JP4142678B2 - 印版収納方法 - Google Patents

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Description

本発明は、印版の保管スペースを小さくすることができる印版収納方法に関する。
近年、印刷機において印刷物を印刷する際には「印版」が使用される。印版は印刷するための版であり、樹脂が基材フィルムに貼り付けられているものである。
印版は、印刷機に使用されていない状態では、ラックに収納されて倉庫に保管される。このような倉庫内で印版を保管する場合、印版とラック(整理棚)とのそれぞれに番号を付して管理することが多い。
具体的には、印版に整理番号(印版ID)を割り振り、倉庫内のラックに対して倉庫内での位置を表わす固定番地を割り振る。そして、整理番号と固定番地とを対応付けてコンピュータ等に記憶して管理する。これにより、整理番号をキーとして、ラックの固定番地を検索可能としている。よって、倉庫内の作業員は、印版が保管されているラックを容易に特定して印版を取出し可能となっている。 なお、倉庫内において、集中保管された多数の印版を取り出して搬送する方法としては、例えば特許文献1に示すものが知られている。
特開平6−238863号公報
しかしながら、上述したような固定番地による印版の管理方法においては、相当な大きさの保管スペースが必要となる。
これは、固定番地に対応するように印版を収納するため、1色印刷であっても印版の保管スペースとして印刷の最大色数分(3色分)の空間を占拠することとなるからである。
例えば、印刷件数が5,300件ある場合に、固定番地により印版を管理すると、5,300件×2cm×3色=318mの幅をもつラックが必要となる。ここでは、1枚の印版を保管するために要する幅を2cmとし、印刷の最大色数を3色として計算している。
これに対し、2色印刷であれば、1回の印刷に対し印版は2枚が必要である。そのため、5,300件×2cm×2色=212mとなり、ラック幅は212mで良いこととなる。
しかし、この場合でも固定番地による印版の管理では、3色分の保管スペースを必要とするので、318−212=106mのラック幅のスペースが有効活用されていないこととなる。
また、図18(A)に示すように、印版5は版胴8という回転体に装着されて使用され、インク転写ロール9から供給されるインクを印刷物1に印刷する。そのため、版胴8から取り外すと、図18(B)に示すように、印版5は、片辺のプラスチック部分5Bを上にして断面を示した場合、ハンコ5Cの側に凸となるように基材フィルム5Aが湾曲した形状となる。特に、凸版印刷の場合には印版5は反って曲がる傾向が強い。
このように、印版5が反った形状(図19(A))となると、印版5を収納する際に、反っていない形状(図19(B))と比べ、保管スペースを余計に確保する必要が生じる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、印版の保管スペースを小さくすることができる印版収納方法を提供することを目的とする。
本発明は、印版を保持するための印版架が、ラックから起動信号を受信する起動信号受信手段と、前記起動信号受信手段が起動信号を受信すると存在信号を発信する発信機とを備え、前記印版架をかけわたすことにより前記印版を保管するラックが、印版搬送サーバ装置から受けた起動信号を前記印版架の前記起動信号受信手段に伝送する起動信号伝送手段を備え、前記印版を搬送するための搬送要求を送信する端末、前記ラックに保管された印版のうち、搬送する印版を識別する印版IDと該搬送先を識別する搬送先IDとを指定するための指定手段と、前記印版IDと該搬送先IDとを含む搬送要求を前記印版搬送サーバ装置に送信するための搬送要求送信手段とを備え、前記印版架を着脱自在に接続して搬送する搬送装置、前記印版搬送サーバ装置により制御され、前記印版架を保持及び搬送可能な搬送手段を備え、前記端末から受信した搬送要求に基づいて、前記搬送装置の動作を制御するための印版搬送サーバ装置印版No及び枝番からなる印版ID、該印版が保管されたラックを識別するラックID、及び該印版を保持する印版架に具備された発信機の存在信号を識別する存在信号IDを対応付けて記憶する記憶手段と、前記端末から受信した搬送要求に基づいて、該搬送要求に含まれる印版IDに対応するラックID及び存在信号IDを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたラックIDに基づいて、対応するラックの起動信号伝送手段に前記起動信号を送信する起動信号送信手段と、前記起動信号の送信後、該起動信号を受けた全ての発信機から発信される存在信号を受信する存在信号受信手段と、前記存在信号受信手段により受信した存在信号のうち、前記抽出された存在信号IDに対応する存在信号に基づいて、発信機の位置を決定する位置決定手段と、前記位置決定手段により決定された発信機の位置に基づいて、この発信機を具備する印版架を前記搬送要求内の搬送先IDに対応する搬送先に搬送するように