JP5143713B2 - 工程管理方法、工程管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、工程管理方法、工程管理システム、管理サーバ、端末、およびRFIDタグに関するものであり、具体的には、作業工程指示の急な変更に対応し、次作業内容の確実な指示を可能とする技術に関する。
近年、管理対象物にRFIDタグを設け、当該RFIDタグに記憶されている情報に応じて、当該対象物を管理する技術が採用されはじめている。例えば生産管理に関して、1つ以上の作業工程およびその工程順と、各作業工程が作業済みか否かを示す作業状態フラグとを示した工程情報をRFIDタグの記憶部に記憶し、各工程に設置される端末装置は、リーダライタで読み取ったRFIDタグの作業工程と、その工程順と、各作業工程が作業済みか否かを示す作業状態フラグとを参照して、複数の作業工程において次の作業工程の指示制御を容易に行う技術(特許文献1参照)などが提案されている。
特開2007−213132号公報
しかしながら、RFIDタグのみを用いて工程管理等を行う場合、作業対象などに添付されているRFIDタグの格納情報を作業員らが目視確認することはできない。従って、RFIDタグやそれを利用する装置等に不具合が発生した際、前記作業員らはRFIDタグの格納情報に基づく作業内容を知ることが出来なくなる。一方、RFIDタグの格納情報をRFIDタグ表面に印字するとした場合、工程内容の変更が発生してもRFIDタグ表面の印字情報を簡単には変更出来ず、前記作業員らが変更後の作業内容を迅速に確認することが難しい。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、作業工程指示の急な変更に対応し、次作業内容の確実な指示を可能とする技術の提供を主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の工程管理方法は、他装置と通信する通信手段と、管理対象である作業工程の識別情報たる管理識別情報を記憶する記憶手段とを備え、作業対象物に対する各作業工程が実施される各現場に設置される端末が、作業対象物に付帯するRFIDタグに対する読み取り動作を行ったリーダライタより、前記RFIDタグの格納情報を通信手段を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が後の後続作業工程の識別情報を特定し、この後続作業工程の作業工程順序および識別情報と該当作業対象物の情報とを含む変更確認要求を、前記通信手段を介して管理サーバに送信する、変更確認処理を実行し、他装置と通信する通信手段と、作業対象物毎の作業工程順序と各作業工程の識別情報とを格納した工程コードテーブルを記憶する記憶手段とを備えた管理サーバが、前記通信手段を介して変更確認要求を前記端末から受信し、当該変更確認要求が含む前記作業対象物の情報および後続作業工程の作業工程順序および識別情報と、前記工程コードテーブルとを照合し、該当作業対象物の前記後続作業工程について前記工程コードテーブルで変更が生じている作業工程を判定し、当該判定結果を前記通信手段を介して前記端末に送信する、判定処理を実行し、前記端末が、前記通信手段を介して前記判定結果を管理サーバより受信し、前記後続作業工程において変更がある作業工程について変更後の識別情報へ書き換える処理を、前記リーダライタ経由で、前記作業対象物に取り付けられるRFIDタグに対して実行する、変更情報出力処理を実行し、前記管理サーバと通信可能に結ばれたプリンタ装置が、前記管理サーバより印刷指示を受信し、前記RFIDタグに書き込まれる前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報を、印字媒体に印字する印字処理を実行し、搬送機構が、前記印字処理がされた印字媒体を、前記RFIDタグに収容する媒体収容処理を実行する、ことを特徴とする。
なお、前記工程管理方法において、前記端末が、入力インターフェースないし前記通信手段を介した他端末から作業完了通知を受信し、作業対象物に付帯した前記RFIDタグに対する、該当作業工程の識別情報に対応付けた作業完了フラグの書込処理を前記通信手段とリーダライタを介して実行する完了設定処理と、前記RFIDタグの格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報に基づいて、前記作業完了フラグの書込処理対象となった作業工程の次作業工程の識別情報を特定し、当該次作業工程の識別情報を出力インターフェースに出力する、次作業工程指示処理と、を実行するとしてもよい。
また、前記工程管理方法において、前記端末が、作業対象物に付帯する前記RFIDタグに対する読み取り動作を行ったリーダライタより、前記RFIDタグの格納情報を通信手段を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が前の前作業工程の識別情報を特定し、この前作業工程毎の作業完了フラグを前記受信した格納情報で特定し、前記前作業工程において前記作業完了フラグが対応付いていない作業工程があれば、該当作業工程の識別情報を未完了作業工程の情報として出力インターフェースに出力する、未完了警告処理を実行するとしてもよい。
また、前記工程管理方法において、前記端末が、前記変更情報出力処理において、前記管理サーバから受信した前記判定結果が、前記後続作業工程において変更がある作業工程が無いものであり、前記未完了警告処理において、前作業工程に作業完了フラグが対応付いていない作業工程が無いと判定した場合に、前記完了設定処理を実行する、としてもよい。
