JP4467277B2 - エレベータ制御盤の基板管理システムおよびエレベータ制御盤の基板管理方法 - Google Patents

エレベータ制御盤の基板管理システムおよびエレベータ制御盤の基板管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の基板を有するエレベータ制御盤基板管理システムおよびエレベータ制御盤の基板管理方法に関する。
従来、一般的な製品を対象とした管理システムとしては、予め定められた製品管理情報に対応する部品の稼働情報、及びメンテナンス関連情報に対する支援情報を提供する装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開平10−222568号公報
しかしながら、この種の管理手法では、一般的な製品全体を対象としたものであり、必ずしもエレベータ制御盤のように継続使用を前提とした製品だけを対象としたものではない。
また、この管理手法は、エレベータの制御盤に用いられた基板の管理に関して全く示唆していない。
本発明者の考察によれば、この管理手法を、そのままエレベータの制御盤に用いられた基板の管理に適用することは難しい。
本発明者の更なる考察によれば、エレベータ制御盤に用いられる基板管理にバーコードを用いる手法も考えられるが、この手法では、エレベータの制御盤内に実装された基板が汚損した場合に、エレベータ制御盤内の基板に印字されたバーコードの読み取りミスが発生する可能性がある。
更に、この手法では、エレベータ制御盤内における基板の実装位置によっては、基板の表面に印字されたバーコードを読み取ることが出来なくなる可能性もある。
また、この種の管理手法において、基板情報の読み取りミスを防止する観点から基板に印字された基板情報をオペレータが目視で確認し、確認した基板情報を手入力で入力する手法も考えられるが、前述した場合と同様に基板が汚損した場合等に読み取ることが出来ない可能性があるだけでなく、基板情報を手入力する作業に多大な労力を要するという問題がある。
そこで、本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、基板が汚損した場合にも、読み取りミスを発生することなく基板情報を知ることができるだけでなく、基板情報を手入力する労力を削減することが可能なエレベータ制御盤、基板管理システム、及び基板管理方法を提供することを目的とする。
本発明の骨子は、基板の識別情報と基板情報とを対応付けた構成により、基板が汚損した場合にも、読み取りミスを発生することなく基板情報を知ることができるだけでなく、基板情報を手入力する労力を削減することが出来るという効果を達成することにある。
さて、以上のような本発明の骨子は、具体的には、以下のような手段を講じることによって実現される。
本発明の一態様に係る基板管理システムは、エレベータ制御盤に用いられる複数の基板を管理する基板管理システムであって、各基板に取り付けられ、各基板の識別情報と基板情報とが対応して記憶された基板情報記憶手段と、基板の識別情報と基板情報との読み出し要求の入力を受け付ける入力受付手段と、入力受付手段により入力を受け付けた基板の識別情報と基板情報との読み出し要求に基づいて、基板の識別情報と基板情報とを基板情報記憶手段から読み出す基板情報読み出し手段と、基板情報読み出し手段により読み出された基板の識別情報と基板情報とを無線で送信する無線送信手段とを備えたエレベータ制御盤と、各基板のメンテナンスに関連するメンテナンス関連情報と各基板の識別情報とが対応して記憶されたメンテナンス関連情報記憶手段と、無線送信手段により送信された基板の識別情報と基板情報とを受信する無線受信手段と、無線受信手段により受信された基板の識別情報に対応するメンテナンス関連情報をメンテナンス関連情報記憶手段から読み出すメンテナンス関連情報読み出し手段と、メンテナンス関連情報読み出し手段により読み出されたメンテナンス関連情報と基板情報とを基板毎に対応して表示するメンテナンス関連情報表示手段とを備えた構成である。
本発明によれば、基板が汚損した場合にも、読み取りミスを発生することなく基板情報を知ることができるだけでなく、基板情報を手入力する労力を削減することが可能なエレベータ制御盤、基板管理システム、及び基板管理方法を提供出来る。