、前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを備えた印版搬送システムに用いられる印版収納方法であって、前記印版を収納する際に、当該印版を印版架が保持する保持ステップと、前記端末により、この印版を保管するためのラックを指定する指定ステップと、前記印版搬送サーバ装置が、印版No及び枝番からなる印版IDと該印版が保管されるラックを識別するラックIDとを対応付けて前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記搬送装置により、前記ラックIDに対応するラックに、前記印版架を予め決められた一方向に沿って順に収納する収納ステップとを備えた印版収納方法を提供する。
なお、本発明は、各装置の集合体を「システム」として表現したが、これに限らず、各装置毎に「装置」又は「プログラム」として表現してもよく、また、システム又は各装置毎に「方法」として表現してもよい。すなわち、本発明は、任意のカテゴリーで表現可能となっている。
(作用)
本発明は以上のような手段を講じたことにより、印版ID、ラックID及び存在信号IDに基づいて、印版架が具備する発信機の位置を決定し、この位置の印版架を搬送先に搬送する構成により、固定番地によらない保管を実現する。これにより、固定番地による保管とは異なり、使用しない色の印版の保管スペースを不要とするので、印版の保管スペースを小さくすることができる。
本発明によれば、印版の保管スペースを小さくすることができる印版搬送システム、印版搬送サーバ装置、印版搬送プログラムおよび印版収納方法を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の各実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
(1−1.構成)
図1は本発明の第1の実施形態に係る印版搬送システムの構成の一例を示す模式図である。
本実施形態に係る印版搬送システムは、印版5を搬送先である印刷機6に搬送するために、印版架10とラック20・端末30・リニア搬送装置40・印版搬送サーバ50とを備える。
印版5は印刷するための版であり、フィルム5Aにハンコ5C(樹脂)が貼り付けられるものである。本実施形態においては、凸版印刷用の印版が用いられる。また、印版5は、ラック20に懸架可能とするために、印版架10により保持される。具体的には、印版5の一辺の肥大したプラスチック部分5Bが後述する印版架10の印版保持機構11に嵌挿される。なお、印版5の大きさの例を挙げると、厚さtpは2cmであり、幅wpは70cm・80cm・99cm・107.5cmであり、長さLpは100cm〜200cmである(図2参照)。
印版架10は、印版5を保持するために、印版保持機構11とラック接続機構12(起動信号受信手段)・発信機13・アーム接続機構14とを備える。
印版保持機構11は、印版5を着脱自在に保持する機構であり、長手方向に沿ってギャップgが形成された中空の角筒形状からなり、このギャップgにより、印版5を引っかけて保持可能としている。例えば、図3に示すように、印版5における肥大したプラスチック部分5Bを角筒内に挿入すると、幅の狭いギャップ部gにプラスチック部分5Bを引っかけることができるような構造を備えている。これにより、図4(A)から図4(B)に示すように、印版5を印版架10に吊るした状態としつつ、印版架10を持ち上げて搬送することにより、印版5を搬送可能としている。
ラック接続機構12は、ラック20(後述する印版架接続機構22)に電気的に接続される機構であり、例えば印版架10を形成する導電性材料からなり、ラック20から電力の供給および起動信号を受けて発信機13に伝える機能をもっている。例えば、図5におけるR領域において、ラックの支持体25と接触することにより、ラックの支持体25から電力等の供給を受ける。供給された電力は発信機13に伝えられ、起動信号も発信機13に伝送される。
発信機13は、ラック接続機構12から電力の供給と起動信号とを受信すると存在信号を発信するものである。具体的には、ActiveRFIDを用いることができる。
アーム接続機構14は、後述するリニア搬送装置40の搬送アーム41と接続する部位に設けられ、搬送アーム41に着脱自在に接続するための機構である。
ラック20は、電源21及び印版架接続機構22(起動信号伝送手段)を備え、印版架10をかけわたして印版5を収納可能な整理棚である。このラック20は、導電性を有するスチール製の支持体25により組み立てられるものであり、図6(A)・(B)に概念を示すように、平行する2辺L1・L2に印版架10をかけわたすことができるような構造を有するものである。
電源21は、ラック接続機構12に電力を供給するための電源である。電力は、印版架接続機構22(ラックの支持体25の一部)を介して、ラック接続機構12に供給される。
印版架接続機構22は、ラック接続機構12に電気的に接続され、印版搬送サーバ50からパーソナルコンピュータ26を介して受けた起動信号をラック接続機構12に伝送する機構であり、例えば支持体25を形成する導電性材料の導電性から構成されている。