また、本発明の工程管理システムは、他装置と通信する通信手段と、管理対象である作業工程の識別情報たる管理識別情報を記憶する記憶手段と、作業対象物に付帯するRFIDタグに対する読み取り動作を行ったリーダライタより、前記RFIDタグの格納情報を通信手段を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が後の後続作業工程の識別情報を特定し、この後続作業工程の作業工程順序および識別情報と該当作業対象物の情報とを含む変更確認要求を、前記通信手段を介して管理サーバに送信する、変更確認手段と、前記通信手段を介して前記変更確認要求に応じた判定結果を管理サーバより受信し、前記後続作業工程において変更がある作業工程について変更後の識別情報へ書き換える処理を、前記リーダライタ経由で、前記作業対象物に取り付けられるRFIDタグに対して実行する、変更情報出力手段とを備える端末と、他装置と通信する通信手段と、作業対象物毎の作業工程順序と各作業工程の識別情報とを格納した工程コードテーブルを記憶する記憶手段と、前記通信手段を介して変更確認要求を前記端末から受信し、当該変更確認要求が含む前記作業対象物の情報および後続作業工程の作業工程順序および識別情報と、前記工程コードテーブルとを照合し、該当作業対象物の前記後続作業工程について前記工程コードテーブルで変更が生じている作業工程を判定し、当該判定結果を前記通信手段を介して前記端末に送信する判定手段とを備える管理サーバと、前記管理サーバより印刷指示を受信し、前記RFIDタグに書き込まれる前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報を、印字媒体に印字する印字手段と、前記印字処理がされた印字媒体を、前記RFIDタグに収容する搬送手段と、を含むことを特徴とする。
また、本発明のRFIDタグは、印字媒体の収容構造を備えたことを特徴とする。なお、前記RFIDタグは、リーダライタとの無線通信機能を備えて作業対象物に取付可能な記憶媒体であればいずれの記憶媒体でもよい。
また、前記管理サーバは、入力インターフェースや通信手段を介した管理端末より前記工程コードテーブルの変更指示を受け付けて、データの更新や削除、新規登録等を行うものとする。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、作業工程指示の急な変更に対応し、次作業内容の確実な指示が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の工程管理システム10のネットワーク構成図である。図1に示す工程管理システム10は、作業工程指示の急な変更に対応し、次作業内容の確実な指示を可能とするコンピュータシステムである。こうした本実施形態における工程管理システム10を構成する各装置について以下説明する。
前記工程管理システム10(以下システム10)を構成する端末100は、作業対象物に対する各作業工程が実施される各現場に設置されるコンピュータであり、本発明を実現する機能を備えるべくハードディスクドライブなどの不揮発性の記憶手段101に格納されたプログラム102をRAM103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記端末100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス105、ディスプレイなどの出力インターフェイス106を備える。また、前記RFIDタグ50のリーダライタ20、管理サーバ200などとの間のデータ授受を担う通信手段107を有している。
続いて、前記システム10を構成する前記端末100が、例えばプログラム102に基づき前記記憶手段101にて構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記端末100は、記憶手段において、管理対象である作業工程の識別情報たる管理識別情報5を格納している。この管理識別情報5は、前記端末100が担当する作業工程の工程コードとなる。
こうした前記端末100は、作業対象物に付帯する前記RFIDタグ50に対する読み取り動作を行ったリーダライタ20より、前記RFIDタグ50の格納情報を通信手段107を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段101から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が後の後続作業工程の識別情報を特定し、この後続作業工程の作業工程順序および識別情報と該当作業対象物の情報とを含む変更確認要求を、前記通信手段107を介して管理サーバ200に送信する、変更確認手段110を備える。
また、前記端末100は、前記通信手段107を介して前記変更確認要求に応じた判定結果を前記管理サーバ200より受信し、当該判定結果が示す前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報を出力インターフェース106に出力する、変更情報出力手段111を備える。
また、前記端末100の前記変更情報出力手段111は、前記判定結果が示す前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報と、前記印字媒体の印字内容の確認要求とを出力インターフェース106に出力し、入力インターフェース105にて、前記変更がある作業工程の書き込み承認指示を受け付けて、前記後続作業工程において変更がある作業工程について変更後の識別情報へ書き換える処理を、前記通信手段107を介したリーダライタ20経由で、前記作業対象物に取り付けられるRFIDタグ50に対して実行する、とすれば好適である。