以下、本発明の一実施の形態に係る基板管理方法を適用した基板管理システムに関し、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板管理システム1の全体構成例を示すブロック図である。
本実施の形態に係る基板管理システム1は、エレベータ制御盤2に用いられている複数の基板を遠隔管理するためのシステムである。
本実施の形態に係る基板管理システム1は、エレベータ制御盤2と、端末装置3と、サーバ装置4とから構成される。
エレベータ制御盤2は、無線ICタグ211〜21nが取り付けられた複数の基板21A〜21Nと、これら無線ICタグ211〜21nと無線により通信可能な送受信ユニット22と、これら無線ICタグ211〜21nにそれぞれ個別に接続された開放検出部231〜23nとを具備している。
なお、本実施の形態に係る基板管理システム1の説明においては、説明の簡略化を図る観点から、1枚目の基板21Aに取り付けられた無線ICタグ211に関してのみ説明を行うが、他の基板21B〜21Nに取り付けられた無線ICタグ212〜21nに関しても同様の構成を具備していることはいうまでもない。
また、以下の説明に関し、無線ICタグに接続されたそれぞれの開放検出部231〜23nに関しても同様の観点から1枚目の基板に接続された開放検出部231に関してのみ説明を行うが、他の開放検出部232〜23nに関しても同様の構成及び機能を有していることはいうまでもない。
無線ICタグ211は、同一のバス線21aに接続されたメモリ21bと、第1の送受信装置21cと、第1の制御部21dと、電源装置21eと、I/O部21fとを具備している。
送受信ユニット22は、第2の送受信装置22Aと磁界発生装置22Bとを具備している。
端末装置3は、データ入力部31と、第2の制御部32と、送受信部33と、表示部34とを具備している。
サーバ装置4は、メンテナンス関連情報DB41と、DBMS部42とを具備している。
バス線211aは、無線ICタグ内211内でデータをやり取りするための共通路である。
メモリ211bには、基板のIDと基板情報とが記憶されている。
図2は、本実施の形態に係るエレベータ制御盤2内のメモリ211b〜21nbに記憶されるデータの一例を示す図である。
本実施の形態に係るメモリには、図2に示すように、基板のID(a1)と、基板名称(a2)と、基板型式(a3)と、レビジョン(a4)と、基板の製造番号(a5)とが記憶されている。
ここで、レビジョンとは、版の変更回数のことを意味する。
なお、本実施の形態に係るメモリ211b〜21nbには、基板に対して実行された試験番号及び図面番号を基板情報として付加してもよい。
また、本実施の形態に係るメモリ211b〜21nbは、記憶された基板情報を書換え可能なメモリを用いてもよい。
第1の送受信装置211cは、送受信ユニット22から無線で送信された基板のIDと基板情報との読み出し要求を受信し、受信した読み出し要求を第1の制御部211dに出力する機能と、第1の制御部211dから出力された基板のIDと基板情報とを送受信ユニット22に送信する機能とを有する。
第1の制御部211dは、第1の送受信装置211cから出力された基板のIDと基板情報との読み出し要求を受け取った場合、又はI/O部211fから出力された検出信号を受け取った場合に、メモリ211bから基板のIDと基板情報とを読み出し、読み出した基板のIDと基板情報とを第1の送受信装置211cに出力する機能を有する。
なお、本実施の形態に係る第1の制御部211dには、後述する端末装置3から入力された基板情報をメモリに更新記憶させる機能を付加してもよい。
電源装置211eは、磁界発生装置22Bの発生する鎖交磁束によって発生した誘導起電力を電力として無線ICタグ211内に供給する。
I/O部211fは、無線ICタグ211の外部の開放検出部231から出力されたエレベータ制御盤2の蓋が開放されたことを示す検出信号を第1の制御部211dに出力する機能を有する。