なお、ラック20が印版5を保管するためには、印版架10の厚さを2cmとして、2色印刷で5,300件分の印刷をすることを考えた場合、5,300件×2cm×2色=212mの幅のラックが必要となる。但し、このラック20は、2色印刷の際に、2色印刷に必要な幅があれば良いので、余分な保管スペースが存在しない。 一方、従来のラックにおいては、図7(A)・(B)に示すように、梁の部分Lにアルミ二ウム製の収納用レール(固定番地)があり、そのレール部分に印版のプラスチック部分5Bが送り込まれることにより、印版が固定番地に収納される。この従来のラックでは、2色印刷の際にも、3色分の収納用レールを用意するため、余分な保管スペースが存在している。
端末30は、入力部31(指定手段)及び送信部32を備えている。
入力部31は、作業者の操作により、ラック20に保管された印版5のうち、搬送する印版5を識別する印版IDとその搬送先を識別する搬送先IDとを指定するものである。
ここで、搬送先は、任意の場所であり、通常、印版5を使用する印刷機6a〜6z毎に設定される供給口が指定される。また、搬送先として印刷機6a〜6z以外に廃棄処理場が指定される場合もある。廃棄処理場に搬送された印版5は、廃棄処分される。
送信部32は、入力部31から受けた印版IDとその搬送先IDとを含む搬送要求を印版搬送サーバ50に送信するものである。
この搬送要求は、具体的には、『搬送先ID(要求機種)+印版ID(印版No+枝番)+チェックディジット』の形式で表される情報である。例えば、1112345600等の数字で表される情報である。
ここで、搬送先IDは印刷機6a〜6z毎に割り当てられる数字である。例えば、最上位桁から1−2桁目の数字の11に対して印刷機6iが一対一に対応する。
また、印版IDは印版Noと枝とからなる。印版Noは印版5の管理番号であり、印刷物1a〜1z毎に付与される。従って、2色以上の印刷においては、同じ印版Noの印版が2以上存在する。そこで、そのような場合には、枝番により印版を識別する。
また、チェックディジットは、誤信号に対応するために付け加えられるものである。このチェックディジットは印版Noから求められる。具体的には、印版Noを識別する数字に対して、それぞれの桁に予め設定された数字をかけ合わせて総和を求める。そして、これを予め設定された数字で割り切れるように加える数を、チェックディジットとして採用する。具体的には、印版No=123456の場合には、1×6+2×5+3×4+4×3+5×2+6×1=56となる。これを、7で割り切れるようにするためには、56+0=56、56÷7=8であるので、0を加えることになる。よって、この場合のチェックディジットは0となる。
リニア搬送装置40は、搬送アーム41及び搬送部42を備えている。
搬送アーム41は、アーム接続機構14に着脱自在に接続するものであり、印版搬送サーバ50により昇降及び着脱の制御がなされる。
搬送部42は、印版搬送サーバ50により制御され、搬送アーム41を介して印版架10を搬送する。具体的には、ラック20の上方に、リニア搬送レールが設置される。リニア搬送レールは搬送部42の通行路となっており、搬送部42はリニア搬送レールに沿って移動可能となっている。それゆえ、リニア搬送装置40が印版架10を保持して持ち上げることにより印版5を搬送可能としている。
なお、リニア搬送レールは、図8に概念を示すように、印版5を収納する際の回収口G1から印版5を取り出す際の供給口G2の区間にわたり、ラック20a〜ラック20j,…の上方をリニア搬送装置40が搬送できるように倉庫天井に沿って敷設される。
印版搬送サーバ50は、記憶部51と受信部52・抽出部53・送信部54・位置決定部55・搬送制御部56とを備える。
なお、印版搬送サーバ50は、専用LSI等のハードウェア構成で実現可能であり、またはハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせとしても実現可能となっている。後者の場合、ソフトウェア構成は、予めコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又はネットワークから得られたプログラムがコンピュータにインストールされることにより、印版搬送サーバ50としての各機能が実現される。ハードウェア構成の例としては、CPUやメモリ・ディスク・キーボード・各種インターフェース等が挙げられる。
記憶部51は、抽出部53により読出/書込可能な記憶装置であり、図9に示すように、印版5を識別する印版IDと、その印版5が保管されているラック20を識別するラックIDと、その印版5を保持する印版架10に装着された発信機13の存在信号を識別する存在信号IDとが対応付けて記憶される。また、記憶部51は搬送先IDと搬送先の位置情報とが対応付けて記憶される。