また、前記端末100は、入力インターフェース105ないし前記通信手段107を介した他端末から作業完了通知を受信し、作業対象物に付帯した前記RFIDタグ50に対する、該当作業工程の識別情報に対応付けた作業完了フラグの書込処理を前記通信手段10とリーダライタ20を介して実行する完了設定手段112を備えるとすれば好適である。
また、前記端末100は、前記RFIDタグ50の格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報に基づいて、前記作業完了フラグの書込処理対象となった作業工程の次作業工程の識別情報を特定し、当該次作業工程の識別情報を出力インターフェース106に出力する、次作業工程指示手段113を備えるとすれば好適である。
また前記端末100が、作業対象物に付帯する前記RFIDタグ50に対する読み取り動作を行ったリーダライタ20より、前記RFIDタグ50の格納情報を通信手段107を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段101から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が前の前作業工程の識別情報を特定し、この前作業工程毎の作業完了フラグを前記受信した格納情報で特定し、前記前作業工程において前記作業完了フラグが対応付いていない作業工程があれば、該当作業工程の識別情報を未完了作業工程の情報として出力インターフェース106に出力する、未完了警告手段114を備えるとすれば好適である。
また、前記端末100の前記変更情報出力手段111が、前記管理サーバ200から受信した前記判定結果が、前記後続作業工程において変更がある作業工程が無いものであり、前記未完了警告処理において、前作業工程に作業完了フラグが対応付いていない作業工程が無いと判定した場合に、前記完了設定処理を実行する、とすれば好適である。
続いて、前記工程管理システム10を前記端末100らと共に構成するのが管理サーバ200である。この管理サーバ200は、例えば、前記端末100が設置された各作業工程を全体にわたって管理するサーバ装置となる。こうした管理サーバ200は、本発明を実現する機能を備えるべくハードディスクドライブなどの不揮発性の記憶手段201に格納されたプログラム202をRAM203に読み出し、演算装置たるCPU204により実行する。また、前記管理サーバ200は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類などの入力インターフェイス205、ディスプレイなどの出力インターフェイス206を必要に応じて備えることができる。また、前記端末100やリーダライタ25、プリンタ装置30との間のデータ授受を担う通信手段207を有している。
続いて、前記管理サーバ200が、例えばプログラム202に基づき前記記憶手段201にて構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記管理サーバ200は、工程コードテーブル225、組み立てコードテーブル226を記憶手段201に格納している(各テーブルについては後述)。なお、前記管理サーバ200は、入力インターフェース205や通信手段07を介した管理端末300より前記工程コードテーブル225や組み立てコードテーブル226の変更指示を受け付けて、データの更新や削除、新規登録等を行うものとする。
こうした前記管理サーバ200は、前記通信手段207を介して変更確認要求を前記端末100から受信し、当該変更確認要求が含む前記作業対象物の情報および後続作業工程の作業工程順序および識別情報と、前記工程コードテーブル225とを照合し、該当作業対象物の前記後続作業工程について前記工程コードテーブル225で変更が生じている作業工程を判定し、当該判定結果を前記通信手段207を介して前記端末100に送信する、判定手段210を備える。
また、前記管理サーバ200は、入力インターフェース205ないし前記通信手段207を介した他端末100から、作業対象物の情報を含む書込指示を受け付けて、前記記憶手段201の工程コードテーブル225より該当作業対象物に対応する作業工程順序とそれに含まれる各作業工程の識別情報とを読み出して、これら書込用情報を、前記通信手段207を介したリーダライタ25経由で、前記作業対象物に取り付けられるRFIDタグ50に対して書き込みを行う書込手段211を備える。
また、前記管理サーバ200は、前記RFIDタグ50に関する書込用情報の全部または一部についての印字媒体31への印刷指示を、前記通信手段207を介してプリンタ装置30に送信する印字指示手段212を備える。
なお、前記プリンタ装置30は、前記管理サーバ200とネットワーク等を介して通信可能に結ばれたプリンタ装置である。このプリンタ装置30は、前記管理サーバ200より前記印刷指示を受信し、当該印刷指示が含む前記書込用情報の全部または一部の情報を印字媒体31に印字処理し、搬送機構32により前記印字媒体31を排出する、印字手段36を備える。
前記搬送機構32は、図2に示すように、プリンタ装置30の印字媒体排出口33と前記RFIDタグ50が備える(印字媒体31の)収容構造59の開口60との間を結ぶ搬送路34、および当該搬送路34上で前記印字媒体31を移動させる移動機構35(例:ごく小型のベルトコンベア機構、印字媒体を把持して移動させるロボットアーム、など)を備えるとしてもよい。この場合、前記プリンタ装置30の印字媒体排出口33から排出された印字媒体31は、前記移動機構35により前記搬送路34上を移動して、前記RFIDタグ50の前記開口60に挿入され、前記収容構造59に収容される。こうしたプリンタ装置30は、前記印字処理の完了した印字媒体31を、前記搬送機構32により前記RFIDタグ50の収容構造59に収容する媒体収容処理を実行できる。