第2の送受信装置22Aは、端末装置3から送信された基板のIDと基板情報との読み出し要求を受信し、受信した基板のIDと基板情報との読み出し要求を無線ICタグ211に送信する機能と、無線ICタグ211から送信された基板のIDと基板情報とを受信し、受信した基板のIDと基板情報とを端末装置3に送信する機能と、端末装置3から送信された基板のIDと基板情報との読み出し要求を受信したとき、磁界発生装置22Bに基板のIDと基板情報の読み出し実行時間よりも長い所定時間だけ磁界を発生させるための磁界発生指令を磁界発生装置22Bに出力する機能とを有する。
磁界発生装置22Bは、第2の送受信装置22Aから出力された磁界発生指令を受け取り、基板のIDと基板情報の読み出しの実行時間よりも長い所定時間だけ磁界を発生する。
なお、本実施の形態に係る磁界発生装置22Bは、第2の送受信装置22Aから出力された磁界発生指令により基板のIDと基板情報の読み出しの実行時間よりも長い所定時間だけ磁界を発生するよう制御されていたが、これに限らず、第2の送受信装置22Aとは無関係に独立して常時磁界を発生する装置に変更してもよい。
開放検出部231は、エレベータ制御盤2の蓋が開放されたことを検出する機能と、蓋が開放されたことが検出されたとき、蓋が開放されたことを示す検出信号をI/O部21fを介して無線ICタグ211内の第1の制御部211dに出力する機能とを有する。
データ入力部31は、主として操作者の操作により入力された基板のIDと基板情報の読み出し要求を受け付ける機能と、入力を受け付けた基板のIDと基板情報との読み出し要求を第2の制御部32に出力する機能と、操作者の操作により入力されたメンテナンス関連情報の送信要求を受け付ける機能と、入力を受け付けたメンテナンス関連情報の送信要求と基板のIDと基板情報とを第2の制御部32に出力する機能とを有する。
第2の制御部32は、データ入力部31から出力された基板のIDと基板情報との読み出し要求を送受信部33に出力する機能と、基板のIDと基板情報とを対応して表示部34に表示させる機能と、データ入力31部から出力されたメンテナンス関連情報の送信要求と基板のIDと基板情報とを送受信部33に出力する機能と、送受信部33から出力されたメンテナンス関連情報と基板情報とを基板毎に対応させて表示部34に表示させる機能とを有する。
なお、本実施の形態の第2の制御部32には、開放検出部231によりエレベータ制御盤2の蓋が開放されたことが検出されたとき、メンテナンス関連情報の更新入力を促す機能と、データ入力部31から入力されたメンテナンス関連情報の更新要求とメンテナンス関連情報との入力を受け付ける機能(更新入力受付手段)とを付加してもよい。
送受信部33は、第2の制御部32から出力された基板のIDと基板情報との読み出し要求を通信ネットワークを介して接続されたエレベータ制御盤2に送信する機能と、エレベータ制御盤2から送信された基板のIDと基板情報とをサーバ装置4に転送する機能と、サーバ装置4から送信されたメンテナンス関連情報と基板情報と基板のIDとを第2の制御部32に出力する機能とを有する。
なお、本実施の形態に係る送受信部33には、開放検出部231によりエレベータ制御盤2の蓋が開放されたことが検出されたとき、データ入力部31から入力されたメンテナンス関連情報の更新要求とメンテナンス関連情報と基板のIDとの入力を受け付ける機能(更新入力受付手段)とを付加してもよい。
表示部34は、第2の制御部32から出力された基板のIDと基板情報とを対応して表示する機能と、第2の制御部32から出力されたメンテナンス関連情報と基板情報とを基板毎に表示する機能とを有する。
メンテナンス関連情報DB41には、基板のIDと基板のメンテナンスに関連するメンテナンス関連情報とが対応して記憶されている。
なお、本明細書に記載のメンテナンス関連情報としては、例えば現場建物名、据付日、機種名、号機番号、エレベータ制御盤の型式、モータ容量、及び現場地図情報等が挙げられる。
図3は、本実施の形態に係るメンテナンス関連情報DB41のデータ構成の一例を示す模式図である。
本実施の形態に係るメンテナンス関連情報DB41には、基板のID(b1)、現場建物名(b2)、据付日(b3)、機種名(b4)、号機番号(b5)、エレベータ制御盤の型式(b6)、モータ容量(b7)、及び現場地図情報(b8)が対応して記憶されている。
なお、本実施の形態に係るメンテナンス関連情報DB42には、基板の生産日、基板の出荷日、試験日、基板に実装された部品のリユースの受付日、基板に実装された部品の交換日、及び基板の破棄日等を更に、基板のIDと対応させて記憶させてもよい。