受信部52は、端末30から搬送要求を受信するものであり、受信した搬送要求を抽出部53に送出する。また、受信部52は、後述する起動信号の送信後、その起動信号を受けた全ての発信機13から発信される存在信号を受信する。
抽出部53は、受信部52が搬送要求を受信した場合、その搬送要求に含まれる印版IDに基づいて、ラックIDと存在信号IDとを記憶部51から抽出し、搬送要求に含まれる搬送先IDに基づいて、搬送先位置情報を記憶部51から抽出するものである。抽出されたラックIDは送信部54および位置決定部55に送出され、存在信号ID及び搬送先位置情報は位置決定部55に送出される。また、抽出部53は、印版収納時には、端末30から受信部52を介して受けた印版ID、ラックID及び存在信号IDを互いに関連付けて記憶部51に書き込む機能をもっている。
送信部54は、抽出部53により抽出されたラックIDに基づいて、そのラックIDに対応するラック20の印版架接続機構22に起動信号を送信するものである。
位置決定部55は、受信部52により受信した存在信号のうち、抽出部53により抽出された存在信号IDに対応する存在信号に基づいて、発信機13の位置を決定する。すなわち、印版IDとラックIDと存在信号IDとがテーブルで記憶されているので、存在信号IDから印版IDを求めることができる。これにより、該当する印版のみが応答することができるような確認信号を搬送アーム41から送出することにより、発信機13の位置を求めることができる。また、予め決められた一方向に沿って順番に印版5をラック20に収納する場合、収納された順番の情報から発信機13の位置を求めることができる。また、存在信号の強度等を解析することにより発信機13の位置を決定することもできる。決定された発信機13の位置情報及び前述した搬送先位置情報は、搬送制御部56に送出される。
搬送制御部56は、位置決定部55により決定された発信機13の位置情報に基づいて、この発信機13が装着されている印版架10のアーム接続機構14に接続するように搬送アーム41を制御するものである。また、搬送制御部56は、アーム接続機構14に搬送アーム41が接続した場合、搬送要求に含まれる搬送先IDに対応する搬送先に、印版5を搬送するように、搬送先位置情報に基づいて搬送部42を制御する。
(1−2.動作)
次に、本実施形態に係る印版搬送システムの動作を図10のシーケンス図を用いて説明する。
まず、作業員は、図11に示すように、ラック20pに保管された印版5p1〜5pnのうち、印刷作業に用いる印版5piを指定する(S1)。具体的には、保管されている印版5p1〜5pnの一覧表が端末30に表示され、この表示された一覧表の中から印版5piを入力部31を介して指定する。また、印版5piを指定する際、印版5piを使用する印刷機6iも指定する。これにより、印刷機6iの供給口が印版5piの搬送先として設定される。
続いて、端末30により指定された印版5piと印刷機6iとの情報が、印版IDと搬送先IDとを含む搬送要求の形式で印版搬送サーバ50へ送信される(S2)。
次に、印版搬送サーバ50により、印版5piの印版IDと印刷機6iの搬送先IDとが受信される(S3)。
受信された印版IDに基づいて、印版5piが保管されているラック20pを識別するラックIDと、印版5piが保持されている印版架10piの発信機13piの存在信号を識別する存在信号IDとが抽出部53により記憶部51から抽出される(S4)。
印版搬送サーバ50においては、ラック20pのラックIDに基づいて、ラック20p上の印版5p1〜5pnに装着されている全ての発信機13p1〜13pnが起動状態になるように、起動信号が発信機13p1〜13pnに送信される(S5)。なお、起動信号は、ラック近傍に配置されたパーソナルコンピュータ26及びラック20pを介して発信機13p1〜13pnに送信される。
発信機13p1〜13pnは、起動信号を受け取り、起動状態となる(S6)。
発信機13p1〜13pnは起動すると、存在信号E1〜Enを固有の周期で周囲に発信する(S7)。
その後、発信機13p1〜13pnにより周囲に発信された存在信号E1〜Enは、印版搬送サーバ50により受信される(S8)。
印版搬送サーバ50は存在信号E1〜Enを受信すると、位置決定部55により、抽出部53により抽出された存在信号IDに対応する存在信号Eiを特定する(S9)。しかる後、位置決定部55は、この存在信号Eiに基づいて、該当する発信機13piの位置を決定し、得られた発信機13piの位置情報を搬送制御部56に送出する。
搬送制御部56は、発信器13piの位置情報に基づく制御信号をリニア搬送装置40に送信する(S10)。
次に、リニア搬送装置40は、搬送制御部56の制御信号に基づき、発信機13piの上方の位置へ移動する(S11)。その後、搬送アーム41が発信機13piを備えている印版架10piのアーム接続機構14piと接続する。(S12)。
アーム接続機構14piに搬送アーム41が接続すると、印版搬送サーバ50から制御信号が送信され、搬送先IDに基づいて搬送部42が制御される(S13)。そして、搬送先である印刷機6iの供給口に印版5piが搬送される。
