JP2009295064A - 昇降設備用部品情報の遠隔管理システムおよび方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】昇降設備用部品21,22,31,32の電源が無い状況においても、昇降設備用部品の遠隔管理を可能とし、部品の交換周期や対策時の交換洩れを防止する。
【解決手段】無線通信機能を備えた外付け電源が不要なICチップ41〜44に部品の製造年月日、来歴情報を格納し、これらの格納情報を無線で読み出す情報読出し装置5を設け、さらに、この情報読出し装置5から無線で前記情報を遠隔保守装置6に送信し、受信した遠隔保守装置6にて部品情報を管理する。
【選択図】図1
【解決手段】無線通信機能を備えた外付け電源が不要なICチップ41〜44に部品の製造年月日、来歴情報を格納し、これらの格納情報を無線で読み出す情報読出し装置5を設け、さらに、この情報読出し装置5から無線で前記情報を遠隔保守装置6に送信し、受信した遠隔保守装置6にて部品情報を管理する。
【選択図】図1
Description
本発明は、エレベーター、エスカレーター等の昇降設備用部品の製造年月日や来歴情報を遠隔保守装置にて管理する遠隔管理システムおよび方法の改良に関するものである。
例えば、特許文献1には、プリント基板上のFPGA(Field Programmable Gate Array)の中に、レビジョン(revision)等の来歴情報を論理記述し、その来歴情報をCPUから読み出すことが開示されている。
また、特許文献2には、基板に不揮発性記憶装置EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等を搭載し、この記憶装置に基板の製造年月日やレビジョン等の情報を記憶しておき、記憶情報の伝達を通信により行い、記憶情報の管理を外部のホスト端末で実施することが開示されている。
従来技術では、レビジョン等の情報を記憶する記憶装置を搭載している基板が正常動作する場合においては、外部のホスト端末で管理することが可能である。しかし、前記基板への電源供給が停止した場合や故障した場合においては、前記記憶装置の記憶情報の読み出しができず、情報管理ができない。
また、前記記憶装置を備えていない基板に対しての記憶装置後付けが困難であるという問題があった。
本発明の目的は、昇降設備用部品の電源が無い状況においても、昇降設備用部品の遠隔管理を可能とし、部品の交換周期や対策時の交換洩れを防止することである。
このような目的を達成するために、本発明の望ましい実施態様においては、無線通信機能を備えた外付け電源が不要なICチップに部品の製造年月日、来歴情報を格納し、この格納情報を無線で読み出す情報読出し装置を設け、さらに、この情報読出し装置から無線で前記情報を受信した遠隔保守装置にて部品情報を管理する。
また、本発明の望ましい実施態様においては、前記ICチップを、アンテナを含めて貼付け可能なシールに内蔵し、前記昇降設備用部品に貼り付ける。
本発明の望ましい実施態様によれば、昇降設備用部品の電源が無い状況においても、昇降設備用部品の遠隔管理を可能とし、部品の交換周期や対策時の交換洩れを防止することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施形態の中で明らかにする。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
図1は、本発明による昇降設備用部品情報の遠隔管理システムの一実施形態として、エレベーター制御装置への適用例を示す要部概略図である。
図1において、エレベーター制御装置1は、エレベーター制御用基板21と22、制御用リレー31と32、その他の制御用部品を備えている。
これらの制御用部品21,22,31,および32には、それぞれ、貼付けシール状のICチップ41〜44が貼り付けられている。
エレベーター制御装置1には、情報読出し装置5が設けられ、ICチップ41〜44に格納された情報を無線通信で読み出し、外部の遠隔保守装置6へ無線通信にて伝送する。
まず、エレベーター制御用基板21,22や、制御用リレー31,32の製造年月日や来歴情報等の情報を、ICチップ41〜44に格納しておく。
次に、遠隔保守装置6からの指令により、情報読出し装置5は、各ICチップ41〜44に格納されてある情報を読出し、遠隔保守装置6へ送信することにより、遠隔保守装置6で製造年月日や来歴情報の管理を行う。
図2は、本発明の一実施形態におけるICチップの構成を説明する図である。
図2(A)に示すICチップ貼付けシール400は、ICチップ本体401とアンテナ402を内蔵しており、各種機器の平らな面に貼り付けることができ、また、貼り代えることもできる。このように、ICチップ41〜44を貼付けシール形状とすることで、エレベーター制御装置内の基板や部品への後付けも容易に実施できる。
ICチップ本体401には、それを貼り付ける制御用部品21,22,31,および32のそれぞれに応じた製造年月日、来歴情報を格納しておく。