なお、前記RFIDタグ50のリーダライタ20、25は、RFIDチップ51を備えたRFIDタグ50に対するリーダライタ装置である。また、前記RFIDタグ50は、例えば、RFIDチップ51をプラスティック筐体52などの適宜な収納ケースに格納した形態が想定され、前記リーダライタ20、25との間で無線通信可能である。
前記RFIDチップ51は、プログラム53(リーダライタ20、25からの要求に応じて格納情報を返信処理したり、逆にデータを格納処理したりするプログラムなど)を格納するROM54、RAM55、前記プログラム53をROM54からRAM55に読み出して実行するCPU56、作業工程順序および各作業工程の識別情報と該当作業工程の識別情報に対応付けた作業完了フラグの各データを含む製品情報12を記憶するEEPROM57、前記リーダライタ20、25との無線通信処理を担う通信手段58(アンテナも含む)とから構成される。また、図2のA-A断面図に示すように、印字媒体31を収容する収容構造59の背面には、前記RFIDチップ51が緩衝材4等で挟まれた形で格納されている。
これまで示した前記システム10を構成する各装置における各手段110〜114、210〜212らはハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、各装置のCPUがプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをRAMに読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態の前記システム10が利用するテーブルの例について説明する。図3は、本実施形態における(a)工程コードテーブル225、(b)組み立てコードテーブル226、(c)作業状態フラグテーブル125、の各構成例を示す図である。なお、本実施形態では、前記作業対象物としてプリント基板を想定した場合に基づいて説明を行う。勿論、作業対象物としてはプリント基板に限定されるものではなく、工程管理が実行される生産物全般(家電製品、食品など)を作業対象物として想定できる。
前記工程コードテーブル225は、作業対象物毎の作業工程順序と各作業工程の識別情報とを格納したテーブルである。ここで例示した工程コードテーブル225は、例えば、工程コード“1”〜“7”までの最大7つの作業工程として、「段取り」、「表面実装」、「挿入実装」、「はんだ付け」、「目視」、「ワニス」、「検査」について、該当作業工程の実施要否を、「○」=必要、「−」=不要、で設定したものである。この実施要否については、組み立てコード、「AA」、「B0」、「C0」の3つのパターン毎に設定されている。前記組み立てコードは前記プリント基板の型式に対応付いている。
図の例では、例えば、組み立てコード“AA”には、工程コード“1”=「段取り」、“2”=「表面実装」、“4”=「はんだ付け」、“5”=「目視」、“6”=「ワニス」、“7”=「検査」の順序で各作業工程が対応付いている。
前記組み立てコードテーブル226は、作業対象物としての前記プリント基板の型式に対し、前記工程コードテーブル225における組み立てコード、「AA」、「B0」、「C0」のうち、前記プリント基板の組み立て作業の内容に合致するものを対応付けて設定したテーブルである。図の例では、プリント基板型式“PB001”には、組み立てコード“AA”が、プリント基板型式“PA002”には、組み立てコード“B0”が、プリント基板型式“PC003”には、組み立てコード“C0”が、プリント基板型式“DB001”には、組み立てコード“AA”が、それぞれ対応付けされている。
また、前記作業状態フラグテーブル125は、前記端末100が、前記RFIDタグ50に対して書き込む作業状態フラグのテーブルである。前記端末100は、入力インターフェース105にて、例えば作業員から作業状態の指示を受け付けて、この指示が示す作業状態に応じた作業状態フラグを前記作業状態フラグテーブル227から抽出し、リーダライタ20を介してRFIDタグ50に作業状態フラグの書込設定をする。こうした作業状態フラグテーブル125は、例えば、作業なし(=つまり作業不要)、未作業(=作業は必要だがまだ開始していない)、作業中、作業済み、作業変更、といった作業状態に対し、それぞれ対応する作業状態フラグ、“0”〜“4”を設定している。
この場合、前記RFIDタグ50は、前記EEPROM57において、作業完了フラグ(上記例では、“作業済み”のフラグである“3”)だけでなく前記各作業工程“1”〜“7”についての作業状況を示す作業フラグ“0”〜“4”を格納するとしてもよい。この場合、前記RFIDタグ50は、前記格納情報たる作業工程順序および各作業工程の識別情報と該当作業工程の識別情報に対応付けて作業状態フラグを格納することになる。
図4に、本実施形態のRFIDタグ50における格納情報(製品情報)の構成例を示す。前記作業状態フラグは、図3の工程情報18に示すように作業工程の識別情報たる工程コード“1”〜“7”のそれぞれに対し、当初は“1”、なし“0”が設定されている。その後、作業工程の現場において作業対象物に対する作業工程(例えば、工程コード“1”)での作業が開始されれば、前記端末100はこの指示を入力インターフェース105で受け付けて、前記作業状態フラグテーブル125から“2”、つまり「作業中」に対応する作業状態フラグを抽出し、前記RFIDタグ50の前記工程情報18における該当作業工程“1”に対応付けて書込設定する。その他の作業状態についても同様の処理となる。