搬送先に印版5piが到達すると、リニア搬送装置40に接続解除指令が送られ、アーム接続機構14piと搬送アーム41とが接続解除する(S14)。
そして、印版5piが印刷機6iの供給口に届けられて、印版架10から印版5piが取り外される(S15)。これによって、作業員が指定した印版5piが印刷機6iまで搬送される。
(1−3.効果)
以上説明したように、本発明に係る印版搬送システムは、印版ID、ラックID及び存在信号IDに基づいて、印版架10が具備する発信機13piの位置を決定し、発信機13piの位置の印版架10piを搬送先に搬送する構成により、固定番地によらない保管を実現する。これにより、固定番地による保管とは異なり、使用しない色の印版の保管スペースを不要とするので、印版の保管スペースを小さくすることができる。
補足すると、印版5p1〜5pnをラック20pにランダムに収納して保管しても、収納した印版5piを特定して取り出すことができる。すなわち、固定番地のように空き番地を作る必要が無く、保管スペースを小さくすることができる。
また、印版5piをランダムに収納しても保管することができるので、印版5p1〜5pnの反った方向を揃えつつ一方向から収納するようにすれば、固定番地による印版の管理方法に比して、保管スペースを小さくすることができる。補足すると、固定番地による印版の管理方法では、印版が湾曲したことにより広がる厚さの分の保管スペースを余計に確保しなければ、印版を収納できない。このため、印版をランダムに収納して管理する方法は、固定番地による管理方法に比して、保管スペースの有効活用を図ることができる。
<第2の実施形態>
図12は本発明の第2の実施形態に係る印版搬送システムにおける印版5の収納方法を説明するための図である。なお、既に説明した部分と同一部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する。また、以下の各実施形態も同様にして重複した説明を省略する。
本実施形態は、第1の実施形態に係る印版搬送システムにおいて、ラック20に印版5を収納する際に、予め決められた一方向に沿って順に収納する構成となっている。
なお、印版5を取り出す時とラック上の印版5を詰める時には、ラック5の支持体25から印版架10を浮上させる。そして、最後尾の印版5nを保持する印版架10pnをリニア搬送装置40により先頭方向に詰めるように移動させる。
印版搬送サーバ50における記憶部51Sは、印版5がラック20に収納される際に、『印版ID・収納日時(年月日日時)・収納順番・通し枚数・使用回数・ラックID』のそれぞれを対応付けて収納管理情報として記憶する。これにより、ラック20に収納した印版5の順番ならびに印版5を取り出したラック20の情報等を抽出することができるようになる。具体的には、図13に概念を示すように、印版5毎に収納年月日とラック20との情報が関連付けられて記憶される。なお、図13において、YY・MM・DD・hh・ddはそれぞれ年・月・日・時・分を表す。
上述したように、本実施形態によれば、印版5をラック20に収納する際に、予め決められた一方向に収納するので、印版5の反った方向に揃えつつ収納すれば、保管スペースを小さくすることができる。
また、本実施形態によれば、印版5に装着された発信機13の故障に対応することができる。補足すると、発信機13が故障している場合は、印版5は存在しているが、存在信号の応答がない状態である。そこで、記憶部51Sに記憶されたラック20の収納順番の情報を利用することにより、発信機が故障した印版の近傍の印版を割り出すことができる。
例えば、印版5p1・5p2・5p3・5p4・5p5がラック20pに収納されているという情報が記憶部51Sに記憶されているとする。そして、印版5p3の発信機13p3が故障したとする。このような場合、印版5p2をリニア搬送装置40で取り出すと、記憶部51Sに記憶された情報は、印版5p1・5p3・5p4・5p5がラック20に収納されているという情報に更新される。すなわち、印版5p2・5p4の近傍に、故障した印版5p3が存在していたのが、印版5p1・5p4の近傍に存在していると特定することができるようになる。
このように、一方向に印版を収納しているので、不測の事態により発信機13p3が故障した場合であっても、作業員により容易に印版5p3の位置を確認することができる。
また、本実施形態に係る印版搬送システムによれば、印版5を収納する際にはランダムに収納し、印版5を取り出す際にはリニア搬送装置20を用いて取り出すことができるので、印版5の収納および取り出しを容易に行うことができる。
補足すると、新しい印版(新版)を収納したり、古い印版の変更(改版)するために取り出したりする作業は、頻繁に行われる。具体的には、月に400件程度行われることがある。そのため、印版5の廃棄処分を作業員が実行すると多大な労力が必要となる。
なお、新しい印版(新版)を登録する場合は、印版室という機種を搬送先として設定することにより、印版室に収納するようにする。この印版室はラックが設置されている倉庫であり、印版をラックに収納するための作業を行う場所である。また、印版の内容の変更する場合は、印版室から印版5を取り出して印版の内容を変更した後、新しい印版Noを発番する。そして、新版と同様の処理を行い印版室に搬送する。