図2(B)には、ICチップ401内の格納情報のアドレスマップを示している。
図3は、本発明の一実施形態による昇降設備用部品情報の遠隔管理システムの処理フロー図である。
まず、ステップ(1)で、予め、エレベーター制御用基板21,22や、制御用リレー31,32等の部品の製造年月や来歴情報を、ICチップ41〜44に格納する。そして、ステップ(2)で、これらのICチップ41〜44を該当する部品に貼り付ける。
その後、遠隔保守装置6は、ステップ(3)で、例えば、製造年月データ読み出し指令を送信し、ステップ(4)で、情報読出し装置5が、この指令を受信する。そこで、情報読出し装置5は、ステップ(5)で、指定された部品のICチップ41〜44に格納されたデータを読み出し、ステップ(6)で、読み出したデータの中から製造年月データを抽出する。次いで、ステップ(7)で、情報読出し装置5が、製造年月データを送信し、ステップ(8)で、遠隔間保守装置6が、所望の部品の製造年月データを受信する。
以上の本発明の実施形態によれば、無線通信機能を備えた外付け電源が不要なICチップに部品の製造年月日、来歴情報を格納し、前記格納情報を遠隔保守装置にて管理することで、例えば、基板の交換周期や対策時の交換洩れを確実に防止可能である。
1…エレベーター制御装置、21,22…エレベーター制御用基板、31,32…エレベーター制御用リレー、41〜44…ICチップ、5…情報読出し装置、6…エレベーター遠隔保守装置。
Claims (4)
- 制御用プリント基板、制御用リレーを含む昇降設備制御装置を備えた昇降設備用部品情報の遠隔管理システムであって、
前記昇降設備用部品に取り付けられ、取り付けられた部品の製造年月日、来歴を含む情報を内部に格納するとともに、外付け電源が不要で、外部からの無線による読出しに応じて内部に格納した前記情報を外部の情報読み出し装置へ出力するICチップと、
前記昇降設備制御装置に設けられ、前記ICチップにアクセスして、前記ICチップに格納された前記情報を無線で読み出す情報読み出し装置と、
前記情報読み出し装置と通信し、前記部品の情報を遠隔にて管理する遠隔保守装置を備えたことを特徴とする昇降設備用部品情報の遠隔管理システム。 - 請求項1において、前記ICチップは、アンテナを含めて貼付け可能なシールに内蔵されていることを特徴とする昇降設備用部品情報の遠隔管理システム。
- 請求項1または2において、前記遠隔保守装置からの指令により、前記情報読出し装置は、各ICチップに格納されてある情報を読出すとともに、前記遠隔保守装置へ送信するように構成したことを特徴とする昇降設備用部品情報の遠隔管理システム。
- 制御用プリント基板、制御用リレーを含む昇降設備制御装置を備えた昇降設備用部品情報の遠隔管理方法であって、前記昇降設備用部品の製造年月日、来歴を含む情報をICチップの内部に格納するステップと、前記情報を格納したICチップを、該当する前記昇降設備用部品に貼り付けるステップと、外部の遠隔保守装置からの無線による読出し指令に応じて、前記昇降設備制御装置内の情報読み出し装置によって前記ICチップに格納された情報を無線で読み出すステップと、前記情報読み出し装置によって読出した前記情報を前記遠隔保守装置へ無線で送信するステップと、前記遠隔保守装置によって受信した前記昇降設備用部品に関する前記情報を管理するステップとを備えたことを特徴とする昇降設備用部品情報の遠隔管理方法。
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JP2008150077A JP2009295064A (ja) | 2008-06-09 | 2008-06-09 | 昇降設備用部品情報の遠隔管理システムおよび方法 |
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JP2005112480A (ja) * | 2003-10-02 | 2005-04-28 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御盤、基板管理システム、及び基板管理方法 |
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JP2006338259A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Hitachi Ltd | 部品管理装置、部品管理システムおよびその方法 |
JP2007317866A (ja) * | 2006-05-25 | 2007-12-06 | Hitachi Ltd | 制御盤保守システム |
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2008
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