なお、前記RFIDタグ50は、図4に示すように、前記工程情報18の他に、タグID13、作業対象物の管理識別情報たるプリント基板型式14、数量15(プリント基板のロットにRFIDタグ50が添付される場合のロット数量)、プリント基板の属するロット番号16、前記プリント基板型式に応じた組み立てコード17をEEPROM57に記憶している。勿論これらのデータ13〜17は、前記管理サーバ200が予め設定したものである。また、前記データ13〜18を含めて製品情報12とする。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における工程管理方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する工程管理方法に対応する各種動作は、前記システム10を構成する各装置のRAMに読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図5は本実施形態の工程管理方法の処理フロー例1を示す図である。ここでは、作業対象物たるプリント基板が生産ラインに投入される前のRFIDタグ50に対し、必要なデータを書込処理し、印字媒体31の出力を行う流れについて説明する。この場合、前記管理サーバ200の書込手段211は、入力インターフェース205(ないし前記通信手段207を介した他端末)から、作業対象物の情報として、例えば、前記プリント基板の型式“PB001”を含む書込指示を受け付けて、前記記憶手段201の組み立てコードテーブル226より該当する組み立てコード“AA”を特定する(s100)。なお、前記書込指示は、管理サーバ200自身がリーダライタ25から前記RFIDタグ50が格納するプリント基板型式14のデータを読み取った時に、自身で発行するとしてもよい(RFIDタグ50のEEPROM57には当該RFIDタグ50の付帯対象となるプリント基板について前記プリント基板型式14のデータが格納されている為)。
また、前記特定した組み立てコード“AA”をキーに前記工程コードテーブル225より該当する工程コード、作業工程名、作業工程の実施要否の各情報(作業工程順序とそれに含まれる各作業工程の識別情報)を読み出して(s101)、これら書込用情報を、前記通信手段207を介したリーダライタ25経由で、前記プリント基板“PB001”に取り付けられるRFIDタグ50に対して書き込みを行う(s102)。
一方、前記リーダライタ25は、前記管理サーバ200から書込用情報を受信する。そして、前記RFIDタグ50の通信手段58を介して前記EEPROM57に対する前記書込用情報の書込を実行する(s103)。RFIDタグ50では、前記書込用情報を前記工程情報18として格納することとなる。また、このRFIDタグ50のEEPROM57には、上述の通り、前記工程情報18を含む製品情報12が格納される。この工程情報18以外の、タグID13、プリント基板型式14、数量15、ロット番号16、組み立てコード17については予め設定されている。
また、前記管理サーバ200の印字指示手段212は、前記RFIDタグ50に関する書込用情報の全部または一部についての印字媒体31への印刷指示を、前記通信手段207を介してプリンタ装置30に送信する(s104)。前記プリンタ装置30の印字手段36は、前記管理サーバ200より前記印刷指示を受信し(s105)、当該印刷指示が含む前記書込用情報の全部または一部の情報を印字媒体31に印字処理し、搬送機構32により前記印字媒体31を排出する(s106)。前記プリンタ装置30が印字媒体31に印字した前記書込用情報の全部または一部の情報としては、例えば、図2の印字媒体31に示すように、ロット番号(図の例では“111111”)、プリント基板型式(図の例では“PB001”)、工程コード(図の例では“1”〜“7”)、作業状態フラグ(図の例では“1”ないし“0”)が想定できる。
また、前記プリンタ装置30の印字手段36は、当該プリンタ装置30の印字媒体排出口33と前記RFIDタグ50が備える(印字媒体31の)収容構造59の開口60との間を結ぶ搬送路34上を、移動機構35でもって前記印字媒体31を移動させ、前記RFIDタグ50の前記開口60に挿入する(s107)。
こうして書込用情報の書込処理と印字媒体31のセットがなされた前記RFIDタグ50は、プリント基板と共に生産ライン上を流れていくことになる。
−−−処理フロー例2−−−
次に、生産ライン上を流れ行くプリント基板に付帯した前記RFIDタグ50に対する各種処理について説明する。図6は本実施形態の工程管理方法の処理フロー例2を示す図である。図1にて示したように、生産ラインは複数の作業工程に分かれており、各作業工程にはそれぞれ前記端末100およびリーダライタ20が設置されている。
この場合、前記端末100の完了設定手段112は、入力インターフェース105(ないし前記通信手段107を介した他端末)から、作業開始、作業完了など作業状態の通知指示を受信し、この通知指示が含む作業状態に応じた作業状態フラグを前記作業状態フラグテーブル125から抽出する(s200)。例えば、前記通知指示が、“作業開始”であれば、前記端末100の完了設定手段112は、前記作業状態フラグテーブル125から作業状態フラグ“2”(=作業中)を抽出する。また、前記完了設定手段112は、前記記憶手段101から、前記管理識別情報5として、例えば、工程コード“2”を読み出す。