DBMS部42は、端末装置3から送信されたメンテナンス関連情報の送信要求と基板のIDと基板情報とを受信し、基板のIDを主キーとして、この主キーに対応するメンテナンス関連情報をメンテナンス関連情報DB41から読み出す機能と、メンテナンス関連情報と基板情報と基板のIDとを端末装置3に送信する機能とを有する。
なお、本実施の形態に係るDBMS部42には、前述したデータ入力部31から入力されたメンテナンス関連情報の更新要求と更新入力されたメンテナンス関連情報と基板のIDとを受信し、受信したメンテナンス関連情報をメンテナンス関連情報DB42に基板のIDに対応させて書込む機能(メンテナンス関連情報書込み手段)を付加してもよい。
次に、以上のように構成された基板管理システム1の動作に関し、図4を参照して説明する。
なお、以下の動作の説明においては、無線ICタグ211〜21n内のメモリ211bには、基板のIDと基板情報とが基板の製造時又は基板のエレベータ制御盤への実装時に予め書込まれているものとする。
また、メンテナンス関連情報DB41には、端末装置3のデータ入力部31から操作者の操作により入力されたメンテナンス関連情報と基板のIDとが対応して記憶されているものとする。
更に、以下の説明では、開放検出部231によりエレベータ制御盤の蓋が開放されたことが検出された場合に関しても同様に動作するので、説明の重複を回避する観点から、端末装置3から基板のIDと基板情報との読み出し要求が入力された場合に関してのみ説明するものとする。
始めに、第2の制御部32は、データ入力部31から主として操作者の操作により入力された各基板のIDと基板情報との読み出し要求の入力を受け付ける(ST1:入力受付工程)。
次に、第2の制御部32は、入力された基板のIDと基板情報との読み出し要求を送受信部33を介してエレベータ制御盤に送信する(ST2)。
次に、第2の送受信装置22Aは、端末装置33から送信された基板のIDと基板情報との読み出し要求を受信する(ST3)。
次に、第2の送受信装置22Aは、基板情報の読み出し実行時間よりも長い所定時間だけ磁界を発生するように磁界発生指令を磁界発生装置22Bに出力する(ST4)。
次に、第2の送受信装置22Aは、受信した基板のIDと基板情報との読み出し要求を基板に取り付けられた無線ICタグに無線で送信する(ST5)。
次に、第1の送受信装置211cは、送受信ユニット22から無線で送信された基板のIDと基板情報との読み出し要求を受信する(ST6)。
次に、第1の送受信装置211cは、受信した基板のIDと基板情報との読み出し要求を第1の制御部211dに出力する(ST7)。
次に、第1の制御部211dは、第1の送受信装置211cから出力された基板のIDと基板情報の読み出し要求を受け取り、基板のIDと基板情報とを、基板のIDと基板情報とが対応して記憶されたメモリから読み出す(ST8:基板情報読み出し工程)。
なお、上述した工程ST1〜工程ST8の説明では、端末装置3から入力された基板のIDと基板情報との読み出し要求が入力された場合に関し説明したが、開放検出部231によりエレベータ制御盤2の蓋が開放されたことを検出した場合には、第1の制御部211dは、I/O部211fを介して開放検出部231から出力された検出信号を受信し、メモリに記憶された基板のIDと基板情報とを読み出すものとする。
工程ST9では、第1の制御部211dは、読み出した基板のIDと基板情報とを第1の送受信装置211cに出力する。
次に、第1の送受信装置211cは、第1の制御部211dから出力された基板のIDと基板情報とを送受信ユニット22に無線で送信する(ST10:無線送信工程)。
次に、第2の送受信装置22Aは、無線ICタグ211から無線で送信された基板のIDと基板情報とを受信する(ST11:無線受信工程)。
次に、第2の送受信装置22Aは、受信した基板のIDと基板情報とを端末装置3に送信する(ST12)。
第2の制御部32は、エレベータ制御盤2から送信された基板のIDと基板情報とを送受信部33を介して受信する(ST13)。
次に、第2の制御部32は、表示部34に基板のIDと基板情報とを表示する(ST14)。