<第3の実施形態>
図14は本発明の第3の実施形態に係る印版搬送システムの構成を示す模式図である。
本実施形態は、第1の実施形態に係る印版搬送システムにおいて、ラック20に印版5を収納する前に、印版搬送サーバ50およびラック20においてラック20の使用率を算出する構成となっている。
具体的にはラック20はコンピュータ26を個別に具備しており、各コンピュータ26はラック管理部23とラック算出部24とを備える。
ラック管理部23は、印版5の入庫情報と出庫情報とを印版IDに基づいて記憶して管理するものであり、ラック算出部23から参照可能となっている。
ラック算出部24は、ラック管理部23に記憶されている情報に基づいて、ラック20の使用率を計算するものである。ここで、使用率とは、ラックに収納可能な最大の印版の数に対する既に収納した印版の数をいう。ラック20の使用率が予め設定された許容範囲内であれば、印版搬送サーバ50からの収納要求に対して、受入許可通知を返信する。一方、許容範囲外であれば、ラック算出部24は、受入不許可通知を印版搬送サーバ50に返信する。
印版搬送サーバ50は、サーバ算出部57をさらに備える。
サーバ算出部57は、印版を収納する前に、予め抽出部53を介して記憶部51Sを参照し、ラック20に収納されている印版5の数に基づいて、ラック20の使用率を計算するものであり、算出結果に基づいて印版収納要求を送信部54を介してラック20に送信する機能をもっている。例えば、ラック20の使用率が予め設定された許容範囲内にあるときは、印版5をラック20に収納する際に、印版搬送サーバ50は印版収納要求をラック20に送信可能になる。一方、ラックの使用率が予め設定された許容範囲内に無いときは、印版収納要求を送信できなくなる。具体的に使用率が許容範囲内にあるか否かは、使用率と許容値(許容範囲の境界の値)との比較により判定される。
次に、本実施形態に係る印版搬送システムの動作を説明する。
まず、印版5piをラック20pに収納するために、印版5piを印版架10piにより保持されるようにする。
続いて、印版架10piをリニア搬送装置40と接続する。
次に、搬送先のラック20pを端末30により指定する。指定されたラック20pのラックIDは端末30から印版搬送サーバ50に送信される。
印版搬送サーバ50は、ラックIDを受信すると、ラック20pの使用率を計算する。計算した使用率の値が予め設定された値より小さければ、ラック20pに印版収納要求を送信する。
一方、使用率の値が予め設定された値以上のときは、端末30に、当該ラック20pには収納不可能な旨を返信する。また、同時に他のラックについても使用率を算出し、倉庫内の全てのラック20a〜20zにおいて収納不可能である場合には、端末30もしくは事務処理を行う基幹サーバ等に「ラックを増設してください」等のエラーメッセージを送信する。
次に、印版搬送サーバ50から印版収納要求(ラック20pへいれます)が送信されて、ラック20pがその印版収納要求を受信した場合、ラック管理部23により、ラック20pに印版5piを新たに受け入れることができるか否かが判断される。ラック算出部24は、印版収納要求に含まれるラックIDに対応するラック20pの使用率を算出する。
続いて、ラック算出部24により算出された使用率の値とラック管理部23に設定されている許容値とが比較される。
比較の結果、使用率の値が許容値以下の場合には、受入許可通知(ラック20p受け取りました)を印版搬送サーバ50に返信する。
一方、許容値を超える場合には、受入不許可通知を印版搬送サーバ50に返信する。この場合には、印版搬送サーバ50は、端末30の表示画面に「ラック20pはいっぱいです。ほかのラックを選んで下さい。」等の文言が表示されるようなデータを送信する。
まとめると、図15に示すように、メッセージのやりとりが行われる。
以上説明したように、本実施形態に係る印版搬送システムによれば、印版5を収納する際に、印版搬送サーバ50とラック20とにおいて、ラック20の使用率を算出している。これにより、ラック20の収納状況を管理しながら印版5を保管することができる。
すなわち、使用率が低くならないように印版5をラック20に収納することにより、印版5の保管スペースを有効活用することができる。
<第4の実施形態>
本実施形態は、印刷工場全体のシステムと印版搬送システムとを組み合わせている。具体的には、印刷工場全体の基幹サーバ100と進捗管理サーバ110と印版搬送サーバ50とを組み合わせる。
図16は本実施形態に係る印刷工場全体のシステムの構成の一例を示す模式図である。
基幹サーバ100は、印刷物1の受注や製造計画・出荷・売上・売掛金を管理するサーバである。