そして、前記作業状態フラグ“2”を、前記プリント基板“PB001”に付帯した前記RFIDタグ50のEEPROM57において、前記工程情報18における、該当作業工程“2”(=前記管理識別情報5としての“2”に対応)に対応付けて書込処理する(s201)。この書込処理は、前記通信手段10とリーダライタ20を介して実行する。この書込処理後における前記EEPROM57の工程情報18について、例えば、図4の最下段の例に示している。工程コード“2”の作業状態フラグが“2となった。
こうして、前記プリント基板“PB001”は生産ライン上の各作業工程を巡ることになる。例えば、工程コード“4”の作業工程の開始時において、この工程コード“4”の作業工程に設置されている端末100の変更確認手段110は、前記プリント基板“PB001”に付帯する前記RFIDタグ50に対する読み取り動作を行ったリーダライタ20より、前記RFIDタグ50の格納情報を通信手段107を介して受信する(s202)。また、ここで受信した格納情報が含む前記工程情報18(作業工程順序および各作業工程の識別情報)と、前記記憶手段101から読み出した管理識別情報5たる“4”(=工程コード)とを照合して、前記管理識別情報5たる“4”に対応する作業工程より順序が後の後続作業工程“5”〜“7”を特定する(s203)。
また、前記端末100の変更確認手段110は、この後続作業工程の作業工程順序および識別情報、つまり作業工程順序“5”〜“7”および工程コード“5”、“6”、“7”と、該当プリント基板のプリント基板型式“PB001”(前記RFIDタグ50から得た格納情報に含まれている)とを含む変更確認要求を、前記通信手段107を介して管理サーバ200に送信する(s204)。
一方、前記管理サーバ200の判定手段210は、前記通信手段207を介して変更確認要求を受信し、当該変更確認要求が含む前記プリント基板のプリント基板型式“PB001”および後続作業工程の作業工程順序および識別情報と、前記工程コードテーブル225とを照合する(s205)。これにより、該当プリント基板“PB001”の前記後続作業工程“5”〜“7”について前記工程コードテーブル225で変更が生じている作業工程を判定し、当該判定結果を前記通信手段207を介して前記端末100に送信する(s206)。
例えば上記例であれば、前記判定手段210は、前記プリント基板型式“PB001”の組み立てコード“AA”を前記組み立てコードテーブル226で特定し、この組み立てコード“AA”をキーに、前記工程コードテーブル225から、前記工程コード“5”以降の作業工程の実施要否のデータを読み出す。図3(a)の例の場合、前記判定手段210は、前記組み立てコード“AA”についての工程コード“5”は“○”(=実施要)、同様に工程コード“6”は“○”(=実施要)、工程コード“7”は“○”(=実施要)、のデータを読み出し、これらデータが、いずれも前記RFIDタグ50から得た前記後続作業工程と相違ないと判定できる。他方、前記判定手段210は、前記組み立てコード“AA”についての工程コード“5”〜“7”の各工程の実施要否のデータが、前記RFIDタグ50から得た前記後続作業工程と相違していた場合、変更がある作業工程を特定する。
一方、前記端末100の変更情報出力手段111は、前記通信手段107を介して前記変更確認要求に応じた判定結果を前記管理サーバ200より受信し、当該判定結果が示す前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報を出力インターフェース106に出力する(s207)。この時、前記変更情報出力手段111は、前記判定結果が示す前記後続作業工程“5”〜“7”において変更がある作業工程の識別情報と、前記印字媒体31の印字内容の確認要求とを出力インターフェース106に出力する。
工程コード“4”の当該作業工程における作業員は、前記出力インターフェース106に表示された、変更がある作業工程の識別情報(例えば、工程コード“6”)と、前記印字媒体31の印字内容の確認要求とを認識し、前記工程コード“6”について、前記印字媒体31の印字内容との相違を確認した上で、入力インターフェース105で変更承認の指示を入力することになる。
一方、前記変更情報出力手段111は、前記入力インターフェース105にて、前記変更がある作業工程の書き込み承認指示を受け付けて、前記後続作業工程において変更がある作業工程“6”について変更後の識別情報(ここでは実施要否を“−”=不要)へ書き換える処理を、前記通信手段107を介したリーダライタ20経由で、前記プリント基板“PB001”に取り付けられるRFIDタグ50に対して実行する(s208)。その後、処理は前記ステップs202に戻る。
また前記端末100の未完了警告手段114は、前記プリント基板“PB001”に付帯する前記RFIDタグ50に対する読み取り動作を行ったリーダライタ20より、前記RFIDタグ50の格納情報を通信手段107を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む工程情報18(作業工程順序および各作業工程の識別情報)と、前記記憶手段101から読み出した管理識別情報5たる工程コード“4”とを照合し、前記管理識別情報たる工程コード“4”より順序が前の前作業工程“1”〜“3”を特定する(s209)。
前記未完了警告手段114は、この前作業工程毎の作業状態フラグを前記受信した工程情報18中で特定し、前記前作業工程“1”〜“3”において作業済みのフラグが対応付いていない作業工程があるか判定する(s210)。例えば、工程コード“1”についての作業状態フラグは“3”=つまり作業済み、工程コード“2”についての作業状態フラグは“1”=つまり未作業、であったとすれば、前記未完了警告手段114は、工程コード“2”について作業済みのフラグが対応付いていないと判定できる。