次に、第2の制御部32は、データ入力部31から操作者の操作により入力されたメンテナンス関連情報の送信要求とエレベータ制御盤2から送信された基板のIDと基板情報とをサーバ装置4に送信する(ST15)。
なお、上述した説明では、端末装置3から基板のIDと基板情報の読み出し要求が入力された場合に、メンテナンス関連情報の送信要求と基板のIDと基板情報とをサーバ装置4に送信したが、エレベータ制御盤2の蓋が開放されていることを検出した場合には、端末装置3の第2の制御部32は、メンテナンス関連情報とメンテナンス関連情報の更新要求と基板のIDとの入力を受け付け、受け付けたメンテナンス関連情報とメンテナンス関連情報の更新要求と基板のIDとを送受信部33を介してサーバ装置4に送信するものとする。
工程ST16では、DBMS部42は、端末装置3から送信されたメンテナンス関連情報の送信要求と基板のIDと基板情報とを受信する(ST16)。
次に、DBMS部42は、受信した基板のIDを主キーとして対応するメンテナンス関連情報を各基板のメンテナンス関連情報と各基板のIDとが対応して記憶されたメンテナンス関連情報DB41から読み出す(ST17:メンテナンス関連情報読み出し工程)。
次に、DBMS部42は、基板のIDと基板情報と読み出したメンテナンス関連情報とを端末装置3に送信する(ST18)。
次に、第2の制御部32は、サーバ装置4から送信された基板のIDと基板情報とメンテナンス関連情報とを送受信部33を介して受信する(ST19)。
次に、第2の制御部32は、基板情報とメンテナンス関連情報とを基板毎に対応して表示部34に表示させる(ST20)。
これにより、表示部34は、メンテナンス関連情報と前記基板情報とを基板毎に対応して表示する(メンテナンス関連情報表示工程)。
以上のような一連の動作により、基板管理システム1は動作を終了する。
なお、上述した説明では、端末装置3から基板のIDと基板情報の読み出し要求が入力された場合に、サーバ装置4は、メンテナンス関連情報と基板のIDと基板情報とを端末装置3に送信したが、エレベータ制御盤2の蓋が開放されていることを検出した場合には、サーバ装置4のDBMS部42は、端末装置3から送信されたメンテナンス関連情報の更新要求とメンテナンス関連情報と基板のIDとを受信し、メンテナンス関連情報DB41に基板のIDに対応して記憶されたメンテナンス関連情報を入力されたメンテナンス関連情報に更新記憶させるものとする。
上述したように本実施の形態によれば、エレベータ制御盤2内の送受信ユニット22と無線ICタグ211〜21nとの間で基板のIDと基板情報とが無線により送信されるので、基板が汚損した場合にも、読み取りミスを発生することなく基板情報を知ることができるだけでなく、基板情報を手入力する労力を削減することが出来る。
本実施の形態によれば、エレベータ制御盤に実装された基板内の無線ICタグ内のメモリに記憶された基板情報の更新に関し、直接現地で作業することなく、遠隔操作で作業することが出来る。
本実施の形態によれば、基板のIDと基板情報の読み出し時に、磁界発生装置22Bが発生した磁界が電源装置211eに鎖交した場合だけ無線ICタグ211〜21n内に電力が供給されるので、無線ICタグ内に常時電力を供給する電源を備えた場合と比較して消費電力を抑えることが出来る。
本実施の形態によれば、エレベータ制御盤2内で基板のIDと基板情報とが無線ICタグ211〜21nにより無線で送信されるため、基板のID等の手入力を行う必要がなくなるので、基板のID等の手入力に要していた作業時間を短縮することが可能となる。
なお、この発明は、上記一実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化出来る。例えば本実施の形態の端末装置3及びサーバ装置4に代えて、エレベータ制御盤2内の送受信ユニット22と監視センタとを電話回線で接続し、かつ、電話回線を用いて監視センタで監視することが可能なデータ転送用のエレベータ遠隔監視端末を用いてもよい。また、端末装置3側又はサーバ装置4側で基板の生産日から所定の期間を経過した基板を抽出し、抽出した基板の情報をメンテナンスが必要な基板として端末装置3の表示部34に表示させるようにしてもよい。更に、上記一実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成出来る。例えば、実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。例えば本実施の形態のエレベータ制御盤2内の開放検出部231〜23nは、設けない構成に変更することも可能である。
