ドラグ装置
81 一方向クラッチ
87 レベルワインド機構
89 作動ギヤ
97 ワッシャ
Claims (1)
- リール本体に回転操作可能に取り付き、駆動歯車が装着されるハンドル軸の基部に、釣糸繰出し時に於けるハンドルの逆転防止機能、またはハンドルの巻取り操作によるクラッチ機構のクラッチOFF状態からクラッチON状態への自動復帰機能、或いはこれらの両機能を併せ持った板状の制御部材をハンドル軸の基部に装着した魚釣用リールに於て、
上記ハンドル軸の基部に環状のストッパを一体的に形成し、当該ストッパに、削り出しで形成され、ハンドル軸の外周形状に沿って中央に円形部と非円形部からなる回り止め嵌合孔が設けられた連結部材の一側面を当接させて当該連結部材をハンドル軸に回り止め嵌合すると共に、当該連結部材の外周に上記制御部材を回り止め嵌合し、当該連結部材に上記駆動歯車を当接させて当該駆動歯車をハンドル軸に装着したことを特徴とする魚釣用リール。
Priority Applications (1)
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| JP2005220935A JP4473794B2 (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | 魚釣用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005220935A JP4473794B2 (ja) | 2005-07-29 | 2005-07-29 | 魚釣用リール |
Publications (2)
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|---|---|
| JP2007029059A JP2007029059A (ja) | 2007-02-08 |
| JP4473794B2 true JP4473794B2 (ja) | 2010-06-02 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2005-07-29 JP JP2005220935A patent/JP4473794B2/ja not_active Expired - Fee Related
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