前記未完了警告手段114は、この作業済みフラグが対応付いていない該当作業工程“2”の工程コード“2”を未完了作業工程の情報として出力インターフェース106に出力する(s211)。図8(a)にて、この出力インターフェース106での未完了作業工程の情報表示の例を示している。この図の例では、前記管理識別情報5たる工程コード“4”に対応する工程名“はんだ付け”を自工程コード603として表示し、この工程“はんだ付け”の作業状態については作業区分605として示している。また、未完了作業工程の情報601として、「前工程の表面実装へ戻してください」なるメッセージ表示を行っている。この処理フロー例2は、該当作業対象物が生産ライン上を流れ終わるまで、つまり全ての作業工程について作業済みフラグが設定されるまで継続する。
−−−処理フロー例3−−−
次に、ある作業工程で作業が完了した際の処理について説明する。図7は本実施形態の工程管理方法の処理フロー例3を示す図である。例えば、工程コード“6”の“ワニス”の作業工程が完了した状態を想定する。この場合、前記工程コード“6”の作業工程に設置されている端末100の完了設定手段112は、入力インターフェース105(ないし前記通信手段107を介した他端末)から作業完了通知を受信する(s300)。
この時、前記端末100の完了設定手段112は、前記変更情報出力手段111により前記管理サーバ200から受信した前記判定結果(前記ステップs207で得た結果)が、後続作業工程(この場合は、作業工程“7”)において変更がある作業工程が無いものであり、前記未完了警告手段114による判定で前作業工程(この場合は、作業工程“1”〜“5”)に作業済みフラグが対応付いていない作業工程が無いか(前記ステップs210で判定した結果)、判定する(s301)。
前記完了設定手段112は、後続作業工程において変更がある作業工程が無く、前作業工程に作業済みフラグが対応付いていない作業工程が無いと判定した場合(s301:OK)、前記プリント基板“PB001”に付帯した前記RFIDタグ50に対する、該当作業工程の工程コード“6”に対応付けた作業済みフラグ“3”の書込処理を、前記通信手段10とリーダライタ20を介して実行する(s302)。前記完了設定手段112は、前記作業状態フラグテーブル125から、作業状態フラグとして“3”を抽出し、この作業状態フラグ“3”を前記RFIDタグ50の工程情報18の前記工程コード“5”に対応付けて設定することになる。
また、前記端末100の次作業工程指示手段113は、前記RFIDタグ50の格納情報が含む工程情報18(作業工程順序および各作業工程の識別情報)に基づいて、前記作業済みフラグ“3”の書込処理対象となった前記作業工程“6”の次作業工程の工程コード“7”を特定し、当該次作業工程の工程コード“7”を出力インターフェース106に出力する(s303)。この次作業工程について出力インターフェース106に出力した例を図8(b)に示す。この例では、前記工程コード“6”に対応する作業工程「ワニス」とその作業状態の情報を、自工程コード603および作業区分605として表示している。また、次作業工程“7”に関する情報601として該当作業名「検査」を表示している。こうして、作業工程の作業員らは次の作業工程を確実に確認できる。
したがって本実施形態によれば、作業工程指示の急な変更に対応し、次作業内容の確実な指示が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態の工程管理システムのネットワーク構成図である。 本実施形態における印字媒体の搬送形態例とRFIDタグの構造例を示す図である。 本実施形態における(a)工程コードテーブル、(b)組み立てコードテーブル、(c)作業状態フラグテーブルの各構成例を示す図である。 本実施形態におけるRFIDタグの格納情報例を示す図である。 本実施形態の工程管理方法の処理フロー例1を示す図である。 本実施形態の工程管理方法の処理フロー例2を示す図である。 本実施形態の工程管理方法の処理フロー例3を示す図である。 本実施形態の出力例を示す図である。
符号の説明
10 工程管理システム
12 製品情報
18 工程情報
20、25 RFIDリーダライタ
30 プリンタ装置
31 印字媒体
32 搬送機構
33 印字媒体排出口
34 搬送路
35 移動機構
36 印字手段
50 RFIDタグ
51 RFIDチップ
52 プラスティック筐体
53 プログラム
54 ROM
55 RAM
56 CPU
57 EEPROM
58 通信手段
59 収容構造
60 開口
100 端末
101、201 記憶手段
102、202 プログラム
103、203 RAM(Random Access Memory)
104、204 CPU(Central Processing Unit)
105、205 入力インターフェイス
106、206 出力インターフェイス
107、207 通信手段
110 変更確認手段
111 変更情報出力手段
112 完了設定手段
113 次作業工程指示手段
114 未完了警告手段
127 作業状態フラグテーブル
140 ネットワーク
200 管理サーバ
210 判定手段
211 書込手段
212 印字指示手段
225 工程コードテーブル
226 組み立てコードテーブル

Claims (5)

  1. 他装置と通信する通信手段と、管理対象である作業工程の識別情報たる管理識別情報を記憶する記憶手段とを備え、作業対象物に対する各作業工程が実施される各現場に設置される端末が、