進捗管理サーバ110は、製造計画の進捗状況ならびに実績を管理するサーバである。進捗管理サーバ110は、基幹サーバ100から製造計画データをダウンロードする。製造計画データの中には印版IDが含まれており、予め印刷の各工程における作業とその順番とを決定しているデータである。この印版IDに基づき、印版5は、印刷作業前に、印刷機6のところへ搬送される。このように、進捗管理サーバ110は、作業の変更を含め、実際の作業を反映するものである。
次に、本実施形態に係る印版搬送システムの動作について図17を用いて説明する。
まず、操作者は端末30を介して進捗管理サーバ110にアクセスする(T1)。続いて、製造計画データを基幹サーバ100からダウンロードする(T2)。そして、この製造計画データに基づき、進捗管理サーバ110から印版搬送サーバ50に印版5の搬送要求が送信される(T3)。
続いて、印版搬送サーバ50は収納されているラック20に対し、搬送要求を送信する(T4)。
この後は、第1の実施形態で説明した動作と同様の処理が実行されて、印版5が印刷機6の供給口に搬送される(T5・T6)。
上述したように、印版搬送サーバ50と、印刷工場全体の基幹サーバ100および進捗管理サーバ110とを組み合わせることができるので、印版搬送システムは既存の印刷工場の設備に容易に組み込むことができる。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る印版搬送システムの構成の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る印版5の構造を説明するための図である。 第1の実施形態に係る印版架10の構造を説明するための図である。 第1の実施形態に係る印版5を取り出す状態を説明するための図である。 第1の実施形態に係るラック接続機構12の構造を説明するための図である。 第1の実施形態に係るラック20の構造を説明するための図である。 従来のラックの構造を説明するための図である。 第1の実施形態に係るリニア搬送レールの概念を説明するための図である。 第1の実施形態に係る記憶部の構成を示す模式図である。 第1の実施形態に係る印版搬送システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施形態に係る動作における印版の保管状況を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る印版搬送システムにおける印版5の収納方法を説明するための図である。 第2の実施形態に係る記憶部51Sに記憶される収納管理情報の概念を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る印版搬送システムの構成を示す模式図である。 本発明の第3の実施形態に係る端末30と印版搬送サーバ50とラック20とにおけるメッセージのやりとりを説明するための図である。 本発明の第4の実施形態にかかる印刷工場全体のシステムの構成の一例を示す模式図である。 第4の実施形態に係る印版搬送システムの動作を説明するための図である。 従来の印版5が版胴8に使用されている状態を説明するための図である。 従来の印版5の屈曲した形状を説明するための図である。
符号の説明
1…印刷物、5…印版、6…印刷機、8…版胴、10…印版架、11…印版保持機構、12…ラック接続機構、13…発信機、14…アーム接続機構、20…ラック、21…電源、22…印版架接続機構、23…ラック管理部、24…ラック算出部、25…支持体、26…コンピュータ、27…サーバ算出部、30…端末、31…入力部、32…送信部、40…リニア搬送装置、41…搬送アーム、42…搬送部、50…印版搬送サーバ、51…記憶部、52…受信部、53…抽出部、54…送信部、55…位置決定部、56…搬送制御部、100…基幹サーバ、110…進捗管理サーバ。

Claims (3)

  1. 印版を保持するための印版架が、ラックから起動信号を受信する起動信号受信手段と、前記起動信号受信手段が起動信号を受信すると存在信号を発信する発信機とを備え、
    前記印版架をかけわたすことにより前記印版を保管するラックが、印版搬送サーバ装置から受けた起動信号を前記印版架の前記起動信号受信手段に伝送する起動信号伝送手段を備え、
    前記印版を搬送するための搬送要求を送信する端末、前記ラックに保管された印版のうち、搬送する印版を識別する印版IDと該搬送先を識別する搬送先IDとを指定するための指定手段と、前記印版IDと該搬送先IDとを含む搬送要求を前記印版搬送サーバ装置に送信するための搬送要求送信手段とを備え、
    前記印版架を着脱自在に接続して搬送する搬送装置、前記印版搬送サーバ装置により制御され、前記印版架を保持及び搬送可能な搬送手段を備え、