本発明の一実施の形態に係る基板管理システム1の全体構成例を示すブロック図。 本実施の形態に係るエレベータ制御盤2内のメモリ211b〜21nbに記憶されるデータの一例を示す図。 本実施の形態に係るメンテナンス関連情報DB41のデータ構成の一例を示す模式図。 本実施の形態に係る基板管理システムの動作に関し、説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…基板管理システム、2…エレベータ制御盤、21A〜21N…基板、211〜21n…無線ICタグ、211a〜21na…バス線、211b〜21nb…メモリ、211c〜21nc…第1の送受信装置、211d〜21nd…第1の制御部、211e〜21ne…電源装置、211f〜21nf…I/O部、22…送受信ユニット、22A…第2の送受信装置、22B…磁界発生装置、
231〜23n…開放検出部、3…端末装置、31…データ入力部、32…第2の制御部、33…送受信部、4…サーバ装置、41…メンテナンス関連情報DB、42…DBMS部

Claims (2)

  1. エレベータ制御盤に用いられる複数の基板を管理するエレベータ制御盤の基板管理システムであって、
    前記各基板に取り付けられ、前記各基板の識別情報と基板情報とが対応して記憶された基板情報記憶手段と、
    前記基板の識別情報と基板情報との読み出し要求の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段により入力を受け付けた基板の識別情報と基板情報との読み出し要求に基づいて、前記基板の識別情報と基板情報とを前記基板情報記憶手段から読み出す基板情報読み出し手段と、
    前記基板情報読み出し手段により読み出された基板の識別情報と基板情報とを無線で送信する無線送信手段とを備えたエレベータ制御盤と、
    前記各基板のメンテナンスに関連するメンテナンス関連情報と前記各基板の識別情報とが対応して記憶されたメンテナンス関連情報記憶手段と、
    前記無線送信手段により送信された基板の識別情報と基板情報とを受信する無線受信手段と、
    前記無線受信手段により受信された基板の識別情報に対応するメンテナンス関連情報を前記メンテナンス関連情報記憶手段から読み出すメンテナンス関連情報読み出し手段と、
    前記メンテナンス関連情報読み出し手段により読み出されたメンテナンス関連情報と前記基板情報とを基板毎に対応して表示するメンテナンス関連情報表示手段と
    を備えたエレベータ制御盤の基板管理システム。
  2. エレベータ制御盤に用いられる複数の基板を管理するエレベータ制御盤の基板管理方法であって、
    前記各基板の識別情報と基板情報との読み出し要求の入力を受け付ける入力受付工程と、
    前記入力受付工程により入力を受け付けた各基板の識別情報と基板情報の読み出し要求に基づいて、前記各基板の識別情報と基板情報とを前記各基板の識別情報と基板情報とが対応して記憶された基板情報記憶手段から読み出す基板情報読み出し工程と、
    前記基板情報読み出し手段により読み出した基板の識別情報と基板情報とを無線で送信する無線送信工程と、
    前記無線送信工程により送信された基板の識別情報と基板情報とを受信する無線受信工程と、
    前記無線受信工程により受信された基板の識別情報に対応するメンテナンス関連情報を前記各基板のメンテナンス関連情報と前記各基板の識別情報とが対応して記憶されたメンテナンス関連情報記憶手段から読み出すメンテナンス関連情報読み出し工程と、
    前記メンテナンス関連情報読み出し工程により読み出されたメンテナンス関連情報と前記基板情報とを対応して表示するメンテナンス関連情報表示工程と
    を含むエレベータ制御盤の基板管理方法。
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