    作業対象物に付帯するRFIDタグに対する読み取り動作を行ったリーダライタより、前記RFIDタグの格納情報を通信手段を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が後の後続作業工程の識別情報を特定し、この後続作業工程の作業工程順序および識別情報と該当作業対象物の情報とを含む変更確認要求を、前記通信手段を介して管理サーバに送信する、変更確認処理を実行し、
    他装置と通信する通信手段と、作業対象物毎の作業工程順序と各作業工程の識別情報とを格納した工程コードテーブルを記憶する記憶手段とを備えた管理サーバが、
    前記通信手段を介して変更確認要求を前記端末から受信し、当該変更確認要求が含む前記作業対象物の情報および後続作業工程の作業工程順序および識別情報と、前記工程コードテーブルとを照合し、該当作業対象物の前記後続作業工程について前記工程コードテーブルで変更が生じている作業工程を判定し、当該判定結果を前記通信手段を介して前記端末に送信する、判定処理を実行し、
    前記端末が、
    前記通信手段を介して前記判定結果を管理サーバより受信し、前記後続作業工程において変更がある作業工程について変更後の識別情報へ書き換える処理を、前記リーダライタ経由で、前記作業対象物に取り付けられるRFIDタグに対して実行する、変更情報出力処理を実行し、
    前記管理サーバと通信可能に結ばれたプリンタ装置が、
    前記管理サーバより印刷指示を受信し、前記RFIDタグに書き込まれる前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報を、印字媒体に印字する印字処理を実行し、
    搬送機構が、
    前記印字処理がされた印字媒体を、前記RFIDタグに収容する媒体収容処理を実行する、
    ことを特徴とする工程管理方法。
  2. 前記端末が、
    入力インターフェースないし前記通信手段を介した他端末から作業完了通知を受信し、作業対象物に付帯した前記RFIDタグに対する、該当作業工程の識別情報に対応付けた作業完了フラグの書込処理を前記通信手段とリーダライタを介して実行する完了設定処理と、
    前記RFIDタグの格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報に基づいて、前記作業完了フラグの書込処理対象となった作業工程の次作業工程の識別情報を特定し、当該次作業工程の識別情報を出力インターフェースに出力する、次作業工程指示処理と、
    を実行することを特徴とする請求項に記載の工程管理方法。
  3. 前記端末が、作業対象物に付帯する前記RFIDタグに対する読み取り動作を行ったリーダライタより、前記RFIDタグの格納情報を通信手段を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が前の前作業工程の識別情報を特定し、この前作業工程毎の作業完了フラグを前記受信した格納情報で特定し、前記前作業工程において前記作業完了フラグが対応付いていない作業工程があれば、該当作業工程の識別情報を未完了作業工程の情報として出力インターフェースに出力する、未完了警告処理を実行することを特徴とする請求項に記載の工程管理方法。
  4. 前記端末が、
    前記変更情報出力処理において、前記管理サーバから受信した前記判定結果が、前記後続作業工程において変更がある作業工程が無いものであり、前記未完了警告処理において、前作業工程に作業完了フラグが対応付いていない作業工程が無いと判定した場合に、前記完了設定処理を実行する、ことを特徴とする請求項に記載の工程管理方法。
  5. 他装置と通信する通信手段と、
    管理対象である作業工程の識別情報たる管理識別情報を記憶する記憶手段と、
    作業対象物に付帯するRFIDタグに対する読み取り動作を行ったリーダライタより、前記RFIDタグの格納情報を通信手段を介して受信し、ここで受信した格納情報が含む作業工程順序および各作業工程の識別情報と、前記記憶手段から読み出した管理識別情報とを照合し、前記管理識別情報に対応する作業工程より順序が後の後続作業工程の識別情報を特定し、この後続作業工程の作業工程順序および識別情報と該当作業対象物の情報とを含む変更確認要求を、前記通信手段を介して管理サーバに送信する、変更確認手段と、
    前記通信手段を介して前記変更確認要求に応じた判定結果を管理サーバより受信し、前記後続作業工程において変更がある作業工程について変更後の識別情報へ書き換える処理を、前記リーダライタ経由で、前記作業対象物に取り付けられるRFIDタグに対して実行する、変更情報出力手段とを備える端末と、
    他装置と通信する通信手段と、
    作業対象物毎の作業工程順序と各作業工程の識別情報とを格納した工程コードテーブルを記憶する記憶手段と、
    前記通信手段を介して変更確認要求を前記端末から受信し、当該変更確認要求が含む前記作業対象物の情報および後続作業工程の作業工程順序および識別情報と、前記工程コードテーブルとを照合し、該当作業対象物の前記後続作業工程について前記工程コードテーブルで変更が生じている作業工程を判定し、当該判定結果を前記通信手段を介して前記端末に送信する判定手段とを備える管理サーバと、
    前記管理サーバより印刷指示を受信し、前記RFIDタグに書き込まれる前記後続作業工程において変更がある作業工程の識別情報を、印字媒体に印字処理する印字手段と、
    前記印字処理がされた印字媒体を、前記RFIDタグに収容する搬送手段と、
    を含むことを特徴とする工程管理システム。
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