    前記端末から受信した搬送要求に基づいて、前記搬送装置の動作を制御するための印版搬送サーバ装置印版No及び枝番からなる印版ID、該印版が保管されたラックを識別するラックID、及び該印版を保持する印版架に具備された発信機の存在信号を識別する存在信号IDを対応付けて記憶する記憶手段と、前記端末から受信した搬送要求に基づいて、該搬送要求に含まれる印版IDに対応するラックID及び存在信号IDを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたラックIDに基づいて、対応するラックの起動信号伝送手段に前記起動信号を送信する起動信号送信手段と、前記起動信号の送信後、該起動信号を受けた全ての発信機から発信される存在信号を受信する存在信号受信手段と、前記存在信号受信手段により受信した存在信号のうち、前記抽出された存在信号IDに対応する存在信号に基づいて、発信機の位置を決定する位置決定手段と、前記位置決定手段により決定された発信機の位置に基づいて、この発信機を具備する印版架を前記搬送要求内の搬送先IDに対応する搬送先に搬送するように、前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを備えた印版搬送システムに用いられる印版収納方法であって
    前記印版を収納する際に、当該印版を印版架が保持する保持ステップと、
    前記端末により、この印版を保管するためのラックを指定する指定ステップと、
    前記印版搬送サーバ装置が、印版No及び枝番からなる印版IDと該印版が保管されるラックを識別するラックIDとを対応付けて前記記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記搬送装置により、前記ラックIDに対応するラックに、前記印版架を予め決められた一方向に沿って順に収納する収納ステップと、
    を備えたことを特徴とする印版収納方法。
  2. 印版を保持するための印版架が、ラックから起動信号を受信する起動信号受信手段と、前記起動信号受信手段が起動信号を受信すると存在信号を発信する発信機とを備え、
    前記印版架をかけわたすことにより前記印版を保管するラック版搬送サーバ装置から受けた起動信号を前記印版架の前記起動信号受信手段に伝送する起動信号伝送手段を備え、
    前記印版を搬送するための搬送要求を送信する端末、前記ラックに保管された印版のうち、搬送する印版を識別する印版IDと該搬送先を識別する搬送先IDとを指定するための指定手段と、前記印版IDと該搬送先IDとを含む搬送要求を前記印版搬送サーバ装置に送信するための搬送要求送信手段とを備え、
    前記印版架を着脱自在に接続して搬送する搬送装置、前記印版搬送サーバ装置により制御され、前記印版架を保持及び搬送可能な搬送手段を備え、
    前記端末から受信した搬送要求に基づいて、前記搬送装置の動作を制御するための印版搬送サーバ装置印版No及び枝番からなる印版ID、該印版が保管されたラックを識別するラックID、及び該印版を保持する印版架に具備された発信機の存在信号を識別する存在信号IDを対応付けて記憶する記憶手段と、前記端末から受信した搬送要求に基づいて、該搬送要求に含まれる印版IDに対応するラックID及び存在信号IDを前記記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたラックIDに基づいて、対応するラックの起動信号伝送手段に前記起動信号を送信する起動信号送信手段と、前記起動信号の送信後、該起動信号を受けた全ての発信機から発信される存在信号を受信する存在信号受信手段と、前記存在信号受信手段により受信した存在信号のうち、前記抽出された存在信号IDに対応する存在信号に基づいて、発信機の位置を決定する位置決定手段と、前記位置決定手段により決定された発信機の位置に基づいて、この発信機を具備する印版架を前記搬送要求内の搬送先IDに対応する搬送先に搬送するように、前記搬送手段を制御する搬送制御手段とを備えた印版搬送システムに用いられる印版収納方法であって
    前記印版を収納する際に、当該印版を印版架が保持する保持ステップと、
    前記端末により、この印版を保管するためのラックを指定する指定ステップと、
    前記印版搬送サーバ装置が、前記指定ステップにより指定されたラックに収納されている印版の数に基づいて、該ラックの使用率を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップの結果、前記印版の使用率が予め設定された許容範囲より小さい場合に、前記搬送装置により、前記印版を前記ラックに収納する収納ステップと、
    前記収納ステップにより前記印版が収納される場合、前記印版搬送サーバ装置が、該印版を識別する印版IDと該印版が保管されるラックを識別するラックIDとを対応付けて前記記憶手段に記憶する記憶ステップと
    を備えたことを特徴とする印版収納方法。
  3. 請求項に記載の印版収納方法において、
    前記算出ステップは、
    前記印版搬送サーバ装置によりラックの使用率を算出する第1算出ステップと、
    前記ラックに具備された使用率算出手段により、当該ラックに収納されている印版の数に基づいて、ラックの使用率を算出する第2算出ステップと
    を含んでいることを特徴とする印版収納方法。
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